JP6772885B2 - 計器装置 - Google Patents

計器装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6772885B2
JP6772885B2 JP2017027589A JP2017027589A JP6772885B2 JP 6772885 B2 JP6772885 B2 JP 6772885B2 JP 2017027589 A JP2017027589 A JP 2017027589A JP 2017027589 A JP2017027589 A JP 2017027589A JP 6772885 B2 JP6772885 B2 JP 6772885B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument device
cover member
circuit board
peripheral wall
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017027589A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018131129A (ja
Inventor
濃 渡部
濃 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP2017027589A priority Critical patent/JP6772885B2/ja
Publication of JP2018131129A publication Critical patent/JP2018131129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6772885B2 publication Critical patent/JP6772885B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

本発明は、回路基板を備えた車両用の計器装置(メータ)に関し、例えば、合成樹脂製のケースに収納した回路基板に接続される電気コードと、ケースに外付けされる電気部品に接続される電気コードとを接続し、両電気コードを保護する構造に関するものである。
従来、この種のメータにあっては、特許文献1に開示されるように、運転者に所定情報を表示するための表示手段と、この表示手段の前方に配設され所定情報を運転者に透視可能とする透過パネルと、運転者に車両の各種状態に応じた聴覚情報を提供する聴覚情報提供手段とを有し、聴覚情報提供手段は表示手段と透過パネルとの間に配設された見返し部材にスピーカを備え、透過パネルにスピーカから発せられる音を前記運転者側に伝達するための音伝達部を形成している。
そして、表示手段の後方に回路基板を配設し、回路基板とスピーカとは、接続部材である電気コードを通じて接続されており、電気コードは、回路基板側からメータ外側へ引き出し案内された電気コードの末端部に設けた雌型コネクタと、スピーカに繋がれた電気コードの末端部に設けた雄型コネクタとで構成され、雄型コネクタを雌型コネクタに装着することでスピーカが電気コードを介して回路基板と接続されるものが知られている。
特開2006−36096号公報
しかしながら、このようなメータは、電気コードをメータの外側へ引き出し案内されているため、メータの車両のインストルメントパネルへの組み付け時や、メータ周りのメンテナンス作業時において、インストルメントパネルや工具に電気コードが引っ掛かることで、電気コードが切れたり、コネクタの接続が抜けたりするといった問題点があった。また、車両の振動などによって電気コードや装着されたコネクタ部が振動して見返し部材等と接触すると異音を発生するといった問題点があった。
そこで本発明の目的は、上記課題に鑑みてなされたものであり、メータの内部側から外部側へと引き出し案内された電気コードと、メータの外部へ外付けされた部品に接続された電気コードとを、良好にかつ安定的に接続固定することのできる電気コードのカバー構造を設けた計器装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る計器装置1は、視覚情報を表示する表示手段10と、前記表示手段10の前方に配設され、前記視覚情報を透視させる透過パネル20と、前記表示手段10と前記透過パネル20との間の空間を周方向に取り囲む周壁部材30と、前記周壁部材30の外側に配設され末端部に第1接続部102を有する第1通電部材101が接続された電気部品100と、前記表示手段10の後方に配設され末端部に第2接続部73を有する第2通電部材72が接続された回路基板70と、前記回路基板70の後方に配設され前記回路基板70を覆う第1カバー部材80と、前記電気部品100を前記周壁部材30の反対側から覆い前記周壁部材30に固定される第2カバー部材90と、を備え、前記第2接続部73は、前記第1カバー部材80の外側に引き出され前記第1接続部102と装着されることで前記電気部品100と前記回路基板70とは電気的に接続され、前記第2カバー部材90は、前記第1通電部材101及び前記第2通電部材72を覆うことを特徴とする。
また、前記周壁部材30又は前記第1カバー部材80は、前記第1接続部102又は前記第2接続部73を固定する固定片35を有することを特徴とする。
また、前記第2カバー部材90は、前記第1接続部102と前記第2接続部73との装着箇所を視認可能な貫通孔をした確認用窓部91を有することを特徴とする。
また、前記第2カバー部材90は、前記第1,第2接続部102,73のいずれかを前記周壁部材30又は前記第1カバー部材80とで挟持する押し圧部92を内側に有することを特徴とする。
また、前記第1カバー部材80に前記第2接続部の抜け止めとなる第1抜け止め片84、又は、前記周壁部材30に前記第1接続部102の抜け止めとなる第2抜け止め片36、を有することを特徴とする。
また、前記確認用窓部91の一辺は、視認方向において前記第1,第2接続部102,73のいずれかの一辺と同一位置に設定されることで、前記第1,第2接続部102,73のいずれかの嵌合確認が可能となる嵌合確認用端面95を有することを特徴とする。
また、前記周壁部材30は、前記電気部品100に対応する位置に、前記電気部品100に向かって開口すると共に前記空間に連通する連通孔32を有することを特徴とする。
また、前記電気部品100は、電気エネルギーを光に変えて発する視覚情報提供部品であることを特徴とする。
また、前記電気部品100は、電気信号を音に変えて発する聴覚情報提供部品であることを特徴とする。
また、前記第2カバー部材90は、前記電気部品100に対応する位置に、前記電気部品100に向かって開口するカバー連通孔94を有することを特徴とする。
本発明は、メータの内部側から外部側へと引き出し案内された電気コードと、メータの外部へ外付けされた部品に接続された電気コードとを、良好にかつ安定的に接続固定することのできる電気コードのカバー構造を設けた計器装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る計器装置1の概略平面図。 図1に示す計器装置1を斜め上後方から見た図。 図2に示すA−A線に沿った要部断面図。 図2のスピーカカバー90を省いた図。 図4の回路基板70及びスピーカ100を省いた図。 同上実施形態のスピーカカバー90単品を下方から見た図。 同上実施形態の確認用窓部91を面直方向から見た図。 図3の断面図の第2の実施形態を示す図。
以下、図1乃至8に基づいて、本発明の車両用の計器装置1の実施形態を説明する。また、計器装置1の上下、左右、前後の方向を、各図中に矢印にて示す。
本発明の第1の実施形態を図1乃至7に基づいて説明する。図1,2,3に示すように、視覚情報を表示する表示手段10と、表示手段10の前方に配設され、視覚情報を透視させる透過パネル20と、表示手段10と透過パネル20との間の空間を周方向に取り囲む見返し部材30(周壁部材)と、見返し部材30の外側に配設され末端部に雄型コネクタ102(第1接続部)を有するスピーカ側コード103(第1通電部材)が接続されたスピーカ100(電気部品)と、表示手段10の後方に配設され末端部に雌型コネクタ73(第2接続部)を有する回路側コード72(第2通電部材)が接続された回路基板70と、回路基板70の背後で回路基板70を覆う裏カバー80(第1カバー部材)と、スピーカ100を見返し部材30の反対側から覆い見返し部材30に固定するスピーカカバー90(第2カバー部材)と、を備え、雌型コネクタ73と雄型コネクタ102が装着されることでスピーカ100と回路基板70とは電気的に接続され、スピーカカバー90は、スピーカ側コード101と回路側コード72とを覆うものである。
表示手段10は、図1に示すように、計器装置1の中央に表示される表示パネル50と、表示パネル50の右側に表示されるスピードメータ11と、表示パネル50の左側に配置されるタコメータ12と、各部に配置される各種のインジケータ13と、を有するものである。
また、表示手段10は、図1,3に示すように、表示パネル50と、表示パネル50の前方に配置される文字板40と、文字板40の前面に配置されるスピード指針11a、タコ指針12aと、表示パネル50の後方に配置される回路基板70と、文字板40と回路基板70の間に配設され、文字板40と表示パネル50を支持する中ケース60と、から構成される。
表示パネル50は、TFT(Thin Film Transistor)モジュール等の液晶表示手段や、有機EL(Electro Luminescence)モジュール等からなり、オドメータ、トリップメータ、燃料計、水温計及びシフトポジションを含む各種情報の表示を行い、文字板40の透視部41から視認される。また、表示パネル50は、背面からFPC(Flexible Printed Circuits)51が回路基板70に向かい垂れ下がり、FPCの先端が回路基板70の裏面側に実装されたFPCコネクタ74に装着されて回路基板70との通電を可能とし、回路基板70からの入力信号に基づいて上記各種情報を表示させる。
スピードメータ11は、合成樹脂からなるスピード指針11aと、文字板40に意匠が形成されたスピード指標部11bと、を備えて車両の速度を表示するアナログ式計器である。また、タコメータ12は、合成樹脂からなるタコ指針12aと、文字板40に意匠が形成されたタコ指標部12bと、を備えてエンジン回転数を表示するアナログ式計器である。スピード指針11a及びスピード指標部11b並びにタコ指針12a及びタコ指標部12bは、中ケース60によりそれぞれが仕切り壁(図示せず)により仕切られ、それぞれの仕切り壁の内側の回路基板70の上に設けられたLED(Light Emitting Diode)からなる光源(図示せず)により発光される。
インジケータ13は、文字板40に意匠が形成され、回路基板70の上に設けられたLEDからなる光源により発光されるものであり、ターンランプやハイビーム等の機器の作動を表示する作動灯13a等や、シートベルト未装着や残燃料の少量等を警告表示する警告灯13bがある。また、これら作動灯13aや警告灯13bもまた、中ケース60によりそれぞれがBOX形状の仕切り壁(図示せず)により仕切られている。
透過パネル20は、例えば透明PMMA(アクリル)樹脂等の透光性合成樹脂からなり、見返し部材30の前方を覆う被覆部材としての機能を有している。また、透過パネル20は、表示手段10を前記運転者に対して視認可能に構成されている。また、透過パネル20は、外周に複数個の第1フック21を有し、第1フック21が見返し部材30に設けられる第1フック穴38に嵌合されることで見返し部材30に固定される
見返し部材30は、表示手段10と透過パネル20との間の空間を周方向に取り囲み、例えば黒色PP(ポリプロピレン)樹脂等の合成樹脂からなり、表示手段10を前記運転者に露出する開口部31を備えている。また、見返し部材30は、表示手段10側の開口が後方にL字状に延びた見返し縁部33を有し、見返し縁部33には複数個の第2フック39を有し、第2フック39が裏カバー80に設けられる第2フック穴83に嵌合されることで、裏カバー80に固定される。このようにして計器装置1は、透過パネル20と見返し部材30と、裏カバー80とで筐体を形成される。
スピーカ100は、詳細は図示しないが磁気回路、ボイスコイル、振動板及びフレームとから構成されて、ボイスコイルに電流を流すとボイスコイルに力が作用し、ボイスコイルの動きに連動して振動板が振動することによって音を発する円盤形状をした動電型スピーカ(コーンスピーカ)からなり、見返し部材30の外側に配設され、音声出力信号(電気信号)を音に変えて音声や警告音を発する視覚情報提供部品である。
また、スピーカ100は、図2乃至4に示すように、見返し部材30の外側で円盤形状の面方向を開口部31に向けて配設され、見返し部材30の反対側からスピーカカバー90に覆われて、スピーカカバー90と見返し部材30により挟持固定される。また、スピーカ100は、末端部に樹脂製の直方体をした雄型コネクタ102を有する電気コードからなるスピーカ側コード101が接続されている。
また、見返し部材30は、スピーカ100に対応する位置に、スピーカ100に向かって開口すると共に、開口部31の内側の空間に連通する複数の長穴形状の見返し連通孔(連通孔)32を有する。スピーカ100から音が発せられると、見返し連通孔32から開口部31の内側の空間に音が伝播し、透過パネル20を振動させ、運転者に音を伝えることができる。
文字板40は、例えば、透明の薄板平面状のPC(ポリカーボネート)樹脂等の透過光性樹脂シートからなり、先述の透視部41、スピード指標部11b、タコ指標部12b及びインジケータ13が文字板40の表裏面に遮光性インキを印刷して形成されている。また、文字板40は、前方の見返し部材30と後方の中ケース60とで挟持固定されている。
中ケース60は、白色PP樹脂などの不透過性の合成樹脂からなり、文字板40と回路基板70の間に配設され、文字板40や表示パネル50を支持固定する。また、中ケース60は、先述のスピード指針11a、スピード指標部11b、タコ指針12a、タコ指標部12b、インジケータ13及び表示パネル50を仕切り壁(図示せず)により仕切り、それぞれの照明光の漏れを防止している。
回路基板70は、例えばFR−4(Flame Retardant−4)等のガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなる。また、回路基板70は、前記各種光源、スピード指針11a、タコ指針12aを回転駆動する駆動本体(図示せず)、それらの駆動・制御を行うマイクロプロセッサーからなる駆動手段(図示せず)及び例えば抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)が前記配線パターンに導通接続されている。
また、回路基板70は、裏カバー80に設けられたコネクタ穴81から露出する外部接続用コネクタ75を有し、計器装置1と外部とを通電接続させる。回路側コード72は、末端部に樹脂製の大小2つの直方体が合わさった形状をした雌型コネクタ73と、反対側の末端部に樹脂製の直方体をした実装コネクタ71と、を有し、実装コネクタ71が回路基板70の前面に実装されている。尚、雌型コネクタ73は、雌型コネクタ73の大きい方の直方体である第1直方体73aに雄型コネクタ102が挿入される穴を有し、雌型コネクタ73の小さい方の直方体である第2直方体73bに回路側コード72が接続されている。
裏カバー80は、白色PP樹脂などの不透過性の合成樹脂からなり、前方が開口した箱体形状をしており、内部に、表示手段10を収納する。また、裏カバー80は、開口から前方にL字状に延びた裏カバー縁部82を有し、裏カバー縁部82には見返し部材30の第2フック39に対応した位置に第2フック穴83を有し、第2フック穴83に第2フック39が嵌合される。また、裏カバー80は、図4に示すように、裏カバー縁部82に雌型コネクタ73を裏カバー80の外側に引き出し案内すると共に、回路側コード72を挟持するスリット85を有する。
また、見返し部材30は、図2乃至5に示すように、見返し縁部33に一対の弾性を有する先端にかえしのついたコネクタ固定フック35を有し、裏カバー80の外側に引き出し案内された雌型コネクタ73の第1直方体73aは、コネクタ固定フック35に雄型コネクタ102の挿入される穴の方を前方(スピーカ100の方)に向けて固定される。
また、裏カバー80は、図4乃至7に示すように、裏カバー縁部82に雌型コネクタ73のコネクタ固定フック35からの抜け止めとなる第1抜け止め片84を有する。第1抜け止め片84は、雌型コネクタ73の第1,第2直方体73a,73bの結合段部73cに少しの隙間を空けて対向するように裏カバー縁部82からリブ状に突出形成され、尚且つ、第2直方体73bの左右方向を挟持するように一対に設けられている。
このように形成されることにより、雌型コネクタ73は、上下方向をコネクタ固定フック35で規制され、後方及び左右方向を第1抜け止め片84で規制されているので、見返し部材30にスピーカ100を配置した後に、雄型コネクタ102を雌型コネクタ73に挿入して装着する際、雌型コネクタ73を手で掴む必要が無いので、容易且つ迅速に組立を行うことができる。
また、見返し部材30は、見返し縁部33に雄型コネクタ102の雌型コネクタ73からの接続の抜け止めとなる第2抜け止め片36を有する。第2抜け止め片36は、雄型コネクタ102のスピーカ側コード101の出ているコード面102aの下側の角に斜めに接する抜け止め斜面36aを有する。また、第2抜け止め片36は、スピーカ側コード101を挟んで左右方向に一対に設けられている。
このように形成されることにより、コネクタ固定フック35に固定された雌型コネクタ73に雄型コネクタ102を挿入して装着する際、雄型コネクタ102は抜け止め斜面36aを摺動しながら雌型コネクタ73に挿入できるので、容易且つ迅速に組立を行うことができる。尚、このように形成されることにより、雄型コネクタ102と雌型コネクタ73を先に装着した後でも、雄型コネクタ102と雌型コネクタ73を容易にコネクタ固定フック35に係止することができる。
スピーカカバー90は、白色PP樹脂等の不透過性の合成樹脂からなり、下面が開口した箱体形状をしている。また、スピーカカバー90は、計器装置1の上側に見返し部材30と裏カバー80に跨って配置され、見返し部材30との間でスピーカカバー90の開口内にスピーカ100、スピーカ側コード101及び回路側コード72を覆う。このように形成されることで、計器装置1を車両のインストルメントパネルに組み付ける時や、計器装置1の周りのメンテナンス作業を行う時に、インストルメントパネルや工具にスピーカ側コード101や回路側コード72が引っ掛かることによって、スピーカ側コード101や回路側コード72が切れたり、雌型コネクタ73と雄型コネクタ102の装着外れたりすることを防止できる。
また、スピーカカバー90は、図6に示すように、スピーカ100に対応する位置の左右に、ビス貫通孔93aを有するボス受け部93を有する。また、見返し部材30は、ビス貫通孔93aに対応する位置にビス孔34aを有し、ボス受け部93を当接するボス部34を有する。こうように形成されることにより、ビス孔34aにビス200が締め付けられると、スピーカカバー90は、見返し部材30に固定され、スピーカ100は、見返し部材30とスピーカカバー90に挟持される。
また、スピーカカバー90は、図7に示すように、コネクタ固定フック35に対応する位置に、雌型コネクタ73と雄型コネクタ102の装着箇所を視認可能に矩形の貫通孔が開けられた確認用窓部91を有する。これにより、スピーカカバー90をビス200で固定した後でも、雌型コネクタ73と雄型コネクタ102の接続が正常に行われているかどうかを容易に確認することができる。確認用窓部91は、第1直方体73aが完全に視認可能に設けられ、第2直方体73bは一部が隠れるように形成されている。
また、スピーカカバー90は、確認用窓部91の後ろ側の雌型コネクタ73の第2直方体73bに対応する位置に、第2直方体73bに当接し、裏カバー80とで第2直方体73bを挟持する断面が半月形状に突出した押し圧部92を内側に有する。このように形成されることで、接続された雄型コネクタ102と雌型コネクタ73は、押し圧部92とコネクタ固定フック35で上下方向を保持固定され、また、第2抜け止め片36と第1抜け止め片84で前後方向と左右方向を保持固定されるので、車両等の振動による振動を防止でき、振動による見返し部材30及び裏カバー80との間の異音の発生を防止することができる。
また、スピーカカバー90は、スピーカ100に対応する位置に、スピーカ100に向かって開口するカバー連通孔94を有する。これにより、スピーカ100から音が発せられると、カバー連通孔94から車両のインストルメントパネル内の空間に音が伝播し、インストルメントパネルと計器装置1の隙間から運転者に音を伝えることができるので、先述の透過パネル20の振動により運転者に伝えられる音に加えることで、運転者により大きな音を伝えることができる。
また、スピーカカバー90は、確認用窓部91を覗き見る方向(下方向)において、確認用窓部91の一辺に一部が突出し、突出面が雄型コネクタ102のコード面102aと同一位置に設定されている嵌合確認用端面95を有する。これにより、コード面102aと嵌合確認用端面95とを見比べることにより、雄型コネクタ102が正常に雌型コネクタ73に装着されているかどうかを確実且つ容易に確認することができる。
本発明の第2の実施形態を図8に基づいて説明する。本実施形態では、見返し部材30にスピーカ100ではなく第2回路基板300(電気部品)を、その面方向を見返し部材30に向けて配設し、第2回路基板300を見返し部材30の反対側から覆い見返し部材30に固定する第2回路基板カバー400(第2カバー部材)を備えたものである。
第2回路基板300は、電気コードからなる第2回路側コード302(第1通電部材)が接続されている。第2回路側コード302は、末端部に樹脂製の直方体をした第2雄型コネクタ303(第1接続部)と、反対側の末端部に樹脂製の直方体をした第2実装コネクタ301と、を有し、第2実装コネクタ301が第2回路基板300の上面に実装されている。そして、第2雄型コネクタ303が雌型コネクタ73に装着されることで第2回路基板300と回路基板70とは電気的に接続される。
また、第2回路基板カバー400は、計器装置1の上側に見返し部材30と裏カバー80に跨って配置され、見返し部材30との間で第2回路基板300と第2回路側コード302と回路側コード72とを覆うものである。
また、第2回路基板300は、下面に複数のLEDからなる光源304が実装されている。また、見返し部材30は、光源304から少し文字板40側にずれた位置に、第2回路基板300に向かって開口すると共に、開口部31の内側の空間に連通する矩形の第2見返し連通孔37を有する。光源304から光が発せられると、この第2見返し連通孔37から開口部31の内側を経由し文字板40に光が照射されキャバレー照明とすることができる。このように、第2回路基板300は、電気エネルギーを光に変えて発する視覚情報提供部品である。
第2回路基板カバー400もまた、スピーカカバー90同様に見返し部材30にビス200で固定され、また、確認用窓部91や押し圧部92を有する。
尚、本発明の計器装置1を上記した実施形態の構成にて例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構成においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
本発明は、車両用の計器装置に関し、例えば、自動車やオートバイ、あるいは農業機械や建設機械を備えた移動体に搭載される車両用の計器装置に適用することができる。
1 計器装置
10 表示手段
20 透過パネル
30 見返し部材(周壁部材)
32 見返し連通孔32(連通孔)
35 コネクタ固定フック(固定片)
36 第1抜け止め片(抜け止め片)
70 回路基板
72 回路側コード(第2通電部材)
73 回路側コネクタ(第2接続部)
80 裏カバー(第1カバー部材)
84 第2抜け止め片(抜け止め片)
90 スピーカカバー(第2カバー部材)
91 確認用窓部
92 押し圧部
94 カバー連通孔
95 嵌合確認用端面
100 スピーカ(電気部品)
101 スピーカ側コード(第1通電部材)
102 スピーカ側コネクタ(第1接続部)
300 第2回路基板(電気部品)

Claims (10)

  1. 視覚情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段の前方に配設され、前記視覚情報を透視させる透過パネルと、
    前記表示手段と前記透過パネルとの間の空間を周方向に取り囲む周壁部材と、
    前記周壁部材の外側に配設され末端部に第1接続部を有する第1通電部材が接続された電気部品と、
    前記表示手段の後方に配設され末端部に第2接続部を有する第2通電部材が接続された回路基板と、
    前記回路基板の後方に配設され前記回路基板を覆う第1カバー部材と、
    前記電気部品を前記周壁部材の反対側から覆い前記周壁部材に固定される第2カバー部材と、を備え、
    前記第2接続部は、前記第1カバー部材の外側に引き出され前記第1接続部と装着されることで前記電気部品と前記回路基板とは電気的に接続され、
    前記第2カバー部材は、前記第1通電部材及び前記第2通電部材を覆うことを特徴とする計器装置。
  2. 前記周壁部材又は前記第1カバー部材は、前記第1接続部又は前記第2接続部を固定する固定片を有することを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
  3. 前記第2カバー部材は、前記第1接続部と前記第2接続部との装着箇所を視認可能な貫通孔をした確認用窓部を有することを特徴とする請求項2に記載の計器装置。
  4. 前記第2カバー部材は、前記第1,第2接続部のいずれかを前記周壁部材又は前記第1カバー部材とで挟持する押し圧部を内側に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の計器装置。
  5. 前記第1カバー部材に前記第2接続部の抜け止めとなる抜け止め片、又は、前記周壁部材に前記第1接続部の抜け止めとなる抜け止め片、を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の計器装置。
  6. 前記確認用窓部の一辺は、視認方向において前記第1,第2接続部のいずれかの一辺と同一位置に設定されることで、前記第1,第2接続部のいずれかの嵌合確認が可能となる嵌合確認用端面を有することを特徴とする請求項3に記載の計器装置。
  7. 前記周壁部材は、前記電気部品に対応する位置に、前記電気部品に向かって開口すると共に前記空間に連通する連通孔を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の計器装置。
  8. 前記電気部品は、電気エネルギーを光に変えて発する視覚情報提供部品であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の車両用の計器装置。
  9. 前記電気部品は、電気信号を音に変えて発する聴覚情報提供部品であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の車両用の計器装置。
  10. 前記第2カバー部材は、前記電気部品に対応する位置に、前記電気部品に向かって開口するカバー連通孔を有することを特徴とする請求項9に記載の計器装置。
JP2017027589A 2017-02-17 2017-02-17 計器装置 Expired - Fee Related JP6772885B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017027589A JP6772885B2 (ja) 2017-02-17 2017-02-17 計器装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017027589A JP6772885B2 (ja) 2017-02-17 2017-02-17 計器装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018131129A JP2018131129A (ja) 2018-08-23
JP6772885B2 true JP6772885B2 (ja) 2020-10-21

Family

ID=63247890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017027589A Expired - Fee Related JP6772885B2 (ja) 2017-02-17 2017-02-17 計器装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6772885B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7262253B2 (ja) * 2019-03-13 2023-04-21 日本精機株式会社 電子部品モジュール、電子部品モジュールと筐体との取付構造及びこれを備えた制御装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4433070B2 (ja) * 2007-09-28 2010-03-17 株式会社デンソー 車両用表示装置
JP4678552B2 (ja) * 2008-12-17 2011-04-27 株式会社デンソー 車両用表示装置
JP2010010395A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Nippon Seiki Co Ltd プリント配線板の接続構造
JP5446043B2 (ja) * 2010-01-13 2014-03-19 スズキ株式会社 インストルメントパネル構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018131129A (ja) 2018-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4802980B2 (ja) 表示装置
US20120250280A1 (en) Instrument device
US8640559B2 (en) Instrument apparatus
JP2007003630A (ja) 表示装置
JP2019077283A (ja) 車載撮影装置
JP2013178422A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2005037238A (ja) 車両用指針計器
JP6772885B2 (ja) 計器装置
JP6201321B2 (ja) 表示装置
JP2018122800A (ja) 車両用表示装置
JP4492505B2 (ja) 車両用表示装置
JP4894371B2 (ja) 車両用表示装置
WO2018139432A1 (ja) 表示装置
JP2015232497A (ja) 車両用指針計器
JP6651939B2 (ja) 表示装置
WO2021066150A1 (ja) 表示装置
JP2018159617A (ja) 表示装置
JP5846155B2 (ja) 車両用表示装置
WO2018147190A1 (ja) 車両用表示装置
WO2014092063A1 (ja) 電子制御装置
JP2015101154A (ja) 車両用表示装置
CN221175747U (zh) 显示装置
JP2019006171A (ja) 表示装置
JP4962269B2 (ja) 指針計器
JP2016008947A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6772885

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees