JP6764813B2 - 対物光学系及び内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は対物光学系、特に、2D観察用または3D観察用の内視鏡対物光学系に関する。
医療分野の電子内視鏡では、処置や診断に関する技能が高度化している。電子内視鏡は生体内に挿入し、より微小な病変の発見や検出を行う。2D観察用の電子内視鏡では、平面的(2次元的)な観察を行う。3D観察用の電子内視鏡は、立体的(3次元的)な観察を行う。
いずれの観察の場合も、正確なピント合わせが必須となる。3D観察用では、右眼用画像と左眼用画像を1つの撮像素子で取得する構成が知られている。この構成において、ピント調整のために1つの撮像素子を光軸に沿って移動すると、右眼用画像と左眼用画像の両方の画像のピント位置が同時に変化してしまう。このため、撮像素子の移動では、2つの視差画像のうち、一方の画像のみのピント合わせを行うことはできない。
また、2D観察用の電子内視鏡の対物光学系及び3D観察用の電子内視鏡の対物光学系の両方の光学系において、最終レンズから撮像面までの距離(空間)を確保できることが望ましい。これにより、撮像面の物体側にプリズム等を配置する空間を確保できる。
従来の対物光学系としては、例えば、特許文献1、2、3、4に、物体側から順に、負・負・正・絞り・正・正(接合レンズ)のパワー配置を有する5郡構成が開示されている。
ここで、特に、3D観察用の対物光学系では、上述のようにピント調整でき、かつ最終レンズから撮像面までの距離(空間)を確保すること、及び最も物体側の負屈折力のレンズでの光線高を下げることで、右眼用光学系と左眼用光学系との視差を小さく設定できることが望ましい。また、2D観察用の対物光学系では、上述のように撮像面の物体側にプリズム等を配置する空間を確保すること、及び最も物体側の負屈折力のレンズでの光線高を下げることで、対物光学系を小型化することが望ましい。
特開2016−85282号公報 特許第5930257号公報 特許第4934233号公報 国際公開第2016/157623号
特許文献1、2、3、4の光学系において、3D観察用の光学系では、レンズを移動してピント調整するための調整ストローク(空間)を確保することができない。さらに、3D観察用の光学系では1mm程度の小さな視差を確保することが困難である。また、2D観察用の光学系では光学系を小型化することが困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、3D観察用の対物光学系では、レンズ移動してピント調整した場合、調整ストローク(空間)を確保することができ、さらに、1mm程度の小さな視差を確保することが可能であり、2D観察用の対物光学系では光学系を小型化することができる対物光学系を提供することを目的とする。
また、上述の対物光学系を有する内視鏡を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の少なくとも幾つかの実施形態に係る対物光学系は、
物体側から順に、像側に凹面を向けた負屈折力を有する単レンズの第1レンズと、物体側に凹面を向けた負屈折力を有する単レンズの第2レンズと、正屈折力を有する単レンズの第3レンズと、明るさ絞りと、正屈折力を有する単レンズの第4レンズと、正屈折力を有する接合レンズである第5レンズと、からなり、
以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする。
2.5<f45/f≦4 (1)
|f12|/f3<0.18 (2)
ここで、
f45は、第4レンズと第5レンズとの合成焦点距離、
fは、対物光学系全系の焦点距離、
f12は、第1レンズと第2レンズとの合成焦点距離、
f3は、第3レンズの焦点距離、
である。
また、本発明の少なくとも幾つかの実施形態に係る内視鏡は、上述の対物光学系を有することを特徴とする。
本発明は、3D観察用の対物光学系では、レンズ移動してピント調整した場合、調整ストローク(空間)を確保することができ、さらに、視差を確保することが可能であり、2D観察用の対物光学系では光学系を小型化することができる対物光学系を提供できるという効果を奏する。
実施形態に係る対物光学系のレンズ断面図である。 実施例1に係る対物光学系の、(a)は設計状態のレンズ断面図、(b)、(c)は、それぞれ像面位置を変更したときのレンズ断面図である。 (a)、(b)、(c)、(d)は、それぞれ実施例1の球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)及び倍率色収差(CC)を示す収差図である。 (a)は、本発明の実施例2に係る対物光学系のレンズ断面図である。(b)、(c)、(d)、(e)は、それぞれ実施例2の球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)及び倍率色収差(CC)を示す収差図である。 (a)は、本発明の実施例3に係る対物光学系のレンズ断面図である。(b)、(c)、(d)、(e)は、それぞれ実施例3の球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)及び倍率色収差(CC)を示す収差図である。 本発明の実施例4に係る3D観察用の対物光学系のレンズ断面図である。
以下に、実施形態に係る対物光学系を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により、この発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る対物光学系のレンズ断面図である。本実施形態は、2D観察用に一つの光軸Axを有する構成である。また、図6は、図1に示す対物光学系を2つ並列した構成で、右眼用光学系、左眼用光学系として用いる3D観察用の対物光学系である。
本実施形態は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負屈折力を有する第1レンズL1と、物体側に凹面を向けた負屈折力を有する第2レンズL2と、正屈折力を有する第3レンズL3と、明るさ絞りSと、正屈折力を有する第4レンズL4と、正屈折力を有する接合レンズである第5レンズL5と、からなり、以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする。
2.5<f45/f (1)
|f12|/f3<0.18 (2)
ここで、
f45は、第4レンズL4と第5レンズL5との合成焦点距離、
fは、対物光学系全系の焦点距離、
f12は、第1レンズL1と第2レンズL2との合成焦点距離、
f3は、第3レンズL3の焦点距離、
である。
また、平行平板であるフィルタF1は第3レンズL3の像側に配置されている。また、フィルタF2は、不図示の撮像素子のカバーガラスCGの物体側面に接着されている。
本実施形態は、物体側から順に、負、負、正、明るさ絞り、正、正のパワー配置とすることで、レトロフォーカス光学系としている。そして、第5レンズL5の前後に空間を確保できる(図2(a)参照)。
2D観察用の対物光学系における効果を説明する。像面Iの位置と第5レンズL5の間に広い空間ができるため、プリズム等を配置できるという効果が得られる。
また、3D観察用の対物光学系における効果を説明する。対物光学系を2つ並列し、第5レンズL5を移動させてピント調整を行う。例えば、実施例1として後述するように、図2(b)、(c)に示すように第4レンズL4と第5レンズL5の位置を±0.26mm変更することで、像面Iの位置(ピント位置)を調整できる。
次に、条件式について説明する。条件式(1)の下限値を2.5以上に設定していることで、第4レンズL4から第5レンズL5の焦点距離が長くなり、像面Iの位置までの距離を遠くすることができる。これにより、第5レンズL5の前後に空間を確保している(図2(a)参照)。
また、条件式(2)の上限値を0.18未満に設定していることで、第1レンズL1から第2レンズL2の負の焦点距離を短くしている。これにより、以下の効果(a)、(b)、(c)を奏する。
(a)強いレトロフォーカスとなり、条件式(1)で示した像面Iの位置までの距離を、より遠く設定できる。
(b)第1レンズL1の光線高を小さくできるので、第1レンズL1の小型化も可能となる。
(c)条件式(1)と条件式(2)との組み合わせで、対物光学系全体のパワー配置が最適化され、図3に示すような良好な光学性能が得られる。
また、本実施形態の好ましい態様によれば、以下の条件式(3)を満足することが望ましい。
4<f5/f (3)
ここで、
f5は、第5レンズの焦点距離、
である。
条件式(3)の下限値を4よりも大きくすることで、第5レンズL5の焦点距離を長く設定できる。これにより、第5レンズL5の位置誤差による光学性能の劣化を低減できる。例えば、3D観察用の対物光学系の場合は、レンズの位置誤差による像面Iの位置への影響を小さくすることができる。
以下、各実施例について説明する。
(実施例1)
実施例1に係る対物光学系について説明する。図2(a)は、設計状態の対物光学系のレンズ断面図である。図2(b)は、第11面r11のd11の値(空気間隔)を0.437から0.177に変更し、像面Iの位置を変更した場合のレンズ断面図である。図2(c)は、第11面r11のd11の値(空気間隔)を0.437から0.697に変更し、像面Iの位置を変更した場合のレンズ断面図である。
実施例1の対物光学系は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負屈折力を有する平凹形状の第1レンズL1と、物体側に凹面を向けた負屈折力を有するメニスカス形状の第2レンズL2と、像側に平面を向けた正屈折力を有する平凸形状の第3レンズL3と、平行平板であるフィルタF1と、明るさ絞りSと、物体側に平面を向けた正屈折力を有する平凸形状の第4レンズL4と、両凸正レンズと像側に凸面を向けた負メニスカスレンズとが接合された正屈折力を有する接合レンズである第5レンズL5と、を有する。本実施例は、上述した実施形態と同じレンズ構成を有している。
また、赤外吸収フィルタF1の物体側に、YAGレーザーカットのコーティング、像側にLDレーザーカットのコーティングを施している。また、フィルタ(カバーガラス)F2とCCDカバーガラスCGとは接合されている。d16は接着層である。
図3(a)、(b)、(c)、(d)は、本実施例の球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す。
諸収差図は、656.27nm(C線)、587.56nm(d線)、486.13nm(F線)及び435.84nm(g線)の各波長について示されている。また、各図中、FNOは、Fナンバー、IHは最大像高を示す。以下、収差図に関しては、同様である。各収差図において、横軸は収差量を表している。球面収差、非点収差及び倍率収差については、収差量の単位はmmである。また、歪曲収差については、収差量の単位は%である。また、IHは像高で単位はmm、FNOはFナンバーである。
(実施例2)
図4(a)は、実施例2に係る対物光学系のレンズ断面図である。
実施例2の対物光学系は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負屈折力を有する平凹形状の第1レンズL1と、物体側に凹面を向けた負屈折力を有するメニスカス形状の第2レンズL2と、像側に平面を向けた正屈折力を有する平凸形状の第3レンズL3と、平行平板であるフィルタF1と、明るさ絞りSと、物体側に平面を向けた正屈折力を有する平凸形状の第4レンズL4と、両凸正レンズと像側に凸面を向けた負メニスカスレンズとが接合された正屈折力を有する接合レンズである第5レンズL5と、を有する。
本実施例は、実施例1に比べ、第4レンズL4と第5レンズL5の距離が長い例である。また、第11面r11のd11の値(空気間隔)が0.437から0.52に変更している。これにより、条件式(1)の値も3.15と値が大きくなっている。
条件式(1)は、好ましくは4以下が望ましい。4以上になると第5レンズL5の位置が遠くなりすぎ、第5レンズL5での光線高が大きくなる。これにより、小型化が困難になる。
また、赤外吸収フィルタF1の物体側に、YAGレーザーカットのコーティング、像側にLDレーザーカットのコーティングを施している。また、フィルタ(カバーガラス)F2とCCDカバーガラスCGとは接合されている。d16は接着層である。
図4(b)、(c)、(d)、(e)は、本実施例の球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す。
(実施例3)
図5(a)は、実施例3に係る対物光学系のレンズ断面図である。
実施例3の対物光学系は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負屈折力を有する平凹形状の第1レンズL1と、物体側に凹面を向けた負屈折力を有するメニスカス形状の第2レンズL2と、物体側に凸面を向けた正屈折力を有するメニスカス形状の第3レンズL3、明るさ絞りSと、平行平板であるフィルタF1と、物体側に平面を向けた正屈折力を有する平凸形状の第4レンズL4と、両凸正レンズと像側に凸面を向けた負屈折力を有するメニスカス形状のレンズとが接合された正屈折力を有する接合レンズである第5レンズL5と、を有する。
本実施例は、実施例1に比べ、第4レンズL4と第5レンズL5の距離を短くしている例である。第11面r11のd11の値(空気間隔)を0.437から0.29に変更している。
これにより、条件式(1)の値も2.8と値が小さくなっている。条件式(1)は、好ましくは2.7以上が望ましい。2.7以上であれば、第5レンズL5付近の空間を確保できる。
また、赤外吸収フィルタF1の物体側に、YAGレーザーカットのコーティング、像側にLDレーザーカットのコーティングを施している。また、フィルタ(カバーガラス)F2とCCDカバーガラスCGとは接合されている。d16は接着層である。
図5(b)、(c)、(d)、(e)は、本実施例の球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す。
(実施例4)
図6は、実施例4に係る3D観察用の対物光学系のレンズ断面図である。例えば、実施例1に係る対物光学系を光軸Ax1を有する右眼用光学系と、光軸Ax2を有する左眼用光学系とを並列して配置した構成である。光軸Ax1と光軸Ax2の間隔を視差と定義している。本実施例では視差を1.1mmとしている。L11、L12は凹面部である。
ここで、第5レンズL5は、円形形状のレンズの一部を直線的にカットした、所謂Dカットを行っている。3D観察用の対物光学系のピント調整は、左眼用光学系と右眼用光学系と、で独立に行う必要がある。本実施例では、一方の対物光学系は撮像素子の位置を動かしてピント調整し、他方の対物光学系は第5レンズL5を移動してピント調整する。よって、本実施例では、第5レンズL5の移動のために、第5レンズL5の前後に空間を持たせる構成である。
即ち、本実施例では、以下の構成をすべて有している。
(構成1)第5レンズL5(正の接合レンズ)を光軸方向に移動することでピント調整を行うため、調整ストロークを確保する構成。
(構成2)第1レンズL1で凹面の光線高を下げることで、視差を確保できる構成。
(構成3)第5レンズL5(正の接合レンズ)の屈折力を小さくし、ピント調整感度を低減する構成。好ましくは、第1レンズL1〜第3レンズL3の偏心による光学性能劣化を低減させることが望ましい。
以下に、上記各実施例の数値データを示す。記号は、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズ面間の間隔、neは各レンズのe線の屈折率、νdは各レンズのアッベ数、FnoはFナンバー、である。また、絞りは、明るさ絞りである。
数値実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d ne νd
1 ∞ 0.35 1.88815 40.76
2 0.592 0.564 1
3 -1.522 0.46 1.85504 23.78
4 -2.406 0.04 1
5 4.079 0.63 1.85504 23.78
6 ∞ 0.03 1
7 ∞ 0.4 1.49557 75.00
8 ∞ 0.38 1
9(絞り) ∞ 0.03 1
10 ∞ 0.42 1.75453 35.33
11 -1.717 0.437 1
12 1.381 0.82 1.69979 55.53
13 -0.907 0.36 1.93429 18.90
14 -4.334 0.38 1
15 ∞ 0.5 1.51825 64.14
16 ∞ 0.01 1.515 64.00
17 ∞ 0.35 1.507 63.26
像面 ∞

各種データ
焦点距離 0.43
最大像高 0.429
画角 163.4
Fno 3.77
物体距離 7.25

f12=-0.60
f3=4.77
f45=1.25
f5=2.17
数値実施例2
単位 mm

面データ
面番号 r d ne νd
1 ∞ 0.35 1.88815 40.76
2 0.592 0.56 1
3 -1.5461 0.66 1.85504 23.78
4 -2.9761 0.043 1
5 3.4898 0.5353 1.85504 23.78
6 ∞ 0.03 1
7 ∞ 0.4 1.49557 75.00
8 ∞ 0.38 1
9(絞り) ∞ 0.03 1
10 ∞ 0.4771 1.75453 35.33
11 -1.8688 0.52 1
12 1.383 0.8779 1.69979 55.53
13 -0.8976 0.5955 1.93429 18.90
14 -4.0999 0.27 1
15 ∞ 0.5 1.51825 64.14
16 ∞ 0.01 1.515 64.00
17 ∞ 0.35 1.507 63.26
像面 ∞

各種データ
焦点距離 0.43
最大像高 0.429
画角 163
Fno 3.88
物体距離 7.25

f12=-0.58
f3=4.08
f45=1.35
f5=2.18
数値実施例3
単位 mm

面データ
面番号 r d ne νd
1 ∞ 0.35 1.88815 40.76
2 0.592 0.54 1
3 -1.9637 0.76 1.85504 23.78
4 -4.8559 0.0244 1
5 1.6123 0.3 1.85504 23.78
6 2.653 0.39 1
7(絞り) ∞ 0.03 1
8 ∞ 0.4 1.49557 75.00
9 ∞ 0.03 1
10 ∞ 0.48 1.75453 35.33
11 -1.6741 0.29 1
12 1.387 1.0241 1.69979 55.53
13 -0.896 0.446 1.93429 18.90
14 -4.6984 0.275 1
15 ∞ 0.5 1.51825 64.14
16 ∞ 0.01 1.515 64.00
17 ∞ 0.35 1.507 63.26
像面 ∞

各種データ
焦点距離 0.43
最大像高 0.429
画角 160
Fno 3.784
物体距離 7.25

f12=-0.55
f3=4.24
f45=1.20
f5=2.24
各実施例の条件式対応値を以下に示す。

条件式 実施例1 実施例2 実施例3
(1) f45/f 2.91 3.15 2.80
(2) |f12|/f3 0.13 0.14 0.13
(3) f5/f 5.05 5.09 5.22
なお、上述の対物光学系は、複数の構成を同時に満足してもよい。このようにすることが、良好な対物光学系を得る上で好ましい。また、好ましい構成の組み合わせは任意である。また、各条件式について、より限定した条件式の数値範囲の上限値あるいは下限値のみを限定しても構わない。
以上、本発明の種々の実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態のみに限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、これら実施形態の構成を適宜組合せて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
以上のように、本発明は、3D観察用の対物光学系では、レンズ移動してピント調整した場合、調整ストローク(空間)を確保することができ、さらに、視差を確保することが可能であり、2D観察用の対物光学系では光学系を小型化することができる対物光学系に有用である。
L1〜L5 レンズ
Ax、Ax1、Ax2 光軸
S 明るさ絞り
F1 フィルタ(赤外吸収フィルタ)
F2 フィルタ(カバーガラス)
CG CCDカバーガラス
L11、L12 凹面部

Claims (5)

  1. 物体側から順に、像側に凹面を向けた負屈折力を有する単レンズの第1レンズと、
    物体側に凹面を向けた負屈折力を有する単レンズの第2レンズと、
    正屈折力を有する単レンズの第3レンズと、
    明るさ絞りと、
    正屈折力を有する単レンズの第4レンズと、
    正屈折力を有する接合レンズである第5レンズと、からなり、
    以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする対物光学系。
    2.5<f45/f≦4 (1)
    |f12|/f3<0.18 (2)
    ここで、
    f45は、前記第4レンズと前記第5レンズとの合成焦点距離、
    fは、前記対物光学系全系の焦点距離、
    f12は、前記第1レンズと前記第2レンズとの合成焦点距離、
    f3は、前記第3レンズの焦点距離、
    である。
  2. 以下の条件式(3)を満足することを特徴とする請求項1に記載の対物光学系。
    4<f5/f (3)
    ここで、
    f5は、前記第5レンズの焦点距離、
    である。
  3. 以下の条件式(1”)を満足することを特徴とする請求項1に記載の対物光学系。
    2.5<f45/f≦3.15 (1”)
  4. 以下の条件式(3’)を満足することを特徴とする請求項1に記載の対物光学系。
    4<f5/f≦5.22 (3’)
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の前記対物光学系を有する内視鏡。
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