このような定量排出容器は、ユーザーが内容物の取得のために毎度容器器具のような収容器具を傾けて内容物を取り出す場合、内容物が一度にどっとこぼれ出るため、内容物を一つずつまたは必要な需要量だけ取り出すことが難しい不都合な点がある。
収容器具内の内容物の残留量が少ない時は、収容器具の下部に位置した内容物を引き出すために収容器具を集中して傾けるなど、使用が煩雑であり、また引き出される内容物が収容器具の内部の下部にある時、内容物を手で把持し難い問題点がある。
したがって、最近収容器具内で内容物を個別に引き出すことができるようにした収容器具が提示されているものの、現在考案されて使用中の、収容器具の内部に内容物を支持する芯台があり、収容器具本体が上下に移動して芯台によって内容物の一部が収容器具の上部の通過口に取り出されるようにするポンプ式収容器具は、蓋部分を含む収容器具本体の全体を、できるだけ上向き移動させてから再び下向き移動させなければならないため、作動のための操作距離が大きく、内容物の全部を持ち上げてから下ろさなければならないなどの問題点がある。
併せて、このような収容器具には各種飲食物、薬品または物品などが入っている状態で提供されており、通常の収容器具に提供される開閉器具は開閉のための機能の他に特別な機能はない。また、一定量の内容物を取得するために開閉器具を解放してから使用するため、やむを得ず収容器具の内部の内容物全体が容易に露出して汚染物質が浸透したり空気と接触して容易に酸化される問題点がある。
また、定量の内容物のみを取得するために、指を収容器具内に入れて内容物を把持したり、収容器具を傾けて一部の内容物を手の平に取り出してから再び残った内容物を収容器具内に収納するため、内容物が容易に外部の汚染に露出するなどの問題点がある。
しかも、従来は収容器具から吐出される内容物の量を正確に感知することができなかったため、正確な服薬管理が難しかったのが実情であった。
そして、従来、内容物が入っている容器に含まれた通過手段、特に、通過手段に含まれた開閉部材の回動による開閉で定量の内容物のみを通過させる装置が開示されているが、従来技術によると、立っている容器を地面に向けて傾ける場合、開閉部材の自重によってのみ回動するため容器が傾き角度による開閉部材の回動の調節が難しく、このため、ユーザーが容器から定量の内容物を吐出させるために容器を傾けたり立てたりすることを何度も繰り返さなければならない問題点がある。
したがって、これを改善する必要性が求められる。
本発明は、前記のような問題点を改善するために案出されたものであって、通過空間を可変させて内容物の通過空間を確保することによって内容物の定量通過を安定して誘導する通過装置、バルブ、これを備える収容器具、内容物移動器具および内容物器具を提供することにその目的がある。
本発明は、内容物の通過空間を確保し、内容物の定量通過に連動して通過空間を内容物が通過できない程度に閉鎖してそれ以上の内容物が通過することを防止するための通過装置、バルブ、これを備える収容器具、内容物移動器具および内容物器具を提供することにその目的がある。
本発明は、ユーザーが収容器具または内容物移動器具を傾けて内容物を取り出す場合、内容物が一度にこぼれ出ることを防止するようにする通過装置、バルブ、これを備える収容器具、内容物移動器具および内容物器具を提供することにその目的がある。
本発明は、収容器具または内容物移動器具で固形物、粉末または液状の内容物を定量または需要量排出しつつ収容器具または内容物移動器具の内容物通過側を開放する内容物通過手段を備えることによって、内容物の定量通過を安定して誘導しようとする通過装置、バルブ、これを備える収容器具、内容物移動器具および内容物器具を提供することにその目的がある。
本発明は、収容器具または内容物移動器具の内容物通過側を開放する内容物通過手段の運動角度を制限することによって、開閉反応の応答性を向上させるための通過装置、バルブ、これを備える収容器具、内容物移動器具および内容物器具を提供することにその目的がある。
本発明は、ストッパーが開放部材の開放時に開放角度を制限するために、開放部材に連結された通過運動部の運動角度を制限する通過装置、バルブ、これを備える収容器具、内容物移動器具および内容物器具を提供することにその目的がある。
本発明は、通過通路部が内容物の進入側と排出側間に延長形成されて、内容物を通過運動部に移動案内し、通過運動部に移動する内容物の移動量を制限する通過装置、バルブ、これを備える収容器具、内容物移動器具および内容物器具を提供することにその目的がある。
本発明は、両側に開放される内容物移動器具に設けられるバルブを提供して、回動による開放で内容物を内容物移動器具の一側に通過誘導するバルブを提供することにその目的がある。
本発明は、内容物通過手段とは別途備えられる待機収納部が、内容物通過手段を通過した内容物が待機収納空間に必要以上流入することを防止して、待機収納部に残留する内容物がユーザーが必要とする需要量になるようにする通過装置、バルブ、これを備える収容器具、内容物移動器具および内容物器具を提供することにその目的がある。
本発明は、通過空間を可変させて内容物の通過空間を確保し、通過した内容物を受け取る段階で必要以上の内容物の流入を遮断して内容物の需要量の受け取りを安定して誘導することができ、内容物の通過受け取り量を調節する通過装置、バルブ、これを備える収容器具、内容物移動器具および内容物器具を提供することにその目的がある。
本発明は、収容器具の開閉器具に内容物待機収納部を提供することによって、固形、粉末または液状などの内容物を別途収納して保管および使用できるようにする通過装置、バルブ、これを備える収容器具、内容物移動器具および内容物器具を提供することにその目的がある。
本発明は、内容物を通過させる作動をするだけで、ユーザーが需要量の内容物をユーザーの手や他の受け取り器具にすぐに入れることができるようにする通過装置、バルブ、これを備える収容器具、内容物移動器具および内容物器具を提供することにその目的がある。
本発明は、長方形の錠剤のような薬品を保管する一般的な収容器具のように、開口部が狭くてユーザーが指で内容物である錠剤を把持するために二本の指を入れることができる空間がない場合、収容器具を傾けたり振ったりする動作で需要量の内容物だけを効果的に得ることができる通過装置、バルブ、これを備える収容器具、内容物移動器具および内容物器具を提供することにその目的がある。
本発明は、医薬品、健康補助食品および食品類と工具、器具などの多様な固形物、粉末または液状の内容物に適用され得る通過装置、バルブ、これを備える収容器具、内容物移動器具および内容物器具を提供することにその目的がある。
本発明は、吐出される薬品の個数を正確に感知し、これに基づいてユーザーの定量服薬ができるように管理する服薬管理装置を提供することにその目的がある。
本発明は、ユーザーの服薬状態をモニタリングしてユーザーが服薬スケジュールに沿って正確に服薬できるように誘導する服薬管理装置を提供することにその目的がある。
本発明に係る通過装置は、開放部を有する、内容物を移動案内するための通過作動部を備え、前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含み、前記内容物通過手段は、運動による開放によって内容物が通過されるようにする通過運動部を含み、前記通過運動部は、前記開放部にシーソー運動可能に設けられ得る。
前記通過作動部は、前記シーソー運動によって、前記通過作動部が設定角度以内で傾いた時に初期状態を維持して開放部を開放しないようにすることができる。
前記内容物が前記通過運動部を押圧する力、または前記内容物が前記通過運動部を押圧する力と前記通過運動部の自重とによって、開放部を開放しながら設定量だけ通過案内され得る。
前記設定角度は、前記開放部を形成した内容物移動器具が立てられた初期状態から180度を超過しない傾き角度であり得る。
前記通過運動部は、回転中心である運動部材を基準として左側または右側に重さ偏り現象によってシーソー運動をすることができる。
前記通過運動部は、前記開放部を形成した内容物移動器具が傾いた待機状態で、回転中心である運動部材を基準として閉鎖部材側に重さが偏り、前記閉鎖部材がストッパーに係止されることによって前記閉鎖部材が前記開放部を閉鎖せずに開放する状態を維持することができる。
前記通過運動部は、前記開放部を形成した内容物移動器具が設定角度以内で傾いた場合、傾く方向の反対側への重さ偏重により前記開放部材が前記開放部を閉鎖する状態を維持することができる。
前記通過運動部は、前記開放部を形成した内容物移動器具が傾く場合、前記開放部側に流入する内容物の重さが加重されて回転中心である運動部材を基準として回動しながら前記開放部を開放することができる。
前記通過作動部が結合される器具本体を含むことができる。
前記通過運動部は、内容物の通過方向に運動して内容物の通過空間を形成する開放部材を含むことができる。
前記通過運動部は、前記開放部材に連動して、前記内容物が通過できないか部分的にのみ通過するように前記開放部の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材を含むことができる。
前記通過運動部は、前記通過作動部の設定角度以内での回動時に前記内容物が接触しない場合、ストッパーによって初期状態を維持することができる。
前記閉鎖部材が前記開放部を開放した状態で、単数または複数の設定量の前記内容物が前記閉鎖部材と前記開放部材との間に進入時に前記通過運動部に自重を付加して、前記通過運動部が回転することができる。
前記通過運動部は、前記開放部材と前記閉鎖部材との間の底部材に接触した前記内容物との摩擦または前記内容物による前記開放部材の押圧力によって前記内容物と共に移動され得る。
前記通過作動部は、センサモジュールによって排出される内容物を感知することができる。
前記センサモジュールは、前記開放部を通過するかまたは前記開放部に近接する前記内容物を感知するセンサ部と、前記センサ部を制御して前記内容物を感知し、感知結果に服薬状態情報を生成してから服薬案内端末に伝達するセンシング制御部と、を含むことができる。
前記センシング制御部は、前記センサ部を通じて前記開放部側に光を放出し、前記開放部を通じて吐出される内容物によって反射した光に基づいて内容物を感知することができる。
前記センシング制御部は、前記センサ部を通じて光が放出された時刻と受光した時刻の時間差とを利用して、前記開放部を通じて内容物を感知することができる。
前記センシング制御部は、前記時間差が予め設定された設定値以内であれば内容物が前記開放部を通過したと判断することができる。
本発明に係る通過装置は、開放部を有する、内容物を移動案内するための通過作動部を備え、前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含み、前記内容物通過手段は、回動運動による開放によって内容物が通過するようにする通過運動部を含み、前記通過運動部は、運動部材を基準として前記開放部でテコの原理を利用して往復回動しながら前記開放部を開閉することができる。
前記通過運動部は、前記通過作動部の設定角度以内での回動時に、自重によって前記開放部を閉鎖した状態を維持し、内容物の押圧力または前記内容物が前記通過運動部を押圧する力と前記通過運動部の自重とによって前記開放部を順に開閉し、前記内容物を設定量だけ通過案内することができる。
前記通過運動部は、前記通過作動部が傾いた場合、前記通過運動部の自重によって前記通過作動部の傾きを超過して傾くことを抑制する平衡部を含むことができる。
前記通過運動部は、内容物の通過方向に運動して内容物の通過空間を形成する開放部材を含むことができる。
前記通過運動部は、前記開放部材に連動して、前記内容物が通過できないか部分的にのみ通過するように前記開放部の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材を含むことができる。
設定量の内容物が前記開放部材に接触する前までは、重さ平衡によって前記通過運動部の自重による回動が発生しないように前記通過作動部の形状が備えられ得る。
前記通過運動部は、テコ運動の重心平衡の設定のための運動制御部材をさらに含むことができる。
本発明に係る通過装置は、内容物を貯蔵するハウジングと、前記ハウジングの内側に設けられて内容物を移動案内するための通過作動部と、前記通過作動部の吐出側に移動する前記内容物が一つまたは定量吐出案内されるように、前記内容物の移動方向と移動状態を設定するために前記ハウジングに形成される供給案内部とを含むことができる。
前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含み、前記内容物通過手段は、運動による開放によって内容物が通過されるようにする通過運動部を含み、前記通過運動部は、内容物の通過方向に運動して内容物の通過空間を形成する開放部材と、前記開放部材に連動して前記内容物が通過できないか部分的にのみ通過するように開放部の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材とを含み、前記閉鎖部材は前記開放部材に連動して前記開放部を少なくとも一部閉鎖することにより、定量を超過する内容物が前記開放部を通過することを防止することができる。
前記通過作動部は、内容物を通過させるために前記開放部を形成する固定部材と、内容物が前記内容物通過手段側に流入して案内されるようにする移動案内部とを含み、前記ハウジングは、前記固定部材を備え、前記内容物が前記移動案内部側に移動案内されるように形成される縮径部と、前記内容物を初期に設定量だけ貯蔵可能であるように前記縮径部より内部空間が大きな拡径部とを含むことができる。
前記通過作動部は、内容物を通過させるために前記開放部を形成する固定部材と、内容物が前記内容物通過手段側に流入して案内されるようにする移動案内部とを含み、前記ハウジングは、前記固定部材を備え、前記供給案内部を通じて前記内容物を前記移動案内部側に移動案内することができる。
前記通過作動部は、内容物を通過させるために前記開放部を形成する固定部材と、内容物が前記内容物通過手段側に流入して案内されるようにする移動案内部とを含み、前記ハウジングは、前記固定部材を備え、前記内容物が前記移動案内部側に移動案内されるように形成される拡径部を含むことができる。
前記供給案内部は、前記ハウジングで円周の軌跡に沿って内側に膨らんで曲率を有するように形成され得る。
前記ハウジングは、前記拡径部の前記移動案内部側に前記内容物を移動案内するように形成される縮径部を含み、前記供給案内部は、前記拡径部または前記縮径部に形成されて前記内容物の移動を案内することができる。
本発明に係る通過装置は、内容物を貯蔵するハウジングと、前記ハウジングの内側に設けられて内容物を移動案内するための通過作動部と、前記通過作動部の吐出側に移動する前記内容物が一つまたは定量吐出案内されるように、前記内容物の移動方向と移動状態を設定するために前記ハウジングに形成される供給案内部とを含む。
前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含み、前記内容物通過手段は、運動による開放によって内容物が通過されるようにする通過運動部を含み、前記通過運動部は内容物の通過方向に運動して内容物の通過空間を形成する開放部材と、前記開放部材に連動して前記内容物が通過できないか部分的にのみ通過するように開放部の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材とを含み、前記閉鎖部材は前記開放部材に連動して前記開放部を少なくとも一部閉鎖することにより、定量を超過する内容物が前記開放部を通過することを防止することができる。
前記通過作動部は、内容物を通過させるために前記開放部を形成する固定部材と、内容物が前記内容物通過手段側に流入して案内されるようにする移動案内部とを含む。
前記ハウジングは、前記固定部材を備え、前記内容物が前記移動案内部側に移動案内されるように形成される縮径部を含む。
前記通過作動部は、内容物を通過させるために前記開放部を形成する固定部材と内容物が前記内容物通過手段側に流入して案内されるようにする移動案内部とを含む。
前記ハウジングは、前記拡径部の前記移動案内部側に前記内容物を移動案内するように形成される縮径部を含む。
前記供給案内部は、前記拡径部または前記縮径部に形成されて前記内容物の移動を案内することができる。
前記通過作動部は、内容物を通過させるために前記開放部を形成する固定部材と、内容物が前記内容物通過手段側に流入して案内されるようにする移動案内部とを含む。
前記ハウジングは、前記固定部材を備え、前記移動案内部を通じて前記縮径部で延長され、前記内容物が前記移動案内部側に移動案内されるように形成される拡径部と、前記拡径部の前記移動案内部側に前記内容物を移動案内するように前記供給案内部を形成するために前記拡径部で延びる縮径部とを含む。
前記供給案内部は、前記ハウジングで円周の軌跡に沿って内側に膨らんで曲率を有するように形成され得る。
前記供給案内部は、前記移動案内部の端部を、前記内容物の移動案内のために同一高さとなるように支持され得る。
前記内容物通過手段の変形によって内容物を通過誘導することができる。
前記通過作動部は、内容物が前記通過作動部を通過する前に位置する通過以前部と通じる開放部が形成されて、前記通過以前部の内容物が移動するものの、前記内容物通過手段は、前記開放部を通じて内容物を移動させることができる。
前記通過装置は、内容物移動器具または収容器具に適用されて、内容物移動器具または収容器具本体から開閉可能な開閉器具であって、前記開閉器具は開閉器具本体と前記通過作動部を含み、前記通過作動部は、内容物移動器具本体または収容器具本体の通過以前部の内容物が前記開閉器具に移動するように前記通過以前部と前記開閉器具が少なくとも一部通じるようにすることができる。
前記通過作動部は、前記内容物通過手段の変形によって前記通過以前部の内容物が前記開閉器具に移動することができる。
前記通過運動部は運動部材を含み、前記運動部材は前記開放部材を運動可能に連結することができる。
前記通過作動部は、内容物が前記内容物通過手段に接触する側である通過排出側から内容物が進入する側である通過進入側に延長形成される通過通路部を含み、前記通過通路部は前記内容物を前記内容物通過手段に移動案内することができる。
前記通過運動部は、内容物が前記通過装置方向に滑る方向に前記通過作動部が傾く場合、前記通過作動部が傾く方向の反対方向に重さ偏り力が作用して、内容物が前記通過運動部を接触する前に前記通過運動部が、前記開放部材の自重によって前記通過作動部が傾く方向に傾くことを抑制する平衡部を含む。
前記開放部を通じて、前記開放部材が運動して形成される通過空間の開放有無により前記内容物を通過案内し、前記開放部材は前記固定部材に直接的または間接的に連結され得る。
前記内容物通過手段は運動部材を含み、前記運動部材は前記開放部材を回動運動可能に連結することができる。
前記通過作動部は、内容物を通過させるために前記開放部を備える固定部材を含む。
前記内容物通過手段は、前記固定部材と連結される開放部材を含み、前記開放部材が運動して前記開放部の開放有無により前記内容物を受け取り案内することができる。
前記内容物通過手段は、前記開放部材を運動可能に連結する運動部材を含む。
前記内容物通過手段の変形によって前記通過以前部の内容物が前記開閉器具に移動または前記開閉器具を通じて移動することができる。
前記内容物通過手段は、運動による開放によって内容物が通過されるようにする通過運動部を含む。
前記通過運動部は、内容物の通過方向に運動して内容物の通過空間を形成する開放部材を含む。
前記通過作動部は開放部を有し、かつ前記開放部が一定の高さで立ち上がるように形成され得る。
前記内容物の通過空間は、前記開放部材の固定されていない自由端が内容物の重さによる押圧、前記通過作動部を備えるハウジングの揺れ、前記開放部材の自重のうち少なくとも一つによって運動されることにより形成され得る。
前記開放部材は、前記固定部材の方向に、一側は固定され、他側は固定されていないため運動によって開放されるものの、前記内容物の離脱を防止し、前記開放部に通過空間を形成することができる。
前記固定部材は、前記開放部材が連結される前記通過装置の内部通孔空間の内周面に設けられるか、または前記通過装置が含むハウジングの部材であり得る。
前記開放部材は単数または複数個で構成され得る。
内容物が前記開放部材を押圧する時、前記内容物は前記開放部材の反りによって流入し、前記閉鎖部材は前記開放部材に連動して前記開放部の少なくとも一部を閉鎖することによって、需要量を超過する内容物が前記開放部を通過することを防止することができる。
前記通過作動部が傾く場合、需要量の内容物が開放部材に接触する前に前記通過運動部の自重によって回転がなされないように、前記通過運動部の形状が備えられるか前記通過運動部の構成部材が結合されて、前記平衡部の重さまたは重心が形成され得る。
前記内容物通過手段は、前記固定部材の開放部側に設けられて、前記運動部材を前記固定部材に回動運動可能に連結する運動固定部を含む。
前記内容物通過手段は前記通過作動部に設けられて、需要に該当する内容物を通過案内するための通過手段であり得る。
前記内容物通過手段は、前記開放部材または前記閉鎖部材の回転角度を制限するためにストッパーを備えることができる。
前記通過作動部が傾いて前記開放部材の自重によって回転がなされようとする場合、前記通過運動部の重さ平衡力の作用によって前記開放部材の回転が抑止されて、前記内容物の需要量が前記開放部を通過する前に前記閉鎖部材が前記内容物の通過を妨げないことができる。
前記通過作動部が傾いて前記開放部材の自重によって回転がなされようとする場合、前記開放部材と前記運動部材の、重さと重心の位置によって前記開放部材の回転が抑止されて、前記内容物の需要量が通過する前に前記内容物の通過を妨げないことができる。
前記通過作動部は、内容物が前記内容物通過手段側に流入して案内されるようにする移動案内部を備えることができる。
前記開放部材は、固定されていない自由端の移動を通じて前記開放部を開放させることによって、前記内容物が通過されるように通過空間を形成することができる。
前記通過運動部は、内容物の通過方向に運動して内容物が前記通過作動部を通過するようにする開放部材を含む。
前記通過作動部は、前記通過以前部から移動した内容物の受け取り需要量が前記通過以前部に移動しないようにすることができる。
前記通過運動部の運動角度は、前記内容物通過手段とハウジングまたはカバーのうち少なくともいずれか一つに設けられる単数または複数個のストッパーによって制限され得る。
前記通過以前部は内容物を保管し、内容物を引き出し待機するための待機収納部を含み、前記通過作動部に形成される前記開放部を通じて前記通過以前部と前記待機収納部とが一部通じるようになり、前記開放部を通じて前記通過以前部の内容物が前記待機収納部に移動することができる。
前記運動部材は、前記開放部材と一体であるか、前記開放部材と分離可能に設けられ得る。
前記運動部材は前記運動固定部に連結されて、自重方向と内容物の押圧方向に運動されようとする前記開放部材をヒンジ連結することができる。
前記開放部材は、前記固定部材の方向に、一側は固定され、他側は固定されていないため運動によって前記開放部を開閉することができる。
前記通過運動部は、前記通過運動部の重心平衡力の作用による前記通過運動部の運動制御のために運動制御部材をさらに含む。
前記通過作動部を備えるハウジングに連結されて、前記通過装置を通じて受け取られる内容物を受け取るカバーを含み、前記カバーは前記ハウジングに分離可能に結合され得る。
内容物が前記通過作動部側に流入して案内されるようにする移動案内部を備えることができる。
前記運動制御部材は、前記通過作動部が傾く場合、前記平衡部の平衡状態となるための方向に作用する力によって前記平衡部が前記通過作動部が傾く方向に回転運動が起きるか減るように抑制し、前記開放部材と前記運動制御部材の重さまたは前記開放部材、前記運動制御部材および前記開放部材と共に運動する少なくとも一つ以上の別途部材の重さによって、前記平衡部の重さ平衡をなす重力方向の重心位置を維持しようとする力が発生して、前記開放部材が通過作動部の傾きを超過する傾きに傾かないことができる。
前記待機収納部は、通過した内容物に接して通過方向に対して側面から抵抗する抵抗側板部材を含む。
前記通過通路部は、前記通過通路部を通過する個々の内容物の一側端部の長さが他側端部の長さと異なる場合、前記通過通路部の内部空間幅のうち最小長さ内径である通路幅最小内径が、個々の内容物の短方向のうち最大外径の長さである内容物の短方向の最大外径の二倍より小さいか同じであるため、二個以上の個々の内容物が前記通過通路部に同時に進入または通過できず、一度に一個の内容物だけが前記通過通路部に進入または通過可能であり得る。
前記通過通路部は、前記通過通路部を通過する個々の内容物の一側端部の長さが他側端部の長さと異なる場合、前記内容物が内容物の長方向の長さ方向に前記通過通路部を通過するようにガイドすることができる。
前記内容物通過手段は、内容物の通過方向に運動して内容物の通過空間を形成する開放部材を含み、前記開放部材に連動して開放された前記開放部を少なくとも一部閉じる閉鎖部材を含み、前記一個の内容物が前記通過通路部を前方通過時、他の個々の内容物が前記前方通過内容物の後に隣接し、前記通過通路部を後方進入すると、前記前方通過内容物に接触して移動する前記開放部材に連動して移動した、前記閉鎖部材が前記開放部を少なくとも一部閉鎖することにより、需要量を超過して後方進入した内容物が前記閉鎖部材に接触しながら前記開放部に流入され得る。
前記通過通路部の下部に前記内容物を前記通過通路部に流入する移動案内部を備え、前記移動案内部の少なくとも一部は傾斜するように形成され、前記内容物が前記通過通路部が位置したところに案内され得る。
前記通過作動部が傾く場合、内容物が前記移動案内部の重力方向の傾斜した面に沿って前記通過通路部が位置したところに案内されて移動することができる。
前記平衡部は、内容物の通過方向に運動して内容物の通過空間を形成する開放部材を含み、内容物が前記開放部材に接触して内容物の重さが前記開放部材に伝達されて前記平衡部の運動が進行される時、前記平衡部の運動方向に平衡を崩して前記平衡部の運動力を加重させる運動加重制御部材をさらに含む。
前記内容物通過手段の構成部材の少なくとも一部が回転して発生する回転変形時に現れる前記内容物通過手段の変形は、前記通過運動部の自重と重心によって、内容物の接触前に発生しないか接触前の近接した時点まで遅延され、前記内容物通過手段の変形は内容物の自重による接触前に発生せず、前記内容物の自重による接触後に前記通過運動部と前記接触した内容物の自重による回転が動作して発生し得る。
前記開放部材は折り曲げられて構成され、前記開放部材が折り曲げられる開放部材折り曲げ部は線形に折り曲げられるか曲面であり得る。前記開放部材は直角以上の角度で折り曲げられて、前記開放部材と前記閉鎖部材との間の空間を確保し、前記開放部材と前記閉鎖部材との間の空間に進入した需要量の内容物が前記開放部材を押圧して前記開放部材が前記閉鎖部材と共に回転移動し、前記回転移動する閉鎖部材が前記開放部材を押圧する前記需要量の内容物を干渉せず、前記閉鎖部材は前記需要量の内容物を超過して通過作動部に進入する内容物がある場合、超過する内容物を防ぐことができる。
前記閉鎖部材は折り曲げられて構成され、前記閉鎖部材が折り曲げられる閉鎖部材の折り曲げ部は線形に折り曲げられるか曲面であり得る。
前記通過運動部の自重による前記通過運動部の運動を制御する平衡部を含み、前記平衡部は運動制御部材、開放部材、閉鎖部材および運動部材のうち少なくとも一つ以上を含み、前記運動制御部材、前記開放部材、前記閉鎖部材および前記運動部材のうち少なくとも一つ以上の重さと備えられる位置を通じての平衡作用によって前記通過運動部の自重による運動を制御することができる。
前記運動制御部材は、前記開放部材の自重による移動距離と移動角度のうち少なくとも一つを制御することができる。
前記運動制御部材は、前記通過作動部を傾けた時、需要量の内容物が前記開放部材を押圧する前に前記開放部材または前記開放部材と共に運動する部材の自重による回転で前記閉鎖部材が需要量の内容物の通過を防がないように制御し、前記運動制御部材は、前記開放部材の重さまたは前記開放部材と前記開放部材と共に運動する少なくとも一つ以上の部材の重さに対応して、前記開放部材を含む前記通過運動部または前記平衡部の自重による移動を制御する重さと位置で構成され得る。
前記通過作動部が傾く時、前記開放部材と前記運動制御部材の重さまたは前記開放部材、前記運動制御部材および前記開放部材と共に運動する別途部材の重さによって、前記平衡部の重心で重さ平衡状態となるための方向である、前記通過作動部が傾きの反対方向に作用する力が発生して、前記開放部材が前記通過作動部の傾き以上に傾かず、前記通過作動部内での位置または傾きを維持することができる。
前記通過作動部が傾く時、前記開放部材と前記運動制御部材が重さ平衡によって重力方向位置を維持する力が作用し得る。
前記通過作動部内に設けられる抵抗部材を含み、前記抵抗部材は前記通過作動部内を通過する内容物の通過を制限することができる。
少なくとも一側に開放されるハウジングを含み、前記通過作動部は前記ハウジングに設けられ、前記内容物通過手段は内容物が移動する方向への運動による開放によって内容物を前記ハウジングの一側に通過誘導することができる。
前記通過作動部は、前記通過作動部の傾きまたは揺れによって発生する前記内容物通過手段の変形によって内容物が移動することができる。
前記通過作動部が傾く場合、内容物を移動案内する移動案内部を含み、前記移動案内部が傾いた状態で内容物の自重または慣性によって前記移動案内部の面に沿って案内して内容物を通過させることができる。
前記移動案内部はハウジングであるかまたは前記ハウジングに連結され得る。
前記移動案内部は移動する内容物が集中されるようにガイド部材を延長することができる。
前記内容物通過手段は、運動によって内容物を通過させる通過運動部を含み、前記通過運動部は、前記通過作動部が傾くか動く場合、前記通過運動部の自重、前記通過運動部の慣性、内容物が前記通過運動部を押圧する力のうち少なくとも一つによって運動することができる。
前記通過運動部は、通過する内容物と同じ方向に運動し、内容物の通過を許容する開放部材を含む。
前記通過運動部は、前記開放部材と別途に前記開放部材方向に運動し、内容物が通過できないか部分的にのみ通過するように開放部の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材を含む。
前記通過運動部は、前記通過運動部の運動部重心位置と前記通過運動部の回転運動中心である運動部回転中心位置とが異なって備えられ得る。
前記通過運動部の運動部重心位置が、前記通過運動部の運動部回転中心位置の後方である、前記通過装置の外部通過方向の反対方向に位置し、前記通過作動部が傾くか揺れる場合、前記運動部重心位置と前記運動部回転中心位置の差によって前記通過運動部の回転運動が抑止されるか遅延され得る。
前記通過作動部は、内容物を通過させるために開放部を形成し、前記通過作動部が傾くか動く場合、前記通過運動部は、前記通過運動部のみの自重によっては、内容物が前記開放部を通過可能な開放となる回転運動をしないか回転運動が抑制され得る。
前記通過運動部は、内容物が前記通過運動部を抵抗しながら開放部を開放する前に、前記通過運動部の自重によっては前記開放部を内容物が通過する程度に開放しないようにすることができる。
前記通過運動部は、前記開放部材に連動して前記開放部材方向に運動され、前記開放部材と共に需要量の内容物を収容し運動する収容部材を含む。
前記通過運動部は、前記開放部材と前記収容部材との間に設けられる通過隔室部を含み、前記通過隔室部に隔室部収容量の内容物を収容して前記収容された内容物を移動誘導する。
前記通過運動部は、内容物の収容のための底部を含み、前記底部は前記通過装置が傾いた時に前記通過運動部内の内容物の重力方向の下部を支持する。
内容物が底面で高くなったり突出する部位である底高さ変化部に接触すると、抵抗力によって前記通過運動部を通過移動中にある前記内容物の位置が前記底高さ変化部の高さ方向に上昇され得る。
前記通過移動中にある内容物の位置変化によって、前記内容物が通過するように開放される開放部の空間が狭くなり、前記狭くなった開放部の空間により、収容量を超過した内容物が前記通過運動部を通過しないことができる。
前記開放部材は自重または内容物の押圧力によって開放されるように運動され、内容物を通過誘導することができる。
前記通過運動部は、前記開放部材の回転角度を制限するためのストッパーを含む。
前記通過運動部は、前記通過運動部の自重または内容物の押圧力によって開放されるように運動し、前記通過運動部の開放で形成される通過空間を通じて内容物を通過誘導することができる。
前記内容物通過手段の変形は、前記通過装置の開放方向である前方側に作動し、前記内容物通過手段は、前記内容物通過手段が備えられる前記ハウジングの前記通過作動部側で前記ハウジングを開閉可能にする開閉器具またはカバーがない開放された状態で、前記内容物通過手段の変形による通過空間の形成によって開放された方向に内容物の通過誘導が行われ得る。
前記内容物通過手段は、前記内容物通過手段が備えられる前記ハウジングの前記通過作動部側の開閉器具または前記開閉器具に固定されている部材に、接触または抵抗を受けずに、内容物との抵抗による前記内容物通過手段の変形によってのみ内容物を通過誘導することができる。
前記通過運動部は、前記通過運動部が備えられる前記ハウジングが前記内容物通過手段の内容物通過方向に開放された状態で、内容物との抵抗によって内容物を通過誘導することができる。
前記通過運動部は、内容物の重力作用による運動に対応して運動し、内容物が通過されるように前記通過作動部を開放するものの、前記通過運動部が備えられる前記通過作動部が傾いたりひっくり返されたりまたは揺られたりする動作による重力作用だけで内容物が前記内容物通過手段を通過することができる。
前記通過運動部の回転運動によって内容物を通過させることができる。
前記通過運動部の回転運動によって、内容物が前記通過運動部を通過後に必要な量の内容物を超過する内容物の通過を防ぐことができる。
内容物を通過させる前記通過運動部の回転運動は、前記通過作動部が傾いたりひっくり返されたりまたは揺られたりする動作による、前記内容物の重力運動または前記通過運動部に対する前記内容物の運動力の伝達によって行われ得る。
前記通過運動部の回転運動は、内容物が前記内容物通過手段を前記内容物の自重で押圧することによる運動力で行われ得る。
前記内容物通過手段の変形によって内容物を通過誘導し、前記内容物通過手段の変形は前記通過運動部の運動による変形であり得る。
前記内容物は前記ハウジング内部に設けられる面または前記通過手段に接触して滑って移動して前記内容物通過手段を通過することができる。
前記通過運動部の部材の少なくとも一部が回転して発生する回転運動時に現れる、前記通過運動部の重心による回転による前記内容物通過手段の変形が内容物の接触前に発生しないか接触前の近接した時点まで遅延され得る。
前記通過運動部の自重による回転による前記内容物通過手段の変形は、内容物の自重による接触前に発生せず、前記内容物の自重による接触と共に前記内容物通過手段の変形が発生し得る。
前記通過作動部の傾きまたは揺れ時に前記通過運動部は、前記通過運動部の少なくとも一部位の自重によって前記通過作動部のヒンジ軸を中心に重力方向に回転し、前記重力方向に回転した通過運動部が内容物の通過空間を形成することができる。
前記通過運動部が前記ハウジングの軸を中心に回転する場合、前記通過運動部の回転は前記ハウジングと内側面とに接してなされ得る。
前記通過通路部は、需要量を超過する内容物が前記通過通路部に進入する場合、前記需要量を超過する需要量以外の内容物が前記通過通路部を完全に通過しないように抵抗する形状に形成することができる。
前記通過通路部は、需要量を超過する内容物が前記通過通路部に進入する場合、需要量を超過する内容物または需要量を含むすべての内容物が前記通過通路部を通過しないように抵抗する抵抗部材または抵抗形状を備え、需要量を超過する内容物が前記内容物通過手段を通過しないようにすることができる。
前記通過通路部に設けられる抵抗部材または抵抗形状によって、前記通過通路部に進入した内容物を接触または抵抗して需要量を超過した内容物の通過を妨げることができる。
前記開放部材は回動可能に設けられ得る。
前記内容物通過手段は前記内容物通過手段の変形によって開放部を開閉することができる。
前記上昇される内容物の位置によって内容物の開放部材の通過が容易となり得る。
前記底部は前記底部の高さを変化させる底高さ変化部を含み、前記底部の一部又は全部が突出した形状であり、内容物が前記底高さ変化部の表面に接触して移動すると、内容物の自重による前記底部に対する抵抗によって前記底高さ変化部が前記底部に沿って内容物の移動方向に運動するようになって、前記通過運動部の重心が内容物通過方向に移動されるようになり、前記通過運動部が内容物通過方向に運動することができる。
前記底部が内容物が前記底部と接触する抵抗で、通過する内容物と同じ方向に運動し、内容物の通過を許容し、前記通過運動部は開放部材を備えるか、または前記通過運動部に別途の開放部材なしに前記底部の移動だけで前記通過運動部が運動され得る。
前記底部または前記底部に含まれる底高さ変化部材は、摩擦表面、摩擦材質または屈曲した形状のうち少なくとも一つを備えることができる。
前記内容物通過手段によって通過する内容物は、固形物、粉末、液状内容物のうち少なくとも一つであり得る。
前記通過運動部は運動加重制御部材をさらに含み、前記運動加重制御部材は底部に突出形状で構成され、内容物の自重による抵抗で前記運動加重制御部材が内容物の移動方向に運動し、前記平衡部の重心が内容物通過方向に偏るようになって前記通過運動部が内容物通過方向に運動する力を増加させ、前記運動加重制御部材は前記通過運動部の内容物通過方向への運動を加重させ、内容物が前記通過作動部を通過するようにすることができる。
前記移動案内部は内容物の流入側に高さ誘導部材を形成し、前記高さ誘導部材は、内容物が前記内容物通過手段への移動中に発生する高さの差を単数または複数以上の段に分けるか傾斜面で構成し、前記高さの差が内容物の移動を妨げず、内容物の移動を誘導するようにして保管部の内容物が前記内容物通過手段に安定して移動するように誘導することができる。
本発明に係る通過装置は、内容物を入れる収容器具に設けられて、内容物を通過誘導する通過装置を含み、前記通過装置は内容物を通過させるための通過作動部を含み、前記通過作動部は内容物が移動するようにする内容物通過手段を含み、前記内容物通過手段は運動によって内容物の通過空間を形成する通過運動部を含み、前記通過運動部は通過する内容物と同じ方向に運動し、内容物の通過を許容する開放部材を含み、内容物が前記通過装置方向に滑る方向に前記通過作動部が傾く場合、前記通過運動部は前記通過作動部が傾く方向の反対方向に重さ偏り力が作用するようになって、前記開放部材が前記開放部材の自重によって前記通過作動部が傾く方向に前記通過作動部が傾く角度以上に傾くことを抑制することができる。
本発明に係る通過装置は、内容物を入れる収容器具に設けられて、内容物を通過誘導する通過装置を含み、前記通過装置は内容物を通過させるための通過作動部を含み、前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含み、前記内容物通過手段は、運動による開放によって内容物が通過されるようにする通過運動部を含み、前記通過運動部は、通過する内容物と同じ方向に運動し、内容物の通過を許容する開放部材を含み、前記通過運動部は、前記通過作動部が傾く場合、前記通過運動部が前記通過作動部の傾きを超過する傾きで前記通過作動部と共に傾くことを抑制する平衡部であり、前記平衡部は前記通過作動部が傾くことによって内容物が滑って前記開放部材に接触することによって、内容物の重さが前記通過作動部が傾く方向に加えられて前記通過作動部が傾く方向に重さ偏りが発生する前には、前記開放部材は内容物の吐出のために開放される方向に前記開放部材の自重による運動が抑制され、前記内容物が接触する前まで開放待機状態を維持することができる。
本発明に係る通過装置は、内容物を入れる収容器具に設けられて、内容物を通過誘導する通過装置を含み、前記通過装置は内容物を通過させるための通過作動部を含み、前記通過運動部は、通過する内容物と同じ方向に運動し、内容物の通過を許容する開放部材を含み、前記通過運動部は、前記通過作動部が傾く場合、前記通過運動部が前記通過作動部の傾きを超過する傾きで前記通過作動部と共に傾くことを抑制する平衡部であり、前記平衡部は自らの重さ平衡状態が内容物を通過させるために傾く前記通過作動部の傾きの反対方向に回転する力が発生するように構成されることによって、前記平衡部の重さ平衡によって前記開放部材が前記通過作動部の傾き方向に反ることなく前記通過作動部の傾きの反対方向に回転しようとする力が作用することができる。
本発明に係る通過装置は、少なくとも一側に開放されるハウジングと、および前記ハウジングの内側に設けられて内容物を移動案内するための通過作動部とを含み、前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段と、内容物を通過させるために開放部を形成する固定部材とを含み、前記内容物通過手段は、運動による開放によって内容物が通過されるようにする通過運動部を含み、前記通過運動部は、前記通過作動部が傾く場合、前記通過運動部が前記通過作動部の傾きを超過する傾きで前記通過作動部と共に傾くことを抑制する平衡部であり、前記平衡部が前記通過作動部の傾きの反対方向に回転しようとする力は前記固定部材または前記ハウジングに抵抗されて前記通過作動部の傾きの反対方向への回転が防止されることによって、前記平衡部は自体の平衡状態方向に維持または回転運動しようとする力によって前記通過作動部の傾き方向に反らないようになり、前記固定部材または前記ハウジングに抵抗されるようにして前記平衡部の平衡状態方向に維持または回転運動しようとする力による前記通過作動部の傾きの反対方向への回転が抑制され得る。
本発明に係る通過装置は、内容物を入れる収容器具に設けられて、内容物を通過誘導する通過装置を含み、前記通過装置は内容物を通過させるための通過作動部を含み、前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含み、前記内容物通過手段は、運動によって内容物の通過空間を形成する通過運動部を含み、前記通過運動部は、通過する内容物と同じ方向に運動し、内容物の通過を許容する開放部材を含み、前記通過運動部は、前記通過作動部が傾く場合、前記通過運動部が前記通過作動部の傾きを超過する傾きで前記通過作動部と共に傾くことを抑制する平衡部であり、前記通過作動部が傾くことによって内容物が前記開放部材に接触すると、内容物の重さの少なくとも一部又は全部が前記平衡部に加えられて前記通過作動部の傾き方向に前記平衡部の重さ偏りが発生するようになる場合、前記平衡部の前記開放部材側に加えられる内容物の重さによって発生する前記通過作動部の傾き方向への重さ偏りが前記平衡部が前記通過作動部の傾きの反対方向に回転しようとする前記平衡部だけの平衡状態の位置に到達しようとする平衡維持力を超過するようになると、前記平衡部が前記通過作動部の傾き方向に回転することができる。
本発明に係る通過装置は、少なくとも一側に開放されるハウジング、および前記ハウジングの内側に設けられて内容物を移動案内するための通過作動部を含み、前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段と、内容物を通過させるために開放部を形成する固定部材とを含み、前記内容物通過手段は、運動による開放によって内容物が通過されるようにする通過運動部を含み、前記通過運動部は、前記通過作動部が傾く場合、前記通過運動部が前記通過作動部の傾きを超過する傾きで前記通過作動部と共に傾くことを抑制する平衡部であり、前記平衡部の回転が前記固定部材または前記ハウジングと接触抵抗して前記平衡部が前記通過作動部の傾き方向に必要以上に回転することを防ぐことができる。
本発明に係る通過装置は、内容物が通過通路部に誘導されるようにする内容物誘導部のすべり開始終端が、容器本体であるハウジングのネック部分である縮径部の内径に近接または接触して位置し、内容物誘導部のすべり開始終端が、屈曲した形状の供給案内部材と連結されるように位置して、内容物の移動が円滑に連結されて内容物が滑りながら拡径部から通過通路部に移動案内され得る。
本発明に係る通過装置は、インジェクションブロー筒である場合には、通過装置に設けられる内容物誘導部の終端部位が傾斜したり曲がったり段付き状であって、容器のネックの内径と容器の胴体の内径を全部または部分で連結するようにして、ハウジングを傾けて内容物が滑る時に内容物が通過通路部に円滑に移動され得る。
本発明に係る通過装置は、内容物誘導部の内容物進入部位と拡径部との間に段差がある場合、内容物誘導部の内容物進入部位と拡径部との間の段差を連結する形状変化部が備えられ得、形状変化部は縮径部と拡径部の段差を連結して内容物のハウジング内の段差での供給移動を案内する供給案内部である。
本発明に係る通過装置は、入口が容器の胴体より狭いインジェクションブロー筒だけでなく入口が容器の胴体より狭くない射出筒の場合にも、通過運動部の開放部材の回転軸の作動位置が容器ハウジングの内径で内部に離れて位置するので、滑って移動する固形物の位置と差が発生し得、このような段差を連結するために内容物誘導部の容器の底方向である内容物進入部位が傾斜したり曲がったり段差を有して形成され得る。
本発明に係る通過装置は、インジェクションブロー筒と射出筒の両方とも、開放部材の作動位置が容器の内径の内側に位置するようになり、容器の胴体から接近する内容物の位置と段差が発生し、このような段差を連結する傾斜したり曲がったりした段で構成される段差連結部を含む。縮径部の内径に離隔して位置する開放部材と縮径部の内径の段差を連結する段差連結部が備えられる。
本発明に係る通過装置は、段差連結部が容器の縮径部の内部と容器の胴体の内部とを連結して内容物の滑りが円滑に連結され得る。
本発明に係る通過装置は、容器の胴体より狭い縮径部と内容物が保管されて移動を待機する拡径部とを連結する傾斜部位である供給案内部材を含み、供給案内部材はハウジングが傾いて拡径部の内容物が内容物誘導部に移動するときに発生する段差を連結することができる。
本発明に係る通過装置は、内容物誘導部容器の底方向の段差開始終端である段差開始点が縮径部の内径より大きい場合、ハウジングに通過装置を挿入するためには、内容物誘導部の段差開始終端である段差連結部の容器底方向の開始点を含む通過装置の下部を先に垂直方向に挿入した後、通過装置の位置を水平方向に移動し、再び通過装置を垂直方向に挿入しなければならないため、組立時に垂直移動後に中間段階である水平移動後垂直移動する、三つの段階であり得る。
本発明に係る通過装置は、通過装置の内容物誘導部がハウジングの内径に近接する段差連結部開始点とガイド部材が、縮径部の内部に位置するようにして通過装置をハウジングに組立時に一方向に直接挿入可能であり得る。
本発明に係る通過装置は、拡径部である容器の胴体より縮径部である容器のネック部分が小さく生産されるブロー容器の特性で示され、ハウジングはインジェクションブロー筒であって、膨らんだ胴体と通過装置の主要部位が位置する縮径部で構成され得る。
拡径部方向である、内容物誘導部を含む通過装置の下部全体の外径が容器縮径部の内径より小さくなるように構成されると、容器本体への組立時に中間段階である水平移動なしに通過装置が容器本体であるハウジングに一方向に一度に挿入され得る。
通過装置が容器本体に組み立てられて、地面の上部から下部方向の方を支持するように、縮径部の上端が広く構成されるか縮径部の内部に段が形成され得る。
容器が傾いた時、内容物通過ディスペンサーである通過装置が接触する内容物の重さによって外部に分離されないように通過装置の上部の外径に突出部が構成され、これに相応してハウジングの縮径部の上端に溝が形成されて挿入時に互いに噛み合われ得る。
通過装置の内容物誘導部がハウジングの内径に近接する段差連結部開始点とガイド部材が、縮径部の内部に位置するようにして通過装置をハウジングに組立時に一方向に直接挿入可能であり得る。
通過装置の段差連結部開始点が縮径部の内壁ではなく容器の胴体である拡径部の内壁に近接するように連結されて、容器のネックが内容物誘導部の長さをすべて包み込まなくてもよいようになり得る。
内容物誘導部の段差連結部開始点の終端と連結されるように位置するようにして、容器本体の拡径部間に凹んで屈曲した形態の供給案内部を備え、供給案内部を経て内容物の移動が円滑に連結されて内容物が滑りながら容器本体から通過装置の通過通路部に移動案内され得る。
通過装置の内容物誘導部がハウジングの内径に近接する段差連結部の容器底方向開始点が拡径部の内部に位置するようにし、段差連結部の容器底方向開始点に近接して段差連結部を備えると、内容物の移動が連結されて拡径部から段差連結部を経て内容物誘導部への進入が円滑になる。
長方形の錠剤のような固形物ではない、平たい錠剤形態の固形物が内容物である場合、内容物が通過装置に滑ってくる経路において屈曲があると、固形物が立てられて内容物誘導部に進入するようになるため定量の通過が容易でなく、平たい固形物が滑って移動する区間は平坦なすべり底が備えられなければならない必要があるため、すべり底となる内容物誘導部と容器本体のうち内容物が内容物誘導部に進入するために滑る内容物本体の内径壁が屈曲がないか最小限の屈曲で連結され得る。
インジェクションブロー容器の場合、内容物誘導部が屈曲のない形状で容器内に一方向に一度に挿入するために、通過運動部を置くことができる空間が必要であり、形状変化部が容器の胴体の外周方向に拡張されて通過装置が挿入される余裕空間を確保することができる。
一方、本発明に係るバルブは、内容物を通過誘導する通過装置であって、内容物を通過させる通過作動部を含み、前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含む。
前記内容物通過手段は、運動によって内容物を通過させる通過運動部を含む。
前記通過作動部の傾きまたは揺れによって発生する前記内容物通過手段の変形によって内容物を通過誘導することができる。
前記通過作動部が傾く場合、内容物を移動案内する移動案内部を含み、前記移動案内部が傾いた状態で内容物の自重または慣性によって前記移動案内部の面に沿って案内して内容物を通過させることができる。
前記通過運動部は、前記通過作動部が傾くか動く場合、前記通過運動部の自重、前記通過運動部の慣性、内容物が前記通過運動部を押圧する力のうち少なくとも一つによって運動することができる。
前記通過運動部は、通過する内容物と同じ方向に運動し、内容物の通過を許容する開放部材を含む。
前記通過運動部は、前記開放部材と別途に前記開放部材と連動して運動され、内容物が通過できないか部分的にのみ通過するように開放部の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材を含む。
前記通過運動部は、前記開放部材と前記閉鎖部材との間に設けられる通過隔室部を含む。
前記通過運動部は、前記通過運動部の運動部重心位置と前記通過運動部の回転運動中心である運動部回転中心位置とが異なって備えられ得る。
前記通過作動部は、内容物を通過させるために開放部を形成し、前記通過作動部が傾くか動く場合、前記通過運動部は、前記通過運動部のみの自重によって、内容物が前記開放部を通過可能な開放となる回転運動をしないか回転運動が抑制され得る。
前記通過運動部は、内容物が前記通過運動部を抵抗しながら開放部を開放する前に、前記通過運動部の自重によって前記開放部を内容物が通過する程度に開放しないことができる。
前記開放部材は自重または内容物の押圧力によって開放されるように運動され、内容物を通過誘導することができる。
また、本発明に係る内容物移動器具は、内容物を入れる内容物移動器具に設けられて内容物を通過誘導する通過装置と、少なくとも一側に開放されるハウジングとを含み、前記通過装置は内容物を通過させるための通過作動部を含み、前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含む。
前記内容物通過手段は、運動によって内容物の通過空間を形成する通過運動部を含む。
前記通過作動部は、前記通過作動部の傾きまたは揺れによって発生する前記内容物通過手段の変形によって内容物が移動することができる。
前記通過作動部が傾く場合、内容物を移動案内する移動案内部を含み、前記移動案内部が傾いた状態で内容物の自重または慣性によって前記移動案内部の面に沿って案内して内容物を通過させることができる。
前記通過運動部は、前記通過作動部が傾くか動く場合、前記通過運動部の自重、前記通過運動部の慣性、内容物が前記通過運動部を押圧する力のうち少なくとも一つによって運動することができる。
前記通過運動部は、通過する内容物と同じ方向に運動し、内容物の通過を許容する開放部材を含む。
前記通過運動部は、前記開放部材と別途に前記開放部材と連動して運動され、内容物が通過できないか部分的にのみ通過するように開放部の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材を含む。
前記通過運動部は、前記通過運動部の運動部重心位置と前記通過運動部の回転運動中心である運動部回転中心位置とが異なって備えられ得る。
前記通過作動部は、内容物を通過させるために開放部を形成し、前記通過作動部が傾くか動く場合、前記通過運動部は、前記通過運動部のみの自重によって、内容物が前記開放部を通過可能な開放となる回転運動をしないか回転運動が抑制され得る。
前記通過運動部は、内容物が前記通過運動部を抵抗しながら開放部を開放する前に、前記通過運動部の自重によって開放部を内容物が通過する程度に開放しないことができる。
前記開放部材は自重または内容物の押圧力によって開放されるように運動され、内容物を通過誘導することができる。
そして、本発明に係る収容器具は、内容物を入れる収容器具に設けられて、内容物を通過誘導する通過装置と、少なくとも一側に開放されるハウジングとを含み、前記通過装置は内容物を通過させるための通過作動部を含み、前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含む。
併せて、本発明に係る内容物器具は、内容物を含み、内容物を通過誘導する通過装置と、少なくとも一側に開放されるハウジングとを含み、前記通過装置は内容物を通過させるための通過作動部を含み、前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含む。
内容物が前記内容物通過手段を通過時に内容物の通過を感知する感知部を含む。
前記感知部は、前記内容物が通過した数量、日付、曜日および時間のうち少なくとも一つを感知または測定することができる。
前記感知部の内容物測定は電子センサまたは機械の作動による測定であり得る。
前記感知部が感知または測定したデータまたは前記内容物通過手段の作動によって内容物が前記通過作動部を通過したかの可否を視覚、聴覚および触覚のうち少なくとも一つのユーザーの感覚方法で認知可能であるように表示する表示部を含む。
前記感知部が感知または測定したデータを送信する通信部を含む。
前記感知部は、タッチセンサ、加速度センサ、角速度センサ、重力センサ、地磁気センサ、ジャイロスコープセンサ、近接センサ、動作認識センサ、電子羅針盤、磁力計センサ、ジェスチャーセンサのうち少なくとも一つのセンサ方式を含む。
前記感知部が、前記内容物が一定期間または時間に定められた量が前記内容物通過手段を通過するのを感知するか内容物が定められた量を超過して前記内容物通過手段を通過するのを感知すると、前記内容物通過手段の内容物の移動作動を制限する制御部を含む。
前記表示部は、数字、文字、記号、点字、発光、点灯および色相のうち少なくとも一つで表示され得る。
前記感知部を通じて感知した内容物の通過の有無または通過数量を判断し、前記判断した内容物の通過の有無または通過数量、または前記判断した通過の有無または通過数量と共に通過時点の日付、曜日、時間のうち少なくとも一つ以上のデータを前記表示部に表示することができる。
前記感知部を通じて感知した内容物の通過の有無または通過数量を判断し、前記判断した内容物の通過の有無または通過数量、または前記判断した通過の有無または通過数量と共に通過時点の日付、曜日、時間のうち少なくとも一つ以上のデータを前記通信部を通じて近接または遠隔で送信することができる。
前記感知部が前記内容物通過手段を通過した内容物を感知して指定された量の内容物が通過したと判断されると、それ以上の内容物が前記通過装置を通過しないようにするロック部を含む。
前記ロック部は、前記通過装置に設けられて、前記内容物通過手段の運動を防いだり前記通過作動部内での内容物の移動経路を遮断することができる。
前記表示部の表示は、LCDまたはLEDを利用した数字、文字、記号、信号のうち少なくとも一つであり得る。
服用制限が必要な服用薬や正常な人の摂取制限が必要な食品のように統制が必要な場合、指定された時間または状況終了前にロック状態を維持することができる。
前記内容物通過手段の運動を防ぐことは、前記内容物通過手段の運動部位を接触抵抗してなされ、前記通過作動部内での移動経路の遮断は、内容物の通過進入側と通過排出側に設けられる通過通路部で内容物を遮断するか抵抗してなされ得る。
前記内容物の表面または内容物の内部に、数字、文字、記号のうち少なくとも一つを表示して、前記内容物通過手段を通過した内容物または前記内容物通過手段を通過していない内容物の前記表示を観察することができる。
内容物の表面または内容物の内部に、数字、文字、記号のうち少なくとも一つを表示して、前記内容物通過手段を通過した内容物または前記内容物通過手段を通過していない内容物の前記表示を観察することができる。
前記内容物器具はゲーム器具、ボードゲーム器具、おもちゃ器具、学習器具のうち少なくとも一つであり得る。
本発明に係る服薬管理装置は、収容器具のハウジング内部の内容物を通過空間を通じて排出させる通過作動部と、前記通過作動部によって排出される内容物を感知するセンサモジュールとを含むことを特徴とする。
前記センサモジュールは、前記通過空間を通じて通過する内容物を感知するセンサ部と、前記センサ部を制御して前記通過空間を通じて通過する内容物を感知し、感知結果に服薬状態情報を生成して服薬案内端末に伝達するセンシング制御部とを含むことを特徴とする。
前記センシング制御部は、前記センサ部を通じて前記通過空間に向かって光を放出して前記通過空間を通じて吐出される内容物によって反射した光に基づいて内容物を感知することを特徴とする。
前記センシング制御部は、前記センサ部を通じて光が放出された時刻と受光した時刻の時間差を利用して前記通過空間を通じて内容物を感知することを特徴とする。
前記センシング制御部は、前記時間差が予め設定された設定値以内であれば内容物が前記通過空間を通過したと判断することを特徴とする。
本発明に係る服薬管理装置は、出力部と、センサモジュールから服薬状態情報の伝達を受け、服薬管理サーバーから服薬スケジュール情報の伝達を受けて前記服薬スケジュール情報と前記服薬状態情報を利用してユーザーに対する服薬管理情報とを生成した後、前記出力部に出力する服薬案内端末制御部とを含むことを特徴とする。
前記服薬状態情報は、内容物情報、内容物感知の可否および内容物を感知した感知時間情報のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする。
前記服薬スケジュール情報は、内容物情報、服薬時刻、服薬間隔および内容物の服薬量のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする。
前記服薬案内端末制御部は、前記服薬時刻および前記服薬間隔のうち少なくとも一つにより、内容物情報および内容物の服薬量のうち少なくとも一つ以上を前記出力部を通じて出力することを特徴とする。
前記服薬案内端末制御部は、前記服薬スケジュール情報と前記服薬状態情報とを比較して比較結果により前記出力部を通じて誤飲を警告することを特徴とする。
前記服薬案内端末制御部は、前記服薬状態情報を累積して服薬履歴情報を生成することを特徴とする。
本発明に係る服薬管理装置は、服薬スケジュール情報を生成する服薬スケジュール情報生成部と、前記服薬スケジュール情報保存部に保存された前記服薬スケジュール情報をユーザー端末に伝達する制御サーバーとを含むことを特徴とする。
前記服薬スケジュール情報は、内容物情報、服薬時刻、服薬間隔および内容物の服薬量のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする。
前記服薬スケジュール情報生成部は、ユーザーの処方せん情報を利用して前記服薬スケジュール情報を生成することを特徴とする。
以上で説明した通り、本発明に係る通過装置、バルブ、これを備える収容器具、内容物移動器具および内容物器具は、従来技術とは異なり、器具から固形物、粉末または液状などの内容物を定量または需要量排出しつつ、収容器具、内容物移動器具および内容物器具の内容物通過側を防ぐように開放部材を備えて内容物の需要量通過を安定して誘導することができる。
本発明は、収容器具、内容物移動器具および内容物器具の内容物通過側を開放する開放部材の運動角度を制限することによって、開閉反応の応答性を向上させることができる。
本発明は、通過空間を可変させて内容物の待機収納部を確保することによって、内容物の定量通過を安定して誘導することができる。
本発明は、内容物の通過空間を確保し、内容物の定量通過に連動して通過空間を内容物が通過できない程度に閉鎖してそれ以上の内容物が通過することを防止することができる。
本発明は、通過運動部の重さと重心位置を通じての平衡作用によって自重による運動を制御して、必要量の内容物が通過する前に通過空間が閉鎖されないようにして必要量の内容物が通過されるようにすることができる。
以下、添付された図面を参照して本発明に係る通過装置、バルブ、これを備える収容器具、内容物移動器具および内容物器具の実施例を説明する。この過程で図面に図示された線の太さや構成要素の大きさなどは、説明の明瞭性と便宜上誇張して図示され得る。また、後述される用語は本発明での機能を考慮して定義された用語であって、これは作業者、運用者の意図または慣例により変わり得る。したがって、このような用語に対する定義は、本明細書の全般にわたった内容に基づいて判断されるべきである。
図1は本発明の第1実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の斜視図であり、図2は本発明の第1実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の分解斜視図である。
図3は本発明の第1実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の側断面であり、図4は本発明の第1実施例に係る通過装置の要部の傾き状態を示した図面であり、図5は本発明の第1実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具のハウジングを傾ける時に内容物通過手段が初期状態を維持している断面図であり、図6は本発明の第1実施例に係る内容物通過手段が内容物の押圧力によって運動を開始する状態を示した断面図である。
図7は本発明の第1実施例に係る内容物通過手段が内容物の押圧力によって運動している状態を示した断面図であり、図8は本発明の第1実施例に係る内容物通過手段が内容物の押圧力によって運動している状態を示した断面図である。
図9は本発明の第1実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の使用状態を示した断面図であり、図10は本発明の第1実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の正断面図であり、図11は本発明の第1実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の底面断面図であり、図12は本発明の第1実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の使用後に初期状態に復帰する状態を示した断面図である。
図1〜図12に図示された通り、本発明の第1実施例に係る通過装置100を備える内容物移動器具1は、ハウジング110、通過作動部120および供給案内部119を含む。
ハウジング110は内容物5を貯蔵する容器であって、内側に通過作動部120を備え、供給案内部119を形成する。
ここで、内容物5は、固形物、粉末または液状などのように内容物通過手段123を通過可能なものとする。
この時、ハウジング110は、通過作動部120の以前に該当する内容物5を貯蔵する部位である通過以前部113を形成する。併せて、ハウジング110は、内容物5が通過作動部120を通過した後の空間に待機収納部115を形成することができる。
すなわち、通過以前部113は内容物を保管するハウジング110の内部の空間であり、待機収納部115は内容物5が引き出され待機するための空間または開放側を意味する。
通過作動部120に形成される開放部122を通じて、通過以前部113と待機収納部115との一部が通じ、開放部122を通じて通過以前部113の内容物5が待機収納部115に移動され得る。
したがって、通過作動部120はハウジング110の内側に設けられて内容物5を移動案内する役割をする。通過作動部120は内容物5を定量または需要量だけ移動を誘導する役割をする。ここで、「定量」は、同じ個数や量、および誤差、許容範囲内で互いに異なって移動する量や個数を意味する。「需要量」はユーザーが必要とする量(個数)であって、「定量」の範疇に含まれるものとする。
特に、通過作動部120は、内容物通過手段123および通過通路部139を含む。
内容物通過手段123は、内容物5が通過以前部113側から待機収納部115側へ通過するのを許容する役割をする。
特に、内容物通過手段123は通過運動部140を含む。
通過運動部140は、運動による開放によって内容物5が通過するようにする役割をする。
すなわち、通過運動部140は、開放部材124に連動して開放された開放部122を閉鎖する役割をする。ここで、通過運動部140は閉鎖部材127と開放部材124とを含む。
例えば一個の内容物が定量である一実施例において、一個の内容物5が通過通路部139の前方を通過する時、他の個々の内容物5が前方を通過する内容物5の後に隣接して通過通路部139の後方を通過し、後方を通過する内容物5が移動して閉鎖部材127と接触する。
この時、閉鎖部材127は折り曲げられて構成され、閉鎖部材127の閉鎖部材折り曲げ部127bは線形に折り曲げられるか曲面に形成され得る。
閉鎖部材127が折り曲げられる閉鎖部材折り曲げ部127bの角度は、需要量以外の内容物が通過作動部120の内部に進入しないように直角に近い急な傾斜で構成され得る。もちろんそれ以外の多様な角度への折り曲げが可能である。
その後、閉鎖部材127が開放部122を少なくとも一部閉鎖することにより、定量を超過して内容物5が開放部122に流入することを防止する。
特に、図3のように、ハウジング110を床にたてた初期状態において、通過運動部140の重さ平衡力の作用または通過運動部140がストッパー129により、開放部材124が開放部122を防いでいる状態を維持することができる。
すなわち、図3に図示されているように、通過運動部140は開放部材124の自重によって運動部材125を基準として時計回り方向に回転しようとする力が作用するが、ストッパー129が通過運動部140の時計回り方向の回転を防止する。
一般的な容器保管状態であるハウジング110が立てられている状態で、開放部材124が開放部122を防ぐことによって、空気やホコリなどの外部物質が開放部122を通じてハウジング110の内部に入ることが抑制される。
併せて、図3のように、ハウジング110が立てられた初期状態(0度回転状態)で、通過運動部140は重さ平衡状態に移動しようとする力の作用によって時計回り方向に回転しようとする右側に重さ偏り作用がストッパー129により抑制されながら重さ平衡状態(停止状態)を維持するようになる。特に、通過運動部140が右側の重さ偏り状態である場合、左側上端のストッパー129が通過運動部140の時計回り方向の回転を抑制する。
もちろん、ストッパー129は多様な形状と位置に変化可能である。
図4は、ハウジング110を内容物5の通過を案内するために傾かせた際の、通過運動部140の状態を図示した図面である。特に、通過運動部140は運動部材125を基準(C)として両方向に回動される。
また、図5はハウジング110を初期状態から反時計回り方向に135度傾けた時の通過運動部140の状態を図示する。
すなわち、ハウジング110が反時計回り方向に135度傾いた場合、通過運動部140が位置する方向である左側(運動部材125を基準として)に傾いたが、ハウジング110は水平(−90度)を超過しないことにより、内容物5が滑ってはいない状態となる。
特に、ハウジング110の傾き角度は限定しない。併せて、通過運動部140の回転軸125の垂直線下部方向は重力方向を示す。垂直線(C)を基準として、右側の重さがより大きいため通過運動部140が右側方向に回転しようとする力が発生するが、ストッパー129によって実質的な回転は発生しなくなる。
すなわち、ハウジング110が水平の状態(−90度)で、垂直線(C)の右側がより重くなり通過運動部140に右方向すなわち時計回り方向に回転しようとする力が発生するが、ストッパー129によって実質的な回転は発生しない。したがって、ハウジング110は、通過運動部140の回転なしに、手首の軸を中心に回転するだけ手首の軸に沿って回転する。
通過運動部140は、内容物の重力作用による運動に対応して運動し、内容物が通過するように通過作動部120を開放する。通過運動部140は、通過作動部120が傾くか動く場合、通過運動部140の自重、通過運動部140の慣性、内容物が通過運動部140を押圧する力のうち少なくとも一つによって運動することができる。
内容物を通過させる通過運動部140の回転運動は、図6〜図8のように、通過運動部140の回転運動中心軸である運動部回転中心210の位置が重力方向側である下向き方向に位置し、通過作動部120が傾いたりひっくり返されたりまたは揺られたりする動作による、内容物の重力運動または通過運動部140に対する内容物の運動力の伝達によってなされる。
また、通過運動部140の回転運動は、内容物通過手段123を内容物の自重で押圧することによる運動力でなされ得る。
通過運動部140の運動部重心215の位置が、通過運動部140の運動部回転中心210位置の後方である、通過装置100の外部通過方向の反対方向に位置し、図5のように、通過運動部140の回転運動中心である運動部回転中心210位置が重力方向側である下向き方向に位置し、通過作動部120が傾く場合、運動部重心215位置と運動部回転中心210位置の差によって通過運動部140の回転運動が抑止されるか遅延され得る。
併せて、通過通路部139は内容物通過手段123に移動する内容物5の移動量を制限する役割をする。
詳細には、通過通路部139は、通過する個々の内容物5の一側端部の長さが他側端部の長さと異なる場合、通過通路部139の内部空間のうち最小長さ内径である通路幅最小内径L1が個々の内容物5の短方向のうち最大外径の長さである内容物の短方向の最大外径L2の二倍より小さいか同じであるため、二個以上の個々の内容物5が通過通路部139に同時に進入または通過できず、一度に一個の内容物5だけが通過通路部139に進入または通過可能となる。
また、通過通路部139は、通過する個々の内容物5の一側端部の長さが他側端部の長さと異なる場合、内容物5を長方向端部の長さ方向L3に向けて通過通路部139を通過するようにガイドする。
内容物通過手段123は、開放部材124に連動して開放された開放部122を閉じる閉鎖部材127を含む。内容物通過手段123は、一個の内容物5が通過通路部139の前方を通過する時、他の個々の内容物5が前方を通過する内容物5の後に隣接して通過通路部139の後方を通過し、後方を通過する内容物5が移動して閉鎖部材127に接触して、閉鎖部材127が開放部122の少なくとも一部閉鎖することにより、定量を超過して内容物が開放部122に流入することを防止する。
本実施例の場合、個々の内容物5である定量の内容物5が、開放部材124の位置まで進入するためには、内容物が開放部材124に接触する前に通過運動部140の重さ平衡力によって、図5のように、開放部材124は閉鎖した状態にあり、閉鎖部材127は開放した状態にあるようになり、定量の内容物が通過作動部120に進入する前まで、このような待機状態を維持する。
また、定量の内容物5が開放部材124に接触すると、図7〜図8のように、開放部材124と閉鎖部材127は連動して回転して、開放部材124は開放された状態となり、閉鎖部材127は閉鎖した状態となる。この時、閉鎖部材127の閉鎖した状態により定量以外の内容物の開放部122への進入を防止し続ける。
通過運動部140は、開放部122の内側面に該当する固定部材121に回動可能に設けられている。開放部122は、図3から図5の順で示す通過作動部120を傾ける操作を通して、内容物5を引き出すために図6から図8に示す順で開放部122が開放される。それから、図12に示すように、通過作動部120を再び立てる位置に復帰させると、通過運動部140の重さ平衡力によって通過運動部140が、図3または図12のように、運動部材125を基準として閉鎖部材127が開放される状態に復帰するようになる。
したがって、復帰した位置である図3から図5の順序で通過作動部120が再び傾くと、再び引き出すために通過運動部140に初めて接近する定量の内容物が閉鎖部材127に詰まることなく進入して開放部材124に接触する。通過運動部140のこのような回動作動によって、容器本体110の中にあるすべての内容物が、定量ずつ引き出され得る。
通過通路部139の下部には、内容物5を通過通路部139に流入させる移動案内部180を備える。
特に、移動案内部180の少なくとも一部は傾斜するように形成されることによって、内容物5が傾斜した面に沿って通過通路部139が位置したところに案内される。
すなわち、通過作動部120を備えるハウジング110を傾ける場合、内容物5は移動案内部180の重力方向に傾斜した面に沿って移動する。
特に、通過作動部120は開放部122を有しつつ、開放部122が一定の高さ立ち上がるように形成される。
併せて、移動案内部180の傾斜した面の少なくとも一部が曲面でありながら徐々に狭くなるように形成されることによって、内容物5が狭くなる曲面を通じて通過作動部120側に移動するように誘導される。
また、開放部材124の運動角度は内容物通過手段123に設けられるストッパー129と通過作動部120を備えるハウジング110に連結されるカバー30のうち少なくとも一つによって制限され得る。
併せて、ストッパー129は、運動部材125から延びて開放部材124がこれ以上運動されず、閉鎖部材127が開放部122を完全に閉鎖する状態を維持するようにする役割をする。すなわち、ストッパー129は内容物通過手段123またはハウジング110に形成されて開放部材124の回転角度を制限する役割をする。
通過装置100を備える内容物収容器具1は容器器具であり得る。
さらに詳細には、内容物通過手段123は、運動による開放によって内容物5が通過されるようにする通過運動部140を含む。
そして、通過運動部140は、内容物5の通過方向に運動して内容物5の通過空間を形成する開放部材124、および開放部材124に連動して内容物5が通過できないか部分的にのみ通過するように開放部122の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材127を含む。
これによって、閉鎖部材127は開放部材124に連動して開放部122を少なくとも一部閉鎖することにより、定量を超過する内容物5が開放部122を通過することを防止することができる。
また、通過作動部120は、内容物を通過させるために開放部122を形成する固定部材121、および内容物5が内容物通過手段123側に流入して案内されるようにする移動案内部180を含む。
この時、内容物5は内容物通過手段123の変形によって通過するが、特に開放部材124の回動によって通過する。
すなわち、通過作動部120は、内容物5が通過する前に位置する通過以前部113と通じる開放部122を形成して通過以前部113に位置した内容物5が通過するのを許容する。特に、内容物通過手段123は、開放部122を通じて内容物5を移動させる。
換言すると、内容物5の通過空間は、開放部材124の固定されていない自由端が内容物5の重さによる押圧、通過作動部120を備えるハウジング110の揺れ、開放部材124の自重のうち少なくとも一つによって運動されることにより形成され得る。
一方、通過装置100は、内容物移動器具1または収容器具に適用されて、内容物移動器具1または収容器具の本体から開閉可能な開閉器具であり得る。
そして、通過装置100は、通過作動部120を含む。併せて、通過作動部120は、内容物移動器具1または収容器具の本体の通過以前部113の内容物5を、通過装置100側に移動案内する。ここで、内容物移動器具1または収容器具の本体は、ハウジング110を指し示し得る。
併せて、通過運動部140は運動部材125を含む。運動部材125は開放部材124を運動可能に連結することができる。
通過作動部120は、内容物5が内容物通過手段123に接触する側である通過排出側から内容物5が進入する側である通過進入側に延長形成される通過通路部139を含む。
そして、通過通路部139は、内容物5を内容物通過手段123に移動案内する役割をする。
併せて、通過運動部140は、通過作動部120を傾ける場合、通過運動部140が通過作動部120の傾きを超過する傾きに通過作動部120と共に傾くことを抑制する平衡部123bを含むことができる。
開放部122を通じて、開放部材124が運動して形成される通過空間の開放の有無により内容物5を通過案内する。この時、開放部材124は固定部材121に直接的または間接的に連結され得る。
換言すると、内容物5が滑る方向である通過装置100の方向に通過作動部120を傾ける場合、通過運動部140は通過作動部120が傾く方向の反対方向に重さ偏り力が作用するようになり、開放部材124が開放部材124の自重によって通過作動部120が傾く方向に通過作動部120が傾く角度以上に傾くことを抑制する。
併せて、平衡部123bは、平衡部123bの重さ平衡状態が内容物5を通過させるために傾く通過作動部120の傾きの反対方向に回転する力が発生するように構成され、したがって、平衡部123bの重さ平衡によって開放部材124が通過作動部120の傾き方向に反ることなく通過作動部120の傾きの反対方向に回転しようとする力が作用する。
この時、固定部材121は、開放部材124が連結される通過装置100の内部通孔空間の内周面に設けられるか、または通過装置100が含むハウジング110の部材であり得る。
特に、内容物が通過方向または通過方向の反対方向に運動部材125の外部曲面または開放部材124の外部面に接触して移動する時、運動固定部125aの円周の外側方向に内容物が抵抗されて移動する。
この時、内容物の運動固定部125aの円周外側方向の移動により開放部122の有効通過空間が狭くなり、需要量以外の内容物の通過を防ぐ。
すなわち、通過作動部120の傾きにより内容物5が開放部材124に接触すると、内容物5の重さの少なくとも一部又は全部が平衡部123bに加えられて通過作動部120の傾き方向に平衡部123bの重さ偏りが発生するようになり、この時、平衡部123bの開放部材124側に加えられる内容物5の重さによって発生する通過作動部120の傾き方向への重さ偏りが平衡部123bが通過作動部120の傾きの反対方向に回転しようとする平衡部123bだけの平衡状態の位置に到達しようとする平衡維持力を超過するようになると、平衡部123bが通過作動部120の傾き方向に回転する。
併せて、内容物は、運動部材125の曲面である外部面に沿って軸反対方向に押圧されながら移動し、これにより他の内容物と共に通過する有効通過空間をなくす。
この時、他の内容物と共に通過する有効通過空間を減らすための、運動部材125の外部面に沿って曲面などで形成される突出した構成は、底高さ変化部材147である。底高さ変化部材147は、内容物が通過して接する運動部材125の底高さを相対的に上昇させ、内容物が通過する開放された開放部122の空間を狭くする役割をする。
そして、少なくとも開放部材124を含む通過運動部140または平衡部123bの重さまたは重心が、通過作動部120を備えるハウジングを傾けた場合に、必要内容物が開放部材124に接触する前に通過運動部140の自重によって回転がなされないように通過運動部140の形状が形成されるか、通過運動部140の構成部材が結合されて形成され得る。
また、内容物通過手段123は、運動部材125を含む。運動部材125は、開放部材124を回動運動可能に連結する。
特に、通過作動部120は、内容物5を通過させるために開放部122を備える固定部材121を含む。
内容物通過手段123は、開放部材124および運動部材125を含む。
開放部材124は固定部材121と連結される。そのため、開放部材124は、運動して開放部122の開放の有無によって、内容物5を受け取り案内することができる。
そして、運動部材125は、開放部材124を運動可能に連結する。
したがって、内容物5が開放部材124を押圧する時、内容物5は開放部材124の傾きによって流入する。閉鎖部材127は、開放部材124に連動して開放部122の少なくとも一部を閉鎖することによって、需要量を超過する内容物5が通過することを防止することができる。
この時、通過運動部140は、内容物移動器具または収容器具1が傾いた時、通過運動部140の重心で平衡を維持しようとするまたは平衡になるために内容物移動器具または収容器具1の傾きの反対方向に回転しようとする力によって、通過運動部140が内容物移動器具または収容器具1の傾きを超過して、それ以上傾かない平衡部123bとなる。
この時、図5のように、通過運動部140または平衡部123bが平衡を維持するか平衡になるために回転しようとする力の方向は、内容物移動器具または収容器具1の傾きの反対方向に通過運動部140または平衡部123bが回転しようとする力で発生する。特に、通過運動部140は、通過運動部140の重心平衡のために別途の運動制御部材123aを含むことができる。
運動制御部材123aは、通過作動部120が傾く時、開放部材124と運動制御部材123aの重さまたは開放部材124、運動制御部材123aおよび開放部材124と共に運動する別途部材の重さによって平衡部123bの重心に重さ平衡力が作用し、重力方向の重心位置を維持しようとする力によって開放部材124が通過作動部120の傾きを超過する傾きに傾かないようにすることができる。
内容物が通過装置100方向に滑る方向に通過作動部120を傾ける場合、通過運動部140は通過作動部120が傾く方向とは反対方向に重さ偏り力が作用するようになり、開放部材124は、開放部材124の自重によって通過作動部120が傾く方向に通過作動部120が傾く角度以上に傾くことを抑制するようになる。
開放部材124が含まれている平衡部123bは、通過作動部120が傾くことによって内容物が滑り落ちて開放部材124に接触して、内容物の重さが通過作動部120が傾く方向に加えられて通過作動部120が傾く方向に重さ偏りが発生する前には、開放部材124は、内容物の吐出のために開放される方向に開放部材124の自重による運動が抑制され、内容物が接触する前まで開放待機状態を維持するようになる。
このように、通過運動部140は平衡部123bとなり、平衡部123bは平衡部123bの重さ平衡状態が内容物を通過させるために傾く通過作動部120の傾きの反対方向に回転する力が発生するように構成され得る。したがって、平衡部123bの重さ平衡によって、開放部材124は、通過作動部120が傾く方向に傾くことなく、通過作動部120の傾きの反対方向に回転しようとする力が作用するようになる。
また、平衡部123bが通過作動部120の傾きの反対方向に回転しようとする力は、固定部材121またはハウジング110のような内容物器具の部材に抵抗されて、通過作動部120の傾きの反対方向に回転が発生しないように抑制され得る。したがって、平衡部123bは平衡部123bの平衡状態方向に維持または回転運動しようとする力によって通過作動部120の傾き方向に反らなくなり、固定部材121またはハウジング110に抵抗されるようにして平衡部123bの平衡状態方向に維持または回転運動しようとする力による通過作動部120の傾きの反対方向に回転が抑制される。
通過作動部120が傾くことによって内容物が開放部材124に接触すると、内容物の重さの少なくとも一部又は全部が平衡部123bに加えられて、図7および図8の左側方向である通過作動部120の傾き方向に平衡部123bの重さ偏りが発生するようになる。この時、平衡部123bの開放部材124側に加えられる内容物の重さによって発生する通過作動部120の傾き方向への重さ偏りが、平衡部123bが通過作動部120の傾きの反対方向に回転しようとする平衡部123bだけの平衡状態の位置に到達しようとする平衡維持力を超過するようになると、平衡部123bが通過作動部120の傾き方向に回転するようになる。この時、平衡部123bの回転が固定部材121またはハウジング110のような内容物器具の部材と接触抵抗されて平衡部123bが通過作動部120の傾き方向に必要以上に回転することを抑制することができる。
内容物移動器具または収容器具1と共に通過作動部120が傾く時、平衡部123bまたは通過運動部140は、平衡部123bまたは通過運動部140の重心で重さ平衡をなそうとする力の作用によって、通過作動部120の傾きよりも傾かずに、通過作動部120内での位置と傾きを維持することができる。
すなわち、通過運動部140は、開放部122にシーソー運動可能に設けられて、通過作動部120は、シーソー運動によって、通過作動部120を設定角度以内に傾ける場合、初期状態を維持して開放部材124は開放部122を開放しない。
内容物が通過運動部140を押圧する力または内容物が通過運動部140を押圧する力と通過運動部140の自重によって開放部122は開放され、内容物が設定量だけ通過案内される。
設定角度は、開放部122を形成した内容物移動器具または収容器具1が立てられた初期状態から180度を超過しない傾き角度で設定され得る。
通過運動部140は、回転中心である運動部材125を基準として左側または右側に重さ偏り現象によってシーソー運動をすることができる。
通過運動部140は、開放部122を形成した内容物移動器具または収容器具1が傾いた待機状態で、回転中心である運動部材125を基準として閉鎖部材127側に重さが偏り、閉鎖部材127がストッパーに係止されることによって閉鎖部材127が開放部122を閉鎖せずに開放した状態を維持することができる。
通過運動部140は、開放部122を形成した内容物移動器具または収容器具1を設定角度以内に傾ける場合、傾く方向の反対側への重さ偏重により、開放部材124が開放部122を閉鎖した状態を維持することができる。
通過運動部140は、開放部122を形成した内容物移動器具または収容器具1が傾いた場合、開放部122側に流入する内容物の重さが加重されて回転中心である運動部材125を基準として回動しながら開放部122を開放することができる。
このように通過運動部140は、運動部材125を基準として開放部122でシーソーのテコの重さ平衡原理によって往復回動して、開放部122を開閉することができる。
通過運動部140は、通過作動部120が設定角度以内に回動時に自重によって開放部122を閉鎖した状態を維持し、内容物の押圧力または内容物が通過運動部140を押圧する力と通過運動部140の自重によって開放部122を順に開閉しながら内容物を設定量だけ通過案内することができる。
通過運動部140は、通過作動部120を傾けた場合、通過運動部140の自重によって通過作動部120の傾きを超過して傾くことを抑制する平衡部123bを含むことができる。
通過運動部140は、内容物の通過方向に運動して内容物の通過空間を形成する開放部材124を含むことができる。
通過運動部140は、開放部材124に連動して内容物が通過できないか部分的にのみ通過するように開放部122の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材127を含むことができる。
設定量だけの内容物が開放部材124に接触する前までは、重さ平衡によって通過運動部140の自重による回動が発生しないように通過作動部120や内容物通過手段123の形状が備えられ得る。
通過運動部140は、テコ運動の重心平衡の設定のための運動制御部材123aをさらに含むことができる。
通過作動部120内に設けられる抵抗部材110aを含み、抵抗部材110aは通過作動部120内を通過する内容物の通過を制限する。
通過作動部120内に設けられる抵抗部材110aを含み、抵抗部材110aは通過作動部120内を通過する内容物の通過を制限し、抵抗部材110aは閉鎖部材127と連係して内容物の通過を抵抗することができる。
抵抗部材110aは、需要量を超過する内容物の進入が容易とならないように通過作動部120の内部で突出して構成され得る。また、運動する閉鎖部材127と連係して、需要量を超過する内容物の進入をさらに効果的に遮断することができる。
抵抗部材110aは多様に形成され得るが、便宜上、抵抗上板部材182の一部が内側に凹んで陥没形成されるものと図示する。
また、通過運動部140は、収容部材127aを含む。
収容部材127aは、開放部材124に連動して開放部材124方向に運動して、開放部材124と共に需要量の内容物を収容し運動する。
併せて、内容物5は抵抗上板部材182と抵抗側板部材183のうちいずれか一つ以上に接触し、開放部122を通過した内容物の残留量を制限する。
抵抗上板部材182は移動案内部180に設けられ得、抵抗側板部材183は抵抗上板部材182や固定部材121に連結され得る。
特に、抵抗側板部材183は内容物5の通過方向に向かう固定部材121の表面に形成され得るが、開放されるカバー30が備えられる場合、カバー30を開放時に共に移動して内容物を取る時に干渉とならないようにカバー30に形成されるものとする。
もちろん、抵抗上板部材182と抵抗側板部材183とは、内容物5の通過方向と通過の側面方向に多様な形状に変形可能である。
そして、移動案内部180は、内容物5の流入側に内容物誘導部188を形成する。内容物誘導部188は、内容物が内容物通過手段123への移動中に発生する高さの差を複数以上の段に分けたり傾斜面で構成して、高さの差が内容物の移動を妨げずに内容物の移動を誘導するようにして、通過以前部113の内容物が通過通路部139に安定して移動するように誘導する役割をする。もちろん、内容物誘導部188は、多様な形状に変形可能である。
一方、通過装置100は、供給案内部119をさらに含む。
供給案内部119は、通過作動部120の吐出側に移動する内容物5が一つまたは定量吐出案内されるように、内容物5の移動方向と移動状態を設定するためにハウジング110に形成される。
特に、ハウジング110は、縮径部116および拡径部117を含む。
縮径部116は、固定部材121を備え、内容物5が移動案内部180側に移動案内されるように縮径形成される。この時、縮径部116の直径は、内容物誘導部118とガイド部材190および抵抗上板部材182に沿って形成される円周の軌跡と類似するか同一であるものとする。
そして、拡径部117は、内容物を初期に設定量だけ貯蔵可能であるように縮径部117よりも内部空間が大きく形成される。もちろん、拡径部117の直径は限定しない。
そして、供給案内部119はハウジング110の縮径部116と拡径部117の連結部位に形成され、円周の軌跡に沿って内側に膨らんで曲率を有するように形成される。そのため、内容物5が供給案内部119に沿って移動して内容物誘導部188とガイド部材190の内側に設定量ずつ流入して案内される。
もちろん、供給案内部119は多様な形状に変形可能である。
内容物が通過通路部139に誘導されるようにする内容物誘導部188のすべり開始終端が、本実施例の容器本体であるハウジング110のネック部分である縮径部116の内径に近接または接触して位置する。したがって、内容物誘導部188のすべり開始終端が、屈曲した形状の供給案内部材119と連結されるように位置して、内容物の移動が円滑に連結されて内容物が滑りながら拡径部117から通過通路部139に移動案内される。
インジェクションブロー容器は、容器ハウジング110のオープニングに空気圧が加えられる理由により、容器の胴体である拡径部117より狭いネック部分である縮径部116が作られる。
したがって、インジェクションブロー筒である場合には、通過装置100に設けられる内容物誘導部188の終端部位が傾斜したり曲がったりした段がある形状で、容器のネック116の内径と容器の胴体117の内径を全部または部分で連結するようにして、ハウジング110を傾けて内容物が滑る時に内容物が通過通路部139に円滑に移動するようにすることができる。
もちろん、本実施例のように内容物誘導部188の内容物進入部位と拡径部117の間に段差がある場合、内容物誘導部188の内容物進入部位と拡径部117の間の段差を連結する形状変化部119が備えられ得る。本実施例の場合、形状変化部119は、縮径部116と拡径部117との段差を連結して、内容物のハウジング内の段差での供給移動を案内する供給案内部119である。
また、本実施例のように入口が容器の胴体より狭いインジェクションブロー筒だけでなく、入口が容器の胴体より狭くない射出筒の場合にも、通過運動部140の開放部材124の回転軸の作動位置が容器ハウジング110の内径から内部に離れて位置するので、滑って移動する固形物の位置と差が発生し得、このような段差を連結するために内容物誘導部188の容器底方向である内容物進入部位が傾斜したり曲がったりした段で形成される。
インジェクションブロー筒と射出筒の両方とも、開放部材124の作動位置が容器の内径の内側に位置するようになり、これに伴い、容器の胴体117から接近する内容物の位置と段差が発生し、このような段差を連結する傾斜したり曲がったりした段で構成される内容物誘導部188を含む。
本実施例の容器本体110はインジェクションブロー筒であって、本体の上部のオープニングに空気圧が加えられる理由により、拡径部117より狭い縮径部116部分が構成される。
本実施例では縮径部116の内径に離隔して位置する開放部材124と縮径部116との内径の段差を連結する内容物誘導部188が備えられる。
本実施例のようなインジェクションブロー容器である場合、段差連結部188は、容器の縮径部116の内部と容器の胴体117の内部とを連結して、内容物の滑りが円滑となるように連結される。
また、容器の胴体117より狭い縮径部116と、内容物が保管されて移動を待機する拡径部117とを連結する傾斜部位である供給案内部119を含む。供給案内部119は、ハウジング110を傾けて拡径部117の内容物が内容物誘導部188に移動するときに発生する段差を連結する役割をすることができる。
本実施例とは異なり、内容物誘導部188の容器の底方向の段差開始終端である段差開始点が縮径部116の内径より大きい場合、ハウジング110に通過装置100を挿入するには、内容物誘導部188の段差開始終端である内容物誘導部188の容器底方向開始点を含む通過装置100の下部を先に垂直方向に挿入した後、通過装置の位置を水平方向に移動して再び通過装置100を垂直方向に挿入しなければならないため、組立時に垂直移動後に中間段階である水平移動後、垂直移動する三つの段階が必要となる。
一方、本実施例のように通過装置100の内容物誘導部188がハウジングの内径に近接する内容物誘導部188の開始点とガイド部材190とが、縮径部116の内部に位置するようにして、通過装置100をハウジング110に組み立てる時に一方向から直接挿入が可能となる。
特に、これは本実施例のように、拡径部117の容器の胴体117より縮径部116の容器のネック116部分を小さく生産されるブロー容器の特性で示される。ハウジング110はインジェクションブロー筒であって、膨らんだ胴体と通過装置100の主要部位が位置する縮径部116で構成される。
したがって、拡径部117方向である、内容物誘導部188を含む通過装置100の下部全体の外径が容器の縮径部116の内径より小さいように構成されると、容器本体への組立時に中間段階である水平移動なしに通過装置100が容器本体であるハウジング110に一方向に一度に挿入されるようになる。
一方、通過装置100は、容器本体に組み立てられて地面の上部から下部方向の方を支持するように、縮径部116の上端が広く構成されるか縮径部116の内部に段が形成され得る。
また、容器が傾いた時、内容物通過ディスペンサーである通過装置100が接触する内容物の重さによって、外部に分離されないように通過装置100の上部外径に突出部が構成され、これに相応してハウジング110の縮径部116の上端に溝が形成されて挿入時に噛み合うようにすることができる。
縮径部116の上端に、多様な形態の蓋が結合され得る。
もちろん、ハウジング110は拡径部117と縮径部116が区分されずに一の字状に連結されたり多様な形状で構成されてもよい。すなわち、ハウジング110は同一直径の容器など多様に製作され得る。
結果として、初期の立てられている状態で、通過運動部140の重さ平衡力によって、開放部材124が開放部122を防いでいる状態を維持する。すなわち、一側(右側)に回転しようとする力が作用する時、ストッパー129が通過運動部140の一側への回転を防ぐ。
そして、通過運動部140が位置する方向である他側(左側)に傾いたり水平を超過しないため内容物5が滑らない状態となる。併せて、容器110を所定の角度(90度以内)に傾ける場合、通過運動部140の回転中心の垂直線の下部方向に重力が作用する。そのため、垂直線を基準として、一側の重さがより大きいため一側方向に回転しようとする力が発生しても、ストッパー129によって実質的な回転が発生しない。
容器110が水平状態の場合、任意の垂直線の一側がより重くなって一側方向に回転しようとする力が発生するが、ストッパー129によって実質的な回転を発生しなくなる。したがって、通過運動部140は自らの回転が発生しない。
併せて、容器110を水平以上にさらに傾けた時、閉鎖部材127が開放された状態で通過運動部140の運動はなく、待機状態となる。この時、内容物5が容器110の内部の傾斜により重力方向に滑りながら移動するようになる。
特に、容器110とガイド部材190と間の段差があっても、タブレット形態の個々の内容物5は、立てられずに横になってガイド部材190に進入が可能となる。
この時、容器110の内部の内容物5中の最初の内容物5が、通過運動部140の開放部材124と閉鎖部材127との間に設けられる通過隔室部124aに入ってこない状態となる。
併せて、平たい形態ではない長方形の内容物5は、立てられずに安定してガイド部材190の傾斜に沿って滑るようになる。
この時、容器110が90度を超過して傾く前には、内容物5が通過運動部140に接触しなくなる。
一方、容器110を90度を超過させて傾ける場合、内容物5と底部材との摩擦または内容物5による開放部材124を押圧する力によって、通過運動部140が通過隔室部124aの空間内にある内容物5と共に移動(回動)するようになる。
この時、内容物5の荷重と重力方向である垂直線の左側の重さが右側の重さより大きくなって左側に重さ偏りが発生するにつれて(図9参考)、通過運動部140が回転中心125を基準として左回り、つまり反時計回り方向に回転して、内容物5を外部に通過させる。
定量内容物5は外部に排出され、通過運動部140との接触がないため、通過運動部140は、右側の重さがより大きいので右側に回転しようとする力が発生するが、残っている内容物5が閉鎖部材127を重力によって接触することによって状態を維持するようになる。
特に、図5はハウジング110を水平方向以上(−90度以上)に傾けた状態を図示する。この時、閉鎖部材127は、開放された状態で通過運動部140の運動(回動)なしに初期状態を維持する。内容物5がハウジング110の内部の傾斜により重力方向(C)の力で滑りながら移動を開始する。
ハウジング110とガイド部材190との間の段差があっても、タブレット形態の個々の内容物5は、立てられずに横になってガイド部材190に進入が可能となる。まだ最初の内容物(錠剤、5)が、通過運動部140の開放部材124と閉鎖部材127との間に設けられる通過隔室部124aに入っていない状態となる。
平たい形態の錠剤ではないタブレット形態の内容物5は、立てられずに安定してガイド部材190の傾斜を滑りながら移動する。
通過運動部140がハウジング110の傾きによって初期状態を基準として反時計回り方向に90度を超過して傾いた状態であるが、内容物5が通過運動部140に接触していない状態であり、運動部材125を基準として右側重さ偏りで右側方向である時計回り方向に回転しようとするが、ストッパー129により抑制されて待機状態を維持する。
図6は、閉鎖部材127が開放された状態で、内容物5が通過運動部140の内部空間に進入する状態を図示した図面である。
通過運動部124の平衡部123bに内容物5の自重が加えられて、開放部材124側である重力垂直線(C)の左側部位に重さ偏りが相対的に大きくなることによって、平衡部123bと内容物5の抵抗によって、内容物5が開放部材124と接触するために接近するかまたは開放部材124と接触しながら通過運動部140がハウジング110の傾きを超過して反時計回り方向に回転することができる。
この時、傾いた傾斜面に沿って重力方向に移動する内容物5と平衡部123bとの摩擦、または開放部材124を押圧する力によって、通過運動部140は通過隔室部124aの空間内にある内容物5と共に移動する。
図7は、通過運動部140が初期状態で、運動部材125を基準として反時計回り方向に回転がさらに進行して、閉鎖部材127が定量の内容物(錠剤、5)の後に進入する内容物6を遮断し始める状態を図示する。
この時、錠剤状態である内容物5の荷重と共に通過運動部140の重力垂直線(C)の左側の重さが右側の重さより大きくなって左側への重さ偏りが発生する。これにより、通過運動部140が反時計回り、つまり運動部材125の回転中心の左側に回転して、内容物5を外部に通過させることができる。
図8のように、通過運動部140が初期状態から運動部材125を基準として反時計回りの方向にさらに回転した場合、通過運動部140を押圧した定量の内容物5は、外部に排出される。内容物5は、通過運動部140の開放部材124側とそれ以上接触しないため、通過運動部140は中心線(C)を基準として右側の重さがより大きくなり、右側である時計回り方向に回転しようとする力が発生する。しかし、残っている内容物6が閉鎖部材127を重力によって接触することによって、バルブ100は、右側に復帰せずに現状態を維持しながらそれ以上の内容物5が通過隔室部124aの空間に進入しないようにする。
図10のように、タブレット形態の個々の内容物5は、長さ(X)が幅(Y)と高さ(Z)と同一または類似であるか、または平たくないすべての形態において、内容物5が個々の定量であるとき、内容物一個の幅の1倍超2倍未満の横幅の空間で通過通路部139の空間を構成することができる。
単一数量を定量で通過させる場合、横方向の最短幅の長さは、内容物5の断面軸の長さの1倍を超過し、2倍以下の範囲で通過通路部139の通過空間許容値を設けることができる。これは、単一数量を超過する内容物5が、同時に通過通路部139を通過しないようにする。複数個以上の内容物5を通過させる場合、通過空間許容値は2倍以上に調節可能である。
図11は内容物5の定量が個々の場合、内容物5の一個の高さまたは幅の最大長さの1倍超2倍未満の縦高さ空間に単一数量を定量で通過させる場合、通過通路部139の縦方向の最短幅の長さは、内容物5の断面軸の2倍以下に通過空間許容値を設けることができる。これは単一数量を超過する内容物5が、同時に通過通路部139を通過しないようにする。
図12は通過運動部140を傾ける前の状態に復帰する過程中または立てられる場合を図示したものである。内容物5が定量だけ外部に通過した後、ハウジング110が時計回りの方向に運動して初期状態に復帰した時、内容物5は閉鎖部材127と接触して閉鎖部材127を押圧していた内容物6は重力(C)で下に落ちて閉鎖部材127を接触しなくなる。通過運動部140は、運動部材125を基準として見た時に右側重さ偏りによって右側である時計回り方向に回転し、ストッパー129が抵抗する地点まで回転運動して初期状態に復帰するようになる。閉鎖部材127が開放される状態に復帰した時、再び左側方向に傾けると、通過運動部140に初期の内容物5が接触する前まで通過運動部140が回転しない通過待機状態となる。
その後、ハウジング110が開放部122の方向に傾くようになると、図5のように、内容物5の定量通過が誘導され得る準備段階が満足するようになる。
図13は本発明の第2実施例に係る通過装置に設けられるセンサモジュールのブロック構成図であり、図14は本発明の第2実施例に係る投薬管理装置の概略図であり、図15は本発明の第2実施例に係る投薬管理装置を傾ける場合の作動状態図である。
図16は本発明の第2実施例に係る投薬管理装置の服薬案内端末のブロック図であり、図17は本発明の第2実施例に係る服薬案内端末の作動図であり、図18は本発明の第2実施例に係る投薬管理装置のフローチャートである。
図19は本発明の第2実施例に係る投薬管理装置を有するハウジングの斜視図であり、図20は本発明の第2実施例に係る投薬管理装置の通信システムであり、図21は本発明の第2実施例に係る投薬管理装置の通信作動図である。
図13〜図21に図示された通り、本発明の第2実施例に係る通過装置の通過作動部120を備える内容物移動器具1は服薬管理装置を含む。
そして、服薬管理装置はセンサモジュール500、服薬案内端末600および服薬管理サーバー700を含む。
センサモジュール500は通過作動部120により排出される内容物5を感知する。通過作動部120は、内容物5が予め設定された量だけ吐出されるようにする。したがって、通過作動部120を通じて吐出される内容物5を感知すると、該当内容物移動器具1から吐出される内容物5の量を正確に感知することができる。
内容物5は前記した通り、通過作動部120の通過空間112cを通じて吐出される。センサモジュール500は、この通過空間112cを通じて吐出される内容物5を感知することができる。この時、通過作動部120が、回転中心または自重方向(C)に対してシーソー運動をしながら回動されることは前述した通りである。
また、センサモジュール500は、内容物5を感知し、その感知結果により服薬状態情報を生成して服薬案内端末600に伝達する。
特に、図13〜図15を参照すると、センサモジュール500はセンサ部510およびセンシング制御部520を含む。
センサ部510は、通過作動部120の作動によって通過空間112cに吐出される内容物5を感知する。このために、センサ部510は、図14および図15に図示された通り、通過空間112cの一側に設置されるが、通過空間112cを中心に通過作動部120の他側に設置される。
センサ部510は通過空間112cに向かって光を放出し、放出された通過作動部120または内容物5により反射した光を受光する。
すなわち、センサ部510は、通過空間112cを中心に通過作動部120の他側に設置されて通過空間112cを通じて吐出される内容物5に向かって光を放出し、その後内容物5に反射された光を受光することで、内容物が通過空間112cを通じて吐出されることを正確に感知することができる。
センシング制御部520は、センサ部510を制御して通過空間112cを通じて通過する内容物5を感知し、感知結果に服薬状態情報を生成して服薬案内端末600に伝達する。
すなわち、センシング制御部520は、センサ部510を制御して通過空間112cに向かって光を放出する。センサ部510により放出された光は、内容物が通過空間112cを通じて吐出されるかの可否により通過作動部120または内容物5に反射される。反射した光は、センサ部510により受光される。
センサ部510により光が受光されると、センシング制御部520は、センサ部510を制御して光を放出した時刻と、センサ部510により光が受光した時刻の時間差とを検出する。
引き続き、センシング制御部520は、この時間差を予め設定された設定値と比較して時間差が設定値以内であれば、内容物5が通過空間112cを通過したと判断する。
ここで、設定値とは、内容物5が通過空間112cを通じて吐出されたと判断できる基準となる値である。通常、内容物5が通過空間112cを通じて通過する場合、センサ部510と内容物5と間の距離は近くなる。したがって、時間差が設定値以内であれば、内容物5が通過空間112cを通過したと判断することができる。
設定値は、通過空間112cの内径や、内容物5の種類、内容物の大きさなどにより多様に設定され得る。
図14を参照すると、内容物移動器具1が内容物が吐出されないように置かれた状態では、通過空間112cに内容物が吐出されない。
反面、図15に図示された通り、内容物移動器具1を傾けて内容物5が吐出される場合には、内容物5が通過空間112cを通じて吐出されるので、センサ部510によって放出された光は内容物5によって反射されて受光される。
一方、時間差が予め設定された設定値以内であるかどうかにより内容物5を感知するところ、センシング制御部520は、内容物5の感知結果に基づいて服薬状態情報を生成し、生成された服薬状態情報を服薬案内端末600に伝達する。
服薬状態情報には内容物5の情報、内容物5の感知の可否および内容物5を感知した感知時間情報などが含まれる。内容物5の情報は、センシング制御部520等にあらかじめ設定され得、内容物5の感知の可否および感知時間はセンサ部510の内容物5の感知の可否によりリアルタイムに検出され得る。
図16を参照すると、服薬案内端末600は、センサモジュール500から服薬状態情報の伝達を受け、服薬管理サーバー700から服薬スケジュール情報の伝達を受ける。服薬案内端末600は、この服薬スケジュール情報と服薬状態情報とを利用して服薬管理情報を生成した後、生成された服薬管理情報を出力する。
服薬スケジュール情報には、内容物5の情報、服薬時刻、服薬間隔および内容物5の服薬量のうち少なくとも一つ以上が含まれる。このような服薬スケジュール情報は、医師または薬剤師などの処方せんに基づいて服薬管理サーバー700によって生成され得る。
ここで、服薬案内端末600は、スマート端末、コンピュータ、ノートパソコン、固定端末、およびPDA(Personal Digital Assistant)等が採用され得る。固定端末としては服薬機などが採用され得る。
服薬案内端末600は、入力部610、出力部620および服薬案内端末制御部630を含む。
入力部610は、ユーザーから各種情報および制御命令の入力を受ける。入力部610を通じて入力される情報および制御命令には、ユーザー情報、アプリケーションの実行命令、メニュー設定命令などのように、服薬案内端末600の利用と動作および設定に対する情報と制御命令がすべて含まれ得る。このような入力部610としては、機械式ボタンやタッチスクリーンなどが採用され得る。
出力部620は、服薬案内端末制御部630の制御信号に応答して各種情報を出力する。このような情報には服薬状態情報、服薬スケジュール情報、服薬管理情報などが含まれ得る。また、出力部620は、映像または音声を通じて内容物5の誤飲を警告する。
このような出力部620は、前記した情報または警告を映像または音声でそれぞれ出力する映像出力部と音声出力部とをすべて含む。
服薬案内端末制御部630は、センサモジュール500から服薬状態情報の伝達を受け、服薬管理サーバー700から服薬スケジュール情報の伝達を受けて、服薬スケジュール情報と服薬状態情報とを利用してユーザーに対する服薬管理情報を生成し、生成された服薬管理情報を出力部620を通じて出力する。
すなわち、服薬案内端末制御部630は、センサモジュール500から服薬状態情報が伝達されて、服薬管理サーバー700から服薬スケジュール情報が伝達されると、服薬状態情報と服薬スケジュール情報とを比較して、比較結果により服薬管理情報を生成して出力する。この場合、服薬案内端末制御部630は、内容物の誤飲を出力部620を通じて警告することができる。
本実施例での誤飲には、内容物5を定められた容量を服用しないこと、内容物5を定められた服薬時間に服薬しないこと、内容物5を服薬しないことなどのように、内容物5を服用しないか定められた処方せんにしたがって服薬しないことがすべて含まれる。
一方、服薬状態情報には、内容物5の情報、内容物5の感知の可否および内容物5を感知した感知時間情報が含まれ、服薬スケジュール情報には、内容物5の情報、服薬時刻、服薬間隔および内容物5の服薬量が含まれるところ、服薬案内端末制御部630は、これらの情報を比較分析してユーザーの内容物5に対する誤飲の有無をチェックし、内容物5を正確に服用できるように管理する服薬管理情報を生成して出力する。
例えば、服薬案内端末制御部630は、ユーザーが服薬時間に内容物5を服用しない場合には、定められた服薬時間に内容物5を服薬するように案内する文字や音声を出力し、定められた服用量を服薬しない場合には、定められた服用量を服薬するように案内する文字や音声を出力することができる。
また、服薬案内端末制御部630は前記した通り、服薬管理サーバー700から服薬スケジュール情報が伝達されると、服薬時刻および服薬間隔のうち少なくとも一つにより内容物5の情報および内容物5の服薬量のうち少なくとも一つ以上を出力部620を通じて出力する。
すなわち、服薬案内端末制御部630は服薬時間または服薬間隔をチェックして、ユーザーが内容物5を服薬する服薬時間が到来すると、出力部620を通じて服薬すべき内容物5の情報および該当内容物5の服薬量を出力することによって、ユーザーが該当内容物5を正確な時間に定量服薬できるようにする。
しかも、服薬案内端末制御部630は前記した通り、服薬状態情報がセンサモジュール500から伝達されると、この服薬状態情報を累積保存し、この服薬状態情報を利用して服薬履歴情報を生成する。服薬履歴情報には服薬した日付と時間、内容物5および服用量などが含まれる。
以後、服薬案内端末制御部630は、入力部610から入力された制御命令により服薬履歴情報、例えば服薬した日付と時間、内容物5および服用量などを出力する。
したがって、ユーザーは、自分が服薬した時間と内容物5および服用量などを時間的順序により容易に認知することができる。
服薬管理サーバー700は、医師または薬剤師などの端末から処方せん情報を収集し、収集した処方せん情報を利用して服薬スケジュール情報を生成した後、生成された服薬スケジュール情報を服薬案内端末600に伝達する。
このような服薬管理サーバー700は、処方せん情報収集部710、服薬スケジュール情報生成部720、および制御サーバー730を含む。
処方せん情報収集部710は、医師または薬剤師などの端末から各ユーザー別に処方せん情報を収集する。
服薬スケジュール情報生成部720は、処方せん情報収集部710により収集された処方せん情報を利用して、各ユーザー別に服薬スケジュール情報を生成および更新する。
制御サーバー730は、処方せん情報収集部710を制御して医師または薬剤師などの端末(図示しない)から処方せん情報を収集する。以後、制御サーバー730は、服薬スケジュール情報生成部720を制御して服薬スケジュール情報を生成する。
このように服薬スケジュール情報が生成されると、制御サーバー730は、該当ユーザーのユーザー情報を検出し、このユーザー情報、例えば連絡先情報に基づいて該当ユーザーの服薬案内端末600に服薬スケジュール情報を伝達する。
以下、本発明の第2実施例に係る服薬管理方法を、図17および図18を参照して説明する。
図17を参照すると、まず制御サーバー730は、処方せん収集部を利用して医師または薬剤師などの端末から各ユーザー別に処方せん情報を収集する。
処方せん情報が収集されると、制御サーバー730は、服薬スケジュール情報生成部720を制御して処方せん情報を通じて服薬スケジュール情報を生成するようにし、服薬スケジュール情報生成部720により服薬スケジュール情報が生成されると、生成されたユーザー服薬スケジュール情報を保存する(S110)。
併せて、服薬スケジュール情報が生成されたことにより、制御サーバー730は、該当ユーザーのユーザー情報を検出し、このユーザー情報のうち連絡先情報を利用して該当ユーザーの服薬案内端末600に服薬スケジュール情報を伝達する(S120)。
服薬スケジュール情報が伝達されると、服薬案内端末600は、該当服薬スケジュール情報を保存し(S130)、センサモジュール500から伝達された服薬状態情報および服薬スケジュール情報を利用してユーザーに対する服薬管理過程を遂行する(S140)。
図18を参照すると、まず服薬案内端末制御部630は、服薬管理サーバー700から服薬スケジュール情報が伝達されると、この服薬スケジュール情報を保存する。
以後、服薬案内端末制御部630は、この服薬スケジュール情報の服薬時間をチェック(S210)し、現在時間が服薬時間と一致するかの可否を判断する。
判断結果、現在時間が服薬時間と一致すると、服薬案内端末制御部630は服薬時間に従って服薬案内情報、例えば内容物5の情報および内容物5の服薬量のうち少なくとも一つ以上を出力部620を通じて出力する(S220)。
これに伴い、ユーザーは服薬時間が到来したことを認知するようになり、内容物5の情報と内容物の服薬量とを参照して服薬するようになる。
この場合、ユーザーは内容物を吐出させるために内容物移動器具1を傾けるようになり、これによって内容物5が通過作動部120によって通過空間112cを通じて吐出される。
センシング制御部520は、センサ部510を制御して通過空間112cに向かって光を放出するところ、センサ部510によって吐出された光は内容物5に反射される。
すなわち、センシング制御部520はセンサ部510によって放出された光は内容物5が通過空間112cを通じて吐出されるかの可否により通過作動部120または内容物5に反射される。
この場合、センシング制御部520は、センサ部510を通じて光を放出した時刻とセンサ部510によって光が受光された時刻の時間差とを検出し、この時間差を予め設定された設定値と比較して時間差が設定値以内であれば内容物5が通過空間112cを通過したと判断し、反面、時間差が設定値を超過すると内容物が通過しなかったと判断する。
このようにセンシング制御部520は、内容物5の感知結果に基づいて服薬状態情報を生成し、生成された服薬状態情報を服薬案内端末600に伝達する。
一方、服薬案内端末600は、センシング制御部520から伝達される服薬状態情報を収集し続け、この服薬状態情報と服薬管理サーバー700から伝達された服薬スケジュール情報とを利用してユーザーに対する服薬管理情報を生成し、生成された服薬管理情報を出力部620を通じて出力する。
すなわち、服薬案内端末制御部630は、服薬状態情報と服薬スケジュール情報とを比較して、比較結果にしたがって服薬管理情報を生成して出力するが、ユーザーが内容物5を定められた容量を服用しないか、内容物5を定められた服薬時間に服薬しないか、内容物5を服薬しないなどの誤飲の有無を確認し、その確認結果を出力する(S240、S250)。
この場合、服薬案内端末制御部630は、ユーザーが服薬時間に内容物5を服用しない場合には、定められた服薬時間に内容物5を服薬するように案内する文字や音声を出力し、定められた服用量を服薬しない場合には定められた服用量を服薬するように案内する文字や音声を出力することができる。
併せて、服薬案内端末制御部630は、前記した通り、服薬状態情報がセンサ端末から伝達されると、この服薬状態情報を累積保存し、この服薬状態情報を利用して服薬履歴情報を生成する。
そして、図4および図19のように、内容物移動器具1は、内容物が内容物通過手段123を通過時に内容物の通過を感知するセンサモジュール500を含むことができる。センサモジュール500は内容物が通過した数量、日付、曜日および時間のうち少なくとも一つを感知または測定する。
センサモジュール500の内容物の測定は、電子センサまたは機械の作動による測定であり得る。センサモジュール500は、内容物通過手段123の物理的動きを機械測定方式で測定することができる。センサモジュール500は、タッチセンサ、加速度センサ、角速度センサ、重力センサ、地磁気センサ、ジャイロスコープセンサ、近接センサ、動作認識センサ、電子羅針盤、磁力計センサ、ジェスチャーセンサのうち少なくとも一つのセンサ方式を含む。
また、センサモジュール500が感知または測定したデータまたは内容物通過手段123の作動によって内容物が通過作動部120を通過したかの可否を時刻、聴覚および触覚のうち少なくとも一つのユーザーの感覚方法で認知可能であるように表示する表示部800を含むことができる。表示部800は、数字、文字、記号、点字、発光、点灯および色相のうち少なくとも一つで表示され得る。
一方、センサモジュール500が、内容物が一定期間または時間に定められた量が内容物通過手段123を通過するのを感知するか、内容物が定められた量を超過して内容物通過手段123を通過するのを感知すると、内容物通過手段123の内容物の移動作動を制限する制御部(図示しない)を含む。
内容物が内容物通過手段123を通過した時に内容物の通過を感知するセンサモジュール500を含み、センサモジュール500を通じて感知した内容物の通過の有無または通過数量を判断し、判断された内容物の通過の有無または通過数量、または判断された通過の有無または通過数量と共に通過時点の日付、曜日、時間のうち少なくとも一つ以上のデータを表示部800に表示することができる。表示部800の表示は、LCDまたはLEDを利用した数字、文字、記号、信号のうち少なくとも一つであり得る。
センサモジュール500が感知または測定したデータを送信する通信部を含むことができる。センサモジュール500を通じて感知した内容物の通過の有無または通過数量を判断し、判断された内容物の通過の有無または通過数量、または判断された通過の有無または通過数量と共に通過時点の日付、曜日、時間のうち少なくとも一つ以上のデータを、通信部を通じて近接または遠隔で送信することができる。
そして、センサモジュール500が、内容物通過手段123を通過した内容物を感知して指定された量の内容物が通過したと判断されると、それ以上の内容物が通過装置を通過しないようにするロック部を含むことができる。ロック部は通過装置に設けられて、内容物通過手段123の運動を防いだり、通過作動部120内での内容物の移動経路を遮断するようになる。
この時、内容物通過手段123の運動の防ぎは、内容物通過手段の運動部位を接触抵抗してなされ、通過作動部120内での移動経路の遮断は、内容物の通過進入側と通過排出側に設けられる通過通路部で内容物を遮断するか抵抗してなされ得る。ロック部は、侵害患者の服用制限が必要な服用薬や正常な人の摂取制限が必要な食品のように統制が必要な場合、指定された時間または状況終了前にロック状態を維持することができる。
また、内容物の表面または内容物の内部に、数字、文字、記号のうち少なくとも一つを表示し、内容物通過手段123を通過した内容物または内容物通過手段123を通過していない内容物の表示を観察することができる。
図20は本発明の第2実施例に係る服薬データ管理システムのデータフローチャートであって、1.定量吐出スマート薬剤ディスペンサーを通じてユーザーが処方薬を服用時、薬を服用する患者が薬剤容器を傾ける動作だけで容器の内容物を定量だけ通過させることによって、錠剤形態の医薬品または健康機能食品を一度に一粒ずつ吐出させて、手軽で、衛生的であり、内容物の変質を予防する機能と共に、2.ディスペンサーに付着した薬剤吐出センサを通じてのセンシングデータの収集が可能であるため、ディスペンサーに薬剤の吐出をチェックするセンサの付着を通じて患者の体系的な服薬管理のための薬剤ディスペンサーを開発し、3.センシングされたデータの通信モジュール基盤ユーザーのスマートフォンおよびコンピュータなどで1次収集をした後、4.1次情報をデータおよびアプリケーションサーバーで2次情報に加工して関連者に提供すると共に、5.関連機関で服薬情報データを分析した後、服薬指導事項をユーザーに伝達することによって、これを活用した遠隔服薬管理システムを構築することができる。
特に、服薬管理のために薬剤吐出チェックセンサを付着することができる。患者の義務事項である服薬状態をチェックするための薬剤吐出チェクセンサおよびブルートゥース(登録商標)(BlueTooth(登録商標))等を利用した通信装備を付着することができる。また、原価節減と製作効率性のために一体型センサおよび通信一体型装置を設計して適用することができる。
病気の治療効果を最大化するためには、医療行為の主体である医療スタッフ(医師、薬剤師)だけでなく、医療サービス利用者である患者も医療行為に対する患者の義務に対する積極的な履行が必要であり、これは本実施例のように遠隔服薬システムを通じて可能である。
薬剤ディスペンサーに付着したセンサで収集したデータを、通信モジュールを利用してスマートフォンまたはシングルボードコンピュータを利用した特化装備を利用して1次収集することができる。1次収集された情報をサーバーに伝送し、サーバーで収集した二次情報を加工して医師、薬剤師、医療保険公団などに提供することができる。
スマートフォンまたは特化装備は患者に服薬義務事項を告知し、投薬時期および投薬量を持続的に告知および未服薬時に持続的な警告を送出することができる。スマートフォンを使用できない高齢者などの患者のために、ブルートゥースとWi−Fiが内蔵されたシングルボードコンピュータ(例:Raspberry Pi)を利用した特化装備を構成することができる。
図21は本発明の第2実施例に係る服薬データ管理技術適用を示したフローチャートであって、m1のように薬剤吐出装備付きスマート薬剤ディスペンサーは吐出器、センサ、ブルートゥース通信モジュールで構成される。m1は、m2−1(移動型装備:スマートフォン)またはm2−2(固定型装備:シングルボードコンピュータ)とc1(ブルートゥース通信)で通信することができる。また、m2−1とm2−2は、m3(サーバー)とc2(ネットワーク網)で通信することができる。
m3は、Ex1(関連機関サーバー)とc3と(open−apiまたはEAIに連結)で通信する。ここでc1は、吐出量の送信およびErrorまたはconfirm信号を伝達する。c2はm2が吐出量をm3に送信およびm3が服薬管理内容をm2に送信するようになる。c3はm3が吐出量統計をEx1に送信およびEx1が服薬管理内容をm3に送信することができる。c3通信はopen apiまたは異種DB連結プロトコルであるEAIに連結する。
図22は本発明の第3実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の斜視図であり、図23は本発明の第3実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の分解斜視図である。
図24は本発明の第3実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の断面図であり、図25は本発明の第3実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具のハウジングを傾けた状態の断面図であり、図26は本発明の第3実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の使用状態を示した断面図である。
図22〜図26に図示された通り、本発明の第3実施例に係る通過装置100を備える内容物移動器具1は、ハウジング110、通過作動部120および供給案内部119を含む。
通過作動部120は前述の通りである。
そして、ハウジング110は、内容物5を貯蔵する容器であって、内側に通過作動部120を備え、供給案内部119を形成する。
特に、ハウジング110は略円筒状で形成され、固定部材121を備え、供給案内部119を通じて内容物5が移動案内部180側に移動案内される。
この時、供給案内部119は、内容物誘導部188の端部に近接するハウジング110の内側面に曲率を有するように膨らんで突出する。
そのため、ハウジング110を傾ける場合、内容物5は供給案内部119を通じて内容物誘導部188とガイド部材190の内側に設定量ずつ流入して案内される。
もちろん、供給案内部119は多様な形状に変形可能である。
併せて、内容物誘導部188または通過作動部120が、供給案内部119に支持されてもよい。
インジェクションブロー容器の場合、供給案内部119を備えない、内容物誘導部188と容器のネックである縮径部116の内径の段差に加えて、縮径部116と拡径部117との間の段差をすべて足した段差を連結する傾斜があるか曲がる下段がある内容物誘導部188がなければならないが、このような場合、通過装置を容器に組み立てる時に一方向に一度に挿入が可能でなくなる。
本実施例で第1実施例の通り、通過装置100の内容物誘導部188がハウジングの内径に近接する内容物誘導部188の開始点とガイド部材190とが、縮径部116の内部に位置するようにして通過装置100をハウジング110に組立時に一方向に直接挿入が可能である。
第1実施例と異なる点は通過装置100の段差連結部188の開始点が縮径部116の内壁ではなく容器の胴体である拡径部117の内壁に近接するように連結されて、縮径部(容器のネック)116が内容物誘導部188の長さをすべて包み込まなくてもよいのである。
本実施例で、内容物誘導部188の段差連結部開始点の終端と連結されるように位置するようにして、容器本体110の拡径部117間に凹んで屈曲した形態である供給案内部119を備えることができ、供給案内部119を経て内容物の移動が円滑に連結されて内容物が滑りながら容器本体110から通過装置100の通過通路部139に移動案内される。
本実施例のように、通過装置100の内容物誘導部188がハウジングの内径に近接する段差連結部188の容器底方向開始点が拡径部117の内部に位置するようにし、段差連結部の容器底方向開始点に近接して段差連結部を備えると、内容物の移動が連結されて拡径部117から段差連結部を経て内容物誘導部188への進入が円滑になる。
説明されていない図面番号は前述したものに代替する。
図27は本発明の第4実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の斜視図であり、図28は本発明の第4実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の分解斜視図である。
図29は本発明の第4実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の側断面図であり、図30は本発明の第4実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の内容物未通過状態の傾きを示した側断面図であり、図31は本発明の第4実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の内容物通過状態の傾きを示した側断面図であり、図32は本発明の第4実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の内容物通過状態および目詰まり状態の傾きを示した側断面図である。
図33は本発明の第4実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の内容物の目詰まり状態および通過する状態の傾きを示した側断面図であり、図34は本発明の第4実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の内容物の目詰まり状態および完全な通過状態の傾きを示した側断面図であり、図35は本発明の第4実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の使用状態を示した側断面図である。
図36は本発明の第4実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の正断面図である。
図37は本発明の第4実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の底面断面図である。
図38は本発明の第4実施例に係る内容物移動器具の所定の傾き時に通過装置の初期維持状態を示した側断面図である。
図27〜図38に図示された通り、本発明の第4実施例に係る通過装置100を備える内容物移動器具1は、ハウジング110、通過作動部120および供給案内部119を含む。
通過作動部120は前述した内容に代替する。
ハウジング110は、拡径部117および縮径部116を含む。
拡径部117は固定部材121を備え、内容物5が移動案内部180側に移動案内されるように形成される。
そして、拡径部117は移動案内部180側に内容物5を移動案内するように供給案内部119を形成する。
この時、供給案内部119は移動案内部180の端部を支持するが、移動案内部180の端部は内容物5の移動案内のために供給案内部119と同一の高さまたは類似する高さとなるように配置される。特に、内容物5は丸くて平たい形態のもので適用することができる。
もちろん、供給案内部119は多様な形状に変形可能である。
長方形の錠剤のような固形物ではない、平たい錠剤形態の固形物が内容物である場合、内容物が通過装置100に滑ってくる経路で屈曲があると、固形物が立てられて内容物誘導部188に進入できるようになるため、定量の通過が容易でない場合がある。したがって、平たい固形物が滑って移動する区間は平坦なすべり底が備えられる必要があるため、すべり底となる内容物誘導部188と、容器本体110のうち内容物が内容物誘導部188に進入するために滑る内容物本体110の内径壁とは、屈曲がないか最小限の屈曲で連結される。
したがって、内容物誘導部188は本実施例のように、屈曲なしに形成される。
また、インジェクションブロー容器である場合、内容物誘導部188が屈曲のない形状で容器内に一方向に一度に挿入されるために、通過運動部140が置かれ得る空間が必要であり、このために供給案内部119が容器の胴体117の外周方向に拡張されて通過装置100が挿入される余裕空間を確保する。
図29はタブレットではない平たい内容物5の場合を図示する。
図30はタブレットではない平たい内容物5の場合、供給案内部119(段)または大きな傾斜があると、滑りながら供給案内部119を越える際に内容物5が立てられた状態で通過通路部139に進入できなくなる。したがって、前述した実施例とは異なって、通過装置100は平滑なすべり底が連続的に必要となる。前述した実施例では、ハウジング110とガイド部材190と間の段差があっても、タブレット内容物5の直進方向の運動性で克服して立てられずに移動可能であるが、平たい内容物5は大きな段差を克服することができず立てられる可能性がある。
図36はタブレットではない平たい内容物5の場合、内容物5の定量が個々の場合、内容物一個の幅の1倍超2倍未満の横幅空間で通過通路部139の通過空間が構成され得ることを図示する。
図37は、内容物5の定量が個々の場合、通過通路部139の通過空間が内容物一つの高さの1倍超2倍未満の縦高さ空間で構成されて、定量が単一個数である場合に定量の内容物だけが通過できることを図示したものである。
説明されていない図面番号は前述した内容に代替する。
図39は本発明の第5実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の斜視図であり、図40は本発明の第5実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の分解斜視図である。
図41は本発明の第5実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の断面図であり、図42は本発明の第5実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の作動図である。
図39〜図42のように、本発明の第5実施例に係る通過装置100を備える内容物移動器具1は、ハウジング110、通過作動部120および供給案内部119を含む。
通過作動部120は前述した内容に代替する。
ハウジング110は、拡径部117および縮径部116を含む。
併せて、通過装置100は通過作動部120および内容物通過手段123を含む。
ここで、内容物通過手段123は、閉鎖部材127と開放部材124とを含む。
閉鎖部材127は折り曲げられて構成され、閉鎖部材127の閉鎖部材折り曲げ部127bは線形に折り曲げられるか曲面に形成され得る。
閉鎖部材127が折り曲げられる閉鎖部材折り曲げ部127bの角度は、需要量以外の内容物が通過作動部120の内部に進入しないように直角に近い急な傾斜で構成され得る。もちろん、それ以外の多様な角度への折り曲げも可能である。
その後、閉鎖部材127が通過作動部120に含まれる開放部122を少なくとも一部閉鎖することにより、定量を超過して内容物5が開放部122に流入することを防止する。
そして、通過作動部120は、開放部122の一部を防ぐ安全蓋122cを含む。
特に、図41と図42に示されたように、安全蓋122cは子供が開放部122によって露出する運動制御部材123aを指で押圧すると開放部材124が上側に回転することによって、子供が開放部材124を引き抜くことが容易でないようにして、事故を予防する役割をする。
もちろん、安全蓋122cは多様な形状に変形可能であり、固定部材121に一体に製作され得る。
また、図40〜図42のように、通過運動部140の回転を制限するために通過運動部140の運動部材125上にストッパー129aをさらに備えることができる。ストッパー129aが通過作動部120に係止されることによって、開放部材124と閉鎖部材127との回転角度が制限される。
説明されていない図面番号は前述した内容に代替する。
図43は本発明の第6実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の斜視図であり、図44は本発明の第6実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の分解斜視図である。
図45は本発明の第6実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の断面図であり、図46は本発明の第6実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の作動図であり、図47は本発明の第6実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の要部作動図である。
図43〜図47のように、本発明の第6実施例に係る通過装置100を備える内容物移動器具1は、ハウジング110、通過作動部120および供給案内部119を含む。
通過作動部120は前述した内容に代替する。
通過作動部120は、内容物5を定量または需要量だけ移動を誘導する役割をする。ここで、「定量」は、同一個数や量、および誤差、許容範囲内で互いに異なって移動される量や個数を意味する。「需要量」はユーザーが必要とする量(個数)であって、「定量」の範疇に含まれるものとする。
本実施例では二つの丸い錠剤が定量として構成され、通過作動部120を二つの錠剤または二つの錠剤数に近い許容範囲の量で通過することができる。
併せて、丸い錠剤形態の内容物5が通過作動部120を定量ずつ通過する構成は、第5実施例と同じであるため、前述した内容に代替する。
そして、説明されていない図面番号は前述した内容に代替する。
図48は本発明の第7実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の斜視図であり、図49は本発明の第7実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の分解斜視図であり、図50は本発明の第7実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の断面図である。
図51は本発明の第7実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の作動図であり、図52は本発明の第7実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の要部作動図である。
図48〜図52のように、本発明の第7実施例に係る通過装置100を備える内容物移動器具1は、ハウジング110、通過作動部120および供給案内部119を含む。
通過作動部120は前述した内容に代替する。
通過装置100は、通過作動部120および内容物通過手段123を含む。
特に、内容物通過手段123は通過運動部140を含む。
通過運動部140は、運動による開放によって内容物5が通過するようにする役割をする。すなわち、通過運動部140は、開放部材124に連動して開放された開放部122を閉鎖する役割をする。
ここで、通過運動部140は、閉鎖部材127と開放部材124とを含む。
特に、通過運動部140に含まれる運動制御部材123aは、閉鎖部材127側の通過運動部140または平衡部123bの反対面に突出形成され、運動制御部材123dは開放部材124側の通過運動部140または平衡部123bの反対面に突出形成される。
すなわち、通過運動部140は、底高さ変化部材147を形成する一側面の反対となる他側面のうち開放部材124に隣接するように運動制御部材123dを突出形成し、閉鎖部材127に隣接するように運動制御部材123aを突出形成する。
特に、本実施例では、通過運動部140はハウジング110または縮径部116の内側面に沿って開放部122を通過するようになる内容物5の上側に配置されることによって、内容物通過手段123を通過する内容物5は、開放部材124と閉鎖部材127とを除いた通過運動部140との接触が小さくなり得る。
図51と図52の(a)および(b)に図示された通り、運動制御部材123a、123dが単一または区画されるように分けられることによって、ハウジング110が傾いた状態で通過運動部140は、通過運動部140の回転軸125を通過する垂直軸(C)を基準として開放部材124と閉鎖部材127が重心平衡の力を発生するようになり、最初通過内容物5が閉鎖部材127を除いた通過運動部140または開放部材124を接触または押圧する力が発生するまで通過運動部は開放部を開放する通過待機状態を維持することができる。
特に、図51および図52の(a)はハウジング110を水平方向以上(−90度以上)に傾けた状態を図示する。この時、閉鎖部材127が開放された状態で通過運動部140の運動(回動)なしに初期状態を維持する。内容物5がハウジング110の内部の傾斜により重力方向(C)の力で滑りながら移動を開始める。
ハウジング110とガイド部材190と間の段差があっても、タブレット形態の個々の内容物5は立てられずに横になってガイド部材190に進入が可能となる。まだ最初の内容物(錠剤、5)が通過運動部140の開放部材124と閉鎖部材127と間に設けられる通過隔室部124aに入っていない状態となる。
平たい形態の錠剤ではないタブレット形態の内容物5は、立てられずに安定してガイド部材190の傾斜を滑りながら移動する。
通過運動部140がハウジング110の傾きによって初期状態を基準として反時計回り方向に90度を超過して傾けた状態であるが、内容物5が通過運動部140に接触していない状態であり、運動部材125を基準として右側重さ偏りで右側方向である時計回り方向に回転しようとするが、ストッパー129によって抑制されて待機状態を維持する。
図51および図52の(b)は、閉鎖部材127が開放された状態で内容物5が通過運動部140の内部空間に進入する状態を図示したものである。
通過運動部124の平衡部123bに内容物5の自重が加えられて、開放部材124側である重力垂直線(C)の左側部位に重さ偏りが相対的に大きくなることになることによって、平衡部123bと内容物5との抵抗によって、内容物5が開放部材124と接触するために接近するかまたは開放部材124と接触して通過運動部140がハウジング110の傾きを超過して反時計回り方向に回転することができる。
この時、傾いた傾斜面に沿って重力方向に移動する内容物5と平衡部123bとの摩擦、または開放部材124を押圧する力によって、通過運動部140が通過隔室部124aの空間内にある内容物5と共に移動する。
図51および図52の(c)は、通過運動部140が初期状態で運動部材125を基準として反時計回り方向に回転がさらに進行されて、閉鎖部材127が定量の内容物(錠剤、5)の後に進入する内容物6を遮断し始める状態を図示する。
この時、錠剤状態である内容物5の荷重と共に通過運動部140の重力垂直線(C)の左側の重さが右側の重さより大きくなって左側への重さ偏りが発生し、通過運動部140が反時計回りに回転し、すなわち運動部材125の回転中心の左方に回転しながら内容物5を外部に通過させることができる。
図51および図52の(d)〜(f)のように、通過運動部140が初期状態で運動部材125を基準として反時計回り方向にさらに回転した場合、通過運動部140を押圧していた定量の内容物5は外部に排出され、通過運動部140の開放部材124側とそれ以上接触しないため通過運動部140は中心線(C)を基準として右側の重さがより大きくなり、右側である時計回り方向に回転しようとする力が発生するが、残っている内容物6が閉鎖部材127と重力によって接触することによってバルブ100が右側に復帰できずに現状態を維持しながらそれ以上の内容物5が通過隔室部124aの空間に進入しないようにする。
その結果、ハウジング110が、図51および図52のように、90度を超過して傾く前には、内容物5が内容物通過手段123の通過運動部140に接触しなくなる。この時、通過運動部140の開放部材124は、通過運動部140の重さ平衡作用の力で開放部122を防いでいる状態を維持するようになる。
そして、ハウジング110が設定角度以内に傾くまで、特に、内容物5が開放部材124を押圧するまで、開放部材124は開放部122を防いでいる状態を維持するようになる。
その後、ハウジング110が設定角度を超過して傾くか、または設定角度以内に傾いても内容物5が開放部材124を押圧するようになると、内容物通過手段123の通過運動部140は運動部材125を基準として時計回り方向に回転する。
すなわち、ハウジング110が傾く方向と、通過運動部が140が通過運動部140の回転軸125を基準として回転する方向とが反対となる。
さらに、ハウジング110が傾いても、内容物5が開放部材124を押圧する力が発生しないのであれば、開放部材124が初期位置で傾くハウジング110によって開放部122を防ぐことができる。
もちろん、ハウジング110を設定角度を超過させて傾ける場合、内容物5が開放部122を通過して開放部材124を押圧するようになる。したがって、開放部材124が運動部材125を基準として強引に回転されながら開放部122を開放するようになる。
引き続き、閉鎖部材127が開放部122を防ぐようになることによって、開放部122は開放部材124と閉鎖部材127とによって順に開閉され、内容物5は定量だけ引き出し可能となる。
特に、ハウジング110が傾く方向の反対方向に立てられると、重さ平衡により、開放部材124が開放部122を防ぐようになる。
すなわち、通過運動部140は、開放部122にシーソー運動可能に設けられて、通過作動部120は、シーソー運動によって、通過作動部120が設定角度以内に傾く時に初期状態を維持して開放部材124が開放部122を開放しない。
内容物が通過運動部140を押圧する力または内容物が通過運動部140を押圧する力と通過運動部140の自重によって開放部122を開放しながら設定量だけ通過案内される。設定角度は開放部122を形成した内容物移動器具または収容器具1が立てられた初期状態から180度を超過しない傾き角度と設定され得る。
通過運動部140は、回転中心である運動部材125を基準として左側または右側に重さ偏り現象によってシーソー運動をすることができる。通過運動部140は、開放部122を形成した内容物移動器具または収容器具1が傾いた待機状態で、回転中心である運動部材125を基準として閉鎖部材127側に重さが偏るようになり、閉鎖部材127がストッパーに係止されることによって閉鎖部材127が開放部122を閉鎖せずに開放する状態を維持することができる。
通過運動部140は、開放部122を形成した内容物移動器具または収容器具1を設定角度以内に傾ける場合、傾く方向の反対側への重さ偏重により開放部材124が開放部122を閉鎖する状態を維持することができる。
通過運動部140は、開放部122を形成した内容物移動器具または収容器具1を傾ける場合、開放部122側に流入する内容物の重さが加重されて回転中心である運動部材125を基準として回動しながら開放部122を開放することができる。このように通過運動部140は、運動部材125を基準として開放部122でテコの原理を利用して往復回動しながら開放部122を開閉することができる。
通過運動部140は、通過作動部120が設定角度以内に回動時に自重によって開放部122を閉鎖した状態を維持し、内容物の押圧力または内容物が通過運動部140を押圧する力と通過運動部140の自重によって、開放部122を順に開閉しながら内容物を設定量だけ通過案内することができる。
通過運動部140は、通過作動部120を傾ける場合、通過運動部140の自重によって通過作動部120の傾きを超過して傾くことを抑制する平衡部123bを含むことができる。
通過運動部140は、内容物の通過方向に運動して内容物の通過空間を形成する開放部材124を含むことができる。通過運動部140は、開放部材124に連動して内容物が通過できないか部分的にのみ通過するように開放部122の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材127を含むことができる。
設定量だけの内容物が開放部材124に接触する前までは、重さ平衡によって通過運動部140の自重による回動が発生しないように通過作動部120の形状が備えられ得る。通過運動部140は、テコ運動の重心平衡の設定のための運動制御部材123aをさらに含むことができる。
説明されていない図面番号は前述した内容に代替する。
図53は本発明の第8実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の斜視図であり、図54は本発明の第8実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の分解斜視図であり、図55は本発明の第8実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の断面図である。
図56は本発明の第8実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の作動図であり、図57は本発明の第8実施例に係る通過装置を備える内容物移動器具の要部作動図である。
図53〜図57のように、本発明の第8実施例に係る通過装置100を備える内容物移動器具1は、ハウジング110、通過作動部120および供給案内部119を含む。
本実施例で、内容物5は粉末や粉状のものとする。
もちろん、以前の実施例でも粉末や粉状の内容物の適用が可能である。
通過作動部120と通過運動部140との作動は、第1実施例でのものと同じものとする。
一方、通過運動部140は通過ガイド区画部材126に形成された開放部122の内側に設置されるが、運動部材125を中心に円周方向に回動できるように開放部122の内側に該当する通過ガイド区画部材126に組み立てられ得る。
そして、通過運動部140は開放部122を順に開閉できるように開放部材124と閉鎖部材127とを形成する。この時、開放部材124は、粉末形態の内容物5を安定して吐出許容するためにバケット(bucket)状に形成され得る。
すなわち、ハウジング110を設定角度を超過して傾ける場合、通過運動部140は開放部材124が開放部122を防いでいる初期状態を維持したまま、内容物5が開放部材124に入るようになる。このため、開放部材124が内容物5の自重や押圧力によって、図55に示したように、反時計回り方向に回動される。したがって、内容物5は排出(通過)案内される。
特に、ハウジング110を設定角度以内に傾けるか、設定角度を超過させて傾けても、内容物5が開放部材124を加圧して押圧しない場合に、閉鎖部材127がストッパー129に接した状態によって、通過運動部140は開放部122を防ぐ初期状態を維持するようになる。
開放部材124が内容物5によって回動することに連動して、閉鎖部材127は、運動部材125を基準として回動して開放部122を防ぐようになる。
その結果、ハウジング110が、図56および図57に示されたように、90度を超過して傾く前には、粉末形態の内容物5がバケット状の開放部材124を含む通過運動部140に接触しなくなる。この時、通過運動部140はバケット状の開放部材124と閉鎖部材127および運動制御部材123aによって重さ平衡を維持する力または重さ平衡を維持しようとする方向に回転する方向にストッパー129によって回転が抑制されることによって、開放部材124が開放部122を防いでいる状態を維持するようになる。
したがって、図56および図57の(a)に図示された通り、内容物5が開放部材124を押圧するまで、開放部材124は開放部122を防いでいる状態を維持するようになり、これを通じて、第1実施例の通り、開放部材124が通過装置100を通過しようとする最初の内容物の押圧力によって抵抗を受けて回転できる待機状態が維持され得る。
その後、図56および図57の(b)および(c)に図示された通り、ハウジング110が粉末形態の内容物5が開放部材124に充填されて内容物の自重によって押圧するようになると、内容物通過手段123の通過運動部140は運動部材125を基準として反時計回り方向に回転する。
さらに、ハウジング110が傾いても、内容物5が開放部材124を押圧する力が発生しないのであれば、開放部材124が初期位置で傾くハウジング110の傾き角度を超過して傾かずに初期状態を維持して開放部122を防ぐことができる。
もちろん、ハウジング110を水平状態である90度の設定角度より超過させて傾ける場合、内容物5が開放部材124に充填され、開放部材124に充填された内容物5の重さによって、開放部材124が運動部材125を基準としてシーソー運動による重さ偏りによって回転する。
したがって、内容物通過手段123が運動部材125を中心に反時計回り方向に回転し、開放部材124がハウジング110の外側に向かうことによって、内容物5が排出可能となる。
このような開放部材124の回転運動に連動して、閉鎖部材127が開放部122を防ぐことになることによって、開放部122は開放部材124と閉鎖部材127によって順に開閉され、内容物5は定量だけ引き出し可能となる。
特に、図56および図57の(a)〜(c)はハウジング110を水平方向以上(−90度以上)に傾けた状態を図示する。この時、閉鎖部材127が開放された状態で通過運動部140の運動(回動)なしに初期状態を維持する。内容物5がハウジング110の内部の傾斜により重力方向(C)の力で滑りながら移動を開始する。
まだ最初の内容物5が通過運動部140の通過隔室部124aに入らないか、通過隔室部124aとまだ接触なしに入り始める状態となる。
通過運動部140がハウジング110の傾きによって初期状態を基準として反時計回り方向に90度を超過して傾いた状態であるが、内容物5が通過運動部140に接触していない状態であり、運動部材125を基準として右側重さ偏りで右側方向である時計回り方向に回転しようとするがストッパー129によって抑制されて待機状態を維持する。
図56および図57の(a)および(b)は、閉鎖部材127が開放された状態で内容物5が通過運動部140の内部空間に進入する状態を図示したものである。
通過運動部124の平衡部123bに内容物5の自重が加えられて、開放部材124側である重力垂直線(C)の左側部位に重さ偏りが相対的に大きくなることによって、平衡部123bと内容物5との抵抗によって、内容物5が開放部材124と接触するために接近するかまたは開放部材124と接触して通過運動部140がハウジング110の傾きを超過して反時計回り方向に回転することができる。
この時、傾いた傾斜面に沿って重力方向に移動する内容物5と平衡部123bとの摩擦、または開放部材124を押圧する力によって、通過運動部140が通過隔室部124aの空間内にある内容物5と共に移動する。
図56および図57の(c)は、通過運動部140が初期状態で運動部材125を基準として反時計回り方向に回転がさらに進行して、閉鎖部材127が定量の内容物5の後に進入する内容物6を遮断し始める状態を図示する。
この時、錠剤状態である内容物5の荷重と共に通過運動部140の重力垂直線(C)の左側の重さが右側の重さより大きくなり、左側への重さ偏りが発生して、通過運動部140が運動部材125の回転中心に左側時計回り方向の反対方向に回転しながら内容物5を外部に通過させることができる。
図56および図57の(c)に図示された通り、通過運動部140が初期状態で運動部材125を基準として反時計回り方向にさらに回転した場合、通過運動部140を押圧していた定量の内容物5は外部に排出され、通過運動部140の開放部材124側とそれ以上接触しないため通過運動部140は中心線(C)を基準として右側の重さがより大きくなって右側である時計回り方向に回転しようとする力が発生する。しかしながら、残っている内容物6が閉鎖部材127を重力によって接触することによって、バルブ100が右側に復帰できずに現状態を維持しながら、それ以上の内容物5が通過隔室部124aの空間に進入しないようにする。
すなわち、通過運動部140は、開放部122にシーソー運動可能に設けられて、通過作動部120は、シーソー運動によって、通過作動部120が設定角度以内に傾く時に初期状態を維持して開放部材124は開放部122を開放しない。
内容物が通過運動部140を押圧する力または内容物が通過運動部140を押圧する力と通過運動部140の自重によって、開放部122を開放しながら設定量だけ通過案内される。設定角度は開放部122を形成した内容物移動器具または収容器具1が立てられた初期状態から180度を超過しない傾き角度に設定され得る。
通過運動部140は、回転中心である運動部材125を基準として左側または右側に重さ偏り現象によってシーソー運動をすることができる。通過運動部140は、開放部122を形成した内容物移動器具または収容器具1が傾いた待機状態で、回転中心である運動部材125を基準として閉鎖部材127側に重さが偏るようになり、閉鎖部材127がストッパーに係止されることによって閉鎖部材127が開放部122を閉鎖せずに開放する状態を維持することができる。
通過運動部140は、開放部122を形成した内容物移動器具または収容器具1を設定角度以内に傾ける場合、傾く方向の反対側への重さ偏重により開放部材124が開放部122を閉鎖する状態を維持することができる。
通過運動部140は、開放部122を形成した内容物移動器具または収容器具1を傾ける場合、開放部122側に流入する内容物の重さが加重されて回転中心である運動部材125を基準として回動しながら開放部122を開放することができる。このように通過運動部140は、運動部材125を基準として開放部122でテコの原理を利用して往復回動して開放部122を開閉することができる。
通過運動部140は、通過作動部120が設定角度以内に回動時に自重によって開放部122を閉鎖した状態を維持し、内容物の押圧力または内容物が通過運動部140を押圧する力と通過運動部140の自重によって開放部122を順に開閉しながら内容物を設定量だけ通過案内することができる。
通過運動部140は、通過作動部120を傾ける場合、通過運動部140の自重によって通過作動部120の傾きを超過して傾くことを抑制する平衡部123bを含むことができる。
通過運動部140は、内容物の通過方向に運動して内容物の通過空間を形成する開放部材124を含むことができる。通過運動部140は、開放部材124に連動して内容物が通過できないか部分的にのみ通過するように開放部122の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材127を含むことができる。
設定量だけの内容物が開放部材124に接触する前までは、重さ平衡によって通過運動部140の自重による回動が発生しないように通過作動部120の形状が備えられ得る。通過運動部140は、テコ運動の重心平衡の設定のための運動制御部材123aをさらに含むことができる。
説明されていない図面番号は前述した内容に代替する。
本発明は、図面に図示された実施例を参照して説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当該技術が属する分野で通常の知識を有する者であれば、これから多様な変形および均等な他の実施例が可能であることが理解できるはずである。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は本願の特許請求の範囲によって定められるべきである。
(付記)
(付記1)
開放部を有する、内容物の移動を案内するための通過作動部を備え、
前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含み、
前記内容物通過手段は、運動による開放によって内容物が通過するようにする通過運動部を含み、
前記通過運動部は、前記開放部にシーソー運動可能に設けられる、
ことを特徴とする通過装置。
(付記2)
前記通過作動部は、前記シーソー運動によって、前記通過作動部が設定角度以内で傾いた場合、初期状態を維持して開放部を開放しない、
ことを特徴とする付記1に記載の通過装置。
(付記3)
前記設定角度は、前記開放部を形成した内容物移動器具が立てられた初期状態から180度を超過しない傾き角度である、
ことを特徴とする付記2に記載の通過装置。
(付記4)
前記通過運動部は、前記開放部を形成した内容物移動器具が設定角度以内で傾いた場合、傾く方向の反対側への重さ偏重により開放部材が前記開放部を閉鎖する状態を維持する、
ことを特徴とする付記2に記載の通過装置。
(付記5)
前記通過運動部は、回転中心である運動部材を基準として左側または右側にテコの重さ偏重現象によってシーソー運動をする、
ことを特徴とする付記1に記載の通過装置。
(付記6)
前記通過運動部は、前記開放部を形成した内容物移動器具が傾いた待機状態で、回転中心である運動部材を基準として閉鎖部材側に重さが偏り、前記閉鎖部材がストッパーに係止されることによって前記閉鎖部材が前記開放部を閉鎖せずに開放する状態を維持する、
ことを特徴とする付記1に記載の通過装置。
(付記7)
前記内容物が前記通過運動部を押圧する力、または前記内容物が前記通過運動部を押圧する力と前記通過運動部の自重とによって、前記開放部を開放して内容物が設定量だけ通過案内される、
ことを特徴とする付記1に記載の通過装置。
(付記8)
前記通過運動部は、前記開放部を形成した内容物移動器具が傾いた場合、前記開放部側に流入する内容物の重さが加重されて回転中心である運動部材を基準として回動しながら前記開放部を開放する、
ことを特徴とする付記1に記載の通過装置。
(付記9)
前記通過作動部が結合される器具本体を含む、
ことを特徴とする付記1に記載の通過装置。
(付記10)
前記通過運動部は、内容物の通過方向に運動して内容物の通過空間を形成する開放部材を含む、
ことを特徴とする付記1に記載の通過装置。
(付記11)
前記通過運動部は、前記開放部材に連動して、前記内容物が通過できないか部分的にのみ通過するように前記開放部の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材を含む、
ことを特徴とする付記10に記載の通過装置。
(付記12)
前記通過運動部は、前記通過作動部の設定角度以内での回動時に前記内容物が接触しない場合、ストッパーによって初期状態を維持する、
ことを特徴とする付記2または付記10に記載の通過装置。
(付記13)
前記閉鎖部材が前記開放部を開放した状態で、
単数または複数の設定量の内容物が前記閉鎖部材と前記開放部材との間に進入した時に前記通過運動部に自重を付加して、前記通過運動部が回転する、
ことを特徴とする付記11に記載の通過装置。
(付記14)
前記通過運動部は、前記開放部材と前記閉鎖部材との間の底部材に接触した前記内容物との摩擦、または前記内容物による前記開放部材の押圧力によって、前記内容物と共に移動する、
ことを特徴とする付記11または付記13に記載の通過装置。
(付記15)
前記通過作動部は、センサモジュールによって排出される内容物を感知する、
ことを特徴とする付記1に記載の通過装置。
(付記16)
前記センサモジュールは、
前記開放部を通過するかまたは前記開放部に近接する前記内容物を感知するセンサ部と、
前記センサ部を制御して前記内容物を感知し、感知結果に服薬状態情報を生成してから服薬案内端末に伝達するセンシング制御部と、を含む、
ことを特徴とする付記15に記載の通過装置。
(付記17)
前記センシング制御部は、前記センサ部を通じて前記開放部側に光を放出し、前記開放部を通じて吐出される内容物によって反射した光に基づいて内容物を感知する、
ことを特徴とする付記16に記載の通過装置。
(付記18)
前記センシング制御部は、前記センサ部を通じて光が放出された時刻と受光した時刻の時間差とを利用して、前記開放部を通じて内容物を感知する、
ことを特徴とする付記17に記載の通過装置。
(付記19)
前記センシング制御部は、前記時間差が予め設定された設定値以内であれば内容物が前記開放部を通過したと判断する、
ことを特徴とする付記18に記載の通過装置。
(付記20)
開放部を有する、内容物の移動を案内するための通過作動部を備え、
前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含み、
前記内容物通過手段は、回動運動による開放によって内容物が通過するようにする通過運動部を含み、
前記通過運動部は、運動部材を基準として前記開放部でテコの原理を利用して往復回動しながら前記開放部を開閉する、
ことを特徴とする通過装置。
(付記21)
前記通過運動部は、前記通過作動部の設定角度以内での回動時に、自重によって前記開放部を閉鎖した状態を維持し、内容物の押圧力、または前記内容物が前記通過運動部を押圧する力と前記通過運動部の自重とによって、前記開放部を順に開閉し、前記内容物を設定量だけ通過案内する、
ことを特徴とする付記20に記載の通過装置。
(付記22)
前記通過運動部は、前記通過作動部が傾いた場合、前記通過運動部の自重によって前記通過作動部の傾きを超過して傾くことを抑制する平衡部を含む、
ことを特徴とする付記20または付記21に記載の通過装置。
(付記23)
前記通過運動部は、内容物の通過方向に運動して内容物の通過空間を形成する開放部材を含む、
ことを特徴とする付記20に記載の通過装置。
(付記24)
前記通過運動部は、前記開放部材に連動して、前記内容物が通過できないか部分的にのみ通過するように前記開放部の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材を含む、
ことを特徴とする付記23に記載の通過装置。
(付記25)
設定量の内容物が前記開放部材に接触する前までは、重さ平衡によって前記通過運動部の自重による回動が発生しないように前記通過作動部の形状が備えられる、
ことを特徴とする付記21に記載の通過装置。
(付記26)
前記通過運動部は、テコ運動の重心平衡の設定のための運動制御部材をさらに含む、
ことを特徴とする付記20に記載の通過装置。
(付記27)
内容物を貯蔵するハウジングと、
前記ハウジングの内側に設けられて内容物を移動案内するための通過作動部と、
前記通過作動部の吐出側に移動する前記内容物が一つまたは定量吐出案内されるように、前記内容物の移動方向と移動状態を設定するために前記ハウジングに形成される供給案内部とを含む、
ことを特徴とする通過装置。
(付記28)
前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含み、
前記内容物通過手段は、運動による開放によって内容物が通過されるようにする通過運動部を含み、
前記通過運動部は、内容物の通過方向に運動して内容物の通過空間を形成する開放部材と、前記開放部材に連動して前記内容物が通過できないか部分的にのみ通過するように開放部の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材とを含み、
前記閉鎖部材は前記開放部材に連動して前記開放部を少なくとも一部閉鎖することにより、定量を超過する内容物が前記開放部を通過することを防止する、
ことを特徴とする付記27に記載の通過装置。
(付記29)
前記通過作動部は、内容物を通過させるために前記開放部を形成する固定部材と、内容物が前記内容物通過手段側に流入して案内されるようにする移動案内部とを含み、
前記ハウジングは、前記固定部材を備え、前記内容物が前記移動案内部側に移動案内されるように形成される縮径部と、前記内容物を初期に設定量だけ貯蔵可能であるように前記縮径部より内部空間が大きな拡径部とを含む、
ことを特徴とする付記28に記載の通過装置。
(付記30)
前記通過作動部は、内容物を通過させるために前記開放部を形成する固定部材と、内容物が前記内容物通過手段側に流入して案内されるようにする移動案内部とを含み、
前記ハウジングは、前記固定部材を備え、前記供給案内部を通じて前記内容物が前記移動案内部側に移動案内される、
ことを特徴とする付記28に記載の通過装置。
(付記31)
前記通過作動部は、内容物を通過させるために前記開放部を形成する固定部材と、内容物が前記内容物通過手段側に流入して案内されるようにする移動案内部とを含み、
前記ハウジングは、前記固定部材を備え、前記内容物が前記移動案内部側に移動案内されるように形成される拡径部を含む、
ことを特徴とする付記28に記載の通過装置。
(付記32)
前記供給案内部は前記ハウジングで円周軌跡に沿って内側に膨らんで曲率を有するように形成される、
ことを特徴とする付記27に記載の通過装置。
(付記33)
前記ハウジングは、前記拡径部の前記移動案内部側に前記内容物を移動案内するように形成される縮径部を含み、
前記供給案内部は、前記拡径部または前記縮径部に形成されて前記内容物の移動を案内する、
ことを特徴とする付記27に記載の通過装置。
(付記34)
内容物を通過誘導する通過装置であって、
内容物を通過させる通過作動部を含み、
前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含む、
ことを特徴とするバルブ。
(付記35)
内容物を入れる内容物移動器具に設けられて内容物を通過誘導する通過装置と、少なくとも一側に開放されるハウジングを含み、前記通過装置は内容物を通過させるための通過作動部とを含み、
前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含む、
ことを特徴とする内容物移動器具。
(付記36)
内容物を入れる収容器具に設けられて、内容物を通過誘導する通過装置と、少なくとも一側に開放されるハウジングを含み、前記通過装置は内容物を通過させるための通過作動部とを含み、
前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含む、
ことを特徴とする収容器具。
(付記37)
内容物を含み、内容物を通過誘導する通過装置と、
少なくとも一側に開放されるハウジングと、を含み、
前記通過装置は、内容物を通過させるための通過作動部を含み、
前記通過作動部は、内容物が移動するようにする内容物通過手段を含む、
ことを特徴とする内容物器具。