JP6781840B2 - 調整用治具および位置合わせ方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の部品の受渡しを行う複数の吸着ノズルを備えた供給側装置と受取り側装置について、両装置に設けられたノズルホルダの位置合わせを行うための調整用治具と、その調整用治具を使用したノズルホルダの位置合わせ方法に関する。
回路基板に部品を実装するための部品実装機は、下記特許文献1に開示されているように、例えばダイを供給するためのダイ供給装置が取り付けられるようになっている。そのダイ供給装置は、ウエハパレット上に、ダイシングされた複数のダイを貼着したダイシングシートが備えられ、そのダイシングシートからダイを取り出すため、ダイを吸着ノズルにより吸着保持する供給ヘッドが設けられている。そして、ダイ供給装置の供給ヘッドに吸着保持されたダイは、部品実装機に設けられた実装ヘッドとの間で受け渡しが行われる。つまり、部品実装機の実装ヘッドは、同じく吸着ノズルを備えてダイを吸着保持することが可能であり、回路基板上にダイを実装するよう構成されている。
国際公開WO2014/118929号公報
ところで、前記従来例の供給ヘッドと実装ヘッドは、それぞれ複数のノズルホルダが形成され、同じ数の吸着ノズルを備えるよう構成されている。そのため、ダイ供給装置および部品実装機との間では、ダイ供給装置側から部品実装機側へと複数のダイを一度に受渡しすることが可能になっている。しかし、複数のダイを一度に受け渡しするには、供給ヘッドと実装ヘッドが有する複数の吸着ノズルが互いに一致した位置関係になければならない。従って、ダイ供給装置および部品実装機では、ダイ供給ヘッドやダイ実装ヘッドに対し、吸着ノズル同士を位置合わせする作業が必要であった。そして、その位置合わせは、受渡しの対象である部品が極小であるため精度が要求される作業であった。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、ノズルホルダの位置合わせを行うための調整用治具および位置合わせ方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様における調整用治具は、1次側装置の複数のノズルホルダに対して挿入可能な1次側挿入部および、2次側装置の複数のノズルホルダに対して挿入可能な2次側挿入部とを備えた複数の位置決めピンと、前記1次側挿入部と前記2次側挿入部とが反対側に突き出した前記複数の位置決めピンを、所定の固定位置において位置調整が可能な固定部を介して取り付ける基板部材とを有する。
本発明の他の態様における位置合わせ方法は、1次側装置の複数のノズルホルダに対して複数の位置決めピンを挿入し、その挿入した状態の前記複数の位置決めピンを基板部材に対して固定する1次側工程と、前記基板部材に対して所定の位置に固定された前記位置決めピンを2次側装置の複数のノズルホルダに対して挿入し、前記位置決めピンに従って位置決めされた前記ノズルホルダを装置本体に対して固定する2次側工程とを有する。
前記構成によれば、調整用治具を使用して1次側工程と2次側工程での位置合わせを実行することにより、位置側装置の複数のノズルホルダと、2次側装置の複数のノズルホルダとの位置関係を簡単に一致させることができる。
部品実装機に対してダイ供給装置がセットされた状態を示した斜視図である。 1次側装置のノズルホルダに対応した面から調整用治具を示した斜視図である。 2次側装置のノズルホルダに対応した面から調整用治具を示した斜視図である。 実装ヘッドに対する1次側工程を示した斜視図である。 1次側工程において調整用治具を装着した状態を示した拡大斜視図である。 供給ヘッドに対する2次側工程を示した斜視図である。 2次側工程において調整用治具を装着した状態を示した拡大斜視図である。 供給ヘッド側のノズルホルダのネジ止めについて示した図である。
次に、本発明に係る調整用治具および位置合わせ方法の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。本実施形態では、回路基板に部品を実装する部品実装機と、その部品実装機に取り付けられたダイ供給装置を例に挙げ、両装置の間で使用される調整用治具および、その調整用治具を使用したノズルホルダの位置合わせ方法について説明する。なお、本実施形態では、従来例と同様に部品としてダイを例に挙げて説明するが、取り扱う部品はその他の電子部品などであってもよい。
図1は、部品実装機に対してダイ供給装置がセットされた状態を示した斜視図である。部品実装機1は、ダイ供給装置2から供給されるダイ21などを吸着保持することが可能な実装ヘッド11が設けられている。部品実装機1は、その実装ヘッド11をXY平面上で任意の位置に移動させることができるようにしたXY移動機構12(XYロボット)が設けられている。本実施形態では、図示するように部品実装機1の機体前後方向をY軸方向とし、機体幅方向をX軸方向としている。そこで、XY移動機構12は、そのY軸方向にスライド移動するYスライド13を備え、そのYスライド13に対してX軸方向にスライド可能なXスライド14が組み付けられている。そして、実装ヘッド11は、そのXスライド14に取り付けられている。
部品実装機1では、実装ヘッド11によってダイ21が吸着保持され、機内に配置された回路基板に対して実装が行われる。そのため、部品実装機1には、回路基板を搬送するコンベア15が設けられている。そのコンベア15は、機体の幅方向(X軸方向)が回路基板の進行方向となるよう構成されている。よって、回路基板は、部品実装機1に対して機体幅方向に出入りし、隣り合って配置されたスクリーン印刷機や他の部品実装機などとの間で受渡しされるようになっている。
回路基板に実装するためのダイ21は、部品実装機1に取り付けられたダイ供給装置2から供給される。ダイ供給装置2は、ウエハパレット22を複数段に収容するマガジン23が設けられ、そのウエハパレット22には、ダイシングされたウエハがダイシングシートに貼着されている。ダイシングシートはダイシングフレームに装着され、そのダイシングフレームは、パレット本体にねじ止め等により取り付けた構成となっている。ダイ供給装置2には、マガジン23からウエハパレット22をステージ24上に引き出す引き出し機構が設けられている。
また、ダイ供給装置2には、部品実装機1の実装ヘッド11との間で複数のダイ21を一度に受渡しするための供給ヘッド25が設けられている。供給ヘッド25は、XY平面上を移動させるヘッド移動機構26(XYロボット)に組み付けられている。ヘッド移動機構26は、Y軸方向にスライド移動するYスライド27に対して、X軸方向にスライド可能なXスライド28が組み付けられ、供給ヘッド25は、そのXスライド28に対して着脱可能に取り付けられている。
供給ヘッド25は、複数本の吸着ノズルが上下方向に移動可能な構成となっている。そして、その供給ヘッド25には、下向きに突き出した状態の吸着ノズルを上下反転することができるように上下反転機構が設けられている。よって、供給ヘッド25は、実装面を上にして配置されたダイ21を吸着ノズルで吸着保持した後、上下反転することによりダイ21の非実装面を上向きにすることができる。そのため、供給ヘッド25の吸着ノズルと実装ヘッド11の吸着ノズルとの間では、複数のダイ21について受渡しが可能になっている。
本実施形態の実装ヘッド11は、4本の吸着ノズルが装着されているが、吸着ノズルの本数は実装ヘッドの種類によって様々である。部品実装機1は、そうした吸着ノズルの本数が異なる実装ヘッドとの交換が可能な構成になっている。一方、前述したように、実装ヘッド11との間でダイ21の受渡しを行う供給ヘッド25は、そのノズル本数が実装ヘッド11のノズル本数と一致している必要がある。そのため、供給ヘッド25においても着脱可能な構成を有し、実装ヘッド11のノズル本数と同じノズル本数の供給ヘッドとの交換が可能になっている。
ノズル本数が同じ実装ヘッド11と供給ヘッド25は、複数のダイ21を一度に受渡しするには、ノズル本数の一致だけではなく各吸着ノズルの配置も一致していなければならない。実装ヘッド11と供給ヘッド25の吸着ノズルの配置にズレが生じてしまえば、正確な受け渡しができず、回路基板への実装にも影響してしまうためである。そこで、部品実装機1では、吸着保持された複数のダイ21がカメラによって撮像され、その撮像データから各々のダイ21の位置が算出される。その結果、全てのダイ21の位置が実装ヘッド11側のノズル位置と一致していなければ、一つずつのダイ21の受渡しが行われることとなる。
しかし、それでは複数のダイ21の受け渡しを一度に行うことを可能にした実装ヘッド11および供給ヘッド25の機能が損なわれることになる。そこで、本実施形態では、実装ヘッド11および供給ヘッド25本来の機能を発揮させるため、複数ある吸着ノズルの位置関係を一致させるための調整用治具及び、その調整用治具を使用した位置合わせ方法を提案する。
実装ヘッド11及び供給ヘッド25に設けられた複数の吸着ノズルは、それぞれノズルホルダに対して着脱可能な構成になっている。そのため、吸着ノズルの位置を合わせるにはノズルホルダの位置を合わせることになる。よって、本実施形態の調整用治具は、実装ヘッド11および供給ヘッド25に設けられたノズルホルダの位置合わせを行うものである。ここで、図2および図3は、ノズルホルダの調整用治具を示した斜視図である。特に、図2は、先に行う実装ヘッド11に対する調整用治具の1次側を示した図であり、図3は、後に行う供給ヘッド25に対する調整用治具の2次側を示した図である。
調整用治具30は、吸着ノズルの本数つまりノズルホルダの数に応じてピン部材31が設けられている。本実施形態では、4つのピン部材31が基板32に固定されて一体になっている。基板32には、4つのピン部材31を配置させるための4つの位置決め孔35が形成され、その周辺に締結ボルト36を通すためのボルト通し孔37などが形成されている。一方、ピン部材31は、位置決めピン41と鍔部材42とが一体になって形成されている。
位置決めピン41は、鍔部材42を境にして、実装ヘッド11のノズルホルダに対する1次側挿入部411と、その反対側に供給ヘッド25のノズルホルダに対する2次側挿入部412とが形成されている。この1次側挿入部411および2次側挿入部412は、それぞれ実装ヘッド11や供給ヘッド25のノズルホルダの形状に合わせて形成されたものである。本実施形態では、実装ヘッド11側が基準であり、そのノズルホルダの配置を供給ヘッド25側のノズルホルダに転写するようにした位置を合わせ方法が行われる。従って、実装ヘッド11を1次側装置とし、供給ヘッド25を2次側装置として説明するが、特にこのような関係に限定されるわけではなく、位置合わせを逆に行うことで供給ヘッド25を1次側装置とし、実装ヘッド11を2次側装置としてもよい。
鍔部材42は、鍔部分421の中央を貫くように円筒部422が一体に形成され、その円筒部422の中に位置決めピン41が差し込まれてピン部材31が構成されている。基板32の位置決め孔35は、円筒部422より径を大きくして形成されている。そのため、位置決め孔35に挿入された円筒部422は、ピン部材31が径方向(基板32の平面方向)に移動可能な遊嵌状態となる。そのピン部材31は、図2に示すように基板32の片側面から位置決め孔35に挿入され、鍔部分421が基板32に当てられた状態で取り付けられる。そこで、基板32に対する鍔部分421の反対側に、図3に示すように固定ブロック45が配置される。
この固定ブロック45は、基板32を突き抜けた位置決めピン41の2次側挿入部412を支持するピン支持部分451と、ボルト締めする締結部分452とがある。ピン支持部分451には、位置決めピン41を通すピン孔が形成され、図3に示すように2次側挿入部412が突き出している。そして、この固定ブロック45には、ピン支持部分451に位置決めピン41を挟んで一対の嵌合凸部455が形成され、供給ヘッド25のノズルホルダ側に形成された嵌合凹部に遊嵌するようになっている。一方、締結部分452側には、締結ボルト36を通す貫通孔が形成されている。
調整用部材30は、鍔部材42の鍔部分421と固定ブロック45が基板32を挟み込み、固定ブロック45側から通した締結ボルト36を鍔部材42のねじ穴に螺合させることにより、基板32にピン部材31が固定される。基板32に形成された位置決め孔35やボルト通し孔37には、挿入されたピン部材31や締結ボルト36との間に隙間があるため、基板32の面方向に対してピン部材31の微調整が可能になっている。そして、その基板32は、角部を面取りした四角形の板部材であるが、四辺のうちの一辺の側面が基準面321として形成されている。
次に、このような調整用治具30を使用したノズルホルダの位置合わせ方法について説明する。ここで、図4乃至図8は、位置合わせの各工程を示した図である。特に、図4及び図5は、実装ヘッド11に対する1次側工程を示したものであり、図6乃至図8は、供給ヘッド25に対する2次側工程を示したものである。
1次側の実装ヘッド11は、吸着ノズルが下向きに突き出すようにして取り付けられるため、ノズルホルダ51の開口部は下側に配置されている。そして、その実装ヘッド11では、4つのノズルホルダ51が予め定位置に固定されている。そのため、1次側工程では、実装ヘッド11に対して調整用治具30が下側から取り付けられるが、その際、ノズルホルダ51の位置に合わせるようにして調整用治具30のピン部材31、特に位置決めピン41の1次側挿入部411がそれぞれ差し込まれる。
この段階では基板32に対してピン部材31は遊嵌状態となっているので、各々のピン部材31は、4つのノズルホルダ51に合わせて位置を微妙にずらしながら、基板32に対する位置決めが行われる。そして、基板32は、図5に示すように実装ヘッド11に取り付けられるが、実装ヘッド11に対して支持ボルト48が完全に締め付けられてはいない。つまり、基板32自体も調整可能な状態である。そのため、基板32に対しても基準面321を基準軸に合わせるための調整作業が行われる。
本実施形態の基準軸は、実装ヘッド11を移動させるXY平面のX軸である。よって、図5に示す基板32は、その基準面321がX軸と平行になるようにした配置とする。そのためには基準面321にマイクロメータを当てた計測を行いながら、その基準面321がX軸と平行になるように、基板32に対するXY平面上での向きの微調整が行われる。そして、基準軸に合わせた基板32に対して、ピン部材31を固定する。すなわち、締結ボルト36を締め付けることにより、鍔部材42と固定ブロック45により基板32を挟み込んでピン部材31が基板32と一体となる。
こうした1次側工程により、調整用治具30は、基準軸に合わせた配置の基板32に対して、4本のピン部材31によって4つのノズルホルダ51の位置関係が取り出される。そして、その調整用治具30は実装ヘッド11から取り外され、位置合わせ作業は供給ヘッド25のノズルホルダに対して行う2次側工程へと移る。その際、図6に示すように供給ヘッド25が上下反転し、ノズルホルダ52が開口部を上向きにした状態で配置されている。その2次側装置である供給ヘッド25は、4つのノズルホルダ52がそれぞれ装置本体に対して位置調整が可能な固定構造を有している。
そこで、図7に示すように、ノズルホルダ52に対して調整用治具30のピン部材31、特に位置決めピン41の2次側挿入部412がそれぞれ差し込まれる。すると、移動可能なノズルホルダ52は、位置決めピン41に倣い、位置ズレが生じていた場合にはそのズレ量だけ各々のノズルホルダ52の位置が微調整される。すなわち、4本の位置決めピン41は1次側工程で実装ヘッド11の4つのノズルホルダの位置関係を取り出したものであるため、供給ヘッド25のノズルホルダ52には同じ位置関係が転写されることとなる。
また、このとき基板32に対しては、基準面321を基準軸に沿った配置作業が行われる。その基準軸は、実装ヘッド11側の場合と同じく供給ヘッド25を移動させるXY平面のX軸である。そのため、図示しないが基準面321にマイクロメータを使用した計測を行いながら、その基準面321がX軸と平行になるように、基板32に対するXY平面上での向きの微調整が行われる。そして、基準軸に合わせた基板32のピン部材31同士の位置関係が供給ヘッド25のノズルホルダ52に移される。そこで、4つのノズルホルダ52がそれぞれ供給ヘッド25の装置本体に対して固定される。具体的には、図8に示すように、基板32にあけられた作業孔38,39を通して工具が差し込まれ、4つのノズルホルダ52に対するネジ部材の締結が行われる。
よって、本実施形態では、調整用治具30を使用して1次側工程と2次側工程での位置合わせを実行することにより、実装ヘッド11の4つのノズルホルダ51と、供給ヘッド25の4つのノズルホルダ52との位置関係が一致する。そのため、それぞれのノズルホルダ51,52に装着した吸着ノズルの位置が一致することになり、供給ヘッド25から実装ヘッド11側へと正確に部品の受け渡しをすることが可能になる。そして、このような位置合わせの効果は、1次側装置のノズルホルダ51の配置を2次側装置のノズルホルダ52に対して調整用治具30を使用して転写する簡単な作業で得ることができる。また、実装ヘッド11と供給ヘッド25のそれぞれにおいて、X軸を基準にして調整用治具30を配置することにより、移動を伴った部品の受渡しをより正確に行う位置合わせが可能になる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態の調整用治具30は、基板32に4本のピン部材31を備えたものであるが、対象とする装置のノズルホルダに応じて位置決めピンの数や配置は任意に変更可能である。
1…部品実装機 2…ダイ供給装置 11…実装ヘッド 21…ダイ 25…供給ヘッド 30…調整用治具 31…ピン部材 32…基板 35…位置決め孔 36…締結ボルト 37…ボルト通し孔 41…位置決めピン 42…鍔部材 411…1次側挿入部 412…2次側挿入部




Claims (4)

  1. 1次側装置の複数のノズルホルダに対して挿入可能な1次側挿入部および、2次側装置の複数のノズルホルダに対して挿入可能な2次側挿入部とを備えた複数の位置決めピンと、
    前記1次側挿入部と前記2次側挿入部とが反対側に突き出した前記複数の位置決めピンを、所定の固定位置において位置調整が可能な固定部を介して取り付ける基板部材とを有する調整用治具。
  2. 前記基板部材は、前記1次側装置と前記2次側装置の各々の基準軸に合わせるための基準面を有する請求項1に記載の調整用治具。
  3. 1次側装置の複数のノズルホルダに対して複数の位置決めピンを挿入し、その挿入した状態の前記複数の位置決めピンを基板部材に対して固定する1次側工程と、
    前記基板部材に対して所定の位置に固定された前記位置決めピンを2次側装置の複数のノズルホルダに対して挿入し、前記位置決めピンに従って位置決めされた前記ノズルホルダを装置本体に対して固定する2次側工程とを有する位置合わせ方法。
  4. 前記1次側工程では、前記1次側装置の基準軸に基準面を合わせた前記基板部材に位置決めピンを固定し、
    前記2次側工程では、前記2次側装置の基準軸に前記基板部材の基準面を合わせた状態で前記位置決めピンにより前記ノズルホルダを位置決めする請求項3に記載の位置合わせ方法。



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