JP6782155B2 - 複合伸縮部材の製造方法 - Google Patents

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本発明は複合伸縮部材の製造方法に関する。
従来、使い捨ておむつ等の衛生物品に接着する細い糸ゴム等の糸状体にホットメルト接着剤等の接着剤を塗布するノズルとして、特許文献1および2に記載された接着剤塗布ノズルや接着剤塗布装置が挙げられる。
特許文献1に記載された接着剤塗布ノズルは、走行する糸状体に接着剤を塗布するノズルであって、糸状体へ接着剤を供給し塗布するための接着剤吐出口と、該糸状体を該接着剤吐出口位置に案内するためのスリット状案内溝を有している。接着剤塗布ノズルにおいて、ノズル端部に糸状体が接触する平面を設けている。また、該平面に該接着剤吐出口を開口させ、該平面の糸状体走行方向の上流側に糸状体のスリット状案内溝を設けている。
また、特許文献2には、走行中の弾性紐状体に接着剤を塗布する接着剤塗布装置が記載されている。この塗布装置は、接着剤供給孔に連通したスリット溝に接着剤を供給し、スリット溝の拡大部に、緊張状態の弾性紐状体を水平方向に貫通させている。そして、弾性紐状体を塗布ライン進行方向に供給して、スリット溝を通過する弾性紐状体の全周面に接着剤を塗布するものである。
特開2004−352494 特開2004−249191
特許文献1に記載された発明では、接着剤のボタ落ちがなく、糸ゴム等の糸状体への接着剤の塗布間欠性が良く、太さの違う糸状体の塗布にも適用できるとされている。また、継目等、太い個所が存在する紐状体でも引っ掛かりを避け切断を防ぎ得るとされている。しかし、弾性部材の表面にホットメルト接着剤を回り込みやすくするとともに、弾性部材がノズルを擦ることにより発生するノズル摩耗を抑えるということについては、考慮されておらず、改善の余地があった。
また特許文献2に記載された発明では、弾性紐状体への接着剤の塗布面を増加させて、基材への接着力を高めることができるとされている。しかし、上記同様に、弾性部材がノズル(スリット板)を擦ることにより発生するノズル摩耗を抑えるということについては、考慮されておらず、改善の余地があった。
本発明は、弾性部材の表面にホットメルト接着剤を回り込みやすくすることによって、弾性部材が一定間隔に接着されて配置され、外観の見栄えを向上させると共に、弾性部材の抜けを生じ難くしつつ、ノズルの摩耗を抑えた複合伸縮部材の製造方法に関する。
本発明は、積層される第1不織布と第2不織布との間に複数本の弾性部材が伸長状態にあって挟持固定される複合伸縮部材の製造方法であって、
接触式塗工装置を用いて伸長状態にある前記弾性部材にホットメルト接着剤を塗工する塗工工程と、
冷却したチルロール周面に前記第1不織布を接触させた状態にして前記塗工工程において前記ホットメルト接着剤を塗工した前記弾性部材を合流させて接着する合流工程と、
前記第1不織布に前記第2の不織布を対向させて、両不織布間に前記弾性部材を挟み込み、前記弾性部材と前記両不織布をニップロールにより接合固定する接合工程を有し、
前記接触式塗工装置のガンノズルに対して、前記弾性部材が前記ガンノズルの塗工位置に入る入側角度θ1と、前記弾性部材が前記塗工位置から出る出側角度θ2との和が180°未満であり、かつθ2>θ1である複合伸縮部材の製造方法を提供する。
本発明の複合伸縮部材の製造方法によれば、弾性部材の表面にホットメルト接着剤を回り込みやすくしたことによって、弾性部材が一定間隔に接着されて配置されるようになる。その結果、外観の見栄えを向上させると共に、弾性部材の抜けを生じ難くすることができる。さらに、弾性部材によってノズルを摩耗させることなく、弾性部材へのホットメルト接着剤の塗布が可能になる。
本発明に係る製造方法を実施するのに好適な製造装置の好ましい一実施形態を示した構成図である。 本発明に係る製造方法を実施するのに好適な別の製造装置の一例を示した斜視図である。 図1および2に示した塗工装置の一例を示した断面図である。 第1不織布に弾性部材を接着した後の正常な一例を示した平面図である。 第1不織布に弾性部材を接着した後において弾性部材が乱れていた一例を示した平面図である。
本発明に係る複合伸縮部材の製造方法の好ましい一実施形態について、図面を参照しながら、以下に説明する。まず複合伸縮部材の製造方法を実施する製造装置の好ましい一例について、図1および図2を参照して説明する。なお、図1と図2では、塗工装置、チルロール、ニップロールの配置が多少異なるが、いずれの構成であっても、本発明を適用することができる。以下の説明では、図1に基づいて説明するが、適宜、図2を参照する。また、各図において、第1不織布11、第2不織布21、弾性部材31に沿って図示された矢印はそれぞれの搬送方向を示す。さらに各ロールに図示された矢印はロールの回転方向を示す。
図1に示すように、製造装置10には、弾性部材31にホットメルト接着剤(図示せず)を塗工する接触式塗工装置51を備えている。以下、接触式塗工装置を塗工装置とも称す。塗工装置51については、後に詳細に説明する。塗工装置51の上流側には、塗工装置51によってホットメルト接着剤が塗工される弾性部材31を巻いた図示していない弾性部材ロールが配されている。さらに、塗工装置51と弾性部材ロールとの間に、弾性部材ガイドロール32が配されている。弾性部材ガイドロール32によって、塗工装置51に供給される弾性部材31の入側角度θ1が決定される。すなわち、塗工装置51の塗工位置52と弾性部材ガイドロール32から弾性部材31が送り出される位置33との高さの差をdとし、水平方向に投影した塗工位置52と送り出される位置33との距離をLとする。塗工位置52とは、ホットメルト接着剤34が弾性部材31に付着される位置であり、送り出される位置33とは、弾性部材31が弾性部材ガイドロール32から離れる位置である。θ1は、90−(arctan(d/L))なる式によって表される。なお、本明細書では、ある位置からみて、部材が供給される側を上流側、部材が送り出される側を下流側ともいう。弾性部材ロール32は、弾性部材31を塗工装置51に供給するように回動自在に配されている。なお、弾性部材ロール32を回動させる駆動部(図示せず)が配されていてもよい。
塗工装置51の下流側には、チルロール61が配されている。チルロール61は、ロール内部に図示していない冷却手段が配されている。冷却手段は、例えば、チルロール61内部に冷媒が循環する流路により構成されている。冷媒としては、水、フロン冷媒、ハイドロフルオロカーボン(HFC)冷媒、等を用いることができ、コスト面、安全面、等から水が好ましい。なお、チルロール61には、冷媒を循環させる図示していない冷媒循環機が接続されていることが好ましい。チルロール61は、例えば、10℃以上30℃以下に冷却される。好ましくは15℃以上25℃以下に冷却され、より好ましくは18℃以上22℃以下に冷却される。冷却温度が低すぎると結露が発生しやすくなり、高すぎると十分な冷却効果が得られなくなる。チルロール61には、第1不織布11が供給される。またチルロール61には、塗工装置51によってホットメルト接着剤34が塗工された弾性部材31が、チルロール61の一部に巻かれた第1不織布11上に供給される。すなわち、チルロール61において、別方向から供給される第1不織布11と弾性部材31とが合流して接着される。また、図示はしていないが、チルロール61の上流側に、チルロール61における第1不織布11のテンションを調整するニップロールが配されてもよい。また、チルロール61と弾性部材ガイドロール32との間において、弾性部材31を伸長状態にしてホットメルト接着剤34を塗工するようにするため、弾性部材31を伸長状態にしておく。
チルロール61の下流側には、ニップロール62、63が配されている。ニップロール62、63間には、弾性部材31が接着された第1不織布11と、第1不織布11との間に弾性部材31を挟み込むように第2不織布21が供給される。ニップロール62、63の加圧によって、弾性部材31を挟んだ状態にして第1不織布11と第2不織布21とが接合固定される。ニップロール62には、当該ロールを回動させる図示していない駆動部が配されていてもよい。
次に、塗工装置51について図2および図3を参照して以下に説明する。図2に示すように、塗工装置51には、スリットガンを用いる。スリットガンは、複数の塗工溝54が配され、各塗工溝54には弾性部材31が供給され、塗工溝54内にてホットメルト接着剤34が弾性部材31表面に供給され、弾性部材31表面を覆うように、ホットメルト接着剤34が塗工される。
以下詳細に説明する。図2および図3に示すように、塗工装置51は、複数本の弾性部材31に同時にホットメルト接着剤34を塗工することができるように、複数のガンノズル53を備えている。複数本のガンノズル53を備えることによって、一度に、例えば、ウエストギャザー用の弾性部材31Aと腸骨ギャザー用の弾性部材31Bにホットメルト接着剤を塗工することができる。
ガンノズル53は、断面形状がV字形に開いた形状の塗工溝54の底部(塗工溝54の開いた側とは反対側)54Bにホットメルト接着剤34が供給される供給口55が配されている。底部54Bは平面にされている。供給口55には、ガンノズル53内に配されたホットメルト接着剤34の流路56が通じている。供給口55には、弾性部材31の太さに合わせた凹部57を有するシム58が配されている。シム58によって、弾性部材31の太さに合わせてホットメルト接着剤34を弾性部材33の周囲に回り込むように塗工することができる。流路56中の矢印はホットメルト接着剤34の流れ方向を模式的に示す。なお、シム58を用いない場合であっても、ホットメルト接着剤34の温度やホットメルト接着剤34の量を調整することによって、弾性部材33の周囲にホットメルト接着剤34を回り込みやすくして対応することができる。
次に、本発明の複合伸縮部材の製造方法について、前記図1および図2を参照して、以下に説明する。本製造方法は、積層される第1不織布11と第2不織布21との間に弾性部材31を伸長状態にして挟持固定してなる工程を有する。
具体的には、接触式塗工装置51を用いて伸長状態にある弾性部材31にホットメルト接着剤34を塗工する工程を行う(ホットメルト接着剤の塗工工程)。
次に冷却したチルロール61周面に第1不織布11を接触させた状態にして塗工した弾性部材31を合流させて接着させる工程を行う(第1不織布11と弾性部材との合流工程)。
第1不織布11に第2の不織布21を対向させて、両不織布間に弾性部材31を挟み込み、弾性部材31と両不織布をニップロール62、63により接合固定する(第1、第2不織布と弾性部材との接合工程)。このようにして、複合伸縮部材を形成する。
上記製造方法において、塗工装置51のガンノズル53に対して、弾性部材31がガンノズルの塗工位置53に入る入側角度θ1と弾性部材31が塗工位置53から出る出側角度θ2との和を180°未満とする。さらに、θ2>θ1とする。以下、詳細に説明する。
入側角度θ1は、塗工装置51のガンノズル53に対して、弾性部材31がガンノズル53の塗工位置53に入る角度であり、好ましくは75°以上であり、さらに好ましくは80°以上、さらにより好ましくは85°以上である。また、入側角度θ1は、好ましくは90°未満であり、さらに好ましくは88°以下、さらにより好ましくは86°以下である。そして、好ましくは75°以上90°未満であり、さらに好ましくは80°以上88°以下であり、さらにより好ましくは85°以上86°以下である。入側角度θ1が75°以上90°未満であることから、凹部57に弾性部材31が食い込み、凹部57壁面を伝って回り込みやすくなることによって、ホットメルト接着剤の弾性部材への回り込みが十分になる。
出側角度θ2は、弾性部材31が塗工位置53から出る角度であり、好ましくは85°以上であり、さらに好ましくは86°以上であり、さらにより好ましくは87°以上である。また、出側角度θ2は、好ましくは90°以下であり、さらに好ましくは89°以下であり、さらにより好ましくは88°以下である。そして、好ましくは85°以上90°以下であり、さらに好ましくは86°以上89°以下であり、さらにより好ましくは87°以上88°以下である。これによって、弾性部材31が底部54Bに擦れる角度が鈍角になる。このため、摩擦角が小さくなって、摩擦力が小さくなり、弾性部材31が擦れることによる塗工装置51のシム58の摩耗を低減して生産の効率を高める。また、塗工されたホットメルト接着剤34の垂れを防止する。一方、出側角度θ2が小さすぎる場合はシム58の摩耗が発生しやすくなり、出側角度θ2が90°を超える場合はホットメルト接着剤が垂れてしまう。
入側角度θ1、出側角度θ2は、ガンノズル53に対する角度であり、ガンノズル53の軸Zを基準とする。通常、ガンノズル53の軸Zに対して垂直方向にガンノズル53の取り付け面がある。したがって、取り付け面に対して塗工位置53を通る垂直方向を基準としてもよい。また言い換えれば、ホットメルト接着剤34が供給される塗工位置53の鉛直方向を基準としてもよい。また基準とする塗工位置53とは、具体的には、弾性部材31に向けてホットメルト接着剤34が鉛直下方に射出されるガンノズル53の供給口55の中心とする。
さらに、θ2>θ1である。θ2>θ1とすることにより、弾性部材31にホットメルト接着剤34を回り込みやすくし、弾性部材31の抜けを生じ難くする効果がある。
チルロール61における第1不織布11と合流する位置における弾性部材31のチルロール61側になす合流角度θ3は、85°以上であり、好ましくは86°以上であり、さらに好ましくは87°以上である。また、合流角度θ3は、90°以下であり、好ましくは89°以下であり、さらに好ましくは88°以下である。そして、85°以上90°以下であり、好ましくは86°以上89°以下であり、さらに好ましくは87°以上88°以下である。また合流角度θ3が85°以上90°以下であることから、チルロール61上に巻掛けられることにより、接着に十分な時間が得られて、冷却固定することができる。θ3が上記角度範囲に設定されていれば、チルロール61における第1不織布11と弾性部材31との合流点において、伸長状態の弾性部材31がその伸張力の分力であるチルロール61の回転軸方向の力によって、第1不織布11側に押し付けられる。そのため、ホットメルト接着剤34が塗工された弾性部材31が伸長した状態にして第1不織布11側に押し付けられて第1不織布11に接着される。このため、図4に示すように、弾性部材31のピッチが乱れることなく、弾性部材31が第1不織布11に接着される。一方、θ3が小さすぎる場合にはホットメルト接着剤34の裏抜けや摩耗に繋がる。さらにθ3が大きすぎる場合には、図5に示すように、弾性部材31のピッチが乱れることになる。これは、第1不織布11への弾性部材31の押圧力が不十分になるためである。
なお、第1不織布11は、しわが発生しないように搬送されることが重要である。第1不織布11にしわが発生すると、弾性部材31が第1不織布11の所定の位置に固定されない場合がある。
上記製造方法において、弾性部材31におけるホットメルト接着剤34の被覆面積率が50%以上100%以下であることが好ましい。被覆面積率は、マイクロスコープを用いて、弾性部材31を覆っているホットメルト接着剤34の断面積から算出する。その評価基準は、弾性部材31を覆っているホットメルト接着剤34の周長・角度から評価する。上記評価方法により被覆面積率を求めた結果、入側角度θ1と被覆面積率の関係が以下のようになった。入側角度θ1が小さすぎる場合、弾性部材31にホットメルト接着剤34を塗布した側にホットメルト接着剤34の量が少なく、弾性部材31へのダメージが大きいため、弾性部材31が切れてしまう。また入側角度θ1が大きすぎる場合、ホットメルト接着剤34を塗布した側にホットメルト接着剤34が多く塗布され、回り込みが少なくなる。
上記チルロール61と接触している位置における第1不織布11の搬送時のテンションが30N/m以上60N/m以下であることが好ましい。具体的には、上記テンションは、30N/m以上が好ましく、35N/m以上がより好ましく、40N/m以上がさらに好ましい。また、上記テンションは、60N/m以下が好ましく、55N/m以下がより好ましく、50N/m以下がさらに好ましい。そして、30N/m以上60N/m以下が好ましく、35N/m以上55N/m以下がより好ましく、40N/m以上55N/m以下がさらに好ましい。テンションは、第1不織布11をテンションピックアップに巻きかけ計測した。その評価基準は、第1不織布11にシワ発生の有無や蛇行量が5mm以下であることから評価した。である。上記評価方法によりテンションを求めた結果、以下のようになった。30N/mより小さい場合、シワが発生し蛇行量が5mmを超えた。60N/mより大きい場合、縦にシワが発生した。
以上のとおり、本実施形態の複合伸縮部材の製造方法によれば、弾性部材31の表面にホットメルト接着剤34を回り込みやすくなる。これによって、弾性部材31が一定間隔に接着されて配置され、外観の見栄えを向上させると共に、弾性部材31の抜けがないようにできる。またノズルの摩耗を抑えることができる。
このようにして得られた複合伸縮部材は、伸縮性が要求される各種の吸収性物品に用いられる。例えばパンツ型やテープ止めの展開型の使い捨ておむつにおける伸縮性が要求される部位に複合伸縮部材を適用することができる。そのような使い捨ておむつは、例えば吸収性本体とその非肌対向面側に配置された外装体とを有する。そして、外装体の一部に複合伸縮部材を配置することができる。
10 製造装置
11 第1不織布
21 第2不織布
31 弾性部材
31A ウエストギャザー用の弾性部材
31B 腸骨ギャザー用の弾性部材
32 弾性部材ガイドロール
33 送り出される位置
34 ホットメルト接着剤
41 外包材
51 塗工装置(接触式塗工装置)
52 塗工位置
53 ガンノズル
54 塗工溝
54B 底部
55 供給口
56 流路
57 凹部
58 シム
61 チルロール
62、63 ニップロール
θ1 入側角度
θ2 出側角度
θ3 合流角度
Z 軸

Claims (6)

  1. 積層される第1不織布と第2不織布との間に複数本の弾性部材が伸長状態にあって挟持固定される複合伸縮部材の製造方法であって、
    接触式塗工装置を用いて伸長状態にある前記弾性部材にホットメルト接着剤を塗工する塗工工程と、
    冷却したチルロール周面に前記第1不織布を接触させた状態にして前記塗工工程において前記ホットメルト接着剤を塗工した前記弾性部材を合流させて接着する合流工程と、
    前記第1不織布に前記第2の不織布を対向させて、両不織布間に前記弾性部材を挟み込み、前記弾性部材と前記両不織布をニップロールにより接合固定する接合工程を有し、
    前記接触式塗工装置のガンノズルに対して、前記弾性部材が前記ガンノズルの塗工位置に入る入側角度θ1と、前記弾性部材が前記塗工位置から出る出側角度θ2との和が180°未満であり、かつθ2>θ1である複合伸縮部材の製造方法。
  2. 前記弾性部材が前記ガンノズルの塗工位置に入る入側角度θ1が75°以上90°未満であり、前記弾性部材が前記塗工位置から出る出側角度θ2が85°以上90°以下である請求項1に記載の複合伸縮部材の製造方法。
  3. 前記チルロールにおける前記第1不織布と合流する位置における前記弾性部材の前記チルロール側になす角度θ3が85°以上90°以下である請求項1または2に記載の複合伸縮部材の製造方法。
  4. 前記接触式塗工装置としてスリットガンを用いる請求項1〜3のいずれか1項に記載の複合伸縮部材の製造方法。
  5. 前記弾性部材における前記ホットメルト接着剤の被覆面積率が50%以上100%以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載の複合伸縮部材の製造方法。
  6. 前記チルロールと接触している位置における前記第1不織布の搬送時のテンションが0N/m以上0N/m以下である請求項1〜5のいずれか1項に記載の複合伸縮部材の製造方法。
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