JP6778416B2 - ダクト取付ブラケット - Google Patents

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Description

本発明は、ダクトを車体側に固定するためのダクト取付ブラケットに関する。
特許文献1には、車体に形成されたステーに吸気ダクトを固定する給気ダクト取付構造が記載されている。
特開2015−34495号公報
特許文献1の構造において、ステー(ダクト取付ブラケット)を車体と別体に構成し、ダクト取付ブラケットに固定部品挿通孔(例えばボルト挿通孔)を形成し、固定部品挿通孔を挿通するブラケット固定部品(例えばブラケット固定ボルト)によってダクト取付ブラケットを車体側(例えばエンジンのインテークマニホールド)に固定することが可能である。また、車体側の固定側コネクタにハーネス側コネクタを接続する際にハーネス側コネクタと干渉する位置にダクト取付ブラケットが配置される場合には、ハーネス側コネクタの挿通を許容するコネクタ挿通孔をダクト取付ブラケットに形成することによってハーネス側コネクタの接続が可能となる。係るコネクタ挿通孔は、コネクタ接続時の作業性を考慮すると大きく形成する方が好ましい。
しかし、コネクタ挿通孔の拡大によりコネクタ挿通孔と固定部品挿通孔との距離が短縮されると、ダクト取付ブラケットに外力が作用した際にコネクタ挿通孔と固定部品挿通孔との間に応力が集中し、ダクト取付ブラケットの強度が低下してしまう。
そこで、本発明は、コネクタ接続時の作業性を損なうことなく、強度の低下を抑制することが可能なダクト取付ブラケットの提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明の第1の態様のダクト取付ブラケットは、車体側に固定される板状の固定板部と、ダクトを支持するダクト支持部と、固定板部とダクト支持部との間に配置される板状の連結板部とを一体的に備える。
固定板部には、車体側の固定側コネクタにハーネス側コネクタを接続する際にハーネス側コネクタの挿通を許容するコネクタ挿通孔が形成されている。固定板部には、固定板部を車体側に固定するためのブラケット固定部品が挿通される固定部品挿通孔が形成されている。コネクタ挿通孔のうち固定板部側の領域は、漸次狭まるように縮幅している。
上記構成では、コネクタ挿通孔のうち固定板部側の領域は、漸次狭まるように縮幅しているので、コネクタ挿通孔と固定部品挿通孔との距離を確保することができる。このため、ダクト取付ブラケットに外力が作用した際のコネクタ挿通孔と固定部品挿通孔との間への応力集中が緩和され、ダクト取付ブラケットの強度の低下を抑制することができる。
また、コネクタ挿通孔のうち固定板部の反対側の領域については、ハーネス側コネクタを容易に挿通可能な大きさに形成することができるので、コネクタ接続時の作業性を損なうことがない。
本発明の第2の態様は、第1の態様のダクト取付ブラケットであって、固定板部から延びてハーネスを支持する板状のハーネス支持板部を一体的に備える。固定板部及びハーネス支持板部には、固定板部からハーネス支持板部へ跨って線状に連続するリブが形成されている。
上記構成では、固定板部からハーネス支持板部へ跨って線状に連続するリブが形成されているので、ハーネス支持板部によるハーネスの支持強度を増大させることができる。
本発明によれば、コネクタ接続時の作業性を損なうことなく、ダクト取付ブラケットの強度の低下を抑制することができる。
本発明の一実施形態のダクト取付ブラケットにより吸気ダクトをインテークマニホールドに取付けたダクト取付状態を示す斜視図である。 図1のダクト取付ブラケットを裏側から視た斜視図である。 図1のダクト取付状態を車幅方向から視た側面図である。 図3からハーネスを省略したダクト取付状態の側面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るダクト取付ブラケット10について、図1〜図4を参照して説明する。なお、図中の矢印FRは車両前方を示す。本実施形態のダクト取付ブラケット10は、エンジン1のインテークマニホールド2へ空気(吸気)を供給する吸気ダクト(インレットダクト)3を、車体側のインテークマニホールド2に対して固定するためのブラケットである。なお、本発明のダクト取付ブラケット10により車体側に取付けられるダクトは、吸気ダクト3に限定されず、排気ダクト等の他のダクトであってもよい。また、ダクト取付ブラケット10が固定される車体側の部材は、インテークマニホールド2に限定されず、車体フレーム等の他の部材であってもよい。
図1、図3及び図4に示すように、吸気ダクト3の一端部は、車両に搭載されるエンジン1のインテークマニホールド2に接続されている。吸気ダクト3の中間部は、一端部から曲折してインテークマニホールド2の外面に沿って延び、ダクト取付ブラケット10を介してインテークマニホールド2に固定される。
図1〜図4に示すように、ダクト取付ブラケット10は、固定板部11とダクト支持部12と連結板部13とハーネス支持板部14とを有し、これらは所定形状の金属板を曲折することによって一体形成されている。なお、ダクト取付ブラケット10は金属製に限定されるものではなく、樹脂製などであってもよい。
連結板部13は、一端縁部(図2中の上側の端縁部)が他端縁部(図2中の下側の端縁部)よりも長い台形状の板状体であり、固定板部11とダクト支持部12との間に配置される。連結板部13の一端縁部と他端縁部とは、何れもダクト取付ブラケット10の幅方向(ブラケット幅方向)に沿って延びる。
固定板部11は、連結板部13の一端縁部から第1曲折部15を介して連続する矩形板状体であり、第1曲折部15は、連結板部13の一端縁部から一側へ曲折して固定板部11の一端縁部に連続する。固定板部11には、ブラケット固定ボルト(ブラケット固定部品)20,21がそれぞれ挿通される第1及び第2のボルト挿通孔(固定部品挿通孔)17,18がブラケット幅方向に互いに離間して形成されている。各ボルト挿通孔17,18にブラケット固定ボルト20,21を挿通しインテークマニホールド2側のボルト孔(図示省略)に螺合して締付けることによって、固定板部11がインテークマニホールド2側に締結固定される。
ダクト支持部12は、連結板部13の他端縁部から第2曲折部16を介して連続する矩形板状体であり、第2曲折部16は、連結板部13の他端縁部から他側(固定板部11とは反対側)へ曲折してダクト支持部12の一端縁部に連続する。ダクト支持部12には、ダクト固定ボルト22が挿通されるボルト挿通孔19が形成されるとともに、ダクト固定ボルト22と螺合するナット23が溶接等によって固着されている。吸気ダクト3の中間部には板状のダクト側リップ部24が固定的に設けられ、ダクト側リップ部24をダクト支持部12に重ね、ダクト側リップ部24に形成されたボルト挿通孔(図示省略)をダクト支持部12のボルト挿通孔19に合わせた状態で、これらのボルト挿通孔19にダクト固定ボルト22を挿通しナット23に螺合して締付けることによって、吸気ダクト3の中間部がダクト取付ブラケット10側に締結固定される。
インテークマニホールド2の外面近傍にはメインハーネス30が配策され、インテークマニホールド2の外面の所定位置には固定側コネクタ32が設けられる。メインハーネス30から分岐した分岐ハーネス31の先端部にはハーネス側コネクタ33が取付けられ、固定側コネクタ32にはハーネス側コネクタ33が着脱自在に接続される。ダクト取付ブラケット10は、固定側コネクタ32に対するハーネス側コネクタ33の接続方向と連結板部13とが交叉する姿勢でインテークマニホールド2側に固定され、連結板部13には、固定側コネクタ32にハーネス側コネクタ33を接続する際にハーネス側コネクタ33の挿通を許容するコネクタ挿通孔25が形成されている。
コネクタ挿通孔25は、固定側コネクタ32の位置に合うように、ブラケット幅方向の中央よりも一側(ブラケット幅方向の一側)に偏って形成され、第1及び第2のボルト挿通孔17,18に対するコネクタ挿通孔25の位置は、第1のボルト挿通孔17側に偏っている。コネクタ挿通孔25は、固定板部11側の第1領域26とダクト支持部12側の第2領域27とを有する。第2領域27は長方形状であり、第1領域26はブラケット幅方向の孔幅が第2領域27から漸次狭まるように縮幅する台形状である。第1領域26は、連結板部13の一端縁部から第1曲折部15を横断して固定板部11の一端縁部まで形成されている。第1領域26が上述のように縮幅することにより、コネクタ挿通孔25の内周縁からボルト挿通孔17,18(特に第1のボルト挿通孔17)の内周縁までの間の距離が確保されている。
ハーネス支持板部14は、固定板部11の他端縁部のうちブラケット幅方向の一側(コネクタ挿通孔25が設けられた側)の領域から部分的に曲折して延びる矩形板状体であり、連結板部13と対向しない側へ曲折している。ハーネス支持板部14には、メインハーネス30の中間部に固定されるクリップ34が着脱自在に係合して取付けられるクリップ係合孔28が形成されている。クリップ34をクリップ係合孔28に係合することにより、メインハーネス30の中間部がハーネス支持板部14に支持される。
ダクト取付ブラケット10のブラケット幅方向の一側の端縁部には、ダクト支持部12から連結板部13及び固定板部11を介してハーネス支持板部14に亘って線状に連続する一側のリブ40がL状に曲折形成されている。同様に、ダクト取付ブラケット10のブラケット幅方向の他側の端縁部には、ダクト支持部12から連結板部13を介して固定板部11に亘って線状に連続する他側のリブ41がL状に曲折形成されている。
本実施形態によれば、コネクタ挿通孔25のうち固定板部11側の第1領域26は、ブラケット幅方向の孔幅が漸次狭まるように縮幅するので、コネクタ挿通孔25とボルト挿通孔17,18との距離(特に、第1のボルト挿通孔17との距離)を確保することができる。このため、ダクト取付ブラケット10に外力が作用した際のコネクタ挿通孔25とボルト挿通孔17,18との間(特に、第1のボルト挿通孔17との間)への応力集中が緩和され、ダクト取付ブラケット10の強度の低下を抑制することができる。
コネクタ挿通孔25のうち固定板部11の反対側の第2領域27については、ハーネス側コネクタ33を容易に挿通可能な大きさに形成することができるので、コネクタ接続時の作業性を損なうことがない。
また、固定板部11からハーネス支持板部14へ跨って線状に連続するリブ40が形成されているので、ハーネス支持板部14によるメインハーネス30の支持強度を増大させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
例えば、ブラケット固定部品はブラケット固定ボルト20,21に限定されず、ビスやピン等のボルト以外の部品であってもよい。また、コネクタ挿通孔25の第1領域26の形状は台形状に限定されず、ブラケット幅方向の孔幅が漸次狭まるように縮幅する形状であればよい。また、リブ40,41はダクト取付ブラケット10の端縁部にL状に曲折形成されるものに限定されず、例えばダクト取付ブラケット10のブラケット幅方向の中間部にU状に曲折形成されるものや、ダクト取付ブラケット10の表面から一体的に突出する突起状のものであってもよい。
本発明は、ダクトを車体側に固定するためのダクト取付ブラケットに広く適用可能である。
1:エンジン
2:インテークマニホールド
3:吸気ダクト
10:ダクト取付ブラケット
11:固定板部
12:ダクト支持部
13:連結板部
14:ハーネス支持板部
15:第1曲折部
16:第2曲折部
17,18:ボルト挿通孔(固定部品挿通孔)
20,21:ブラケット固定ボルト(ブラケット固定部品)
25:コネクタ挿通孔
26:コネクタ挿通孔の第1領域(固定板部側の領域)
27:コネクタ挿通孔の第2領域(ダクト支持部側の領域)
28:クリップ係合孔
30:メインハーネス
31:分岐ハーネス
32:固定側コネクタ
33:ハーネス側コネクタ
34:クリップ
40,41:リブ

Claims (2)

  1. 車体側に固定される板状の固定板部と、
    ダクトを支持するダクト支持部と、
    前記固定板部と前記ダクト支持部との間に配置される板状の連結板部とを一体的に備え、
    前記固定板部には、車体側の固定側コネクタにハーネス側コネクタを接続する際に前記ハーネス側コネクタの挿通を許容するコネクタ挿通孔が形成され、
    前記固定板部には、前記固定板部を車体側に固定するためのブラケット固定部品が挿通される固定部品挿通孔が形成され、
    前記コネクタ挿通孔のうち前記固定板部側の領域は、漸次狭まるように縮幅している
    ことを特徴とするダクト取付ブラケット。
  2. 請求項1に記載のダクト取付ブラケットであって、
    前記固定板部から延びてハーネスを支持する板状のハーネス支持板部を一体的に備え、
    前記固定板部及び前記ハーネス支持板部には、前記固定板部から前記ハーネス支持板部へ跨って線状に連続するリブが形成されている
    ことを特徴とするダクト取付ブラケット。
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