JP6759826B2 - 報知装置、報知方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、睡眠の改善を支援する技術に関する。
国民の5人に1人は睡眠について悩んでいると言われている。睡眠を妨げる原因が生活リズム(例えば、食事の時刻、入浴の時刻または就床の時刻)の乱れである場合、生活リズムを改めることによって睡眠の改善を図ることができると考えられる。
特許文献1には、利用者の睡眠の改善を図る睡眠改善装置が記載されている。この睡眠改善装置は、予めデータベースに保存されている複数のアドバイス情報の中から、利用者の睡眠状況に基づいてアドバイス情報を選択し、その選択したアドバイス情報をモニタに表示する。アドバイス情報としては、例えば、飲食を行うべき時刻と入浴の時刻が用いられる。
特開2009−233027号公報
生活リズムに影響するイベント(例えば、起床、食事または入浴)の時刻は、生活スタイルに応じて変化する。例えば、午前6時に起床する人と午前10時に起床する人では、食事および就床の時刻が異なる可能性が高い。
特許文献1に記載の睡眠改善装置は、利用者の生活スタイルを考慮していないため、生活スタイルが異なる利用者ごとに、睡眠の改善を図れるイベントの時刻(例えば、食事の時刻または入浴の時刻)を知らせることができない可能性がある。このため、この睡眠改善装置は、生活スタイルが異なる利用者の睡眠を改善できないおそれがある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、生活スタイルが異なる利用者の睡眠の改善を支援する技術を提供することを解決課題とする。
本発明の報知装置の一態様は、第1イベントの予定時刻を受け取る受取部と、前記第1イベントの予定時刻に応じて、第2イベントの予定時刻を決定する決定部と、音を出力する音出力部に対し、前記第1イベントの予定時刻および前記第2イベントの予定時刻を示す報知音の出力を制御する制御部と、を含む。
上述した報知装置の一態様として、前記第2イベントは、就床を含み、前記受取部は、さらに、利用者の年齢を受け取り、前記決定部は、さらに、前記利用者の年齢に応じて、前記就床の予定時刻を決定することが望ましい。
上述した報知装置の一態様として、前記受取部は、さらに、睡眠予定時間を受け取り、前記決定部は、さらに、前記睡眠予定時間に応じて、前記就床の予定時刻を決定することが望ましい。
上述した報知装置の一態様として、前記制御部は、特定のイベントから所定の継続した期間の間、基準テンポとはテンポの異なる音楽を、前記音出力部から出力することが望ましい。
上述した報知装置の一態様として、前記受取部は、さらに、外出の予定時刻を受け取り、前記制御部は、前記外出の予定時刻が前記第1イベントの予定時刻よりも遅く、かつ、前記第1イベントの予定時刻と前記外出の予定時刻との間の時間帯の長さが第2時間よりも短く、かつ、前記第2イベントの予定時刻が前記時間帯に含まれる場合に、前記音出力部に対し、前記第2イベントの予定時刻を示す報知音の出力を中止させることが望ましい。
上述した報知装置の一態様として、前記決定部は、前記第1イベントの予定時刻に応じて前記第1イベントの予定時刻と前記第2イベントの予定時刻との間の時間が変更するように、前記第2イベントの予定時刻を決定することが望ましい。
本発明の報知方法の一態様は、第1イベントの予定時刻を受け取り、前記第1イベントの予定時刻に応じて、第2イベントの予定時刻を決定し、音を出力する音出力部に対し、前記第1イベントの予定時刻および前記第2イベントの予定時刻を示す報知音の出力を制御する。
本発明のプログラムの一態様は、コンピュータに、第1イベントの予定時刻を受け取る受取手順と、前記第1イベントの予定時刻に応じて、第2イベントの予定時刻を決定する決定手順と、音を出力する音出力部に対し、前記第1イベントの予定時刻および前記第2イベントの予定時刻を示す報知音の出力を制御する制御手順と、を実行させる。
第1実施形態に係る睡眠改善支援装置100を示した図である。 生活リズム基礎情報103bの一例を示した図である。 音楽情報103cの一例を示した図である。 利用者情報103dの一例を示した図である。 睡眠改善支援装置100の動作を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態に係る睡眠改善支援装置100Aを示した図である。 第3実施形態に係る睡眠改善支援装置100Bを示した図である。 イベントの予定時刻の到来の知らせを省略する動作例を示した図である。
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を説明する。なお、図面において各部の寸法および縮尺は実際のものと適宜異なる。また、以下に記載する実施の形態は、本発明の好適な具体例である。このため、本実施形態には、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかしながら、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る睡眠改善支援装置100を含む睡眠改善支援システム1を示した図である。睡眠改善支援装置100は、報知装置の一例である。睡眠改善支援システム1は、睡眠改善支援装置100と、スピーカ等の音出力部200とを含んで構成されている。睡眠改善支援装置100は、利用者に生活リズムの改善を促すことによって利用者の睡眠の改善を支援する。睡眠改善支援装置100は、時計部101と、入力部102と、記憶部103と、処理部104と、を含んで構成されている。
時計部101は、例えば、RTC(Real Time Clock)である。時計部101は、時刻を計時する。入力部102は、例えば、タッチパネルまたは操作ボタンである。入力部102は、種々の入力を受ける。例えば、入力部102は、利用者から利用者の起床予定時刻(以下、単に「起床予定時刻」とも称する)を受ける。起床は、第1イベント、さらに言えば、生活リズムに影響する第1イベントの一例である。
記憶部103は、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体の一例である。さらに言えば、記憶部103は、非一過性(non-transitory)の記録媒体である。記憶部103、例えば、半導体記録媒体、磁気式記録媒体または光学式記録媒体等の公知の任意の形式の記録媒体、または、これらの記録媒体が組み合わされた記録媒体である。なお、本明細書中において、「非一過性」の記録媒体は、一過性の伝搬信号(transitory, propagating signal)を一時的に記憶する伝送線等の記録媒体を除く全てのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含み、揮発性の記録媒体を除外するものではない。
記憶部103は、睡眠改善支援装置100の動作を規定するプログラム103aと、生活リズム基礎情報103bと、音楽情報103cと、利用者に関する情報(例えば、利用者のイベント予定時刻)を表す利用者情報103dと、を記憶する。
生活リズム基礎情報103bは、生活リズムに関する情報である。
図2は、生活リズム基礎情報103bの一例を示した図である。図2では、生活リズム基礎情報103bとして、睡眠時間(例えば7時間)を表す睡眠時間情報103b1と、入浴と就床の間の時間間隔(例えば3時間)を表す第1間隔情報103b2と、夕食と入浴の間の時間間隔(例えば2時間)を表す第2間隔情報103b3と、昼食と夕食の間の時間間隔(例えば7時間)を表す第3間隔情報103b4と、起床と朝食の間の時間間隔(例えば1時間)を表す第4間隔情報103b5とが、示されている。
音楽情報103cは、生活リズムに影響するイベントごとに記憶されている。生活リズムに影響するイベントとしては、例えば、起床、朝食、昼食、夕食、入浴および就床が挙げられる。音楽情報103cは、例えば、演奏された音楽をデータ化した演奏データ、後述する音信号生成部104c2を制御するパラメータ、または音の波形データである。
図3は、音楽情報103cの一例(音楽情報M1〜M6)を示した図である。
音楽情報M1は、起床に対応づけられている。音楽情報M2は、朝食に対応づけられている。音楽情報M3は、昼食に対応づけられている。音楽情報M4は、夕食に対応づけられている。音楽情報M5は、入浴に対応づけられている。音楽情報M6は、就床に対応づけられている。音楽情報M1、M2およびM3は、基準テンポよりも速いテンポを有する音楽を表す。音楽情報M4、M5およびM6は、基準テンポよりも遅いテンポを有する音楽を表す。音楽情報M1〜M6は互いに異なる音楽を表す。
音楽情報M1〜M6の各々は、睡眠改善支援装置100の出荷前に登録される。なお、音楽情報M1〜M6の各々は、利用者によって登録または変更されてもよい。音楽情報M1〜M6のうち利用者によって登録または変更された音楽情報については、基準テンポとの関係は適宜変更される。
説明を図1に戻す。処理部104は、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置(コンピュータ)である。処理部104は、記憶部103に記憶されたプログラム103aを読み取り実行することによって、受取部104aと決定部104bと制御部104cとを実現する。
受取部104aは、入力部102から種々の情報(例えば、起床予定時刻)を受け取る。
決定部104bは、受取部104aが受け取った起床予定時刻に応じて、利用者の朝食予定時刻、利用者の昼食予定時刻、利用者の夕食予定時刻、利用者の入浴予定時刻、および利用者の就床予定時刻を決定する。ここで、朝食、昼食、夕食、入浴および就床の各々は、第2イベント、さらに言えば、生活リズムに影響する第2イベントの一例である。以下、「利用者の朝食予定時刻」を「朝食予定時刻」と称し、「利用者の昼食予定時刻」を「昼食予定時刻」と称し、「利用者の夕食予定時刻」を「夕食予定時刻」と称し、「利用者の入浴予定時刻」を「入浴予定時刻」と称し、「利用者の就床予定時刻」を「就床予定時刻」と称する。
決定部104bは、利用者の第2イベントの予定時刻(就床予定時刻、入浴予定時刻、夕食予定時刻、昼食予定時刻、および朝食予定時刻)を、以下のように決定する。
決定部104bは、起床予定時刻(例えば、午前6時)から睡眠時間情報103b1が表す睡眠時間(図2に示した例では7時間)を減算することによって、就床予定時刻(例えば、午後11時)を決定する。
決定部104bは、就床予定時刻(例えば、午後11時)から、第1間隔情報103b2が表す入浴と就寝の間の時間間隔(図2に示した例では3時間)を減算することによって、入浴予定時刻(例えば、午後8時)を決定する。
決定部104bは、入浴予定時刻(例えば、午後8時)から、第2間隔情報103b3が表す夕食と入浴の間の時間間隔(図2に示した例では2時間)を減算することによって、夕食予定時刻(例えば、午後6時)を決定する。
決定部104bは、夕食予定時刻(例えば、午後6時)から、第3間隔情報103b4が表す昼食と夕食の間の時間間隔(図2に示した例では7時間)を減算することによって、昼食予定時刻(例えば、午前11時)を決定する。
決定部104bは、起床予定時刻(例えば、午前6時)に、第4間隔情報103b5が表す起床と朝食の間の時間間隔(図2に示した例では1時間)を加算することによって、朝食予定時刻(例えば、午前7時)を決定する。
決定部104bは、利用者の第2イベント(朝食、昼食、夕食、入力および就床)の予定時刻を決定すると、利用者の第1イベント(起床)の予定時刻と、利用者の第2イベントの予定時刻とを、利用者情報103dとして記憶部103に記憶する。
図4は、利用者情報103dの一例(起床予定時刻103d1、朝食予定時刻103d2、昼食予定時刻103d3、夕食予定時刻103d4、入浴予定時刻103d5、および就床予定時刻103d6)を示した図である。図4では、起床予定時刻103d1として午前6時が記憶され、朝食予定時刻103d2として午前7時が記憶され、昼食予定時刻103d3として午前11時が記憶され、夕食予定時刻103d4として午後6時が記憶され、入浴予定時刻103d5として午後8時が記憶され、就床予定時刻103d6として午後11時が記憶されている。
制御部104cは、音出力部200に対し、利用者の第1イベントの予定時刻と、利用者の第2イベントの予定時刻と、を示す報知音の出力を制御する。以下、第1イベントと第2イベントとを纏めて、単に「イベント」と称する。制御部104cは、出力制御部104c1と音信号生成部104c2とを含む。
出力制御部104c1は、起床予定時刻103d1と朝食予定時刻103d2と昼食予定時刻103d3と夕食予定時刻103d4と入浴予定時刻103d5と就床予定時刻103d6との各々と、時計部101の計時時刻とを比較することで、各予定時刻の到来を検出する。出力制御部104c1は、時計部101の計時時刻がいずれかのイベントの予定時刻になると、そのイベントを示すイベント情報を音信号生成部104c2に通知する。
音信号生成部104c2は、イベント情報が示すイベントに対応づけられた音楽情報103cを記憶部103から読み出し、読み出した音楽情報103cに基づいて音信号を生成する。音信号生成部104c2は、生成した音信号を音出力部200に出力することによって、音楽情報103cが表す音楽を、その音楽のオリジナルのテンポで音出力部200から出力する。
例えば、出力制御部104c1は、時計部101の計時時刻が起床予定時刻103d1になると、起床を示すイベント情報を音信号生成部104c2に通知する。音信号生成部104c2は、イベント情報が示す起床に対応づけられた音楽情報M1を記憶部103から読み出し、音楽情報M1に基づいて音信号を生成する。音信号生成部104c2は、生成した音信号を音出力部200に出力することによって、音楽情報M1が表す音楽を音出力部200から出力する。これにより、起床予定時刻103d1の到来が知らされる。
次に、動作を説明する。図5は、睡眠改善支援装置100の動作を説明するためのフローチャートである。
利用者が入力部102を用いて第1イベントの予定時刻として起床予定時刻を入力すると、入力部102は、起床予定時刻を受取部104aに供給する。受取部104aは、入力部102から起床予定時刻を受け取ると(ステップS501)、起床予定時刻を決定部104bに供給する。
決定部104bは、受取部104aから起床予定時刻(第1イベントの予定時刻)を受け取ると、起床予定時刻と生活リズム基礎情報103bとを用いて、複数の第2イベント(朝食、昼食、夕食、入浴および就床)の各々の予定時刻を決定する(ステップS502)。決定部104bは、上述した手法で複数の第2イベントの各々の予定時刻を決定する。
続いて、決定部104bは、例えば図4に示したように、起床予定時刻(第1イベントの予定時刻)と複数の第2イベントの各々の予定時刻とを記憶部103に記憶する(ステップS503)。
続いて、出力制御部104c1は、各イベントの予定時刻と時計部101の計時時刻とを比較することによって、イベントごと、イベントの予定時刻が到来したか否かを判断する(ステップS504)。
出力制御部104c1は、イベントの予定時刻が到来した場合、予定時刻の到来が検出されたイベントを示すイベント情報を、音信号生成部104c2に通知する。音信号生成部104c2は、イベント情報が示すイベントに対応づけられた音楽情報103cを記憶部103から読み出す(ステップS505)。
音信号生成部104c2は、読み出した音楽情報103cに基づいて音信号を生成する。
例えば、音楽情報103cとして、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)データなどの演奏情報が用いられた場合、音信号生成部104c2は、MIDIデータから音の波形データを音信号として生成し、その音信号(波形データ)を音出力部200に供給する。
また、音楽情報103cとして、音の波形データが用いられた場合、音信号生成部104c2は、記憶部103から読み出した波形データを音信号として音出力部200に供給する。
音出力部200は、音信号生成部104c2から音信号を受け取ると、その音信号に応じた音楽を出力する(ステップS506)。この音楽の出力によって、イベントの予定時刻の到来が知らされる。その後、処理がステップS504に戻る。
本実施形態によれば、決定部104bは、生活リズムに影響する第1イベントの予定時刻に応じて、生活リズムに影響する第2イベントの予定時刻を決定する。そして、制御部104cは、音出力部200に対し、第1イベントの予定時刻および第2イベントの予定時刻を示す報知音の出力を制御する。
よって、報知音の出力によって、生活スタイルの異なる利用者に、生活スタイルに応じた生活リズムを意識させて生活リズムの乱れの改善を促すことができ、これにより、利用者の睡眠の改善を支援することができる。
制御部104cは、第2イベントの種類(朝食、昼食、夕食、入浴および就床)に応じて、第2イベントの予定時刻の到来を知らせる音楽を変更する。よって、イベントの種類に応じた音楽を用いることで、音楽によって利用者に第2イベントの種類を知らせることが可能になる。
上述したように第1イベントとして起床が用いられる場合、利用者が睡眠改善支援装置100に対して行う操作は、利用者が目覚まし時計に対して行う操作に類似する。このため、利用者は、睡眠改善支援装置100を直感的に操作することが容易になる。
第2イベントとして就床が含まれる場合、睡眠改善支援装置100は、第1イベントの予定時刻に応じた就床予定時刻の到来を利用者に知らせることが可能になる。このため、利用者に就床予定時刻を意識させて就床時刻の乱れの改善を促すことができ、これにより、利用者の睡眠の改善を支援できる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、イベントの予定時刻に出力される音楽のテンポは、音楽情報103cが表す音楽のオリジナルのテンポとなる。これに対して、本発明の第2実施形態では、イベントの予定時刻に出力される音楽のテンポが利用者の脈拍に応じて変更される。以下、第2実施形態について、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図6は、第2実施形態に係る睡眠改善支援装置100Aを含む睡眠改善支援システム1Aを示した図である。なお、図6において、図1に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
睡眠改善支援装置100Aは、プログラム103aの代わりにプログラム103a1を用いる点と、処理部104がプログラム103a1を実行することによって受取部104aと決定部104bと制御部104cと生体情報取得部104dとテンポ設定部104eとを実現する点において、図1に示した睡眠改善支援装置100と異なる。
生体情報取得部104dは、センサ300と接続される。センサ300は、例えば、腕時計型等のウェアラブル機器に搭載され、利用者の生体情報として、利用者の脈拍を検出する。センサ300は、利用者の脈拍を生体情報取得部104dに供給する。生体情報取得部104dは、センサ300から利用者の脈拍を取得する。なお、センサ300として、脈拍の代わりに心拍を検出するセンサが用いられてもよい。この場合の説明は、以下の説明において「脈拍」という文言を「心拍」という文言に読み替えることによって実現される。
テンポ設定部104eは、生体情報取得部104dが取得した利用者の脈拍に基づいて、利用者の脈拍のテンポを特定する。テンポ設定部104eは、利用者の脈拍のテンポに応じて音楽のテンポを決定する。
テンポ設定部104eは、起床予定時刻よりも基準時間(例えば5分)前の時刻から夕方(例えば午後5時)までの期間においては、利用者の脈拍のテンポよりも速いテンポを示すテンポ指示を音信号生成部104c2に供給する。基準時間は、5分に限らず適宜変更可能である。なお、基準時間を示す基準時間情報が記憶部103に記憶され、テンポ設定部104eは、記憶部103から基準時間情報を読み出すことによって基準時間を認識する。
テンポ設定部104eは、夕方(例えば午後5時)から、起床予定時刻よりも基準時間前の時刻までの期間においては、利用者の脈拍のテンポよりも遅いテンポを示すテンポ指示を音信号生成部104c2に供給する。なお、夕方の時刻は午後5時に限らず、適宜変更可能である。
音信号生成部104c2は、イベント情報を受け取ると、イベント情報に示されたイベントに応じた音楽情報103cを記憶部103から読み出し、その音楽情報103cに基づいて音信号を生成する。
続いて、音信号生成部104c2は、生成した音信号の示す音楽のテンポがテンポ指示の示すテンポとなるように、音信号を加工する。例えば、音信号が波形データである場合、音信号生成部104c2は、波形データに応じた音楽のテンポがテンポ指示の示すテンポとなるように、波形データに対して時間伸長処理(データ補間)又は間引処理を施す。
続いて、音信号生成部104c2は、加工(例えば、時間伸長処理又は間引処理)が施された音信号を音出力部200に供給する。
一般的に利用者は、利用者の脈拍(または心拍)よりも早いテンポの音を聞くと活動的になり、利用者の脈拍(または心拍)よりも遅いテンポの音を聞くとリラックスする傾向がある。
本実施形態によれば、起床予定時刻よりも基準時間前の時刻から夕方までの期間においては、利用者の脈拍(または心拍)よりも早いテンポの音楽を利用者に聞かせることによって利用者を活動的にすることが可能になる。また、夕方から、起床予定時刻よりも基準時間前の時刻までの期間においては、利用者の脈拍のテンポよりも遅いテンポの音楽を利用者に聞かせることによって利用者をリラックスさせることが可能になる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態は、第1実施形態に、利用者が昼寝をしすぎることを抑制する機能を付加した形態である。
図7は、第3実施形態に係る睡眠改善支援装置100Bを含む睡眠改善支援システム1Bを示した図である。なお、図7において、図1に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
睡眠改善支援装置100Bは、プログラム103aの代わりにプログラム103a2を用いる点と、処理部104がプログラム103a2を実行することによって受取部104aと決定部104bと制御部104cと生体情報取得部104dと昼寝管理部104fとを実現する点において、図1に示した睡眠改善支援装置100と異なる。以下、第3実施形態について、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
昼寝管理部104fは、生体情報取得部104dが取得した利用者の脈拍に基づいて利用者の脈拍のテンポを特定する。昼寝管理部104fは、利用者の脈拍のテンポと、時計部101の計時時刻と、昼食予定時刻103d3と、夕食予定時刻103d4と、に基づいて、利用者が昼食の予定時刻から夕食の予定時刻までの時間帯(以下「昼寝監視時間帯」と称する)に睡眠しているか否か、つまり、利用者が昼寝をしているか否かを判断する。
人は睡眠に入ると脈拍数が低くなる。このため、昼寝管理部104fは、昼寝監視時間帯において利用者の脈拍数が所定値よりも低くなると、利用者が昼寝に入ったと判断する。なお、所定値は利用者ごとに設定されることが望ましい。
ところで、15分〜30分程度の時間の短い仮眠は睡眠不足を改善する効果を有することが知られている。このため、15分〜30分程度の時間の短い仮眠は「パワーナップ」とも呼ばれている。昼寝管理部104fは、利用者の昼寝がパワーナップになるように動作する。
具体的には、昼寝管理部104fは、利用者が昼寝に入ったと判断してから特定時間(15分〜30分の時間)経過すると、音信号生成部104c2にアラーム情報を通知する。音信号生成部104c2は、アラーム情報を受け取ると、起床に対応づけられている音楽情報M1を記憶部103から読み出し、音楽情報M1に基づいて音信号を生成する。続いて、音信号生成部104c2は、生成した音信号を音出力部200に供給して、音出力部200から音楽情報M1に応じた音楽を出力させ、利用者を目覚めさせる。このため、利用者の昼寝をパワーナップにすることができる。なお、特定時間を示す特定時間情報が記憶部103に記憶され、昼寝管理部104fは、記憶部103から特定時間情報を読み出すことによって特定時間を認識する。
本実施形態によれば、利用者が昼寝をしても、その昼寝を、睡眠不足の改善につながるパワーナップにすることができる。よって、昼寝時間が必要以上に長くなって、寝付き難くなることを抑制可能になる。
<変形例>
以上の各実施態様は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は相矛盾しない限り適宜に併合され得る。
<変形例1>
受取部104aが、入力部102を介して利用者の年齢を受け取り、利用者の年齢を決定部104bに供給し、決定部104bが、利用者の年齢に応じて、睡眠時間情報103b1が示す睡眠時間を修正してもよい。例えば、決定部104bは、利用者の年齢が高いほど、睡眠時間情報103b1が示す睡眠時間を短くする。
睡眠時間は、利用者の年齢が高いほど短いと言われている。このため、変形例1によれば、例えば、利用者の年齢に応じた睡眠時間を考慮して就床の予定時刻を決定することが可能になる。
<変形例2>
生活リズム基礎情報103b(睡眠時間情報103b1、第1間隔情報103b2、第2間隔情報103b3、第3間隔情報103b4、および第4間隔情報103b5のうちの少なくとも1つ)は、利用者によって変更または設定されてもよい。
例えば、睡眠時間情報103b1が記憶部103に記憶されている状況で、利用者が入力部102を操作して睡眠予定時間を入力した場合、受取部104aは入力部102からその睡眠予定時間を受け取り、その睡眠予定時間を決定部104bに供給する。決定部104bは、記憶部103に記憶されている睡眠時間情報103b1を、受取部104aから受け取った睡眠予定時間を表す情報に更新する。
また、睡眠時間情報103b1が記憶部103に記憶されていない状況で、利用者が入力部102を操作して睡眠予定時間を入力した場合、その睡眠予定時間は、受取部104aを介して決定部104bに供給される。決定部104bは、受取部104aから受け取った睡眠予定時間を表す睡眠時間情報103b1を記憶部103に記憶する。
変形例2によれば、例えば、利用者が理想とする睡眠予定時間に応じて、就床の予定時刻を決定することが可能になる。
<変形例3>
第1イベントは、起床に限らず適宜変更可能である。例えば、第1イベントとして、朝食または就床が用いられてもよい。
制御部104cは、第1イベントが起床である場合には起床予定時刻の到来時に音楽情報M1に応じた音楽を音出力部200から出力し、第1イベントが朝食である場合には朝食予定時刻の到来時に音楽情報M2に応じた音楽を音出力部200から出力する。また、制御部104cは、第1イベントが就床である場合には、就床予定時刻の到来時に音楽情報M6に応じた音楽を音出力部200から出力する。
このように、制御部104cは、第1イベントの種類(例えば、起床、朝食または就床)に応じて、第1イベントの予定時刻の到来を知らせる音楽を変更する。よって、音楽で利用者にイベントの種類を知らせることが可能になる。
<変形例4>
制御部104cは、就床の予定時刻よりも第1時間前(例えば10分前)の時点から就床の予定時刻までの期間を含む継続した期間の間、基準テンポよりもテンポの遅い音楽を、音出力部200から出力してもよい。なお、第1時間を示す第1時間情報は記憶部103に記憶され、制御部104cは、記憶部103から第1時間情報を読み取ることによって第1時間を認識する。また、基準テンポとしては、例えば、人の平均的な心拍のテンポが用いられてもよいし、利用者Eの心拍のテンポが用いられてもよい。
変形例4によれば、利用者は、就床の予定時刻よりも第1時間前の時点から就床の予定時刻までの期間を含む継続した期間に、基準テンポよりもテンポの遅い音楽を聴くことによって、リラックスして就床でき、利用者に速やかな就寝を促すことが可能になる。
<変形例5>
制御部104cは、起床の予定時刻から朝食の予定時刻までの期間を含む継続した期間の間、基準テンポよりもテンポの速い音楽を、音出力部200から出力してもよい。起床は特定のイベントの一例であり、基準テンポよりもテンポの速い音楽は基準テンポとは異なるテンポの異なる音楽の一例である。
変形例5によれば、利用者は、起床の予定時刻から朝食の予定時刻までの期間を含む継続した期間に、基準テンポよりもテンポの速い音楽を聴くことによって、活動的になりやすく目覚めをよくすることができる。
<変形例6>
イベントは、起床、朝食、昼食、夕食、入浴および就床に限らず、適宜変更可能である。
例えば、イベントとして、朝食後の運動と就床前の運動とが追加されてもよい。この場合、生活リズム基礎情報103bとして、朝食と朝食後の運動との間の時間間隔(例えば1時間)を表す第5間隔情報と、就床前の運動と就床との間の時間間隔(例えば1時間)を表す第6間隔情報とが追加され、音楽情報103cとして、朝食後の運動に対応づけられた音楽情報と、就床前の運動に対応づけられた音楽情報とが追加される。
朝食後の運動に対応づけられた音楽情報は、基準テンポよりもテンポの速い音楽を表すことが好ましい。また、就床前の運動に対応づけられた音楽情報は、基準テンポよりもテンポの遅い音楽を表すことが望ましい。これらの音楽情報は、利用者によって変更または設定されてもよい。
変形例6では、決定部104bは、朝食予定時刻に、第5間隔情報が表す朝食と朝食後の運動との間の時間間隔(例えば1時間)を加算することによって、朝食前の運動の予定時刻を決定する。制御部104cは、時計部101の計時時刻が朝食前の運動の予定時刻になると、朝食前の運動に対応づけられた音楽情報を記憶部103から読み出す。続いて、制御部104cは、その音楽情報に応じた音信号を生成し、その音信号を音出力部200に出力する。これにより、朝食前の運動の予定時刻の到来が知らされる。
また、決定部104bは、就床予定時刻から、第6間隔情報が表す就床前の運動と就床の間の時間間隔(例えば1時間)を減算することによって、就床前の運動の予定時刻を決定する。制御部104cは、時計部101の計時時刻が就床前の運動の予定時刻になると、就床前の運動に対応づけられた音楽情報を記憶部103から読み出す。続いて、制御部104cは、その音楽情報に応じた音信号を生成し、その音信号を音出力部200に出力する。これにより、就床前の運動の予定時刻の到来が知らされる。
<変形例7>
記憶部103は、生活リズム基礎情報103bを、曜日単位で記憶してもよい。この場合、時計部101は、計時時刻に加えてカレンダ情報も出力する。決定部104bは、曜日単位で、その曜日の生活リズム基礎情報103bを用いて第2イベントの予定時刻を決定する。制御部104cは、時計部101が出力する計時時刻およびカレンダ情報を用いて、イベント時刻の到来を音楽で知らせる。
変形例7によれば、各曜日における第1イベントの予定時刻が同じであっても、第2イベントとの予定時刻を曜日単位で変更することが可能になる。
<変形例8>
音信号生成部104c2は、就床予定時刻から起床予定時刻までの期間では、音出力部200から出力される音楽の音量を所定レベルよりも低くし、起床予定時刻から就床予定時刻までの期間では、音出力部200から出力される音楽の音量を所定レベルよりも高くしてもよい。
変形例8によれば、利用者が就寝している間に出力される音楽の音量を、利用者が覚醒している間に出力される音楽の音量よりも小さくでき、音楽が利用者の睡眠を妨げることを抑制可能になる。
<変形例9>
第3実施形態に示された昼寝管理部104fと、音信号生成部104c2がアラーム情報に応じて音楽情報M1に応じた音信号を音出力部200に供給する機能が、第2実施形態に付加されてもよい。
<変形例10>
音楽情報M1〜M3のうち少なくとも2つは同じ音楽を表してもよい。また、音楽情報M4〜M6のうち少なくとも2つは同じ音楽を表してもよい。
<変形例11>
決定部104bは、第1イベントの予定時刻に応じて第1イベントの予定時刻と第2イベントの予定時刻との間の時間が変更するように、第2イベントの予定時刻を決定してもよい。
例えば、第1イベントが起床であり、第2イベントが朝食である場合、決定部104bは、起床予定時刻が遅くなるほど、起床予定時刻と朝食予定時刻との間の時間が短くなるように、朝食予定時刻を決定してもよい。
<変形例12>
決定部104bが第2イベントの予定時刻を決定した後に利用者に外出の予定が入った場合、利用者は第2イベントを実行できないことがある。このような場合、実行できない第2イベントの予定時刻の到来を知らせることは無駄になる可能性が高い。このため、各実施形態において例えば図8に示した動作が行われることによって、実行できない第2イベントの予定時刻の到来の知らせを省略することが好ましい。なお、図8において、図5に示した処理と同一の処理には同一符号を付してある。以下、図8に示した処理について、図5に示した処理と異なる点を中心に説明する。
ステップS502が終了した後に、受取部104aが入力部102から利用者Eの外出予定時刻を受け取ると(ステップS801)、受取部104aは、外出予定時刻を決定部104bに供給する。
決定部104bは、外出予定時刻を受け取ると、起床予定時刻が外出予定時刻よりも早いか否かを判断する(ステップS802)。
起床予定時刻が外出予定時刻よりも遅い場合または起床予定時刻が外出予定時刻と等しい場合(ステップS802:NO)、決定部104bは、不図示の表示部を用いてエラー表示を実行する(ステップS803)。この場合、利用者Eは、エラー表示を認識することによって、起床予定時刻および外出予定時刻を再び入力部102に入力する。
一方、起床予定時刻が外出予定時刻よりも早い場合(ステップS802:YES)、決定部104bは、起床予定時刻から外出予定時刻までの時間が第2時間(例えば、40分)よりも短いか否かを判断する(ステップS804)。なお、第2時間は40分に限らず適宜変更可能である。また、第2時間を示す第2時間情報が記憶部103に記憶され、決定部104bは、記憶部103から第2時間情報を読み出すことによって第2時間を認識する。
起床予定時刻から外出予定時刻までの時間が第2時間より短い場合(ステップS804:YES)、決定部104bは、起床予定時刻から外出予定時刻までの時間帯に、ステップS502で決定した第2イベントの予定時刻のいずれかが含まれるか否かを判断する(ステップS805)。
起床予定時刻から外出予定時刻までの時間帯にいずれかの第2イベントの予定時刻が含まれる場合(ステップS805:YES)、決定部104bは、その第2イベント(該当第2イベント)の予定時刻を、ステップS502で決定した予定時刻の中から省略する(ステップS1006)。その後、ステップS503以降の処理が実行される。なお、ステップS503では、外出の予定時刻も記憶部103に記憶される。
なお、起床予定時刻から外出予定時刻までの時間が第2時間以上である場合(ステップS804:NO)、および、起床予定時刻から外出予定時刻までの時間帯にいずれの第2イベントの予定時刻も含まれない場合(ステップS805:NO)、ステップS503以降の処理が実行される。
変形例12によれば、ステップS806で省略された該当第2イベントの予定時刻はステップS503において記憶部103に記憶されないので、利用者Eが実行できる可能性の低いイベントについては、その予定時刻の到来の知らせを省略できる。なお、変形例12では、制御部104cは、外出の予定時刻が第1イベントの予定時刻よりも遅く、かつ、第1イベントの予定時刻と外出の予定時刻との間の時間帯の長さが第2時間よりも短く、かつ、第2イベントの予定時刻が当該時間帯に含まれる場合に、その第2イベントの予定時刻の到来を知らせることを中止することになる。
<変形例13>
制御部104cは、昼食の予定時刻から既定時間(例えば3時間)の間、基準テンポよりもテンポの速い音楽を、音出力部200から出力してもよい。なお、既定時間は3時間に限らず適宜変更可能である。なお、既定時間を示す既定時間情報が記憶部103に記憶され、制御部104cは、記憶部103から既定時間情報を読み出すことによって規定時間を認識する。変形例13によれば、利用者Eの昼寝を抑制することが可能になる。
<変形例14>
処理部104がプログラムを実行することによって実現される機能部(受取部104a、決定部104b、制御部104c、出力制御部104c1、音信号生成部104c2、生体情報取得部104d、テンポ設定部104e、および昼寝管理部104f)の全部または一部が電子回路で実現されてもよい。
<変形例15>
実際にイベントが実施された時刻(またはタイミング)を入力する手段を設け(なお、入力部102が、この手段を兼ねてもよい)、次のイベントまでの時間が短縮された場合に、決定部104bは、この短縮された時間を、イベント間の時間間隔を修正することにより吸収してもよい。
例えば、起床予定時刻が午前6時に設定され、朝食予定時刻が午前6時から1時間後の7時に設定されている状況で、実際の起床時刻が午前6時30分であった場合、起床から朝食までの時間が30分になってしまう。このような場合には、決定部104bは、実際の起床時刻(午前6時30分)から、修正した間隔(例えば1時間を45分に修正)を用いて、朝食予定時刻を午前6時45分と設定してもよい。
また、起床予定時刻が午前6時に設定され、就床予定時刻が午後11時に設定されている状況で、実際の起床時刻が午前6時30分であった場合、睡眠時間が7時間では不足していたと考えられるため、決定部104bは、睡眠時間を30分増やして、その日の就床予定時刻を30分早めるようにしてもよい。
1…睡眠改善支援システム、100…睡眠改善支援装置、101…時計部、102…入力部、103…記憶部、104…処理部、104a…受取部、104b…決定部、104c…制御部、104c1…出力制御部、104c2…音信号生成部、200…音出力部。

Claims (7)

  1. 利用者によって第1イベントの予定時刻と外出の予定時刻が入力される入力部から前記第1イベントの予定時刻と前記外出の予定時刻を受け取る受取部と、
    前記第1イベントの予定時刻に応じて、第2イベントの予定時刻を決定する決定部と、
    音を出力する音出力部に対し、前記第1イベントの予定時刻および前記第2イベントの予定時刻を示す報知音の出力を制御する制御部と、
    を含み、
    前記制御部は、前記外出の予定時刻が前記第1イベントの予定時刻よりも遅く、かつ、前記第1イベントの予定時刻と前記外出の予定時刻との間の時間帯の長さが予め記憶された時間よりも短く、かつ、前記第2イベントの予定時刻が前記時間帯に含まれる場合に、前記音出力部に対し、当該第2イベントの予定時刻を示す報知音の出力を中止させる、
    報知装置。
  2. 前記第2イベントは、就床を含み、
    前記入力部には、さらに、前記利用者によって前記利用者の年齢が入力され、
    前記受取部は、さらに、前記入力部から前記利用者の年齢を受け取り、
    前記決定部は、さらに、前記利用者の年齢に応じて、前記就床の予定時刻を決定する、
    請求項1に記載の報知装置。
  3. 前記入力部には、さらに、前記利用者によって睡眠予定時間が入力され、
    前記受取部は、さらに、前記入力部から前記睡眠予定時間を受け取り、
    前記決定部は、さらに、前記睡眠予定時間に応じて、前記就床の予定時刻を決定する、
    請求項2に記載の報知装置。
  4. 前記決定部は、前記第1イベントの予定時刻に応じて前記第1イベントの予定時刻と前記第2イベントの予定時刻との間の時間が変更するように、前記第2イベントの予定時刻を決定する、請求項1からのいずれか1項に記載の報知装置。
  5. 前記制御部は、特定のイベントから所定の継続した期間の間、基準テンポとはテンポの異なる音楽を、前記音出力部から出力し、
    前記基準テンポは、前記利用者の脈拍又は心拍のテンポである、請求項1から4のいずれか1項に記載の報知装置。
  6. 利用者によって第1イベントの予定時刻と外出の予定時刻が入力される入力部から前記第1イベントの予定時刻と前記外出の予定時刻を受け取り、
    前記第1イベントの予定時刻に応じて、第2イベントの予定時刻を決定し、
    音を出力する音出力部に対し、前記第1イベントの予定時刻および前記第2イベントの予定時刻を示す報知音の出力を制御し、
    前記外出の予定時刻が前記第1イベントの予定時刻よりも遅く、かつ、前記第1イベントの予定時刻と前記外出の予定時刻との間の時間帯の長さが予め記憶された時間よりも短く、かつ、前記第2イベントの予定時刻が前記時間帯に含まれる場合に、前記音出力部に対し、当該第2イベントの予定時刻を示す報知音の出力を中止させる、
    報知方法。
  7. コンピュータに、
    利用者によって第1イベントの予定時刻と外出の予定時刻が入力される入力部から前記第1イベントの予定時刻と前記外出の予定時刻を受け取る受取手順と、
    前記第1イベントの予定時刻に応じて、第2イベントの予定時刻を決定する決定手順と、
    音を出力する音出力部に対し、前記第1イベントの予定時刻および前記第2イベントの予定時刻を示す報知音の出力を制御する制御手順と、
    を実行させ、
    前記制御手順では、前記外出の予定時刻が前記第1イベントの予定時刻よりも遅く、かつ、前記第1イベントの予定時刻と前記外出の予定時刻との間の時間帯の長さが予め記憶された時間よりも短く、かつ、前記第2イベントの予定時刻が前記時間帯に含まれる場合に、前記音出力部に対し、当該第2イベントの予定時刻を示す報知音の出力を中止させる プログラム。
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