JP6783452B2 - 取付ユニット - Google Patents
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Description
ネジ付L字形フック部材は、直線状の軸部の一端部に鍔状部を介したネジ部を備え、軸部の他端部に直角に折れ曲ったフック部を備えて構成してあり、鍔状部が壁部表面に接触するまでネジ部を壁部に螺着することで、軸部が壁部に垂直な姿勢となって設置される。
また、この時には、フック部が軸部から上方に折れ曲がった姿勢となるように取り付けられる。
ネジ付環状フック部材は、直線状の軸部の一端部にネジ部を備え、軸部の他端部に環状の係止部を備えて構成してあり、取付対象物の上縁部に、軸部が縦姿勢となるように螺着し、上端の係止部を、ネジ付L字形フック部材のフック部から軸部に外嵌させて係止させることで、取付対象物を壁部に取り付けることができる。
よって、取付対象物の重量は、ネジ付環状フック部材の係止部の内周部(被載置部に相当)から、ネジ付L字形フック部材の軸部の外周部(載置部に相当)を経由して、壁部で支持される。
従って、壁部に対して隙間なく沿う状態に取付対象物を設置したとしても、壁部から離間する方向への外力が取付対象物に作用すると、ネジ付L字形フック部材の軸部上を、ネジ付環状フック部材が簡単に移動する虞がある。その結果、取付対象物が、壁部の表面から浮き上がった不安定な設置状態となったり、取付対象物の設置状態の美観性が低下する心配がある。
これを防止するには、常に設置状態を監視しておき、上述のように浮いた状態となったら直ちに取付対象物を壁部側に押し付けて元の状態に戻す必要があることから、従来の取付ユニットによれば、メンテナンスに手間が掛かる問題がある。
そして、取付対象物の重量が、被載置部から載置部へ作用するに伴って、誘導傾斜部による誘導作用で、被載置部を壁部側へ誘導することができる。
即ち、第1取付片と第2取付片とを係止させるだけの操作で、取付対象物を壁部側へ誘導することができ、取付対象物が壁部に自動的に沿うように設置することが可能となる。
その結果、安定した状態に取付対象物を取り付けることができると共に、従来のように、取付対象物が壁部から浮き上がることによる設置状態での美観性の低下や、メンテナンスに手間が掛かるといった問題点を、未然に防止することができるようになる。
尚、誘導傾斜部は、載置部と被載置部との何れか一方、又は、何れにも備えていてもよい。
また、本発明によれば、第1取付片を、壁部に対して縦向き横向きの二つの取付姿勢に取付可能であるから、壁部に対する取付対象物の取付姿勢に合わせて、良好な係止状態を維持できるように、第1取付片の取付姿勢を選択することができる。
これは、特に、取付対象物が縦横の方向性を備えているような場合に、縦向き横向きの何れの取付形態にも前記第1取付片が対応できるようになり、汎用性が向上する。
尚、配置によっては、異なった仕様の取付ユニットUを一部に用いる場合があり、以下に、それぞれの配置毎に、詳しく説明する。
第1取付片U1は、図2〜5に示すように、壁部Wへの取付部となる二つの壁当接部2と、壁当接部2間に前記第2取付片U2の先端部を挿入自在な挿入部Nを確保すると共に両壁当接部2どうしを繋ぐ断面「U」字形状の本体部3と、を一体に備えて構成してある。
当該取付形態においては、第1取付片U1は、スノコ1の上縁側における左右二箇所に対応する壁部Wにそれぞれ取り付けられ(図1参照)、各第1取付片U1は、二つの壁当接部2が壁部Wの壁面上で、左右方向に位置する横向き姿勢に取り付けられる。
因みに、石膏ボード用釘Kは、公知の製品であり、例えば、3本の釘Kaと、それら釘Kaを異なる3方向に向けて打ち込めるように保持する保持体Kbと、釘Kaを打ち込んだ後の保持体Kbを覆うキャップKcとを備えたものがあり、壁部W内で、各釘Kaが3方向に拡がる状態で設置されるから抜け難い状態で固定できる。
従って、側壁部3Aにおける前記挿入方向Naの両端面3Aa(挿入部Nにおける挿入方向の端面に相当)どうしは、壁部Wから離れるほど、互いが離間する傾斜面として構成されている。
また、一対の側壁部3Aの対向面3Ab(挿入部Nの内周面に相当)どうしは、壁部Wから離れるほど、互いが近接する傾斜面として構成されている。
ビス挿通穴4aは、ビスMの螺進操作の際に先端挿入部5の存在が障害とならないように、図2に示すように、穴軸芯Zが傾斜するように形成してある。
また、それに伴って、桟当接部4における先端挿入部5側を向く表面4bも傾斜面として形成してある。更には、先端挿入部5の横断面幅寸法も、桟当接部4よりも小さく設定されている。
その際、第2取付片U2の連結部(被載置部Cbの一例)6が、第1取付片U1の側壁部3Aにおける上側の端面(載置部Caの一例)3Aaに当接して載置状態となる。
尚、連結部6は、先端挿入部5側よりも基端側となる桟当接部4側の方を、大きな断面積となるように形成されており、先端挿入部5への外力の作用に伴う基端側での曲げモーメントに対する耐力アップが図られている。
即ち、当該実施形態においては、側壁部3Aにおける上側の前記端面3Aaで誘導傾斜部Dが構成されている。尚、後述する[表向きの縦長配置]の場合には、同じ第1取付片U1の側壁部3Aにおける下側の対向面3Abで誘導傾斜部Dが構成されている。即ち、これら二つの誘導傾斜部Dは、隣り合って直交する面3Aa,3Abにそれぞれ設けられている。
図6に示すように、前記表向き配置にしたスノコ1を縦長配置で壁部Wに取り付けるもので、スノコ1の表面板1Aは、縦姿勢となり、その裏面側(壁部W側)に位置する桟1Bは、横姿勢となる。
また、使用する取付ユニットUは、第1取付片U1、及び、第2取付片U2の何れも、先の[表向きの横長配置についての説明]で記載したものと同様で、スノコ1の上縁部においてスノコの幅X方向に間隔をあけた2箇所に配置されている。
尚、先の取付形態の場合と共通する構成に関しては、以下の説明を割愛する。
従って、挿入部Nの開口は、左右にそれぞれ位置しており、挿入方向Naは、壁部Wに対する正面視において横向きに設定されている。
挿入部Nに挿通された第2取付片U2は、前記一対の側壁部3Aのうち、下側に位置する前記対向面3Abの上に載置される。従って、この下側に位置する対向面3Abが、載置部Caとなる。
その際、第2取付片U2の先端挿入部(被載置部Cbの一例)5が、第1取付片U1の側壁部3Aにおける下側の前記対向面(載置部Caの一例)3Abに当接して載置状態となる。
即ち、当該実施形態においては、下側の前記対向面3Abで誘導傾斜部Dが構成されている。
また、挿入部Nからの先端挿入部5の抜け出しに対しては、突起5aが前記側壁部3Aの端面3Aaに引っ掛かることで抜止機能を発揮できる。
図9に示すように、前記裏向き配置にしたスノコ1を横長配置で壁部Wに取り付けるもので、スノコ1の桟1Bは、縦姿勢となり、その裏面側(壁部W側)に位置する表面板1Aは、横姿勢となる。
また、使用する取付ユニットUに関しては、第1取付片U1は、先に説明したものと同様のもので、第2取付片U2は、図10〜12に示すようなものを使用する。
その際、第2取付片U2の傾斜屈曲部(被載置部Cbの一例)8が、第1取付片U1の前壁部3Bにおける上側の端縁部(載置部Caの一例)3Baに当接して載置状態となる。
即ち、当該実施形態においては、前記傾斜屈曲部8で誘導傾斜部Dが構成されている。
尚、スノコ1の上縁部と壁部Wとの間には、取付ユニットUが存在していることで隙間が形成されるから、スノコ1の下縁部には、この隙間寸法に相当する高さのスペーサ部材10が設けられ、スノコ1の全体にわたって、壁部Wとの離間寸法が一定となるように構成されている。
この取付形態に関しては、先の[裏向きの横長配置についての説明]の場合とスノコ1の配置が替わるだけで、取付ユニットUの構成、及び、取付姿勢等は、同様であるため、説明を割愛する。
また、スノコ1の複数の取付形態にも対応することができる。
更には、市販のスノコ1の場合、寸法規格が一定でない場合があり、そのような場合においても、取付ユニットUの取付姿勢や取付位置を対象とするスノコ1の状況に合うように調整するだけで、上述の同様の効果を発揮することが可能となる。
以下に他の実施の形態を説明する。
また、取付対象物1は、スノコ以外にも、例えば、壁掛け用の各種ボードやパネルや額縁等であってもよい。
また、壁部Wは、先の実施形態で説明した石膏ボード製の構成に限るものではなく、他のボード類や、コンクリート製や、塗り壁等であってもよい。
また、第1取付片U1における載置部Caの位置や形状や数、及び、第2取付片U2における被載置部Cbの位置や形状や数は、適宜、変更が可能である。
従って、例えば、第1取付片U1に、縦向き横向きの取付姿勢に対応する二つの載置部Caを備えたもの以外に、一つの載置部Caのみを備えたものであってもよい。
また、取付対象物1の上縁部に取付ユニットUを設置すること以外に、例えば、図13に示すように、下縁部にも取付ユニットUを設置してもよい。
また、第2取付片U2は、桟1Bの一方側、他方側の何れの側面に取り付けるものであってもよく、例えば、図14に示すように、スノコ1の縦長配置の場合においては、桟1Bの上面となる側面1Baに取り付けてあってもよい。勿論、スノコ1の横長配置の場合においても同様で、桟1Bの何れの側面に取り付けてあってもよい。
但し、図7に示すように桟1Bの下面に第2取付片U2を取り付ける場合は、スノコ1の重量が、ビスMの引抜力としては作用しないから、図14のように桟1Bの上面に第2取付片U2を取り付ける場合に比較して、ビスMが抜け難いという効果があり、ビス抜け防止の観点において好ましい。
即ち、先の実施形態で説明した第2取付片U2の上下反転姿勢にしたものを第1取付片U1として壁部Wに取り付け、先の実施形態で説明した第1取付片U1を、第2取付片U2としてスノコ1の表面板1Aに取り付けてあってもよい。
3Aa 端面(挿入部Nにおける挿入方向の端面に相当)
3Ab 対向面(挿入部Nの内周面に相当)
5 先端挿入部(第2取付片U2の先端部に相当)
5A フック部
5a 突起(抜止機構の一例)
9 先端挿入部(第2取付片U2の先端部に相当)
Ca 載置部
Cb 被載置部
D 誘導傾斜部
N 挿入部
U1 第1取付片
U2 第2取付片
W 壁部
Claims (3)
- 取付対象物を壁部に沿う状態に取り付ける取付ユニットであって、
前記壁部に取り付けられる第1取付片と、
前記取付対象物に取り付けられた状態で前記第1取付片に係止可能な第2取付片と、を備え、
前記第1取付片に載置部を備えると共に、前記第2取付片に、前記載置部に載置される被載置部を備え、
前記載置部と前記被載置部との少なくとも一方は、前記取付対象物の重量の作用で前記被載置部を前記壁部側へ誘導する誘導傾斜部を備え、
前記第1取付片は、前記壁部に対して縦向き横向きの二つの取付姿勢に取付可能であると共に、前記二つの取付姿勢に対応する二つの載置部を備えており、
前記二つの載置部に、前記誘導傾斜部がそれぞれ設けられている取付ユニット。 - 前記第1取付片は、前記第2取付片の先端部を挿入自在な挿入部を備え、
前記二つの載置部は、前記挿入部の内周面と、前記挿入部における挿入方向の端面にそれぞれ備えられている請求項1に記載の取付ユニット。 - 前記第2取付片の先端部は、フック形状であり、
前記第1取付片は、前記第2取付片のフック部を挿入自在な挿入部を備え、
前記挿入部に挿入された前記フック部の抜け出しを阻止する抜止機構が備えられている請求項1または2に記載の取付ユニット。
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