JP6776190B2 - 熱エネルギー回収装置及び熱エネルギー回収方法 - Google Patents

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Description

本発明は、熱エネルギー回収装置及び熱エネルギー回収方法に関するものである。
従来、下記特許文献1に開示されているように、熱源流体の熱を利用して発電を行う熱エネルギー回収装置が知られている。特許文献1に開示された熱エネルギー回収装置は、図3及び図4に示すように、熱源流体が流れる流路80に2つの発電装置81,82が直列に接続された構成となっている。具体的に、熱エネルギー回収装置は、熱源流体が流れる流路80における上流側に接続されたバイナリ発電機からなる第1発電装置81と、流路80における下流側に接続されたバイナリ発電機からなる第2発電装置82とを備えている。第1発電装置81は、蒸発器81aと予熱器81bからなる第1加熱器と、蒸発器81aで蒸発した作動流体を膨張させる膨張機81cと、を有する。第2発電装置82も蒸発器82aと予熱器82bからなる第2加熱器と、蒸発器82aで蒸発した作動流体を膨張させる膨張機82cとを有する。図3の構成では、第1加熱器の蒸発器81aを流れ出た熱源流体は、流路80を通して第2加熱器の蒸発器82aに直接導入される。一方、図4の構成では、第1加熱器の蒸発器81aを流れ出た熱源流体は、第1加熱器の予熱器81bを経由して第2加熱器の蒸発器82aに導入される。
特開平1−285607号公報
図3の構成では、第1加熱器の蒸発器81aを流れ出た熱源流体は、第2加熱器の蒸発器82aに直接導入される。このため、第1加熱器の蒸発器81aの熱源流体の出側温度と、第2加熱器の蒸発器82aの入り側温度が等しくなる。したがって、第1加熱器の蒸発器81aにおける作動流体の出側の温度と第2加熱器の蒸発器82aの出側の温度との温度差は、第1加熱器の蒸発器81aにおける熱源流体の入り側温度と出側の温度との温度差と略等しくなる。例えば特許文献1では、第1加熱器の蒸発器81aにおける作動流体の出側の温度が97℃で、第2加熱器の蒸発器82aにおける作動流体の出側の温度が77℃であり、その温度差は20℃である。一方、第1加熱器の蒸発器81aにおける熱源流体の入り側温度が120℃で、その出側の温度(すなわち第2加熱器の蒸発器82aにおける熱源流体の入り側温度と等しい温度)が100℃であり、その温度差は20℃となる。このため、第1発電装置81の第1加熱器における熱源流体の入り側温度(例えば120℃)と出側温度(例えば100℃)が決まれば、これらの温度の関係から第2発電装置の膨張機82cの入り側温度が決まるため、膨張機82cの設計が決まることになる。つまり、図3の構成では、第1発電装置81の第1加熱器(蒸発器81a)における熱源流体の入り側温度及び出側温度がそれぞれ120℃及び100℃に設定される場合、第2発電装置82の膨張機82cは、例えば77℃の作動流体を膨張させたときに発電効率が高くなるように設計されることになる。このため、図3の構成を採用するには、第2発電装置82(より具体的には第2膨張機82c)を第1発電装置に合わせて専用に設計することが必要になり、既存の発電装置として、膨張機が例えば57℃程度の作動流体を膨張させたときに発電効率が高くなるものがあったとしても、既存の発電装置をそのまま利用できるようなことにはならない。
一方、図4の構成のように、第1加熱器の蒸発器81aを流れ出た熱源流体が、第1加熱器の予熱器81bを経由して第2加熱器の蒸発器82aに導入される構成では、第1加熱器の蒸発器81aと第2加熱器の蒸発器82aとの温度差が図3の構成に比べて大きくなる。例えば、第1加熱器の蒸発器81aにおける作動流体の出側の温度は97℃で、第2加熱器の蒸発器82aにおける作動流体の出側の温度は57℃となる。このため、図4の構成では、予熱器81bを利用することによって、図3の構成で要求される温度域よりも低い温度域で発電効率が高くなる膨張機を使用することが可能となる。このため、既存の発電装置(より具体的には第2膨張機82c)をそのまま利用することが可能となる。一方で、図4の構成では、次のような問題が生ずる。
特許文献1においては、熱源流体の流路80が何に接続されるものなのかについて明示されていないが、例えば、蒸気等のエネルギーを回収する構成とした場合、熱源流体が流れる流路80を、蒸気等の熱を取り出す熱源側熱交換器に接続することが考えられる。この場合、流路80により、熱源側熱交換器と第1加熱器及び第2加熱器との間で熱源流体を循環させる構成にすることができる。この場合において、例えば熱源側熱交換器において蒸気等から取り出される熱量が限られていることもあり、その場合、第1加熱器の蒸発器81aの温度域と第2加熱器の蒸発器82aの温度域が離れている場合、熱源側熱交換器に戻される熱源流体の温度が下がり過ぎることとなる。このため、このシステムを継続して運転させようとしても、熱源側熱交換器に戻される熱源流体の温度が次第に下がり、運転を安定して行うことができないという問題が生ずる。
そこで、本発明は、前記従来技術を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、発電効率が高くなる温度域が異なる2つのバイナリ発電機を有する熱エネルギー回収装置又は当該装置を用いた熱エネルギー回収方法において、一方のバイナリ発電機を、他方のバイナリ発電機での温度域に合わせて専用に設計することが回避でき、さらに、熱エネルギー回収装置を熱源側熱交換器に接続して使用する場合に、安定して運転を行うことができるようにすることにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、熱源側熱交換器に接続されて使用される熱エネルギー回収装置であって、前記熱源側熱交換器で加熱された加熱媒体が再び前記熱源側熱交換器に戻るように、前記熱源側熱交換器に接続される加熱媒体回路と、前記加熱媒体回路に接続されるとともに第1作動媒体が循環する第1循環回路に接続され、前記加熱媒体によって前記第1作動媒体を加熱する第1加熱器を有する第1バイナリ発電機と、前記加熱媒体回路に接続されるとともに第2作動媒体が循環する第2循環回路に接続され、前記第1加熱器よりも低い温度域の加熱媒体によって前記第2作動媒体を加熱する第2加熱器を有する第2バイナリ発電機と、前記第1加熱器から流出して前記第2加熱器に向かう加熱媒体によって前記第2加熱器から流出して前記熱源側熱交換器に向かう加熱媒体を加熱する再生熱交換器と、を備えている、熱エネルギー回収装置。
本発明では、加熱媒体回路が熱源側熱交換器に接続された状態においては、熱源側熱交換器において加熱されて加熱媒体回路を流れる加熱媒体は、第1バイナリ発電機の第1加熱器において第1作動媒体を加熱することにより、温度が低下する。第1加熱器に流入する前の加熱媒体よりも温度が低下した加熱媒体は、再生熱交換器において、第2加熱器から導出された加熱媒体を加熱することによって、更に温度が低下する。再生熱交換器を通過することによって更に温度が低下した加熱媒体は、第2バイナリ発電機の第2加熱器において第2作動媒体を加熱する。すなわち、第2加熱器は、第1加熱器よりも低い温度域の加熱媒体によって第2作動媒体を加熱する設定となっている。したがって、高効率の発電効率が得られる温度域が、第1バイナリ発電機において高効率となる温度域よりも低い既存のバイナリ発電機であっても、当該バイナリ発電機を改良することなく、第2バイナリ発電機として使用することが可能となる。言い換えると、第2バイナリ発電機において発電効率が高くなる温度域を、第1加熱器から流出する加熱媒体の温度域に合わせるための設定を行わなくても、第2バイナリ発電機において高効率の発電性能を発揮させることができる。一方、第2バイナリ発電機の温度設定が第1バイナリ発電機に比べて低い温度域に設定されているため、第2加熱器から導出されて熱源側熱交換器に向かう加熱媒体の温度もそれに応じて低くなる。しかしながら、第2加熱器から導出されて熱源側熱交換器に向かう加熱媒体は、再生熱交換器において、第1加熱器から導出されて第2加熱器に向かう加熱媒体によって加熱される。このため、熱源側熱交換器において得られる熱量を調整できないような場合であっても、加熱媒体の加熱量が足りなくなるという事態を回避することができる。あるいは、熱源側熱交換器での加熱媒体の加熱量の増大量を抑制することができる。
前記加熱媒体回路は、前記加熱媒体が液状のまま循環するように設定されていてもよい。この態様では、加熱媒体が加熱媒体回路を液状のまま循環するため、熱源側媒体による加熱媒体の加熱量の変動があったとしても、加熱媒体回路のどこかで加熱媒体が沸騰するという事態を回避できる。したがって、熱回収効率を安定させることができ、また、蒸気状の加熱媒体と異なり加熱媒体の取扱いが簡便になる。
前記第1バイナリ発電機は、前記第1加熱器で加熱されたガス状の第1作動媒体を膨張させる第1膨張機を有してもよい。また、前記第2バイナリ発電機は、前記第2加熱器で加熱されたガス状の第2作動媒体を膨張させる第2膨張機を有してもよい。この場合、前記第1膨張機の膨張比は、前記第2膨張機の膨張比よりも大きいのが好ましい。この態様では、第1バイナリ発電機における膨張機の膨張比が第2バイナリ発電機における膨張機の膨張比よりも大きいため、より高温側となる第1作動媒体の熱落差を有効に利用して発電量を増大させることができる。
本発明は、熱源側熱交換器において加熱された加熱媒体を第1バイナリ発電機の第1加熱器に流入させて、前記加熱媒体によって第1循環回路の第1作動媒体を加熱する第1加熱工程と、前記第1加熱器において第1作動媒体によって冷却された加熱媒体を第2バイナリ発電機の第2加熱器に導入して、前記加熱媒体によって第2循環回路の第2作動媒体を加熱する第2加熱工程と、前記第1加熱器から導出されて前記第2加熱器に向かう前記加熱媒体によって前記第2加熱器から導出されて前記熱源側熱交換器に向かう加熱媒体を加熱する再生加熱工程と、を含む、熱エネルギー回収方法である。
前記熱エネルギー回収方法において、前記加熱媒体は、前記熱源側熱交換器で加熱された前記加熱媒体が再び前記熱源側熱交換器に戻るように、前記熱源側熱交換器に接続される加熱媒体回路を液状のまま循環してもよい。
前記熱エネルギー回収方法において、前記第1循環回路における第1膨張機での膨張比は、前記第2循環回路における第2膨張機での膨張比よりも大きくてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、発電効率が高くなる温度域が異なる2つのバイナリ発電機を有する熱エネルギー回収装置又は当該装置を用いた熱エネルギー回収方法において、一方のバイナリ発電機を、他方のバイナリ発電機での温度域に合わせて専用に設計することが回避できる。さらに、熱エネルギー回収装置を熱源側熱交換器に接続して使用する場合に、安定して運転を行うことができる。
本発明の実施形態に係る熱エネルギー回収装置の構成を概略的に示す図である。 本発明のその他の実施形態に係る熱エネルギー回収装置の構成を概略的に示す図である。 従来の熱エネルギー回収装置の構成を概略的に示す図である。 従来の熱エネルギー回収装置の構成を概略的に示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る熱エネルギー回収装置10は、例えばボイラ等で得られる蒸気のエネルギーを電気エネルギーとして回収する装置である。熱エネルギー回収装置10は、高温の水蒸気が流れる配管40内に設けられた伝熱管によって構成された熱源側熱交換器1に接続されて使用される。伝熱管からなる熱源側熱交換器1の一端部1dには、後述する加熱媒体回路12の一端部(第1端部)12aが接続され、熱源側熱交換器1の他端部1cには、加熱媒体回路12の他端部(第2端部)12bが接続される。熱源側熱交換器1は、配管40内を流れる高温の水蒸気によって加熱媒体を加熱する構成となっている。
図1に示すように、本実施形態に係る熱エネルギー回収装置10は、加熱媒体が封入された加熱媒体回路12と、第1バイナリ発電機14と、第2バイナリ発電機16と、再生熱交換器18と、ポンプ20と、を備えている。
加熱媒体回路12は、熱源側熱交換器1に接続可能に構成されている。すなわち、加熱媒体回路12の一端部(第1端部)12aは、熱源側熱交換器1における加熱媒体の導出口1dに接続されるように構成されており、加熱媒体回路12の他端部(第2端部)12bは、熱源側熱交換器1における加熱媒体の導入口1cに接続されるように構成されている。そして、加熱媒体回路12が熱源側熱交換器1に接続された状態では、加熱媒体回路12と熱源側熱交換器1とによって閉ループ状の流路が形成され、熱源側熱交換器1から導出された加熱媒体は、加熱媒体回路12を流れて再び熱源側熱交換器1に戻る。
加熱媒体回路12の一端部(第1端部)12aを構成している配管は、第1バイナリ発電機14に繋がっている。第1バイナリ発電機14は、加熱媒体回路12に接続され、加熱媒体の熱エネルギーを利用して発電を行う。第1バイナリ発電機14は、第1作動ポンプ14aと第1加熱器14bと第1膨張機14cと第1凝縮器14dとが設けられた第1作動媒体の循環回路(第1循環回路14e)を有している。第1作動ポンプ14aが駆動することにより、第1作動媒体が第1循環回路14e内を循環する。第1作動媒体はR245fa等の低沸点冷媒である。すなわち、第1バイナリ発電機14では、第1作動ポンプ14aと第1加熱器14bと第1膨張機14cと第1凝縮器14dとによって、オーガニックランキンサイクルが構成されている。第1作動ポンプ14aは、回転数を調整可能なポンプによって構成されている。
第1作動ポンプ14aは、所定の圧力まで第1作動媒体を加圧するように構成されている。
第1加熱器14bは、第1作動ポンプ14aの吐出側に配置されている。第1加熱器14bは、加熱媒体によって第1作動媒体を加熱するように構成されており、第1作動媒体を蒸発させる。
第1膨張機14cは、第1加熱器14bで得られたガス状の第1作動媒体を膨張させる。第1膨張機14cのロータ(図示省略)に第1発電機14fが接続されていて、第1作動媒体の膨張によって第1膨張機14cのロータが回転し、これによって第1発電機14fによる発電が行われる。
第1凝縮器14dは、第1膨張機14cで膨張した作動媒体を、第1ポンプ22が駆動されることによって第1冷却回路24を流れる冷却媒体(冷却水等)によって冷却し、ガス状の第1作動媒体を凝縮させる。第1冷却回路24は第1冷却器26に接続されている。冷却媒体は、第1冷却器26と第1凝縮器14dとの間を循環する。
なお、第1加熱器14bは、第1作動媒体を蒸発させる蒸発器として構成されているがこれに限られない。例えば、第1加熱器14bは、蒸発器と、蒸発器に導入される第1作動媒体を予熱するための予熱器とを有する構成であってもよい。また、第1加熱器14bは、蒸発器と、蒸発器で蒸発した第1作動媒体をさらに加熱した過熱状態にする過熱器とを有する構成であってもよい。
第2バイナリ発電機16は、第1バイナリ発電機14よりも下流側において加熱媒体回路12に接続され、加熱媒体の熱エネルギーを利用して発電を行う。第2バイナリ発電機16は、第2作動ポンプ16aと第2加熱器16bと第2膨張機16cと第2凝縮器16dとが設けられた第2作動媒体の循環回路(第2循環回路16e)を有している。第2作動ポンプ16aが駆動することにより、第2作動媒体が第2循環回路16e内を循環する。第2作動媒体はR245fa等の低沸点冷媒である。すなわち、第2バイナリ発電機16では、第2作動ポンプ16aと第2加熱器16bと第2膨張機16cと第2凝縮器16dとによって、オーガニックランキンサイクルが構成されている。第2作動ポンプ16aは、回転数を調整可能なポンプによって構成されている。
第2作動ポンプ16aは、所定の圧力まで第2作動媒体を加圧するように構成されている。
第2加熱器16bは、第2作動ポンプ16aの吐出側に配置されている。第2加熱器16bは、加熱媒体によって第2作動媒体を加熱するように構成されており、第2作動媒体を蒸発させる。
第2膨張機16cは、第2加熱器16bで得られたガス状の第2作動媒体を膨張させる。第2膨張機16cのロータ(図示省略)に第2発電機16fが接続されていて、第2作動媒体の膨張によって第2膨張機16cのロータが回転し、これによって第2発電機16fによる発電が行われる。第2凝縮器16dは、第2膨張機16cで膨張した作動媒体を、第2ポンプ32が駆動されることによって第2冷却回路34を流れる冷却媒体(冷却水等)によって冷却し、ガス状の第2作動媒体を凝縮させる。第2冷却回路34は第2冷却器36に接続されている。冷却媒体は、第2冷却器36と第2凝縮器16dとの間を循環する。
なお、第2加熱器16bは、第2作動媒体を蒸発させる蒸発器として構成されているがこれに限られない。例えば、第2加熱器16bは、蒸発器と、蒸発器に導入される第2作動媒体を予熱するための予熱器とを有する構成であってもよい。また、第2加熱器16bは、蒸発器と、蒸発器で蒸発した第2作動媒体をさらに加熱した過熱状態にする過熱器とを有する構成であってもよい。
第2バイナリ発電機16は、第1バイナリ発電機14よりも低温域での熱エネルギーで発電を行うのに適した設計となっている。すなわち、第2バイナリ発電機16の第2加熱器16bに流入する加熱媒体の温度(入り側温度)は、第1バイナリ発電機14の第1加熱器14bの出側での加熱媒体の温度(出側温度)よりも例えば10℃以上低い。例えば、第1加熱器14bに流入する加熱媒体の温度は約130℃で、第1加熱器14bから排出される加熱媒体の温度は約115℃で、第2加熱器16bに流入する加熱媒体の温度は約95℃である。このため、第2循環回路16eにおいて第2膨張機16cに導入されるガス状の第2作動媒体の温度は、第1循環回路14eにおいて第1膨張機14cに導入されるガス状の第1作動媒体の温度よりも例えば10℃以上低い。したがって、第2膨張機16cに導入されるガス状の第2作動媒体の圧力は、第1膨張機14cに導入されるガス状の第1作動媒体の圧力よりも相当程度低い。したがって、第2膨張機16cは、第1膨張機14cに比べて入り側圧力が低い圧力でロータを効率的に回転させるように設計されている。このため、第2バイナリ発電機16は、第1バイナリ発電機14よりも低い圧力域で高効率の発電を行う設計となっている。つまり、第2バイナリ発電機16で発電効率がピークを示す第2膨張機16cの入り側圧力(又は出側圧力)は、第1バイナリ発電機14で発電効率がピークを示す第1膨張機14cの入り側圧力(又は出側圧力)よりも低い相当程度圧力であり、この圧力よりも高くなっても低くなっても発電効率が低下する。既存のバイナリ発電機群の中から、そのような性能を有するバイナリ発電機を選んで、第2バイナリ発電機16として改良することなく利用している。
第1膨張機14cの膨張比は第2膨張機16cの膨張比よりも大きい。例えば、第1膨張機14cの膨張比は、第2膨張機16cの膨張比の約2倍となっている。このため、より高温側となる第1作動媒体の熱落差を有効に利用して発電量を増大させることができる。
再生熱交換器18は、1次側流路18aと2次側流路18bとを有する熱交換器である。1次側流路18aは、加熱媒体回路12において、第1加熱器14bと第2加熱器16bとの間の部位に接続されている。2次側流路18bは、加熱媒体回路12において、第2加熱器16bよりも下流側、より具体的には、第2加熱器16bとポンプ20との間の部位に接続されている。
ポンプ20は、加熱媒体回路12における再生熱交換器18よりも下流側の部位に接続されている。ポンプ20は、加熱媒体回路12において加熱媒体を循環させる駆動力を発生する。ポンプ20の吐出口に繋がる配管の先端部は、加熱媒体回路12の他端部(第2端部)12bを構成している。加熱媒体回路12に封入された加熱媒体は加圧された状態となっていて、この加熱媒体は、液状のまま沸騰することなく加熱媒体回路12を循環する。
ここで、熱エネルギー回収装置10によって熱エネルギーを回収する方法について、説明する。熱エネルギー回収装置10では、ポンプ20が駆動されると、加熱媒体が加熱媒体回路12を循環する。
加熱媒体は熱源側熱交換器1において配管40内を流れる蒸気によって加熱される。加熱媒体は加圧された状態にあり、例えば130℃程度に加熱されても液状態のままである。つまり熱水の状態となっている。この加熱媒体は、加熱媒体回路12を流れて、第1バイナリ発電機14の第1加熱器14bに流入する。そして、第1加熱器14bでは、加熱媒体によって第1作動媒体が加熱される(第1加熱工程)。本実施形態では、第1加熱器14bにおいて、液状の第1作動媒体が蒸発し、蒸気状の作動媒体となる。一方、加熱媒体は第1加熱器14bにおいて冷却され、例えば115℃程度の温度になる。このときも加熱媒体は液状態のままである。
第1加熱器14bにおいて第1作動媒体によって冷却された加熱媒体は、再生熱交換器18の1次側流路18aに導入される。1次側流路18aを流れる加熱媒体は、2次側流路18bの加熱媒体と熱交換し、さらに冷却される。このときの加熱媒体の温度は例えば95℃程度であるが、この加熱媒体はやはり液状態のままであって、温水となっている。
再生熱交換器18で冷却された加熱媒体は、第2バイナリ発電機16の第2加熱器16bに流入する。そして、第2加熱器16bでは、加熱媒体によって第2作動媒体が加熱される(第2加熱工程)。本実施形態では、第2加熱器16bにおいて、液状の第2作動媒体が蒸発し、蒸気状の作動媒体となる。一方、加熱媒体は第2加熱器16bにおいてさらに冷却され、例えば82℃程度の温度になる。このときも加熱媒体は液状態のままである。すなわち、加熱媒体は温水の状態のままである。
第2加熱器16bから導出された加熱媒体は、熱源側熱交換器1に向かって流れるが、熱源側熱交換器1に流入する前に再生熱交換器18の2次側流路18bに導入される。2次側流路18bを流れる加熱媒体は、第1加熱器14bから導出されて第2加熱器16bに向かって1次側流路18aを流れる加熱媒体によって加熱される(再生加熱工程)。このため、加熱媒体が第2加熱器16bで冷却されてそのまま熱源側熱交換器1に導入される場合では、熱源側熱交換器1で得られる熱量が足りないという事態を回避することが可能となる。
第1バイナリ発電機14においては、第1加熱器14bにおいて蒸発した第1作動媒体は、第1膨張機14cに導入され、第1膨張機14cのロータを回転させる。これにより、第1発電機14fによる発電が行われる。すなわち、熱源側熱交換器1において加熱媒体に与えられた蒸気の熱エネルギーが、第1バイナリ発電機14において電気エネルギーとして回収される。第1膨張機14cで膨張した第1作動媒体は、第1凝縮器14dにおいて冷却媒体によって冷却されて凝縮し、この液状の第1作動媒体はポンプ14aによって加圧されて第1加熱器14bに導入される。第1バイナリ発電機14では、このような第1作動媒体の循環が繰り返される。
第2バイナリ発電機16においては、第2加熱器16bにおいて蒸発した第2作動媒体は、第2膨張機16cに導入され、第2膨張機16cのロータを回転させる。これにより、第2発電機16fによる発電が行われる。すなわち、熱源側熱交換器1において加熱媒体に与えられた蒸気の熱エネルギーが、第2バイナリ発電機16においても電気エネルギーとして回収される。第2膨張機16cで膨張した第2作動媒体は、第2凝縮器16dにおいて冷却媒体によって冷却されて凝縮し、この液状の第2作動媒体はポンプ16aによって加圧されて第2加熱器16bに導入される。第バイナリ発電機16では、このような第2作動媒体の循環が繰り返される。
以上説明したように、本実施形態では、加熱媒体回路12が熱源側熱交換器1に接続された状態において、熱源側熱交換器1において加熱された加熱媒体は、第1バイナリ発電機14の第1加熱器14bに導入されて、第1作動媒体を加熱する。これにより、加熱媒体の温度が低下する。第1加熱器14bに流入する前の加熱媒体よりも温度が低下した加熱媒体は、再生熱交換器18において、第2加熱器16bから導出された加熱媒体を加熱することによって、更に温度が低下する。再生熱交換器18を通過することによって更に温度が低下した加熱媒体は、第2バイナリ発電機16の第2加熱器16bにおいて第2作動媒体を加熱する。すなわち、第2加熱器16bは、第1加熱器14bよりも低い温度域の加熱媒体によって第2作動媒体を加熱する設定となっている。したがって、高効率の発電効率が得られる温度域が、第1バイナリ発電機14において高効率となる温度域よりも低い既存のバイナリ発電機であっても、当該バイナリ発電機を改良することなく、第2バイナリ発電機16として使用することが可能となる。言い換えると、第2バイナリ発電機16において発電効率が高くなる温度域を、第1加熱器14bから流出する加熱媒体の温度域に合わせるための設定を行わなくても、第2バイナリ発電機16において高効率の発電性能を発揮させることができる。一方、第2バイナリ発電機16の温度設定が第1バイナリ発電機14に比べて低い温度域に設定されているため、第2加熱器16bから導出されて熱源側熱交換器1に向かう加熱媒体の温度もそれに応じて低くなる。しかしながら、第2加熱器16bから導出されて熱源側熱交換器1に向かう加熱媒体は、再生熱交換器18において、第1加熱器14bから導出されて第2加熱器16bに向かう加熱媒体によって加熱される。このため、熱源側熱交換器1において得られる熱量を調整できないような場合であっても、加熱媒体の加熱量が足りなくなるという事態を回避することができる。あるいは、熱源側熱交換器1での加熱媒体の加熱量の増大量を抑制することができる。
また本実施形態では、加熱媒体が加熱媒体回路12を液状のまま循環するため、熱源側媒体による加熱媒体の加熱量の変動があったとしても、加熱媒体回路12のどこかで加熱媒体が沸騰するという事態を回避できる。したがって、熱回収効率を安定させることができ、また、蒸気状の加熱媒体と異なり加熱媒体の取扱いが簡便になる。
また本実施形態では、第1バイナリ発電機14における膨張機の膨張比が第2バイナリ発電機16における膨張機の膨張比よりも大きいため、より高温側となる第1作動媒体の熱落差を有効に利用して発電量を増大させることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。例えば、熱源側熱交換器1は、地中に埋設されて地熱を取り出す構成でもよい。例えば、図2に示すように、熱エネルギー回収装置10が接続される熱源側熱交換器1は、地中に埋設された蒸気取り出し管44に接続された配管45に接続される一次側伝熱管1aと、加熱媒体回路12に接続可能に構成された二次側伝熱管1bと、を備えている。加熱媒体回路12の一端部(第1端部)12aは、二次側伝熱管1bの一端部に接続可能に構成され、加熱媒体回路12の他端部(第2端部)12bは、二次側伝熱管1bの他端部に接続可能に構成されている。
図1及び図2の構成において、加熱媒体が加熱媒体回路12を液状のまま循環する構成に限られない。第1加熱器14bに導入される加熱媒体が一部蒸気状となるように設定されていて、第1加熱器14b又は再生熱交換器18において凝縮する設定であってもよい。
また、図1及び図2の構成において、第1膨張機14cの膨張比が第2膨張機16cの膨張比よりも大きい設定には限られず、膨張比が同じであってもよい。
1 熱源側熱交換器
10 熱エネルギー回収装置
12 加熱媒体回路
14 第1バイナリ発電機
14b 第1加熱器
14c 第1膨張機
16 第2バイナリ発電機
16b 第2加熱器
16c 第2膨張機
18 再生熱交換器

Claims (6)

  1. 熱源側熱交換器に接続されて使用される熱エネルギー回収装置であって、
    前記熱源側熱交換器で加熱された加熱媒体が再び前記熱源側熱交換器に戻るように、前記熱源側熱交換器に接続される加熱媒体回路と、
    前記加熱媒体回路に接続されるとともに第1作動媒体が循環する第1循環回路に接続され、前記加熱媒体によって前記第1作動媒体を加熱する第1加熱器を有する第1バイナリ発電機と、
    前記加熱媒体回路に接続されるとともに第2作動媒体が循環する第2循環回路に接続され、前記第1加熱器よりも低い温度域の加熱媒体によって前記第2作動媒体を加熱する第2加熱器を有する第2バイナリ発電機と、
    前記第1加熱器から流出して前記第2加熱器に向かう加熱媒体によって前記第2加熱器から流出して前記熱源側熱交換器に向かう加熱媒体を加熱する再生熱交換器と、を備えている、
    熱エネルギー回収装置。
  2. 前記加熱媒体回路は、前記加熱媒体が液状のまま循環するように設定されている、
    請求項1に記載の熱エネルギー回収装置。
  3. 前記第1バイナリ発電機は、前記第1加熱器で加熱されたガス状の第1作動媒体を膨張させる第1膨張機を有し、
    前記第2バイナリ発電機は、前記第2加熱器で加熱されたガス状の第2作動媒体を膨張させる第2膨張機を有し、
    前記第1膨張機の膨張比は、前記第2膨張機の膨張比よりも大きい、
    請求項1又は2に記載の熱エネルギー回収装置。
  4. 熱源側熱交換器において加熱された加熱媒体を第1バイナリ発電機の第1加熱器に流入させて、前記加熱媒体によって第1循環回路の第1作動媒体を加熱する第1加熱工程と、
    前記第1加熱器において第1作動媒体によって冷却された加熱媒体を第2バイナリ発電機の第2加熱器に導入して、前記加熱媒体によって第2循環回路の第2作動媒体を加熱する第2加熱工程と、
    前記第1加熱器から導出されて前記第2加熱器に向かう前記加熱媒体によって前記第2加熱器から導出されて前記熱源側熱交換器に向かう加熱媒体を加熱する再生加熱工程と、を含む、
    熱エネルギー回収方法。
  5. 前記加熱媒体は、前記熱源側熱交換器で加熱された前記加熱媒体が再び前記熱源側熱交換器に戻るように、前記熱源側熱交換器に接続される加熱媒体回路を液状のまま循環する、
    請求項4に記載の熱エネルギー回収方法。
  6. 前記第1循環回路における第1膨張機での膨張比は、前記第2循環回路における第2膨張機での膨張比よりも大きい、
    請求項4又は5に記載の熱エネルギー回収方法。
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