JP6770733B2 - 掘削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、掘削装置に係るものである。
従来、ケーシング回転圧入装置により地盤に圧入したケーシング内に、掘削装置を挿入してケーシングと共に一体回転させて掘削する構成は、公知である(特許文献1参照)。
また、従来、アースオーガーの掘削ヘッドにジャイロセンサを設け、アースオーガーの傾斜を修正する構成は、公知である(特許文献2参照)。
特許第4811654号公報 特開2001−254388号公報
前記公知例のうち前者のものは、所謂GSB工法に使用する掘削装置であり、固定部から回転部に作動油を供給するため、スイベルを設けているが、スイベルは単に固定部に対して回転自在に設けられているだけであるので、掘削土砂の抵抗等に起因してスイベルの回転部の回転に支障が生じ、機器へ作動油を供給するホースが絡むという課題がある。
また、許容トルク以上の掘削抵抗が作用した場合、掘削装置のグリッパが滑り、回転圧入装置のトルクを伝えないようにするが、この滑りにスイベルが追従できず、ホースが絡むという課題がある。
また、油圧ホースの繰り出し長を検出して深度を計測する構成としているが、油圧ホースが絡むと、深度検出ができず、掘削作業を中断して掘削装置を吊り上げて絡みを直すことになり、掘削精度・施工効率が大きく低下するという課題もある。
前記公知例のうち後者のものは、アースオーガーの傾斜の修正を目的とし、ホースの絡みを防止できない。
本願は、スイベルの構成を工夫することにより、ホースの絡み発生を防止したものである。
請求項1の発明は、ワイヤー8により吊設される掘削装置1の、地盤を掘削する機器Tの駆動源Gに流体をホース50により供給するスイベル2において、スイベル2は、掘削装置1の回転する機器Tの部位の上部に、内部に流路48を有する縦軸45を、回転する機器Tに対して同調して逆回転させる同調用モータ60を有する同調機構57を介して取付け、ジャイロセンサ70により前記同調用モータ60の回転制御することによって、スイベル2機器Tに対して静止するように構成し、縦軸45は、機器Tの部位の上部に設けた軸受部55に軸装し、軸受部55より上方部分の縦軸45にホース50とホース支持アーム51を取付け、軸受部55より下方部分の縦軸45に分岐筒47を取付け、ホース支持アーム51と軸受部55の間に同調機構57を設けた構成とした掘削装置としたものである。
請求項2の発明は、前記同調機構57は、縦軸45に設けた回転体58を同調用モータ60により回転するように構成し、前記回転体58には同調用モータ60と該同調用モータ60の出力歯車61を設け、出力歯車61に噛み合う受動歯車62は機器T側に設け、前記縦軸45は、掘削装置1に設けた軸受部55に軸装し、前記同調用モータ60と出力歯車61は前記受動歯車62の周囲を公転回転するように構成した掘削装置としたものである。
請求項3の発明は、前記同調機構57の回転体58は、上板66と下板67とを上下に所定間隔をおいて配置して厚みのあるケース形状に形成し、上板66と下板67の間に前記出力歯車61と前記受動歯車62を配置すると共に、前記同調用モータ60は、回転体58に設けた同調用モータ用ケース65内に内蔵し、同調用モータ用ケース65は前記下板67の下面側に取付けた掘削装置としたものである。
請求項4の発明は、前記ホース50はホース支持アーム51の下方に位置させ、出力歯車61および受動歯車62はケース形状の回転体58により包囲する構成とし、同調用モータ60は同調用モータ用ケース65により包囲して構成した掘削装置としたものである。
請求項5の発明は、前記軸受部55の下方の分岐筒47は軸受部55と同心の上側筒部75により包囲して構成した掘削装置としたものである。
請求項6の発明は、前記掘削装置1は、ケーシング回転圧入装置5により地盤に圧入したケーシングK内に挿入してケーシングKと共に一体回転する構成とし、前記掘削装置1には、少なくとも、ケーシングKに掘削装置1を固定して一体回転させ、前記機器Tを構成する保持固定装置10と、該保持固定装置10の保持固定フレーム11側に取付軸17により回動自在に取付けた、前記機器Tを構成する拡大翼18とを有し、前記保持固定装置10の当接体12を放射方向に出入りさせる出入シリンダ13と前拡大翼18を拡縮させる拡縮用シリンダ19との夫々を駆動源Gとし、この駆動源Gに前記スイベル2により流体を供給する構成とした掘削装置としたものである。
請求項1の発明では、機器Tに対して回転と回転方向を検出するジャイロセンサ70により、スイベル2の縦軸45を同調機構57により回転させる同調用モータ60を回転制御しているので、スイベル2の同調回転精度を向上させることができ、これにより、ホース50の絡み発生が防止でき、また、スイベル2を、軸受部55より上方部分の縦軸45にホース50とホース支持アーム51を取付け、軸受部55より下方部分の縦軸45に分岐筒47を取付け、ホース支持アーム51と軸受部55の間に同調機構57を設けているので、スイベル2および同調機構57をコンパクトに構成でき、この点でも、ホース50の絡み発生を防止できる。
請求項2の発明では、縦軸45に設けた回転体58を同調用モータ60により掘削装置1の回転に対して反対方向に同調駆動回転させるので、ホース50の絡み発生を防止でき、回転体58は同調用モータ60と出力歯車61を受動歯車62の周囲を公転回転させて反対方向に同調回転させるので、同調機構57をコンパクトに構成できる。
請求項3の発明では、上板66と下板67とによりケース形状に形成した回転体58内に出力歯車61と受動歯車62を配置し、同調用モータ60を同調用モータ用ケース65内に内蔵しているので、同調機構57の回転部分は回転体58で包囲され、土砂の影響から回避でき、同調回転精度を向上させることができる
請求項4の発明では、同調機構57の作動部分は包囲されて掘削中の土砂の影響を受けずに、安定してホース50の捻れを防止できる。
請求項5の発明では、分岐筒47を上側筒部75により包囲しているので、スイベル2の分岐筒47を土砂の影響から回避させることができる。
請求項6の発明では、保持固定装置10と拡大翼18を有する掘削装置1のホース50の絡み発生を防止できる。
ケーシング回転圧入装置と流体供給ユニットと掘削装置の配置模式図。 ケーシング回転圧入装置と拡大翼が格納状態の掘削装置の正面図。 拡大翼が拡開状態の掘削装置の一部を省略した正面図。 スイベル付近の断面図。 拡大翼が格納状態の掘削装置の正面図。 スイベルの平面図。 保持固定装置の断面図。
本発明の一実施形態を図により説明する。
1はスイベル2を有する掘削装置であり(図1、図2)、スイベル2は地上に設置した流体供給ユニット3からの流体を掘削装置1に設けた各種の機器Tまたは機器Tの駆動源Gに供給するものである。
この場合、スイベル2に供給される流体は水や作動油あるいは土壌改良剤等が想定され、流体の供給先は任意であるが、以下、作動油の例にて説明している。
また、掘削装置1および掘削装置1の各種機器Tの構成は任意であるが、本例ではケーシング全周旋回型のオールケーシング工法の例にて、以下説明する。
5は、前記掘削装置1を挿入するケーシングKを地盤に圧入するケーシング回転圧入装置であり(図1、図2)、ケーシング回転圧入装置5は地盤W上に設置してケーシングKを地盤Wに圧入できればよく、構成は任意であり、図示は省略するが、ベースフレームとベースフレームに対して昇降する昇降フレームとケーシングKを固定状態に保持するケーシング固定機構と、ケーシング固定機構により固定したケーシングKを駆動回転させるケーシング駆動回転機構を設けて構成し、ケーシング固定機構により固定したケーシングKをケーシング駆動回転機構により駆動回転させながら地盤Wに圧入する。
6はケーシング回転圧入装置5が地盤Wに圧入しているケーシングK内に掘削装置1を吊設しながら挿入するベースマシンのブーム、8はブーム6から垂下するワイヤーであり、掘削装置1はワイヤー8により吊設する。
前記掘削装置(拡大掘削装置)1には、掘削装置1をケーシングKと共に一体回転させる保持固定装置10を設ける。保持固定装置10は、保持固定フレーム11に、該保持固定フレーム11に対して放射方向に出入自在に当接体(スタビライザ)12を周方向に複数設け、当接体12と保持固定フレーム11との間に当接体12を出入りさせる出入シリンダ13(図4、図7)を設けて構成し、保持固定装置10が掘削装置1の機器Tとなり、出入シリンダ13が駆動源Gとなる。
保持固定装置10は出入シリンダ13により当接体12をケーシングKの内面に当接させて掘削装置1をケーシングKと一体駆動回転させる。
保持固定装置10の保持固定フレーム11には、後述する案内ガイド機構15を介して上下移動フレーム16の上部を、保持固定フレーム11に対して上下動自在に取付ける。上下移動フレーム16には取付軸17により拡大翼18の上部を回動自在に取付ける。拡大翼18は上下方向に所定長さを有して形成し、地盤を掘削しながら横軸回動して地盤に拡大穴を掘削する。
そのため、拡大翼18が掘削装置1の機器Tとなり、拡大翼18を拡縮させる拡縮用シリンダ19が駆動源Gとなる。
拡縮用シリンダ19の一端は拡大翼18の上下中間所定位置に取付け、拡縮用シリンダ19の他端は上下移動フレーム16側に取付軸20により取付ける。
拡縮用シリンダ19は伸長すると、拡大翼18を取付軸17を中心に外回動させて、拡大翼18をケーシングKの外径より外側に位置する下広がり状態に傾斜拡大させる。拡縮用シリンダ19を縮小させると、拡大翼18をケーシングK内に格納させる。
また、拡大翼18の拡翼部18Aの下部には取付軸21により拡大翼18の一部を構成する縦状掘削部22を回動自在に取付ける(図3)。縦状掘削部22は、取付軸17を中心に回動した拡大翼18が斜めに掘削した拡大穴23の斜面23Aの下方に略垂直状の円柱状に拡大円柱孔部23Bを掘削するものである。
縦状掘削部22と拡大翼18との間には縦状掘削部22の角度を変更調節する角度調整シリンダ25を設ける。角度調整シリンダ25の一端は拡大翼18に回動自在に取付け、角度調整シリンダ25の他端は縦状掘削部22側に取付ける。
前記角度調整シリンダ25が縮小すると、拡大翼18の上部と縦状掘削部22との角度は小となり、拡大翼18の上部と縦状掘削部22との角度が小になると、拡大穴23の拡大径が大きくなる。
そのため、拡大翼18が掘削する最大拡大径に応じて角度調整シリンダ25を伸縮させて拡大翼18と縦状掘削部22との角度を予め設定し、一旦、角度を設定すると、拡大穴23の掘削施工中は角度調整シリンダ25の伸縮を停止させる。
なお、角度調整シリンダ25の伸縮設定は、掘削装置1が地上にある状態で行う。
しかして、保持固定装置10の保持固定フレーム11の平面視における中央位置にはシリンダ取付部材27を設け、シリンダ取付部材27に昇降シリンダ28の一端側(上端側)を取付け(図3)、昇降シリンダ28の他端側(下端側)には取付部材29を設け、取付部材29を前記上下移動フレーム16に取付ける(図3)。
即ち、取付部材29は横軸心の軸棒形状に形成し、取付部材29の中間部を昇降シリンダ28の他端側に取付け、取付部材29の両端を上下移動フレーム16側に夫々に取付ける。
昇降シリンダ28は、伸長すると、保持固定フレーム11に対して取付部材29を下降させ、これにより、上下移動フレーム16を下降させ、上下移動フレーム16の下降で取付軸17の下降により、その結果、拡大翼18の基部が下降して、縦状掘削部22の下端が下降する。
この昇降シリンダ28の伸長量と拡縮用シリンダ19の伸長量とを同調させることにより、縦状掘削部22の下端は水平に移動し、前記したように、拡大穴23の円柱孔底面23Cを略水平に掘削する。
即ち、拡大翼18を、単に取付軸17を中心に横軸回動させて拡大掘削させると、縦状掘削部22の下端が移動する移動軌跡は円弧面になるが、拡縮用シリンダ19の伸長に応じて昇降シリンダ28により拡大翼18および縦状掘削部22を下降させて、縦状掘削部22の下端の移動軌跡を水平にする(図3)。
そのため、縦穴23Eの縦穴底面23Fと拡大円柱孔部23Bの円柱孔底面23Cが略水平になり、拡大球根の下面を水平にして縦杭および拡大球根の支持力向上および引き抜き抵抗力の増大を安定させる。
この場合、拡大翼18の昇降機構が掘削装置1の機器Tとなり、昇降シリンダ28が駆動源Gとなる。
縦状掘削部22にはスクレーパー30を設ける。スクレーパー30は縦状掘削部22の回転方向の側面側に円周方向に突出するように設け、スクレーパー30の下方にはスクレーパー30が掻き寄せる土砂を回収する土砂受31を設ける。32は土砂受31の下面に設けた開閉蓋、33は開閉蓋32の開閉操作用の操作レバーである。
しかして、保持固定装置10の保持固定フレーム11と、上下移動フレーム16との間には、上下移動フレーム16の上下を案内する前記案内ガイド機構15を設ける。
図3に示したように、保持固定フレーム11の中央下面には、下方に突出する固定側筒部35を設け、固定側筒部35の上部の取付孔(図示省略)に軸形状の前記シリンダ取付部材27を挿入して昇降シリンダ28の上端を取付ける。固定側筒部35の上部には固定側筒部35より大径の外側筒部36を固定状態に取付ける。外側筒部36の内側には内側筒部37を上下動のみ自在で嵌合状態に設ける。内側筒部37には底板38を固定し、底板38の中央には移動側筒部39の中間部を固定状態に設け、移動側筒部39は前記固定側筒部35の外周に上下自在に嵌合状態に取付ける。
前記底板38に上下移動フレーム16の上部を固定状態に取付ける。
外側筒部36と内側筒部37の何れか一方には、外側筒部36と内側筒部37の軸心に対する放射方向に凹む係合凹部40を設け、何れか他方には係合凹部40に係合する係合凸部41を設け、係合凹部40と係合凸部41の作用と、外側筒部36と内側筒部37の嵌合構成により上下移動フレーム16の昇降を案内する。
前記固定側筒部35の下部には、支持部材42の上部を固定状態に取付け、支持部材42の下部に前記土砂受31の取付部43を取付ける。
そのため、固定側筒部35および支持部材42に対して、案内ガイド機構15の内側筒部37と底板38と移動側筒部39とが下降し、底板38の下降により上下移動フレーム16が下降する。
しかして、掘削装置1の上部には前記スイベル2を設ける。スイベル2は、保持固定フレーム11の中心位置に縦軸45を回転自在に軸装し、縦軸45の下部に接続ノズル46を有する分岐筒47を回転自在に取付けて構成する。
即ち、縦軸45には内部に作動油の流路48を形成し、スイベル2は位置不動状態の縦軸45の流路48から回転する配管分岐筒47に作動油を供給し、分岐筒47の接続ノズル46に接続した回転側配管49により上記した各機器Tの駆動源Gに作動油を供給する。
縦軸45の流路48の上部に流体供給ユニット3から送られる作動油のホース(油圧ホース(配管))50の先端を接続する。縦軸45の上部にはホース支持アーム51の基部を取付け、ホース支持アーム51の下面側に前記ホース50の中間部を位置させると共に、ホース支持アーム51はホース50の中間部の繰り出しと繰り入れ自在に支持する。
前記縦軸45を軸装する軸受部55は、前記保持固定装置10の保持固定フレーム11の上部中心に設け、軸受部55より下方に突出する縦軸45の下部外周部分に前記配管分岐筒47を回転自在に嵌合させる。分岐筒47の接続ノズル46は分岐筒47の上下方向および回転方向に複数並設し、各接続ノズル46には前記各機器Tに先端を接続した回転側配管49の基部を接続する。
スイベル2はケーシングKと一体回転する掘削装置1の保持固定フレーム11に対して逆回転させる同調機構57を介して前記保持固定フレーム11の軸受部55に取付け、相対的にホース50を常時所定の一定位置に位置させて、流体供給ユニット3からのホース50が捻れたり絡んだりするのを防止する。
同調機構57は、前記縦軸45に設けた回転体58を同調用モータ60により回転させ、回転体58の回転により縦軸45を保持固定フレーム11とは反対方向に同調回転させ、縦軸45の同調反対回転によりスイベル2(縦軸45、ホース支持アーム51、回転体58)およびホース50が、あたかも、回転する保持固定フレーム11(掘削装置1)に対して静止状態にさせて、ホース50の捻れを防止する。
前記回転体58には同調用モータ60の出力歯車61を取付け、出力歯車61には受動歯車62を噛み合わせ、受動歯車62は保持固定フレーム11側に取付ける。
理解を容易にするため、保持固定フレーム11が回転停止状態として説明すると、同調用モータ60により出力歯車61を回転させると、出力歯車61は自転回転しながら保持固定フレーム11側の受動歯車62の周囲を公転回転し、これにより、同調機構57は縦軸45を保持固定フレーム11に対して回転させることになるので、実際では、保持固定フレーム11の回転方向と反対方向に出力歯車61が公転回転し、保持固定フレーム11の回転数と縦軸45および回転体58の回転数とが同調することにより、スイベル2(縦軸45、ホース支持アーム51、回転体58)およびホース50は回転する保持固定フレーム11(掘削装置1)に対して静止する。
しかして、同調用モータ60は、回転体58に設けた同調用モータ用ケース65内に内蔵し、同調用モータ用ケース65と回転体58との上下間に出力歯車61を位置させる。本例では、同調用モータ60は回転体58の下面側に位置させてホース50およびホース支持アーム51との干渉を防止している。
また、回転体58は、上板66と下板67とを上下に所定間隔をおいて配置して厚みのあるケース(箱)形状に形成し、上板66と下板67との間に出力歯車61を位置させている。
また、出力歯車61に噛み合う受動歯車62は前記軸受部55に固定すると共に、回転体58内に配置し、回転体58の下板67の中心には下側筒部68を設け、下側筒部68を前記軸受部55の外周に回転自在に嵌合させる。
しかして、スイベル2の回転体58側にジャイロセンサ70を設ける。ジャイロセンサ70は回転体58の回転と回転方向を検出する構成とし、ジャイロセンサ70の検出信号は制御装置(図示省略)に送られて演算処理され、その結果、前記同調用モータ60の回転を保持固定フレーム11の回転に同調するように制御する。
なお、掘削装置1(ケーシングK)は正逆両方向に回転する構成とし、これに対応して同調用モータ60も正逆転する所謂サーボモータにより構成している。
また、ジャイロセンサ70は、同調用モータ60と一緒に同調用モータ用ケース65内に設ける。
しかして、前記軸受部55は、軸受部55の下部を軸受部55と同心の上側筒部75の上部に固定し、上側筒部75は保持固定フレーム11の天板76に固定する。上側筒部75の下部は前記固定側筒部35に固定している。
天板76には保持固定フレーム11の軸心に対して放射方向に突出するシリンダケース77を円周(回転)方向に複数並設し、各シリンダケース77内に当接体12を出入りさせる出入シリンダ13を夫々内蔵し、各シリンダケース77の固定部に出入シリンダ13の内端を取付け、出入シリンダ13の外端側に当接体12を夫々取付ける(図6)。
当接体12は出入シリンダ13の伸縮をシリンダケース77により案内されて出入りする構成としている。
図1において、80は操作盤、81はホースリール、82は深度検出器、83は深度検出用ワイヤーであり、深度検出用ワイヤー83はホース50と共にホース支持アーム51に繰り出しと繰り入れ自在に支持されている。
なお、ケーシングの下端に掘削ビットを形成し、このケーシングをケーシング回転圧入装置により圧入しながら、ホース50により流体をケーシング内に供給して行う工法では、このケーシング上部に、図示は省略するが、回転側の軸受部55を設け、軸受部55にスイベル2のホース支持アーム51を設けた縦軸45を軸装すると共に同調機構57を設け、スイベル2を同調機構57によりケーシングに対して逆回転させて静止させながら、水等の流体をスイベル2によりケーシング内に供給する構成としてもよい。
また、ベースマシン7のブーム6から垂下するワイヤー8により掘削装置1の上部に設けた駆動部を吊設し、駆動部に掘削作業用のロッドを設けた、宙吊りの掘削装置1の場合では、掘削装置1の駆動部等の任意の回転部分に回転側の軸受部55を設け、軸受部55にスイベル2のホース支持アーム51を設けた縦軸45を軸装すると共に同調機構57を設け、宙吊りの掘削装置1に対してスイベル2を同調機構57により逆回転させて静止させる構成としてもよく、また、このスイベル2と同調機構57を設けた掘削装置1を、宙吊りの状態でケーシング回転圧入装置が回転圧入しているケーシングに挿入する構成とすることも可能である。
(実施形態の作用)
本発明は上記構成であり、掘削作業の一例を示すと、ケーシング回転圧入装置5およびアースドリル等の掘削装置(図示省略)により、地盤Wに予め所定径であって所定深度の縦杭用の縦穴23Eを掘削し、次に、縦穴23Eに、拡大翼18を閉縮させた状態で、掘削装置1を挿入し、所定位置にて保持固定装置10により掘削装置1をケーシングKに固定保持する。
機器Tの一つである保持固定装置10は出入シリンダ13を駆動源Gの一つである出入シリンダ13にスイベル2から作動油を送ってケーシングKに掘削装置1を固定する。この状態でケーシングKの回転を掘削装置1に伝達して駆動回転させながら、機器Tの一つである拡大翼18を駆動源Gの一つである拡縮用シリンダ19により、ケーシングKの外径より外側に拡開させて、拡大穴23を掘削する。
掘削装置1の回転中に、拡大翼18が取付軸17の横軸心で掘削装置1の回転軸心に対して交差方向に回動して拡大穴23の斜面23Aを掘削する。
このとき、機器Tの一つである拡翼部18Aの下方の縦状掘削部22は、角度調整シリンダ25により拡翼部18Aに対して所定角度を保持したまま回転し、拡翼部18Aが最大傾斜状態に外側回動すると、縦状掘削部22は略垂直状態で回転して拡大穴23の斜面23Aの下方に円柱状の拡大円柱孔部23Bを掘削する。
この場合、縦状掘削部22を取付軸17の中心に回動させると、円柱孔底面23Cは円弧面になるが、拡大翼18を取付軸17の中心に上方回動させながら駆動回転させて掘削するのと、同時に、機器Tの一つである拡大翼18を、拡大翼18の回動に同調させて駆動源Gの一つである昇降シリンダ28により下降させると、縦状掘削部22の下端が移動する移動軌跡が水平状態になるように、拡大掘削できる。
そのため、縦穴23Eの縦穴底面23Fと拡大円柱孔部23Bの円柱孔底面23Cとが略水平になり、製造される拡大球根の下面を水平にして縦杭および拡大球根の支持力向上および引き抜き抵抗力の増大を安定させる。
このように、拡大翼18が拡大穴23を掘削すると、掘削した土砂をスクレーパー30が掘削装置1の中心に向かって掻き寄せ、掻き寄せられた土砂は土砂受31に回収される。土砂受31に土砂が回収されると、拡縮用シリンダ19および昇降シリンダ28を縮小させて、拡大翼18を格納し、この状態で、掘削装置1を縦穴23Eから一旦引き上げ、土砂受31内の土砂を土砂受31の開閉蓋32を開放して放擲し、土砂受31内が空になると、再び、掘削装置1を縦穴23Eに挿入して、前記作業を反復する。
しかして、掘削装置1に設けた各種の機器Tの駆動源Gに作動油を供給するスイベル2は、スイベル2の回転体58側に回転体58の回転(回転数)と回転方向を検出するジャイロセンサ70により回転制御する構成としているので、ケーシングKが回転停止していると、スイベル2も回転停止しており、ケーシング回転圧入装置5によりケーシングKと掘削装置1の回転が開始すると、ジャイロセンサ70はこれを検知して同調機構57を作動させて、スイベル2を掘削装置1に対して相対的に常時所定位置に位置させ、流体供給ユニット3からのホース50が捻れたり絡んだりするのを防止する。
同調機構57は、スイベル2の縦軸45に設けた回転体58を同調用モータ60により駆動同調回転するように構成しているので、ジャイロセンサ70の信号により制御部(図示省略)が同調用モータ60に通電して回転体58を回転させ、回転体58の回転により縦軸45を保持固定フレーム11と反対方向に同調回転させ、縦軸45の同調反対回転によりスイベル2のホース支持アーム51およびホース50が、あたかも、回転する保持固定フレーム11に対して静止させ、ホース50の捻れを防止する。
回転体58には同調用モータ60の出力歯車61を取付け、出力歯車61には受動歯車62を噛み合わせ、受動歯車62は保持固定フレーム11側に取付けているので、同調用モータ60により出力歯車61を保持固定フレーム11と反対方向に回転させると、出力歯車61は自転回転しながら保持固定フレーム11側の受動歯車62の周囲を公転回転するようになり、相対的に同調機構57は縦軸45を保持固定フレーム11に対して位置不動状態にさせて、保持固定フレーム11(拡大翼18)に対して静止させる。
しかして、スイベル2は、軸受部55より上方部分の縦軸45にホース50とホース支持アーム51を取付け、軸受部55より下方部分の縦軸45に分岐筒47を取付け、ホース支持アーム51と軸受部55の間に同調機構57を設けているので、掘削装置1の保持固定装置10の空間を有効利用して、スイベル2および同調機構57をコンパクトに設けることができる。
また、深度検出用ワイヤー83はホース50と共にホース支持アーム51に繰り出しと繰り入れ自在に支持されているので、深度検出用ワイヤー83もスイベル2により捻れが防止され、深度検出器82による深度検出精度を向上させることができる。
同調機構57の同調用モータ60は、回転体58に設けた同調用モータ用ケース65内に内蔵し、同調用モータ用ケース65と回転体58との上下方向の間に出力歯車61を位置させているので、同調用モータ60とホース50およびホース支持アーム51との干渉を防止でき、ホース50の捻れを防止できる。
同調機構57の回転体58は、上板66と下板67とを上下に所定間隔をおいて配置して厚みのあるケース(箱)形状に形成し、上板66と下板67の間に出力歯車61と受動歯車62を配置しているので、同調機構57の作動部分である出力歯車61と受動歯車62は回転体58により包囲されて、掘削中の土砂の影響を受けず、それゆえ、同調機構57はホース50の捻れを安定して防止できる。
即ち、ホース50はホース支持アーム51の下方に位置し、出力歯車61および受動歯車62はケース(箱)形状の回転体58により包囲され、同調用モータ60は同調用モータ用ケース65により包囲されているので、この点でも、同調機構57の作動部分は包囲されて掘削中の土砂の影響を受けずに、安定してホース50の捻れを防止できる。
1…掘削装置、2…スイベル、3…流体供給ユニット、5…ケーシング回転圧入装置、6…ブーム、7…ベースマシン、8…ワイヤー、9…シーブブロック、10…保持固定装置、11…保持固定フレーム、12…当接体、13…出入シリンダ、15…案内ガイド機構、16…上下移動フレーム、17…取付軸、18…拡大翼、18A…拡翼部、19…拡縮用シリンダ、20…取付軸、21…取付軸、22…縦状掘削部、23…拡大穴、23E…縦穴、25…角度調整シリンダ、27…シリンダ取付部材、28…昇降シリンダ、29…取付部材、30…スクレーパー、31…土砂受、32…開閉蓋、33…操作レバー、35…固定側筒部、36…外側筒部、37…内側筒部、38…底板、39…移動側筒部、40…係合凹部、41…係合凸部、42…支持部材、43…取付部、45…縦軸、46…接続ノズル、47…分岐筒、48…流路、49…回転側配管、50…ホース、51…ホース支持アーム、55…軸受部、57…同調機構、58…回転体、60…同調用モータ、61…出力歯車、62…受動歯車、65…同調用モータ用ケース、66…上板、67…下板、68…下側筒部、70…ジャイロセンサ、75…上側筒部、76…天板、77…シリンダケース、80…操作盤、81…ホースリール、82…深度検出器、83…深度検出用ワイヤー。

Claims (6)

  1. ワイヤー8により吊設される掘削装置1の、地盤を掘削する機器Tの駆動源Gに流体をホース50により供給するスイベル2において、スイベル2は、掘削装置1の回転する機器Tの部位の上部に、内部に流路48を有する縦軸45を、回転する機器Tに対して同調して逆回転させる同調用モータ60を有する同調機構57を介して取付け、ジャイロセンサ70により前記同調用モータ60の回転制御することによって、スイベル2機器Tに対して静止するように構成し、縦軸45は、機器Tの部位の上部に設けた軸受部55に軸装し、軸受部55より上方部分の縦軸45にホース50とホース支持アーム51を取付け、軸受部55より下方部分の縦軸45に分岐筒47を取付け、ホース支持アーム51と軸受部55の間に同調機構57を設けた構成とした掘削装置。
  2. 請求項1において、前記同調機構57は、縦軸45に設けた回転体58を同調用モータ60により回転するように構成し、前記回転体58には同調用モータ60と該同調用モータ60の出力歯車61を設け、出力歯車61に噛み合う受動歯車62は機器T側に設け、前記縦軸45は、掘削装置1に設けた軸受部55に軸装し、前記同調用モータ60と出力歯車61は前記受動歯車62の周囲を公転回転するように構成した掘削装置。
  3. 請求項において、前記同調機構57の回転体58は、上板66と下板67とを上下に所定間隔をおいて配置して厚みのあるケース形状に形成し、上板66と下板67の間に前記出力歯車61と前記受動歯車62を配置すると共に、前記同調用モータ60は、回転体58に設けた同調用モータ用ケース65内に内蔵し、同調用モータ用ケース65は前記下板67の下面側に取付けた掘削装置。
  4. 請求項3において、前記ホース50はホース支持アーム51の下方に位置させ、出力歯車61および受動歯車62はケース形状の回転体58により包囲する構成とし、同調用モータ60は同調用モータ用ケース65により包囲して構成した掘削装置。
  5. 請求項4において、前記軸受部55の下方の分岐筒47は軸受部55と同心の上側筒部75により包囲して構成した掘削装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかの請求項において、前記掘削装置1は、ケーシング回転圧入装置5により地盤に圧入したケーシングK内に挿入してケーシングKと共に一体回転する構成とし、前記掘削装置1には、少なくとも、ケーシングKに掘削装置1を固定して一体回転させ、前記機器Tを構成する保持固定装置10と、該保持固定装置10の保持固定フレーム11側に取付軸17により回動自在に取付けた、前記機器Tを構成する拡大翼18とを有し、前記保持固定装置10の当接体12を放射方向に出入りさせる出入シリンダ13と前拡大翼18を拡縮させる拡縮用シリンダ19との夫々を駆動源Gとし、この駆動源Gに前記スイベル2により流体を供給する構成とした掘削装置。
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