JP6762505B2 - ヘッドレスト - Google Patents
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固定側部材と、
固定側部材に対して回動調整可能な調整側部材と、
で構成され、
使用者の側頭部を支持するための側頭部受け部材が、不使用状態の後方位置と、後方位置よりも前方に回動した使用状態の前方位置と、
の間で回動可能で、
且つ、
使用状態の側頭部受け部材をロック可能な構造
を有するヘッドレストであって、
固定側部材が、少なくとも、
横ステー部及び左右一対の縦ステー部を有して門型を為すヘッドレストステーと、
側頭部受け部材を常時後方へ付勢する回動付勢バネと、
を備えたものとされて、
固定側部材を構成するいずれかの部材に、ロック用開口部、カム部A1、前方回動規制当接部B1及び後方回動規制当接部C1が設けられる一方、
調整側部材が、少なくとも、
固定側部材に対して前後方向に回動可能に支持された、前方回動規制当接部B2及び後方回動規制当接部C2を有するケース状の側頭部受け部材と、
側頭部受け部材に対してスライド可能に支持された、カム部A2を有するロックレバーと、
ロックレバーをロック側へ常時付勢するためのロック付勢バネと、
を備えたものとされ、
側頭部受け部材が後方位置にあるときには、後方回動規制当接部C1と後方回動規制当接部C2とが当接して側頭部受け部材の後方回動が規制され、且つ、回動付勢バネの付勢力により側頭部受け部材の前方回動が規制されつつも、回動付勢バネの付勢力を上回る前向きの力(例えば、2〜3N・m程度のトルクを生ずる力)を加えると側頭部受け部材を前方回動させることができる状態とされ、
側頭部受け部材が後方位置から前方位置に前方回動するときには、ロックレバーがロック付勢バネに抗いながら、カム部A2がカム部A1を乗り越して、ロックレバーがロック用開口部に嵌合し、
側頭部受け部材が前方位置にあるときには、前方回動規制当接部B1と前方回動規制当接部B2とが当接すること、及び、ロックレバーがロック用開口部に嵌合していることで、側頭部受け部材の前方回動及び後方回動が規制される一方、ロックレバーをロック解除側へ操作することにより、ロックレバーをロック用開口部から外して、側頭部受け部材を回動付勢バネの作用で後方位置に移動させることができるようにした
ことを特徴とするヘッドレスト
を提供することによって解決される。
側頭部受け部材に、使用者の後頭部を支持するための後頭部受け部分を一体的に設けるとともに、
ロック用開口部及びカム部A1を有する金属製のガイドプレートを、固定側部材として、ヘッドレストステーに固定し、
金属製のヘッドレストステーの縦ステー部が、前方回動規制当接部B1及び後方回動規制当接部C1として機能するようにする
構成が挙げられる。
以下においては、説明の便宜上、当該構成を有する基本タイプのヘッドレストを、「第一の基本タイプのヘッドレスト」と呼ぶことがある。
使用者の後頭部を支持するためのケース状の後頭部受け部材を、固定側部材としてヘッドレストステーに固定し、
ロック用開口部、カム部A1、前方回動規制当接部B1及び後方回動規制当接部C1を、後頭部受け部材に設ける
構成が挙げられる。
以下においては、説明の便宜上、当該構成を有する基本タイプのヘッドレストを、「第二の基本タイプのヘッドレスト」と呼ぶことがある。
固定側部材と、
固定側部材に対して回動調整可能な調整側部材と、
で構成され、
使用者の側頭部を支持するための側頭部受け部材と、使用者の後頭部を支持するための後頭部受け部材とが、それぞれ、
後方位置と、
後方位置よりも前方に回動した前方位置と、
の間で回動可能で、
且つ、
使用状態の側頭部受け部材をロック可能な構造
を有するヘッドレストであって、
固定側部材が、少なくとも、
横ステー部及び左右一対の縦ステー部を有して門型を為し、前方回動規制当接部B1及び後方回動規制当接部C1を有するヘッドレストステーと、
前方回動規制当接部D1及び後方回動規制当接部E1を有するストッパープレートと、
後頭部受け部材を常時前方へ付勢する回動付勢バネと、
を備えたものとされて、
調整側部材が、少なくとも、
固定側部材に対して前後方向に回動可能に支持された、前方回動規制当接部B2及び後方回動規制当接部C2を有するケース状の側頭部受け部材と、
使用者の後頭部を支持するために、固定側部材に対して側頭部受け部材とは独立して回動可能に支持された、ロック用開口部、カム部A1、前方回動規制当接部D2及び後方回動規制当接部E2を有するケース状の後頭部受け部材と、
側頭部受け部材に対してスライド可能に支持された、カム部A2を有するロックレバーと、
ロックレバーをロック側へ常時付勢するためのロック付勢バネと、
を備えたものとされ、
側頭部受け部材が前方位置又は後方位置にあるときに、後頭部受け部材が前方位置から後方位置に後方回動するときには、ロックレバーがロック付勢バネに抗いながら、カム部A2がカム部A1を乗り越して、ロックレバーがロック用開口部に嵌合し、
側頭部受け部材が前方位置又は後方位置にあるときに、後頭部受け部材が後方位置にあるときには、ロックレバーがロック用開口部に嵌合していることで、後頭部受け部材の前方回動及び後方回動が規制される一方、ロックレバーをロック解除側へ操作することにより、ロックレバーをロック用開口部から外して、後頭部受け部材を回動付勢バネの作用で前方位置に移動させることができるようにするとともに、
側頭部受け部材及び後頭部受け部材がいずれも前方位置にあるときには、側頭部受け部材が不使用状態とされ、前方回動規制当接部B1と前方回動規制当接部B2とが当接すること、及び、前方回動規制当接部D1と前方回動規制当接部D2とが当接することで、側頭部受け部材及び後頭部受け部材の前方回動が規制されて、且つ、回動付勢バネの付勢力により後頭部受け部材の後方回動が規制されつつも、回動付勢バネの付勢力を上回る後向きの力(例えば、2〜3N・m程度のトルクを生ずる力)を加えると後頭部受け部材を後方回動させることができる状態とされ、
側頭部受け部材が前方位置にあり、後頭部受け部材が後方位置にあるときには、側頭部受け部材が使用状態とされ、前方回動規制当接部B1と前方回動規制当接部B2とが当接することで、側頭部受け部材の前方回動が規制され、
側頭部受け部材が後方位置にあり、後頭部受け部材が前方位置にあるときには、側頭部受け部材が不使用状態とされ、後方回動規制当接部C1と後方回動規制当接部C2とが当接することで、側頭部受け部材の後方回動が規制され、
側頭部受け部材及び後頭部受け部材がいずれも後方位置にあるときには、側頭部受け部材が使用状態とされ、後方回動規制当接部C1と後方回動規制当接部C2とが当接すること、及び、後方回動規制当接部E1と後方回動規制当接部E2とが当接することで、側頭部受け部材及び後頭部受け部材の後方回動が規制されるようにした
ことを特徴とするヘッドレスト
を提供することによっても解決される。
1.1 第一実施態様のヘッドレストの概要
まず、第一実施態様のヘッドレストについて説明する。第一実施態様のヘッドレストは、上記の「第一の基本タイプのヘッドレスト」に相当するものである。図1は、側頭部受け部材60が前方位置にあるときの第一実施態様のヘッドレストを、(a)前方斜め左上及び(b)後方斜め左上から見た状態を示した斜視図である。図2は、第一実施態様のヘッドレストを分解した状態を前方斜め左上から見た状態を示した斜視図である。図3は、(a)側頭部受け部材60が後方位置にあるとき及び(b)側頭部受け部材60が前方位置にあるときの第一実施態様ヘッドレストを、左右方向略中間部で切断して左方から見た状態を示した断面図である。
ヘッドレストステー10は、ヘッドレストを所定の高さに支持するためのものとなっている。ヘッドレストステー10は、図2に示すように、左右一対の縦ステー部11,12と、縦ステー部11,12の上端部を連結する横ステー部13とを有する門型に形成されている。このヘッドレストステー10は、その縦ステー部11,12の下端部を、図示省略のシートバックの上部に設けられたステーホルダに対して、上下動(高さ調節)可能な状態で取り付けられるか、シートバックの内側に収容されたシートバックフレームに対して所定のブラケット等を介して固定される。
ガイドプレート20は、後述するロックレバー70をロックするためのものとなっている。第一実施態様のヘッドレストにおいて、ガイドプレート20は、図2に示すように、縦ステー部11,12のやや上寄りの部分を連結するように、ヘッドレストステー10に対して固定された、金属製の帯板状の部材となっている。このガイドプレート20には、ロック用開口部F1及びカム部A1が設けられている。ロック用開口部F1は、ロックレバー70のロック部分71(下端部)を嵌合するための部分となっている。一方、カム部A1は、ロックレバー70の下端部に設けられたカム部A2に作用させるための部分となっている。第一実施態様のヘッドレストにおいては、ガイドプレート20の上面後縁側の角部がカム部A1として機能するようにしている。
回動付勢バネ30は、側頭部受け部材60を常時後方へ付勢するためのものとなっている。回動付勢バネ30は、上記のような機能を発揮できるのであれば、その形態等は特に限定されない。第一実施態様のヘッドレストにおいては、図2に示すように、回動付勢バネ30は、コイルバネとなっている。この回動付勢バネ30は、ヘッドレストステー10の横ステー部13に対して外挿された状態となる。回動付勢バネ30の一端部は、ヘッドレストステー10に設けられたバネ固定部14に連結固定され、回動付勢バネ30の他端部は、側頭部受け部材60に設けられたバネ固定部(図2では省略)に連結固定される。
側頭部受け部材60は、ヘッドレストの使用者の側頭部を支持するためのものとなっている。側頭部受け部材60の外面は、通常、図示省略のクッション材と表皮とによって覆われる。第一実施態様のヘッドレストにおいて、側頭部受け部材60は、使用者の左側の側頭部を支持するためのケース状の左側部分61と、使用者の右側の側頭部を支持するためのケース状の右側部分62と、側頭部受け部材60の後面側(厳密には後述する側頭部受け部材60に一体的に設けられた後頭部受け部分50の後面側)の操作用開口部(図1(b)に示されるように、ロックレバー70の操作部分72を露出させるための開口部)の周縁部に取り付けられる枠状部分63とを組み合わせて構成される。通常、左側部分61と右側部分62と枠状部分63はいずれも、樹脂の射出成形品とされる。第一実施態様のヘッドレストにおいては、図2に示すように、ヘッドレストの使用者の後頭部を支持するための後頭部受け部分50も、側頭部受け部材60に対して一体的に設けられている。
ロックレバー70は、使用状態(前方位置)にある側頭部受け部材60がヘッドレストステー10(固定側部材)に対して回動しないように、側頭部受け部材60を固定側部材に対してロックするための部材となっている。一方、使用状態(前方位置)にある側頭部受け部材60を不使用状態(後方位置)にしようとした際には、ロックレバー70を操作して上側にスライドすることで、上記のロックを解除することができるようになっている。第一実施態様のヘッドレストにおいては、図2に示すように、ロックレバー70は、ロック部分71(下端部)と操作部分72(上端部)とを有する板状の部材となっており、側頭部受け部材60の後面(より厳密には、側頭部受け部材60に一体的に形成された後頭部受け部分50の後面)に上下スライド可能な状態で支持されている。このロックレバー70のロック部分71(下端部)が、上記のガイドプレート20のロック用開口部F1に嵌合することで、側頭部受け部材60の回動を規制することができるようになっている。ロックレバー70の下端部には、上述したガイドプレート20のカム部A1に作用するためのカム部A2も設けられている。
ロック付勢バネ80は、ロックレバー70をロック側(第一実施態様のヘッドレストにおいては下側)へ常時付勢するためのものとなっている。ロック付勢バネ80は、上記のような機能を発揮できるのであれば、その形態等は特に限定されない。第一実施態様のヘッドレストにおいては、図2に示すように、ロック付勢バネ80は、コイルバネとなっている。このロック付勢バネ80の一端部(上端部)は、ロックレバー70に設けられたバネ固定部73に連結固定され、ロック付勢バネ80の他端部は、側頭部受け部材60に設けられたバネ固定部(図2では省略)に連結固定される。
次に、第一実施態様のヘッドレストの動作について説明する。
続いて、第二実施態様のヘッドレストについて説明する。第二実施態様のヘッドレストは、上記の「第二の基本タイプのヘッドレスト」に相当するものである。以下においては、第二実施態様のヘッドレストにおける各構成のうち、主に、第一実施態様のヘッドレストと異なる構成に絞って説明する。第二実施態様のヘッドレストにおいて特に言及しない構成は、第一実施態様のヘッドレストで述べたものと同様の構成を採用することができる。
続いて、第三実施態様のヘッドレストについて説明する。第三実施態様のヘッドレストは、上記の「応用タイプのヘッドレスト」に相当するものである。以下においては、第三実施態様のヘッドレストにおける各構成のうち、主に、第二実施態様のヘッドレストと異なる構成に絞って説明する。第三実施態様のヘッドレストにおいて特に言及しない構成は、第二実施態様のヘッドレストで述べたものと同様の構成を採用することができる。
続いて、第四実施態様のヘッドレストについて説明する。図11は、(a)側頭部受け部材60が後方位置にあるとき及び(b)側頭部受け部材60が前方位置にあるときの第四実施態様のヘッドレストを、後方斜め左上から見た状態を示した斜視図である。本発明のヘッドレストは、図11に示すような形態とすることも可能であり、その形態にバリエーションを持たせることもできる。第四実施態様のヘッドレストは、第二実施態様のヘッドレストと同様、上記の「第二の基本タイプのヘッドレスト」に相当するものである。第四実施態様のヘッドレストは、側頭部受け部材60や後頭部受け部材50等の具体的な形態や、側頭部受け部材60の回動角度(第四実施態様のヘッドレストでは、30〜60°程度に設定される。)が異なっていること等を除いては、第二実施態様のヘッドレストと同様である。このため、第四実施態様のヘッドレストについての詳しい説明は割愛する。
以上で述べた第一実施態様から第四実施態様までのヘッドレスト等、本発明のヘッドレストは、各種の座席に設けることができ、その用途を特に限定されるものではないが、自動車等の車両の座席のシートバックに設けるものとして好適である。
11 縦ステー部(左側)
12 縦ステー部(右側)
13 横ステー部
14 バネ固定部
20 ガイドプレート
30 回動付勢バネ
50 後頭部受け部材(後頭部受け部分)
51 前側部分
52 後側部分
60 側頭部受け部材
61 左側部分
62 右側部分
63 枠状部分
64 前側部分
65 後側部分
66 ステー挿通孔
70 ロックレバー
71 ロックレバーの下端部(ロックレバーのロック部分)
72 ロックレバーの操作部分
73 バネ固定部
80 ロック付勢バネ
90 ストッパープレート
A1 カム部
A2 カム部
B1 前方回動規制当接部
B2 前方回動規制当接部
C1 後方回動規制当接部
C2 後方回動規制当接部
D1 前方回動規制当接部
D2 前方回動規制当接部
E1 後方回動規制当接部
E2 後方回動規制当接部
F1 ロック用開口部
Claims (4)
- 固定側部材と、
固定側部材に対して回動調整可能な調整側部材と、
で構成され、
使用者の側頭部を支持するための側頭部受け部材が、不使用状態の後方位置と、後方位置よりも前方に回動した使用状態の前方位置と、
の間で回動可能で、
且つ、
使用状態の側頭部受け部材をロック可能な構造
を有するヘッドレストであって、
固定側部材が、少なくとも、
横ステー部及び左右一対の縦ステー部を有して門型を為すヘッドレストステーと、
側頭部受け部材を常時後方へ付勢する回動付勢バネと、
を備えたものとされて、
固定側部材を構成するいずれかの部材に、ロック用開口部、カム部A1、前方回動規制当接部B1及び後方回動規制当接部C1が設けられる一方、
調整側部材が、少なくとも、
固定側部材に対して前後方向に回動可能に支持された、前方回動規制当接部B2及び後方回動規制当接部C2を有するケース状の側頭部受け部材と、
側頭部受け部材に対してスライド可能に支持された、カム部A2を有するロックレバーと、
ロックレバーをロック側へ常時付勢するためのロック付勢バネと、
を備えたものとされ、
側頭部受け部材が後方位置にあるときには、後方回動規制当接部C1と後方回動規制当接部C2とが当接して側頭部受け部材の後方回動が規制され、且つ、回動付勢バネの付勢力により側頭部受け部材の前方回動が規制されつつも、回動付勢バネの付勢力を上回る前向きの力を加えると側頭部受け部材を前方回動させることができる状態とされ、
側頭部受け部材が後方位置から前方位置に前方回動するときには、ロックレバーがロック付勢バネに抗いながら、カム部A2がカム部A1を乗り越して、ロックレバーがロック用開口部に嵌合し、
側頭部受け部材が前方位置にあるときには、前方回動規制当接部B1と前方回動規制当接部B2とが当接すること、及び、ロックレバーがロック用開口部に嵌合していることで、側頭部受け部材の前方回動及び後方回動が規制される一方、ロックレバーをロック解除側へ操作することにより、ロックレバーをロック用開口部から外して、側頭部受け部材を回動付勢バネの作用で後方位置に移動させることができるようにした
ことを特徴とするヘッドレスト。
- 側頭部受け部材に、使用者の後頭部を支持するための後頭部受け部分が一体的に設けられるとともに、
ロック用開口部及びカム部A1を有する金属製のガイドプレートが、固定側部材として、ヘッドレストステーに固定され、
金属製のヘッドレストステーの縦ステー部が、前方回動規制当接部B1及び後方回動規制当接部C1として機能するようにした請求項1記載のヘッドレスト。
- 使用者の後頭部を支持するためのケース状の後頭部受け部材が、固定側部材としてヘッドレストステーに固定され、
ロック用開口部、カム部A1、前方回動規制当接部B1及び後方回動規制当接部C1が、後頭部受け部材に設けられた請求項1記載のヘッドレスト。
- 固定側部材と、
固定側部材に対して回動調整可能な調整側部材と、
で構成され、
使用者の側頭部を支持するための側頭部受け部材と、使用者の後頭部を支持するための後頭部受け部材とが、それぞれ、
後方位置と、
後方位置よりも前方に回動した前方位置と、
の間で回動可能で、
且つ、
使用状態の側頭部受け部材をロック可能な構造
を有するヘッドレストであって、
固定側部材が、少なくとも、
横ステー部及び左右一対の縦ステー部を有して門型を為し、前方回動規制当接部B1及び後方回動規制当接部C1を有するヘッドレストステーと、
前方回動規制当接部D1及び後方回動規制当接部E1を有するストッパープレートと、
後頭部受け部材を常時前方へ付勢する回動付勢バネと、
を備えたものとされて、
調整側部材が、少なくとも、
固定側部材に対して前後方向に回動可能に支持された、前方回動規制当接部B2及び後方回動規制当接部C2を有するケース状の側頭部受け部材と、
使用者の後頭部を支持するために、固定側部材に対して側頭部受け部材とは独立して回動可能に支持された、ロック用開口部、カム部A1、前方回動規制当接部D2及び後方回動規制当接部E2を有するケース状の後頭部受け部材と、
側頭部受け部材に対してスライド可能に支持された、カム部A2を有するロックレバーと、
ロックレバーをロック側へ常時付勢するためのロック付勢バネと、
を備えたものとされ、
側頭部受け部材が前方位置又は後方位置にあるときに、後頭部受け部材が前方位置から後方位置に後方回動するときには、ロックレバーがロック付勢バネに抗いながら、カム部A2がカム部A1を乗り越して、ロックレバーがロック用開口部に嵌合し、
側頭部受け部材が前方位置又は後方位置にあるときに、後頭部受け部材が後方位置にあるときには、ロックレバーがロック用開口部に嵌合していることで、後頭部受け部材の前方回動及び後方回動が規制される一方、ロックレバーをロック解除側へ操作することにより、ロックレバーをロック用開口部から外して、後頭部受け部材を回動付勢バネの作用で前方位置に移動させることができるようにするとともに、
側頭部受け部材及び後頭部受け部材がいずれも前方位置にあるときには、側頭部受け部材が不使用状態とされ、前方回動規制当接部B1と前方回動規制当接部B2とが当接すること、及び、前方回動規制当接部D1と前方回動規制当接部D2とが当接することで、側頭部受け部材及び後頭部受け部材の前方回動が規制されて、且つ、回動付勢バネの付勢力により後頭部受け部材の後方回動が規制されつつも、回動付勢バネの付勢力を上回る後向きの力を加えると後頭部受け部材を後方回動させることができる状態とされ、
側頭部受け部材が前方位置にあり、後頭部受け部材が後方位置にあるときには、側頭部受け部材が使用状態とされ、前方回動規制当接部B1と前方回動規制当接部B2とが当接することで、側頭部受け部材の前方回動が規制され、
側頭部受け部材が後方位置にあり、後頭部受け部材が前方位置にあるときには、側頭部受け部材が不使用状態とされ、後方回動規制当接部C1と後方回動規制当接部C2とが当接することで、側頭部受け部材の後方回動が規制され、
側頭部受け部材及び後頭部受け部材がいずれも後方位置にあるときには、側頭部受け部材が使用状態とされ、後方回動規制当接部C1と後方回動規制当接部C2とが当接すること、及び、後方回動規制当接部E1と後方回動規制当接部E2とが当接することで、側頭部受け部材及び後頭部受け部材の後方回動が規制されるようにした
ことを特徴とするヘッドレスト。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016233764A JP6762505B2 (ja) | 2016-12-01 | 2016-12-01 | ヘッドレスト |
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JP2018090038A JP2018090038A (ja) | 2018-06-14 |
JP6762505B2 true JP6762505B2 (ja) | 2020-09-30 |
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JP2016233764A Active JP6762505B2 (ja) | 2016-12-01 | 2016-12-01 | ヘッドレスト |
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