JP6765394B2 - 測定装置及び測定装置の制御方法 - Google Patents
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Description
本開示は、測定装置及び測定装置の制御方法に関する。
近年、ユーザの指先などに触感を呈示する電子機器が知られている。例えば、特許文献1には、タッチパネルに対するユーザ操作による押圧を検出し、押圧が所定の基準を満たした際に当該タッチパネルを介してユーザの指先などに触感を呈示する電子機器が開示されている。
近年、電子機器が呈示する触感を定量的に評価する方法が求められている。
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、電子機器が呈示する触感を定量的に測定する測定装置及び測定装置の制御方法を提供することである。
本開示の実施形態に係る測定装置は、タッチ面を振動させて触感を呈示する電子機器を測定する。前記測定装置は、前記タッチ面に圧力が加えられることで生じる前記タッチ面の振動を検出する振動検出部と、前記タッチ面に加えられた前記圧力を検出する圧力検出部と、を備える。
本開示の実施形態に係る制御方法は、振動検出部と、圧力検出部と、を備え、タッチ面を振動させて触感を呈示する電子機器を測定する測定装置の制御方法である。前記制御方法は、前記タッチ面に圧力が加えられることで生じる前記タッチ面の振動を前記振動検出部により検出するステップを含む。前記制御方法は、前記タッチ面に加えられた前記圧力を前記圧力検出部により検出するステップを含む。
本開示の実施形態に係る測定装置及び測定装置の制御方法によれば、電子機器が呈示する触感を定量的に測定することができる。
図1は、本開示の一実施形態に係る触感を測定する測定装置1の一例を示す概略構成図である。図1には、測定装置1と、測定対象である電子機器20が示されている。本開示の一実施形態に係る測定装置1において、除振部10の上に測定対象である電子機器20が設置される。測定装置1は、詳細を後述するように、電子機器20が加圧部7により加圧されて振動した場合に、振動検出部8によって電子機器20の振動を検出し、圧力検出部9によって電子機器20に加えられた圧力を検出する。これにより、測定装置1は、電子機器が呈示する触感を定量的に測定し得る。以下、測定装置1自身のことを自装置ともいう。
(電子機器の構成)
本開示の一実施形態に係る測定装置1の測定対象となる電子機器20はタッチ面21を備える。電子機器20は、タッチ面21に対するユーザ操作に応じて、タッチ面21を振動させる。これにより、電子機器20は、タッチ面21に触れている指等のユーザ自身の身体又はタッチペン等の器具に触感を呈示することができる。ユーザは、指先などに触感による操作感が得られることで、当該操作による入力が装置に認識されたことを知ることができる。タッチ面21は、タッチパネル又はタッチスイッチ等のタッチセンサを備える任意の部品であってもよい。タッチセンサには、抵抗膜方式、静電容量方式、及び光学式等の種々の方式が採用され得る。
本開示の一実施形態に係る測定装置1の測定対象となる電子機器20はタッチ面21を備える。電子機器20は、タッチ面21に対するユーザ操作に応じて、タッチ面21を振動させる。これにより、電子機器20は、タッチ面21に触れている指等のユーザ自身の身体又はタッチペン等の器具に触感を呈示することができる。ユーザは、指先などに触感による操作感が得られることで、当該操作による入力が装置に認識されたことを知ることができる。タッチ面21は、タッチパネル又はタッチスイッチ等のタッチセンサを備える任意の部品であってもよい。タッチセンサには、抵抗膜方式、静電容量方式、及び光学式等の種々の方式が採用され得る。
電子機器20が呈示する触感には、ユーザが対象物に触れた際にユーザの骨及び筋に伝わる荷重を対象物の硬さ等として感知する圧覚と、ユーザが対象物に触れた際にユーザの皮膚表面に伝わる振動を対象物の手触り等として感知する触覚が含まれてもよい。電子機器20は、タッチ面21を振動させて、ユーザの圧覚及び触覚に対する刺激を発生させることによって、ユーザに触感を呈示し得る。例えば、電子機器20が呈示する触感には、ボタンをクリックする触感が含まれてもよい。
このような触感を呈示する電子機器20には、例えば、携帯電話端末、スマートフォン、ファブレット、タブレットPC、PDA、リモコン端末、携帯音楽プレイヤー、及びゲーム機等、触感を呈示するタッチ面21を有する任意の電子機器が含まれてもよい。また、触感を呈示する電子機器20は、前述した携帯型の電子機器に限定されない。触感を呈示する電子機器20には、例えばデスクトップPC、自動販売機、銀行のATM、及び駅の券売機等、タッチ面21を有する任意の電子機器が含まれてもよい。さらに、触感を呈示する電子機器20には、自動車のステアリング、カーナビゲーション、ドアロックボタン、及びダッシュボードに内装された車載コントロールパネル等の車載機器が含まれてもよい。さらに、触感を呈示する電子機器20には、車載機器に限られず、家電製品及び産業機器等の、多種多様な電子機器が含まれてもよい。
(測定装置の構成)
以下に、本開示の一実施形態に係る測定装置の一例である測定装置1の概略構成を示す。図1において、測定装置1は、制御部2、記憶部3、報知部4、入力部5、通信部6、加圧部7、振動検出部8、圧力検出部9及び除振部10等の機能部を備える。
以下に、本開示の一実施形態に係る測定装置の一例である測定装置1の概略構成を示す。図1において、測定装置1は、制御部2、記憶部3、報知部4、入力部5、通信部6、加圧部7、振動検出部8、圧力検出部9及び除振部10等の機能部を備える。
制御部2は、詳細を後述するように、測定装置1の各機能を実現するための制御及び処理能力を提供する1つ以上のプロセッサである。制御部2は、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ又は各機能の処理に特化した専用のプロセッサで構成されてもよい。
制御部2は、上述した測定装置1の各機能部と有線又は無線により接続され、これらの機能部をはじめとして測定装置1の全体または一部を制御及び管理する。制御部2は、記憶部3に記憶されているプログラムを取得して、このプログラムを実行することにより、測定装置1の各機能部に係る種々の機能を実現する。制御部2が行う本実施形態に特徴的な制御については、さらに後述する。
記憶部3は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ又は光メモリ等を備える。記憶部3は、例えば主記憶装置又は補助記憶装置として機能してもよい。記憶部3は、制御部2に含まれるプロセッサのキャッシュメモリ等であってもよい。また、記憶部3は、揮発性の記憶装置であってもよく、不揮発性の記憶装置であってもよい。記憶部3は、測定装置1の各機能を実現するための制御及び処理に用いられる情報及びプログラムを記憶する。記憶部3は、例えば、後述する測定対象の電子機器20の振動を検出するための振動検出条件、電子機器20に加えられた圧力を検出するための圧力検出条件、又は測定対象の電子機器20による触感の呈示を評価するための評価条件等を記憶してもよい。
報知部4は、音、振動、ライトの点灯及び画像等で情報を報知する。報知部4は、例えばスピーカ、振動子、ライト及び表示デバイス等の少なくとも1つを含む。表示デバイスは、例えば液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ等とすることができる。報知部4は、制御部2の制御に基づいて、測定対象の電子機器20が呈示する触感、電子機器20が触感を呈示した際に電子機器20に加えられた圧力、電子機器20による触感の呈示を評価した結果等の少なくとも1つを報知してもよい。例えば、報知部4は、測定対象の電子機器20が正しく触感を呈示していないと評価された場合に、音の発生及びライトの点灯によりユーザにエラーを報知してもよい。
入力部5は、ユーザからの入力操作を受け付ける。入力部5は、例えば報知部4の表示デバイスと一体的に設けられたタッチパネル、キーボード、マウス、カメラ又はマイク等の入力デバイス等を含んでもよい。入力部5は、ユーザ操作を検出すると、そのユーザ操作を電子情報として制御部2に送信する。報知部4及び入力部5の少なくとも一方は、例えば、測定装置1から物理的に切り離されたリモコン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ又は制御装置等に設けられてもよい。例えば、入力部5は、測定装置1による測定の開始、終了、及び一時停止等のユーザ操作を受け付けてもよい。また、入力部5は、上述した振動検出条件、圧力検出条件又は評価条件等を設定するユーザ操作を受け付けてもよい。制御部2は、入力部5において受け付けたユーザ操作に基づいて測定装置1を制御してもよい。
通信部6は、制御部2の制御に基づき、測定装置1と有線又は無線により通信可能に接続された他の機器と通信を行う。通信部6は、例えば、有線LAN(Local Area Network)通信モジュール又は無線LAN通信モジュール等を備えてもよい。測定装置1は、例えば、測定装置1を制御する制御信号を他の機器から受信し、受信した制御信号に基づき動作することができる。また、測定装置1は、電子機器20を測定した結果、又は評価した結果等を含む信号を他の機器に送信してもよい。
加圧部7は、測定対象である電子機器20のタッチ面21に圧力を加える。加圧部7の形状及び素材は、測定対象である電子機器20のタッチ面21の用途に応じて、任意の形状及び素材で構成されてもよい。例えば、測定対象である電子機器20のタッチ面21が人間の指又はタッチペン等で操作される場合、加圧部7は、それらによってタッチ面21に加えられる圧力を再現するような形状及び素材で構成されてもよい。電子機器20のタッチ面21が人間の指で操作されるものである場合、加圧部7は、人間の指を模した形状を有してもよく、エラストマー又はシリコーン等のゴム素材を含む、人間の指を模した素材で形成されてもよい。以下、形状及び素材の少なくとも1つが人間の指を模して形成されたものを疑似指ともいう。加圧部7は、測定対象である電子機器20のタッチ面21に圧力を加え得る任意の位置に配置される。例えば、加圧部7は、図1に示すように、除振部10の上方で上下に、或いは左右に移動するように配置されてもよい。これにより、加圧部7は、制御部2の制御に基づいて、除振部10の上に置かれた電子機器20に対して圧力を加えることができる。
振動検出部8は、測定対象である電子機器20のタッチ面21に発生する振動を検出する。振動検出部8は、レーザー干渉変位計又はレーザードップラー振動計を備えてもよい。かかる場合、振動検出部8は、図1に示すように、除振部10の上方に配置されてもよい。振動検出部8は、レーザーを測定対象である電子機器20のタッチ面21に照射し、反射光を受信することによって、非接触でタッチ面21の振動に関する情報を検出し得る。振動に関する情報には、例えば振動の周波数、波長、波形、振幅、継続時間及びパターン等が含まれてもよい。以下、振動に関する情報を単に振動ともいう。また、振動検出部8は、振動センサ、ジャイロセンサ、速度センサ、加速度センサ、回転角センサ、又は角速度センサ等のセンサを備えてもよい。かかる場合、振動検出部8は、測定対象である電子機器20のタッチ面21に接するように配置されてもよい。振動検出部8は、センサによって検出した情報に基づいて、タッチ面21の振動を検出し得る。振動検出部8がタッチ面21に発生する振動を検出する方法、及び振動検出部8の配置位置は上述した例に限られず、任意に定められてもよい。
圧力検出部9は、測定対象である電子機器20のタッチ面21に加えられる圧力を検出する。圧力検出部9は、圧力センサを備えてもよい。かかる場合、圧力検出部9は、電子機器20のタッチ面21と加圧部7との間に位置するように配置されてもよい。圧力検出部9は、タッチ面21に加えられた圧力に関する情報を検出し得る。圧力に関する情報には、例えば圧力の大きさ、向き、継続期間、及びパターン等が含まれてもよい。以下、圧力に関する情報を単に圧力ともいう。圧力センサには、抵抗膜方式、静電容量方式、及び光学式等の種々の方式が採用されてもよい。圧力検出部9がタッチ面21に加えられた圧力を検出する方法、及び圧力検出部9の配置位置は上述した例に限られず、任意に定められてもよい。
除振部10は、測定対象である電子機器20が設置される。除振部10は、測定装置1が床等の設置面から受ける振動が測定対象である電子機器20に伝達されることを防ぐ。除振部10は、ゴム又は空気ばね等により設置面から受けた振動を吸収し、その振動エネルギーを消耗させるパッシブ型の除振部であってもよい。或いは、除振部10は、制御部2の制御に基づいて、設置配置位置から受けた振動の逆方向の力をアクチュエータによって発生させ、振動を打ち消すアクティブ型の除振部であってもよい。
以下に、制御部2による測定装置1の各機能の制御について説明する。制御部2は、加圧部7により電子機器20のタッチ面21を加圧する。制御部2は、加圧方法を指定して、加圧部7を制御してもよい。加圧方法は、電子機器20に設定された触感を呈示する条件に応じて任意に設定されてもよい。例えば、加圧方法は、タッチ面21に加える圧力の大きさ、向き、継続期間、及びパターン等の項目を用いて定義されてもよい。制御部2は、上述した加圧方法に含まれる項目を組み合わせることにより、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、スワイプ、フリック、又はピンチ等のユーザによる操作を再現してもよい。また、制御部2は、段階的にタッチ面に加える圧力を大きくし、或いは小さくするように加圧部7を制御してもよい。これにより、例えば、電子機器20が触感を呈示する条件として、タッチ面21に加えられる圧力の大きさの閾値が設定されていた場合に、制御部2は、閾値の上下における境界値検査等を行うことができる。
制御部2は、振動検出部8により電子機器20のタッチ面21の振動を検出する。振動検出部8により電子機器20のタッチ面21の振動を検出することは、上述のとおり振動検出部8が備えるセンサ等により電子機器20のタッチ面21の振動に関する情報を測定することであってもよい。かかる場合、制御部2は、振動検出部8により測定された電子機器20のタッチ面21の振動を振動検出部8から取得する。また、制御部2は、振動検出部8により電子機器20のタッチ面21の振動を検出するために、所定の振動検出条件を用いてもよい。振動検出条件は、電子機器20に設定された触感を呈示する条件に応じて任意に設定されてもよい。例えば、振動検出条件には、タッチ面21の振動の周波数、波長、波形、振幅、継続時間及びパターン等の条件が含まれてもよい。かかる場合、制御部2は、振動検出部8が測定したタッチ面21の振動に関する情報を取得して、取得した情報が予め設定された振動検出条件を満たすか否かを判定してもよい。制御部2は、振動検出部8によって測定されたタッチ面21の振動に関する情報が振動検出条件を満たす場合に、電子機器20のタッチ面21の振動を振動検出部8によって検出したと判定してもよい。
制御部2は、圧力検出部9により電子機器20のタッチ面21に加えられた圧力を検出する。圧力検出部9により電子機器20のタッチ面21に加えられた圧力を検出することは、上述のとおり圧力検出部9が備えるセンサ等により電子機器20のタッチ面21に加えられた圧力に関する情報を測定することであってもよい。かかる場合、制御部2は、圧力検出部9により測定された電子機器20のタッチ面21に加えられた圧力に関する情報を圧力検出部9から取得する。また、制御部2は、圧力検出部9により電子機器20のタッチ面21に加えられた圧力を検出するために、所定の圧力検出条件を用いてもよい。圧力検出条件は、電子機器20に設定された触感を呈示する条件に応じて任意に設定されてもよい。例えば、圧力検出条件には、タッチ面21に加えられた圧力の大きさ、向き、継続期間、及びパターン等の条件が含まれてもよい。かかる場合、制御部2は、圧力検出部9が測定したタッチ面21に加えられた圧力に関する情報を取得して、当該情報が予め設定された圧力検出条件を満たすか否かを判定してもよい。制御部2は、圧力検出部9によって測定されたタッチ面21に加えられた圧力に関する情報が圧力検出条件を満たす場合に、電子機器20のタッチ面21に加えられた圧力を圧力検出部9によって検出したと判定してもよい。
制御部2は、振動検出部8及び圧力検出部9により検出された振動及び圧力に基づいて電子機器20を評価する。制御部2は、検出された振動及び圧力に基づいて電子機器20を評価するために、所定の評価条件を用いてもよい。評価条件は、電子機器20に設定された触感を呈示する条件に応じて任意に設定されてもよい。所定の評価条件は、電子機器20がタッチ面21を振動させて触感を呈示する圧力の条件であってもよい。圧力に関する条件には、圧力の大きさ、向き、継続期間、及びパターン等の条件が含まれてもよい。かかる場合、制御部2は、振動検出部8により所定の振動が検出された際に圧力検出部9により検出された圧力に基づいて電子機器20を評価してもよい。例えば、測定対象の電子機器20がタッチ面21に1Nの圧力を加えられた際にタッチ面21を振動させる仕様であるとする。制御部2は、評価条件として、電子機器20が触感を呈示した際にタッチ面21に加えられた圧力の大きさが1N以上という条件を用いてもよい。制御部2は、加圧部7からタッチ面21に加えられる圧力が段階的に増加され、振動検出部8により所定の振動が検出された際に、圧力検出部9により検出された圧力が1Nから所定の誤差の範囲内であれば、電子機器20が正しく触感を呈示していると評価してもよい。
また、所定の評価条件は、電子機器20がタッチ面21に圧力を加えられた際に発生させる振動の条件であってもよい。振動に関する条件には、タッチ面21の振動の周波数、波長、波形、振幅、継続時間及びパターン等の条件が含まれてもよい。かかる場合、制御部2は、圧力検出部9により所定の圧力が検出された際に振動検出部8により検出された振動に基づいて電子機器20を評価してもよい。例えば、電子機器20はタッチ面21に1N以上の圧力を加えられた際に図2に示す波形の振動をタッチ面21に生じさせる仕様であるとする。制御部2は、評価条件として、電子機器20がタッチ面21に生じさせる振動の波形に関する条件を用いてもよい。制御部2は、加圧部7からタッチ面21に1N以上の圧力が加えられ、圧力検出部9により1N以上の圧力が検出された際に、振動検出部8により検出された振動の波形に関する情報と図2に示す振動の波形に関する情報を比較してもよい。制御部2は、検出された振動の波形に関する情報が図に示す振動の波形に関する情報から所定の誤差の範囲内であれば、電子機器20が正しく触感を呈示していると評価してもよい。
制御部2は、上述した電子機器20の評価において、振動検出部8及び圧力検出部9による振動及び圧力の検出を複数回繰り返してもよい。制御部2は、振動検出部8及び圧力検出部9によって検出された複数の振動及び圧力の平均値、最大値、最小値、或いは分散等を算出して、算出された値に基づいて電子機器20を評価してもよい。
制御部2は、報知部4により電子機器20を評価した結果を報知してもよい。制御部2は、報知部4を制御して、振動検出部8により検出した電子機器20の振動、圧力検出部9により検出した電子機器20に加えられた圧力、電子機器20による触感の呈示を評価した結果等の少なくとも1つを報知してもよい。例えば、制御部2は、測定対象の電子機器20が正しく触感を呈示していないと評価された場合に、報知部4を制御して、音の発生及びライトの点灯によりユーザにエラーを報知してもよい。
(測定装置の動作例1)
図1を参照して、本開示の一実施形態に係る測定装置1が実行する動作の一例を説明する。本動作例1に係る測定装置1は、電子機器20がタッチ面21に加えられる圧力が所定の圧力に達した場合に、タッチ面21を振動させて触感を呈示するか否かの検査に用いられ得る。例えば、電子機器20はタッチ面21に1N未満の圧力を加えられた際にはタッチ面21を振動させず、1N以上の圧力を加えられた際にタッチ面21を振動させる仕様であるとする。測定対象の電子機器20は、測定装置1の除振部10に設置される。測定装置1の振動検出部8及び圧力検出部9は、それぞれ測定対象の電子機器20のタッチ面21の振動及びタッチ面21に加えられた圧力を計測可能な位置に配置される。例えば、図1において、振動検出部8は電子機器20の上方に位置するように、圧力検出部9は電子機器20のタッチ面21に接するように配置される。測定装置1は、加圧部7により測定対象の電子機器20のタッチ面21に圧力を加える。測定装置1は、加圧部7を制御してタッチ面21に加える圧力を1N未満の任意の値から段階的に増加させる。ある段階において、電子機器20はタッチ面21を振動させる。測定装置1は、振動検出部8によりタッチ面21の振動を検出した場合に、圧力検出部9によりタッチ面21に加えられた圧力を検出する。測定装置1は、圧力検出部9により検出された圧力の大きさが1Nから所定の誤差の範囲内である場合には、電子機器20が正しく触感を呈示していると判定する。一方で、測定装置1は、圧力検出部9により検出された圧力の大きさが1Nから所定の誤差の範囲外である場合、或いは圧力検出部9により圧力が検出されない場合には、電子機器20が正しく触感を呈示していないと判定する。測定装置1は、判定結果に応じて、電子機器20が正しく動作している場合とそうでない場合とで報知部4から異なる音を出力して、ユーザに検査結果を通知する。
図1を参照して、本開示の一実施形態に係る測定装置1が実行する動作の一例を説明する。本動作例1に係る測定装置1は、電子機器20がタッチ面21に加えられる圧力が所定の圧力に達した場合に、タッチ面21を振動させて触感を呈示するか否かの検査に用いられ得る。例えば、電子機器20はタッチ面21に1N未満の圧力を加えられた際にはタッチ面21を振動させず、1N以上の圧力を加えられた際にタッチ面21を振動させる仕様であるとする。測定対象の電子機器20は、測定装置1の除振部10に設置される。測定装置1の振動検出部8及び圧力検出部9は、それぞれ測定対象の電子機器20のタッチ面21の振動及びタッチ面21に加えられた圧力を計測可能な位置に配置される。例えば、図1において、振動検出部8は電子機器20の上方に位置するように、圧力検出部9は電子機器20のタッチ面21に接するように配置される。測定装置1は、加圧部7により測定対象の電子機器20のタッチ面21に圧力を加える。測定装置1は、加圧部7を制御してタッチ面21に加える圧力を1N未満の任意の値から段階的に増加させる。ある段階において、電子機器20はタッチ面21を振動させる。測定装置1は、振動検出部8によりタッチ面21の振動を検出した場合に、圧力検出部9によりタッチ面21に加えられた圧力を検出する。測定装置1は、圧力検出部9により検出された圧力の大きさが1Nから所定の誤差の範囲内である場合には、電子機器20が正しく触感を呈示していると判定する。一方で、測定装置1は、圧力検出部9により検出された圧力の大きさが1Nから所定の誤差の範囲外である場合、或いは圧力検出部9により圧力が検出されない場合には、電子機器20が正しく触感を呈示していないと判定する。測定装置1は、判定結果に応じて、電子機器20が正しく動作している場合とそうでない場合とで報知部4から異なる音を出力して、ユーザに検査結果を通知する。
(測定装置の処理例1)
図3を参照して、本開示の一実施形態に係る測定装置である測定装置1が実行する処理の一例を説明する。本処理例では、測定対象の電子機器20が測定装置1の除振部10に設置され、測定装置1の振動検出部8及び圧力検出部9がそれぞれ電子機器20のタッチ面21の振動及びタッチ面21に加えられた圧力を計測可能な位置に配置されているものとして説明する。
図3を参照して、本開示の一実施形態に係る測定装置である測定装置1が実行する処理の一例を説明する。本処理例では、測定対象の電子機器20が測定装置1の除振部10に設置され、測定装置1の振動検出部8及び圧力検出部9がそれぞれ電子機器20のタッチ面21の振動及びタッチ面21に加えられた圧力を計測可能な位置に配置されているものとして説明する。
ステップS101:制御部2は、加圧部7により電子機器20のタッチ面21に圧力を加える。制御部2は、加圧部7により加えられる圧力を段階的に増加させるように制御する。
ステップS102:制御部2は、振動検出部8によりタッチ面21の所定の振動を検出したか否かを判定する。振動検出部8により所定の振動が検出されない場合(ステップS102−No)、制御部2は、S101のステップの処理を継続する。
ステップS103:振動検出部8により所定の振動が検出された場合(ステップS102−Yes)、制御部2は、圧力検出部9によりタッチ面21に加えられた圧力を検出する。
ステップS104:制御部2は、圧力検出部9により検出された圧力及び振動検出部8により検出された振動に基づいて電子機器20を評価する。具体的には、制御部2は、振動検出部8により所定の振動が検出された際に圧力検出部9により検出された圧力に基づいて電子機器20を評価する。
ステップS105:制御部2は、電子機器20を評価した結果を報知部4から報知する。
(測定装置の動作例2)
図1及び図2を参照して、本開示の一実施形態に係る測定装置1が実行する動作の一例を説明する。本動作例2に係る測定装置1は、電子機器20がタッチ面21に圧力を加えられた際に、タッチ面21に所定の振動を発生させて正しく触感を呈示するか否かの検査に用いられ得る。例えば、電子機器20はタッチ面21に1N以上の圧力を加えられた際に図2に示す波形の振動をタッチ面21に発生させる仕様であるとする。測定装置1の記憶部3には、図2に示す振動の波形を最大振幅、継続時間、及び繰り返しパターン等を用いて定義された評価条件が記憶されている。測定対象の電子機器20は、測定装置1の除振部10に設置される。測定装置1の振動検出部8及び圧力検出部9は、それぞれ測定対象の電子機器20のタッチ面21の振動及びタッチ面21に加えられた圧力を計測可能な位置に配置される。例えば、図1において、振動検出部8は電子機器20の上方に位置するように、圧力検出部9は電子機器20のタッチ面21に接するように配置される。測定装置1は、圧力検出部9の情報から加圧部7により測定対象の電子機器20のタッチ面21に1N以上の圧力を加える。測定装置1は、圧力検出部9によりタッチ面21に加えられた圧力を検出した場合に、振動検出部8によりタッチ面21に生じる振動を検出する。測定装置1は、振動検出部8により検出された振動の波形が図2に示すような波形から所定の誤差の範囲内である場合には、電子機器20が正しく触感を呈示していると判定する。一方で、測定装置1は、振動検出部8により検出された振動の波形が評価条件から所定の誤差の範囲外である場合、或いは、振動検出部8により振動の波形が検出されない場合には、電子機器20が正しく触感を呈示していないと判定する。測定装置1は、判定結果に応じて、電子機器20が正しく動作している場合とそうでない場合とで報知部4から異なる音を出力して、ユーザに検査結果を通知する。
図1及び図2を参照して、本開示の一実施形態に係る測定装置1が実行する動作の一例を説明する。本動作例2に係る測定装置1は、電子機器20がタッチ面21に圧力を加えられた際に、タッチ面21に所定の振動を発生させて正しく触感を呈示するか否かの検査に用いられ得る。例えば、電子機器20はタッチ面21に1N以上の圧力を加えられた際に図2に示す波形の振動をタッチ面21に発生させる仕様であるとする。測定装置1の記憶部3には、図2に示す振動の波形を最大振幅、継続時間、及び繰り返しパターン等を用いて定義された評価条件が記憶されている。測定対象の電子機器20は、測定装置1の除振部10に設置される。測定装置1の振動検出部8及び圧力検出部9は、それぞれ測定対象の電子機器20のタッチ面21の振動及びタッチ面21に加えられた圧力を計測可能な位置に配置される。例えば、図1において、振動検出部8は電子機器20の上方に位置するように、圧力検出部9は電子機器20のタッチ面21に接するように配置される。測定装置1は、圧力検出部9の情報から加圧部7により測定対象の電子機器20のタッチ面21に1N以上の圧力を加える。測定装置1は、圧力検出部9によりタッチ面21に加えられた圧力を検出した場合に、振動検出部8によりタッチ面21に生じる振動を検出する。測定装置1は、振動検出部8により検出された振動の波形が図2に示すような波形から所定の誤差の範囲内である場合には、電子機器20が正しく触感を呈示していると判定する。一方で、測定装置1は、振動検出部8により検出された振動の波形が評価条件から所定の誤差の範囲外である場合、或いは、振動検出部8により振動の波形が検出されない場合には、電子機器20が正しく触感を呈示していないと判定する。測定装置1は、判定結果に応じて、電子機器20が正しく動作している場合とそうでない場合とで報知部4から異なる音を出力して、ユーザに検査結果を通知する。
(測定装置の処理例2)
図4を参照して、本開示の一実施形態に係る測定装置である測定装置1が実行する処理の一例を説明する。本処理例では、測定対象の電子機器20が測定装置1の除振部10に設置され、測定装置1の振動検出部8及び圧力検出部9がそれぞれ電子機器20のタッチ面21の振動及びタッチ面21に加えられた圧力を計測可能な位置に配置されているものとして説明する。
図4を参照して、本開示の一実施形態に係る測定装置である測定装置1が実行する処理の一例を説明する。本処理例では、測定対象の電子機器20が測定装置1の除振部10に設置され、測定装置1の振動検出部8及び圧力検出部9がそれぞれ電子機器20のタッチ面21の振動及びタッチ面21に加えられた圧力を計測可能な位置に配置されているものとして説明する。
ステップS201:制御部2は、加圧部7により電子機器20のタッチ面21に圧力を加える。制御部2は、加圧部7により加えられる圧力を段階的に大きくなるように制御する。
ステップS202:制御部2は、圧力検出部9によりタッチ面21の所定の圧力を検出したか否かを判定する。圧力検出部9により所定の圧力が検出されない場合(ステップS202−No)、制御部2は、S201のステップの処理を継続する。
ステップS203:圧力検出部9により所定の圧力が検出された場合(ステップS202−Yes)、制御部2は、振動検出部8によりタッチ面21に生じた振動を検出する。
ステップS204:制御部2は、圧力検出部9により検出された圧力及び振動検出部8により検出された振動に基づいて電子機器20を評価する。具体的には、制御部2は、圧力検出部9により所定の圧力が検出された際に振動検出部8により検出された振動に基づいて電子機器20を評価する。
ステップS205:制御部2は、電子機器20を評価した結果を報知部4から報知する。
以上述べたように、本実施形態に係る測定装置1は、タッチ面21を振動させて触感を呈示する電子機器20を測定する。測定装置1は、タッチ面21に圧力が加えられることで生じるタッチ面21の振動を検出する振動検出部8と、タッチ面21に加えられた圧力を検出する圧力検出部9と、を備える。かかる構成によれば、測定装置1は、電子機器20が呈示する触感を定量的に測定することができる。これにより、測定装置1は、電子機器20が呈示する触感が所望の触感であるか否かの判定、或いは複数の電子機器20が呈示する触感が同一であるか否かの判定等を定量的に行うことができる。したがって、電子機器20により呈示される触感を測定する技術の有用性が向上する。
本実施形態に係る測定装置1は、タッチ面21に圧力を加える加圧部7を更に備える。かかる構成によれば、測定装置1は、測定対象の電子機器20のタッチ面21に対して加える圧力を制御することができる。これにより、測定装置1は電子機器20が触感を呈示する条件に設定された圧力を効率的に再現することができ、電子機器20により呈示される触感を測定する技術の有用性が向上する。
本実施形態に係る測定装置1の加圧部7の形状及び素材の少なくとも1つは、人間の指を模して形成される。かかる構成によれば、測定対象の電子機器20が人間の指で操作されるタッチ面21を持つ場合、加圧部7は、タッチ面21に圧力を加える際に、ユーザの指による電子機器20のタッチ面21への接触を再現することができる。これにより、電子機器20により呈示される触感を測定する技術の有用性が向上する。
本実施形態に係る測定装置1は、電子機器20が設置される除振部10を更に備える。かかる構成によれば、測定装置1は、測定対象の電子機器20の測定を行う際に、測定装置1が床等の設置面から受ける振動が測定対象である電子機器20に伝達されることを防ぐことができる。これにより、電子機器20により呈示される触感を測定する技術の有用性が向上する。
本実施形態に係る測定装置1は、制御部2を更に備える。制御部2は、振動検出部8及び圧力検出部9により検出された振動及び圧力に基づいて電子機器20を評価する。かかる構成によれば、測定装置1は、測定対象の電子機器20がタッチ面21を振動させて呈示する触感を、タッチ面21の振動及びタッチ面21に加えられた圧力により多面的に評価できる。これにより、電子機器20により呈示される触感を測定する技術の有用性が向上する。
本実施形態に係る測定装置1の制御部2は、振動検出部8により所定の振動が検出された際に圧力検出部9により検出された圧力に基づいて電子機器20を評価する。かかる構成によれば、測定装置1は、タッチ面21に加えられる圧力に基づいて、触感を呈示する電子機器20が正しく触感を呈示しているか否かを評価できる。これにより、電子機器20により呈示される触感を測定する技術の有用性が向上する。
本実施形態に係る測定装置1の制御部2は、圧力検出部9により所定の圧力が検出された際に振動検出部8により検出された振動に基づいて電子機器20を評価する。かかる構成によれば、測定装置1は、タッチ面21に生じた振動に基づいて、触感を呈示する電子機器20が正しく触感を呈示しているか否かを評価できる。これにより、電子機器20により呈示される触感を測定する技術の有用性が向上する。
本実施形態に係る測定装置1の振動検出部8は、タッチ面21の振動の周波数、波長、波形、振幅、継続時間及びパターンの少なくとも1つを検出する。かかる構成によれば、測定装置1は、触感を呈示する電子機器20がタッチ面21に生じさせる振動を定量的に定義することができる。これにより、電子機器20により呈示される触感を測定する技術の有用性が向上する。
本実施形態に係る測定装置1は、電子機器20を評価した結果を報知する報知部4を更に備える。かかる構成によれば、測定装置1は、測定対象の電子機器20が正しく触感を呈示しているか否かを、測定装置1のユーザに対して呈示することができる。これにより、電子機器20により呈示される触感を測定する技術の有用性が向上する。
前述の実施形態は代表的な例として説明したが、本開示の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。従って、本開示は、前述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形又は変更が可能である。例えば、各手段又は各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段又はステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、前述した実施形態において、測定装置1が加圧部7を備える例を示したが、この限りではない。加圧部7を備えない場合、測定装置1は、例えば、ユーザ操作によりユーザの指等によって測定対象の電子機器20のタッチ面21に圧力が加えられることで生じるタッチ面21の振動及びタッチ面21に加えられた圧力を検出してもよい。かかる構成によれば、測定装置1は、加圧部7によって再現された圧力ではなく、実際にユーザが電子機器20を使用する際にユーザの指等によって加えられる圧力に基づいて、電子機器20が正しく触感を呈示しているか否かを評価することができる。これにより、電子機器20により呈示される触感を測定する技術の有用性が向上する。
また、前述した実施形態において、測定装置1が加圧部7、振動検出部8、及び圧力検出部9をそれぞれ個別に備える例を示したが、この限りではない。測定装置1において、例えば、加圧部7と振動検出部8とが一体とされてもよく、加圧部7と圧力検出部9とが一体とされてもよく、或いは、加圧部7、振動検出部8、及び圧力検出部9の全てが一体とされてもよい。図5には、加圧部7、振動検出部8、及び圧力検出部9の全てが一体とされた測定装置1の例が示される。かかる構成によれば、測定装置1は、電子機器20がタッチ面21から触感を呈示する対象である加圧部7において、測定された振動又は圧力に基づいて、電子機器20が正しく触感を呈示しているか否かを評価することができる。これにより、電子機器20により呈示される触感を測定する技術の有用性が向上する。
また、前述した実施形態において、測定装置1の測定対象が、タッチ面21を振動させて触感を呈示する電子機器20である例を示したが、この限りではない。測定装置1の測定対象となる電子機器20は任意の方法により触感を呈示してもよい。かかる場合、測定装置1は測定対象となる電子機器20が呈示する触感を検出する検出部を備える。例えば、測定装置1の測定対象は、タッチ面21を冷却又は加熱して触感を呈示する電子機器20であってもよい。かかる場合、測定装置1は、タッチ面21に圧力が加えられることで生じるタッチ面の温度を検出する温度検出部を備えてもよい。これにより、電子機器20により呈示される触感を測定する技術の有用性が向上する。
1 測定装置
2 制御部
3 記憶部
4 報知部
5 入力部
6 通信部
7 加圧部
8 振動検出部
9 圧力検出部
10 除振部
20 電子機器
21 タッチ面
2 制御部
3 記憶部
4 報知部
5 入力部
6 通信部
7 加圧部
8 振動検出部
9 圧力検出部
10 除振部
20 電子機器
21 タッチ面
Claims (10)
- タッチ面を振動させて触感を呈示する電子機器を測定する測定装置であって、
前記タッチ面に圧力が加えられることで生じる前記タッチ面の振動を検出する振動検出部と、
前記タッチ面に加えられた前記圧力を検出する圧力検出部と、
を備える測定装置。 - 請求項1に記載の測定装置であって前記タッチ面に圧力を加える加圧部を更に備える測定装置。
- 請求項2に記載の測定装置であって、前記加圧部の形状及び素材の少なくとも1つは人間の指を模して形成される、測定装置。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載の測定装置であって、前記電子機器が設置される除振部を更に備える、測定装置。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の測定装置であって、
制御部を更に備え、
前記制御部は、検出された前記振動及び前記圧力に基づいて電子機器を評価する、測定装置。 - 請求項5に記載の測定装置であって、前記制御部は、前記振動検出部により所定の振動が検出された際に前記圧力検出部により検出された圧力に基づいて電子機器を評価する、測定装置。
- 請求項5又は6に記載の測定装置であって、前記制御部は、前記圧力検出部により所定の圧力が検出された際に前記振動検出部により検出された振動に基づいて電子機器を評価する、測定装置。
- 請求項5から7のいずれか一項に記載の測定装置であって、
電子機器を評価した結果を報知する報知部を更に備える、測定装置。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載の測定装置であって、前記振動検出部は、前記タッチ面の振動の周波数、波長、波形、振幅、継続時間及びパターンの少なくとも1つを検出する、測定装置。
- 振動検出部と、圧力検出部と、を備え、タッチ面を振動させて触感を呈示する電子機器を測定する測定装置の制御方法であって、
前記タッチ面に圧力が加えられることで生じる前記タッチ面の振動を前記振動検出部により検出するステップと、
前記タッチ面に加えられた前記圧力を前記圧力検出部により検出するステップと、
を含む制御方法。
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