JP6787120B2 - バックテンション付与機構 - Google Patents

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Description

本発明は、印字装置に取り付けられるインクリボンカセットに収容されるインクリボンのたるみを防止するバックテンションを付与するバックテンション付与機構に関する。
従来より、印字装置としてサーマルヘッドが用いられる熱転写型のプリンタでは、インクリボンカセットが着脱可能に装着されるプリンタが提案されている。インクリボンカセットが装着されるプリンタは、印字媒体を搬送するプラテンローラと、印刷を行うサーマルヘッド等の印刷ヘッドが対向配置される構成となっており、印字媒体の装着時は、プラテンローラ又は印刷ヘッドを退避させて、プラテンローラと印刷ヘッドの間に印字媒体を装着するような構成となっている。
このように、印字媒体の装着のために、プラテンローラ又は印刷ヘッドを退避させる構成のプリンタでは、インクリボンカセットから引き出されて、プラテンローラと印刷ヘッドの間に挟持されたインクリボンが弛むことによって、印字媒体を汚したり、印字部の文字が切れてしまう等の不具合が発生する。インクリボンカセットから引き出されるインクリボンの弛みの発生を抑制する従来技術として、特許文献1には、インクリボンカセット内にインクリボンにテンションを掛ける部材が設けられたインクリボンカセットについて、開示されている。
特開2011−235460号公報
しかしながら、プラテンローラの高さに対して印字媒体のチューブ内径が大きくなるほど、依然としてインクリボンにしわが発生し易くなっていた。このため、当該しわがチューブに転写して、チューブを汚したり、印字部にしわが発生することによって文字が切れてしまう等の不具合が発生する問題があった。特に、印字媒体が内径8mm以上の大径化したチューブの場合でも、インクリボンの弛みやしわの発生を抑制することが望まれていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、印字媒体の内径が大径化したチューブの場合でも、インクリボンの弛みやしわの発生を抑制することの可能な、新規かつ改良されたバックテンション付与機構を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、印字装置に取り付けられるインクリボンカセットに収容されるインクリボンにバックテンションを付与するバックテンション付与機構であって、前記インクリボンカセットに収容され、前記インクリボンを繰り出す繰出側リボンコアと、前記インクリボンカセットに収容され、前記繰り出し側リボンコアから繰り出されたインクリボンを巻き取る巻取側リボンコアと、前記インクリボンカセットを前記印字装置に取り付ける際に、前記繰出側リボンコアに挿入されるインクリボンギアと、前記インクリボンギアを前記繰出側リボンコアに挿入した際に、前記インクリボンギア又は前記繰出側リボンコアの何れかの回転運動を制動する制動手段と、を備え、前記制動手段は、前記繰出側リボンコアと前記インクリボンギアとの間に介在させて設けられる制動用アタッチメントであり、該制動用アタッチメントは、前記インクリボンギアを前記繰出側リボンコアに挿入した際に、前記インクリボンギアを押圧して該インクリボンギアの回転運動を制動することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、インクリボンギアを繰出側リボンコアに挿入した際に、制動手段によってインクリボンギア又は繰出側リボンコアの何れかの回転運動が制動されるので、インクリボンのバックテンションを更に増大させることによって、インクリボンの弛みやしわの発生を抑制できる。
また、本発明の一態様では、前記制動用アタッチメントは、前記インクリボンギアの軸部に貫通させて設けられる環状部材であり、前記繰出側リボンコアと前記インクリボンギアの前記軸部の基端側に設けられるフランジ部との間を介在して設けられることとしてもよい。
このようにすれば、制動用アタッチメントをインクリボンギアの軸部に取り付けることによって、インクリボンギアの回転運動を容易に制動できるので、インクリボンのバックテンションを更に増大させて、インクリボンの弛みやしわの発生を抑制できる。
また、本発明の一態様では、印字装置に取り付けられるインクリボンカセットに収容されるインクリボンにバックテンションを付与するバックテンション付与機構であって、前記インクリボンカセットに収容され、前記インクリボンを繰り出す繰出側リボンコアと、前記インクリボンカセットに収容され、前記繰り出し側リボンコアから繰り出されたインクリボンを巻き取る巻取側リボンコアと、前記インクリボンカセットを前記印字装置に取り付ける際に、前記繰出側リボンコアに挿入されるインクリボンギアと、前記インクリボンギアを前記繰出側リボンコアに挿入した際に、前記インクリボンギア又は前記繰出側リボンコアの何れかの回転運動を制動する制動手段と、を備え、前記制動手段は、前記インクリボンカセット内に前記繰出側リボンコアを押圧可能に設けられる弾性部材であり、該弾性部材は、前記インクリボンギアを前記繰出側リボンコアに挿入した際に、前記繰出側リボンコアを押圧して該繰出側リボンコアの回転運動を制動し、前記弾性部材の基端側には、前記繰出側リボンコアへの押圧力を調整可能な調整レバーが設けられることを特徴とする。
このようにすれば、調整レバーによって容易にインクリボンのバックテンションを変更できるので、インクリボンの弛みやしわの発生を抑制し易くなる。
以上説明したように本発明によれば、制動手段によってインクリボンのバックテンションを更に増大させられるので、印字媒体の内径が大径化したチューブの場合でも、インクリボンの弛みやしわの発生を容易に抑制できる。
本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構が設けられる印字装置の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構が設けられる印字装置に取り付けられるインクリボンカセットの一例を示す平面図である。 (A)は、本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構の一例を示す斜視図であり、(B)は、本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構の制動手段の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構が設けられる印字装置にインクリボンカセットを取り付けていない状態の要部の一例を示す平面図である。 図4のA−A線断面図である。 本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構が設けられる印字装置にインクリボンカセットを取り付けた状態の要部の一例を示す平面図である。 図6のB−B線断面図である。 本発明の他の実施形態に係るバックテンション付与機構の一例を示す断面図である。 (A)は、本発明の他の実施形態に係るバックテンション付与機構の変形例の一例を示す断面図であり、(B)は、本発明の他の実施形態に係るバックテンション付与機構の他の変形例の一例を示す断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
まず、本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構が設けられる印字装置の構成について、図面を使用しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構が設けられる印字装置の一例を示す斜視図である。なお、図1では、本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構が設けられる印字装置の一例として、蓋部が開放した状態を示す。
本実施形態の印字装置100は、図1に示すように、表示部102と操作部104を備えた筐体106の内部に、選択的にセットされるチューブ又はテープ、記名板等の長尺状の印字媒体に印刷を行う機構を備える。表示部102は、液晶等の表示画面からなり、操作部104で入力した文字等を表示する機能を有する。操作部104は、複数の操作ボタンを有するキーボードから構成され、印字媒体への文字や数字、符号の入力等の印字装置100の各種操作をする機能を有する。筐体106には、インクリボンカセット110や印字媒体を取り付ける際に開閉可能な蓋部108が設けられている。
印字装置100は、印字媒体に所定の印刷処理を行う機構として、図1に示すように、印字媒体となるチューブとテープカセットが選択的にセットされるカセットホルダ部120と、インクリボンカセット110がセットされるリボンホルダ部121を備える。カセットホルダ部120とリボンホルダ部121は、樹脂等からなる一体成形品であり、例えば、金属板で構成されるロアプレート124に取り付けられる。また、カセットホルダ部120は、印字媒体が所定内径以下のチューブや記名板の場合には、当該印字媒体を所望の位置に誘導するための誘導アタッチメントが設置可能に構成されている。
印字装置100は、カセットホルダ部120にセットされたチューブ、テープカセットから繰り出されたテープ、又は記名板等の長尺状の印字媒体を搬送するプラテンローラ122と、プラテンローラ122で搬送されるチューブ、テープ、又は記名板等の印字媒体に印字を行うサーマルヘッド123を備える。
プラテンローラ122は、搬送手段の一例で、不図示のモータの駆動力が伝達されて回転する。ここで、プラテンローラ122を駆動するモータの駆動力は、インクリボンカセット110のインクリボン110a(図2参照)を巻き取る巻取側リボンコア112(図2参照)を駆動する巻取り軸にも伝達され、プラテンローラ122の回転とインクリボン110aの送りが同期して行われる。
サーマルヘッド123は、印字手段の一例であり、発熱体が設けられる部位がプラテンローラ122の円周面に対向して配置される。印字装置100は、サーマルヘッド123のスライド動作又は回転動作等により、サーマルヘッド123がプラテンローラ122に対して近づく方向と離れる方向に移動可能な構成となっている。本実施形態では、印字装置100は、枠部123aに支持されるサーマルヘッド123が軸部123bを支点とした回転動作によって、プラテンローラ122の円周面に対して近づく方向と離れる方向に移動可能に構成されている。
本実施形態では、サーマルヘッド123は、軸部123bを支点とした回転動作でプラテンローラ122の円周面に対して近づく方向に移動する。これにより、サーマルヘッド123とプラテンローラ122との間に、インクリボンとチューブ、テープ、又は記名板等の印字媒体が挟持されて、当該チューブ、テープ、又は記名板等の印字媒体に印刷が可能な状態となる。また、サーマルヘッド123は、軸部123bを支点とした回転動作によって、プラテンローラ122の円周面に対して離れる方向に移動して退避し、チューブ、テープ、又は記名板等の印字媒体のセットが可能な状態となる。
また、本実施形態の印字装置100は、サーマルヘッド123をプラテンローラ122に押圧させると共に、サーマルヘッド123をプラテンローラ122から退避させるヘッド移動機構130を備える。ヘッド移動機構130は、サーマルヘッド123を移動させる不図示のヘッドスライダと、当該ヘッドスライダを移動させる不図示のヘッド移動カムと、当該ヘッド移動カムを回転させて、ヘッドスライダを移動させるヘッド移動レバー132を備え、サーマルヘッド123を移動させることによって、プラテンローラ122に対するサーマルヘッド123の押圧・退避の動作を行う。
さらに、本実施形態の印字装置100は、サーマルヘッド123の上流側には、案内部128から案内された印字媒体となるチューブや記名板の搬送距離となる送り量を検出する送り量検出ローラ125と、案内部125から案内された印字媒体を押さえるために、当該送り量検出ローラ125に対向する位置に設けられる押さえローラ126が設けられている。送り量検出ローラ125と押さえローラ126は、ヘッド移動レバー132と不図示のリンク機構で連結され、ヘッド移動レバー132の操作で、押さえローラ126が送り量検出ローラ125から退避して、押さえローラ126と送り量検出ローラ125との間にチューブセット用の空間が形成される。
また、送り量検出ローラ125及び押さえローラ126の上流側には、案内部128から案内された印字媒体がチューブの場合に当該チューブへの印字が擦れることを防止するために、チューブを暖めるチューブウォーマ129が設けられている。一方、サーマルヘッド123の下流側には、印刷媒体をハーフカットするための不図示のハーフカット機構が設けられている。
次に、本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構が設けられる印字装置に取り付けられるインクリボンカセットの構成について、図面を使用しながら説明する。図2は、本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構が設けられる印字装置に取り付けられるインクリボンカセットの一例を示す平面図である。
本実施の形態のインクリボンカセット110は、図2に示すように、インクリボン110aが巻きつけられ、インクリボン110aを繰り出す繰出側リボンコア111と、当該繰出側リボンコア111から繰り出されたインクリボン110aが巻き取られる巻取側リボンコア112を備える。
また、インクリボンカセット110は、繰出側リボンコア111から繰り出されるインクリボン110aをガイドする第1のガイド部材となるガイドローラ113と、巻取側リボンコア112に巻き取られるインクリボン110aをガイドする第2のガイド部材となるガイドローラ114を備える。
インクリボンカセット110は、繰出側リボンコア111と巻取側リボンコア112が並列して収納される形状を有したケース115を備え、繰出側リボンコア111及び巻取側リボンコア112がケース115に回転可能に取り付けられている。
また、インクリボンカセット110は、繰出側リボンコア111から繰り出されるインクリボン110aの搬送経路に沿って突出する繰り出し側のガイド部116がケース115に形成され、当該ガイド部116の先端にガイドローラ113が回転可能に取り付けられている。
更に、インクリボンカセット110は、巻取側リボンコア112に巻き取られるインクリボン110aの搬送経路に沿って突出する巻き取り側のガイド部117がケース115に形成され、当該ガイド部117の先端にガイドローラ114が回転可能に取り付けられている。
インクリボンカセット110は、繰り出し側のガイド部116と巻き取り側のガイド部117の間に形成された空間で構成されるリボン引き出し部118を備える。インクリボンカセット110は、繰出側リボンコア111から繰り出されて巻取側リボンコア112で巻き取られるインクリボン110aがガイドローラ113とガイドローラ114の間に張られる形態でリボン引き出し部118に露出する。
インクリボンカセット110は、印字装置100にセットされると、サーマルヘッド123(図1参照)がリボン引き出し部118に挿入され、サーマルヘッド123とプラテンローラ122(図1参照)の間に印字媒体とインクリボン110aを挟持する動作で、インクリボン110aがリボン引き出し部118から引き出される。また、巻取側リボンコア112が駆動されることで、巻取側リボンコア112にインクリボン110aが巻き取られると共に、繰出側リボンコア111からインクリボン110aが繰り出され、インクリボン110aが搬送される。
インクリボンカセット110は、リボン引き出し部118から引き出されるインクリボン110aのたるみを取ると共に、繰出側リボンコア111から繰り出されるインクリボン110aにテンションを掛けるたるみ取りレバー119を備える。
インクリボンカセット110は、インクリボン110aの搬送方向に対して繰り出し側のガイドローラ113の上流側の搬送経路、すなわち、繰出側リボンコア111から繰り出され、ガイドローラ113でリボン引き出し部118へガイドされるインクリボン110aの搬送経路にたるみ取り部材としてのたるみ取りレバー119が設けられる。
たるみ取りレバー119は、先端側に摩擦部材としてのスポンジ119aが貼り付けられ、基端側が軸部119bに支持されて、ケール115に取り付けられ、軸部119bを支点とした回転動作で変位可能となっている。そして、たるみ取りレバー119の先端側のスポンジ119aと対向する部位に樹脂からなる当接部119cが設けられ、繰出側リボンコア111から繰り出されるインクリボン110aをたるみ取りレバー119のスポンジ119aと樹脂からなる当接部119cを挟持して、インクリボン110aのたるみを解消している。
本実施形態では、たるみ取りレバー119の先端側のスポンジ119aと当接部119cとの隙間を変更して、インクリボン110aの繰り出し抵抗を増加させて、印字媒体毎にインクリボン110aのバックテンションを変更可能にしている。
次に、本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構の構成について、図面を使用しながら説明する。図3(A)は、本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構の一例を示す斜視図であり、図3(B)は、本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構の制動手段の一例を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構150は、印字装置100(図1参照)に取り付けられるインクリボンカセット110に収容されるインクリボン110aにバックテンションを付与する機能を有する。本実施形態では、インクリボン110aを繰り出す繰出側リボンコア111に挿入されるインクリボンギア121aに、インクリボンギア121aの回転運動を制動する制動手段となる環状の制動用アタッチメント152を取り付けることによって、バックテンション付与機構150が構成される。
リボンホルダ部121には、図3(A)示すように、インクリボン110aを繰り出す繰出側リボンコア111に挿入されるインクリボンギア121aと、インクリボン110aを巻き取る巻取側リボンコア112に挿入されるインクリボンギア121bが設けられている。これらのインクリボンギア121a、121bの外周面側には、インクリボンギア121aの長さ方向に沿ってそれぞれ形成されたリブ121a1、121b1が3つずつ等間隔となるように設けられている。なお、リブ121a1、121b1の数は、3つに限定されず、インクリボンギア121a、121bが繰出側リボンコア111、巻取側リボンコア112にそれぞれ係止して駆動力を伝達し易くするために、少なくとも1つ以上設けられていればよい。
制動用アタッチメント152は、図3(B)に示すように、中央側に開口部152aが設けられる円板形状の環状部材であり、図3(A)に示すように、インクリボンギア121aの軸部121a2に貫通させて設けられる。制動用アタッチメント152は、図3(B)に示すように、底面側の本体部152bに対して、頂面側にフランジ部152cが設けられる構成となっており、開口部152aの内側には、インクリボンギア121aの軸部121a2の外周面側に形成された各々のリブ121a1に嵌合可能な溝部152dが3つ設けられている。なお、溝部152dの数は、3つに限定されず、インクリボンギア121aに形成されたリブ121a1の数に応じて設けられていればよい。
このように、本実施形態では、インクリボンギア121aの軸部121a2に制動用アタッチメント152を貫通させて設けることによって、インクリボンギア121aの軸部121a2を繰出側リボンコア111に挿入した際に、制動用アタッチメント152によってインクリボンギア121aの回転運動が制動されるようになる。このため、インクリボンギア121aの軸部121a2が挿入される繰出側リボンコア111の回転速度が巻取側リボンコア112よりもが遅くなるので、インクリボン110aのバックテンションを更に増大させることによって、インクリボン110aの弛みやしわの発生を抑制できるようになる。
次に、本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構の動作について、図面を使用しながら説明する。図4は、本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構が設けられる印字装置にインクリボンカセットを取り付けていない状態の要部の一例を示す平面図であり、図5は、図4のA−A線断面図である。また、図6は、本発明の一実施形態に係るバックテンション付与機構が設けられる印字装置にインクリボンカセットを取り付けた状態の要部の一例を示す平面図であり、図7は、図6のB−B線断面図である。
インクリボンギア121aは、図5に示すように、軸部121a2の外周面にリブ121a1が設けられ、基端側には、フランジ部121a3が設けられている。また、インクリボンギア121aの軸部121a2の中心線に沿って形成された貫通孔部121a4には、スタッド部121cが設けられている。スタット部121cは、筒状の本体部121d1と当該本体部121d1の基端側に設けられるフランジ部121d2から構成される支持部材121dに支持されている。このようにして、インクリボンギア121aは、スタッド部121cを中心に回転可能に構成されている。
本実施形態では、印字対象となる印字媒体がプラテンローラの高さに対して内径の大径化したチューブの場合に、図4に示すように、繰出側リボンコア111に挿入させるインクリボンギア121aの軸部121a2に制動用アタッチメント152を貫通させて設ける。このように制動用アタッチメント152を設けることによって、図5に示すように、インクリボンギア121aの軸部121a2の基端側とフランジ部121a3の内側が制動用アタッチメント152内周面及び底面に当接するようになる。
このように、制動用アタッチメント152をインクリボンギア121aの軸部121a2に貫通させて設けた状態で図6に示すように、リボンホルダ部121にインクリボンカセット110を取り付けると、図7に示すように、制動用アタッチメント152がインクリボンカセット110に押圧される。そして、インクリボンカセット110に押圧された制動用アタッチメント152の内周面及び底面によって、インクリボンギア121aの軸部121a2の基端側とフランジ部121a3の内側が押圧されるようになる。
制動用アタッチメント152の内周面及び底面によって、インクリボンギア121aの軸部121a2の基端側とフランジ部121a3の内側が押圧されると、図7に示すように、インクリボンギア121aの軸部121a2の基端側底面の内側でスタット部121cの基端側凸部121c1を押圧する。このように、インクリボンギア121aの軸部121a2の基端側底面の内側でスタット部121cの基端側凸部121c1が押圧されることによって、スタット部121cに対するインクリボンギア121aの回転動作が制動されるようになる。このため、インクリボンギア121aの軸部121a2が挿入される繰出側リボンコア111の回転速度が巻取側リボンコア112よりもが遅くなるので、インクリボンギア121aが挿入された繰出側リボンコア111から繰り出されるインクリボン110aにバックテンションが更に付与されて、インクリボン110aの弛みやしわの発生を抑制できる。
このように、本実施形態では、インクリボンカセット110を印字装置100のリボンホルダ121に取り付ける際に、繰出側リボンコア111に挿入されるインクリボンギア121aに、制動用アタッチメント152を軸部121a2に取り付けることによって、インクリボンギア121aの回転運動を制動する。このため、インクリボンギア121aが挿入された繰出側リボンコア111から繰り出されるインクリボン110aにバックテンションが更に付与されるようになるので、インクリボン110aの弛みやしわの発生を抑制できるようになる。
特に、印字対象となる印字媒体が内径8mm以上の大径化したチューブの場合には、当該チューブに対向するインクリボン110aに弛みやしわが発生し易くなる。このため、内径8mm以上の大径化したチューブに印字する場合に、インクリボンギア121aの軸部121a2に、制動用アタッチメント152を事前に取り付けることによって、インクリボンギア121aの回転運動を制動して、インクリボンギア121aが挿入された繰出側リボンコア111から繰り出されるインクリボン110aにバックテンションを更に付与させて、インクリボン110aの弛みやしわの発生を確実に抑制できるようになる。
また、従来の印字装置に適用されているインクリボンカセット内にバックテンション構造が設けられている場合や、印字装置の本体にトルクリミッタを設けている場合でも、制動用アタッチメント152をインクリボンギア121aの軸部121a2に取り付けることによって、更にインクリボン110aにバックテンションを容易に付与することができる。このため、太径チューブ印字時でも、インクリボン110aのしわの発生が抑制され、印字品質が良好に保てるようになる。さらに、制動用アタッチメント152を取り付けることによって、印字対象が任意の寸法設定、材質、表面状態によって、任意の消耗品となる印字媒体に適したバックテンションを発生させることが出来るので、極めて大きな工業的価値を有する。
(第2の実施形態)
次に、本発明の他の実施形態に係るバックテンション付与機構の構成について、図面を使用しながら説明する。図8は、本発明の他の実施形態に係るバックテンション付与機構の一例を示す断面図である。
本発明の他の実施形態に係るバックテンション付与機構250は、印字装置100(図1参照)に取り付けられるインクリボンカセット210に収容されるインクリボン210aにバックテンションを付与する機能を有する。本実施形態では、バックテンション付与機構250の制動手段は、インクリボンカセット210内に繰出側リボンコア211を押圧可能に設けられる弾性部材であるバネ252を使用して、繰出側リボンコア211の回転運動を制動することを特徴とする。なお、本実施形態では、弾性部材としてコイルバネが設けられているが、板バネやゴム等の他の弾性部材を適用してもよい。
すなわち、本実施形態では、インクリボンカセット210内に繰出側リボンコア211の底面側には、バネ252を固定するためのブレーキ部品211aが設けられており、当該ブレーキ部品211aとインクリボンカセット210のケース215の底部側凸面215bとの間にバネ252が設けられている。
このため、インクリボンギア121a(図3(A)参照)をインクリボンカセット210のケース215の底部側凸面215bに設けられた孔部215aを貫通させて、繰出側リボンコア211に挿入した際に、バネ252によって繰出側リボンコア211の回転運動が制動されるようになる。これによって、巻取側リボンコア212よりも繰出側リボンコア211の回転速度が遅くなるので、インクリボン210aのバックテンションを更に増大させて、インクリボン210aの弛みやしわの発生を抑制できる。
特に、印字対象となる印字媒体がプラテンローラの高さに対して内径の大径化したチューブの場合に、当該チューブに対向するインクリボン210aに弛みやしわが発生し易くなる。このため、内径が大径化したチューブに印字する場合に、繰出側リボンコア211の底面側から押圧可能なバネ252を設けたインクリボンカセット210を使用することによって、繰出側リボンコア211の回転運動を制動して、インクリボンギア211から繰り出されるインクリボン210aにバックテンションを更に付与させて、インクリボン210aの弛みやしわの発生を確実に抑制できるようになる。
また、従来の印字装置に適用されているインクリボンカセット内にバックテンション構造が設けられている場合や、印字装置の本体にトルクリミッタを設けている場合でも、繰出側リボンコア211の底面側から押圧可能なバネ252を設けたインクリボンカセット210を使用することによって、更にインクリボンにバックテンションを容易に付与することができる。このため、太径チューブ印字時でも、インクリボンのしわの発生が抑制され、印字品質が良好に保てるようになるので、極めて大きな工業的価値を有する。
なお、本実施形態では、弾性部材となるバネの基端側には、繰出側リボンコアへの押圧力を調整可能な調整レバーを設けることによって、容易にインクリボンのバックテンションを変更できるようにしてもよい。以下、本発明の他の実施形態に係るバックテンション付与機構の変形例について、図面を使用しながら説明する。図9(A)は、本発明の他の実施形態に係るバックテンション付与機構の変形例の一例を示す断面図であり、図9(B)は、本発明の他の実施形態に係るバックテンション付与機構の他の変形例の一例を示す断面図である。
本実施形態では、インクリボンカセット310内に繰出側リボンコア311の底面側には、バネ352を固定するためのブレーキ部品311aが設けられており、当該ブレーキ部品311aとインクリボンカセット310のケース315の底部側凸面315bとの間にバネ352が設けられている。また、バネ352の基端側には、中央側に開口部353a1が形成された押圧部353aと当該押圧部353aを操作する把持部353bからなる調整レバー353がインクリボンカセット310に設けられている。
このため、インクリボンギア121a(図3(A)参照)をインクリボンカセット310のケース315の底部側凸面315bに設けられた孔部315aを貫通させて、繰出側リボンコア311に挿入した際に、バネ352によって繰出側リボンコア311の回転運動が制動されるようになる。これによって、巻取側リボンコア312よりも繰出側リボンコア311の回転速度が遅くなるので、インクリボン310aのバックテンションを更に増大させて、インクリボン310aの弛みやしわの発生を抑制できる。また、調整レバー353を回転移動させると、インクリボンギア121aの軸部121a2に沿ってブレーキ部品311aが上下方向に移動して、繰出側リボンコア311への制動力を調整して、インクリボン310aのバックテンションを所望の大きさに変更できるようになる。
また、中央側に開口部453a1が形成された押圧部453aと当該押圧部453aを操作する把持部453bからなる調整レバー453に関しては、図9(B)に示すように、印字装置100(図1参照)のカセットホルダ部120(図1参照)に設ける構成として、繰出側リボンコア411への制動力を調整して、インクリボン410aのバックテンションを所望の大きさに変更できるようにしてもよい。
なお、上記のように本発明の各実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは、当業者には、容易に理解できるであろう。従って、このような変形例は、全て本発明の範囲に含まれるものとする。
例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また、バックテンション付与機構、及び印字装置の構成、動作も本発明の各実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
100 印字装置、102 表示部、104 操作部、106 筐体、108 蓋部、110、210、310、410 インクリボンカセット、110a、210a、310a、410a インクリボン、111、211、311、411 繰出側リボンコア、112、212、312、412 巻取側リボンコア、113 ガイドローラ(第1のガイド部材)、114 ガイドローラ(第2のガイド部材)、115、215、315、415 ケース、116 ガイド部、117 ガイド部、118 リボン引き出し部、119 たるみ取りレバー、120 カセットホルダ部、121 リボンホルダ部、121a (繰出側)インクリボンギア、121a1 (繰出側)リブ、121a2 軸部、121a3 フランジ部、121a4 貫通孔部、121b (巻取側)インクリボンギア、121b1 (巻取側)リブ、122 プラテンローラ、123 サーマルヘッド、124 ロアプレート、125 送り量検出ローラ、126 押さえローラ、128 案内部、129 チューブウォーマ、130 ヘッド移動機構、132 ヘッド移動レバー、150、250 バックテンション付与機構、152 制動用アタッチメント(制動手段)、252、352、452 バネ(制動手段、弾性部材)

Claims (3)

  1. 印字装置に取り付けられるインクリボンカセットに収容されるインクリボンにバックテンションを付与するバックテンション付与機構であって、
    前記インクリボンカセットに収容され、前記インクリボンを繰り出す繰出側リボンコアと、
    前記インクリボンカセットに収容され、前記繰り出し側リボンコアから繰り出されたインクリボンを巻き取る巻取側リボンコアと、
    前記インクリボンカセットを前記印字装置に取り付ける際に、前記繰出側リボンコアに挿入されるインクリボンギアと、
    前記インクリボンギアを前記繰出側リボンコアに挿入した際に、前記インクリボンギア又は前記繰出側リボンコアの何れかの回転運動を制動する制動手段と、を備え
    前記制動手段は、前記繰出側リボンコアと前記インクリボンギアとの間に介在させて設けられる制動用アタッチメントであり、該制動用アタッチメントは、前記インクリボンギアを前記繰出側リボンコアに挿入した際に、前記インクリボンギアを押圧して該インクリボンギアの回転運動を制動することを特徴とするバックテンション付与機構。
  2. 前記制動用アタッチメントは、前記インクリボンギアの軸部に貫通させて設けられる環状部材であり、前記繰出側リボンコアと前記インクリボンギアの前記軸部の基端側に設けられるフランジ部との間を介在して設けられることを特徴とする請求項に記載のバックテンション付与機構。
  3. 印字装置に取り付けられるインクリボンカセットに収容されるインクリボンにバックテンションを付与するバックテンション付与機構であって、
    前記インクリボンカセットに収容され、前記インクリボンを繰り出す繰出側リボンコアと、
    前記インクリボンカセットに収容され、前記繰り出し側リボンコアから繰り出されたインクリボンを巻き取る巻取側リボンコアと、
    前記インクリボンカセットを前記印字装置に取り付ける際に、前記繰出側リボンコアに挿入されるインクリボンギアと、
    前記インクリボンギアを前記繰出側リボンコアに挿入した際に、前記インクリボンギア又は前記繰出側リボンコアの何れかの回転運動を制動する制動手段と、を備え、
    前記制動手段は、前記インクリボンカセット内に前記繰出側リボンコアを押圧可能に設けられる弾性部材であり、該弾性部材は、前記インクリボンギアを前記繰出側リボンコアに挿入した際に、前記繰出側リボンコアを押圧して該繰出側リボンコアの回転運動を制動し、
    前記弾性部材の基端側には、前記繰出側リボンコアへの押圧力を調整可能な調整レバーが設けられることを特徴とするバックテンション付与機構。
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