JP6780409B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、静電記録紙の左縁が最初のパスに対しどれだけずれを生じたか或は静電記録紙が搬送方向とは直行する方向にどれだけ伸縮したかを検出し、補正を加えた画像データを記録ドライバに送るカラー画像記録装置が開示されている。
特許文献2には、転写紙位置検出信号をタイミング制御回路に出力し、この検出信号をタイミング制御回路に取り込み、レーザ書き込みタイミング信号により転写紙を1mm搬送する毎に主走査方向のレーザ書き込み位置の補正を行う画像形成装置が開示されている。
特許文献3には、CISから発光した光を高反射率の物と記録媒体に反射させ、反射光を閾値より多く受光できた光電変換素子画素を記録部材無しとし、少なく受光した光電変換素子画素を記録部材有りとするエッジ検出装置が開示されている。
特開平3−219271号公報 特開平9−219776号公報 特開2012−198073号公報
画像形成装置には、記録媒体に形成された画像の検知や、記録媒体の側辺の検知のために検知部が設けられることがあるが、検知対象のそれぞれに対応させて検知部を設けると、検知部の数が増大し、コストの上昇や装置の大型化を招く。
本発明の目的は、画像形成装置に設けられた検知対象のそれぞれに対応させて検知部を設ける場合に比べ、画像形成装置に設置される検知部の数を減らすことにある。
請求項1に記載の発明は、記録媒体の第1面に対して画像形成を行い、表裏が反転された当該記録媒体の第2面に対して画像形成を行うとともに、当該第1面への画像形成にあたり、当該第1面に形成される画像と当該第2面に形成される画像との位置合わせに用いられる位置合わせ用画像を当該第1面に形成可能な画像形成部と、前記画像形成部により前記記録媒体の前記第1面への画像形成が行われる場合に、当該記録媒体の側辺を検知し、当該画像形成部により前記第2面への画像形成が行われる場合に、当該第1面に形成された前記位置合わせ用画像を検知する検知部と、を備え、前記記録媒体の記録媒体搬送方向における下流側先端が、当該記録媒体搬送方向と交差する方向に沿った突き当て部に突き当たることで、当該記録媒体の当該記録媒体搬送方向における下流側への移動が停止する際に、当該位置合わせ用画像が前記検知部により検知される画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、記録媒体の第1面に対して画像形成を行い、表裏が反転された当該記録媒体の第2面に対して画像形成を行うとともに、当該第1面への画像形成にあたり、当該第1面に形成される画像と当該第2面に形成される画像との位置合わせに用いられる位置合わせ用画像を当該第1面に形成可能な画像形成部と、前記画像形成部により前記記録媒体の前記第1面への画像形成が行われる場合に、当該記録媒体の側辺を検知し、当該画像形成部により前記第2面への画像形成が行われる場合に、当該第1面に形成された前記位置合わせ用画像を検知する検知部と、搬送される前記記録媒体を案内する案内部材と、搬送される前記記録媒体に形成された前記位置合わせ用画像が前記検知部により検知される際に、当該記録媒体のうちの当該検知部に対向する部分を前記案内部材へ押し付ける押し付け手段と、を備える画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、前記位置合わせ用画像が形成された記録媒体の搬送先と、当該位置合わせ用画像が形成されていない記録媒体の搬送先とを切り替える切り替え手段をさらに備える請求項1又は2のいずれか記載の画像形成装置である。
請求項1の発明によれば、記録媒体が突き当て部に突き当たることによる移動の停止後に、位置合わせ用画像の検出のために再び記録媒体の移動が停止される構成に比べて、記録媒体を画像形成する処理の効率を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、記録媒体が案内部材に押し付けられない構成に比べて、検知部が位置合わせ用画像を検知する精度が向上する。
請求項の発明によれば、全ての記録媒体が一の搬送先に搬送される場合に比べて、位置合わせ用画像が形成された記録媒体と、位置合わせ用画像が形成されていない記録媒体との選別作業をより簡易なものにできる。
本実施形態の画像形成装置の構成例を示した図である。 レジロールの周辺の構成を示した図である。 (a)は、図2の矢印III方向からレジロール周辺を眺めた場合の図であり、図(b)は、図3(a)における領域IIIbの拡大図である。 (a)、(b)は、両面印刷が行われる場合において、裁断誤差により基準値よりも長い用紙に画像が形成されている状態を示した図である。 (a)、(b)は、両面印刷が行われる場合において、裁断誤差により一辺が傾いて形成された用紙に画像が形成されている状態を示した図である。 用紙に形成された十字画像が検知される際の用紙の状態を示した図である。 用紙の両面印刷が行われる場合の検知処理の流れを示したフローチャートである。 予め定められた枚数ごとに専用用紙が出力される場合の処理の流れを示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置1の構成例を示した図である。
図1に示す画像形成装置1は、例えば電子写真方式によって用紙P(記録媒体)に対してトナー像を形成する画像形成部100を備える。
また、画像形成装置1は、用紙Pを搬送する用紙搬送路17と、用紙Pを収容する用紙収容部18とを備える。
また、画像形成装置1は、用紙搬送路17を搬送される用紙Pを検知する検知装置30を備える。
また、画像形成装置1は、用紙搬送路17を搬送される用紙Pが突き当たることで用紙Pの先端を揃えたうえで用紙Pを下流側へ搬送する突き当て部の一例としてのレジロール20を備える。また、画像形成装置1は、用紙Pをレジロール20へ搬送する押しつけ手段の一例としてのプレレジロール22を備える。プレレジロール22は、レジロール20よりも上流側に設けられる。
さらに、画像形成装置1は、レジロール20により搬送されてきた用紙Pの先端を検知する光学センサ23を備える。
画像形成部100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の複数の画像形成ユニット11(11Y,11M,11C,11K)を備える。
なお、本実施形態では、電子写真方式によって画像を形成する画像形成部100を例示するが、画像形成部100は、例えばインクジェットプリンタで構成しても良い。
各画像形成ユニット11は、感光体ドラム111と、感光体ドラム111を帯電する帯電装置112とを備える。また、画像形成ユニット11は、帯電装置112により帯電した感光体ドラム111の表面を露光して静電潜像を形成する露光器113を備える。
また、画像形成ユニット11は、露光器113により感光体ドラム111上に形成された静電潜像を現像し、感光体ドラム111上にトナー像を形成する現像器114を備える。また、画像形成ユニット11は、感光体ドラム111上の廃トナーを除去するクリーニング装置116を備える。
また、画像形成部100は、感光体ドラム111にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト12を備える。さらに、画像形成部100は、感光体ドラム111にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト12に順次転写(一次転写)する一次転写ロール115を備える。
また、画像形成部100は、中間転写ベルト12上に重畳して形成されたトナー像を記録媒体である用紙Pに一括転写(二次転写)する二次転写ロール13を備える。二次転写ロール13は、レジロール20よりも下流側に設けられている。また、画像形成部100は、二次転写されたトナー像を用紙P上に定着させる定着ユニット14を備える。
さらに、画像形成装置1は、画像形成装置1の全体を制御する制御部16を備える。
用紙搬送路17としては、用紙収容部18から二次転写ロール13に向けて搬送される用紙Pが通過する第1用紙搬送路R1が設けられている。また、用紙搬送路17としては、二次転写ロール13を通過した後の用紙Pが通過する第2用紙搬送路R2が設けられている。
また、用紙搬送路17としては、用紙Pを反転させ、反転させたこの用紙Pを、二次転写ロール13の上流側にて、第1用紙搬送路R1へ搬送する第3用紙搬送路R3が設けられている。さらに、用紙搬送路17としては、第2用紙搬送路R2から分岐した第4用紙搬送路R4と第5用紙搬送路R5とが設けられている。第4用紙搬送路R4と第5用紙搬送路R5とは、画像形成装置1の排出部(不図示)に向けて搬送される用紙Pが通過する搬送路である。
また、画像形成装置1には、切り替え手段の一例としての切り替えゲート24が設けられている。切り替えゲート24は、第4用紙搬送路R4上への突出と、第4用紙搬送路R4からの退避を行う。
切り替えゲート24が第4用紙搬送路R4上へ突出している場合、用紙Pは、第5用紙搬送路R5へ搬送され、切り替えゲート24が第4用紙搬送路R4から退避している場合、用紙Pは、第4用紙搬送路R4へ搬送される。
画像形成装置1は、制御部16による動作制御の下で、一連の画像形成処理を実行する。すなわち、PC(不図示)やスキャナなど(不図示)から取得した画像データは、画像処理部(不図示)により画像処理が施され、各色の画像データとなって露光器113に送られる。そして、各画像形成ユニット11では、露光器113による露光が行われて、さらに、現像器114による現像が行われて、感光体ドラム111上にトナー像が形成される。
各画像形成ユニット11の感光体ドラム111に形成された各色トナー像は、一次転写ロール115により中間転写ベルト12上に順次、静電転写(一次転写)され、中間転写ベルト12上には、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。
中間転写ベルト12上の重畳トナー像は、中間転写ベルト12の移動に伴って二次転写ロール13が配置された二次転写領域Tに搬送される。
一方、用紙収容部18から給紙され第1用紙搬送路R1を搬送される用紙Pがレジロール20に突き当たると、用紙Pの先端が揃えられる。言い換えると、用紙Pがレジロール20に突き当たる際、レジロール20は停止しており、本実施形態では、停止しているこのレジロール20に用紙Pが突き当たり、用紙Pの先端の傾きが補正される。なお、レジロール20は停止手段の一例である。
その後、レジロール20の回転が開始され、用紙Pが下流側に送られる。このとき、本実施形態では、用紙Pがレジロール20に挟まれた状態で、用紙Pの先端が光学センサ23により検知される。
用紙Pの先端が検知されると、レジロール20は、中間転写ベルト12上の重畳トナー像の搬送タイミングに合わせた速度で、用紙Pを二次転写領域Tに搬送する。
言い換えると、本実施形態では、用紙Pの先端の検知結果に基づき、レジロール20の回転速度が調整されて(用紙Pの搬送速度が調整されて)、二次転写領域Tへの用紙Pの供給が行われる。
そして、中間転写ベルト12上の重畳トナー像は、二次転写領域Tにて二次転写ロール13が形成する転写電界により、搬送されてきた用紙P上に一括して静電転写(二次転写)される。重畳トナー像が静電転写された用紙Pは、定着ユニット14まで搬送され、定着ユニット14によって用紙P上に定着される。
定着後の用紙Pは、第4用紙搬送路R4若しくは第5用紙搬送路R5を通り画像形成装置1の排出部に設けられた用紙積載部に搬送される。
なお、一方の面に画像が形成された用紙Pの他方の面に画像を形成する所謂両面印刷を行う際には、第3用紙搬送路R3へ用紙Pを搬送して用紙Pを反転させる。そして、用紙Pを再び二次転写領域Tに搬送して画像形成を行う。
図2は、レジロール20の周辺の構成を示した図である。より具体的には、図2は、レジロール20の周辺の構成を上方から眺めた場合の状態を示している。
本実施形態では、用紙Pの搬送方向(図中矢印A方向)における上流側から順に、プレレジロール22、検知装置30、レジロール20、光学センサ23、二次転写ロール13が配置されている。
レジロール20は、用紙Pの搬送方向と交差する方向に沿って形成されている。また、レジロール20は、用紙Pの搬送方向と交差する方向(図中矢印B1方向および矢印B2方向参照)に移動可能に設けられている。
さらに、レジロール20を移動させる移動機構20aが設けられている。この移動機構20aは、例えば、レジロール20に連動するラックギア(不図示)と、モータにより回転するピニオンギア(不図示)とにより構成される。
検知装置30は、用紙搬送路17を搬送される用紙Pの側辺(用紙Pの搬送方向に沿う側辺)を検知する検知部の一例としてのCIS(Contact Image Sensor)31を備える。CIS31は、用紙Pの側辺の検知の他に、用紙Pに形成された画像の検知も行えるようになっている。
また、CIS31は、レジロール20の軸方向における一方の端部側に設けられている。
図3(a)は、図2の矢印III方向からレジロール20周辺を眺めた場合の図であり、図3(b)は、図3(a)における領域IIIbの拡大図である。
より具体的には、図3(a)は、レジロール20の周辺の構成をレジロール20の軸方向における一方の端部側(CIS31が設けられている側とは反対側)から眺めた場合の状態を示している。
図3(a)に示すように、プレレジロール22とレジロール20との間であって用紙搬送路17の脇には、搬送される用紙Pを案内する案内部材21が設けられている。案内部材21には、上方案内部材21aと、下方案内部材21bとが設けられている。
上方案内部材21aは、用紙搬送路17の上方に設けられている。下方案内部材21bは、用紙搬送路17の下方に設けられるとともに上方案内部材21aに対向して設けられている。また、下方案内部材21bには、下方に向かって膨らむように湾曲する湾曲部21cが設けられている。
また、図3(b)に示すように、検知装置30は、光を反射する反射板32を備える。反射板32は、銀などの金属材料により形成される。反射板32は、用紙Pよりも光の反射率が高い。また、反射板32は、上方案内部材21aに取り付けられている。
また、図2に示すように、反射板32は、レジロール20の軸方向における一方の端部側に設けられている。さらに、反射板32は、CIS31に対向して設けられている。
図3(a)に示すように、CIS31は、下方案内部材21bに取り付けられている。具体的には、CIS31は、下方案内部材21bのうちの湾曲部21cよりも下流側の部分に取り付けられている。
CIS31には、複数の発光素子(不図示)と、複数の受光素子(不図示)とが設けられている。複数の受光素子は、格子状に配置されている(二次元配列されている)。
用紙Pの搬送中に、発光素子は、上方へ光を出射している。発光素子から出射された光は、反射板32と、発光素子の対向箇所まで搬送された用紙P(図2参照)とで反射される。反射板32と用紙Pとで反射された光は、受光素子にて受光される。
ここで、本実施形態では、用紙Pで反射される光よりも、反射板32で反射される光の方が、受光素子にて多く受光される。これにより、CIS31は、受光素子における受光量の大小に基づき、用紙Pの側辺を検知する。
制御部16は、用紙Pの側辺の位置をCIS31から取得する。また、制御部16は、用紙Pの側辺の位置の基準位置からのずれ量を算出する。
その後、制御部16は、算出したずれ量に基づき、レジロール20が用紙Pを挟んだ状態で、用紙Pの搬送方向と交差する方向にレジロール20(図2参照)を移動させる。これにより、用紙Pにおける側辺の位置ずれが補正される。また、上記の通り、レジロール20は、用紙Pの搬送速度を調整した上で、用紙Pを二次転写領域Tに搬送する。
これにより、用紙Pの位置と、二次転写領域Tに用紙Pが到達するタイミングとが調整された状態で、用紙Pは二次転写領域Tに搬送される。
また、本実施形態では、用紙Pの両面印刷が行われる場合、用紙Pの第1面への画像形成にあたり、十字形状を有する位置合わせ用画像の一例としての十字画像が形成される。
そして、用紙Pの第2面への画像形成が行われる際には、第1面に形成されたこの十字画像がCIS31により検知され、検知された十字画像の位置に基づいて、第2面に形成される画像の位置が補正される。
本実施形態では、搬送方向と交差する方向における用紙Pの位置と、二次転写領域Tに用紙P(用紙Pの先端)が到達するタイミングとに基づいて、用紙Pに形成される画像の位置が定まる。
また、用紙Pの両面印刷が行われる場合に、用紙Pの第1面に画像が形成される位置と第2面に画像が形成される位置とのずれ(画像の表裏ずれ)が生じないようにするため、用紙Pの第1面に十字画像を形成する。
ここで、一般的に、用紙Pは裁断により製造されるが、裁断の誤差により、用紙Pの長さが予め定められた基準値とは異なる場合がある。用紙Pの長さが基準値からずれると、両面印刷の際に、用紙Pの第1面に形成される画像と第2面に形成される画像との間に、位置ずれが生じるおそれがある。
ここで、本実施形態では、上記の通り、レジロール20に用紙Pの先端を突き当てて、用紙Pの位置の調整を行うが、用紙Pに上記の裁断誤差などがあると、この位置の調整を行ったとしても位置の調整を実質的に行えない。この場合、用紙Pの第1面に形成される画像と、第2面に形成される画像との間に位置ずれが生じるようになる。
具体的には、本実施形態では、両面印刷の際、用紙Pの先端および後端が入れ替わり、第1面に画像を形成する際にレジロール20に突き当たる用紙Pの先端と、第2面に画像を形成する際にレジロール20に突き当たる用紙Pの先端とが異なるようになる。
かかる場合、画像を形成する際の基準が第1面と第2面とで異なるようになり、用紙Pに裁断誤差があると、第1面に形成される画像と、第2面に形成される画像との間に位置ずれが生じる。
本実施形態では、この位置ずれを防止するため、第1面に画像を形成する際に十字画像を形成し、第2面の画像形成時はこの十字画像を基準に、画像の位置合わせを行う(第2面への画像形成を行う)。
具体的には、本実施形態では、検知された十字画像の位置に基づき、感光体ドラム111におけるトナー像の形成位置を変更して、画像の位置合わせを行う。
より具体的には、十字画像の位置に基づき、感光体ドラム111に対する露光タイミングをずらし、トナー像の形成位置を変更し、第1面に形成される画像と第2面に形成される画像との位置合わせを行う。
なお、第1面に形成される画像と第2面に形成される画像との位置合わせは、第2面への画像形成時に、レジロール20による用紙Pの送り出しタイミングを変更することで行ってもよい。より具体的には、予め定められた基準(予め定められた送り出しタイミング)よりも、送り出しタイミングを遅らせあるいは早めるようにし、第1面に形成される画像と第2面に形成される画像との位置合わせを行ってもよい。
また、裁断誤差により、用紙Pの先端の辺と後端の辺とが平行でない場合がある。この場合もまた、両面印刷の際に、用紙Pの第1面に形成される画像と、第2面に形成される画像との間に、位置ずれが生じるおそれがある。
具体的には、第1面の画像形成時においてレジロール20により用紙Pの先端が揃えられるが、第2の画像形成時には、用紙Pの先端および後端が入れ替わり、再びレジロール20により用紙Pの先端が揃えられる。ここで、用紙Pの先端の辺と後端の辺とが平行でないと、第1面の画像形成時における用紙Pの配置に対して、第2面の画像形成時における用紙Pが傾くようになる。
かかる場合、用紙Pの第1面に形成される画像に対して、第2面に形成される画像が傾くようになる(回転するようになる)。
本実施形態では、このような位置ずれ(第1面の画像に対して第2面画像が傾く位置ずれ)を防止するため、第1面に画像を形成する際に十字画像を形成し、第2面の画像形成時はこの十字画像を検知して、画像の位置合わせを行う。
具体的には、本実施形態では、制御部16が、検知された十字画像の位置に基づき、用紙Pの傾きを把握し、次いで、把握したこの傾きに基づき、第2面の画像形成に用いる画像データを回転させる。そして、本実施形態では、回転後のこの画像データに基づき、第2面への画像形成を行う。これにより、第1面の画像に対して第2面画像が傾く位置ずれが起きにくくなる。
以下、具体例を挙げて説明する。
図4(a)、(b)は、両面印刷が行われる場合において、裁断誤差により基準値よりも長い用紙Paに画像が形成されている状態を示した図である。より具体的には、図4(a)は、用紙Paの第1面に、矩形状の画像G1および十字画像F1が形成されている状態を示した図である。また、図4(b)は、用紙Paの第2面に矩形状の画像G2bが形成されている状態(両面印刷を行った後の状態)を示した図である。
図4(a)に示すように、用紙Paは、基準値よりも長さCだけ長く形成されている。また、この例では、第1面への画像形成時、辺E1が用紙Paの搬送方向(図中矢印A方向)における先端であり、辺E2が後端である。この用紙Paの第1面への画像形成が行われることにより、第1面には画像G1が形成される。
また、第1面への画像形成時には、十字画像F1が形成される。十字画像F1は、用紙Pの搬送方向(図中矢印A方向)と交差する方向における一端部側に形成される。また、十字画像F1は、用紙Paの先端と後端とにそれぞれ形成される。
図4(b)に示すように、用紙Paの第2面へ画像形成が行われる際、用紙Paの表裏が反転される。これにより、第1面への画像形成時において用紙Paの後端であった辺E2が、第2面への画像形成時における用紙Paの先端になる。
ここで、例えば、第1面の画像G1と重なるように、第2面へ画像G2aを形成しようとしても、用紙Pに裁断誤差があるため、第2面に形成される画像G2aと、第1面に形成された画像G1との間に位置ずれが生じる。具体的には、辺E2に対して、画像G1よりも長さCだけ近づいた位置に画像G2aが形成される。
これに対し、本実施形態では、第2面への画像形成が行われる際に、第1面に形成された十字画像F1がCIS31により検知される。そして、検知された十字画像F1の位置に基づいて、感光体ドラム111に対する露光タイミングを変更して、トナー像の形成位置を変更する。これにより、本実施形態では、第2面に対して画像G2bが形成される。
これにより、第1面に形成された画像G1と、第2面に形成された画像G2bとの位置が一致する。
図5(a)、(b)は、両面印刷が行われる場合において、裁断誤差により一辺が傾いて形成された用紙Pbに画像が形成されている状態を示した図である。より具体的には、図5(a)は、用紙Pbの第1面に、矩形状の画像G3および十字画像F1が形成されている状態を示した図である。また、図5(b)は、用紙Pbの第2面に矩形状の画像G4bが形成されている状態(両面印刷を行った後の状態)を示した図である。
図5(a)に示すように、用紙Pbは、一辺(第1面への画像形成時における後端の辺)E2が、他の一辺(第1面への画像形成時における先端の辺)E1に対して傾斜して形成されている。
この用紙Pbの第1面への画像形成が行われることにより、画像G3が形成される。また、第1面への画像形成にあたり、十字画像F1が形成される。
ここで、図5(b)に示すように、例えば、第1面の画像G3と重なるように、第2面へ画像G4aを形成しようとしても、用紙Pに裁断誤差があるため、第2面に形成される画像G4aと、第1面に形成された画像G3との間に位置ずれが生じる。具体的には、画像G3に対して、画像G4aが傾いた状態で、画像G4aが形成される。
これに対し、本実施形態では、第2面への画像形成が行われる際に、第1面に形成された十字画像F1がCIS31により検知され、用紙Pbの傾きが検知される。そして、本実施形態では、検知したこの傾きに基づいて、第2面への画像形成に用いられる画像データの回転が行われる。これにより、第1面に形成された画像G3と、第2面に形成された画像G4bとが一致するようになる。
図6は、用紙Pに形成された十字画像F1が検知される際の用紙Pの状態を示した図である。
用紙Pの両面印刷が行われる場合、本実施形態では、用紙Pの第1面への画像形成が行われる際に、用紙Pの側辺がCIS31により検知され、検知された側辺の位置に基づいて、搬送方向と交差する方向における用紙Pの位置が調整される。具体的には、レジロール20を搬送方向と交差する方向に移動させることで、用紙Pの位置が調整される。
また、用紙Pの第1面への画像形成にあたり、十字画像F1が第1面に形成される。そして、第1面への画像形成が行われた用紙Pは、表裏が反転された後に、再びプレレジロール22に到達する。そして、プレレジロール22は、レジロール20に向けて用紙Pを搬送する。なお、このとき、レジロール20は、回転を停止している。
図6に示すように、プレレジロール22により搬送される用紙Pの先端がレジロール20に突き当たると、下方案内部材21bの湾曲部21cの形状に沿ったループ(撓み)が用紙Pに形成されながら、用紙Pがレジロール20に向けて送り込まれる。また、このとき、用紙Pの搬送方向に対する傾き(スキュー)が補正される。
さらに、このとき、用紙Pが有するコシによって、用紙Pのうちのループが形成されている部分よりも下流側の部分が、上方案内部材21aに押し当たる。具体的には、用紙Pのうちの十字画像F1が形成されている部分が、上方案内部材21aのうちのCIS31に対向する箇所(CIS対向箇所)21dに押し当たる。このとき、本実施形態では、レジロール20が回転を停止しており、これにより、用紙Pの移動も停止され、さらに、用紙Pのうちの十字画像F1が形成されている部分の移動も停止されている。
そして、本実施形態では、十字画像F1が停止されている最中に、CIS31により十字画像F1が検知される。そして、本実施形態では、上記の通り、制御部16が、十字画像F1の検知結果に基づき、用紙Pの第2面に形成される画像の位置を調整する。
具体的には、検知された十字画像F1が搬送方向にずれている場合、感光体ドラム111に対する露光タイミングをずらすことにより、第2面における画像形成位置を調整して、第1面の画像と第2面の画像との位置合わせを行う。
また、検知された十字画像F1が傾いている場合は、第2面の画像形成に用いる画像データを回転させて、第1面の画像の第2面の画像との位置合わせを行う。
本実施形態では、用紙Pの第1面への画像形成が行われる際にCIS31により用紙Pの側辺が検知される。また、十字画像F1が形成される第1面は、第2面への画像形成が行われる際にCIS31側を向いているため、第2面への画像形成が行われる際には、CIS31により十字画像F1が検知される。そして、上記の通り、十字画像F1の検知結果に基づき、第1面の画像と第2面の画像との位置合わせを行う。
本実施形態では、用紙Pの側辺の検知と十字画像F1の検知とが一つのCIS31により行われる。
また、本実施形態では、用紙Pの第2面への画像形成時には、用紙Pがレジロール20に突き当たった後に、十字画像F1の検知を行う。これにより、第1面に形成される画像と、第2面に形成される画像との位置ずれがより確実に低減される。
ここで、十字画像F1が検知された後に、用紙Pがレジロール20に突き当たる構成であると、十字画像F1の検知後に、用紙Pの傾きが変わってしまうおそれがある。
上記の通り、裁断誤差などに起因して、用紙Pの先端の辺は傾斜していることがあり、この場合、十字画像F1が検知された後に、用紙Pがレジロール20に突き当たる構成であると、十字画像F1の検知後に、用紙Pが傾いてしまうおそれがある。
かかる場合、十字画像F1の検知結果に基づき第2面への画像形成を行ったとしても、位置ずれの発生を防止できなくなる。このため、本実施形態では、上記の通り、用紙Pがレジロール20に突き当たった後に、十字画像F1の検知を行う。
また、本実施形態では、用紙Pのうちの十字画像F1が形成されている部分(十字画像部分)の移動が停止しているときに、この十字画像F1をCIS31により検知する。
これにより、十字画像F1が形成されている部分が移動しているときに、この十字画像F1を検知する場合に比べて、十字画像F1の検知精度が向上する。
また、本実施形態では、用紙Pがレジロール20に突き当たり、用紙Pの先端の揃え処理が行われている最中に十字画像F1が検知される。これにより、画像形成処理の効率が向上する。
ここで、十字画像F1の検知のためだけに用紙Pの搬送を停止させる構成であると、この停止の分だけ、画像形成処理の効率が低下する。
これに対し、本実施形態のように、レジロール20により用紙Pの先端の揃え処理の最中に併せて十字画像F1の検知を行う構成であると、検知のためだけに用紙Pを停止させずに済み、画像形成処理の効率が向上する。
さらに、本実施形態では、十字画像F1の検知が行われる際に、プレレジロール22によって、用紙Pのうちの十字画像F1が形成されている部分が、上方案内部材21aのうちのCIS対向箇所21d(図6参照)に押し付けられる。これにより、CIS31による十字画像F1の検知精度が向上する。
本実施形態では、CIS31の焦点距離を、CIS31(発光素子)から上方案内部材21aまでの距離H(焦点距離H)としている(図6参照)。
ここで、用紙Pが上方案内部材21aに押し付けられない構成であると、用紙PのうちのCIS31に対向する部分(十字画像F1が形成されている部分)が浮いた状態で、十字画像F1が検知されることがある。この場合、十字画像F1が形成されている部分と、CIS31との距離にばらつきが生じやすくなり、十字画像F1の検知精度が低下するおそれがある。
これに対し、本実施形態のように、十字画像F1の検知が行われる際に、十字画像F1が形成されている部分が、CIS対向箇所21dに押し付けられると、CIS31と、用紙Pの十字画像部分との距離は焦点距離Hに近くなる。この場合、十字画像F1の検知精度が向上する。
図7は、用紙Pの両面印刷が行われる場合の検知処理の流れを示したフローチャートである。
まず、用紙搬送路17を搬送される用紙Pがレジロール20に突き当たることで、用紙Pの先端が揃えられる(ステップ701)。その後、用紙Pが下流側へ移動すると、用紙Pの先端が光学センサ23により検知される(ステップ702)。
用紙Pの先端が検知されると、制御部16は、中間転写ベルト12上の重畳トナー像の搬送タイミングに合わせて用紙Pが二次転写領域Tに到達するよう、レジロール20の搬送速度を調整する(ステップ703)。また、用紙Pの先端が検知されると、CIS31は、レジロール20により搬送される用紙Pにおける側辺の位置を検知する(ステップ704)。
用紙Pにおける側辺の位置が検知されると、制御部16は、検知結果に基づいて、用紙Pの搬送方向と交差する方向における位置を調整する(ステップ705)。
そして、用紙Pの位置(用紙Pの搬送方向と直交する方向における位置)と、用紙Pが二次転写領域Tに到達するタイミングとが調整された上で、用紙Pの第1面への画像形成、用紙Pの第1面への十字画像F1の形成が行われる。(ステップ706)。
第1面への画像形成が行われた用紙Pは、表裏が反転された後に(ステップ707)、再びレジロール20に突き当たる。また、用紙Pがレジロール20に突き当たっている最中にも、プレレジロール22により用紙Pがレジロール20に送り込まれる。これにより、用紙Pにループが形成されながら、用紙Pの先端が揃えられる(ステップ708)。
また、このとき、用紙Pのうちの十字画像F1が形成されている部分は、上方案内部材21aのCIS対向箇所21dに押し当てられた状態で、その移動を停止している(ステップ709)。
そして、本実施形態では、用紙Pがレジロール20に突き当たっている最中に(十字画像F1の移動が停止されている際に)、CIS31により十字画像F1が検知される(ステップ710)。十字画像F1が検知されると、制御部16は、十字画像F1の検知結果に基づいて、第2面に形成する画像の、第1面に形成された画像に対する位置ずれ量を算出する(ステップ711)。
そして、制御部16は、算出した位置ずれ量が基準値以下であるか否かを判断する(ステップ712)。なお、この基準値は、画像の位置の調整が可能な範囲であるか否かを判断するための値である。
位置ずれ量が基準値以下でない場合(ステップ712でNo)、画像の位置の調整は行われず、画像形成装置1のユーザインタフェース(不図示)にエラー表示がされる(ステップ713)。また、用紙Pの搬送が中止される(ステップ714)。
一方、位置ずれ量が基準値以下である場合(ステップ712でYes)、制御部16は、画像(第2面に形成する画像)の位置の調整を行う(ステップ715)。その後、レジロール20が回転駆動し、用紙Pの搬送が再開される(ステップ716)。その後、用紙Pの第2面への画像形成が行われる。
なお、上記では、用紙Pの両面印刷が行われる場合に、用紙Pの第1面への画像形成時に十字画像F1を形成し、用紙Pの第2面への画像形成時に、この十字画像F1を検知する場合を説明した。即ち、用紙Pに対して、画像とともに十字画像F1を形成して、第1面に形成される画像と第2面に形成される画像との位置合わせを行った。
ところで、この処理に限らず、位置合わせ用の専用用紙(十字画像F1のみが形成された用紙P)を搬送して、第1面に形成される画像と第2面に形成される画像との位置合わせを行ってもよい。専用用紙を用いる場合、専用用紙以外の用紙P(両面印刷を行う通常用紙)については、十字画像F1を形成することなく、第1面に形成される画像と第2面に形成される画像との位置合わせを行う。
具体的には、専用用紙を用いる場合、まず、この専用用紙を搬送してこの専用用紙の第1面に十字画像F1を形成する。そして、この専用用紙の表裏を反転させて、この十字画像F1を、CIS31を用いて検知する。ここで、この専用用紙に裁断誤差があると、十字画像F1の検知タイミングが予め定められたタイミングとは異なるようになり、あるいは、十字画像F1が傾いていることが検知される。
そして、本実施形態では、専用用紙のこの検知結果に基づき、この専用用紙に続いて搬送される用紙Pに形成する画像の位置をずらしたり、画像を傾けたりする。具体的には、用紙Pの第2面に画像を形成する際に、この画像の位置をずらしたり、画像を傾けたりする。
より具体的には、十字画像F1の検知タイミングが予め定められたタイミングとは異なる場合には、露光タイミングを変更したり、レジロール20による送り出しタイミングを変更したりするなどして、用紙Pの第2面に形成する画像の位置をずらす。また、十字画像F1が傾いていることが検知された場合には、用紙Pの第2面に形成する画像を回転させる。
ここで、一般的に、用紙Pは、その製造工程において、複数枚が束ねられた原紙が裁断されることにより形成される。そのため、用紙Pに裁断誤差が生じる場合、同じ誤差の用紙Pが連続的に生じやすい。
かかる場合、画像形成装置1では、全ての用紙Pに十字画像F1を形成しないでも、第1面に形成される画像と第2面に形成される画像との位置合わせを行うようになる。具体的には、上記のように、専用用紙を使うことで裁断誤差の程度を把握でき、この把握結果に基づき、用紙Pの第2面への画像形成を行うようにすれば、第1面に形成される画像と第2面に形成される画像との位置合わせを行えるようになる。
なお、本実施形態では、予め定められた枚数ごとに、専用用紙を出力する。
言い換えると、用紙Pへの十字画像F1のみの形成を、予め定められた枚数ごとに行う。
ここで、画像形成装置1の用紙収容部18内には、異なるロットの用紙Pが収容される場合もあり、この場合に、一回の専用用紙の検知結果に基づき以後の全ての位置合わせを行ってしまうと、ロットの切り替わりに応じて、位置ずれが生じてしまう。
このため、本実施形態では、予め定められた枚数ごとに、専用用紙を出力するようにしている。
図8は、予め定められた枚数ごとに専用用紙が出力される場合の処理の流れを示したフローチャートである。
制御部16は、次に搬送を行う用紙Pが、n枚目の用紙Pであるか否かを判断する(ステップ801)。ここで、nの値は、予め定められた整数である。
用紙Pがn枚目ではない場合(ステップ801でNo)、この用紙Pに対しては、十字画像F1が形成されない。言い換えると、この場合、この用紙Pに対しては、通常の画像が形成される。この場合、この用紙Pの側辺検知処理が行われた後に(ステップ802)、第1面への画像形成が行われる(ステップ803)。
続いて、用紙Pの第2面への画像形成が行われる(ステップ804)。このとき、専用用紙を搬送することにより得た、裁断誤差の程度に基づき、画像の形成位置を決定して(画像を回転させる場合は回転させ)、第2面への画像形成を行う。
第2面への画像形成が行われた用紙Pは、下流側へ搬送される。このとき、切り替えゲート24(図1参照)は第4用紙搬送路R4から退避しており、用紙Pは、第4用紙搬送路R4へ搬送された後に(ステップ805)、画像形成装置1から排出される。
その後、制御部16は、図8に示すように、次に印刷が行われる用紙Pがあるか否かを判断する(ステップ806)。次の用紙Pがある場合(ステップ806でYes)、ステップ801以降の処理を実行する。また、次の用紙Pがない場合(ステップ806でNo)、処理を終了する。
一方で、用紙Pが、n枚目の用紙Pである場合(ステップ801でYes)、専用用紙の出力を行う。具体的には、用紙Pの搬送を開始して、この用紙Pの側辺を検知する(ステップ807)。そして、側辺の検知結果に基づき、レジロール20を移動させて、用紙Pの位置ずれを補正する。その後、この用紙Pの第1面に十字画像F1を形成する(ステップ808)。
その後、この用紙Pの表裏を反転し、さらに、CIS31を用いて、十字画像F1を検知する(ステップ809)。なお、この検知の結果は、不図示のメモリに格納され、後に、専用用紙以外の用紙Pである通常用紙の第2面への画像形成に用いられる。
その後、排出先の指定があるか否かを判断する(ステップ810)。そして、指定がない場合には(ステップ810でNo)、第4用紙搬送路R4へ搬送する(ステップ811)。即ち、通常用紙が搬送される搬送路と同じ搬送路へ搬送される。
一方で、ステップ810にて排出先の指定があると判断された場合は(ステップ810でYes)、用紙P(専用用紙)を第4用紙搬送路R4とは異なる第5用紙搬送路R5へ搬送する(ステップ812)。即ち、通常用紙の搬送先とは異なる搬送先へ搬送する。この場合、通常用紙と専用用紙とが混在することが避けられ、通常用紙と専用用紙との選別作業が容易になる。
1…画像形成装置、11…画像形成ユニット、12…中間転写ベルト、13…二次転写ロール、16…制御部、17…用紙搬送路、20…レジロール、21a…上方案内部材、21b…下方案内部材、21c…湾曲部、22…プレレジロール、23…光学センサ、24…切り替えゲート、30…検知装置、31…CIS、32…反射板、100…画像形成部

Claims (3)

  1. 記録媒体の第1面に対して画像形成を行い、表裏が反転された当該記録媒体の第2面に対して画像形成を行うとともに、当該第1面への画像形成にあたり、当該第1面に形成される画像と当該第2面に形成される画像との位置合わせに用いられる位置合わせ用画像を当該第1面に形成可能な画像形成部と、
    前記画像形成部により前記記録媒体の前記第1面への画像形成が行われる場合に、当該記録媒体の側辺を検知し、当該画像形成部により前記第2面への画像形成が行われる場合に、当該第1面に形成された前記位置合わせ用画像を検知する検知部と、
    を備え
    前記記録媒体の記録媒体搬送方向における下流側先端が、当該記録媒体搬送方向と交差する方向に沿った突き当て部に突き当たることで、当該記録媒体の当該記録媒体搬送方向における下流側への移動が停止する際に、当該位置合わせ用画像が前記検知部により検知される画像形成装置。
  2. 記録媒体の第1面に対して画像形成を行い、表裏が反転された当該記録媒体の第2面に対して画像形成を行うとともに、当該第1面への画像形成にあたり、当該第1面に形成される画像と当該第2面に形成される画像との位置合わせに用いられる位置合わせ用画像を当該第1面に形成可能な画像形成部と、
    前記画像形成部により前記記録媒体の前記第1面への画像形成が行われる場合に、当該記録媒体の側辺を検知し、当該画像形成部により前記第2面への画像形成が行われる場合に、当該第1面に形成された前記位置合わせ用画像を検知する検知部と、
    搬送される前記記録媒体を案内する案内部材と、
    搬送される前記記録媒体に形成された前記位置合わせ用画像が前記検知部により検知される際に、当該記録媒体のうちの当該検知部に対向する部分を前記案内部材へ押し付ける押し付け手段と、
    を備える画像形成装置。
  3. 前記位置合わせ用画像が形成された記録媒体の搬送先と、当該位置合わせ用画像が形成されていない記録媒体の搬送先とを切り替える切り替え手段をさらに備える請求項1又は2のいずれか記載の画像形成装置。
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