JP6780507B2 - 衝突回避装置 - Google Patents
衝突回避装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6780507B2 JP6780507B2 JP2017001350A JP2017001350A JP6780507B2 JP 6780507 B2 JP6780507 B2 JP 6780507B2 JP 2017001350 A JP2017001350 A JP 2017001350A JP 2017001350 A JP2017001350 A JP 2017001350A JP 6780507 B2 JP6780507 B2 JP 6780507B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collision
- collision avoidance
- pedestrian
- determination value
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Regulating Braking Force (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
本装置においては、前記移動物体検出部が、前記車線に近づく方向に移動する移動物体が歩行者または自転車である第1移動物体であるか、歩行者および自転車以外の第2移動物体であるかを区別して検出し、前記衝突回避動作実行部が、前記移動物体が前記車線から前記設定値より離れている状態において、前記移動物体が前記歩行者や前記自転車である場合は、前記移動物体が前記歩行者や前記自転車以外である場合に比べて、前記衝突回避動作が実行されにくくなるようにする。これにより、前記歩行者や前記自転車が、前記車線に近づく方向に移動中であるが前記車線から前記設定値より離れているときは、前記移動物体が歩行者および自転車以外の場合よりも、前記衝突回避動作が実行されにくくなる。
車速センサ16は、車両の速度を検出するものであり、例えば、各車輪の近傍に取り付けられ、車輪の回転速度を検出する車輪速センサが用いられる。車速センサ16は、検出した車両の速度に応じた速度パルスを制御装置10に出力する。
ブザー20は、制御装置10から出力される信号がON信号になったときに、警告音を発し、運転者に報知するものである。
衝突回避動作制御実行スイッチ22は、運転者によってONにされたときは制御装置10にON信号を出力し、OFFにされたときは制御装置10にOFF信号を出力する。衝突回避動作制御実行スイッチ22がONにされたとき、制御装置10によって衝突回避動作の制御が実行される。
上記の構成を有する衝突回避装置2において実行される衝突回避動作制御について説明する。図2Aは、歩行者と車両の位置関係を示す図であり、図2Bは、図2Aに示す車両のカメラ12によって撮影された画像を示す図である。図3Aは、歩行者と車両の位置関係を示す図であり、図3Bは、図3Aに示す車両のカメラ12によって撮影された画像を示す図である。
なお、衝突回避動作制御とは、衝突回避動作を行なうことが必要であるか否かを判断し、必要であると判断されたときに、衝突回避動作を実行させるものである。また、衝突回避動作は、制御装置10によってブレーキ制御装置18が動作させられて、車両30と衝突対象物との衝突を回避するために実行される動作である。
図2Bに示すように、制御装置10は、画像40において、画像処理により歩行者36の足先F1を特定する。画像40における外側線32a上の点P1と歩行者の足先F1の位置は、画像40の端部から横方向に延びるX軸上の座標と、上下方向に延びるY軸上の座標とによって特定される。点P1は、Y座標が歩行者の足先F1のY座標と同じ値となるときの外側線32a上の点とされる。距離D1は、足先F1のX座標と点P1のX座標の間の距離D2と、予め求めておいた相関関係(画像40のX座標上の距離D2と、図2Aに示す実際の外側線32aと歩行者36の距離D1との相関関係)に基づいて算出される。
図3Bにおいて、制御装置10は、車道46を走行する車両48のカメラ12によって撮影された画像50における歩行者の足先F2の位置φ1の座標と、所定時間前に撮影された画像における歩行者の足先F2の位置φ2の座標をそれぞれ特定し、位置φ1および位置φ2を通る直線Lを求める。つぎに、制御装置10は、画像50において、直線Lと外側線44aの交点P2と、位置φ1の間の距離を算出する。実際の足先F2と点P2との間の距離D3は、画像50における交点P2と位置φ1の間の距離D4と、予め求めておいた相関関係(画像50上の距離D4と、図3Aに示す実際の外側線44aと歩行者42の距離D3との相関関係)に基づいて算出される。この相関関係は、上述の距離D1と距離D2の相関関係と同様に求められる。
移動物体が歩行者または自転車である場合は、移動物体が車両30に衝突する前に停止する可能性が高い。このような場合、距離D1が基準距離DS1以上である場合は、距離D1が基準距離DS1未満である場合よりも、歩行者36が車両30と衝突する可能性がさらに低くなる。そのため、制御装置10は、衝突判定値の閾値を高い値に設定し、衝突回避動作が実行されにくくする。
ステップ1(以下、S1と省略する。他のステップについても同様とする。)において、制御装置10は、カメラ12から取得した画像40において、外側線32a、32bおよび歩道38を検出する。
つぎに、S5において、制御装置10は、S3で検出された歩行者36の横速度Vを算出する。つづいて、制御装置10は、算出された横速度Vが設定値以上であるか否かを判断する。算出された横速度Vが設定値以上である場合は、歩行者36が歩道38から車道34に向かう方向に移動中であると判断され、S7に進む。算出された横速度Vが設定値未満の場合は、歩行者36が歩道38から車道34に向かう方向に移動中でないと判断され、S23に進む。
S11において、制御装置10は、衝突判定値の閾値を通常閾値TH1よりも高い値TH2に設定する。つぎに、制御装置10は、衝突判定値を演算し、演算された衝突判定値が閾値TH2以上であるか否かに基づいて、衝突回避動作を実行するか否かを判断する。衝突判定値が閾値TH2以上である場合は、衝突回避動作を実行すると判断し、S13に進む。衝突判定値が閾値TH2未満である場合は、衝突回避動作を実行しないと判断し、S15に進む。
S15において、制御装置10は、衝突回避動作制御実行スイッチ22から出力される信号がOFF信号であるか否かを判断する。衝突回避動作制御実行スイッチ22の信号がON信号である場合はS1に戻り、OFF信号である場合はフローによる処理を終了する。
S13において、制御装置10は、ブレーキ制御装置18に信号を出力して衝突回避動作を実行した後、S15に進む。
S13において、制御装置10は、ブレーキ制御装置18に信号を出力して衝突回避動作を実行した後、S15に進む。
S13において、制御装置10は、ブレーキ制御装置18に信号を出力して衝突回避動作を実行した後、S15に進む。
以下、第1実施形態の変形例1について説明する。本変形例の衝突回避装置の構成は、第1実施形態の衝突回避装置2と同様の構成であるため、説明を省略する。第1実施形態においては、衝突回避動作制御処理において、外側線32aが延びる方向に垂直な方向における外側線32aと歩行者36の間の距離D1により、衝突判定値の閾値が決定された。本変形例においては、図3Aに示すように、歩行者42の移動方向に平行な方向における外側線44aと歩行者42の間の距離D3により、衝突判定値の閾値が決定される。
S31において、制御装置10は、第1実施形態のS1と同様に外側線44a、44b、および歩道52を検出する。
S35において、制御装置10は、S33において検出された歩行者42の横速度Vを算出し、算出された横速度Vが設定値以上か否かを判断する。歩行者42の横速度Vが設定値以上の場合は、歩行者42が歩道52から車道46に向かう方向に移動中であると判断され、S37に進む。歩行者42の横速度Vが設定値未満である場合は、歩行者42が歩道52から車道46に向かう方向に移動中でないと判断され、S53に進む。
S41において、制御装置10は、衝突判定値の閾値を通常閾値TH1よりも高い値TH2に設定する。つぎに、制御装置10は、衝突判定値を演算し、演算された衝突判定値が閾値TH2以上であるか否かに基づいて、衝突回避動作を実行するか否かを判断する。衝突判定値が閾値TH2以上である場合は、衝突回避動作を実行すると判断し、S43に進む。衝突判定値が閾値TH2未満である場合は、衝突回避動作を実行しないと判断し、S45に進む。
S45において、制御装置10は、衝突回避動作制御実行スイッチ22から出力される信号がOFF信号であるか否かを判断する。衝突回避動作制御実行スイッチ22の信号がON信号である場合はS1に戻り、OFF信号である場合はフローによる処理を終了する。
S55において、制御装置10は、衝突判定値を演算し、演算された衝突判定値が通常閾値TH1以上であるか否かを判断する。衝突判定値が通常閾値TH1以上である場合はS43に進み、通常閾値TH1未満である場合はS45に進む。
S37の判断がNOである場合は、S55に進む。S55において、制御装置10は、衝突判定値を演算し、演算された衝突判定値が通常閾値TH1以上であるか否かを判断する。衝突判定値が通常閾値TH1以上である場合はS43に進み、通常閾値TH1未満である場合はS45に進む。
本実施形態においては、衝突回避動作が実行されにくくするために、衝突判定値の閾値が通常閾値よりも高い値に設定されるとしたが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、歩行者と車道との間の距離に関わらず、衝突判定のための閾値をTH1とし、歩行者と車道との間の距離が基準距離以上となる場合は、歩行者や自転車以外の移動物体と車道との間の距離が基準距離以上となる場合と比較して、相対的に衝突判定値が小さくなるように算出することにより、衝突回避動作が実行されにくくなるとしても良い。
Claims (3)
- 車両に搭載され、前記車両の前方を撮影するカメラと、
前記カメラによって撮影された画像に基づいて、前記車両が走行している車線を検出する車線検出部と、
前記カメラによって撮影された画像に基づいて、前記車線に近づく方向に移動する移動物体が、前記車線に近づく方向に移動する歩行者または自転車である第1移動物体であるか、歩行者および自転車以外の物体であって、前記車両としての自車両とは異なる車両である第2移動物体であるかを区別して検出する移動物体検出部と、
前記車線に近づく方向に移動中の前記移動物体と前記車線を走行している前記車両との衝突を回避する衝突回避動作を実行する衝突回避動作実行部と、を備え、
前記衝突回避動作実行部は、
前記移動物体検出部によって検出された前記移動物体が歩行者および自転車以外の前記第2移動物体であるときには、前記衝突回避動作を実行するか否かを判断するための値である衝突判定値が第1判定値以上の場合に前記衝突回避動作を実行し、前記衝突判定値が前記第1判定値未満の場合に前記衝突回避動作を実行せず、
前記移動物体検出部によって検出された前記移動物体が歩行者または自転車である前記第1移動物体であるときには、前記第1移動物体が前記車線から設定値よりも離れている状態であって、前記衝突判定値が前記第1判定値よりも大きい第2判定値以上の場合に前記衝突回避動作を実行し、前記衝突判定値が前記第2判定値未満の場合に前記衝突回避動作を実行しない衝突回避装置。 - 前記衝突判定値は、前記移動物体が前記車両が走行している車線に向かう方向の移動速度の大きさに基づく値である請求項1に記載の衝突回避装置。
- 前記衝突回避動作実行部は、前記移動物体検出部によって検出された前記移動物体が歩行者または自転車である前記第1物体であるときには、前記第1移動物体が前記車線から前記設定値よりも近い状態であって、前記衝突判定値が前記第2判定値よりも小さい第3判定値以上の場合に前記衝突回避動作を実行し、前記衝突判定値が前記第3判定値未満の場合に前記衝突回避動作を実行しない請求項1または2に記載の衝突回避装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017001350A JP6780507B2 (ja) | 2017-01-06 | 2017-01-06 | 衝突回避装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017001350A JP6780507B2 (ja) | 2017-01-06 | 2017-01-06 | 衝突回避装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018111335A JP2018111335A (ja) | 2018-07-19 |
JP6780507B2 true JP6780507B2 (ja) | 2020-11-04 |
Family
ID=62910661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017001350A Active JP6780507B2 (ja) | 2017-01-06 | 2017-01-06 | 衝突回避装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6780507B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020132028A (ja) * | 2019-02-22 | 2020-08-31 | トヨタ自動車株式会社 | 車両運転支援装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006244295A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Advics:Kk | 車両用走行支援装置 |
JP6065018B2 (ja) * | 2012-11-13 | 2017-01-25 | トヨタ自動車株式会社 | 運転支援装置及び運転支援方法 |
JP2016009251A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | エイディシーテクノロジー株式会社 | 車両用制御装置 |
US20160231746A1 (en) * | 2015-02-06 | 2016-08-11 | Delphi Technologies, Inc. | System And Method To Operate An Automated Vehicle |
-
2017
- 2017-01-06 JP JP2017001350A patent/JP6780507B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018111335A (ja) | 2018-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6561584B2 (ja) | 車両制御装置、及び車両制御方法 | |
US11097724B2 (en) | Apparatus and system for controlling travel of vehicle | |
JP5389002B2 (ja) | 走行環境認識装置 | |
US20190291729A1 (en) | Braking assistance device and braking assistance method for vehicle | |
JP6432447B2 (ja) | 車両制御装置、及び車両制御方法 | |
JP6592266B2 (ja) | 物体検知装置、及び物体検知方法 | |
JP6453695B2 (ja) | 運転支援装置、及び運転支援方法 | |
JP6384446B2 (ja) | 車両制御装置、車両制御方法 | |
JP6022983B2 (ja) | 運転支援装置 | |
JP6729282B2 (ja) | 車両制御装置 | |
JP2016192166A (ja) | 車両制御装置、及び車両制御方法 | |
JP5573617B2 (ja) | 危険度算出装置 | |
WO2016159288A1 (ja) | 物標存在判定方法及び装置 | |
JP6855776B2 (ja) | 物体検出装置、及び物体検出方法 | |
JP2008276689A (ja) | 車両用障害物認識装置 | |
JP6432482B2 (ja) | 車両制御装置、車両制御方法 | |
JP6547785B2 (ja) | 物標検出装置 | |
WO2016158634A1 (ja) | 車両制御装置及び車両制御方法 | |
CN113661533B (zh) | 坠落物判别装置、驾驶辅助***以及坠落物判别方法 | |
JP2003288691A (ja) | 割り込み予測装置 | |
JP5210064B2 (ja) | 車両の衝突防止装置 | |
JP2019046143A (ja) | 走行支援装置 | |
JP6465919B2 (ja) | 障害物検知システム | |
JP6780507B2 (ja) | 衝突回避装置 | |
JP2009262738A (ja) | 車両の車線逸脱警報装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200915 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200928 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6780507 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |