JP6761010B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信システムに関するものである。
近年、災害や圏外解消への対策として、航空機、人工衛星、HAPS、気球、ドローンなどの飛行体に組み込まれた移動可能な移動型の基地局から地上、水上又は低高度の空中に向かって形成される三次元の大ゾーンセル(第1セル)の展開が有効とされている。この大ゾーンセル内に通常の地上セルが重畳するオーバレイセル構成において、地上セルと同一周波数を利用して大ゾーンセルを運用することにより、周波数利用効率を拡大することができる。
上記オーバレイセル構成において、大ゾーンセルに接続している移動局が、その大ゾーンセル内の地上セル(第2セル)にハンドオーバする場合、大ゾーンセルの基地局は、ハンドオーバ先の地上セルを識別して特定する必要がある。ハンドオーバ先の地上セルの識別には、大ゾーンセルに接続している移動局から受信した測定報告(Measurement Report)に含まれる物理セル識別子(PCI:Physical Cell ID)を用いることができる。PCIは例えば504通りの数値(0〜503)で定義されているが、大ゾーンセル内に多数の地上セルが含まれていると、地上セル間でPCIが重複する場合があるため、大ゾーンセルの基地局は、ハンドオーバ先の地上セルを識別して特定することができないおそれがある。
特許文献1には、隣接セル毎の物理セル識別子と、位置情報と、送信電力と、を隣接セル情報として管理し、移動局(移動機)からハンドオーバを促す測定報告時に、ハンドオーバ候補のセルの物理セル識別子が重複する場合、移動局の測定報告に含まれる移動局の位置情報とハンドオーバ候補のセルの受信電力と、隣接セルの位置情報と送信電力とを取得し、前記位置情報に基づき算出した距離と、前記電力に関する情報に基づき算出した距離とが一致するセルをハンドオーバ先として特定するハンドオーバ制御方法が開示されている。この特許文献1のハンドオーバ制御方法によれば、物理セル識別子の重複時にハンドオーバ先を特定できるとされている。
特開2016−208101号公報
しかしながら、特許文献1のハンドオーバ制御方法では、移動局の位置情報とハンドオーバ候補のセルの受信電力とを測定して接続セルの基地局に報告するという標準機能とは異なる機能を移動局に持たせるために移動局を改造する必要がある。
本発明の一態様に係る通信システムは、第1セルを形成する第1セル基地局と、前記第1セルよりもセルサイズが小さい第2セルを形成し前記第1セル内に配置された複数の第2セル基地局とを備える。前記複数の第2セル基地局はそれぞれ、前記第1セル内の基準位置からの距離に応じて前記第1セルのエリアを分割した複数の距離分割エリアに分類され、同一の前記距離分割エリア内及び隣り合う前記距離分割エリア間で同一の前記距離分割エリア内及び隣り合う前記距離分割エリア間で重複しないように物理セル識別子を割り当てている。前記第1セル基地局は、前記複数の距離分割エリアそれぞれについて前記距離分割エリアに分類された前記第2セル基地局の物理セル識別子の情報を含む第2セル置局情報を保持し、前記第1セルに在圏しているハンドオーバ対象の移動局について前記第1セル内の基準位置からの距離の情報を取得し、前記距離の情報に基づいて、前記複数の距離分割エリアのうち前記移動局が位置する距離分割エリアを特定し、前記ハンドオーバ対象の移動局から、ハンドオーバ先候補セルの物理セル識別子を含む測定報告を受信し、前記特定した距離分割エリアと、前記ハンドオーバ先候補セルの物理セル識別子と、前記第2セル置局情報とに基づいて、ハンドオーバ先の第2セルを特定する。
前記通信システムにおいて、前記第1セルに在圏している移動局に送信するTiming Advanceの制御値に基づいて前記距離の情報を取得してもよい。
本発明の他の態様に係る通信システムは、第1セルを形成する第1セル基地局と、前記第1セルよりもセルサイズが小さい第2セルを形成し前記第1セル内に配置された複数の第2セル基地局とを備える。前記複数の第2セル基地局はそれぞれ、前記第1セル内で同一の物理セル識別子が割り当てられた複数の第2セルが互いに隣接しないように配置されている。前記第1セル基地局は、前記複数の第2セル基地局それぞれについて前記第2セル基地局の物理セル識別子と前記第2セル基地局の周辺に位置する周辺セルの物理セル識別子との対応関係の情報を含む周辺セル環境情報を保持し、前記第1セルに在圏している移動局から、ハンドオーバ先候補セル及び周辺セルの物理セル識別子を含む測定報告を受信し、前記ハンドオーバ先候補セル及び周辺セルの物理セル識別子と、前記周辺セル環境情報とに基づいて、ハンドオーバ先の第2セルを特定する。
本発明の更に他の態様に係る通信システムは、第1セルを形成する第1セル基地局と、前記第1セルよりもセルサイズが小さい第2セルを形成し前記第1セル内に配置された複数の第2セル基地局とを備える。前記複数の第2セル基地局はそれぞれ、前記第1セル内の基準位置からの外向き方向が互いに異なるように前記基準位置を中心とした回転角度に応じて前記第1セルのエリアを分割した複数の角度分割エリアに分類され、前記角度分割エリア内で重複しないように物理セル識別子が割り当てられている。前記第1セル基地局は、前記複数の角度分割エリアそれぞれについて前記角度分割エリアに分類された前記第2セル基地局の物理セル識別子の情報を含む第2セル置局情報を保持し、前記第1セルに在圏しているハンドオーバ対象の移動局について前記第1セル内の基準位置からの方向の情報を取得し、前記方向の情報に基づいて、前記複数の角度分割エリアのうち前記移動局が位置する角度分割エリアを特定し、前記ハンドオーバ対象の移動局から、ハンドオーバ先候補セルの物理セル識別子を含む測定報告を受信し、前記特定した角度分割エリアと、前記ハンドオーバ先候補セルの物理セル識別子と、前記第2セル置局情報とに基づいて、ハンドオーバ先の第2セルを特定する。
前記複数の態様の通信システムにおける前記ハンドオーバ先の第2セルを特定する複数の方法の少なくとも2つは組み合わせてもよい。
前記通信システムにおいて、前記第2セル基地局は、地上、水上又は低高度の飛翔体に設置されたマクロセル基地局又はスモールセル基地局であり、前記第1セル基地局は、前記第2セル基地局と同じ又はより高い位置に配置された基地局であってもよい。また、前記第1セル基地局は地上、水上又は低高度の飛翔体に設置されたマクロセル基地局であってもよい。
本発明によれば、オーバレイセル構成の第1セル内に多数の第2セルが形成され、複数の第2セルの物理セル識別子が互いに重複する場合でも、移動局を改造することなく、第1セルから第2セルにハンドオーバするときにハンドオーバ先の第2セルを確実に識別して特定することができる。
本発明の実施形態に係る大ゾーンセル内に複数の地上セルが配置されたオーバレイセル構成を有する移動通信システムの概略構成の一例を示す説明図。 実施形態に係るハンドオーバ先セルを特定する方法の一例を示す説明図。 実施形態に係る大ゾーンセル基地局におけるハンドオーバ先セルを特定する処理の一例を示すフローチャート。 実施形態に係るハンドオーバ先セルを特定する方法の他の例を示す説明図。 実施形態に係る大ゾーンセル基地局におけるハンドオーバ先セルを特定する処理の他の例を示すフローチャート。 実施形態に係るハンドオーバ先セルを特定する方法の更に他の例を示す説明図。 実施形態に係る大ゾーンセル基地局におけるハンドオーバ先セルを特定する処理の更に他の例を示すフローチャート。 実施形態に係るハンドオーバ処理の一例を示すシーケンス図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。ここでは、LTE/LTE−Advancedへの適用を前提に本発明の実施形態を説明するが、類似のセル構成、物理チャネル構成を用いるシステムであれば、本発明の概念はどのようなシステムにも適用可能である。
また、以下の実施形態では、上空の飛行体に組み込まれた基地局で形成される大ソーンセル内に複数の地上セル(マクロセルやスモールセル)が重畳するオーバレイセル構成の場合について説明するが、本発明は、他の種類のオーバレイセル構成にも適用できる。例えば、本発明は、マクロセル内に複数のスモールセルが重畳するオーバレイセル構成にも適用でき、以下の実施形態で例示する方法でハンドオーバ先セルを特定することができる。
まず、本発明を適用可能な移動通信システムの全体構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る大ゾーンセル15A内に複数の地上セル10Aが配置されたオーバレイセル構成を有する移動通信システムの概略構成の一例を示す説明図である。災害や圏外解消への対策として、上空を移動可能な飛行体に基地局が組み込まれた空中浮揚型の通信中継装置15から地上又は水上に向かって形成される大きなサイズの大ゾーンセル(第1セル)15Aの展開が有効である。この大ゾーンセル15Aにおいて急増する移動通信のトラフィックへの対策として、大ゾーンセル15A内に複数の地上セル(第2セル)10Aが重畳するオーバレイセル構成の適用が有効である。このオーバレイセル構成では、大ゾーンセル15Aと地上セル10Aとの間で同一周波数帯域を利用することにより周波数利用効率を拡大できるとともに、移動局(移動機)であるユーザ端末装置(以下「UE」ともいう。)30,31における通信品質(例えばスループット)を増大させることができる。
図1において、本実施形態の移動通信システムは、LTE(Long Term Evolution)/LTE−Advanced又は第5世代などの次世代の標準仕様に準拠した通信システムであり、通信中継装置15に搭載された第2の基地局(他の基地局)としての移動型の大ゾーンセル基地局150と、その大ゾーンセル基地局150の無線通信エリアであるセル(以下「大ゾーンセル」という。)15A内に固定配置された複数の第1の基地局としての地上セル基地局10とを備える。地上セル基地局10は、例えば、通常のマクロセル基地局又はスモールセル基地局である。地上セル基地局10の無線通信エリアであるセル(以下、適宜「地上セル」という。)10Aは、大ゾーンセル基地局150の大ゾーンセル15Aの内側に含まれている。大ゾーンセル15A内に配置される地上セル10Aの数は図示の数に限定されない。大ゾーンセル15Aのサイズが大きくなると、大ゾーンセル15A内に配置される地上セル10Aの数は数百、数千又は数万に及ぶ場合もある。また、大ゾーンセル15A内に位置する第1の基地局は、マクロセルよりも更に小さなスモールセルを形成するスモールセル基地局であってもよい。
大ゾーンセル基地局150は、上空を移動可能な飛行体からなる空中浮揚型の通信中継装置15に搭載された移動型の中継通信局としての基地局(例えば、eNodeB、gNodeB)であり、移動通信網側のフィーダリンクFLの無線通信と移動局側のサービスリンクSLの無線通信とを中継することができる。
なお、図1では、大ゾーンセル基地局150を搭載する通信中継装置15が上空を移動可能な飛行体としての飛行船である例を示しているが、通信中継装置15は、上空を移動するように飛行可能な航空機、ソーラープレーン、ドローン、ヘリコプターなどの他の飛行体であってもよい。飛行体は、自律制御又は外部から制御により、地面、海面、又は川若しくは湖などの水面から100[km]以下の高高度の空域を飛行して位置するように制御されてもよい。また、飛行体の飛行空域は、高度が11[km]以上及び50[km]以下の成層圏の空域であってもよい。更に、飛行体の飛行空域は、気象条件が比較的安定している高度15[km]以上25[km]以下の空域であってもよく、特に高度がほぼ20[km]の空域であってもよい。
また、大ゾーンセル基地局150は、地上セル基地局10などの第2セル基地局と同じ位置又はより高い位置(大気圏内の位置、及び、その外側の宇宙空間の位置を含む)に設置された基地局であってもよい。
地上セル基地局10は、例えば、通常のマクロセル基地局又はスモールセル基地局である。マクロセル基地局は、移動体通信網において屋外に設置されている通常の半径数百m乃至数km程度の広域エリアである地上セルをカバーする大出力の基地局である。マクロセル基地局は、他の基地局と例えば有線の通信回線で接続され、所定の通信インターフェースで通信可能になっている。また、マクロセル基地局は、回線終端装置及び専用回線などの通信回線を介して移動体通信網のコアネットワークに接続され、コアネットワーク上のサーバなどの各種ノードとの間で所定の通信インターフェースにより通信可能になっている。スモールセル基地局は、広域のマクロセル基地局とは異なり、無線通信可能距離が数m乃至数百m程度であり、一般家庭、店舗、オフィス等の建物の内部にも設置することができる小出力の基地局である。スモールセル基地局についても、回線終端装置及びADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線や光回線等のブロードバンド公衆通信回線などの通信回線を介して移動体通信網のコアネットワークに接続され、コアネットワーク上のサーバ装置などの各種ノードとの間で所定の通信インターフェースにより通信可能になっている。
なお、大ゾーンセル15A内の第2セル基地局は、地上又は水上に設置された基地局でもよいし、ドローン、気球などの低高度の飛翔体に設置された基地局であってもよい。
図1において、第1の移動局であるUE30は、大ゾーンセル基地局150のセル15Aに在圏して大ゾーンセル基地局150に接続されたユーザ端末装置(MUE)であり、大ゾーンセル基地局150を介して電話やデータ通信などのための無線通信が可能な状態にある。UE30は、大ゾーンセル15Aと地上セル10Aとの境界部に近い位置に在圏しているため、地上セル10Aからの干渉を受けやすい状況にある。
第2の移動局であるUE31は、地上セル基地局10のセル10Aの外縁部に在圏して地上セル基地局10に接続されたユーザ端末装置(SUE)であり、地上セル基地局10を介して電話やデータ通信などのための無線通信が可能な状態にある。UE31は、地上セル10Aと大ゾーンセル15Aとの境界部に近い位置に在圏しているため、大ゾーンセル15Aからの干渉を受けやすい状況にある。
UE30、31は、大ゾーンセル15Aや地上セル10Aに在圏するときに、その在圏するセルに対応するマクロセル基地局やスモールセル基地局と間で所定の通信方式及び無線通信リソースを用いて無線通信することができる。UE30、31は、例えばCPUやメモリ等を有するコンピュータ装置、コアネットワークに対する外部通信インターフェース部、無線通信部などのハードウェアを用いて構成され、所定のプログラムが実行されることにより基地局10,150等との間の無線通信等を行うことができる。
本実施形態において、大ゾーンセル基地局150及び地上セル基地局10はそれぞれ、例えばCPUやメモリ等を有するコンピュータ装置、コアネットワークに対する外部通信インターフェース部、無線通信部などのハードウェアを用いて構成され、所定のプログラムが実行されることにより、後述の干渉を抑制するための各種処理を実行したり、所定の通信方式及び無線通信リソースを用いてUE30、31との間の無線通信を行ったりすることができる。
各基地局10、150は、移動局であるUEに対してOFDM(直交周波数分割多重)方式の下りリンクの無線通信可能な基地局である。基地局10、150は、例えば、アンテナ、無線信号経路切り換え部、送受共用器(DUP:Duplexer)、下り無線受信部とOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調部、上り無線受信部、SC−FDMA(Single-Carrier Frequency-Division Multiple Access)復調部など備える。更に、各基地局10、150は、OFDM変調部、下り無線送信部、制御部等を備える。
SC−FDMA復調部は、上り無線受信部で受信した受信信号に対してSC−FDMA方式の復調処理を実行し、復調されたデータを制御部に渡す。OFDM変調部は、制御部から受けた自局のセルに在圏しているUEに向けて送信する下り信号のデータを、所定の電力で送信されるように、OFDM方式で変調する。また、基地局が例えばサーバから送信停止対象のサブフレームの情報を受信した場合、OFDM変調部は、無線通信フレーム中の特定のサブフレームについてのみ下り送信を停止するように制御される。下り無線送信部は、OFDM変調部で変調した送信信号を、送受共用器、無線信号経路切り換え部及びアンテナを介して送信する。
基地局10、150の制御部は、例えばコンピュータ装置で構成され、所定のプログラムが読み込まれて実行されることにより、各部を制御したり各種処理を実行したりする。
また、地上セル基地局10の制御部は、前記補正後の送信タイミングに地上セル10Aにおける下りリンク無線通信フレームを送信するように制御する制御手段としても機能する。
次に、上記オーバレイセル構成の移動通信システムにおけ大ゾーンセル15Aに在圏するUE30が地上セル10Aにハンドオーバ(HO)するときのハンドオーバ先セルの特定について説明する。前述のように上記オーバレイセル構成において大ゾーンセル(第1セル)15Aに接続して在圏しているUE30が、その大ゾーンセル15A内の地上セル(第2セル)10Aにハンドオーバする場合、大ゾーンセル15Aの基地局150は、ハンドオーバ先の地上セル10Aを識別して特定する必要がある。ハンドオーバ先の地上セル10Aの識別には、大ゾーンセル15Aに接続しているUE30から受信した測定報告(MR)に含まれる物理セル識別子(PCI)を用いることができる。PCIは例えば3GPPの標準規格であるLTEにおいて504通りの数値(0〜503)で定義されているが、大ゾーンセル内に多数の地上セル10Aが含まれていると、地上セル10A間でPCI(例えば図1中のPCI=21)が重複する場合がある。そのため、大ゾーンセル15Aの基地局150は、ハンドオーバ先の地上セル10Aを識別して特定することができないおそれがある。
そこで、本実施形態では、大ゾーンセル基地局150により、以下に例示するようなハンドオーバ先の地上セル10Aを特定する処理を行っている。
〔ハンドオーバ先セル特定処理例1〕
図2は、本実施形態に係るハンドオーバ先セルを特定する方法の一例を示す説明図である。図3は、本実施形態に係る大ゾーンセル基地局150におけるハンドオーバ先セルを特定する処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態のハンドオーバ先セルの特定処理例1では、次のような事前準備を行う。大ゾーンセル15A内に配置される多数の地上セル基地局(第2セル基地局)10はそれぞれ、図2に示すように大ゾーンセル15A内の基準位置としての中心位置15Cからの距離に応じて大ゾーンセル15Aのエリアを分割した複数の同心円環状の距離分割エリア15T(n)(n=1〜N)に分類される。なお、図示の例では、大ゾーンセル15Aの分割数Nは5個であるが、分割数Nは4個以下でもよいし6個以上であってもよい。
また、複数の距離分割エリア15T(n)のうち互いに隣接する距離分割エリア間には同一のPCI(物理セル識別子)を割り当てないようにしている。例えば、大ゾーンセル15Aの中心から第3番目の距離分割エリア15T(3)内の地上セル基地局10にPCI=21を割り当てたときは、第2番目の距離分割エリア15T(2)内の地上セル基地局10及び第4番目の距離分割エリア15T(4)内の地上セル基地局10のいずれにもPCI=21を割り当てないようにする。
大ゾーンセル基地局150は、複数の距離分割エリア15T(n)(n=1〜N)それぞれについて距離分割エリアに分類された地上セル基地局10のPCIの情報を含む第2セル置局情報を保持する。
図3において、大ゾーンセル基地局150は、まず、大ゾーンセル15Aに在圏するUE30の大ゾーンセルの中心位置15Cからの距離の情報を取得する(図3のS101)。この距離の情報は、例えば、UE30の送信タイミング制御のためにUE30に送信するTiming Advanceの制御値に基づいて取得することができる。大ゾーンセル基地局150は、前記距離の情報に基づいて、UE30が位置する距離分割エリア15T(n)を特定する(図3のS102)。
次に、大ゾーンセル基地局150は、ハンドオーバ対象のUE30から、ハンドオーバ先候補セルのPCI(図2の例では、PCI=21)及び周辺セル環境情報を含む測定報告(MR)を受信する(図3のS103)。
次に、大ゾーンセル基地局150は、前記特定した距離分割エリア15T(n)及びそれに隣接する距離分割エリア15T(n−1),15T(n+1)について、予め保持しているセル置局情報を参照し、参照したセル置局情報と、UE30から受信したMRに含まれる周辺セル環境情報とを突き合わせて比較し、その比較結果に基づいてハンドオーバ先のセルを特定する(図3のS104)。例えば、図2の例では、第3番目の距離分割エリア15T(3)に含まれる地上セル(PCI=21)10Aが、ハンドオーバ先として特定される。
〔ハンドオーバ先セル特定処理例2〕
図4は、本実施形態に係るハンドオーバ先セルを特定する方法の他の例を示す説明図である。図5は、本実施形態に係る大ゾーンセル基地局150におけるハンドオーバ先セルを特定する処理の他の例を示すフローチャートである。
本実施形態のハンドオーバ先セルの特定処理例2では、次のような事前準備を行う。大ゾーンセル15A内に配置される多数の地上セル基地局(第2セル基地局)10はそれぞれ、図4に示すように、大ゾーンセル15A内で同一のPCIが割り当てられた複数の地上セル10Aが互いに隣接しないように配置されている。
大ゾーンセル基地局150は、複数の地上セル基地局10それぞれについて地上セル基地局10のPCIとその地上セル基地局10の周辺に位置する周辺セルのPCIとの対応関係の情報を含む周辺セル環境情報を保持する。
図5において、大ゾーンセル基地局150は、まず、大ゾーンセル15Aに在圏するハンドオーバ対象のUE30から、ハンドオーバ先候補セルのPCI(図4の例では、PCI=21)及び周辺セル環境情報を含む測定報告(MR)を受信する(図5のS201)。
次に、大ゾーンセル基地局150は、ハンドオーバ先候補セルのPCIに基づいて、予め保持している周辺セル環境情報を参照する(図5のS202)。ここで、ハンドオーバ先候補セルのPCI(図4の例では、PCI=21)の地上セルが複数存在する場合、ハンドオーバ先候補セルのPCIについて予め保持している周辺セル環境情報内の周辺セルPCIを参照する。そして、UE30から受信した周辺セル環境情報内の周辺セルPCIと、ハンドオーバ先候補セルのPCIについて予め保持している周辺セル環境情報内の周辺セルPCIとを比較し,その比較結果に基づいてハンドオーバ先のセルを特定する(図5のS203)。
例えば、図4の例では、ハンドオーバ先候補セルのPCI(図4の例では、PCI=21)の地上セル10A(1),10A(2)が複数存在し、それらに対応する周辺セルPCIとして次のPCIが保持されている。
地上セル10A(1):周辺セルPCI=22,23,24
地上セル10A(2):周辺セルPCI=32,33,34
ここで、UE30から受信したMRに含まれる周辺セルPCIが22,23,24であるため、その周辺セルPCI22,23,24に対応する地上セル(PCI=21)10Aが、ハンドオーバ先として特定される。
〔ハンドオーバ先セル特定処理例3〕
図6は、本実施形態に係るハンドオーバ先セルを特定する方法の更に他の例を示す説明図である。図7は、本実施形態に係る大ゾーンセル基地局150におけるハンドオーバ先セルを特定する処理の更に他の例を示すフローチャートである。
本実施形態のハンドオーバ先セルの特定処理例3では、次のような事前準備を行う。大ゾーンセル15A内に配置される多数の地上セル基地局(第2セル基地局)10はそれぞれ、図6に示すように大ゾーンセル15A内の基準位置としての中心位置15Cからの外向き方向が互いに異なるように中心位置15Cを中心とした回転角度に応じて大ゾーンセル15Aのエリアを分割した複数の角度分割エリア(セクタ)15S(n)(n=1〜N)に分類される。なお、図示の例では、大ゾーンセル15Aの分割数Nは6個であるが、分割数Nは5個以下でもよいし7個以上であってもよい。
また、複数の角度分割エリア15S(n)それぞれにおいて角度分割エリア15S(n)内で同一のPCI(物理セル識別子)が重複しないようにPCIを割り当てている。例えば、図6の大ゾーンセル15Aの6個の角度分割エリア15S(n)それぞれにおいて、角度分割エリア15S(n)内で一つの地上セル基地局10についてのみPCI=21を割り当てている。
大ゾーンセル基地局150は、複数の角度分割エリア15S(n)(n=1〜N)それぞれについて角度分割エリアに分類された地上セル基地局10のPCIの情報を含む第2セル置局情報を保持する。
図7において、大ゾーンセル基地局150は、まず、大ゾーンセル15Aに在圏するUE30の大ゾーンセルの中心位置15Cからの方向の情報を取得する(図7のS301)。この方向の情報は、例えば、UE30が、大ゾーンセル15Aの備える複数アンテナのうち、いずれの方向のアンテナへの入力レベルが最も高いか、又はいずれの方向のアンテナを用いて通信を行っているかに基づいて取得することができる。大ゾーンセル基地局150は、前記方向の情報に基づいて、UE30が位置する角度分割エリア15S(n)を特定する(図7のS302)。
次に、大ゾーンセル基地局150は、ハンドオーバ対象のUE30から、ハンドオーバ先候補セルのPCI(図6の例では、PCI=21)及び周辺セル環境情報を含む測定報告(MR)を受信する(図7のS303)。
次に、大ゾーンセル基地局150は、前記特定した角度分割エリア15S(n)及びそれに隣接する角度分割エリア15S(n−1),15S(n+1)について、予め保持しているセル置局情報を参照し、参照したセル置局情報と、UE30から受信したMRに含まれる周辺セル環境情報とを突き合わせて比較し、その比較結果に基づいてハンドオーバ先のセルを特定する(図7のS304)。例えば、図6の例では、第1番目の角度分割エリア15S(1)に含まれる地上セル(PCI=21)10A(1)が、ハンドオーバ先として特定される。
図8は、実施形態に係るハンドオーバ処理の一例を示すシーケンス図である。
図8において、まず、ハンドオーバ処理に先立って、大ゾーンセル基地局150と、大ゾーンセル15Aに含まれる多数の地上セル10Aの地上セル基地局10との間で、前述のハンドオーバ先セル特定処理例1〜3の少なくとも一つの事前準備(PCI割り当て、セル置局情報又は周辺セル環境情報の保持等)が行われる(S401)。図示の例では、多数の地上セル基地局10には、PCI=21が重複した複数の地上セル基地局10(1),10(2)が含まれている。
次に、大ゾーンセル基地局150は、大ゾーンセル15Aに在圏するUE30で測定された隣接セルのPCIとそのPCIに対応する受信レベルを含む周辺セル環境情報を含む測定報告を、UE30から受信する(S402)。図示の例では、PCI=21の受信レベルが高いため、PCI=21がハンドオーバ先候補セルのPCIとされる。
次に、大ゾーンセル基地局150は、前述のハンドオーバ先セル特定処理例1〜3の少なくとも一つを実行してハンドオーバ先のセルを特定する(S403)。図示の例では、地上セル基地局10(1)のセル10A(1)がハンドオーバ先のセルとして特定されているので、大ゾーンセル基地局150は、地上セル基地局10(1)にハンドオーバ要求を送信する(S404)。
地上セル基地局10(1)は、大ゾーンセル基地局150からハンドオーバ要求を受信すると、ハンドオーバ処理を開始するための「RRC CONNECTION RECONFIGURATION」をUE30に送信し、地上セル基地局10(1)とUE30との間でその後のハンドオーバのための処理が実行される。
以上、本実施形態によれば、オーバレイセル構成の第1セルとしての大ゾーンセル15A内に多数の第2セルとしての地上セル(マクロセル、スモールセルなど)が形成され、複数の地上セルの物理セル識別子が互いに重複する場合でも、UE(移動局)を改造することなく、大ゾーンセルから地上セルにハンドオーバするときにハンドオーバ先の地上セルを確実に識別して特定することができる。
なお、上記実施形態で説明したハンドオーバ先セル特定処理例1〜3の任意の2つ又は3つを組み合わせてもよい。このように組み合わせることにより、ハンドオーバ先セル特定処理例1〜3のいずれかを単独で行う場合に比して、ハンドオーバ先の地上セルを特定するときの精度を高めることができるとともに、大ゾーンセルに収容可能なPCI数を更に増やすことができる。
また、上記実施形態では、地上セル10A及び大ゾーンセル15Aのオーバレイ構成の場合について説明したが、この構成に限定されることなく、本発明は、互いにサイズが異なる複数のセルのオーバレイ構成について適用することができる。
また、本実施形態では、LTE/LTE−Advancedへの適用を前提に説明したが、LTE/LTE−Advancedと類似のOFDM(直交周波数分割多重)方式の下りリンクの無線通信、無線通信フレーム、OFDMシンボルなどを用いるシステムであれば、本発明の概念はどのようなシステムにも適用可能であり、さらに本実施形態に示した送信機および受信機の構成に限定されない。
また、本明細書で説明された処理工程並びに移動通信システム、大ゾーンセル基地局150、地上セル基地局10及びユーザ端末装置(移動局)30,31の構成要素は、様々な手段によって実装することができる。例えば、これらの工程及び構成要素は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又は、それらの組み合わせで実装されてもよい。
ハードウェア実装については、実体(例えば、各種無線通信装置、Node B、端末、ハードディスクドライブ装置、又は、光ディスクドライブ装置)において上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、1つ又は複数の、特定用途向けIC(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明された機能を実行するようにデザインされた他の電子ユニット、コンピュータ、又は、それらの組み合わせの中に実装されてもよい。
また、ファームウェア及び/又はソフトウェア実装については、上記構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、本明細書で説明された機能を実行するプログラム(例えば、プロシージャ、関数、モジュール、インストラクション、などのコード)で実装されてもよい。一般に、ファームウェア及び/又はソフトウェアのコードを明確に具体化する任意のコンピュータ/プロセッサ読み取り可能な媒体が、本明細書で説明された上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段の実装に利用されてもよい。例えば、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば制御装置において、メモリに記憶され、コンピュータやプロセッサにより実行されてもよい。そのメモリは、コンピュータやプロセッサの内部に実装されてもよいし、又は、プロセッサの外部に実装されてもよい。また、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、FLASHメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、磁気又は光データ記憶装置、などのような、コンピュータやプロセッサで読み取り可能な媒体に記憶されてもよい。そのコードは、1又は複数のコンピュータやプロセッサにより実行されてもよく、また、コンピュータやプロセッサに、本明細書で説明された機能性のある態様を実行させてもよい。
また、前記媒体は非一時的な記録媒体であってもよい。また、前記プログラムのコードは、コンピュータ、プロセッサ、又は他のデバイス若しくは装置機械で読み込んで実行可能であれよく、その形式は特定の形式に限定されない。例えば、前記プログラムのコードは、ソースコード、オブジェクトコード及びバイナリコードのいずれでもよく、また、それらのコードの2以上が混在したものであってもよい。
また、本明細書で開示された実施形態の説明は、当業者が本開示を製造又は使用するのを可能にするために提供される。本開示に対するさまざまな修正は当業者には容易に明白になり、本明細書で定義される一般的原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用可能である。それゆえ、本開示は、本明細書で説明される例及びデザインに限定されるものではなく、本明細書で開示された原理及び新規な特徴に合致する最も広い範囲に認められるべきである。
10 地上セル基地局(第2基地局)
10A 地上セル(第2セル)
15 通信中継装置(飛行体)
15A 大ゾーンセル(第1セル)
30 地上セルに接続された移動局(ユーザ端末装置,UE)
31 大ゾーンセルに接続された移動局(ユーザ端末装置,UE)
150 大ゾーンセル基地局(第2基地局、中継通信局)

Claims (3)

  1. 1セルを形成する第1セル基地局と、前記第1セルよりもセルサイズが小さい第2セルを形成し前記第1セル内に配置された複数の第2セル基地局とを備える通信システムであって、
    前記複数の第2セル基地局はそれぞれ、前記第1セル内で同一の物理セル識別子が割り当てられた複数の第2セルが互いに隣接しないように配置され、
    前記第1セル基地局は、
    前記複数の第2セル基地局それぞれについて前記第2セル基地局の物理セル識別子と前記第2セル基地局の周辺に位置する周辺セルの物理セル識別子との対応関係の情報を含む周辺セル環境情報を保持し、
    前記第1セルに在圏しているハンドオーバ対象の移動局から、ハンドオーバ先候補セル及び周辺セルの物理セル識別子を含む測定報告を受信し、
    前記ハンドオーバ先候補セル及び周辺セルの物理セル識別子と、前記周辺セル環境情報とに基づいて、ハンドオーバ先の第2セルを特定する、ことを特徴とする通信システム
  2. 求項1の通信システムにおいて、
    前記第2セル基地局は、地上、水上、ドローン又は気球に設置されたマクロセル基地局又はスモールセル基地局であり、前記第1セル基地局は前記第2セル基地局と同じ又はより高い位置に配置された基地局であることを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1の通信システムにおいて、
    前記第1セル基地局は、大気圏内又はその外側の宇宙空間に位置する基地局であることを特徴とする通信システム。
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