JP6771307B2 - 水処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水処理装置に関する。
有機物、微生物(細菌類等)、それらの残骸等を含む各種排水(工業排水、生活排水等)を処理する方法としては、処理槽内において排水を活性汚泥によって生物化学的に処理するとともに、処理槽内に浸漬された膜ユニットによって汚泥と処理水とを固液分離する膜分離活性汚泥法が知られている。
膜ユニットとしては、複数の中空糸膜エレメントが内部に配列された中空糸膜モジュールと、中空糸膜モジュールの下方に配置された複数の散気管を有する散気装置とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
膜ユニットにおいては、膜閉塞または膜破断、散気管の閉塞等が発生する場合があるため、定期的または臨時にメンテナンスを行う必要がある。メンテナンスの際には、膜ユニット全体を処理槽からクレーン等の重機、設備等で引き上げる必要があるため、クレーン等の重機、設備等を用意するための費用がかかるという問題がある。
メンテナンスの際に、処理槽内で膜エレメントを容易に抜き出すことができる膜ユニットが提案されている(特許文献2)。
しかし、膜エレメントの抜き出し方向が水平方向であるため、処理槽が狭い場合、処理槽内で膜エレメントを抜け出せないことがある。また、散気装置のメンテナンスを行う場合は、膜ユニット全体を処理槽からクレーン等の重機、設備等で引き上げる必要がある。
特開2007−152179号公報 特開2009−148743号公報
本発明は、メンテナンスの際に膜ユニット全体を水槽から引き上げる必要がなく、メンテナンスが必要な膜エレメントまたは散気管を含む膜ユニットの一部のみを水槽から引き上げることができる水処理装置を提供する。
本発明は、下記の態様を有する。
<1>水槽と、前記水槽内に存在する膜ユニットとを備えた水処理装置であり;前記膜ユニットが、少なくとも1つの矩形の膜エレメントと、少なくとも1つの散気管とを有する膜カセットの複数が集合した集合体であり;前記複数の膜カセットが、個々に出し入れ可能となるように、水槽内に配置されている、水処理装置。
<2>前記膜ユニットが、前記複数の膜カセットを収束させるように、前記集合体に着脱可能に装着された収束部材をさらに備えた、前記<1>の水処理装置。
<3>隣り合う前記膜カセットにおいて前記膜カセット間の境界を挟んで最も接近する膜エレメントの中心間距離Xと、前記膜カセットにおいて隣り合う前記膜エレメントの中心間距離Yとが、X≦3×Yを満足する、前記<1>または<2>の水処理装置。
<4>前記膜エレメントが、中空糸膜エレメントである、前記<1>〜<3>のいずれかの水処理装置。
<5>前記膜カセットを水槽内に配置した状態において、前記中空糸膜エレメントにおける中空糸膜の長さ方向が、鉛直方向に対して交差している、前記<4>の水処理装置。
<6>前記膜カセットが、前記膜エレメントと、前記膜エレメントの四辺を囲み、かつ少なくとも一部において前記膜エレメントを保持するフレームとを有し;前記膜カセットを水槽内に配置した状態において、前記フレームを構成する部材のうち、前記膜エレメントの下側にある部材が、散気管であり、前記膜エレメントの上側にある部材が、持ち手となる部材である、前記<1>〜<5>のいずれかの水処理装置。
本発明の水処理装置においては、メンテナンスの際に膜ユニット全体を水槽から引き上げる必要がなく、メンテナンスが必要な膜エレメントまたは散気管を含む膜ユニットの一部のみを水槽から引き上げることができる。
本発明の水処理装置の一例を示す斜視図である。 膜カセットの一例を示す斜視図である。 図2の膜カセットの断面図である。 膜エレメントの一例を示す正面図である。 収束部材の一例を示す斜視図である。 2つの膜カセットを並んだ状態で配置した状態を示す側面図である。 水槽に膜カセットを挿入する様子を示す斜視図である。 水槽内に配置された複数の膜カセットの集合体に収束部材を装着する様子を示す斜視図である。 膜カセットの他の例を示す斜視図である。 膜カセットの他の例を示す斜視図である。
以下の用語の定義は、本明細書および特許請求の範囲にわたって適用される。
「膜エレメント」とは、膜(中空糸膜束、平膜等)が支持体(流路材を含む。)に固定されたものをいう。
「膜モジュール」とは、複数の膜エレメントを一体化したものをいう。
「膜カセット」とは、膜エレメントと散気管とが一体化し、複数の膜カセットが集合することによって1つの膜ユニットを構成し得るものをいう。
「膜ユニット」とは、複数の膜エレメントと散気手段とを備えたものをいう。膜モジュールと散気装置とを組み合わせたものであってもよく、複数の膜カセットが集合したものであってもよい。
<水処理装置>
図1は、本発明の水処理装置の一例を示す斜視図である。
水処理装置1は、水槽2と、水槽2内に存在する膜ユニット3と、膜ユニット3に集水ホース4を介して接続された集水ヘッダ5と、集水ヘッダ5に接続された吸引ポンプ(図示略)と、膜ユニット3に給気ホース6を介して接続されたブロア(図示略)と、吸引ポンプ、ブロア等に電気的に接続された制御装置(図示略)とを備える。
(水槽)
水槽2は、底部に接続された抜液管7を有する。抜液管7は、途中に抜液バルブ8を有する。
水槽2の底部に近い内側壁には、水槽2内の膜ユニット3の位置決めのための位置決め板9が突設されている。
(膜ユニット)
膜ユニット3は、複数の矩形(平型)の中空糸膜エレメント11と、散気管24とを有する膜カセット10の複数が、中空糸膜エレメント11が互いに平行となるように集合した集合体である。
膜ユニット3は、複数の膜カセット10を収束させるように、膜カセット10の集合体に着脱可能に装着された収束部材12をさらに備える。膜ユニット3が収束部材12を備えることによって、水槽2内の被処理水の流れによる膜カセット10の移動が抑えられる。
膜ユニット3における複数の膜カセット10は、収束部材12を取り外した状態においては、水槽2内に固定されることなく、単に整列して配置されているだけであり、個々に出し入れ可能とされている。
膜ユニット3の1個あたりの膜カセット10の数は、2〜50個が好ましく、4〜20個がより好ましい。膜ユニット3の1個あたりの膜カセット10の数が前記範囲の下限値以上であれば、膜カセット10の1個あたりの中空糸膜エレメント11の数を減らすことができるため、膜カセット10が重くなりすぎず、膜カセット10を水槽2から人力で出し入れしやすい。膜ユニット3の1個あたりの膜カセット10の数が前記範囲の上限値以下であれば、水槽2ならびに膜ユニット3がコンパクトになり、水処理装置1全体が簡易な構造になる。
(膜カセット)
膜カセット10は、図2および図3に示すように、互いに平行に揃えられた複数の中空糸膜エレメント11と、中空糸膜エレメント11の四辺を囲み、かつ少なくとも一部において中空糸膜エレメント11を保持するフレーム21とを有する。
膜カセット10の1個あたりの中空糸膜エレメント11の数は、2〜20個が好ましく、2〜10個がより好ましい。膜カセット10の1個あたりの中空糸膜エレメント11の数が前記範囲の下限値以上であれば、膜ユニット3の1個あたりの膜カセット10の数が多くなりすぎず、膜ユニット3の組み立てが容易である。膜カセット10の1個あたりの中空糸膜エレメント11の数が前記範囲の上限値以下であれば、膜カセット10が重くなりすぎず、膜カセット10を水槽2から人力で出し入れしやすい。
膜カセット10の水平方向の長さは、500〜2200mmが好ましく、1000〜1200mmがより好ましい。
膜カセット10の鉛直方向の高さは、300〜1500mmが好ましく、700〜800mmがより好ましい。
膜カセット10の水平方向の厚さは、30〜300mmが好ましく、80〜120mmがより好ましい。
膜カセット10のサイズが前記範囲の下限値以上であれば、膜ユニット3の1個あたりの膜カセット10の数が多くなりすぎず、膜ユニット3の組み立てが容易である。膜カセット10のサイズが前記範囲の上限値以下であれば、膜カセット10が重くなりすぎず、膜カセット10を水槽2から人力で出し入れしやすい。
膜カセット10の湿潤質量は、5〜40kgが好ましく、15〜30kgがより好ましい。膜カセット10の湿潤質量が前記範囲の下限値以上であれば、膜ユニット3の1個あたりの膜カセット10の数が多くなりすぎず、膜ユニット3の組み立てが容易である。膜カセット10の湿潤質量が前記範囲の上限値以下であれば、膜カセット10を水槽2から人力で出し入れしやすい。
膜カセット10の湿潤質量は、被処理水が入った水槽2内に膜カセット10を1日以上浸漬した後、引き上げた直後の膜カセット10の質量である。
(中空糸膜エレメント)
中空糸膜エレメント11は、図4に示すように、複数の中空糸膜13が一方向に引き揃えられた中空糸膜シート状物14と;中空糸膜シート状物14の中空糸膜13の長さ方向の第1の端部が挿入された第1の取水管15と;中空糸膜シート状物14の中空糸膜13の長さ方向の第2の端部が挿入された第2の取水管16とを有する。
中空糸膜シート状物14の第1の端部は、角筒状の第1の取水管15の側壁に形成されたスリット部分から第1の取水管15内に挿入され、中空糸膜13の端部の開口を保った状態でポッティング材(図示略)によって液密に固定されている。
中空糸膜シート状物14の第2の端部は、角筒状の第2の取水管16の側壁に形成されたスリット部分から第2の取水管16内に挿入され、中空糸膜13の端部の開口を保った状態でポッティング材(図示略)によって液密に固定されている。
第1の取水管15は、上端から中空糸膜13の長さ方向の外方に突出して形成された第1の取水口17と;下端から下方に突出して形成された第2の取水口18とを有する。
第2の取水管16は、上端から中空糸膜13の長さ方向の外方に突出して形成された第1の取水口19と;下端から下方に突出して形成された第2の取水口20とを有する。
第1の取水管15の第1の取水口17は、中空糸膜13でろ過され、第1の取水管15内の集水空間に集められた液体を中空糸膜エレメント11の外部に取り出すためのものである。第1の取水口17は、後述するフレーム21の第1の縦部材22における集水ブロック27の差込孔34に嵌合することによって、集水ブロック27に液体を取り出せるようにするとともに、中空糸膜エレメント11をフレーム21に固定するものである。
第1の取水管15の第2の取水口18は、後述するフレーム21の第1の縦部材22における下部固定ブロック28の差込孔36に嵌合することによって、中空糸膜エレメント11をフレーム21に固定するものである。
第2の取水管16の第1の取水口19は、後述するフレーム21の第2の縦部材23における上部固定ブロック30の差込孔37に嵌合することによって、中空糸膜エレメント11をフレーム21に固定するものである。
第2の取水管16の第2の取水口20は、後述するフレーム21の第2の縦部材23における下部固定ブロック31の差込孔38に嵌合することによって、中空糸膜エレメント11をフレーム21に固定するものである。
中空糸膜13の材質としては、例えば、ポリスルホン系樹脂、ポリアクリロニトリル、セルロース誘導体、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、フッ素系樹脂(ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン等)、ポリアミド、ポリエステル、ポリメタクリレート、ポリアクリレート、これらの樹脂の共重合体、これらの樹脂の一部に置換基を導入したもの等が挙げられる。中空糸膜13は、これらの樹脂のうちの1種以上を含むことが好ましい。
中空糸膜13は、内層または外層に支持層を有していてもよい。支持層の材料としては、通液性を有するものが挙げられ、機械的強度および可とう性の点から、中空繊維材料(中空編物、中空組物等)が挙げられる。
第1の取水管15および第2の取水管16の材質としては、機械的強度および耐久性を有するものが好ましく、例えば、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂、変成ポリフェニレンエーテル等が挙げられる。第1の取水管15および第2の取水管16は、これらの樹脂のうちの1種以上を含むことが好ましい。
ポッティング材としては、例えば、熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等)の硬化物、ポリウレタン樹脂、シリコーン系充填材、各種ホットメルト樹脂が挙げられる。
中空糸膜エレメント11の中空糸膜13の長さ方向の長さは、400〜2000mmが好ましく、800〜1200mmがより好ましい。
中空糸膜エレメント11の取水管の長さ方向の長さは、300〜1000mmが好ましく、400〜750mmがより好ましい。
中空糸膜エレメント11の水平方向の厚さは、6〜50mmが好ましく、10〜30mmがより好ましい。
中空糸膜エレメント11のサイズが前記範囲の下限値以上であれば、中空糸膜エレメント11の1個あたりの膜面積が十分に広くなる。そのため、膜カセット10の1個あたりの中空糸膜エレメント11の数が多くなりすぎないため、膜カセット10が重くなりすぎず、膜カセット10を水槽2から人力で出し入れしやすい。中空糸膜エレメント11のサイズが前記範囲の上限値以下であれば、中空糸膜エレメント11が重くなりすぎず、膜カセット10を水槽2から人力で出し入れしやすい。
(フレーム)
フレーム21は、複数の中空糸膜エレメント11を保持する第1の縦部材22および第2の縦部材23と;第1の縦部材22および第2の縦部材23の下部同士を接続する散気管24と;第1の縦部材22および第2の縦部材23の上部同士を接続する丸パイプからなる上部横部材25とを有する。
(縦部材)
第1の縦部材22は、断面コの字形の部材同士を突き合わせた断面H形の縦部材本体26と;縦部材本体26の中空糸膜エレメント11とは反対側の溝の上部に位置し、ボルトで縦部材本体26に固定された集水ブロック27と;縦部材本体26の中空糸膜エレメント11側の溝の下部に位置し、ボルトで縦部材本体26に固定された下部固定ブロック28とを有する。
第2の縦部材23は、断面コの字形の部材同士を突き合わせた断面H形の縦部材本体29と;縦部材本体29の中空糸膜エレメント11とは反対側の溝の上部に位置し、ボルトで縦部材本体29に固定された上部固定ブロック30と;縦部材本体29の中空糸膜エレメント11側の溝の下部に位置し、ボルトで縦部材本体29に固定された下部固定ブロック31とを有する。
第1の縦部材22における集水ブロック27は、ブロック本体32と、ブロック本体32から上方に突出した吐水ノズル33とを有する。ブロック本体32には、縦部材本体26に形成された貫通孔(図示略)を介して中空糸膜エレメント11側に開放した複数の差込孔34と;差込孔34に連通し、かつ吐水ノズル33に接続する集水流路35とが形成されている。
第1の縦部材22における下部固定ブロック28には、上方に開放した複数の差込孔36が形成されている。
第2の縦部材23における上部固定ブロック30には、縦部材本体29のウェブ部に形成された貫通孔(図示略)を介して中空糸膜エレメント11側に開放した複数の差込孔37が形成されている。
第2の縦部材23における下部固定ブロック31には、上方に開放した複数の差込孔38が形成されている。
第1の縦部材22における集水ブロック27は、差込孔34に中空糸膜エレメント11の第1の取水管15の第1の取水口17を嵌合することによって、中空糸膜エレメント11から集水ブロック27に液体を取り出せるようにするとともに、第1の縦部材22によって中空糸膜エレメント11を保持できるようにするものである。また、集水ブロック27は、吐水ノズル33に集水ホース4を接続することによって、集水流路35から集水ヘッダ5に液体を取り出せるようにするものである。
第1の縦部材22における下部固定ブロック28は、差込孔36に中空糸膜エレメント11の第1の取水管15の第2の取水口18を嵌合することによって、第1の縦部材22によって中空糸膜エレメント11を保持できるようにするものである。
第2の縦部材23における上部固定ブロック30は、差込孔37に中空糸膜エレメント11の第2の取水管16の第1の取水口19を嵌合することによって、第2の縦部材23によって中空糸膜エレメント11を保持できるようにするものである。
第2の縦部材23における下部固定ブロック31は、差込孔38に中空糸膜エレメント11の第2の取水管16の第2の取水口20を嵌合することによって、第2の縦部材23によって中空糸膜エレメント11を保持できるようにするものである。
縦部材本体26および縦部材本体29の材質としては、例えば、金属(ステンレス鋼、チタン等)、樹脂(ポリ塩化ビニル、フッ素系樹脂、ポリオレフィン、ABS樹脂、ポリカーボネート等)が挙げられる。
集水ブロック27のブロック本体32および各固定ブロックの材質としては、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ABS樹脂、変成ポリフェニレンエーテル等が挙げられる。
(散気管)
散気管24は、第1の端部側が、第1の縦部材22の縦部材本体26を貫通し、第2の端部側が、第2の縦部材23の縦部材本体29を貫通したパイプ状の散気管本体39と;散気管本体39の第1の端部を封止するキャップ40と;上方に屈曲した散気管本体39の第2の端部に設けられた給気ノズル41とを有する。
給気ノズル41は、給気ホース6を接続することによって、ブロア(図示略)から散気管24に空気を供給できるようにするものである。
散気管本体39には、複数の散気穴42が形成されている。
散気穴42は、例えば、すべてが真下に開口したものであってもよく;真下から周方向に沿って前方に45度傾いて開口したものと、真下から周方向に沿って後方に45度傾いて開口したものとが交互に形成されたものであってもよい。
散気穴42の開口径は、1〜8mmが好ましく、2〜6mmがより好ましい。散気穴42の開口径が前記範囲の下限値以上であれば、散気穴42が閉塞しにくい。また、散気穴42を形成しやすい。散気穴42の開口径が前記範囲の上限値以下であれば、散気管24からの空気の量が多くなりすぎない。
散気穴42のピッチ(中心間距離)は、10〜300mmが好ましく、40〜150mmがより好ましい。散気穴42のピッチが前記範囲の下限値以上であれば、散気穴42の数が多くなりすぎず、空気を均一に散気できる。また、散気管24からの空気の量が多くなりすぎない。散気穴42のピッチが前記範囲の上限値以下であれば、中空糸膜シート状物14において空気が当たりにくい箇所が減り、中空糸膜13の洗浄効率が向上する。
散気管本体39の材質としては、例えば、金属(ステンレス鋼、チタン等)、樹脂(ポリ塩化ビニル、フッ素系樹脂、ポリオレフィン、ABS樹脂、ポリカーボネート等)が挙げられる。
(上部横部材)
上部横部材25は、膜カセット10を水槽2から人力で出し入れする際に、持ち手となる部材である。
上部横部材25は、溶接、接着、嵌合等によって第1の端部が第1の縦部材22に固定され、第2の端部が第2の縦部材23に固定される。
上部横部材25の材質としては、例えば、金属(ステンレス鋼、チタン等)、樹脂(ポリ塩化ビニル、フッ素系樹脂、ポリオレフィン、ABS樹脂、ポリカーボネート等)が挙げられ、機械的強度が高い点から、金属が好ましい。
(収束部材)
収束部材12は、図5に示すように、膜カセット10の配列方向に延びる収束部材本体43と、収束部材本体43の第1の端部から下方に屈曲した第1の当接部44と、収束部材本体43の第2の端部から下方に屈曲した第2の当接部45とを有する。
収束部材12は、膜カセット10の集合体において第1の縦部材22が重なった部分または第2の縦部材23が重なった部分に上方から嵌め合せることによって、膜カセット10の最前列側および最後列側から第1の当接部44および第2の当接部45によって膜カセット10の集合体を挟持し得る。
従来の大型の膜ユニットの場合、収束部材によって複数の膜ユニットを収束させることはない。収束部材は、簡易な構造を有する軽量な膜カセットの移動を抑えるために必要となる部材であり、収束部材の有無によって、本発明の膜ユニットと、従来の大型の膜ユニットとを区別することができる。
(膜カセットの配置)
膜ユニット3における膜カセット10は、下記の条件を満足するように水槽2内に配置されていることが好ましい。
図6に示すように、隣り合う膜カセット10において膜カセット10間の境界を挟んで最も接近する中空糸膜エレメント11の中心間距離Xと、膜カセット10において隣り合う中空糸膜エレメント11の中心間距離Yとが、X≦3×Y(好ましくはX≦2×Y)を満足する。
膜カセット10が前記条件を満足するように配置されていれば、隣り合う膜カセット10間の間隔が広くなりすぎず、隣り合う膜カセット10間を通過する散気管24からの空気の量が抑えられる。そのため、膜カセット10において隣り合う中空糸膜エレメント11間に散気管24からの空気を十分に供給でき、中空糸膜13の洗浄効率の低下が抑えられる。
膜カセット10において隣り合う中空糸膜エレメント11の中心間距離Yは、10〜50mmが好ましく、13〜45mmがより好ましい。Yが前記範囲の下限値以上であれば、膜カセット10において隣り合う中空糸膜エレメント11間に散気管24からの空気を十分に供給でき、中空糸膜13の洗浄効率の低下が抑えられる。Yが前記範囲の上限値以下であれば、膜カセット10をコンパクトにできる。
膜ユニット3における膜カセット10は、中空糸膜エレメント11における中空糸膜13の長さ方向が鉛直方向に対して交差するように水槽2内に配置されていることが好ましい。中空糸膜13の長さ方向が鉛直方向に対して交差していれば、膜ユニット3が鉛直方向に長くなりすぎないため、水槽2が深くなりすぎない。そのため、膜カセット10を水槽2から出し入れしやすい。
膜ユニット3における膜カセット10は、中空糸膜エレメント11の表面が鉛直方向に沿うように水槽2内に配置されていることが好ましい。中空糸膜エレメント11の表面が鉛直方向に沿っていれば、膜カセット10において隣り合う中空糸膜エレメント11間に散気管24からの空気を十分に供給でき、中空糸膜13の洗浄効率が向上する。
(水処理装置の組み立て)
水処理装置1の組み立てについて図面を参照しながら説明する。
図7に示すように、底部に近い内側壁に間隔をあけて複数の位置決め板9が突設された水槽2を用意する。
図7に示すように、散気管24の給気ノズル41に給気ホース6が接続された膜カセット10を、水槽2内に挿入し、水槽2内の位置決め板9の間に配置する。この際、持ち手となるフレーム21の上部横部材25を作業者が把持し、人力で膜カセット10を水槽2内に挿入してもよい。
図8に示すように、水槽2内にすべての膜カセット10を挿入し、配置した後、複数の膜カセット10の集合体においてフレーム21の第1の縦部材22が重なった部分に、吐水ノズル33を塞がないように上方から収束部材12を嵌め合せる。また、膜カセット10の集合体においてフレーム21の第2の縦部材23が重なった部分に、給気ホース6と重ならないように上方から嵌め合せる。このようにして、収束部材12によって、膜カセット10の最前列側および最後列側から膜カセット10の集合体を挟持し、複数の膜カセット10を収束させることによって、膜ユニット3が得られる。
図1に示すように、集水ホース4によって、膜ユニット3におけるフレーム21の第1の縦部材22の吐水ノズル33と、集水ヘッダ5とを接続することによって、水処理装置1が得られる。
(水処理方法)
水槽2内に被処理水を貯め、被処理水を供給しながら、集水ヘッダ5に接続された吸引ポンプ(図示略)を作動させることによって、中空糸膜エレメント11の中空糸膜13でろ過され、第1の取水管15内の集水空間に集められた液体を、中空糸膜エレメント11からフレーム21の第1の縦部材22における集水ブロック27に取り出し、さらに吐水ノズル33に接続された集水ホース4を介して集水ブロック27内の集水流路35から集水ヘッダ5に取り出す。
ろ過と同時に、またはろ過を一旦中断して、給気ホース6を介して散気管24の給気ノズル41に接続されたブロア(図示略)を作動させることによって、ブロアから散気管24に空気を供給する。散気管24に供給された空気は、散気管本体39の散気穴42から散気され、中空糸膜エレメント11に向かって上昇し、中空糸膜13の表面を洗浄する。
(メンテナンス)
定期的なメンテナンス、または膜閉塞または膜破断、散気管の閉塞等が発生して臨時にメンテナンスする場合、吸引ポンプ(図示略)およびブロア(図示略)を停止し、引き上げ対象の膜カセット10の吐水ノズル33から集水ホース4を取り外す。また、複数の膜カセット10の集合体から収束部材12を取り外す。
引き上げ対象の膜カセット10を水槽2内から引き上げ、メンテナンスを行う。この際、持ち手となる上部横部材25を作業者が把持し、人力で膜カセット10を水槽2内から引き上げてもよい。
(作用機序)
以上説明した水処理装置1にあっては、膜ユニット3が中空糸膜エレメント11と散気管24とを有する膜カセット10の複数が集合した集合体であり、複数の膜カセット10が個々に出し入れ可能となるように水槽内に配置されているため、メンテナンスの際に膜ユニット3全体を水槽2から引き上げる必要がなく、メンテナンスが必要な中空糸膜エレメント11または散気管24を含む膜ユニット3の一部、すなわち膜カセット10のみを水槽2から引き上げることができる。膜カセット10をコンパクトなものとすることによって、クレーン等の重機、設備等を用いることなく、人力でメンテナンスが必要な中空糸膜エレメント11または散気管24を含む膜カセット10を水槽2から引き上げることができる。
また、膜ユニット3が、複数の膜カセット10を収束させるように、膜カセット10の集合体に着脱可能に装着された収束部材12をさらに備えているため、水槽2内の被処理水の流れによる膜カセット10の移動が抑えられる。
また、隣り合う膜カセット10において膜カセット10間の境界を挟んで最も接近する中空糸膜エレメント11の中心間距離Xと、膜カセット10において隣り合う中空糸膜エレメント11の中心間距離Yとが、X≦3×Yを満足するため、隣り合う膜カセット10間の間隔が広くなりすぎず、隣り合う膜カセット10間を通過する散気管24からの空気の量が抑えられる。そのため、膜カセット10において隣り合う中空糸膜エレメント11間に散気管24からの空気を十分に供給でき、中空糸膜13の洗浄効率の低下が抑えられる。
また、膜エレメントが、中空糸膜エレメント11であるため、膜ユニット3の設置面積あたりの膜面積を大きく取ることができる。そのため、水槽2を小型化することができ、水処理装置1がコンパクトになる。
また、膜カセット10が、中空糸膜エレメント11と、中空糸膜エレメント11の四辺を囲み、かつ少なくとも一部において中空糸膜エレメント11を保持するフレーム21とを有し、フレーム21を構成する部材のうち、中空糸膜エレメント11の下側にある部材が散気管24であり、中空糸膜エレメント11の上側にある部材が、持ち手となる上部横部材25であるため、コンパクトで、取扱性がよく、かつ人力で持ち運びが可能である。そのため、膜カセット10を水槽2から引き上げやすい。
(他の実施形態)
本発明の水処理装置は、水槽と、水槽内に存在する膜ユニットとを備えた水処理装置であり;膜ユニットが、少なくとも1つの矩形の膜エレメントと、少なくとも1つの散気管とを有する膜カセットの複数が集合した集合体であり;複数の膜カセットが、個々に出し入れ可能となるように、水槽内に配置されているものであればよく、図示例の水処理装置1に限定されない。
例えば、膜カセットにおける膜エレメントの数は、1つであってもよい。
膜カセットにおける散気管の数は、複数であってもよい。
膜カセットは、中空糸膜エレメントにおける中空糸膜の長さ方向が鉛直方向に沿うように水槽内に配置されていてもよい。
膜カセットは、中空糸膜エレメントの表面が水平方向に沿うように水槽内に配置されていてもよい。
膜カセットは、フレーム21における、第1の縦部材22の縦部材本体26および第2の縦部材23の縦部材本体29が、図9に示すように、断面コの字形の部材であるものであってもよく、図10に示すように、単なる板状の部材であるものであってもよい。
膜カセットは、膜エレメントと散気管とを有するものであればよく、図示例のようなフレームを有するものに限定はされない。
膜カセットにおける膜エレメントの固定手段は、図示例の固定手段に限定されない。
膜エレメントは、中空糸膜エレメントに限定されず、平膜エレメントであってもよい。
上部横部材は、図示例の丸パイプに限定されず、平板、丸棒、角棒、角パイプ、アングル(L字形)、チャンネル(コの字形)、H形等であってもよい。
収束部材は、複数の膜カセットを収束できるものであればよく、図示例の収束部材12に限定されず、隣接する膜カセット10同士を締結する締結部材(ボルトおよびナット)等であってもよい。
収束部材は、必ずしも設ける必要はない。
水槽内の位置決め板は、必ずしも設ける必要はない。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
図4に示す中空糸膜エレメント11を作製した。中空糸膜エレメント11のサイズは、中空糸膜13の長さ方向の長さが約1000mm、取水管の長さ方向の長さが約600mm、厚さが最大18mmであった。中空糸膜13表面の合計膜面積は、5mであった。
5枚の中空糸膜エレメント11を用い、図2および図3に示す矩形の膜カセット10を作製した。膜カセット10のサイズは、水平方向の長さが1075mm、鉛直方向の高さが785mm、厚さが100mmであった。膜カセット10の乾燥質量は、17kgであった。膜カセット10において隣り合う中空糸膜エレメント11の中心間距離Yは、18mmであった。
4個の膜カセット10を用意した。散気管24の給気ノズル41に給気ホース6が接続された膜カセット10を1つずつ、奥行き1200mm、幅800mm、深さ1500mmのステンレス鋼製の水槽2内に人力で挿入し、膜カセット10同士の間隔が5mmとなるように配置した。隣り合う膜カセット10において膜カセット10間の境界を挟んで最も接近する中空糸膜エレメント11の中心間距離Xは、23mmであった。
集水ホース4によって、膜ユニット3におけるフレーム21の第1の縦部材22の吐水ノズル33と、集水ヘッダ5とを接続することによって、水処理装置1を得た。
濁質成分として15mg/Lのカオリンを含む被処理水を調製した。水槽2内に濁質を含んだ被処理水を深さ1300mmの位置まで入れた。
吸引ポンプを作動させ、膜ろ過運転を行い、ろ過水を得た。ろ過流量は400L/分であった。同時に、ろ過流量と同じ流量の濁質を含んだ被処理水を給水ホース(図示略)から水槽2内に供給した。膜ろ過運転を30分間行った。
吸引ポンプを停止し、同時に被処理水の供給を停止した。30秒間にわたってブロアを作動させ、散気運転を行った。ブロアから供給された空気の風量は55m/時間であった。
以上の膜ろ過運転と散気運転とを1サイクルとし、合計10サイクルになるまで運転を繰り返した。
抜液バルブ8を開き、水槽2内の濃縮水を抜液した。
水処理装置1の運転が停止していることを確認し、水槽2の横に高さ500mmの作業ステップを配置し、その上に立って膜カセット10の1つを取り出した。このときホイストクレーン等の引き上げ設備を用いることなく、膜カセット10を人力で引き上げることができた。膜カセット10の湿潤質量は、24kgであった。
本発明の水処理装置は、各種排水(工業排水、生活排水等)の処理、地下水や河川水の処理、海水の淡水化処理等の用途に有用である。
1 水処理装置、2 水槽、3 膜ユニット、4 集水ホース、5 集水ヘッダ、6 給気ホース、7 抜液管、8 抜液バルブ、9 位置決め板、10 膜カセット、11 中空糸膜エレメント、12 収束部材、13 中空糸膜、14 中空糸膜シート状物、15 第1の取水管、16 第2の取水管、17 第1の取水口、18 第2の取水口、19 第1の取水口、20 第2の取水口、21 フレーム、22 第1の縦部材、23 第2の縦部材、24 散気管、25 上部横部材、26 縦部材本体、27 集水ブロック、28 下部固定ブロック、29 縦部材本体、30 上部固定ブロック、31 下部固定ブロック、32 ブロック本体、33 吐水ノズル、34 差込孔、35 集水流路、36 差込孔、37 差込孔、38 差込孔、39 散気管本体、40 キャップ、41 給気ノズル、42 散気穴、43 収束部材本体、44 第1の当接部、45 第2の当接部。

Claims (6)

  1. 水槽と、前記水槽内に存在する膜ユニットとを備えた水処理装置であり、
    前記膜ユニットが、少なくとも1つの矩形の膜エレメントと、少なくとも1つの散気管とを有する膜カセットの複数が集合した集合体であり、
    前記複数の膜カセットが、個々に出し入れ可能となるように、水槽内に配置され
    前記膜ユニットが、前記複数の膜カセットを収束させるように、前記集合体に着脱可能に装着された収束部材をさらに備える、水処理装置。
  2. 隣り合う前記膜カセットにおいて前記膜カセット間の境界を挟んで最も接近する膜エレメントの中心間距離Xと、前記膜カセットにおいて隣り合う前記膜エレメントの中心間距離Yとが、X≦3×Yを満足する、請求項に記載の水処理装置。
  3. 前記膜エレメントが、中空糸膜エレメントである、請求項1または2に記載の水処理装置。
  4. 前記膜カセットを水槽内に配置した状態において、前記中空糸膜エレメントにおける中空糸膜の長さ方向が、鉛直方向に対して交差している、請求項に記載の水処理装置。
  5. 前記膜カセットが、前記膜エレメントと、前記膜エレメントの四辺を囲み、かつ少なくとも一部において前記膜エレメントを保持するフレームとを有し、
    前記膜カセットを水槽内に配置した状態において、前記フレームを構成する部材のうち、前記膜エレメントの下側にある部材が、散気管であり、前記膜エレメントの上側にある部材が、持ち手となる部材である、請求項1〜のいずれか一項に記載の水処理装置。
  6. 前記水槽の内側壁に、前記膜ユニットの位置決めのための位置決め板が突設されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の水処理装置。
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