JP6758936B2 - カートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

カートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6758936B2
JP6758936B2 JP2016118352A JP2016118352A JP6758936B2 JP 6758936 B2 JP6758936 B2 JP 6758936B2 JP 2016118352 A JP2016118352 A JP 2016118352A JP 2016118352 A JP2016118352 A JP 2016118352A JP 6758936 B2 JP6758936 B2 JP 6758936B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
region
toner
developing
cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016118352A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017223810A (ja
Inventor
前田 直樹
直樹 前田
雄太 磯部
雄太 磯部
俊翼 水越
俊翼 水越
並木 貴之
貴之 並木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2016118352A priority Critical patent/JP6758936B2/ja
Publication of JP2017223810A publication Critical patent/JP2017223810A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6758936B2 publication Critical patent/JP6758936B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、電子写真方式を用いた画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等の電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置)では、いわゆるプロセスカートリッジ方式と呼ばれる装置構成が知られている。すなわち、画像形成装置の装置構成において画像形成プロセスにかかわる部材をプロセスカートリッジとして一体化し、装置本体に対して着脱可能に構成することでメンテナンス性の向上を図った装置構成である。このようなプロセスカートリッジには、感光ドラムを有するクリーニングユニット、現像手段を有する現像ユニット、現像剤を供給するトナーユニットなどの複数のユニットで構成されたものが知られている。現像ユニットは、主として、現像剤担持体としての現像ローラと、現像ローラに現像剤を供給する供給ローラと、現像ローラ上の現像剤の厚さを規制する現像剤規制部材としての現像ブレードと、を有する。現像ローラ、供給ローラ、現像ブレードは、現像ユニットにおける枠体でもある現像剤収容器としてのトナー収容器に支持される。現像ブレードは、現像ローラに当接して現像ローラ上のトナーの層厚を規制する弾性部材と、トナー収容器に固定されるとともに弾性部材を支持する支持部材とから構成される。
ここで、現像ユニットでは、トナー収容器に収容されたトナーが、現像ブレードで規制されながら現像ローラに担持されて運び出されるようにするほか、トナー収容器外部へ移動する(漏れ出る)ことを防ぐ必要がある。トナーシール部材は、現像ローラの軸線方向端部において、トナー収容器内のトナーが外部に漏れることを防止すべく、トナー収容器と現像ローラとの間、及びトナー収容器と現像ブレードとの間をシールするように設けられる。トナーシール部材は、現像ローラの軸線方向端部の周面に当接するように配置されるが、シール性を高めるために、現像ブレードの弾性部材の一部(端部)を、現像ローラ周面との間で挟むように配置されることがある。すなわち、トナーシール部材における現像ローラとの接触領域と弾性部材との接触領域とが、現像ローラ軸線方向において一部重なる(オーバーラップする)。
トナーシール部材と現像ローラとの間のシール性を確保するためには、現像ローラに対するトナーシール部材の当接圧を高くする必要がある。しかし、該当接圧を高くすると、トナーシール部材と現像ローラに挟まれている部分(トナーシール部材と現像ローラの接触領域にオーバーラップしている部分)にあたる弾性部材の両端部が、現像ローラ周面に沿って変形してしまう。その結果、弾性部材の両端部の内側の部分が、浮き上がり気味になり、その浮きあがった隙間に多くのトナーが流れ込むことで、トナーが漏れる問題が生じた。そこで、弾性部材の両端部に切欠きを設けて、トナーシール部材と現像ローラの接触領域とオーバーラップ部分とその内側の部分との間の弾性部材の変形を防止し、弾性部材の両端部におけるトナー漏れを防止する構成のものがある(例えば、特許文献1参照)。また、弾性部材の両端部がトナーシール部材と現像ローラの接触領域とオーバーラップする構成において、弾性部材の固定端から自由端までの長さ(以下、自由長)を長手方向において端部より中央部が長くした構成がある。
特開昭61−185772号公報
しかしながら、上記従来構成において、現像ローラの回転に伴うトナーの搬送により、トナーシール部材近傍の端部でトナーが局所的に劣化してしまうことがある。すなわち、上記従来構成では、現像室内におけるトナーの循環がうまくいかず、現像室の長手端部周辺に劣化したトナーが集中的に滞留してしまう状態となることがある。端部のトナーが局所的に劣化することで、カブリや融着による現像スジといった不具合が発生する場合がある。
本発明の目的は、収容している現像剤の劣化を抑制しつつ現像剤容器のシール性を高めることができる技術を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明のカートリッジは、
現像剤が収容される現像剤収容器と、
前記現像剤収容器に回転可能に設けられ、表面に現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の軸線方向に延び、前記現像剤担持体の現像剤を規制する現像剤規制
部と、前記現像剤規制部を支持する支持部材と、で構成される規制部材と、
前記現像剤収容器の端部に設けられたシール部材と、
を備え、画像形成装置に着脱可能なカートリッジにおいて、
前記現像剤規制部は、
前記軸線方向と交差する方向において、前記支持部材につながる固定端と、前記固定端とは反対側において前記現像剤担持体と当接し、前記現像剤担持体と共にニップ部を形成する自由端と、を有するとともに、
前記軸線方向において、中央部に設けられた第1領域と、端部に設けられた第2領域と、を備え、
前記軸線方向と交差する方向において、前記第1領域における自由端は、前記第2領域における自由端に比べ突出し、前記第1領域と前記第2領域との間は、前記第2領域における自由端から前記第1領域における自由端へ終始、連続的に突出するように形成された傾斜部でつながるように構成され、
前記シール部材は、前記第2領域と当接し、且つ、
前記現像剤担持体の回転方向において、前記第2領域における前記自由端側の先端は、前記第2領域の前記ニップ部よりも上流側に延びている、ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明のカートリッジは、
現像剤が収容される現像剤収容器と、
前記現像剤収容器に回転可能に設けられ、表面に現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の軸線方向に延び、前記現像剤担持体の現像剤を規制する現像剤規制部と、前記現像剤規制部を支持する支持部材と、で構成される規制部材と、
前記現像剤収容器の端部に設けられたシール部材と、
を備え、画像形成装置に着脱可能なカートリッジにおいて、
前記現像剤規制部は、
前記軸線方向と交差する方向において、前記支持部材につながる固定端と、前記固定端とは反対側において前記現像剤担持体と当接し、前記現像剤担持体と共にニップ部を形成する自由端と、を有するとともに、
前記軸線方向において、中央部に設けられた第1領域と、端部に設けられた第2領域と、を備え、
前記第2領域における前記シール部材が接触するオーバーラップ部分よりも前記軸線方向の内側において、前記自由端が、現像剤を前記端部に向かわせるような力を現像剤に対して作用させる傾斜形状を、前記オーバーラップ部分から間隔を空けて有し、
前記現像剤担持体の回転方向において、前記第2領域における前記自由端側の先端は、前記第2領域の前記ニップ部よりも上流側に延びていることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
装置本体と、
前記装置本体に着脱可能な、上記カートリッジと、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、収容している現像剤の劣化を抑制しつつ現像剤容器のシール性を高め
ることができる。
実施例1に係る現像ユニットの非駆動側の拡大図 実施例1に係る画像形成装置(プロセスカートリッジ)の断面図 実施例1に係る現像ユニットの非駆動側の拡大図 実施例1に係る現像ユニットの断面図 実施例1に係る現像ユニットの断面図 実施例1に係る現像ユニットの斜視図 実施例1に係る現像ユニットの斜視図 実施例2に係る現像ユニットの非駆動側の拡大図 実施例2に係る現像ユニットの断面図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
本発明は、現像装置、現像カートリッジ、プロセスカートリッジおよびこれを用いた画像形成装置に関するものである。現像装置とは、現像剤を表面に坦持する現像ローラ(現像剤担持体)を有し、現像ローラによって、感光ドラム(像担持体)に形成された静電潜像(静電像)を、現像剤を用いて可視像化する装置である。現像カートリッジとは、上記現像装置を一体的なユニットとしてカートリッジ化し、画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。また、プロセスカートリッジとは、感光ドラムと、この感光ドラムに作用する現像装置とを一体的なユニットとしてカートリッジ化し、画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。また、画像形成装置とは電子写真画像形成方式を用いてシート材等の記録媒体(記録材)に画像を形成するものである。本発明が適用可能な画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が挙げられる。
図1〜図7を参照して、本発明の実施例1に係る画像形成装置について説明する。以下の説明において、電子写真感光ドラムの回転軸線方向を長手方向とする。また、長手方向において、画像形成装置本体から電子写真感光ドラムが駆動力を伝達される側を駆動側とし、その反対側を非駆動側とする。
図2を用いて本実施例に係る画像形成装置(プロセスカートリッジ)の全体構成及び画像形成プロセスについて説明する。図2は、本発明の実施例1に係る画像形成装置の画像形成装置本体(以下、装置本体と記載する)及びプロセスカートリッジ(以下、カートリッジBと記載する)の断面図である。ここで、装置本体Aとは、画像形成装置の装置構成のうちカートリッジBを除いた構成部分である。
<電子写真画像形成装置全体構成>
図2に示す画像形成装置は、カートリッジBを装置本体Aに着脱自在とした電子写真技術を利用したレーザビームプリンタである。カートリッジBが装置本体Aに装着されたとき、カートリッジBの電子写真感光ドラム62(以下、ドラム62と記載する)に潜像を形成するための露光装置3(レーザスキャナユニット)が配置される。また、カートリッ
ジBの下側に画像形成対象となる記録材(以下、シート材Pと記載する)を収納したシートトレイ(不図示)が配置されている。更に、装置本体Aには、シート材Pの搬送方向Dに沿って、転写ローラ7、定着装置9、排出トレイ11等が順次配置されている。
<画像形成プロセス>
次に、画像形成プロセスの概略を説明する。プリントスタート信号に基づいて、ドラム62は、矢印R方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。バイアス電圧が印加された帯電ローラ66は、ドラム62の外周面に接触し、ドラム62の外周面を一様均一に帯電する。露光装置3は、画像情報に応じたレーザ光Lを出力する。そのレーザ光LはカートリッジBのクリーニング枠体71に設けられたレーザ開口を通り、ドラム62の外周面を走査露光する。これにより、ドラム62の外周面には画像情報に対応した静電潜像が形成される。
一方、現像装置としての現像ユニット20において、現像剤収容室としてのトナー室29内のトナーTは、搬送部材43の回転によって撹拌、搬送され、現像室としてのトナー供給室28に送り出される。トナーTは、マグネットローラ34(固定磁石)の磁力により、現像ローラ32の表面に担持される。トナーTは、現像ブレード42によって、摩擦帯電されつつ現像ローラ32周面上での層厚が規制される。そのトナーTは、静電潜像に応じてドラム62の表面に付着し、トナー像として可視像化される。
一方、レーザ光Lの出力タイミングとあわせて、装置本体Aの下部に収納されたシート材Pがシートトレイから送り出される。そして、そのシート材Pがドラム62と転写ローラ7との間の転写位置へ搬送される。この転写位置において、トナー像はドラム62からシート材Pに順次転写されていく。トナー像が転写されたシート材Pは、ドラム62から分離されて定着装置9に搬送される。そしてシート材Pは、定着装置9を構成する加熱ローラと加圧ローラとのニップ部を通過する。このニップ部で加圧・加熱定着処理が行われてトナー像はシート材Pに定着される。トナー像の定着処理を受けたシート材Pは、排出トレイに排出される。
転写後のドラム62は、クリーニングブレード77により外周面上の残留トナーが除去されて、再び、画像形成プロセスに使用される。ドラム62から除去されたトナーはクリーニングユニット60の廃トナー室71bに貯蔵される。クリーニングユニット60の枠体には、廃トナー室71bからのトナー漏れを防ぐためのスクイシート65が設けられている。上記において、帯電ローラ66、現像ローラ32、転写ローラ7、クリーニングブレード77がドラム62に作用するプロセス手段である。
<カートリッジ全体の構成>
次に、カートリッジBの全体構成について図2を用いて説明する。カートリッジBは、クリーニングユニット60と、現像ユニット20を有する。なお、一般には、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体と、これに作用するプロセス手段としての帯電手段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つを一体的にカートリッジ化して、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能としたものである。本実施例におけるプロセスカートリッジは、ここで説明するクリーニングユニット60を少なくとも有する。
図2に示すように、クリーニングユニット60は、ドラム62と、帯電ローラ66と、クリーニング部材77と、これらを支持するクリーニング枠体71と、を有する。クリーニングユニット60において、帯電ローラ66、クリーニング部材77は、それぞれドラム62の外周面に接触して配置される。クリーニング部材77は、弾性材料としてのゴムで形成されたブレード状の弾性部材であるゴムブレード77aと、ゴムブレードを支持する支持部材77bと、を有する。ゴムブレード77aは、ドラム62の回転方向に対して
カウンター方向にドラム62に当接している。即ち、ゴムブレード77aは、その先端部がドラム62の回転方向の上流側を向くようにドラム62に当接している。ドラム62は、駆動源である本体駆動モータ(不図示)から駆動力を受けることにより、画像形成動作に応じて、図中矢印R方向に回転駆動される。帯電ローラ66は、クリーニングユニット60に回転可能に取り付けられている。帯電ローラ66は、ドラム62に向けて加圧されることでドラム62に圧接され、ドラム62の回転に従動回転する。
図2に示すように、現像ユニット20は、現像剤担持体としての現像ローラ32と、現像ローラ32を支持するとともにトナー(現像剤)Tが収容される現像剤収容器としての現像容器23と、現像剤規制部材としての現像ブレード42等を有する。現像ローラ32内にはマグネットローラ34が設けられている。また現像ユニット20において、現像ローラ32の表面に担持されたトナーの層厚を規制するための現像ブレード42が配置されている。現像ローラ32には間隔保持部材(不図示)が現像ローラ32の両端部に取り付けられており、間隔保持部材とドラム62が当接することで、現像ローラ32はドラム62と微少隙間をもって保持される。また、図2に示すように、現像ユニット20からトナーが漏れることを防止するための吹き出し防止シート33が、現像ローラ32に当接するように設けられている。更に、現像容器23によって形成されたトナー室29には、搬送部材43が設けられている。搬送部材43は、トナー室29に収容されたトナーを撹拌すると共に、トナー供給室28へトナーを搬送する。
本実施例では、ばね等の付勢部材の付勢力により現像ユニット20をクリーニングユニット60に近づけるように付勢することで、現像ローラ32がドラム62に対して確実に押し付けられる構成となっている。そして、現像ローラ32の両端部に取り付けられた間隔保持部材によって、現像ローラ32はドラムから所定の間隔を持って保持される。
<トナー封止構成>
図3を用いて現像ユニット20のトナー封止構成に関して説明する。図3は、現像ローラ32を取り外した状態における現像ユニット20の長手方向(現像ローラ32の回転軸線方向)における端部を拡大して示した模式図である。
現像ブレード42は、支持部材42aと、現像剤規制部としての弾性部材42bと、から構成される。弾性部材42bは、短手方向(長手方向と直交する方向)の一端を支持部材42aに固定される固定端と、固定端とは反対側の端部である自由端と、を有する。支持部材42aは、現像容器23に固定されている。
トナーシール部材45は、現像ユニット20において、現像容器23に収容されたトナーTが、現像ブレード42で規制されながら現像ローラ32に担持されて運び出されること以外で、容器外部へ移動する(漏れ出る)ことを防ぐための部材である。トナーシール部材45は、現像ローラ32の軸線方向の両端部において、現像容器23内のトナーが外部に漏れることを防止すべく、現像容器23と現像ローラ32との間、及び現像容器23と現像ブレード42との間をシールするように設けられる。トナーシール部材45は、現像ローラ32の軸線方向端部の周面に当接するように現像容器23のシール部材貼付座面上に配置されるが、シール性を高めるために、弾性部材42bの一部(端部)を、現像ローラ32周面との間で挟むように配置される。すなわち、トナーシール部材45における現像ローラ32との接触領域と弾性部材42bとの接触領域とが、現像ローラ32の軸線方向において一部重なる(オーバーラップする)。
弾性部材42bは、長手方向において、現像ローラ32と全域で当接し、当接部(ニップ)を斜線で示す。また、長手方向と交差する方向(短手方向)における、弾性部材42bの固定端から自由端までの自由長は、長手方向における、中央部の自由長L1より、端
部の自由長L2の方が短い。また、中央部の領域(以下、第1領域)と端部の領域(以下、第2領域)は傾斜部(以下、第3領域)でつながれる。さらに、第2領域は、第3領域より傾斜が緩いもしくは傾斜しない形状である。すなわち、現像ローラ32の回転軸線方向と交差する方向において、弾性部材42bの第1領域における自由端は、第2領域における自由端に比べ突出している。また、弾性部材42bの第1領域と第2領域との間の第3領域は、第2領域における自由端から第1領域における自由端へ終始、連続的に突出するように形成された傾斜部となっている。また、トナーシール部材45と弾性部材42bとが重なり合ってオーバーラップする領域、すなわち弾性部材42bが現像ローラ32とトナーシール部材45との間に挟まれる領域は、長手方向において第3領域より外側である。
図4は、現像ユニット20の断面構成を示す模式図であり、図4(a)に長手中央(第1領域)、図4(b)に長手端部(第2領域)における切断部端面を示している。弾性部材42bは、中央の第1領域に対し、両端部の第2領域を短くすることで、以下の効果を得ている。長手中央の第1領域では、現像ローラ32と弾性部材42bによって形成されるくさび空間Fにトナーを取り込むことによって、現像ローラ32上にトナーコート層を所定の層厚となるように規制する。また、長手端部の第2領域では、弾性部材42bとトナーシール部材がオーバーラップすることで発生するくさび空間Gを弾性部材42bの厚み分まで小さくすることができる。
図6は、本実施例の弾性部材42bの形状構成による効果を説明するための模式的斜視図である。現像ローラ32が回転方向Mに回転することにより、図6に矢印で示したように、長手両端部の傾斜部に沿って、トナーは滞留することなく長手外側に循環する。また、図3に示すように本実施例では、第3領域である傾斜部より傾斜が緩い、もしくは傾斜がない第2領域が、第3領域より端部にある構成とする。第2領域で発生するトナーの循環は、現像ローラ32の回転によって引き起こされる。そのため、第2領域における長手外側に推進する力はなくなる。この結果、くさび空間Gからトナー漏れを防止できる。
図4(b)に示すように、トナーシール部材45は、表層45aと中間層45bで構成している。表層45aは、織物もしくは編み物が用いられ、本実施例では起毛状のパイル材を用いている。中間層45bは弾性部材を用いている。なお、本実施例では、表層45aの厚みを弾性部材42bの厚み以上にすることで、弾性部材42bの厚みによって発生するくさび空間Gを表層45aの毛で埋めトナー漏れを防止することを可能としている。また、本実施例では、現像ブレード42は現像ローラ32に担持されるトナーの層厚を規制する部材として、弾性部材42bを用いたが、部材の材料は弾性体でなくても良い。
<トナー供給開口の構成>
図5〜図7を参照して、本実施例で特徴となるトナー供給開口の構成について説明する。現像ユニット内のトナーの循環について図5を用いて説明する。図5は、現像ユニット20の断面構成を示す模式図である。始めに、長手中央部の循環について説明する。トナー供給室28とトナー室29は、トナー供給開口29aを通して互いに連通されている。前述のように、トナー室29には、搬送部材43があり、トナー室29に収容されたトナーは、トナー室29内で撹拌される(図5(a))。また、トナー室29内のトナーは、搬送部材43によってトナー供給室28へ搬送され、現像ローラ32内のマグネットローラ34の磁力によって保持される(図5(b))。現像ローラ32で保持されたトナーは、現像ローラ32の回転に伴って、現像ブレードへ搬送され、所定の層厚となるように規制される。規制された現像ローラ32上のトナーは、感光ドラム62上の静電潜像へ現像される。また、現像されなかったトナーは、現像ローラ32の回転に伴って、再びトナー供給室28内へ搬送される(図5(c))。トナー供給室28内へ戻ったトナーは、搬送部材43によって搬送されたトナーと撹拌される(図5(d))。これにより、同じトナ
ーだけが繰り返し規制され劣化することを防止することができる。
図6を用いて、本実施例の現像ブレード42を用いた場合における、弾性部材42b周りのトナーの循環について説明する。前述したように、現像ローラ32に保持されたトナーは、現像ローラ32の回転に伴って、搬送される。弾性部材42bが現像ローラ32の回転方向と垂直となっている領域(第1領域、第2領域)は、搬送されたトナーを所定の量に規制し、過剰なトナーは、トナー供給室28内へ戻す。トナーの循環は、現像ローラ32の回転に伴う推進力だけなので、長手方向の循環は起こらない。それに対し、傾斜している第3領域は、自由長が短くなる方向へトナーを送る循環が発生する。これにより、第3領域のトナーは、端部の第2領域へ送られることになり、トナーを循環させることができ、端部で発生していた局所的な劣化を抑制することができる。
トナー供給室28からトナー供給開口29aを介してトナー室29の搬送部材43が視認可能となる位置から見た斜視図である図7を用いて、トナー供給開口29aの構成について説明する。トナー供給開口29aの長手方向の長さは、トナー供給室28、トナー室29に対し短い。未使用時にトナー室29からトナーが漏れ出てくることを防ぐため、封止部材がトナー供給開口29aを覆うように、現像容器23に対して熱溶着や、両面テープなどで張り付けられ、設置されている。このため現像容器23は、接着する為の接着座面を設ける必要があり、トナー供給開口29aの長手方向の長さは、トナー供給室28、トナー室29に対し短い長さとされている。また、搬送部材43は、トナー供給室28へトナーを搬送することができるように、トナー供給開口29aに対し、短い長さとしている。
図1(a)に示すように、本実施例では、トナー供給開口29aと弾性部材42bの自由長が変化する第3領域の一部が長手方向でオーバーラップしている構成とする。この構成によれば、トナー室29からトナー供給開口29aを介して搬送された劣化していないトナーの一部は、弾性部材42bの自由長が変化する第3領域へ搬送される。第3領域に搬送されたトナーは、弾性部材42bの形状により、第2領域へと更に搬送される。これにより、劣化していないトナーをトナー供給室28の長手全域(K1、およびK2)へと搬送することができ、よりトナーを循環させることができ、端部で発生していた局所的な劣化を抑制することができる。したがって、局所的なトナーの劣化に伴う凝集体の生成や、カブリやトナー融着といった画像形成における不具合を防止することができる。
本実施例では、トナー供給開口29aと第3領域の一部がオーバーラップした構成となっているが、図1(b)のように、トナー供給開口29aと、自由長が変わる第3領域と自由長が短い第2領域の一部がオーバーラップした構成でもよい。第3領域へトナー供給開口29aから劣化していないトナーを搬送できれば、弾性部材42bの形状により、長手方向端部である第2領域へ劣化していないトナーを搬送することができ、トナーの局所的な劣化を抑制することができる。
上述したように、弾性部材42bは、現像ローラ32とトナーシール部材45に挟まれる端部より手前(内側)の第3領域が、現像ローラ32の回転によって移動するトナーに対し、軸線方向の外側へ向かわせるような力を作用させるものとなっている。第3領域の具体的な形状としては、ここで説明する傾斜形状に限定されるものではなく、同様の力を作用させることができる形状であれば、他の形状も適宜採用して良い。そして、その第3領域よりも軸線方向端部側(外側)に、現像ローラ32の回転によって移動するトナーに対し、第3領域の上記力のような力を作用させない形状、あるいは上記力が第3領域よりも弱い第2領域が形成されている。この第2領域は、現像ローラ32とトナーシール部材45に挟まれる部分(オーバーラップ部分)よりも手前(内側)側から形成され、オーバーラップ部分まで続くように形成されている。すなわち、第3領域によって発生した、ト
ナーを軸線方向端部側(外側)に向かわせる推進力が、オーバーラップ部分よりも手前で弱められ、トナーがくさび空間Gへ侵入することが抑制される構成となっている。これにより、トナー供給室28の長手端部からのトナー漏れを抑制しつつ、トナー供給開口29aからの化していないトナーを、トナー供給室28の長手端部領域(K2)へ積極的に移動させ、トナー供給室28内のトナーの循環を図ることができる。
なお、本実施例では、第2領域がオーバーラップ部分よりも軸線方向内側(手前)から形成されているが、第2領域がオーバーラップ部分の中に形成される、すなわち、第3領域がオーバーラップ部分の中まで続く構成でもよい。
(実施例2)
図8、図9を参照して、本発明の実施例2について説明する。実施例2における実施例1との装置構成上の差は、トナー室29内に設置されている搬送部材43の構成である。装置の基本構成は変わらないため、実施例1と同一符号を付与して重複する説明を省略し、異なるところのみを説明する。
図8を用いて、実施例2で特徴となる搬送部材43について説明する。本構成は、トナー供給室28内とトナー室29内のトナーの劣化状態の均一性を更に向上させるために、弾性部材42bの自由長が変わる傾斜部の一部と搬送部材43が長手方向でオーバーラップした構成となる。
図9を用いて、搬送部材43によるトナーの循環について説明する。図9に示すように、搬送部材43の回転半径をトナー供給室28へ侵入する大きさとなるように実施例1よりも大きくする。これにより、トナー供給室28内で過剰となったトナーを、搬送部材43によってトナー室29へ戻し、劣化していないトナーと撹拌することができる(図9(a))。また、図9(b)のように、トナー供給室28へ多くのトナーを搬送することができるようになる。なお、搬送部材43の回転半径は、トナー供給室28へ侵入するが、現像ローラ32及び現像ブレード42とは接触することがない大きさとなるように設定される。
図8を用いて、搬送部材43と弾性部材42bの傾斜部(第3領域)の位置について説明する。搬送部材43の長手方向の長さは、実施例1より長く第3領域と一部オーバーラップした長さとする。これにより、第3領域へ搬送されるトナーの推進力が増大し、トナー供給室28の循環を更に均一にすることができる。
20…現像ユニット、23…現像容器、28…トナー供給室、29…トナー室、29a…トナー供給開口、32…現像ローラ(現像剤担持体)、42…現像ブレード(現像剤規制部材)、42a…支持部材、42b…弾性部材、42b1…中央部、43…搬送部材、45…トナーシール部材

Claims (10)

  1. 現像剤が収容される現像剤収容器と、
    前記現像剤収容器に回転可能に設けられ、表面に現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体の軸線方向に延び、前記現像剤担持体の現像剤を規制する現像剤規制部と、前記現像剤規制部を支持する支持部材と、で構成される規制部材と、
    前記現像剤収容器の端部に設けられたシール部材と、
    を備え、画像形成装置に着脱可能なカートリッジにおいて、
    前記現像剤規制部は、
    前記軸線方向と交差する方向において、前記支持部材につながる固定端と、前記固定端とは反対側において前記現像剤担持体と当接し、前記現像剤担持体と共にニップ部を形成する自由端と、を有するとともに、
    前記軸線方向において、中央部に設けられた第1領域と、端部に設けられた第2領域と、を備え、
    前記軸線方向と交差する方向において、前記第1領域における自由端は、前記第2領域における自由端に比べ突出し、前記第1領域と前記第2領域との間は、前記第2領域における自由端から前記第1領域における自由端へ終始、連続的に突出するように形成された傾斜部でつながるように構成され、
    前記シール部材は、前記第2領域と当接し、且つ、
    前記現像剤担持体の回転方向において、前記第2領域における前記自由端側の先端は、前記第2領域の前記ニップ部よりも上流側に延びている、ことを特徴とするカートリッジ。
  2. 前記現像剤収容器は、現像剤を収容する収容室と、前記現像剤担持体が配置された現像室と、前記収容室と前記現像室とを連通する開口と、を有し、
    前記開口は、前記軸線方向において、前記第1領域より長いことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記開口は、前記軸線方向において、前記傾斜部の一部と重なることを特徴とする請求項2に記載のカートリッジ。
  4. 前記収容室に設けられ、現像剤を前記現像室へ搬送する搬送部材をさらに備えることを特徴とする請求項2または3に記載のカートリッジ。
  5. 前記搬送部材は、前記軸線方向において、前記第1領域より長く、且つ、前記開口より短いことを特徴とする請求項4に記載のカートリッジ。
  6. 前記搬送部材は、前記軸線方向において、前記傾斜部の一部と重なることを特徴とする請求項4または5に記載のカートリッジ。
  7. 前記第2領域は、前記シール部材が接触するオーバーラップ部分と、前記オーバーラップ部分よりも現像剤収容器の内側の部分と、を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  8. 現像剤が収容される現像剤収容器と、
    前記現像剤収容器に回転可能に設けられ、表面に現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体の軸線方向に延び、前記現像剤担持体の現像剤を規制する現像剤規制部と、前記現像剤規制部を支持する支持部材と、で構成される規制部材と、
    前記現像剤収容器の端部に設けられたシール部材と、
    を備え、画像形成装置に着脱可能なカートリッジにおいて、
    前記現像剤規制部は、
    前記軸線方向と交差する方向において、前記支持部材につながる固定端と、前記固定端とは反対側において前記現像剤担持体と当接し、前記現像剤担持体と共にニップ部を形成する自由端と、を有するとともに、
    前記軸線方向において、中央部に設けられた第1領域と、端部に設けられた第2領域と、を備え、
    前記第2領域における前記シール部材が接触するオーバーラップ部分よりも前記軸線方向の内側において、前記自由端が、現像剤を前記端部に向かわせるような力を現像剤に対して作用させる傾斜形状を、前記オーバーラップ部分から間隔を空けて有し、
    前記現像剤担持体の回転方向において、前記第2領域における前記自由端側の先端は、前記第2領域の前記ニップ部よりも上流側に延びていることを特徴とするカートリッジ。
  9. 前記自由端において、前記傾斜形状を有する部分と前記オーバーラップ部分との間は、前記力を作用させない形状、または前記力が前記傾斜形状よりも弱い形状を有することを特徴とする請求項8に記載のカートリッジ。
  10. 記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
    装置本体と、
    前記装置本体に着脱可能な、請求項1〜9のいずれか1項に記載のカートリッジと、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2016118352A 2016-06-14 2016-06-14 カートリッジ及び画像形成装置 Active JP6758936B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016118352A JP6758936B2 (ja) 2016-06-14 2016-06-14 カートリッジ及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016118352A JP6758936B2 (ja) 2016-06-14 2016-06-14 カートリッジ及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017223810A JP2017223810A (ja) 2017-12-21
JP6758936B2 true JP6758936B2 (ja) 2020-09-23

Family

ID=60688006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016118352A Active JP6758936B2 (ja) 2016-06-14 2016-06-14 カートリッジ及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6758936B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7225931B2 (ja) * 2019-03-06 2023-02-21 ブラザー工業株式会社 現像装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61185772A (ja) * 1985-02-14 1986-08-19 Toshiba Corp 現像装置
JPH07160116A (ja) * 1993-12-02 1995-06-23 Canon Inc 現像装置及びプロセスカートリッジ
JP2000284589A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Canon Inc 現像装置、現像カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2002139969A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP4164420B2 (ja) * 2003-08-22 2008-10-15 キヤノン株式会社 現像装置及びこれを用いたプロセスカートリッジ並びに画像形成装置
JP2007164022A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
KR101545841B1 (ko) * 2008-12-01 2015-08-20 삼성전자 주식회사 화상형성장치의 현상유닛
JP2016020986A (ja) * 2014-07-15 2016-02-04 ブラザー工業株式会社 現像装置
JP2016090658A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017223810A (ja) 2017-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018146850A (ja) ベルト状部材の潤滑装置、定着装置及び画像形成装置
JP5751779B2 (ja) 現像装置、現像カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2007011014A (ja) カラー画像形成装置
JP5181995B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP6758936B2 (ja) カートリッジ及び画像形成装置
KR20180111595A (ko) 현상 장치, 카트리지 및 화상 형성 장치
JP5276874B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2021107866A (ja) 現像装置
KR100690102B1 (ko) 현상 장치, 이 현상 장치를 이용하는 프로세스 카트리지 및화상 형성 장치
JP6929714B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
US20150110521A1 (en) Developing Device
JP2008026642A (ja) 現像装置、及び、画像形成装置
JP6672354B2 (ja) 現像装置、カートリッジおよび画像形成装置
JP6440011B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP6303478B2 (ja) 粉体収容容器、画像形成装置
US10488785B2 (en) Developing unit, process cartridge, and image forming apparatus including process cartridge
JP4766977B2 (ja) 粉体収容容器
JP2009134051A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP6576100B2 (ja) 現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
US9500988B2 (en) Developing apparatus
JP2022168973A (ja) 現像装置、およびそれを備えた画像形成装置
JP2011191330A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP5332385B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2020086312A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2020111468A (ja) 搬送ローラー、搬送装置、定着装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20181116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200902

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6758936

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151