JP6782528B2 - 扉開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器などの装置筐体に扉を開閉可能に取り付けた際に、扉の内面に取り付けた係止フックと、装置筐体内に取り付けたソレノイドの可動鉄心側に揺動可能に連結させた係止レバーとで扉への係止及び係止解除を行う扉開閉装置に関する。
一般的に、扉開閉装置は、印刷装置や,複写機など各種の電子機器に採用されており、とくに、電子機器への安全性や人への安全性を確保するために装置筐体に開閉可能に取り付けた扉を係止して閉じており、ユーザ又はサービスマンが扉を開く必要があるときに扉への係止を解除するように構成されている。
この種の扉開閉装置の一例として、ソレノイドを用いた開閉機構がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された開閉機構では、ここでの図示を省略するが、情報書込装置に設けたフロントケースの挿入口に、カバーがこの挿入口を覆うように上下方向に回動可能に設けられており、且つ、カバーは捩りバネの作用によって開位置に付勢されている。
また、カバーの内面には係止フックが一体的に取り付けられている。
また、カバーの内面側にはソレノイドが鉛直方向に沿って設けられている。このソレノイドのプランジャ(可動鉄心)にはコイルスプリングが嵌め込まれ、且つ、このコイルスプリングよりも前方のプランジャの先端部位にロックレバーがこのプランジャと略直交して水平方向に沿って連結されている。
上記したロックレバーは、長手方向の中間部位が凸軸に揺動自在に軸支されており、凸軸を介した一端部側にソレノイドのプランジャがピンを介して連結され、且つ、凸軸を介した他端部側に形成された係止爪がカバーの内面に設けた係止フックに係合可能となっている。
そして、カバーが閉位置にあるときに、カバーの内面に設けた係止フックとロックレバーの係止爪とが係合してカバーがロックされている。この際、ソレノイドのプランジャの自重とコイルスプリングの付勢力とによってカバーへのロック状態が維持されている。
一方、カバーを開く場合には、ソレノイドを通電すると、ソレノイドのプランジャがコイルスプリングの付勢力に抗して電磁吸引されるので、ロックレバーの係止爪がカバーの内面に設けた係止フックから離間し、カバーが捩りバネの付勢力で自動的に開くように構成されている。
特開2014−85878号公報
ところで、上記した特許文献1に記載の扉開閉装置では、情報書込装置の使用時にフロントケースの挿入口がロックされたカバーによって覆われているので安全である。
一方、カバーがロックされている状態からソレノイドを通電することにより、カバーのロックを解除できるが、カバーのロックが解除された後のソレノイドへの処理について開示されていないので不明である。この際、カバーのロックが解除された後に、ソレノイドへの通電が継続されると、ソレノイドの温度が上昇してしまうので、周囲の部材に対して悪影響を及ぼしてしまう。
そこで、本発明は、電子機器などの装置筐体に扉を開閉可能に取り付けた際に、扉への係止及び係止解除を行うソレノイドに対して温度上昇を抑制でき、且つ、省電力化を図ることができると共に、ユーザ又はサービスマンが意図するタイミングで扉を開くことができる扉開閉装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、第1の発明は、装置筐体に開閉可能に取り付けられた扉と、
前記扉の内面に取り付けられた係止フックと、
前記装置筐体内に取り付けられており、非通電時に復帰バネ力により前進する第1の位置と、通電時に前記復帰バネ力に抗して電磁吸引力により後退する第2の位置との間を進退する可動鉄心を有するソレノイドと、
前記ソレノイドの可動鉄心側に揺動可能に連結され、且つ、連結部位とは反対側に自由端を有する係止レバーと、
前記ソレノイドを制御する制御部と、を備えてなり、
前記制御部は、
前記扉が閉じているときに、前記ソレノイドを非通電制御して、前記第1の位置に前進した前記可動鉄心と連動して前記係止レバーを前記係止フックに係止させ、
一方、前記扉が閉じて係止されているときに、前記ソレノイドを通電制御して前記第2の位置に後退する前記可動鉄心と連動して前記係止レバーを前記係止フックから離間させて係止解除し、係止解除後に前記ソレノイドを非通電制御して前記第1の位置側に前進する前記可動鉄心と連動して前記係止レバーの自由端を前記復帰バネ力により前記係止フックに当接させて前記扉を閉じたまま係止解除状態を維持するように制御することを特徴とする扉開閉装置である。
また、第2の発明は、上記した第1の発明の扉開閉装置において、
前記係止フックは、前記扉の内面から前記装置筐体内側に延在して形成され、その先端に係止爪部を備え、
前記制御部により前記ソレノイドが非通電状態で前記扉が係止解除維持状態に至っているときにこの扉を開くと、前記係止レバーが前記扉と一体に移動する前記係止フックの側面から離れることで、前記復帰バネ力により前記可動鉄心を前記第1の位置まで前進させ、一方、前記扉を閉じる動作に伴って前記可動鉄心によって前進した前記係止レバーが前記係止フックの係止爪部の背面に形成した傾斜面で持ち上げられて前記係止爪部を乗り越えた後に係止されることを特徴とする扉開閉装置である。
また、第3の発明は、上記した第1又は第2の発明の扉開閉装置において、
前記係止レバーは、一端部と他端部との間の中間部位に前記ソレノイドの可動鉄心を連結して前記一端部が揺動自在に軸支されたレバーの前記他端部側に揺動可能に連結されていることを特徴とする扉開閉装置である。
第1の発明の扉開閉装置によると、扉の内面に取り付けた係止フックと、ソレノイドの可動鉄心側に揺動可能に連結され、且つ、連結部位とは反対側に自由端を有する係止レバーと、ソレノイドを制御する制御部とを備えた際、制御部は、扉が閉じているときに、ソレノイドを非通電制御して、第1の位置に前進した可動鉄心と連動して係止レバーを係止フックに係止させている。一方、扉が閉じて係止されているときに、ソレノイドを通電制御して第2の位置に後退する可動鉄心と連動して係止レバーを係止フックから離間させて係止解除し、係止解除後にソレノイドを非通電制御して第1の位置側に前進する可動鉄心と連動して係止レバーの自由端を復帰バネ力により係止フックに当接させて扉を閉じたまま係止解除状態を維持するように制御している。
これにより、扉を閉じたまま係止解除状態を維持しているときに、ソレノイドの温度上昇を抑えることができると共に、且つ、扉開閉装置への省電力化を図ることができる。また、扉を閉じたまま係止解除状態を維持することで、ユーザ又はサービスマンが意図するタイミングで扉を開くことができる。
また、第2の発明の扉開閉装置によると、係止フックは、扉の内面から装置筐体内側に延在して形成され、その先端に係止爪部を備え、制御部によりソレノイドが非通電状態で扉が係止解除維持状態に至っているときにこの扉を開くと、係止レバーが扉と一体に移動する係止フックの側面から離れることで、復帰バネ力により可動鉄心を第1の位置まで前進させ、一方、扉を閉じる動作に伴って可動鉄心によって前進した係止レバーが係止フックの係止爪部の背面に形成した傾斜面で持ち上げられて係止爪部を乗り越えた後に係止されるので、ソレノイドへの通電をせずに扉を係止フックと係止レバーとにより確実に係止できる。
また、第3の発明の扉開閉装置によると、係止レバーは、一端部と他端部との間の中間部位にソレノイドの可動鉄心を連結して一端部が揺動自在に軸支されたレバーの他端部側に揺動可能に連結されている。
この結果、ソレノイドの可動鉄心が第1,第2の位置間を直線移動するストロークに対して係止レバーの移動量を拡大させることができ、これに伴って係止フックの幅を広げることが可能となると共に、ソレノイドの可動鉄心の移動範囲をレバーで規制しながらこの可動鉄心がスムーズに第1,第2の位置間を移動できるために、レバーの他端部に連結した係止レバーの動作が確実になり、設計上に安定な機構が得られる。
本発明に係る扉開閉装置を適用した画像形成装置の外観を示した斜視図である。 本発明の実施形態1に係る扉開閉装置の構成を示した図であり、且つ、扉が係止されて閉じている第1動作状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態1に係る扉開閉装置において、ソレノイドを一時的に通電制御して扉への係止を解除する第2動作状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態1に係る扉開閉装置において、扉への係止が解除された状態でソレノイドへの一時通電を中止した第3動作状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態1に係る扉開閉装置において、扉への係止が解除され、且つ、ソレノイドが非通電制御されている状態で扉を開く第4動作状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態1に係る扉開閉装置において、開いている扉を閉じる第5動作状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態2に係る扉開閉装置の構成を示した図であり、且つ、扉が係止されて閉じている第1動作状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態2に係る扉開閉装置において、ソレノイドを一時的に通電制御して扉への係止を解除する第2動作状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態2に係る扉開閉装置において、扉への係止が解除された状態でソレノイドへの一時通電を中止した第3動作状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態2に係る扉開閉装置において、扉への係止が解除され、且つ、ソレノイドが非通電制御されている状態で扉を開く第4動作状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態2に係る扉開閉装置において、開いている扉を閉じる第5動作状態を示した斜視図である。
以下に本発明に係る扉開閉装置の一実施形態について、図1〜図11を参照して実施形態1,実施形態2の順に詳細に説明する。
本発明に係る扉開閉装置は、用紙上に画像や文字を印刷する画像形成装置や、用紙上に画像や文字を複写する複写機とか、用紙に対して各種の処理を行う用紙処理装置などの電子機器に適用されている。
そして、本発明に係る扉開閉装置では、装置筐体に扉を開閉可能に取り付けた際に、扉の内面に取り付けた係止フックと、装置筐体内に設けたソレノイドの可動鉄心側に揺動可能に連結させた係止レバーとにより扉を係止(ロック)させて、係止された扉を開く必要が生じたときに、ソレノイドを一時的に通電制御して扉への係止を解除させ、係止解除後にソレノイドを非通電制御して扉を閉じたまま係止解除状態を維持するように構成している。
まず、本発明に係る扉開閉装置を適用した電子機器の一例となる画像形成装置について、図1を用いて説明する。
(画像形成装置)
図1は本発明に係る扉開閉装置を適用した画像形成装置の外観を斜視的に示している。
図1に示す如く、本発明に係る扉開閉装置を適用した画像形成装置1では、装置筐体2が略箱状に形成されている。
この装置筐体2の天面2a上には、この画像形成装置1を操作する操作パネル部3が取り付けられている。
また、装置筐体2の前面2b側の右方には、扉4が装置筐体2の右側面2cの前方上下に配置したヒンジ5,5により開閉可能に取り付けられている。この扉4の外側には取っ手6が一体的に取り付けられている。
また、取っ手6の近傍で扉4の内側には、本発明の実施形態1に係る扉開閉装置20、又は、本発明の実施形態2に係る扉開閉装置30が設けられている。
また、扉4の内側の上方部位には、不図示の用紙上に画像を形成する画像形成部7が設けられており、且つ、扉4の内側の下方部位には、不図示の用紙を画像形成部7に向けて給紙する給紙部8が設けられている。
また、扉4の下方には、不図示の用紙を用紙サイズごとに積層した複数の給紙トレイ9A,9B,9Cが3段重ねて装置筐体2の前面2b側に向かって引き出し自在に設けられている。
また、装置筐体2の左側面2d側の内部上方部位には、画像形成部7から送られた不図示の画像形成済みの用紙を排紙する排紙部10が設けられており、この排紙部10によって排紙された画像形成済みの用紙は装置筐体2の外部に向かって突出形成された排紙トレイ11上に積載されるようになっている。
更に、画像形成装置1を全体的に制御する制御部12が装置筐体2内の適宜な場所に設置されている。
ここで、本発明の実施形態1に係る扉開閉装置について、図2〜図6を用いて説明する。
(実施形態1の扉開閉装置)
図2は本発明の実施形態1に係る扉開閉装置の構成を示した図であり、且つ、扉が係止されて閉じている第1動作状態を模式的に示している。また、図3〜図6は本発明の実施形態1に係る扉開閉装置において、扉への係止を解除してこの扉を開いた後に再び扉を閉じるまでの第2動作状態〜第5動作状態を動作順に模式的に示している。尚、図3〜図6中では扉の図示を省略している。
図2に示す如く、本発明の実施形態1に係る扉開閉装置20では、先に説明したように扉4が画像形成装置1(図1)の装置筐体2にヒンジ5,5を介して開閉可能に設けられている。
また、扉4の外側に取り付けた取っ手6の近傍でこの扉4の内面には、係止フック21が一体的に取り付けられている。この係止フック21は、扉4の内面から装置筐体2内に延在して形成され、その先端に下記する係止爪部21bを備えている。
即ち、上記した係止フック21は、扉4の内面に対して略直角で装置筐体2内の奥方に向かって略水平に突出させた長方形状の係止台部21aと、扉4の内面と反対側の先端となる係止台部21aの奥方の先端部から上方に向かって略三角形状に突出させた係止爪部21bと、所定の高さを有して奥方に向かう係止台部21aの側面21cとが一体形成されている。
また、装置筐体2内の奥方で扉4と略平行に取り付けた固定部材となるブラケット22には、係止フック21側に円筒状のガイド部材23が係止フック21と略平行に扉4の内面に向って取り付けられている。
この際、円筒状のガイド部材23は、後述する係止レバー27の高さ方向の下面を一時的にガイドする機能を備えており、このガイド部材23のうちで係止レバー27の下面が当接する部位は係止フック21の係止台部21aよりも低い位置に配置されている。
また、ブラケット22には、ソレノイド24が係止フック21から右方に間隔を隔てて取り付けられており、このソレノイド24は扉4の内面と対向し、且つ、長手方向を左右に向けて略水平な姿勢で固定されている。
上記したソレノイド24は、直方形状のヨーク24a内にコイル(図示せず)を巻回した円環状のボビン(図示せず)が収納されており、且つ、ボビン内に円筒状に形成された長尺な可動鉄心24bが左右方向(矢印方向)に直線移動可能に進退自在に収納されている。
この際、ソレノイド24の可動鉄心24bは、画像形成装置1(図1)内に設けた制御部12を介してコイルへの電流をON/OFF制御することで、非通電時に後述する復帰バネ力により左方に前進する第1の位置と、通電時に復帰バネ力に抗して電磁吸引力により右方に後退する第2の位置との間を直線移動するようになっている。
また、ソレノイド24の可動鉄心24bの先端側には、この可動鉄心24bを第1の位置側に付勢する復帰用圧縮バネ25と、リング状のワッシャ26とが嵌め込まれた後に、板状の係止レバー27が係止フック21側に向かって連結ピン28により揺動可能に連結されている。
上記した係止レバー27は、右方の一端部27aと左方の他端部27bとの間の側面27cが長方形板状に形成されており、この係止レバー27の長手方向の中間部位がブラケット22に取り付けたガイド部材23に対して上方から交差して跨いでいる。
そして、係止レバー27の一端部27a側は、ソレノイド24の可動鉄心24bに連結ピン28を介して連結されている。また、係止レバー27の他端部27b側は、可動鉄心24bに連結ピン28を介して連結される連結部位とは反対側に位置して先端部位に自由端を有しており、連結ピン28を中心にして上下方向に揺動可能になっていると共に、この他端部27b側がソレノイド24の可動鉄心24bの直線移動による第1,第2の位置に応じて扉4の内面に取り付けた係止フック21の係止台部21a及び係止爪部21bに対して接離自在になっている。
この際、係止レバー27は、ソレノイド24の可動鉄心24bに直接連結されているために、連結構造が簡単であるが、係止レバー27の左右方向への移動量は可動鉄心24bが第1,第2の位置間を直線移動するストロークと同じになるので、このストロークに対応して係止レバー27の係止台部21a及び係止爪部21bの各幅が設定されている。
尚、係止レバー27の一端部27aをソレノイド24の可動鉄心24bに連結した連結ピン28は、ブラケット22側に向かって長尺に突出しており、この連結ピン28がブラケット22に可動鉄心24bと平行に形成した長孔22a内に嵌め込まれているので、可動鉄心24bは回転せずに直線移動できると共に、復帰バネ力により第1の位置に至った可動鉄心24bが上記した長孔22a内に嵌め込まれた連結ピン28によってソレノイド24内から抜けださないように規制されている。
上記のように本発明の実施形態1に係る扉開閉装置20を構成したときに、図2は扉4が係止されて閉じている第1動作状態を斜視的に示している。
この第1動作状態では、扉4が閉じているときに、制御部12によってソレノイド24が非通電制御されているので、ソレノイド24の可動鉄心24bが復帰用圧縮バネ25の復帰バネ力により左方に前進した第1の位置に至っている。
このとき、ソレノイド24の可動鉄心24bに連結した係止レバー27の他端部27b側は、扉4の内面に取り付けた係止フック21の係止台部21a上で係止爪部21bよりも扉4の内面側に係止レバー自身の自重により搭載されている。
これにより、ユーザ又はサービスマンが取っ手6をつかんで扉4を手前に向けて開けようとすると、係止フック21の係止台部21a上に搭載された係止レバー27の他端部27b側の側面27cが係止フック21の係止爪部21bに当接して係止されるので、扉4を開くことができない。
従って、実施形態1では、係止レバー27の他端部27b側の側面27cが係止部として機能し、一方、係止フック21の係止爪部21bが係止レバー27の係止部に係止される被係止部として機能している。
次に、図3はソレノイド24を一時的に通電制御して扉4への係止を解除する第2動作状態を斜視的に示している。
この第2状態では、扉4が閉じて係止されているときに、ユーザ又はサービスマンが画像形成装置1(図1)の操作パネル部3に取り付けた扉開釦(図示せず)を押すか、又は、画像形成装置1で発生した用紙ジャムを自動的に検出したときに、制御部12はソレノイド24を一時的に通電制御する。この際、制御部12は画像形成装置1(図1)内でソレノイド24以外は動作を停止するように制御している。
この際、ソレノイド24を通電したままの状態を継続すると、ソレノイド24が発熱して周囲の部材に悪影響を及ぼしたり、可動鉄心24bの電磁吸引力が弱まってしまうので、この実施形態1ではソレノイド24への通電は僅かな時間だけ一時的に行っている。
このソレノイド24への通電制御により、ソレノイド24の可動鉄心24bは復帰用圧縮バネ25の復帰バネ力に抗して電磁吸引力により右方に後退して第2の位置に至る。
これに伴って、ソレノイド24の可動鉄心24bに連結ピン28を介して連結した係止レバー27も右方に移動するので、この係止レバー27の他端部27b側が扉4の内面に取り付けた係止フック21の係止台部21a及び係止爪部21bから離間する。
これにより、係止フック21の側面21cと係止レバー27の他端部27bの先端部位との間に僅かな隙間が形成されて、扉4への係止が解除される。
そして、係止レバー27は、自重により連結ピン28を中心にして下方に向かって揺動するので、係止レバー27の他端部27b側が落下してこの長手方向の中間部位がブラケット22に係止フック21の係止台部21aよりも低い位置に配置したガイド部材23上に当接する。
尚、画像形成装置1(図1)内で不図示の電源が故障した場合には、ソレノイド24への一時通電が不能となるので、この場合にはサービスマンが閉じている扉4の隙間から細い針金などを用いて係止レバー27の他端部27b側を連結ピン28を中心にして上方に持ち上げれば扉4への係止を解除することができる。
次に、図4は扉4への係止が解除された状態でソレノイド24への一時通電を中止した第3動作状態を斜視的に示している。
この第3状態では、扉4への係止が解除されたときに、制御部12は係止解除後を見計らってソレノイド24への一時通電を停止して非通電制御する。
このソレノイド24への一時通電停止により、ソレノイド24の可動鉄心24bは復帰用圧縮バネ25の復帰バネ力により左方に前進しようとするが、ソレノイド24の可動鉄心24bに連結した係止レバー27の他端部27bの先端部位(自由端)が復帰バネ力により扉4の内面に取り付けた係止フック21の側面21cに当接する。
従って、実施形態1では、係止レバー27の他端部27bの先端部位が当接部として機能し、一方、係止フック21の側面21cが係止レバー27の当接部に当接される被当接部として機能している。
これに伴って、係止レバー27はブラケット22に取り付けたガイド部材23にガイドされながら係止フック21の側面21cによって右方に押し戻されるので、この係止レバー27と一体にソレノイド24の可動鉄心24bも右方に押し戻されるために、扉4への係止が解除された状態を維持する。
この結果、扉4への係止が解除されたときに、ソレノイド24は非通電状態になっているので、ソレノイド24の温度上昇を抑えることができると共に、且つ、扉開閉装置20への省電力化を図ることができる。
次に、図5は扉4への係止が解除され、且つ、ソレノイド24が非通電制御されている状態で扉4を開く第4動作状態を斜視的に示している。
この第4動作状態では、制御部12によりソレノイド24が非通電状態で扉4への係止が解除されて、扉4が係止解除維持状態に至っているので、ユーザ又はサービスマンは意図するタイミングで扉4を開くことができる。
そして、ユーザ又はサービスマンが扉4を開くと、扉4と一体に係止フック21も開き方向に移動する。そして、係止レバー27の他端部27bの先端部位が扉4と一体に開き方向に移動中の係止フック21の側面21cから離間する。
これにより、係止レバー27の他端部27bの先端部位が係止フック21の側面21cに当接していることにより抑制されていた復帰用圧縮バネ25の付勢力が開放される。
これに伴って、係止レバー27はブラケット22に取り付けたガイド部材23にガイドされながら左方に移動可能となるので、係止レバー27と一体にソレノイド24の可動鉄心24bが復帰用圧縮バネ25の復帰バネ力により左方に前進した第1の位置に戻る。
ここで扉4が開かれたときに、ユーザは例えば画像形成装置1(図1)内で生じたジャム用紙(図示せず)を安心して取り除くことができ、又は、サービスマンは画像形成装置1内の故障箇所などを安心して修理することができる。
次に、図6は開いている扉4を閉じる第5動作状態を斜視的に示している。
この第5動作状態では、非通電状態であるソレノイド24の可動鉄心24bと一体に係止レバー27が復帰用圧縮バネ25の復帰バネ力により左方に既に移動している。
このときに、ユーザ又はサービスマンが扉4を閉めると、係止レバー27の他端部27b側が扉4と一体に閉じ方向に移動した係止フック21の係止爪部21bの背面に形成された傾斜面21b1で持ち上げられて係止爪部21bを乗り越えた後に係止される。従って、ソレノイド24への通電をせずに、扉4を係止フック21と係止レバー27とにより確実に係止でき、先に図2を用いて説明した扉4への係止状態に戻る。
次に、本発明の実施形態2に係る扉開閉装置について、図7〜図11を用いて説明する。
(実施形態2の扉開閉装置)
図7は本発明の実施形態2に係る扉開閉装置の構成を示した図であり、且つ、扉が係止されて閉じている第1動作状態を模式的に示している。また、図8〜図11は本発明の実施形態2に係る扉開閉装置において、扉への係止を解除してこの扉を開いた後に再び扉を閉じるまでの第2動作状態〜第5動作状態を動作順に模式的に示している。尚、図8〜図11中では扉の図示を省略している。
図7に示す如く、本発明の実施形態2に係る扉開閉装置30でも、先に説明したように扉4が画像形成装置1(図1)の装置筐体2にヒンジ5,5を介して開閉可能に設けられている。
また、扉4の外側に取り付けた取っ手6の近傍でこの扉4の内面には、係止フック31が一体的に取り付けられている。この係止フック31は、扉4の内面から装置筐体2内に延在して形成され、その先端に下記する係止爪部31bを備えている。
即ち、上記した係止フック31は、扉4の内面に対して略直角で装置筐体2内の奥方に向かって略水平に突出させた長方形状の係止台部31aと、扉4の内面と反対側の先端となる係止台部31aの奥方の先端部から上方に向かって略三角形状に突出させた係止爪部31bと、所定の高さを有して奥方に向かう係止台部31aの側面31cとが一体形成されている。
また、装置筐体2内の奥方で扉4と略平行に取り付けた固定部材となるブラケット32には、係止フック31側に円筒状の支点軸33と、円筒状のガイド部材34とが係止フック31と略平行に扉4の内面に向って上下に分かれて取り付けられている。
この際、円筒状のガイド部材34は、後述する係止レバー39の高さ方向の下面を一時的にガイドする機能を備えており、このガイド部材34のうちで係止レバー39の下面が当接する部位は係止フック31の係止台部31aよりも低い位置に配置されている。
また、ブラケット32には、ソレノイド35が係止フック31から右方に間隔を隔てて取り付けられており、このソレノイド35は扉4の内面と対向し、且つ、長手方向を左右に向けて略水平な姿勢で固定されている。
上記したソレノイド35は、直方形状のヨーク35a内にコイル(図示せず)を巻回した円環状のボビン(図示せず)が収納されており、且つ、ボビン内に円筒状に形成された長尺な可動鉄心35bが図示左右方向(矢印方向)に直線移動可能に進退自在に収納されている。
この際、ソレノイド35の可動鉄心35bは、画像形成装置1(図1)内に設けた制御部12を介してコイルへの電流をON/OFF制御することで、非通電時に後述する復帰バネ力により左方に前進する第1の位置と、通電時に復帰バネ力に抗して電磁吸引力により右方に後退する第2の位置との間を直線移動するようになっている。
また、ブラケット32の上方に取り付けた支点軸33には、板状のレバー36が扉4の内面と略平行で下方に向かって垂下して左右方向に揺動自在に支持されている。
上記したレバー36は、上方の一端部36aと下方の他端部36bとの間の側面36cが長尺な板状に形成されており、且つ、側面36cの中間部位36c1にソレノイド35の可動鉄心35bが連結ピン37を介して連結されている。
この実施形態2では、ソレノイド35の可動鉄心35bがレバー36に連結されているために、可動鉄心35bは回転せずに直線移動できると共に、ソレノイド35内から抜けださない。
また、レバー36の他端部36bには軸38が扉4の内面に向って取り付けられており、この軸38に板状の係止レバー39が係止フック31側に向かって揺動可能に支持されているので、レバー36と係止レバー39とが略直角に交わっている。
この際、レバー36が上方の支点軸33を中心にして揺動したときに、このレバー36の側面36cの中間部位36c1に連結されたソレノイド35の可動鉄心35bが第1,第2の位置間を直線移動するストロークに対して、レバー36の他端部36b側に連結された係止レバー39の移動量を例えば略2倍程度まで拡大することができ、これに伴って係止フック31の係止爪部31bの幅を実施例1よりも広げることが可能となると共に、ソレノイド35の可動鉄心35bの移動範囲をレバー36で規制しながらこの可動鉄心35bがスムーズに第1,第2の位置間を移動できるために、レバー36の他端部36bに連結した係止レバー39の動作が確実になり、設計上に安定な機構が得られる。
また、軸38には復帰用ネジリバネ40が嵌め込まれており、この復帰用ネジリバネ40の一端はレバー36に掛止され、且つ、復帰用ネジリバネ40の他端は係止レバー39に掛止されている。
そして、復帰用ネジリバネ40は、レバー36と係止レバー39との間で略直交した間隔を互いに広げる方向に付勢しているので、レバー36を介してソレノイド35の可動鉄心35bを第1の位置側に付勢でき、且つ、係止レバー39の他端部39b側を係止フック31の係止台部31a上に押圧できるようになっている。
上記した係止レバー39は、右方の一端部39aと左方の他端部39bとの間の側面39cが長方形板状に形成されており、長手方向の中間部位がブラケット32に取り付けたガイド部材34に対して上方から交差して跨いでいる。
そして、係止レバー39の一端部39a側は、レバー36の他端部36b側に軸38を介して連結されている。また、係止レバー39の他端部39b側は、レバー36の他端部36b側に軸38を介して連結される連結部位とは反対側に位置して先端部位に自由端を有しており、軸38を中心にして上下方向に揺動可能になっていると共に、この他端部39b側がソレノイド35の可動鉄心35bの直線移動による第1,第2の位置に応じて扉4の内面に取り付けた係止フック31の係止台部31a及び係止爪部31bに対して接離自在になっている。
上記のように本発明の実施形態2に係る扉開閉装置30を構成したときに、図7は扉4が係止されて閉じている第1動作状態を斜視的に示している。
この第1動作状態では、扉4が閉じているときに、制御部12によってソレノイド35が非通電制御されているので、レバー36が復帰用ネジリバネ40の復帰バネ力によりブラケット32の上方に設置した支点軸33を中心にして時計方向に揺動する。
これに伴って、レバー36に連結ピン37を介して連結したソレノイド35の可動鉄心35bは復帰バネ力により左方に前進した第1の位置に至っている。
また、レバー36の他端部36b側に軸38を介して連結した係止レバー39の他端部39b側は、扉4の内面に取り付けた係止フック31の係止台部31a上で係止爪部31bよりも扉4の内面側に係止レバー自身の自重及び復帰用ネジリバネ40の付勢力により搭載されている。
これにより、ユーザ又はサービスマンが取っ手6をつかんで扉4を手前に向けて開けようとすると、係止フック31の係止台部31a上に搭載された係止レバー39の他端部39b側の側面39cが係止フック31の係止爪部31bに当接して係止されるので、扉4を開くことができない。
従って、実施形態2では、係止レバー39の他端部39b側の側面39cが係止部として機能し、一方、係止フック31の係止爪部31bが係止レバー39の係止部に係止される被係止部として機能している。
次に、図8はソレノイド35を一時的に通電制御して扉4への係止を解除する第2動作状態を斜視的に示している。
この第2状態では、扉4が閉じて係止されているときに、ユーザ又はサービスマンが画像形成装置1(図1)の操作パネル部3に取り付けた扉開釦(図示せず)を押すか、又は、画像形成装置1で発生した用紙ジャムを自動的に検出したときに、制御部12はソレノイド35を一時的に通電制御する。この際、制御部12は画像形成装置1(図1)内でソレノイド35以外は動作を停止するように制御している。
この際、ソレノイド35を通電したままの状態を継続すると、ソレノイド35が発熱して周囲の部材に悪影響を及ぼしたり、可動鉄心35bの電磁吸引力が弱まってしまうので、この実施形態2でもソレノイド35への通電は僅かな時間だけ一時的に行っている。
このソレノイド35への通電制御により、ソレノイド35の可動鉄心35bは復帰用ネジリバネ40の復帰バネ力に抗して電磁吸引力により右方に後退して第2の位置に至る。
このとき、ソレノイド35の可動鉄心35bに連結ピン37を介して連結したレバー36は、支点軸33を中心にして反時計方向に揺動する。
これに伴って、レバー36の他端部36b側に軸38を介して連結した係止レバー39は、ソレノイド35の可動鉄心35bが第1,第2の位置間を直線移動するストロークに対して略2倍程度の移動量で右方に移動するので、この係止レバー39の他端部39b側が扉4の内面に取り付けた係止フック31の係止台部31a及び係止爪部31bから離間する。
これにより、係止フック31の側面31cと係止レバー39の他端部39bの先端部位との間に僅かな隙間が形成されて、扉4への係止が解除される。
そして、係止レバー39は、自重と復帰用ネジリバネ40の付勢力とにより軸38を中心にして下方に向かって揺動するので、係止レバー39の他端部39b側が落下してこの長手方向の中間部位がブラケット32に係止フック31の係止台部31aよりも低い位置に配置したガイド部材34上に当接する。
尚、画像形成装置1(図1)内で不図示の電源が故障した場合には、ソレノイド35への一時通電が不能となるので、この場合にはサービスマンが扉4の隙間から細い針金などを用いて係止レバー39の他端部39b側を軸38を中心にして上方に持ち上げれば扉4への係止を解除することができる。
次に、図9は扉4への係止が解除された状態でソレノイド35への一時通電を中止した第3動作状態を斜視的に示している。
この第3状態では、扉4への係止が解除されたときに、制御部12は係止解除後を見計らってソレノイド35への一時通電を停止して非通電制御する。
このソレノイド35への一時通電停止により、レバー36は復帰用ネジリバネ40の復帰バネ力により支点軸33を中心に時計方向に揺動し、このレバー36に連結ピン37を介して連結したソレノイド35の可動鉄心35bは復帰バネ力により左方に前進しようとするが、レバー36の他端部36b側に軸38を介して連結した係止レバー39の他端部39bの先端部位(自由端)が復帰バネ力により扉4の内面に取り付けた係止フック31の側面31cに当接する。
従って、実施形態2では、係止レバー39の他端部39bの先端部位が当接部として機能し、一方、係止フック31の側面31cが係止レバー39の当接部に当接される被当接部として機能している。
これに伴って、係止レバー39はブラケット32に取り付けたガイド部材34にガイドされながら係止フック31の側面31cによって右方に押し戻されるので、この係止レバー39と一体にソレノイド35の可動鉄心35bも右方に押し戻されるために、扉4への係止が解除された状態を維持する。
この結果、扉4への係止が解除されたときに、ソレノイド35は非通電状態になっているので、ソレノイド35の温度上昇を抑えることができると共に、且つ、扉開閉装置30への省電力化を図ることができる。
次に、図10は扉4への係止が解除され、且つ、ソレノイド35が非通電制御されている状態で扉4を開く第4動作状態を斜視的に示している。
この第4動作状態では、制御部12によりソレノイド35が非通電状態で扉4への係止が解除されて、扉4が係止解除維持状態に至っているので、ユーザ又はサービスマンは意図するタイミングで扉4を開くことができる。
そして、ユーザ又はサービスマンが扉4を開くと、扉4と一体に係止フック31も開き方向に移動する。そして、係止レバー39の他端部39bの先端部位が扉4と一体に開き方向に移動中の係止フック31の側面31cから離間する。
これにより、係止レバー39の他端部39bの先端部位が係止フック31の側面31cに当接していることにより抑制されていた復帰用ネジリバネ40の付勢力が開放される。
これに伴って、係止レバー39はブラケット32に取り付けたガイド部材34にガイドされながら左方に移動可能となるので、係止レバー39を連結したレバー36が支点軸33を中心にして時計方向に揺動し、このレバー36に連結したソレノイド35の可動鉄心35bが復帰バネ力により左方に前進した第1の位置に戻る。
ここで扉4が開かれたときに、ユーザは例えば画像形成装置1(図1)内で生じたジャム用紙(図示せず)を安心して取り除くことができ、又は、サービスマンは画像形成装置1内の故障箇所などを安心して修理することができる。
次に、図11は開いている扉4を閉じる第5動作状態を斜視的に示している。
この第5動作状態では、非通電状態であるソレノイド35の可動鉄心35bを連結したレバー36は復帰用ネジリバネ40の復帰バネ力により支点軸33を中心にして時計方向に既に揺動しており、これに伴ってレバー36の他端部36b側に連結した係止レバー39も復帰用ネジリバネ40の復帰バネ力により左方に既に移動している。
このときに、ユーザ又はサービスマンが扉4を閉めると、係止レバー39の他端部39b側が扉4と一体に閉じ方向に移動した係止フック31の係止爪部31bの背面に形成した傾斜面31b1で持ち上げられて係止爪部31bを乗り越えた後に係止される。従って、ソレノイド35への通電をせずに、扉4を係止フック31と係止レバー39とにより確実に係止でき、先に図7を用いて説明した扉4への係止状態に戻る。
1…画像形成装置、2…装置筐体、3…操作パネル部、4…扉、5…ヒンジ、
6…取っ手、7…画像形成部、8…給紙部、10…排紙部、12…制御部、
20…実施形態1の扉開閉装置、
21…係止フック、21a…係止台部、21b…係止爪部、21b1…傾斜面、
21c…側面、22…固定部材(ブラケット)、23…ガイド部材、
24…ソレノイド、24a…ヨーク、24b…可動鉄心、
25…復帰用圧縮バネ、26…ワッシャ、
27…係止レバー、27a…一端部、27b…他端部、27c…側面、
28…連結ピン、
30…実施形態2の扉開閉装置、
31…係止フック、31a…係止台部、31b…係止爪部、31b1…傾斜面、
31c…側面、32…固定部材(ブラケット)、33…支点軸、34…ガイド部材、
35…ソレノイド、35a…ヨーク、35b…可動鉄心、
36…レバー、36a…一端部、36b…他端部、36c…側面、
36c1…中間部位、37…連結ピン、38…軸、39…係止レバー、
39a…一端部、39b…他端部、39c…側面、40…ネジリバネ。

Claims (6)

  1. 装置筐体に開閉可能に取り付けられた扉と、
    前記扉の内面に取り付けられた係止フックと、
    前記装置筐体内に取り付けられており、非通電時に復帰バネ力により前進する第1の位置と、通電時に前記復帰バネ力に抗して電磁吸引力により後退する第2の位置との間を直線移動する可動鉄心を有するソレノイドと、
    前記ソレノイドの可動鉄心側に揺動可能に連結され、且つ、連結部位とは反対側に自由端を有する係止レバーと、
    前記ソレノイドを制御する制御部と、を備えてなり、
    前記制御部は、
    前記扉が閉じているときに、前記ソレノイドを非通電制御して、前記第1の位置に前進した前記可動鉄心と連動して前記係止レバーを前記係止フックに係止させ、
    一方、前記扉が閉じて係止されているときに、前記ソレノイドを通電制御して前記第2の位置に後退する前記可動鉄心と連動して前記係止レバーを前記係止フックから離間させて係止解除し、係止解除後に前記ソレノイドを非通電制御して前記第1の位置側に前進する前記可動鉄心と連動して前記係止レバーの自由端を前記復帰バネ力により前記係止フックに当接させて前記扉を閉じたまま係止解除状態を維持するように制御することを特徴とする扉開閉装置。
  2. 装置筐体に開閉可能に取り付けられた扉と、
    前記扉の内面に取り付けられた係止フックと、
    前記装置筐体内に取り付けられており、非通電時に復帰バネ力により前進する第1の位置と、通電時に前記復帰バネ力に抗して電磁吸引力により後退する第2の位置との間を直線移動する可動鉄心を有するソレノイドと、
    端部と他端部との間の中間部位に前記ソレノイドの可動鉄心を連結して前記一端部が揺動自在に軸支されたレバーの前記他端部側に揺動可能に連結され、且つ、連結部位とは反対側に自由端を有する係止レバーと、
    前記ソレノイドを制御する制御部と、を備えてなり、
    前記制御部は、
    前記扉が閉じているときに、前記ソレノイドを非通電制御して、前記第1の位置に前進した前記可動鉄心と連動して前記係止レバーを前記係止フックに係止させ、
    一方、前記扉が閉じて係止されているときに、前記ソレノイドを通電制御して前記第2の位置に後退する前記可動鉄心と連動して前記係止レバーを前記係止フックから離間させて係止解除し、係止解除後に前記ソレノイドを非通電制御して前記第1の位置側に前進する前記可動鉄心と連動して前記係止レバーの自由端を前記復帰バネ力により前記係止フックに当接させて前記扉を閉じたまま係止解除状態を維持するように制御することを特徴とする扉開閉装置。
  3. 前記係止フックは、前記扉の内面から前記装置筐体内側に延在して形成され、その先端に係止爪部を備え、
    前記制御部により前記ソレノイドが非通電状態で前記扉が係止解除維持状態に至っているときにこの扉を開くと、前記係止レバーが前記扉と一体に移動する前記係止フックの側面から離れることで、前記復帰バネ力により前記可動鉄心を前記第1の位置まで前進させ、一方、前記扉を閉じる動作に伴って前記可動鉄心によって前進した前記係止レバーが前記係止フックの係止爪部の背面に形成した傾斜面で持ち上げられて前記係止爪部を乗り越えた後に係止されることを特徴とする請求項1または2に記載の扉開閉装置。
  4. 装置筐体に開閉可能に取り付けられた扉と、
    前記扉の内面に取り付けられた係止フックと、
    前記装置筐体内に取り付けられており、非通電時に復帰バネ力により前進する第1の位置と、通電時に前記復帰バネ力に抗して電磁吸引力により後退する第2の位置との間を進退する可動鉄心を有するソレノイドと、
    前記ソレノイドの可動鉄心側に揺動可能に連結され、且つ、連結部位とは反対側に自由端を有する係止レバーと、
    前記ソレノイドを制御する制御部と、を備えてなり、
    前記制御部は、
    前記扉が閉じているときに、前記ソレノイドを非通電制御して、前記第1の位置に前進した前記可動鉄心と連動して前記係止レバーを前記係止フックに係止させ、
    一方、前記扉が閉じて係止されているときに、前記ソレノイドを通電制御して前記第2の位置に後退する前記可動鉄心と連動して前記係止レバーを前記係止フックから離間させて係止解除し、係止解除後に前記ソレノイドを非通電制御して前記第1の位置側に前進する前記可動鉄心と連動して前記係止レバーの自由端を前記復帰バネ力により前記係止フックに当接させて前記扉を閉じたまま係止解除状態を維持するように制御し、
    前記係止フックは、前記扉の内面から前記装置筐体内側に延在して形成され、その先端に係止爪部を備え、
    前記制御部により前記ソレノイドが非通電状態で前記扉が係止解除維持状態に至っているときにこの扉を開くと、前記係止レバーが前記扉と一体に移動する前記係止フックの側面から離れることで、前記復帰バネ力により前記可動鉄心を前記第1の位置まで前進させ、一方、前記扉を閉じる動作に伴って前記可動鉄心によって前進した前記係止レバーが前記係止フックの係止爪部の背面に形成した傾斜面で持ち上げられて前記係止爪部を乗り越えた後に係止されることを特徴とする扉開閉装置。
  5. 装置筐体に開閉可能に取り付けられた扉と、
    前記扉の内面に取り付けられた係止フックと、
    前記装置筐体内に取り付けられており、非通電時に復帰バネ力により前進する第1の位置と、通電時に前記復帰バネ力に抗して電磁吸引力により後退する第2の位置との間を進退する可動鉄心を有するソレノイドと、
    一端部と他端部との間の中間部位に前記ソレノイドの可動鉄心を連結して前記一端部が揺動自在に軸支されたレバーの前記他端部側に揺動可能に連結され、且つ、連結部位とは反対側に自由端を有する係止レバーと、
    前記ソレノイドを制御する制御部と、を備えてなり、
    前記制御部は、
    前記扉が閉じているときに、前記ソレノイドを非通電制御して、前記第1の位置に前進した前記可動鉄心と連動して前記係止レバーを前記係止フックに係止させ、
    一方、前記扉が閉じて係止されているときに、前記ソレノイドを通電制御して前記第2の位置に後退する前記可動鉄心と連動して前記係止レバーを前記係止フックから離間させて係止解除し、係止解除後に前記ソレノイドを非通電制御して前記第1の位置側に前進する前記可動鉄心と連動して前記係止レバーの自由端を前記復帰バネ力により前記係止フックに当接させて前記扉を閉じたまま係止解除状態を維持するように制御することを特徴とする扉開閉装置。
  6. 装置筐体に開閉可能に取り付けられた扉と、
    前記扉の内面に取り付けられた係止フックと、
    前記装置筐体内に取り付けられており、非通電時に復帰バネ力により前進する第1の位置と、通電時に前記復帰バネ力に抗して電磁吸引力により後退する第2の位置との間を進退する可動鉄心を有するソレノイドと、
    一端部と他端部との間の中間部位に前記ソレノイドの可動鉄心を連結して前記一端部が揺動自在に軸支されたレバーの前記他端部側に揺動可能に連結され、且つ、連結部位とは反対側に自由端を有する係止レバーと、
    前記ソレノイドを制御する制御部と、を備えてなり、
    前記制御部は、
    前記扉が閉じているときに、前記ソレノイドを非通電制御して、前記第1の位置に前進した前記可動鉄心と連動して前記係止レバーを前記係止フックに係止させ、
    一方、前記扉が閉じて係止されているときに、前記ソレノイドを通電制御して前記第2の位置に後退する前記可動鉄心と連動して前記係止レバーを前記係止フックから離間させて係止解除し、係止解除後に前記ソレノイドを非通電制御して前記第1の位置側に前進する前記可動鉄心と連動して前記係止レバーの自由端を前記復帰バネ力により前記係止フックに当接させて前記扉を閉じたまま係止解除状態を維持するように制御し、
    前記係止フックは、前記扉の内面から前記装置筐体内側に延在して形成され、その先端に係止爪部を備え、
    前記制御部により前記ソレノイドが非通電状態で前記扉が係止解除維持状態に至っているときにこの扉を開くと、前記係止レバーが前記扉と一体に移動する前記係止フックの側面から離れることで、前記復帰バネ力により前記可動鉄心を前記第1の位置まで前進させ、一方、前記扉を閉じる動作に伴って前記可動鉄心によって前進した前記係止レバーが前記係止フックの係止爪部の背面に形成した傾斜面で持ち上げられて前記係止爪部を乗り越えた後に係止されることを特徴とする扉開閉装置。
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