JP6775637B1 - 車両の制御装置および車両の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の動力源による車両動作の条件が成立中に、総入力仕事率最小探索における探索時間および探索精度を向上させ、燃費あるいは電費を向上させる車両の制御装置、および車両の制御方法を提供する。【解決手段】駆動源であるエンジンおよびモータに要求するトルクの内、いずれが短時間で総入力仕事率が最小となる動作点を検索できる探索パラメータであるかを選定し、選定された探索パラメータを用いて総入力仕事率最小探索制御を行い、各駆動源に要求するトルクの分配を演算する。【選択図】図2

Description

本願は、車両の制御装置および車両の制御方法に関するものである。
近年、省エネルギーおよび環境を考慮した車両として、エンジンおよびモータなど複数の駆動源から動力を得る車両、例えばハイブリッド車両の普及が進んでいる。ハイブリッド車両の走行モードとしては、エンジンを作動させずにモータの動力で走行する「EV(Electric Vehicle)モード」、エンジンを用いて発電しつつモータの動力で走行する「シリーズモード」、エンジンとモータの両方の動力で走行する「パラレルモード」などがあり、走行モードの切り換えは車両の状況に応じて制御されている。
エンジンとモータの両方の動力で走行するパラレルモードにおいては、運転者が要求する車両の出力パワー(出力の仕事率)、即ち車両のトルクを得るために、エンジンとモータのそれぞれにおいて負担させるトルク(トルクの分配)を決定し、要求トルクとして指示しなければならない。その際、エンジンとモータの要求トルクを得るために投入しなければならない燃料および電力、即ち入力の仕事率を鑑みてトルク分配を決定しないと、必要以上に燃料および電力を消費してしまう、即ち効率が悪い状態で動作することとなり、燃費が悪化してしまう問題がある。よって、エンジンおよびモータの効率を考慮してそれぞれの要求トルクを決定する制御が必要となる。
例えば特許文献1には、エンジンの熱効率が最適値となる基準パワーよりも要求パワーが大きい場合、モータアシストパワーをパラメータとして車両の燃料消費量を算出し、この燃料消費量が最小値となる時のモータアシストパワーを探索し、探索された値を最適モータアシストパワーに設定し、エンジンとモータのトルクの分配を制御する技術が開示されている。
特開2018−134901号公報
特許文献1に開示された車両燃料消費量もしくは入力仕事率の最小値を探索する制御における課題は、探索時間である。電子コントロールユニットの所定時間周期の演算タイミング中に、所定のアルゴリズムで最小値を見つけるまで探索を繰り返すため、アルゴリズムもしくは探索時に利用する設定値などが妥当なものでないと、探索時間が長くなり、その間他の処理ができなくなってしまうことになる。このような状態を防止するために、探索時には探索の限界時間もしくは限界繰り返し回数を設定しておき、それを超える場合には最小値が見つけられていなくとも探索を途中で終了し、他処理のための時間を確保することが一般的である。その代わり、限界時間もしくは限界繰り返し回数による探索終了となった場合には、探索結果によって得られる燃費効果が小さくなってしまうことになる。
ここで、最小値探索のアルゴリズムの一つとして勾配法が挙げられる。勾配法では、所定関数の勾配に関する情報を用いて解を探索する。例えば、勾配法の一つである最急降下法では、現在値から所定関数の傾き(一階微分)に応じた値を減算し、変数の変化が十分小さくなるか、もしくは0になるまでそれを反復計算して最小値を探索する。この所定関数の傾きに応じた値が必要以上に小さいと、最小値の解を見つけるまでの反復計算が多くなり探索時間が長くなる。一方で所定関数の傾きに応じた値が必要以上に大きいと、反復計算しても最小値の解に近づかないか、もしくは遠ざかってしまう場合がある。
また、燃料消費量もしくは入力仕事率の最小値を探索する制御における上記所定関数とは、燃料消費量もしくは入力仕事率の関係式を、各駆動源の要求トルクを変数にして整理した式である。即ち、各駆動源の要求トルクの分配に関し、入力仕事率を考慮して決定している。ここで、車両の要求トルクは現在の車両の状態および運転者の動作によりあらかじめ設定されているものであり、且つ各駆動源に対する要求トルクの合計である。即ち、複数の動力源の要求トルクの内、一つの動力源の要求トルクは他の動力源の要求トルクと車両の要求トルクとの関係式に変換できる。よって、燃料消費量もしくは入力仕事率の最小値を探索する制御における上記所定関数は、(動力源の数−1)の要求トルクを変数とした式となる。
ここで、どの動力源の要求トルクを、他の動力源の要求トルクと車両の要求トルクとの関係式とするかで、最小値を探索する制御における探索時間が変化する場合がある。例えば、エンジンとモータの2つの動力源がある場合、ある動作点ではエンジンの要求トルクをパラメータとした方が探索時間が短く、他の動作点ではモータの要求トルクをパラメータとした方が探索時間が短い場合がある。このような場合、電子コントロールユニットに搭載する探索ロジックを、どちらか一方の要求トルクをパラメータとして構築してしまうと、探索ロジック動作時に探索時間が長いケースが発生し、探索の限界時間もしくは限界繰り返し回数による探索終了となって、得られる燃費効果が小さくなってしまう可能性がある。
ここで、特許文献1に開示された最小値探索においては、モータアシストパワーを変化させて、車両燃料消費量が最小値となる時のモータアシストパワーを探索し、探索された値を最適モータアシストパワーと設定しているため、探索時間が長いケースが発生し、燃費効果が小さくなってしまう可能性がある。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、複数の動力源による車両動作の条件が成立中に、総入力仕事率最小探索における探索時間および探索精度を向上させ、燃費あるいは電費を向上させる車両の制御装置および車両の制御方法を提供することを目的とする。
本願に開示される車両の制御装置は、複数の駆動源が搭載された車両の制御装置であって、前記複数の駆動源を構成する第1駆動源と第2駆動源に要求するトルクを探索パラメータとし、前記複数の駆動源の総入力仕事率が最小となる動作点を探索する総入力仕事率最小探索制御手段と、前記総入力仕事率最小探索制御手段で探索された第1駆動源要求トルクおよび第2駆動源要求トルクで車両を動作させるトルク分配制御手段と、前記第1駆動源要求トルクおよび前記第2駆動源要求トルクのそれぞれをパラメータとして前記総入力仕事率の勾配を勾配法により演算し、前記第1駆動源要求トルクをパラメータとした前記総入力仕事率の勾配と前記第2駆動源要求トルクをパラメータとした前記総入力仕事率との勾配の大きいパラメータを前記総入力仕事率最小探索制御手段における探索パラメータとして選定する探索パラメータ選定手段と、を備え、
前記探索パラメータ選定手段の選定した探索パラメータを用いて、前記総入力仕事率最小探索制御手段を動作させることを特徴とする。
本願に開示される車両の制御装置によれば、複数の動力源による車両動作の条件が成立中に、総入力仕事率最小探索における探索時間および探索精度を向上することができる。従って、運転者の要求に対し必要最小限の燃料あるいは電力で車両を動作させ、燃費あるいは電費を向上することができる。
実施の形態1に係るハイブリッド車両の制御装置を含むシステム全体を示す構成図である。 実施の形態1に係るハイブリッド車両の制御装置の構成並びに機能を示すブロック図である。 実施の形態1に係るハイブリッド車両の制御装置における車両制御用電子コントロールユニットの探索パラメータ選定手段、モータ駆動可能最大トルク演算手段、探索パラメータ学習手段の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るハイブリッド車両の制御装置における探索パラメータ学習手段での探索パラメータを学習させるマップの例を示した図である。 実施の形態1に係るハイブリッド車両の制御装置のエンジンおよびモータの効率特性を示したイメージ図である。 実施の形態1に係るハイブリッド車両の制御装置における車両制御用電子コントロールユニットの探索パラメータ選定手段、モータ駆動可能最大トルク演算手段、探索パラメータ学習手段の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態1に係るハイブリッド車両の制御装置と従来のハイブリッド車両の制御装置の探索パラメータの違いによる探索回数の違いの例を示した図である。 実施の形態2に係る電動車両の制御装置を含むシステム全体を示す構成図である。
以下、本願に係る車両の制御装置および車両の制御方法の好適な実施の形態について図面を用いて説明する。なお、複数の動力源による車両動作の条件が成立中に、探索パラメータ学習値、もしくは総入力仕事率最小探索において、勾配が大きくなるパラメータを探索パラメータとして総入力仕事率最小探索を実施し、複数動力源におけるトルクの分配を演算する実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るハイブリッド車両の制御装置を含むシステム全体を示す構成図である。また、図2は、実施の形態1に係るハイブリッド車両の制御装置の構成並びに機能を示すブロック図で、後述する車両制御用電子コントロールユニットに各手段が記憶されている。
図1において、第1駆動源であるエンジン101と第2駆動源であるモータ102は、エンジン101のクランクプーリ103、モータ102のプーリ104、およびベルト105により連結されている。エンジン101とモータ102の動力は、トランスミッション106、ディファレンシャルギア107を介してドライブシャフト108に接続されたタイヤ109へと伝達される。
モータ102は、インバータ(図示せず)を経由してバッテリ(図示せず)に接続されており、エンジン101からの動力伝達もしくは車両減速時におけるドライブシャフト108からの動力伝達などで発電して電力供給する一方、車両加速時に力行運転を行うことによりドライブシャフト108に動力を伝える。モータ制御用電子コントロールユニット110(以下、モータ用ECUと称する。)は、マイクロプロセッサなどで構成されており、モータ102を適切な状態に制御している。また、エンジン制御用電子コントロールユニット111(以下、エンジン用ECUと称する。)は、マイクロプロセッサなどで構成されており、エンジン101を適切な状態に制御している。
車両制御用電子コントロールユニット112(以下、車両用ECUと称する。)は、マイクロプロセッサなどで構成されており、車速センサ113、アクセルポジションセンサ114、ブレーキストロークセンサ115などのセンサ入力信号により、車両の運転状態および運転者の車両動作要求を判断し、車両を適切な状態に制御している。なお、車両を適切な状態に制御するために、車両用ECU112には、図2に示す総入力仕事率最小探索制御手段201、トルク分配制御手段202、探索パラメータ選定手段203、第2駆動源駆動可能最大トルク演算手段であるモータ駆動可能最大トルク演算手段204、探索パラメータ学習手段205に関するプログラムあるいは固定値データが記憶されている。また後述するように、トルク分配制御手段202により分配された第1駆動源要求トルクであるエンジン要求トルクTeおよび第2駆動源要求トルクであるモータ要求トルクTmは、それぞれエンジン用ECU111およびモータ用ECU110に送信されてエンジン101およびモータ102が適切に制御される。
図2に示す総入力仕事率最小探索制御手段201は、勾配法による最適化問題のアルゴリズムを用い、運転者が要求する車両のトルクを実現する最小の総入力仕事率を演算し、各動力源に対する要求トルクを演算する。具体的な演算方法は、後述する図3を用いた制御の流れにおいて説明する。
トルク分配制御手段202は、総入力仕事率最小探索制御手段201で演算された各動力源に対する要求トルクを各動力源のECU、即ち、モータ用ECU110、エンジン用ECU111に送信する。
探索パラメータ選定手段203は、各動力源のトルクをパラメータとして総入力仕事率の勾配を演算し、勾配の大きいパラメータを総入力仕事率最小探索制御手段201における探索パラメータとして選定する。具体的な演算方法は、後述する図3を用いた制御の流れにおいて説明する。
モータ駆動可能最大トルク演算手段204は、バッテリの充電状態によるモータ動作制限内もしくはモータ保護のためのモータ動作制限内で出力可能なモータ駆動最大トルクTmmxを演算する。具体的な演算方法は、後述する図3を用いた制御の流れにおいて説明する。
探索パラメータ学習手段205は、モータ駆動可能最大トルク演算手段204で演算されたモータ駆動最大トルクTmmxと車両の動作点(車輪回転数Nwと車両要求トルクTw)に応じたマップに対し、総入力仕事率最小探索制御手段201における探索パラメータがモータ要求トルクTmであるか、もしくはエンジン要求トルクTeであるかを記憶して学習する。具体的な演算方法は、後述する図3を用いた制御の流れにおいて説明する。
以下、上記のように構成されたハイブリッド車両の制御装置において、複数の動力源による車両動作の条件が成立中に、探索パラメータ学習値、もしくは総入力仕事率最小探索において勾配が大きくなるパラメータを探索パラメータとして総入力仕事率最小探索を実施し、複数動力源におけるトルクの分配を演算する動作について説明する。
まず、図3のフローチャートを参照しながら、各動作を説明する。なお、この動作は、車両用ECU112において所定時間周期のメインルーチン内のサブルーチンとして実行される。
ステップS301において、現在、複数の動力源による車両動作のモードであるかを判定する。例えば、車両加速時にエンジン101を動作させるための燃料、およびモータ102を動作させるための電力(バッテリ充電状態)が共に十分にある場合などに成立するものである。
ステップS301において、現在、複数の動力源による車両動作のモードが成立していないと判定された場合は、本ルーチンの処理は不要とし、そのままサブルーチンを終了する。また、ステップS301において、現在、複数の動力源による車両動作のモードが成立していると判定された場合は、次のステップS302へ進む。
ステップS302では、バッテリの充電状態によるモータ動作制限内もしくはモータ保護のためのモータ動作制限内で出力可能な最大トルクを演算する。バッテリの充電状態SOCが少ない状態、もしくはモータ102の温度TMPMが高い状態などにおいてモータ102の駆動を制限し、バッテリもしくはモータ102を保護する必要がある。そのために、例えば次式(1)のように、各状態に応じたテーブル値の最小値でモータ駆動最大トルクTmmxが演算される。
Tmmx=min(table(SOC),table(TMPM))・・・(1)
このステップS302がモータ駆動可能最大トルク演算手段204に相当する。
ステップS302の次に、ステップS303に進む。
ステップS303では、例えば、車速Vvとタイヤ半径rtから演算される車輪回転数Nwが次式(2)のように、また、現在の車速Vvおよび運転者のアクセル操作PosAPSに応じて演算される車両要求トルクTwが次式(3)のように演算される。
Nw=Vv÷rt×60÷(2π)÷3.6・・・(2)
Tw=map(Vv,PosAPS)・・・(3)
そして、次式(4)のように、ステップS302で演算したモータ駆動最大トルクTmmx、車輪回転数Nw、および車両要求トルクTwに応じた学習マップを参照し、学習マップ値PrmLが初期値ではない、即ち、過去に同じ動作点で後述する総入力仕事率最小探索制御手段201が実行されていれば、学習フラグFLGLに1を代入してステップS305に進み、学習マップ値PrmLの探索パラメータで総入力仕事率最小探索制御手段201を実行する。ステップS303で学習マップ値PrmLが初期値であった場合は、学習フラグFLGLに0を代入してステップS304に進む。
PrmL=map(Tmmx,Nw,Tw)・・・(4)
なお、式(4)の学習マップは、例えば、図4のようなモータ駆動最大トルクTmmxと車両の動作点(車輪回転数Nwと車両要求トルクTw)の軸を持ち、未学習時は初期値として0が入力されている。また、総入力仕事率最小探索制御手段201における探索パラメータがモータ要求トルクである場合にはそれを表す値として1が入力され、総入力仕事率最小探索制御手段201における探索パラメータがエンジン要求トルクである場合にはそれを表す値として2が入力されて学習するマップである。
また、探索パラメータの数は(動力源の数−1)であり、本実施の形態では動力源は2つであるため探索パラメータとするものを判別できるようにしているが、動力源が3つ以上ある場合には探索パラメータが複数存在することになるため、学習マップには「探索パラメータとしないパラメータ」を判別できるようなマップにしてもよい。
ステップS304では、モータ要求トルクTmによる探索勾配SLM、およびエンジン要求トルクTeによる探索勾配SLEを比較し、勾配が大きい方を探索パラメータとして選定する。ここで、それぞれの探索勾配は、後述する総入力仕事率最小探索制御手段201の勾配演算式であり、例えば最急降下法の勾配演算として次式(5)および次式(6)のように演算される。
SLM=α×∂Pt/∂Tm・・・(5)
SLE=β×∂Pt/∂Te・・・(6)
式(5)は、総入力仕事率Ptに対するモータ要求トルクTmの偏微分∂Pt/∂Tmに更新係数αを掛けたものである。式(6)は、総入力仕事率Ptに対するエンジン要求トルクTeの偏微分∂Pt/∂Teに更新係数βを掛けたものである。
ここで、モータ要求トルクTmもしくはエンジン要求トルクTeは、車両要求トルクTwを用いてどちらか一方の変数で整理することができるため、偏微分∂Pt/∂Tmと偏微分∂Pt/∂Teは基本的には同じ値になるが、演算途中で使用する効率マップにおける微小区間の傾きを演算する際などにおいて同じ値とならない場合がある。また、更新係数αと更新係数βは条件によって変化するよう設定されている場合がある。
即ち、図5(a)のように動作点が「ア」から「イ」の方向に動く場合、エンジン効率は複数の等高線を跨いでいるため効率の変化量が大きいことがわかるが、図5(b)のようにモータ駆動効率特性では同じ動作点変化であっても効率の変化量はエンジン効率ほどではない。これら特性を鑑みて、更新係数αと更新係数βは、総入力仕事率最小探索制御手段201の収束精度と収束時間のバランスがとれる値として動作点に応じて設定してある。例えば、図5(b)の「ア」の動作点では、モータ駆動効率特性の変化が小さい動作点であるため、モータ要求トルクTmをパラメータとした勾配の更新係数αは、エンジン要求トルクTeをパラメータとした勾配の更新係数βよりも大きく設定してある。
これらのことから探索勾配SLEと探索勾配SLMは異なる値となり、探索パラメータによって探索時間が変化する。即ち、探索勾配が大きい方が、探索1回あたりの更新が大きいため、総入力仕事率最小探索制御手段201の収束が早くなる。このステップS304が探索パラメータ選定手段203に相当する。
ステップS305では、ステップS303もしくはステップS304で選定された探索パラメータを用いて総入力仕事率最小探索制御手段201での総入力仕事率最小探索を実行する。例えば、所定時間周期のメインルーチン内のサブルーチン毎において、前述の式(5)もしくは式(6)のような勾配で探索パラメータのモータ要求トルクTmもしくはエンジン要求トルクTeを更新し、探索値収束条件成立もしくは所定探索回数となるまで演算し続ける。このように、最急降下法などの勾配法による最適化問題アルゴリズムで総入力仕事率Ptの最小値を演算する。
次に、ステップS306において、ステップS302で演算したモータ駆動最大トルクTmmxとステップS303で演算した車輪回転数Nwと、車両要求トルクTwにおける学習マップ値を、ステップS305で使用した探索パラメータと判別できる値(例えば、前述の通りエンジン要求トルクTeが探索パラメータだった場合には1が、モータ要求トルクTmが探索パラメータだった場合には2となるなど)で更新する。このステップS306およびステップS303が探索パラメータ学習手段205に相当する。
ステップS306の終了後、サブルーチンを終了し、演算したエンジン要求トルクTeおよびモータ要求トルクTmにトルクを分配して制御するトルク分配制御手段202が実行される。
なお、前記説明のように、探索パラメータの選定は、ステップS304で実施し、その後にステップS305で総入力仕事率最小探索を実行している。よって、探索パラメータを選定するために演算する前記(5)式、および(6)式におけるモータ要求トルクTm、エンジン要求トルクTeは、現在、即ち、サブルーチンの1演算周期前にメモリに記憶されているモータ要求トルクであり、エンジン要求トルクである。よって、それぞれの偏微分値は、これらの値を用いているため、サブルーチンの1演算周期において一意な値となる。
また、サブルーチンの1演算周期毎に変化するモータ要求トルクTmおよびエンジン要求トルクTeに対する更新係数α、βは、前述のように、あらかじめ設定されている。
以上説明した実施の形態1に係るハイブリッド車両の制御装置において、複数の動力源による車両動作の条件が成立中に、探索パラメータ学習値、もしくは総入力仕事率最小探索において勾配が大きくなるパラメータを探索パラメータとして総入力仕事率最小探索を実施し、複数動力源におけるトルクの分配を演算する実行例について図6のタイミングチャートを用いて説明する。
まず初めに、時刻aのタイミングにおいて、運転者の加速要求によりアクセルが踏まれるのに応じて、車両要求トルクTwが増加する。このタイミングにおけるモータ駆動最大トルクTmmx、車輪回転数Nw、車両要求トルクTwからマップ参照される学習マップ値PrmLは初期値であったため、学習フラグFLGLが0となる。モータ要求トルクTmによる探索勾配、およびエンジン要求トルクTeによる探索勾配を比較して選定された結果、モータ要求トルクTmが探索パラメータPrmとなり、総入力仕事率最小探索により最小となる総入力仕事率Ptが演算される。またこの際、探索パラメータPrmを学習マップに記憶して更新される。この総入力仕事率Ptとなるエンジン要求トルクTeおよびモータ要求トルクTmでエンジン101およびモータ102が動作するため、運転者の加速要求に対し、必要最小限の燃料および電力で車速が増加する。
次に、時刻bのタイミングにおいて、時刻aより継続して加速要求がされているが、モータ駆動最大トルクTmmx、車輪回転数Nw、車両要求トルクTwが時刻aから大きく変化していないため時刻aで学習されたマップ値が参照され、学習フラグFLGLが1となる。その学習マップ値、即ちモータ要求トルクTmを探索パラメータPrmとして用い、総入力仕事率最小探索により最小となる総入力仕事率Ptが演算され、その際のエンジン要求トルクTeおよびモータ要求トルクTmでエンジン101およびモータ102が動作する。そのため、学習マップにより探索パラメータ選定時の処理時間を低減し、総入力仕事率最小探索における探索時間に余裕を持たせることができるため、最小の総入力仕事率Ptの探索を確実に演算でき、必要最小限の燃料および電力で車速が増加する。
次に、時刻cのタイミングにおいては、時刻aおよび時刻bよりも大きな加速要求がされている。そのため、モータ駆動最大トルクTmmx、車輪回転数Nw、車両要求トルクTwが大きく変化し、学習マップの参照先は時刻aおよび時刻bとは別の点となる。
時刻cにおける学習マップの参照先は、初期値であったため、学習フラグFLGLが0となる。そして、探索パラメータ選定の結果、エンジン要求トルクTeが探索パラメータPrmとなり、総入力仕事率最小探索により最小となる総入力仕事率Ptが演算されると共に、探索パラメータPrmが学習マップに記憶される。
ここで、従来の探索パラメータとした場合と本実施の形態の探索パラメータとした場合において総入力仕事率最小探索の演算結果、即ち総入力仕事率Ptが異なる挙動を図7を用いて説明する。
図7では、図6の時刻cのタイミングにおける総入力仕事率最小探索の探索回数とその探索途中の総入力仕事率Ptを表している。従来、即ちモータ要求トルクTmを探索パラメータとした場合、総入力仕事率最小探索における勾配が比較的小さく、探索中の総入力仕事率Ptが収束、即ち総入力仕事率が最小になる値を探索完了するのに探索回数が多くかかる。但し、車両用ECU112の処理時間などの問題から、探索回数制限によって探索が強制的に終了されてしまうため、その時点での総入力仕事率Ptが図6の時刻cの総入力仕事率Ptとなる。
一方、本実施の形態では、モータ要求トルクTmではなくエンジン要求トルクTeを探索パラメータとして用いており、図7における総入力仕事率Ptが探索回数制限前に収束する。そのため、総入力仕事率Ptの最小値が図6の時刻cの最終的な総入力仕事率Ptとなる。
よって、図6の時刻cにおいて、従来と本実施の形態との間に探索結果である総入力仕事率Ptに差が生じ、その結果、従来よりも本実施の形態における総入力仕事率最小探索を実施することにより、必要最小限の燃料および電力で車両を動作させ、燃費を向上することができる。
図6の時刻dのタイミングにおいては、時刻cで学習した探索パラメータを用いて探索される。従来制御ではこの時点でも探索回数限界までに最小の総入力仕事率の探索が完了せずに、探索途中の総入力仕事率となる。しかし、総入力仕事率は徐々に最小値に近づいているため、時刻d以降においては、本実施の形態による総入力仕事率Ptと同等の結果が得られる。
時刻eのタイミングにおいては、学習マップを参照する先が変化したため、一旦、学習フラグFLGLが0になり、モータ要求トルクTmによる探索勾配、およびエンジン要求トルクTeによる探索勾配を比較して選定される探索パラメータPrmを用いて、総入力仕事率最小探索により最小となる総入力仕事率Ptが演算されると共に、探索パラメータPrmが学習マップに記憶される。その結果、必要最小限の燃料および電力で車速が増加する。
以上詳述したように、実施の形態1に係るハイブリッド車両の制御装置およびハイブリッド車両の制御方法によれば、複数の動力源、即ち、エンジン101とモータ102による車両動作の条件が成立中に、総入力仕事率最小探索において勾配が大きくなるパラメータを探索パラメータとして総入力仕事率最小探索を実施することにより、総入力仕事率最小探索における探索時間および探索精度を向上することができる。従って、運転者の要求に対し必要最小限の燃料および電力で車両を動作させ、燃費を向上することができる。また、一度演算した総入力仕事率最小探索において勾配が大きくなるパラメータを学習マップに記憶することで、探索パラメータ選定時の処理時間を低減し、総入力仕事率最小探索における探索時間に余裕を持たせることができるため、最小の総入力仕事率の探索を確実に演算でき、必要最小限の燃料および電力で車両を動作させ、燃費を向上することができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に係る車両の制御装置および車両の制御方法について説明する。実施の形態1では、エンジンとモータを駆動源とするハイブリッド車両を例に挙げて説明したが、モータとモータを駆動源とする電動車両に適用することもできる。
図8は、第1駆動源と第2駆動源の両者をモータとした実施の形態2に係る車両の制御装置を含むシステム全体を示す構成図である。
図8において、第1駆動源である第1のモータ401の動力は、ギア機構(図示せず)から第1のディファレンシャルギア402を介して第1のドライブシャフト403に接続されたタイヤ404へと伝達される。第2駆動源である第2のモータ405の動力は、ギア機構(図示せず)から第2のディファレンシャルギア406を介して第2のドライブシャフト407に接続されたタイヤ408へと伝達される。
第1のモータ401および第2のモータ405は、それぞれインバータ(図示せず)を経由してバッテリ(図示せず)に接続されており、車両減速時における第1のドライブシャフト403と第2のドライブシャフト407からの動力伝達などで発電して電力供給する一方、車両加速時に力行運転を行うことにより第1のドライブシャフト403と第2のドライブシャフト407に動力を伝える。第1のモータ制御用電子コントロールユニット(以下、第1モータ用ECUと称する。)409および第2のモータ制御用電子コントロールユニット(以下、第2モータ用ECUと称する。)410は、マイクロプロセッサなどで構成されており、第1のモータ401および第2のモータ405を適切な状態に制御している。その他の構成については実施の形態1と同様であり、同一符号を付すことにより重複説明を省略する。
上記のように構成された車両の制御装置において、複数の動力源、即ち、第1のモータ401および第2のモータ405による車両動作の条件が成立中に、探索パラメータ学習値、もしくは総入力仕事率最小探索において勾配が大きくなるパラメータを探索パラメータとして総入力仕事率最小探索を実施し、複数動力源におけるトルクの分配を演算する。
この演算については、実施の形態1のモータ102を第2のモータ405、同エンジン101を第1のモータ401、モータ用ECU110を第2モータ用ECU410、エンジン用ECU111を第1モータ用ECU409と置き換えることにより、実施の形態1で説明した演算動作と同様であり説明を省略する。
上記実施の形態2においても実施の形態1と同様、複数の動力源、即ち、第1のモータ401と第2のモータ405による車両動作の条件が成立中に、総入力仕事率最小探索において勾配が大きくなるパラメータを探索パラメータとして総入力仕事率最小探索を実施することにより、総入力仕事率最小探索における探索時間および探索精度を向上することができる。従って、運転者の要求に対し必要最小限の電力で車両を動作させ、電費を向上することができる。また、一度演算した総入力仕事率最小探索において勾配が大きくなるパラメータを学習マップに記憶することで、探索パラメータ選定時の処理時間を低減し、総入力仕事率最小探索における探索時間に余裕を持たせることができるため、最小の総入力仕事率の探索を確実に演算でき、必要最小限の電力で車両を動作させ、電費を向上することができる。
上記実施の形態1では、複数の駆動源としてエンジンとモータをそれぞれ1つ搭載したハイブリッド車両について説明し、実施の形態2では、複数の駆動源として2つのモータを搭載したEV車両について説明したが、本願は、他に4つのモータを搭載したEV車両、あるいはエンジンと2つのモータを搭載したハイブリッド車両にも適用でき、複数の駆動源が搭載された車両に適用できるものである。
また、上記実施の形態1では、複数の駆動源としてエンジンとモータをそれぞれ1つ搭載したハイブリッド車両について燃費向上の効果があることを説明し、実施の形態2では、複数の駆動源として2つのモータを搭載したEV車両について電費向上の効果があることを説明したが、本願は、例えば複数の駆動源としてエンジンとモータを搭載し、外部充電が可能なプラグインハイブリッド車両については、燃費と電費の向上効果があるものである。
以上、本願においては、例示的な実施の形態が記載されているが、実施の形態に記載された様々な特徴、態様、および機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合が含まれるものとする。
101 エンジン、102 モータ、103 クランクプーリ、104 プーリ、105 ベルト、106 トランスミッション、107 ディファレンシャルギア、108 ドライブシャフト、109 タイヤ、110 モータ用ECU、111 エンジン用ECU、112 車両用ECU、113 車速センサ、114 アクセルポジションセンサ、115 ブレーキストロークセンサ、201 総入力仕事率最小探索制御手段、202 トルク分配制御手段、203 探索パラメータ選定手段、204 モータ駆動可能最大トルク演算手段、205 探索パラメータ学習手段、401 第1のモータ、402 第1のディファレンシャルギア、403 第1のドライブシャフト、404,408 タイヤ、405 第2のモータ、406 2のディファレンシャルギア、407 第2のドライブシャフト、409 第1モータ用ECU、410 第2モータ用ECU。

Claims (3)

  1. 複数の駆動源が搭載された車両の制御装置であって、
    前記複数の駆動源を構成する第1駆動源と第2駆動源に要求するトルクを探索パラメータとし、前記複数の駆動源の総入力仕事率が最小となる動作点を探索する総入力仕事率最小探索制御手段と、
    前記総入力仕事率最小探索制御手段で探索された第1駆動源要求トルクおよび第2駆動源要求トルクで車両を動作させるトルク分配制御手段と、
    前記第1駆動源要求トルクおよび前記第2駆動源要求トルクのそれぞれをパラメータとして前記総入力仕事率の勾配を勾配法により演算し、前記第1駆動源要求トルクをパラメータとした前記総入力仕事率の勾配と前記第2駆動源要求トルクをパラメータとした前記総入力仕事率との勾配の大きいパラメータを前記総入力仕事率最小探索制御手段における探索パラメータとして選定する探索パラメータ選定手段と、を備え、
    前記探索パラメータ選定手段の選定した探索パラメータを用いて、前記総入力仕事率最小探索制御手段を動作させることを特徴とする車両の制御装置。
  2. 前記第2駆動源の駆動可能な最大トルクを演算する第2駆動源駆動可能最大トルク演算手段と、
    前記第2駆動源駆動可能最大トルク演算手段と前記車両の動作点に応じて、前記探索パラメータ選定手段の探索パラメータを学習させる探索パラメータ学習手段と、を備え、
    前記車両の動作点における前記総入力仕事率が最小でない場合、次回以降においては学習した探索パラメータを、前記探索パラメータ選定手段の探索パラメータとすることを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 複数の駆動源が搭載された車両の制御方法であって、
    前記複数の駆動源を構成する第1駆動源および第2駆動源に要求するトルクを探索パラメータとし、前記複数の駆動源の総入力仕事率が最小となる動作点を探索する第1のステップと、
    前記第1のステップで探索された前記第1駆動源に要求する第1駆動源要求トルクおよび前記第2駆動源に要求する第2駆動源要求トルクで車両を動作させる第2のステップと、
    前記第1駆動源要求トルクおよび前記第2駆動源要求トルクのそれぞれをパラメータとして前記総入力仕事率の勾配を勾配法により演算し、前記第1駆動源要求トルクをパラメータとした前記総入力仕事率の勾配と前記第2駆動源要求トルクをパラメータとした前記総入力仕事率との勾配の大きいパラメータを選定する第3のステップと、を有し、
    前記第3のステップにおいて選定されたパラメータを用いて、前記総入力仕事率が最小となる動作点を探索することを特徴とする車両の制御方法。
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