JP6779578B2 - 衣料用仕上げ剤組成物 - Google Patents
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Description
衣料に、風合いにハリ感を与えるものとして繊維用糊剤がある。(特許文献1〜2)
また、機械力による繊維の傷みに由来するシワ発生に対しては、シワ防止やシワとり機能を訴求した繊維処理剤が提案されている(例えば特許文献3)。
本発明は、衣料に発生した型崩れを回復させる衣料用仕上げ剤組成物を提供する。
本発明において「型崩れ」とは、衣料をハンガーにかけたり着用したりしたときに、布表面にハリ感がなく、表面が波打ってヨレやくたびれ感が生じた状態をいう。
なお、ヨレやくたびれ感は、例えば、新品の衣料と比べて身ごろ、袖口、首周りの形状が伸びたり縮んだりして当初とは異なる長さや形へと変化していることで生じると考えられる。
カチオン化澱粉の主骨格を形成する澱粉類としては、特開2010−180320号公報に記載の澱粉等を用いることができる。具体的には、コーンスターチ、小麦スターチ、ポテトスターチ、タピオカスターチ等の澱粉が挙げられる。
前記澱粉にカチオン基を導入してカチオン化澱粉とする方法は特に限定されず、例えば、澱粉類と四級アンモニウムアルキル化試薬とを反応させる方法が挙げられる。
四級アンモニウムアルキル化試薬としては、例えば、特開2010−180320号公報に記載のグリシジル基を有する4級アンモニウム化合物を挙げることができ、化合物の入手の容易性の観点から、グリシジルトリメチルアンモニウムクロリドが好ましい。
四級アンモニウムアルキル化試薬の具体的な製造方法としては、例えば特開昭56−36501号公報、特開平6−100603号公報、特開2010−180320号公報、及び特開平8−198901号公報等に記載の方法が挙げられる。
なお、カチオン化澱粉の置換度は、CHN元素分析計(エレメンタール社製、商品名:VARIO ELIII)によって測定した、カチオン化澱粉の窒素含有量(N)質量%から下記の式より算出される。
置換度=162N/(1400−152N)
この置換度は、カチオン化の程度を示すものであり、澱粉の無水単糖ユニット当りに付加したカチオン基のモル数を示す値である。
高分子重合体(B)は、酢酸ビニルからの構成単位が一部ないし全部を占める重合体である。酢酸ビニルは、重合体の重合に用いる全モノマー中に好ましくは75質量%以上、より好ましくは82質量%以上、さらにより好ましくは90質量%以上で、好ましくは99質量%以下、より好ましくは97質量%以下、さらにより好ましくは96質量%以下である。なお本発明において、製造時に用いるモノマー比率は、後述する酢酸ビニルと共重合可能なモノマーも含めて、高分子重合体(B)の構成単位の比率としてもよい。
前記不飽和カルボン酸の割合は、酢酸ビニル重合体の重合に用いる全モノマー中、好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上、そして、好ましくは25質量%以下、より好ましくは20質量%以下である。
前記不飽和カルボン酸の低級アルコールエステルの割合は、酢酸ビニル重合体の重合に用いる全モノマー中、好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上、そして、好ましくは25質量%以下、より好ましくは20質量%以下である。
前記不飽和カルボン酸アミドの割合は、酢酸ビニル重合体の重合に用いる全モノマー中、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは1質量%以上、そして、好ましくは25質量%以下、より好ましくは20質量%以下である。
高分子重合体(B)5gを20mLのメスフラスコに入れ、アセトンでメスアップした後、0.5μmのPTFEメンブランフィルターでろ過する。ろ液を用いて以下の条件のGPCにより重量平均分子量を測定する。
カラム :α−M+α−M(アニオン)
溶離液 :H3PO4(60mmol/L)/LiBr(50mmol/L)/DMF
流速 :1.0mL/min
カラム温度 :40℃
検出器 :RI
サンプル濃度:5mg/mL
サンプル量 :100μL
本発明における高分子重合体(C)は、アルキル基の炭素数が10以上30以下である重合性不飽和カルボン酸アルキルエステル由来の構成単位(c−1)と、ポリオキシエチレン鎖の一端を炭素数1以上3以下のアルキル基でキャップされていてもよいオキシエチレン基の平均付加モル数が4以上20以下である重合性不飽和カルボン酸ポリオキシエチレンエステル由来の構成単位(c−2)とを含有する高分子重合体である。
装置:東ソー(株)製HLC−8120
GPCカラム:東ソー(株)製TSKgelα−M(1本)
溶離液:60mmol/L H3PO4、50mmol/LiBr/DMF
流量:1.0mL/min
カラム温度:40℃
検出器:RI
本発明において、カチオン化澱粉(A)と高分子重合体(B)は、混合物(以下、高分子重合体混合物(M)という場合がある)を形成していることが好ましい。すなわち、本発明の衣料用仕上げ剤組成物は、カチオン化澱粉(A)と高分子重合体(B)とを含む高分子重合体混合物(M)を含有することが好ましい。高分子重合体混合物(M)は、後述するポリビニルアルコール(D)を含有することが好ましい。
カチオン化澱粉(A)は、高分子重合体混合物による微粒子中、好ましくは保護コロイドを構成している粒子中に、好ましくは0.5質量%以上、そして好ましくは6質量%以下を占める。
本発明の衣料用仕上げ剤組成物は、ポリビニルアルコール(D)を含有することが好ましい。とりわけ、本発明の衣料用仕上げ剤組成物が、カチオン化澱粉(A)と高分子重合体(B)とを含む高分子重合体混合微粒子を含有する場合、エマルジョンの貯蔵安定性をさらに向上させるための観点から、前記高分子重合体混合微粒子が、更に、ポリビニルアルコール(D)を含むことが好ましい。
ポリビニルアルコール(D)は重量平均分子量が10,000以上200,000以下、好ましくは100,000以下であるものが好ましい。ポリビニルアルコール(D)の重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより、アセトニトリルと水の混合溶液(リン酸緩衝液)を展開溶媒とし、ポリエチレングリコールを標準物質として測定することができる。ポリビニルアルコール(D)は、高分子重合体混合物による微粒子、好ましくは保護コロイドを構成している粒子中に、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは1質量%以上、そして好ましくは10質量%以下、より好ましくは4質量%以下を占める。
本発明の衣料用仕上げ剤組成物は、非イオン界面活性剤(E)を含有することが好ましい。本発明では、高分子重合体混合物による微粒子、好ましくは保護コロイドを構成し、安定化する観点から、非イオン界面活性剤(E)は、具体的には、特開平10−195772号公報の7欄43行〜8欄40行に記載されたものを用いることが出来る、非イオン界面活性剤(E)としては、好ましくは炭素数7以上22以下の飽和又は不飽和アルコールのエチレンオキサイド付加物であるポリオキシエチレンアルキル(又はアルケニル)エーテルである。該ポリオキシエチレンアルキル(又はアルケニル)エーテルのオキシアルキレン基の平均付加モル数は、好ましくは3以上、より好ましくは5以上であり、そして好ましくは60以下、より好ましくは50以下である。非イオン界面活性剤(E)は、オキシエチレン基の平均付加モル数が異なる2種以上を併用することが好ましい。具体的には、オキシアルキレン基の平均付加モル数が好ましくは20以上、より好ましくは30以上、そして、好ましくは60以下、より好ましくは50以下のポリオキシエチレンアルキルエーテル(以下、非イオン界面活性剤(e1)又は(e1)という場合がある。)及び平均付加モル数が好ましくは3以上、より好ましくは4以上、そして、好ましくは20未満、より好ましくは10以下であるポリオキシエチレンアルキルエーテル(以下、非イオン界面活性剤(e2)又は(e2)という場合がある。)を併用することが好ましい。非イオン界面活性剤(e1)と非イオン界面活性剤(e2)を併用する場合、非イオン界面活性剤(e2)/非イオン界面活性剤(e1)の質量比は、好ましくは1以上、より好ましくは10以上、そして、好ましくは50以下、より好ましくは40以下である。
本発明の衣料用仕上げ剤組成物は、衣類の形態回復性能の観点から、カチオン化澱粉(A)に対する高分子重合体(B)の割合は質量比で2以上、好ましくは4以上であり、そして50以下、好ましくは30以下である。
本発明の衣料用仕上げ剤組成物は、カチオン化澱粉(A)、高分子重合体(B)、及び水を含有する液状組成物(以下、液状組成物Iという場合もある)を調製する工程Iと、工程Iで得られた液状組成物Iと高分子重合体(C)とを混合する工程IIとを有する製造方法により製造することが好ましい。
工程Iでは、カチオン化澱粉(A)、高分子重合体(B)、ポリビニルアルコール(D)、非イオン界面活性剤(E)、及び水を含有する液状組成物Iを調製することが好ましい。
工程Iでは、カチオン化澱粉(A)、高分子重合体(B)、ポリビニルアルコール(D)、非イオン界面活性剤(e1)、及び水を含有する液状組成物Iであって、カチオン化澱粉(A)、高分子重合体(B)、ポリビニルアルコール(D)が、高分子重合体混合物(M)として、更には高分子重合体混合物からなる微粒子として、より更には保護コロイドとして、分散している液状組成物Iを調製することがより好ましい。
本発明の衣料用仕上げ剤組成物を用いた衣料の処理方法として、下記工程1〜2を有する衣料の処理方法が挙げられる。
工程1:本発明の衣料用仕上げ剤組成物と、水とを混合し、処理浴を調製する工程。
工程2:前記処理浴と衣料とを接触させる工程。
また、工程1では、カチオン化澱粉(A)、高分子重合体(B)、高分子重合体(C)任意のポリビニルアルコール(D)及び任意の非イオン界面活性剤(E)の合計の割合が、衣料100質量部に対して、好ましくは0.18質量部以上、より好ましくは0.60質量部以上、更に好ましくは1.20質量部以上、そして、好ましくは3.0質量部以下、より好ましくは2.8質量部以下、更に好ましくは2.6質量部以下となるように、本発明の衣料用仕上げ剤と前記水とを混合する。一例として、処理浴中のカチオン化澱粉(A)、高分子重合体(B)、高分子重合体(C)任意のポリビニルアルコール(D)及び任意の非イオン界面活性剤(E)の合計の濃度は、300ppm以上、更に500ppm以上、そして、1000ppm以下、更に700ppm以下が挙げられる。
処理浴の温度は、工程1及び工程2とも、15℃以上、更に18℃以上、そして、27℃以下、更に25℃以下とすることができる。
(1)高分子重合体混合物(M−1)(本発明品)の調製
窒素雰囲気下で重合反応槽に、(A)としてカチオン化澱粉8.9質量部、及びイオン交換水100質量部を90℃にて均一溶解した後60℃まで冷却した。ここで、カチオン化澱粉は、コーンスターチと3−(N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリド)−1,2−プロピレンオキサイドとの反応で得たもの(表中、A−1とした)であり、カチオン置換度=0.08、5%水溶液の50℃における粘度は70mPa・sであった。
次いで、高分子重合体(B)を含む高分子重合体混合物(M−1)を得るために、酢酸ビニルを10質量部とポリビニルアルコール(重量平均分子量66,000、表中、D−1とした)3質量部、非イオン界面活性剤(ポリオキシエチレンラウリルエーテル、平均付加モル数40、HLB18.3[以下、(E−1)])1.5質量部を、前記カチオン化澱粉を含む水溶液に加え、さらに、リン酸3ナトリウム0.5質量部、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩0.4質量部、イオン交換水20質量部を加え、75℃に加熱して重合を開始した。重合開始後、6時間かけて、酢酸ビニル、アクリル酸、N,N−ジメチルアクリルアミドの最終比率が95.5/2.5/2(質量比)になるように予め混合しておいたもの100質量部を、反応溶液中に滴下した。滴下終了後、80℃に昇温し、1時間そのまま攪拌を続けた。冷却後、10質量%炭酸ナトリウム水溶液を用いてエマルションのpHを5に調整し、カチオン化澱粉(A)、高分子重合体(B)及びポリビニルアルコール(D)を含有する高分子重合体混合物(M−1)、非イオン界面活性剤及び水を含む液状組成物iを得た。液状組成物i中の高分子重合体混合物(M−1)の含有量は50質量%、非イオン界面活性剤の含有量は0.6質量%であった。また、高分子重合体混合物(M−1)では、(A)/(B)/(D)の質量比は3.6/44.2/1.2であった。なお、高分子重合体混合物(M−1)は液状組成物i中で、高分子重合体混合微粒子、具体的には保護コロイドを形成している。
高分子重合体(B)(表中、B−1とした)は、酢酸ビニル/アクリル酸/N,N−ジメチルアクリルアミドが95.5/2.5/2(質量比)の高分子重合体(重量平均分子量340,000)であった。
上記(M−1)の調製で、カチオン化澱粉(A)を使用せずに反応を行い、高分子重合体混合物(M’−1)、非イオン界面活性剤、及び水を含む液状組成物i’を得た。高分子重合体混合物(M’−1)は液状組成物i’中で微粒子(高分子重合体混合微粒子)を形成している。なお、高分子重合体混合物(M’−1)では、高分子重合体(B)及びポリビニルアルコール(D)の含有量が45.4質量%であり、(B)/(D)の質量比は44.2/1.2であった。高分子重合体混合物(M’−1)が含む高分子重合体(B)及びポリビニルアルコール(D)は、高分子重合体混合物(M−1)と同じである。
窒素導入管を有するセパラブルフラスコを予め窒素置換しておき、そこにメタクリル酸ステアリル(新中村化学(株)社製、商品名:NKエステルS)57.0g、エチレンオキシドの付加モル数が9のメトキシポリエチレングリコールメタクリレート、日油(株)製、商品名:ブレンマーPME400 39.0g、メタクリル酸2−(ジメチルアミノ)エチル(和光純薬工業(株)製)4.0g、メチルエチルケトン57.7gを混合した溶液を仕込み、フラスコ内温度が85℃以上になるまで昇温した。その後開始剤V−65の1.0gをメチルエチルケトン9.0gに溶かした溶液を添加して6時間撹拌保持し、重合を行った。
重合終了後、この高分子重合体溶液を室温に冷却した後、溶媒であるメチルエチルケトンを減圧留去して濃縮し、本発明の高分子重合体(C)に相当する高分子重合体(C−1)を得た。この高分子重合体(C−1)は、メタクリル酸ステアリル、エチレンオキシドの付加モル数が9のメトキシポリエチレングリコールメタクリレート、メタクリル酸2−(ジメチルアミノ)エチルからなる3元系高分子重合体であり、高分子重合体(C−1)中の構成単位は、仕込み比から計算するとそれぞれ63モル%、29モル%、8モル%であった。該高分子重合体(C−1)の重量平均分子量は110,000であった。
実施例1〜3及び比較例1〜5
上記製造法で得られた高分子重合体混合物(M−1)を含む液状組成物i、高分子重合体混合物(M’−1)を含む液状組成物i’、高分子重合体(C)及び非イオン界面活性剤としてオキシエチレン基の平均付加モル数が5であるポリオキシエチレンラウリルエーテル(E−2)を、表1の組成となるように組み合わせて選定し、液状組成物i又は液状組成物i’が660ppmになるように水を添加して充分に混合して粒子を分散させることにより、処理浴を調製した。この処理浴は、表1に示す衣料用仕上げ剤組成物から衣料を直接処理するための処理液であり、繊維製品を処理するために適したものである。なお比較例2は、実施例1と比較できるように、液状組成物iを用いず、高分子重合体(C−1)の濃度が132ppm、非イオン界面活性剤(E−2)の濃度が92.4ppmになるように調製した処理浴を用いた。
新品の綿50%/化繊50%製のニット衣類を5枚用意し、そのうち4枚について洗濯機を用い、市販の軽質液体洗剤(エマール、花王(株)製)で15回繰り返し洗濯処理をした。これら4枚の衣料の襟、袖口、身ごろは張りがなく、型崩れして繊維が伸びたような形状が見られ、新品から見るとかなり劣化した。
4Lのたらいに浴比=1/5で前記の処理浴を入れ、上記の洗濯処理したニットから劣化度合いが類似したものを2枚選び、その1枚を5分間押し洗いし、その後洗濯機で脱水し、乾燥させた。残りの1枚を比較の未処理品として用いた。
衣類の外観状態の変化を判断するのによく訓練された専門評価者5名により、上記で用いたニットの新品と上記処理を行ったニットの形態を比較し、型崩れ回復性を以下の基準で評価判定した。
+2:型崩れは解消されて、形態が美しく回復した状態
+1:型崩れは完全に解消されないが、満足できるレベルまで回復
0:処理後の形態回復は見られなかった(未処理品と同等)
Claims (5)
- カチオン化澱粉(A)、酢酸ビニルからの構成単位を含む高分子重合体(B)、アルキル基の炭素数が10以上30以下である重合性不飽和カルボン酸アルキルエステルからの構成単位と、ポリオキシエチレン鎖の一端を炭素数1以上3以下のアルキル基でキャップされていてもよい、オキシエチレン基の平均付加モル数が4以上20以下である重合性不飽和カルボン酸ポリオキシエチレンエステルからの構成単位とを含有する、高分子重合体(C)及び水を含有する衣料用仕上げ剤組成物であって、(A)に対する(B)の質量比である(B)/(A)が2以上50以下であり、且つ(A)及び(B)の合計に対する(C)の質量比である(C)/((A)+(B))が0.1以上2以下である、衣料用仕上げ剤組成物。
- カチオン化澱粉(A)と高分子重合体(B)とを含む高分子重合体混合微粒子を含有する請求項1に記載の衣料用仕上げ剤組成物。
- 前記高分子重合体混合微粒子が、更に、ポリビニルアルコール(D)を含む、請求項2に記載の衣料用仕上げ剤組成物。
- 前記高分子重合体混合微粒子が保護コロイドである、請求項2又は3に記載の衣料用仕上げ剤組成物
- 更に、非イオン界面活性剤(E)を含有し、(A)及び(B)の合計に対する(E)の質量比である(E)/((A)+(B))が0.01以上0.5以下である、請求項1〜4何れかに記載の衣料用仕上げ剤組成物。
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