JP6776949B2 - 凝縮器 - Google Patents

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本開示は、凝縮器に関する。
従来、特許文献1に記載の冷凍装置がある。特許文献1に記載の冷凍装置は、圧縮機、凝縮器、レシーバタンク、膨張弁、及び蒸発器を直列に接続した構造を有しており、これらの要素に冷媒を循環させることにより熱交換作用を行う。特許文献1に記載の冷凍装置では、レシーバタンクのガス領域室と蒸発器の入口側とを接続することによりレシーバタンクの冷媒ガスを凝縮器へ帰還させる帰還回路が設けられている。このような構成によれば、凝縮器内の乾き度を向上させることができるため、冷媒量を減らすことができる。
特開平2−298762号公報
近年の車両では、衝突安全性やデザイン性の観点から凝縮器の設置スペースが年々縮小傾向にあるため、凝縮器の更なる薄幅化が求められている。凝縮器の薄幅化が求められる一方、冷媒を溜めるためのモジュレータタンクが依然として大きな形状を有しているため、これが凝縮器の薄幅化を阻害している実情がある。これは、特許文献1に記載の凝縮器でも共通する課題である。
本開示は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、冷媒量を減らしつつ、薄幅化の可能な凝縮器を提供することにある。
上記課題を解決する凝縮器(10)は、コア部(20)と、第1ヘッダタンク(40)及び第2ヘッダタンク(41)と、入口側コネクタ(50)と、モジュレータタンク(60)と、を備える。コア部は、冷媒が流通する複数のチューブ21の積層構造により構成され、チューブの外側を流れる外部流体との熱交換により冷媒を放熱させる。第1ヘッダタンク及び第2ヘッダタンクは、チューブの積層方向に延びるように形成されるとともに、コア部におけるチューブの長手方向の両端部にそれぞれ接続される。入口側コネクタは、第1ヘッダタンクに冷媒を流入させる配管が接続される。モジュレータタンクは、第2ヘッダタンクから流出する冷媒を液相冷媒と気相冷媒とに分離して液相冷媒を貯留する。モジュレータタンクは、第1モジュレータタンク(61)と、第2モジュレータタンク(62)と、を有する。第1モジュレータタンクは、チューブの積層方向に延びるように形成されるとともに、第2ヘッダタンクに隣接して配置され、第2ヘッダタンクの内部空間(412b)に連通される。第2モジュレータタンクは、第1モジュレータタンクから第1ヘッダタンクに向かって延びるように形成され、第1モジュレータタンクの内部空間(610)に連通される。入口側コネクタは、冷媒を配管から第1ヘッダタンクに流入させる冷媒流路(500)と、冷媒流路の途中に設けられるベンチュリ部(501)と、第2モジュレータタンクの内部の気相冷媒をベンチュリ部に導入する導入流路(502)と、を有している。第2モジュレータタンクは、その内部空間をチューブの長手方向において第1内部空間(620a)と第2内部空間(620b)とに仕切る仕切り板(621)と、第1内部空間及び第2内部空間のそれぞれの鉛直方向上方の部分を連通させる連通路(622)と、を有する。第2内部空間は、導入流路に連通されている。
上記課題を解決する他の凝縮器(10)は、コア部(20)と、第1ヘッダタンク(40)及び第2ヘッダタンク(41)と、入口側コネクタ(50)と、モジュレータタンク(60)と、を備える。コア部は、冷媒が流通する複数のチューブ21の積層構造により構成され、チューブの外側を流れる外部流体との熱交換により冷媒を放熱させる。第1ヘッダタンク及び第2ヘッダタンクは、チューブの積層方向に延びるように形成されるとともに、コア部におけるチューブの長手方向の両端部にそれぞれ接続される。入口側コネクタは、第1ヘッダタンクに冷媒を流入させる配管が接続される。モジュレータタンクは、第2ヘッダタンクから流出する冷媒を液相冷媒と気相冷媒とに分離して液相冷媒を貯留する。モジュレータタンクは、第1モジュレータタンク(61)と、第2モジュレータタンク(62)と、を有する。第1モジュレータタンクは、チューブの積層方向に延びるように形成されるとともに、第2ヘッダタンクに隣接して配置され、第2ヘッダタンクの内部空間(412b)に連通される。第2モジュレータタンクは、第1モジュレータタンクから第1ヘッダタンクに向かって延びるように形成され、第1モジュレータタンクの内部空間(610)に連通される。入口側コネクタは、冷媒を配管から第1ヘッダタンクに流入させる冷媒流路(500)と、冷媒流路の途中に設けられるベンチュリ部(501)と、第2モジュレータタンクの内部の気相冷媒をベンチュリ部に導入する導入流路(502)と、を有している。凝縮器は、第2モジュレータタンクの鉛直方向上方の部分と入口側コネクタとを接続する配管(70)を更に備える。配管は、導入流路に連通されている。
上記課題を解決する他の凝縮器(10)は、コア部(20)と、第1ヘッダタンク(40)及び第2ヘッダタンク(41)と、入口側コネクタ(50)と、モジュレータタンク(60)と、を備える。コア部は、冷媒が流通する複数のチューブ21の積層構造により構成され、チューブの外側を流れる外部流体との熱交換により冷媒を放熱させる。第1ヘッダタンク及び第2ヘッダタンクは、チューブの積層方向に延びるように形成されるとともに、コア部におけるチューブの長手方向の両端部にそれぞれ接続される。入口側コネクタは、第1ヘッダタンクに冷媒を流入させる配管が接続される。モジュレータタンクは、第2ヘッダタンクから流出する冷媒を液相冷媒と気相冷媒とに分離して液相冷媒を貯留する。モジュレータタンクは、第1モジュレータタンク(61)と、第2モジュレータタンク(62)と、を有する。第1モジュレータタンクは、チューブの積層方向に延びるように形成されるとともに、第2ヘッダタンクに隣接して配置され、第2ヘッダタンクの内部空間(412b)に連通される。第2モジュレータタンクは、第1モジュレータタンクから第1ヘッダタンクに向かって延びるように形成され、第1モジュレータタンクの内部空間(610)に連通される。入口側コネクタは、冷媒を配管から第1ヘッダタンクに流入させる冷媒流路(500)と、冷媒流路の途中に設けられるベンチュリ部(501)と、第2モジュレータタンクの内部の気相冷媒をベンチュリ部に導入する導入流路(502)と、を有している。凝縮器は、第2モジュレータタンク及び入口側コネクタに取り付けられ、第2モジュレータタンクの内部の気相冷媒を導入流路に導くキャップ部材(80,90)を更に備える。
この構成によれば、モジュレータタンクが第1モジュレータタンク及び第2モジュレータタンクに分割されて構成されているため、モジュレータタンク全体の容量はそのままで、第1モジュレータタンク及び第2モジュレータタンクとして容量の小さいタンクを用いることができる。したがって、第1モジュレータタンク及び第2モジュレータタンクを小型化することができるため、凝縮器を薄幅化することが可能である。また、第2モジュレータタンクの内部の気相冷媒を、入口側コネクタを介してコア部に再循環させることができるため、冷媒量を減らすことも可能である。
なお、特許請求の範囲に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本開示によれば、冷媒量を減らしつつ、薄幅化の可能な凝縮器を提供できる。
図1は、第1実施形態の凝縮器の正面構造を示す正面図である。 図2は、第1実施形態の第2モジュレータタンクの先端及び入口側コネクタの拡大断面構造を示す断面図である。 図3は、第2実施形態の第2モジュレータタンクの先端及び入口側コネクタの拡大断面構造を示す断面図である。 図4は、第3実施形態の第2モジュレータタンクの先端及び入口側コネクタの拡大断面構造を示す断面図である。 図5は、第3実施形態の変形例の第2モジュレータタンクの先端及び入口側コネクタの拡大断面構造を示す断面図である。
以下、凝縮器の実施形態について図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
はじめに、図1に示される第1実施形態の凝縮器10について説明する。図1に示される凝縮器10は、車両用の空調装置に適用される蒸気圧縮式の冷凍サイクルを構成する熱交換器である。冷凍サイクルは、圧縮機、凝縮器10、減圧機構、蒸発器等を配管により順次接続した閉回路として構成されている。冷凍サイクルでは、エンジンの動力に基づき駆動するエンジン駆動式の圧縮機が採用されている。なお、圧縮機は、電動モータから伝達される動力により駆動する電動式の圧縮機を採用してもよい。
凝縮器10は、圧縮機から吐出される高温且つ高圧の気相冷媒を外部流体である車室外空気と熱交換させて凝縮させる。凝縮器10は、内部で凝縮された冷媒を、減圧機構を介して蒸発器へ流す。凝縮器10は、車両の駆動源である内燃機関が設置されたエンジンルーム内に配置されている。凝縮器10は、例えばエンジンルーム内の最前部に形成された走行風の導入路に配置されている。
凝縮器10を構成する主な部材は、アルミニウムやアルミニウム合金等のアルミニウム製の金属材料で構成されている。凝縮器10は、金属材料で構成される各部材が組み付けられた状態で、各部材の必要な部位に予め設けられたろう材によりろう付け接合されている。
図1に示されるように、凝縮器10は、コア部20と、一対のサイドプレート30,31と、一対のヘッダタンク40,41と、一対のコネクタ50,51と、モジュレータタンク60とを備えている。図1の上下、左右を示す矢印は車両搭載状態における上下方向、左右方向を示している。なお、上方向は鉛直方向上方にも対応し、下方向は鉛直方向下方にも対応している。このことは、図1以外の図面においても同様である。
コア部20は、内部を冷媒が流通する複数のチューブ21を上下方向に積層した積層構造からなる。コア部20は、チューブ21の内部を流れる冷媒と、チューブ21の外側を流れる外部流体である空気との間で熱交換させることにより冷媒を放熱させる熱交換部を構成している。
隣接するチューブ21,21の間の隙間には、冷媒と空気との熱交換を促進するフィン22が設けられている。フィン22は、波状に屈曲するように形成されたコルゲートフィンにより構成されている。なお、フィン22は、コルゲートフィンに限らず、プレートフィン等により構成されていてもよい。
各チューブ21は、扁平な断面を有する単穴あるいは多穴の管で構成されている。各チューブ21は、隣り合うチューブ21との間を空気が流通するように、互いに所定間隔を設けて積層されている。
なお、図1では、コア部20を構成するチューブ21及びフィン22の図示が省略されている。
コア部20は、冷媒を凝縮させる凝縮部23と、モジュレータタンク60から流出した液相冷媒を冷却する過冷却部24とを有している。詳しくは、コア部20における実線DLよりも鉛直方向上方に位置する部位が凝縮部23を構成し、実線DLよりも鉛直方向下方に位置する部位が過冷却部24を構成している。すなわち、コア部20では、過冷却部24が凝縮部23の下方に位置する構成となっている。
一対のサイドプレート30,31は、コア部20を補強する補強部材である。サイドプレート30,31は、コア部20におけるチューブ21の積層方向、すなわち上下方向の両端部に配置されている。
一対のサイドプレート30,31のうち、上端側プレート30は、コア部20における上端に位置するフィン22に対して接合されている。また、一対のサイドプレート30,31のうち、下端側プレート31は、コア部20における下端に位置するフィン22に対して接合されている。
一対のヘッダタンク40,41は、各チューブ21を流れる冷媒の集合及び分配の少なくとも一方を行うタンクとして機能する。一対のヘッダタンク40,41は、チューブ21の積層方向に沿って延びるように形成される筒状の中空部材からなる。第1ヘッダタンク40はチューブ21の長手方向の一端部に接続され、第2ヘッダタンク41はチューブ21の長手方向の他端部に接続されている。各ヘッダタンク40,41の内部には、各チューブ21の内部に連通される内部空間が形成されている。
第1ヘッダタンク40には、内部空間を上下に仕切る仕切部材として2つのセパレータ400,401が設けられている。第1ヘッダタンク40の内部は、2つのセパレータ400,401により、3つの内部空間402a〜402cに区分されている。これらのうち、上方の内部空間402aは、凝縮部23の上段部分のチューブ21に連通されている。中央の内部空間402bは、凝縮部23の中段部分及び下段部分のチューブ21に連通されている。下方の内部空間402cは、過冷却部24のチューブ21に連通されている。
第1ヘッダタンク40の上方の内部空間402aは、凝縮部23の上段部分のチューブ21に冷媒を分配する空間である。第1ヘッダタンク40の中央の内部空間402bは、凝縮部23の中段部分のチューブ21を通過した冷媒を集合させるとともに、この集合させた冷媒を凝縮部23の下段部分のチューブ21に分配する空間である。第1ヘッダタンク40の下方の内部空間402cは、過冷却部24のチューブ21を通過した冷媒を集合させる空間である。
第2ヘッダタンク41には、内部空間を上下に仕切る仕切部材として、2つのセパレータ410,411が設けられている。第2ヘッダタンク41の内部は、2つのセパレータ410,411により、3つの内部空間412a〜412cに区分されている。これらのうち、上方の内部空間412aは、凝縮部23の上段部分のチューブ21及び中段部分のチューブ21に連通されている。中央の内部空間412bは、凝縮部23の下段部分のチューブ21に連通されている。下方の内部空間412cは、過冷却部24のチューブ21に連通されている。
第2ヘッダタンク41の上方の内部空間412aは、凝縮部23を構成するチューブ21を介して第1ヘッダタンク40の上方の内部空間402a及び中央の内部空間402bに連通されている。この内部空間412aは、凝縮部23の上段部分のチューブ21を通過した冷媒を集合させるとともに、この集合させた冷媒を凝縮部23の中段部分のチューブ21に分配する空間である。
第2ヘッダタンク41の中央の内部空間412bは、凝縮部23を構成するチューブ21を介して、第1ヘッダタンク40の中央の内部空間402bに連通されている。この内部空間412bは、凝縮部23の下段部分のチューブ21を通過した冷媒を集合させる空間である。
第2ヘッダタンク41の下方の内部空間412cは、過冷却部24を構成するチューブ21を介して、第1ヘッダタンク40の下方の内部空間402cに連通されている。この内部空間412cは、過冷却部24のチューブ21に冷媒を分配する空間である。
モジュレータタンク60は、コア部20の凝縮部23から流出する冷媒を液相冷媒と気相冷媒とに分離して、液相冷媒を一次的に貯留する。モジュレータタンク60の内部には、液相冷媒を貯留する内部空間610,620が形成されている。モジュレータタンク60は、冷凍サイクルの負荷変動に合わせて、サイクル内を循環する冷媒の循環量を調整する役割を果たしている。
モジュレータタンク60は、L字状に配置された第1モジュレータタンク61及び第2モジュレータタンク62により構成されている。モジュレータタンク60は、アルミニウム製の金属材料により形成されている。
第1モジュレータタンク61は、チューブ21の積層方向に延びるように形成されるとともに、第2ヘッダタンク41に隣接して配置されている。第1モジュレータタンク61は、筒状に形成されており、液相冷媒を貯留するための内部空間610を有している。第1モジュレータタンク61の内部空間610は、流入管611及び流出管612を介して第2ヘッダタンク41の内部に連通されている。流入管611は、第2ヘッダタンク41の中央の内部空間412bから第1モジュレータタンク61の内部空間610に冷媒を流入させる。流出管612は、第1モジュレータタンク61の内部空間610から第2ヘッダタンク41の下方の内部空間412cに液相冷媒を流出させる。
第2モジュレータタンク62は、コア部20の鉛直方向上方に配置されている。第2モジュレータタンク62の一端部が第1モジュレータタンク61に接続されることにより、第2モジュレータタンク62の内部空間620が第1モジュレータタンク61の内部空間610に連通されている。第2モジュレータタンク62は、第1モジュレータタンク61から第1ヘッダタンク40に向かって延びるように形成されている。
図2に示されるように、第2モジュレータタンク62における第1モジュレータタンク61に接続されている端部とは反対側の端部の内部には、仕切り板621が形成されている。仕切り板621は、第2モジュレータタンク62の内部空間620をチューブ21の長手方向において第1内部空間620aと第2内部空間620bとに仕切るように設けられている。
第2モジュレータタンク62は、第1内部空間620a及び第2内部空間620bのそれぞれの鉛直方向上方側の部分を連通させる連通路622を有している。また、第2モジュレータタンク62の先端の外壁部623には、第2モジュレータタンク62の第2内部空間620bから外部に貫通する貫通孔624が形成されている。この貫通孔624により、第2モジュレータタンク62の第2内部空間620bが入口側コネクタ50の導入流路502に連通されている。
入口側コネクタ50は、第1ヘッダタンク40の上方の内部空間402aを構成する部位の側面から第2モジュレータタンク62の先端の外壁部623まで延びるように形成されている。入口側コネクタには、圧縮機から吐出される冷媒が流れる図示しない外部配管が接続される。入口側コネクタ50は、冷媒流路500と、ベンチュリ部501と、導入流路502とを有している。
冷媒流路500には、入口側コネクタ50に接続される配管から冷媒が流入する。この冷媒は、冷媒流路500を通じて第1ヘッダタンク40に流入する。
ベンチュリ部501は、冷媒流路500の途中に形成されている。ベンチュリ部501は、冷媒の流れを絞ることにより流速を増加させるとともに、低速部と比較して低い圧力を発生させる部分である。冷媒流路500におけるベンチュリ部501の上流側の部分では、流速が低下するとともに圧力が増加する。また、冷媒流路500におけるベンチュリ部501の下流側の部分は、徐々に流路断面積を拡大させることにより流速を低下させるとともに圧力を増加させるディフューザとして機能している。
導入流路502は、ベンチュリ部501と第2モジュレータタンク62の貫通孔624とを連通させている。導入流路502は、第2モジュレータタンク62の内部の気相冷媒をベンチュリ部501に導く流路である。
図1に示されるように、出口側コネクタ51は、第1ヘッダタンク40の下方の内部空間402cを構成する部位に形成されている。出口側コネクタ51には、凝縮器10を通過した冷媒を減圧機構に導出する外部配管が接続される。
次に、本実施形態の凝縮器10の動作例について説明する。
エンジンの作動時に空調装置の作動スイッチがオンされることにより空調装置の運転が開始されると、エンジンの動力により圧縮機が駆動する。これにより、圧縮機が冷媒を圧縮して吐出する。圧縮機から吐出された高温且つ高圧の気相冷媒は外部配管及び入口側コネクタ50を介して第1ヘッダタンク40の上方の内部空間402aに流入する。
内部空間402aに流入した冷媒は、図1に二点鎖線の矢印で示されるように、凝縮部23の上段部分のチューブ21、第2ヘッダタンク41の上方の内部空間412a、凝縮部23の中段部分のチューブ21、第1ヘッダタンク40の中央の内部空間402b、凝縮部23の下段部分のチューブ21、第2ヘッダタンク41の中央の内部空間412bを順に流れる。冷媒が凝縮部23のチューブ21を流れる際に冷媒と空気との間で熱交換が行われることにより冷媒が冷却される。その結果、第2ヘッダタンク41の中央の内部空間412bには、気相冷媒を一部に含む液相冷媒が流入する。
内部空間412bに流入した冷媒は、流入管611を介してモジュレータタンク60の内部空間610,620に流入し、モジュレータタンク60の内部空間610,620において冷媒の比重差により気相冷媒と液相冷媒とに分離される。
具体的には、第1モジュレータタンク61の内部空間610では、比重の軽い気相冷媒が上方部分に集まり、気相冷媒よりも比重の重い液相冷媒が下方部分に集まって貯留される。また、図2に示されるように、第2モジュレータタンク62の内部空間620でも、同様に、比重の軽い気相冷媒が上方部分に集まり、気相冷媒よりも比重の重い液相冷媒が下方部分に集まって貯留される。その際、仕切り板621は、第1内部空間620aにおいて分離される液相冷媒を溜めつつ、第1内部空間620aから第2内部空間620bへの液相冷媒の流入を抑制する部分として機能する。また、第1内部空間620aの上方部分は、連通路622、第2内部空間620b、貫通孔624、及び導入流路502を通じてベンチュリ部501に連通されている。したがって、第1内部空間620aの上方部分に存在する気相冷媒は、ベンチュリ効果によりベンチュリ部501を流れる冷媒の圧力が低下すると、ベンチュリ部501に吸引される。これにより、モジュレータタンク60の気相冷媒をコア部20に再循環させることが可能となっている。
図1に二点鎖線の矢印で示されるように、第1モジュレータタンク61の内部空間610に貯留された液相冷媒は、流出管612を介して第2ヘッダタンク41の下方の内部空間412cに流入する。
内部空間412cに流入した液相冷媒は、過冷却部24のチューブ21を通過する際に空気と熱交換して過冷却された後、第1ヘッダタンク40の内部空間402cに流入する。内部空間402cに流入した過冷却度を有する液相冷媒は、出口側コネクタ51を介して減圧機構に流れる。
以上説明した本実施形態の凝縮器10によれば、以下の(1)〜(3)に示される作用及び効果を得ることができる。
(1)モジュレータタンク60が第1モジュレータタンク61及び第2モジュレータタンク62に分割されて構成されているため、モジュレータタンク60全体の容量はそのままで、第1モジュレータタンク61及び第2モジュレータタンク62として容量の小さいタンクを用いることができる。したがって、第1モジュレータタンク61及び第2モジュレータタンク62を小型化することができるため、凝縮器10を薄幅化することが可能である。また、第2モジュレータタンク62の内部の気相冷媒を、入口側コネクタ50を介してコア部20に再循環させることができるため、冷媒量を減らすことも可能である。
(2)第2モジュレータタンク62には、その内部空間620をチューブ21の長手方向において第1内部空間620aと第2内部空間620bとに仕切る仕切り板621と、第1内部空間620a及び第2内部空間620bのそれぞれの鉛直方向上方側の部分を連通させる連通路622とを有している。また、第2モジュレータタンク62の第2内部空間620bは、入口側コネクタ50の導入流路502に連通されている。このような構成によれば、第2モジュレータタンク62に集められる液相冷媒及び気相冷媒のうち、気相冷媒のみが導入流路502を介してベンチュリ部501に吸引され易くなる。これにより、気相冷媒のみをコア部20に再循環させ易くなるため、凝縮器10における冷媒の凝縮性能を向上させることができる。
(3)仕切り板621は、第2モジュレータタンク62における第1モジュレータタンク61に接続される端部とは反対側の端部に設けられている。これにより、仕切り板621により第2モジュレータタンク62の第1内部空間620aに液相冷媒を溜め易くなる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の凝縮器10について説明する。以下、第1実施形態の凝縮器10との相違点を中心に説明する。
図3に示されるように、本実施形態の凝縮器10は、第2モジュレータタンク62の内部に仕切り板621が形成されていない点、並びに第2モジュレータタンク62の先端の外壁部623に貫通孔624が形成されていない点で第1実施形態の凝縮器10と異なる。第2モジュレータタンク62の上壁には、その内部空間620から外部に貫通する貫通孔625が形成されている。また、本実施形態の凝縮器10には、第2モジュレータタンク62の鉛直方向上方の部分と入口側コネクタ50とを接続する配管70が設けられている。配管70は、第2モジュレータタンク62の貫通孔625と入口側コネクタ50の導入流路502とを連通させている。
以上説明した本実施形態の凝縮器10によれば、第1実施形態の(1)に示される作用及び効果に加え、以下の(4)に示される作用及び効果を得ることができる。
(4)第2モジュレータタンク62の鉛直方向上方の部分に溜まる気相冷媒が配管70及び導入流路502を通じてベンチュリ部501に吸引され易くなる。これにより、気相冷媒のみをコア部20に再循環させ易くなるため、凝縮器10における冷媒の凝縮性能を向上させることができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態の凝縮器10について説明する。以下、第1実施形態の凝縮器10との相違点を中心に説明する。
図4に示されるように、本実施形態の凝縮器10は、第2モジュレータタンク62の内部に仕切り板621が形成されていない点、並びに第2モジュレータタンク62の先端の外壁部623に貫通孔624が形成されていない点で第1実施形態の凝縮器10と異なる。第2モジュレータタンク62の上壁には、その内部空間620から外部に貫通する貫通孔625が形成されている。入口側コネクタ50の上面には、導入流路502の一端部が開口している。
本実施形態の凝縮器10は、第2モジュレータタンク62の上面及び入口側コネクタ50の上面に取り付けられるキャップ部材80を更に備えている。キャップ部材80は、第2モジュレータタンク62の貫通孔625と入口側コネクタ50の導入流路502とを連通させている。
以上説明した本実施形態の凝縮器10によれば、第1実施形態の(1)に示される作用及び効果に加え、以下の(5)に示される作用及び効果を得ることができる。
(5)第2モジュレータタンク62の鉛直方向上方の部分に溜まる気相冷媒がキャップ部材80及び導入流路502を通じてベンチュリ部501に吸引され易くなる。これにより、気相冷媒のみをコア部20に再循環させ易くなるため、凝縮器10における冷媒の凝縮性能を向上させることができる。
(変形例)
次に、第3実施形態の凝縮器10の変形例について説明する。
図5に示されるように、本変形例の入口側コネクタ50の上面は、第2モジュレータタンク62の底面よりも低くなっている。第2モジュレータタンク62の先端は、入口側コネクタ50の上方まで延びている。第2モジュレータタンク62の先端の外壁部623における鉛直方向上方側の部分には、その内部空間620から外部に貫通する貫通孔626が形成されている。
第2モジュレータタンク62の先端には、キャップ部材90が取り付けられている。キャップ部材90は、入口側コネクタ50の上面にも取り付けられている。キャップ部材90は、第2モジュレータタンクの貫通孔626と入口側コネクタ50の導入流路502とを連通させている。
このような構成であっても、上記の第3実施形態の凝縮器10に類似の作用及び効果を得ることができる。また、第2モジュレータタンク62の先端を入口側コネクタ50の上方まで延ばすことができるため、第2モジュレータタンク62の容量を増大させることもできる。
<他の実施形態>
なお、各実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・ベンチュリ部501の構造は、第2モジュレータタンク62の気相冷媒を吸引することのできる構造であれば、適宜変更可能である。
・本開示は上記の具体例に限定されるものではない。上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素、及びその配置、条件、形状等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
10:凝縮器
20:コア部
21:チューブ
40:第1ヘッダタンク
41:第2ヘッダタンク
50:入口側コネクタ
60:モジュレータタンク
61:第1モジュレータタンク
62:第2モジュレータタンク
70:配管
80,90:キャップ部材
412b:内部空間
500:冷媒流路
501:ベンチュリ部
502:導入流路
610:内部空間
620a:第1内部空間
620b:第2内部空間
621:仕切り板
622:連通路

Claims (4)

  1. 冷媒が流通する複数のチューブ(21)の積層構造により構成され、前記チューブの外側を流れる外部流体との熱交換により冷媒を放熱させるコア部(20)と、
    前記チューブの積層方向に延びるように形成されるとともに、前記コア部における前記チューブの長手方向の両端部にそれぞれ接続される第1ヘッダタンク(40)及び第2ヘッダタンク(41)と、
    前記第1ヘッダタンクに冷媒を流入させる配管が接続される入口側コネクタ(50)と、
    前記第2ヘッダタンクから流出する冷媒を液相冷媒と気相冷媒とに分離して液相冷媒を貯留するモジュレータタンク(60)と、を備え、
    前記モジュレータタンクは、
    前記チューブの積層方向に延びるように形成されるとともに、前記第2ヘッダタンクに隣接して配置され、前記第2ヘッダタンクの内部空間(412b)に連通される第1モジュレータタンク(61)と、
    前記第1モジュレータタンクから前記第1ヘッダタンクに向かって延びるように形成され、前記第1モジュレータタンクの内部空間(610)に連通される第2モジュレータタンク(62)と、を有し、
    前記入口側コネクタは、
    冷媒を前記配管から前記第1ヘッダタンクに流入させる冷媒流路(500)と、
    前記冷媒流路の途中に設けられるベンチュリ部(501)と、
    前記第2モジュレータタンクの内部の気相冷媒を前記ベンチュリ部に導入する導入流路(502)と、を有し
    前記第2モジュレータタンクは、
    その内部空間を前記チューブの長手方向において第1内部空間(620a)と第2内部空間(620b)とに仕切る仕切り板(621)と、
    前記第1内部空間及び前記第2内部空間のそれぞれの鉛直方向上方の部分を連通させる連通路(622)と、を有し、
    前記第2内部空間は、
    前記導入流路に連通されている
    凝縮器。
  2. 前記仕切り板は、
    前記第2モジュレータタンクにおける前記第1モジュレータタンクに接続される端部とは反対側の端部に設けられている
    請求項に記載の凝縮器。
  3. 冷媒が流通する複数のチューブ(21)の積層構造により構成され、前記チューブの外側を流れる外部流体との熱交換により冷媒を放熱させるコア部(20)と、
    前記チューブの積層方向に延びるように形成されるとともに、前記コア部における前記チューブの長手方向の両端部にそれぞれ接続される第1ヘッダタンク(40)及び第2ヘッダタンク(41)と、
    前記第1ヘッダタンクに冷媒を流入させる配管が接続される入口側コネクタ(50)と、
    前記第2ヘッダタンクから流出する冷媒を液相冷媒と気相冷媒とに分離して液相冷媒を貯留するモジュレータタンク(60)と、を備え、
    前記モジュレータタンクは、
    前記チューブの積層方向に延びるように形成されるとともに、前記第2ヘッダタンクに隣接して配置され、前記第2ヘッダタンクの内部空間(412b)に連通される第1モジュレータタンク(61)と、
    前記第1モジュレータタンクから前記第1ヘッダタンクに向かって延びるように形成され、前記第1モジュレータタンクの内部空間(610)に連通される第2モジュレータタンク(62)と、を有し、
    前記入口側コネクタは、
    冷媒を前記配管から前記第1ヘッダタンクに流入させる冷媒流路(500)と、
    前記冷媒流路の途中に設けられるベンチュリ部(501)と、
    前記第2モジュレータタンクの内部の気相冷媒を前記ベンチュリ部に導入する導入流路(502)と、を有し
    前記第2モジュレータタンクの鉛直方向上方の部分と前記入口側コネクタとを接続する配管(70)を更に備え、
    前記配管は、
    前記導入流路に連通されている
    縮器。
  4. 冷媒が流通する複数のチューブ(21)の積層構造により構成され、前記チューブの外側を流れる外部流体との熱交換により冷媒を放熱させるコア部(20)と、
    前記チューブの積層方向に延びるように形成されるとともに、前記コア部における前記チューブの長手方向の両端部にそれぞれ接続される第1ヘッダタンク(40)及び第2ヘッダタンク(41)と、
    前記第1ヘッダタンクに冷媒を流入させる配管が接続される入口側コネクタ(50)と、
    前記第2ヘッダタンクから流出する冷媒を液相冷媒と気相冷媒とに分離して液相冷媒を貯留するモジュレータタンク(60)と、を備え、
    前記モジュレータタンクは、
    前記チューブの積層方向に延びるように形成されるとともに、前記第2ヘッダタンクに隣接して配置され、前記第2ヘッダタンクの内部空間(412b)に連通される第1モジュレータタンク(61)と、
    前記第1モジュレータタンクから前記第1ヘッダタンクに向かって延びるように形成され、前記第1モジュレータタンクの内部空間(610)に連通される第2モジュレータタンク(62)と、を有し、
    前記入口側コネクタは、
    冷媒を前記配管から前記第1ヘッダタンクに流入させる冷媒流路(500)と、
    前記冷媒流路の途中に設けられるベンチュリ部(501)と、
    前記第2モジュレータタンクの内部の気相冷媒を前記ベンチュリ部に導入する導入流路(502)と、を有し
    前記第2モジュレータタンク及び前記入口側コネクタに取り付けられ、前記第2モジュレータタンクの内部の気相冷媒を前記導入流路に導くキャップ部材(80,90)を更に備える
    縮器。
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