JP6786954B2 - 内燃エンジンのエンジンバルブの可変的な作動のためのシステム、および当該システムを制御するための方法 - Google Patents

内燃エンジンのエンジンバルブの可変的な作動のためのシステム、および当該システムを制御するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、内燃エンジンのエンジンバルブの可変的な作動のためのシステムに関し、
マスターピストンと、
スレーブピストンであって、上記マスターピストンと上記スレーブピストンとの間に配置された流体体積によって、上記マスターピストンで駆動され得る、スレーブピストンと、
上記スレーブピストンを上記マスターピストンの動きから独立した状態にすべく、上記流体体積が排出口と連通して配置された状態を想定しているように構成された、ソレノイドバルブと、を含む油圧装置と、
上記マスターピストンを駆動して運動させるように設計され、上記マスターピストンを介して、4行程エンジン動作モードにある上記エンジンバルブを調節するためのカム輪郭を有するカムシャフトと、
動作条件を示す1または複数のパラメータに応じて可変的である、リフト時間および/またはエンジンの開閉時間に従って、上記4行程エンジン動作モードで上記エンジンバルブを調節すべく、上記ソレノイドバルブを制御するように構成された、制御ユニットと、を備えるタイプの内燃エンジンのエンジンバルブの可変的な作動のためのシステムに関する。
本出願人は、上述の複数の特性を有し、「Multiair」という商標で市場において販売されている複数のエンジン吸気バルブの可変的な作動のためのシステムが設けられた内燃エンジンをしばらくの間、開発してきた。本出願人は、上で特定されたタイプのシステムおよびこのシステムの複数の構成要素が設けられたエンジンに関する多数の特許および特許出願の保持者である。
添付された複数の図の図1は、内燃エンジンのシリンダの2つの吸気バルブ7の作動のために使用される、当該システムの例を示す。示された例において、当該システムは、カム4によって動かされるマスターピストン2を備え、スレーブピストン6とマスターピストン2との間にそれ自体を配置する流体体積Vによって、後者を開放状態にもってくるべく、2つの吸気バルブ7のそれぞれのスレーブピストン6を駆動させる。
ソレノイドバルブ8は、油圧回路の複数のチャンバの連通を制御し、様々なピストンが流体蓄圧器と接続された排出口12と共に油圧回路内を移動する。ソレノイドバルブが閉鎖状態Bにもってこられた場合、マスターピストン2およびスレーブピストン6は、複数のバルブ7の開閉運動の伝達において固く接続される。代わりに、ソレノイドバルブが開放されている場合、様々なピストンの複数のチャンバは、排出口12で低い圧力と連通し、スレーブピストン6は従って、マスターピストン6の動きから独立した状態にされる。ソレノイドバルブ8は通常、開放状態にあり、バルブ自体の電気的作動に続いて、閉鎖状態へと入る。
記載されたシステムにおいて、ソレノイドバルブ8がアクティブ化される場合、すなわちそれが閉鎖状態にもってこられた場合、エンジンバルブがカムの動作(完全なリフト)に続く。エンジンバルブの予期される閉鎖が、加圧された流体体積Cを空にし、それぞれの伸縮ばね(不図示)の作用のもとでバルブ7の閉鎖を獲得すべく、ソレノイドバルブ8を開放することにより獲得され得る。同様に、バルブの遅らされた開放は、ソレノイドバルブの閉鎖を遅らせることで獲得され得る一方で、バルブの遅らされた開放および予期される閉鎖の組み合わせは、対応するカムの押し出しの間にソレノイドバルブを閉鎖し開放することで得ることができる。代替の戦略によると、本出願人の名で出願された欧州特許出願第1726790A1号(EP1726790A1)の教示と一致して、それぞれの吸気バルブは、マルチリフトモードで、すなわち2またはそれより多くの開閉の反復する「サブサイクル」に従って、制御され得る。それぞれのサブサイクルにおいて、吸気バルブが開放し、次に完全に閉鎖する。
上記で述べられたことを考慮し、電子制御ユニットが、開放の瞬間の、および/または閉鎖の瞬間の、および/または吸気バルブのリフトの変動を、アクセルペダルの位置、エンジンの毎分回転数(r.p.m.)、またはエンジン温度(例えば、油の温度または冷却材の温度)等のエンジンの1または複数の動作パラメータに応じて得ることが結果的に可能である。これは、最適なエンジン効率があらゆる動作条件で得られることを可能にする。
[発明の目的および概要]
本出願人がここで追求する全体的な目的は、特に以下の複数の利点:
広い範囲の値の圧縮比、特に高い値の圧縮比でエンジンを動作させる可能性、
消費レベルの改善、
同じ出力が供給されることを仮定して、小さい寸法のエンジンを設ける可能性、
複数のピストンによって行われるポンプ作業の減少、および
ターボ過給機の作用の範囲内でより低い圧縮比を提供する可能性、の1または複数が実現されることを可能にするであろう複数のバルブの可変的な作動のためのシステムを提供することによって、エンジンの効率を更に改善することである。
上に示された目的は、請求項1の複数の特性を備える内燃エンジンのエンジンバルブの可変的な作動のためのシステムを介して実現される。
本明細書において記載されるシステムは、エンジンの複数の動作条件に基づいて、特にエンジン負荷の複数の条件に基づいて、4行程動作モードおよび2行程動作モードで選択的にエンジンバルブを作動させることが可能である点で特徴付けられる。
本明細書で記載されるシステムは、この目的のために、上記の複数のエンジンバルブの可変的な作動のための複数のシステムの基本的なアーキテクチャを用いるが、適切な方法で再適合され再設計される。特に、本明細書で記載されるシステムは、概して、以下の特性を提示する。
カムシャフトまたはさらなるカムシャフトが、2行程動作モードにおいてエンジンバルブを調節するための第2のカム輪郭を有し、
油圧システムは、第2のカム輪郭によって作動され得、第2のマスターピストンとスレーブピストンとの間に配置された第2の流体体積によってスレーブピストンを駆動するように設計された第2のマスターピストンを備え、
ソレノイドバルブが、第2の流体体積が、スレーブピストンを第2のマスターピストンの動作から独立させるべく、排出口と連通して配置される状態を想定するように構成され、
制御ユニットが、上述の2つの動作モードの一方または他方において、選択的にエンジンバルブを調節すべく、ソレノイドバルブを制御するように構成されている。
本発明は、さらに、請求項9で定義されるように、当該タイプのエンジンバルブの作動のためのシステムのための制御方法に関する。
[本発明の複数の図面およびいくつかの実施形態の簡単な説明]
本発明の更なる複数の特性および利点は、非限定的な例として純粋に提供される添付の図1、図2、図3、図4A、図4B、図5A、および図5Bを参照して、次の記載から出現するであろう。
周知の技術による内燃エンジンのバルブの可変的な作動のためのシステムの図である。
2つの例、内燃エンジンの4行程動作サイクルに関する例、および2行程動作サイクルに関する例の概略図である。
本発明の一実施形態による内燃エンジンのバルブの可変的な作動のためのシステムの図である。
4行程エンジンモードに対するエンジンの吸気バルブの作動について、カム輪郭を説明する。 2行程エンジンモードに対するエンジンの吸気バルブの作動について、カム輪郭を説明する。
4行程エンジンモードに対するエンジンの排気バルブの作動について、カム輪郭を説明する。 2行程エンジンモードに対するエンジンの排気バルブの作動について、カム輪郭を説明する。
次の記載において、様々な特定の詳細が、複数の実施形態の詳細な理解を可能にすることを目的とし示される。複数の実施形態が、特定の詳細の1または複数を用いずに、または他の複数の方法、構成要素、または材料等を用いて提供され得る。他の事例において、周知の複数の構造、材料または動作は、示されないまたは詳細に記載もされない。そうすることで、実施形態の様々な態様は不明瞭にはならないであろう。
本明細書で使用される複数の参照は、便宜上提供されるのみであり、従って、複数の実施形態の保護領域または範囲を定義しない。
周知であるように、内燃エンジンの典型的な4行程動作サイクルは、連続して、吸気行程、圧縮行程、拡張行程、および排気行程を備える。最初の2つの行程、吸気および排気行程が、第1のクランクシャフト回転で起こる一方で、次の2つの行程、拡張および排気行程が、後続のクランクシャフト回転で起こる。通常、ピストンが上死点(TDC)にまだ到達していなかった場合、吸気行程は、前のサイクルの排気行程の終了の少し前に開始する。
また、2行程サイクルは、4つの行程‐吸気、圧縮、拡張、および掃気を想定している。しかし、それらの行程は、全く同じクランクシャフト回転の間に起こる。この動作モードにおいて、燃焼済みガスの排気はいわゆる掃気行程において生じ、主に、空気‐ガソリン混合物が燃焼室の中へ入る結果として生じ、それは、燃焼室から燃焼済みガスを押し出す。
従来の2行程エンジンは、4行程エンジンとしての複数のエンジンバルブを有さないが、シリンダの複数の壁上に直接作成された複数のポートまたはスリットを有し、それらは、ピストンの往復運動の結果として開いたり、閉じたりする。
ここで、当該技術分野の構成において、2行程モードにおいても動作させるための予め構成された4行程内燃エンジンが既に提案されたことに留意されるべきである。これは、2行程モードに特有の更なるカムセットを提供することによって、および、このカムセットを吸気および排気バルブと接続配置し、同時に通常の4行程モード用の複数のカムをそれらのバルブから切断するように設計された適切な複数の機械的部材を提供することによって得られる。
この接続において、文献番号JPS58152139は、2行程動作モードにおける複数のバルブの作動用の第1のセット、および、4行程動作モードにおける複数のバルブの作動用の第2のセットといった複数のエンジンバルブの作動用の2つの異なるカムセットで正確に予め構成された、過給された内燃エンジンを記載している。2つのセットの一方または他方の選択は、複数のバルブに関連付けられる複数のロッカを位置付けるためのシステムを介して起こり、それは、複数のロッカを、それらの1方のセットのカムとの嵌合の条件とそれらの他方のセットのカムとの嵌合の条件との間で動かすように設計される。
2行程サイクル用の複数のカムは、掃気行程において、吸気および排気バルブが同時に開放位置のままで保持されるような態様で構成され、そうすることで、吸気ダクトから入るガスが燃焼済みガスを燃焼室から押し出し得ることにさらに留意されるべきである。一方で、チャンバのこの掃気の作用は、空気‐ガソリン混合物が燃焼室の中へ供給される過給圧力によって促進される。
また、2行程サイクルにもよる動作の可能性に由来する内燃エンジンの複数の利点は、主に高負荷の条件に関係があり、燃焼室内で起こる、関連する圧力を減少させるべく、4行程サイクルの燃焼事象の数の2倍の数のこのサイクルの燃焼事象を利用することが可能であるという事実に存在する。これは、いかなる爆発のリスクもなく、より高い圧縮比を設定し、場合によっては、同じ最大トルクが伝達されるという前提でエンジンの全体的な寸法を減少させる可能性をエンジンの設計者に提供する。
本明細書で記載される複数のエンジンバルブを可変的に作動させるためのシステムは、上記で検討された文献番号JPS58152139の解決策によって想定される可能性と同じく、4行程動作モードから2行程動作モードへ移行することおよび2行程動作モードから4行程動作モードへ移行する可能性を提供すべく、予め構成される。
しかし、以下で分かるように、この結果は、文献番号JPS58152139の従来の解決策のように、2つの動作モードの様々なカムの選択のために複数の機械的デバイスを用いることなく実現される。
代わりに、本明細書で記載された作動システムは、始めに記載された複数のエンジンバルブを可変的に作動させるための複数のシステムによって使用される複数の油圧装置と同様の油圧装置を用いる。当該油圧装置は単独で、上記で検討された2つの動作モード、すなわち2行程モードおよび4行程モードで複数のバルブを調節すること、および当該2つのモードの一方または両方内で、エンジンの複数の動作パラメータに応じて複数のバルブの可変制御を提供することの両方が可能である。
図3は、本明細書に記載される作動システムの例の概略図である。特に、図は、内燃エンジンのシリンダの2つの吸気バルブ7の作動のための当該システムの適用を示す。
システムは、まず第1に、2つの異なるカム42および44を備え、第1のカムは4行程動作モードによる複数のバルブの作動用であり、第2のカムは、2行程動作モードによるその作動用である。示された例において、2つのバルブ7が、以下で詳細に記載されるであろう全く同じ油圧装置を介して制御され、結果的に、単一のカムが2つのバルブ7の両方を作動させるべく設計される。しかし、これは単に、このタイプの装置の使用の例を構成するだけであって、一般に、それぞれのカムによって調節されるバルブの数は、エンジンの特定のアーキテクチャに従って変化し得る。当該2つのカムは、特定のエンジンアーキテクチャに従い、全く同じカムシャフトによって、またはさもなければ2つの異なるシャフトによって支持され得る。
2つのカム42および44は、前述の油圧装置の2つのそれぞれのマスターピストン46、48を駆動するように設計され、それらは、当該装置の油圧回路で画定されるチャンバ47および49内で移動可能である。この回路は、チャンバ47、49をチャンバ51、53と接続し、それらの内部では、2つのバルブ7を開放状態へと駆動するように設計された2つのスレーブピストン52、54が代わりに移動可能である。
ソレノイドバルブ60は、マスターピストンのチャンバ47および49とスレーブピストンのチャンバ51および53との間の油圧接続を制御するように設計されている。特に、ソレノイドバルブ60は、それぞれがマスターピストンのチャンバ47および49に接続された2つの吸気口62、64、および2つの排出66、68を有し、前者は流体蓄圧器80に接続され、後者はスレーブピストンのチャンバ51および53の両方に接続されている。ソレノイドバルブ60とチャンバ47および49との間において識別されるのは、マスターピストン46が作用する体積V1、および、マスターピストン48が作用する体積V2といった2つの別個の作動流体体積、である。
ソレノイドバルブ60は、以下に説明されるように、3つの異なる油圧接続を提供する3つの異なる状態を有する:
図3においてAで表記される第1の状態であって、マスターピストンおよびスレーブピストンのチャンバ47、49、51および53がそれぞれ全て流体蓄圧器80に接続されている、第1の状態、
Bで表記される第2の状態であって、チャンバ47が蓄圧器80に接続されている一方で、チャンバ49がスレーブピストンのチャンバ51および53に接続されている、第2の状態、および
Cで表記される第3の状態であって、チャンバ47がスレーブピストンの2つのチャンバ51および53に接続されている一方で、チャンバ49が流体蓄圧器80に接続されている、第3の状態、である。
チャンバ47、49、51および53が全て流体蓄圧器80に接続されている状態Aにおいて、マスターピストン46および48ならびにスレーブピストン52および54は、マスターピストンによって動かされる回路の作動流体が‐動かされる流体体積に対応する量の流れで‐複数のスレーブピストンにいかなる作用も及ぼすことなく流体蓄圧器80内へ自由に移動できる限り、互いに独立した状態にされる。
結果的に、この状態2つのカム42、44の輪郭によって画定されるリフトは、2つの吸気バルブによって「認識」されない。
複数のバルブ7が閉鎖位置にあるとき、ソレノイドバルブ60によって状態Aが想定される場合において、複数のバルブ7は従って、マスターピストン46および48の動作にもかかわらずこの位置のままとなる。代わりに、複数のバルブがそれらの開放位置にあるときに、上述の状態が仮定される場合において、これらは、それぞれの伸縮ばね(不図示)によって及ぼされる推進力下で閉鎖し、バルブと共に移動可能であるスレーブピストン51および53が、次に蓄圧器80内へと作動流体の流れを誘導する。
状態Bにおいて、チャンバ47は、排出66と同様に連通し、従って、まさに上記の状態Aで起こるように、カム42によって誘導されるピストン46の動作は、2つのスレーブピストンによって認識されない。代わりに、この状態において、マスターピストン48のチャンバ49は、スレーブピストンのチャンバ51および53と連通して配置され、ピストン48によって動かされる流体体積は、この場合、蓄圧器80へ向かって出て行くことを阻止され、カム44によって調節されるマスターピストン48の動きを後者に伝動する複数のスレーブピストンに作用する。
この状態Bにおいて、2つの吸気バルブは従って、カム44の輪郭により影響を受ける2行程動作モードに従って動作する。
状態Cにおいて、代わりに、2つのスレーブピストンのチャンバに接続されているのはマスターピストン46のチャンバ47であり、従って、2つのスレーブピストンの対応する動きを誘導するのは、カム42によって作動するマスターピストン46である。マスターピストン48の動きは、代わりに、2つのスレーブピストンによって認識されない。この状態において、2つの吸気バルブは従って、カム42の輪郭により影響を受ける4行程エンジン動作モードで動作する。
図4Aおよび図4Bをここで参照すると、これらは、4行程エンジン動作モードによる複数のエンジンバルブの作動のためのカム輪郭および2行程エンジン動作モードによる複数のエンジンバルブの作動のためのカム輪郭をそれぞれ説明する。当該輪郭は、それぞれ、対応するエンジン動作モードにおいて複数のバルブを調節するための適切な方法において構成される。これらの図の比較から、2つのタイプの輪郭間の相違が、直ちに明らかである。まず第1に、2行程モードのカム輪郭は、2つの異なるリフト曲線を提示する一方で、4行程モードのカム輪郭は、1つのみ提示する。さらに、第1のモードの2つのピーク値は、第2のモードの単一のピーク値よりもかなり低い。
本明細書で記載されるシステムは、図3の参照番号100で示される制御ユニットを更に備え、制御ユニットは、エンジン動作モードを選択し、選択されたモードに基づいて、およびエンジンの複数の動作条件に基づいてソレノイドバルブ60を制御するように構成されている。
制御ユニットは、エンジン負荷に基づくエンジン動作モードを選択するように構成されている。特に、上述のユニットは、所与の値を超える複数のエンジン負荷について2行程エンジン動作モードを選択し、他の複数の条件では4行程動作モードを選択するように構成されている。
エンジン負荷を測定するためのシステムによって使用されるパラメータは、例えば、アクセルペダルの位置、吸気または排気ダクト内の圧力、燃焼室の内部の圧力等であり得る。
いずれにせよ、制御ユニットは、中に格納されている、エンジン負荷の上述の所与の値に対応する基準値を有し、測定されたパラメータとその基準値との間の比較に基づいて2つのエンジンモードの一方または他方を選択するように構成されている。
上述のように、本明細書で記載されるシステムはまた、いずれにせよ、図1を参照して始めに記載されたタイプの複数の可変バルブ作動(VVA)システムで起こるものと同様の態様において、エンジンのスピード、負荷、温度等のエンジンの複数の動作条件に応じて複数のエンジンバルブの可変的な作動を調節すべく予め構成される。
これは、前述の複数の周知のシステムに使用される複数の同じ原理に基づいて得られる。この接続では、実際に、カム輪郭による複数のバルブの作動に対応する上記の状態BおよびCのどちらか一方と、複数のバルブの動作を停止させる状態Aとの間でソレノイドバルブ60を制御することによって、所望の時および方法において、複数のエンジンバルブをカムの機械的な輪郭から独立した状態にし、従って開放の瞬間の変動および/または閉鎖の瞬間の変動および/またはバルブのリフトの変動を得ることが可能であることに留意されるべきである。従って、例えば、遅れた開放によって、早期の閉鎖、遅れた開放によって、および早期の閉鎖の組み合わせによって、またはこの場合も上述のいわゆるマルチリフト戦略によって特徴付けられる、想定された制御戦略があってもよい。
一方、本明細書で記載されるシステムにおいて、上述の複数のバルブの可変制御は、上述したエンジンの複数の動作パラメータだけに基づくのではなく、選択された動作モードにもまた基づいていることに留意されるべきである。
本明細書で記載されたシステムにおいて、複数のエンジンバルブの制御のための様々なモード‐例えば、従来のモード、遅れた開放モード、早期閉鎖モード、遅れた開放および早期閉鎖モードの組み合わせ、およびマルチリフトモード‐を想定し、1つのエンジン動作モードと他との間で使用されるべき複数の制御モードを区別することが従って可能である。そうすることによって、エンジンの動作効率は、いかなる条件にも最適である。
上記の記載は、シリンダの吸気バルブのみを指すが、想定された2つの異なる動作サイクルにおいてエンジンを制御することが可能であるべく、上記の同じアーキテクチャおよび同じ制御の手法が、複数の排気バルブの作動にもまた正確に適用されることが明らかである。特に、システムは、排気バルブについて、カムの2つの異なるタイプも想定するであろう。この点で、図5Aおよび図5Bは例として、4行程エンジン動作モードによる複数の排気バルブの作動用の第1のカム輪郭、および2行程エンジン動作モードによる複数の排気バルブの作動用の第2のカム輪郭をそれぞれ説明する。
当然のことながら、本発明の原理を損なうことなく、複数の実施形態および構造の詳細は、本明細書において純粋に例として記載され示されるものに対して添付の請求項によって定義されるように、これにより本発明の範囲から逸脱することなく顕著にさえ変化し得る。
最後に、上記で示されたバルブ60は、任意の周知のタイプのソレノイドバルブであり得、またはさもなければ、圧電アクチュエータを有するバルブ等の異なるタイプの電気的に作動するバルブでもあり得ることに留意されるべきである。また、ソレノイドバルブの場合、バルブは、通常閉鎖したタイプ、またはさもなければ通常開放したタイプであり得る。後者の場合、明らかに、本発明によるシステムの目的について重要であるのは、バルブ60が、加圧流体の体積と流体蓄圧器80と連通している環境との間の連通を再び設定する瞬間の制御であり、これは電流供給源を中断するかまたは作動させることで得られるかどうかには関わらない。
本出願の出願日ではまだ公開されていなかった本出願人の前の特許出願の主題を既に形成した更なる特徴に従って、コントロールバルブが通常、開放したソレノイドバルブである場合、コントロールバルブの可動部材の動作に、これが加圧流体の体積と流体蓄圧器と連通している環境との間の連通の開放条件に対応するその移動終了位置(end‐of‐travel position)に到達する前にブレーキをかけるべく、電子制御ユニットがその通電の停止に続いてソレノイドにテール電流を供給するようにプログラムされ得る。

Claims (7)

  1. 内燃エンジンのエンジンバルブの可変的な作動のためのシステムであって、
    油圧装置を備え、前記油圧装置は、
    第1のマスターピストンと、
    スレーブピストンであって、前記第1のマスターピストンと前記スレーブピストンとの間に配置された流体体積によって前記第1のマスターピストンによって駆動され得るスレーブピストンと、
    前記スレーブピストンを前記第1のマスターピストンの動きから独立した状態にすべく、前記流体体積が排出口と連通して配置される状態を実現するためのソレノイドバルブと、を含み、前記システムは、
    前記第1のマスターピストンを駆動して運動させるように設計されたカムシャフトであって、前記第1のマスターピストンを介して4行程エンジン動作モードで前記エンジンバルブを調節するためのカム輪郭を有する、カムシャフトと、
    前記内燃エンジンの複数の動作条件を示す1または複数のパラメータに応じて可変的なリフト時間および開閉時間のうち少なくとも1つに従って、前記エンジンバルブを前記4行程エンジン動作モード内で調節するように前記ソレノイドバルブを制御するための制御ユニットと、を更に備え、
    前記システムは、
    前記カムシャフトまたはさらなるカムシャフトが2行程エンジン動作モードで前記エンジンバルブを調節するための第2のカム輪郭を有し、
    前記油圧装置は、第2のマスターピストンであって、前記第2のカム輪郭によって作動させられ得、前記第2のマスターピストンと前記スレーブピストンとの間に配置された第2の流体体積によって前記スレーブピストンを駆動するように設計された第2のマスターピストンを有し、
    前記ソレノイドバルブはまた、前記スレーブピストンを前記第2のマスターピストンの動きから独立した状態にすべく、前記第2の流体体積が排出口と連通して配置される状態を実現するためのものでもあって
    前記制御ユニットは、前記2行程エンジン動作モードおよび前記4行程エンジン動作モードといった2つの前記エンジン動作モードのうち一方または他方において選択的に前記エンジンバルブを調節すべく、前記ソレノイドバルブを制御
    前記油圧装置は、油圧回路を有し、前記油圧回路は、
    前記第1のマスターピストンが中で移動可能な第1のチャンバと、
    前記第2のマスターピストンが中で移動可能な第2のチャンバと、
    前記スレーブピストンが中で移動可能な第3のチャンバと、を画定し、
    前記ソレノイドバルブは、前記第1のチャンバおよび前記第2のチャンバと前記第3のチャンバおよび前記排出口との連通を制御し、
    前記ソレノイドバルブは、以下の複数の状態、
    前記第1のチャンバおよび前記第2のチャンバの両方が前記排出口と連通している第1の状態と、
    前記第1のチャンバが前記排出口と連通し、前記第2のチャンバが前記第3のチャンバと連通している第2の状態と、
    前記第1のチャンバは前記第3のチャンバと連通し、前記第2のチャンバが前記排出口と連通している第3の状態と、を実現するためのものである、
    システム。
  2. 前記制御ユニットは、前記エンジン動作モードを選択し、選択された前記エンジン動作モードに基づいて、および前記内燃エンジンの前記複数の動作条件を示す1または複数のパラメータに基づいて、前記ソレノイドバルブを調節する、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1の状態において前記第3のチャンバが前記排出口と連通している、請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記排出口は流体蓄圧器に接続されている、請求項1からのいずれか一項に記載のシステム。
  5. 前記制御ユニットは、前記内燃エンジンの負荷に基づいて前記エンジン動作モードを選択する、請求項1からのいずれか一項に記載のシステム。
  6. 前記制御ユニットは、そこに格納された基準値を前記内燃エンジンの負荷を示す測定されたパラメータと比較する、請求項に記載のシステム。
  7. 内燃エンジンのエンジンバルブの可変的な作動のためのシステムを制御するための方法であって、前記システムは、
    油圧装置を備え、前記油圧装置は、
    カムシャフトによって作動するマスターピストンと、
    スレーブピストンであって、前記マスターピストンと前記スレーブピストンとの間に配置された第1の流体体積によって前記マスターピストンによって駆動され得るスレーブピストンと、
    前記スレーブピストンを前記マスターピストンの動きから独立した状態にすべく、前記第1の流体体積が排出口と連通して配置される第1の状態を実現するためのソレノイドバルブと、を含み、
    前記システムは、
    前記内燃エンジンの複数の動作条件を示す1または複数のパラメータに応じて可変的なリフト時間および開閉時間のうち少なくとも1つに従って、前記エンジンバルブを調節すべく、前記ソレノイドバルブを制御するための制御ユニットを更に備え、
    前記方法は、
    エンジン負荷の複数の条件に基づいて2行程エンジン動作モードと4行程エンジン動作モードとの間において1つを選択する段階と、
    選択された前記エンジン動作モードで前記エンジンバルブを調節すべく、前記選択されたエンジン動作モードに基づいて前記ソレノイドバルブを制御する段階と、
    2つの前記エンジン動作モードのうち少なくとも1つに対して、前記内燃エンジンの前記複数の動作条件を示す1または複数のパラメータに応じて可変的なリフト時間および開閉時間のうち少なくとも1つに従って、前記エンジンバルブを調節すべく、前記ソレノイドバルブを制御する段階と、を備え
    前記システムにおいて、
    前記カムシャフトは4行程動作モードで前記エンジンバルブを調節するための第1のカム輪郭を有し、前記カムシャフトまたはさらなるカムシャフトは、2行程動作モードで前記エンジンバルブを調節するための第2のカム輪郭を有し、
    前記油圧装置は、第2のマスターピストンを有し、前記第2のマスターピストンは、前記第2のカム輪郭によって作動させられ得、前記第2のマスターピストンと駆動される前記スレーブピストンとの間に配置された第2の流体体積によって前記スレーブピストンを駆動するように設計されており、
    前記ソレノイドバルブはまた、前記スレーブピストンを前記第2のマスターピストンの動きから独立した状態にすべく、前記第2の流体体積が排出口と連通して配置される第2の状態を実現するためのものでもあって、
    前記方法は更に、前記選択されたエンジン動作モードに基づいて、前記第1の状態および前記第2の状態のうち1つにおいて前記ソレノイドバルブを制御する段階を備え、
    前記システムにおいて、前記ソレノイドバルブはまた、前記第1の流体体積および前記第2の流体体積の両方が排出口と連通して配置される第3の状態を実現するためのものでもあって、前記方法は更に、前記選択されたエンジン動作モードに基づいて、前記ソレノイドバルブの前記状態が、前記第3の状態と前記第1の状態もしくは前記第2の状態との間で変動する段階を備える
    方法。
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