JP6756221B2 - 車両用ブレーキ - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ブレーキに関する。
従来、モータの回転をケーブルの直動に変換する運動変換機構を有し、モータを回転させケーブルを引きブレーキシューを動かすことにより制動状態を得る車両用ブレーキが、知られている。この種の車両用ブレーキでは、ケーブルを所定の湾曲した経路にガイドするガイドが設けられているものがある(例えば、特許文献1)。
特表2014−504711号公報
しかしながら、従来の技術では、例えば、運動変換機構とガイドとの間のケーブルに、ケーブルの延び方向と交差する方向の横力が発生することがある。この横力によって、運動変換機構の直動部材に曲げ力が作用し、運動変換機構の変換効率の低下が生じたり、運動変換機構の強度を高くする必要が生じたりする。そこで、本発明の課題の一つは、例えば、直動部材に曲げ力が生じるのを抑制しやすい車両用ブレーキを得ることである。
本発明の車両用ブレーキは、例えば、ハウジングと、ホイールを制動すべく制動部材を移動させるケーブルと、モータと、前記モータによって回転される回転部材と、前記ハウジングに収容され、前記ケーブルが固定され、前記回転部材の回転に伴って直動し前記ケーブルを移動させる直動部材と、前記直動部材に対して前記直動部材の第一中心軸の軸方向の一方側に位置し前記ハウジングに装着された一端部と、前記一端部と接続された湾曲部と、を有し、前記ケーブルを、収容するとともにガイドするガイドパイプと、を備え、前記一端部は、前記一端部のうち前記ケーブルと接触した部位における前記直動部材側の端を含む部分であって、前記端を含む部分と前記直動部材との間の前記ケーブルが前記直動部材の第一中心軸に沿うように、前記第一中心軸からずれた第二中心軸を中心とした環状に構成された前記端を含む部分を有している。
前記車両用ブレーキでは、例えば、ガイドパイプの一端部は、一端部のうちケーブルと接触した部位における直動部材側の端を含む部分であって、上記端を含む部分と直動部材との間のケーブルが直動部材の第一中心軸に沿うように、第一中心軸からずれた第二中心軸を中心とした環状に構成された上記端を含む部分を有している。よって、例えば、上記端を含む部分と直動部材との間のケーブルが直動部材の第一中心軸に沿うので、上記端を含む部分と直動部材との間のケーブルに、ケーブルの延び方向と交差する方向の横力が発生するのが抑制されやすい。したがって、直動部材に曲げ力が生じるのが抑制されやすい。
前記車両用ブレーキは、例えば、前記ハウジングに設けられ、前記一端部を覆った筒状面と、前記一端部と前記筒状面との間に介在した環状のシール部材と、を備え、前記筒状面と前記シール部材とは、前記第二中心軸を中心とした環状に構成された部分を有している。
前記車両用ブレーキでは、例えば、筒状面とシール部材とは、第二中心軸を中心とした環状に構成された部分を有している。よって、例えば、第二中心軸に関して線対称のシール部材を使用することができ、第二中心軸に関して線対称でない特殊な形状のシール部材を設計および製造する必要がない。
図1は、実施形態の車両用ブレーキの車両後方からの例示的かつ模式的な背面図である。 図2は、実施形態の車両用ブレーキの車幅方向外方からの例示的かつ模式的な側面図である。 図3は、実施形態の車両用ブレーキの移動機構による制動部材の動作の例示的かつ模式的な側面図であって、非制動状態での図である。 図4は、実施形態の車両用ブレーキの移動機構による制動部材の動作の例示的かつ模式的な側面図であって、制動状態での図である。 図5は、実施形態の車両用ブレーキに含まれる駆動機構の例示的かつ模式的な断面図である。 図6は、実施形態の車両用ブレーキの一部の車幅方向外方からの例示的かつ模式的な側面図である。 図7は、実施形態の車両用ブレーキの一部の車幅方向外方からの例示的かつ模式的な斜視図である。 図8は、実施形態の車両用ブレーキの直動部材およびケーブルの結合部分の例示的かつ模式的な断面図である。 図9は、比較例の車両用ブレーキの直動部材およびケーブルの結合部分の例示的かつ模式的な断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
以下の実施形態や変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付与されるとともに、重複する説明が省略される場合がある。また、本明細書において、序数は、部品や部位等を区別するために便宜上付与されており、優先順位や順番を示すものではない。
また、図1〜4等では、便宜上、車両前後方向の前方が矢印Xで示され、車幅方向(車軸方向)の外方が矢印Yで示され、車両上下方向の上方が矢印Zで示される。
また、以下では、車両用ブレーキの一例であるブレーキ装置2が、左側の後輪(非駆動輪)に適用された場合が例示されるが、本発明は、他の車輪にも同様に適用可能である。
(ブレーキ装置の構成)
図1は、ブレーキ装置2の車両後方からの背面図である。図2は、ブレーキ装置2の車幅方向外方からの側面図である。図3は、ブレーキ装置2の移動機構8によるブレーキシュー3(制動部材)の動作を示す側面図であって、非制動状態での図である。図4は、ブレーキ装置2の移動機構8によるブレーキシュー3の動作を示す側面図であって、制動状態での図である。
図1に示されるように、ブレーキ装置2は、円筒状のホイール1の周壁1aの内側に収容されている。ブレーキ装置2は、所謂ドラムブレーキである。図2に示されるように、ブレーキ装置2は、前後に離間した二つのブレーキシュー3を備えている。二つのブレーキシュー3は、図3,4に示されるように、円筒状のドラム4の内周面4aに沿って円弧状に伸びている。ドラム4は、車幅方向(Y方向)に沿う回転中心C回りに、ホイール1と一体に回転する。ブレーキ装置2は、二つのブレーキシュー3を、円筒状のドラム4の内周面4aに接触するよう移動させる。これにより、ブレーキシュー3とドラム4との摩擦によって、ドラム4ひいてはホイール1が制動される。ブレーキシュー3は、制動部材の一例である。
ブレーキ装置2は、ブレーキシュー3を動かすアクチュエータとして、油圧によって動作するホイールシリンダ51(図2参照)と、通電によって作動するモータ120(図5参照)と、を備えている。ホイールシリンダ51およびモータ120は、それぞれ、二つのブレーキシュー3を動かすことができる。ホイールシリンダ51は、例えば、走行中の制動に用いられ、モータ120は、例えば、駐車時の制動に用いられる。すなわち、ブレーキ装置2は、電動パーキングブレーキの一例である。なお、モータ120は、走行中の制動に用いられてもよい。
ブレーキ装置2は、図1,2に示されるように、円盤状のバックプレート6を備えている。バックプレート6は、回転中心Cと交差した姿勢で設けられる。すなわち、バックプレート6は、回転中心Cと交差する方向に略沿って、具体的には回転中心Cと直交する方向に略沿って、広がっている。図1に示されるように、ブレーキ装置2の構成部品は、バックプレート6の車幅方向の外側および内側の双方に設けられている。バックプレート6は、ブレーキ装置2の各構成部品を直接的または間接的に支持する。すなわち、バックプレート6は、支持部材の一例である。また、バックプレート6は、車体との不図示の接続部材と接続される。接続部材は、例えば、サスペンションの一部(例えば、アーム、リンク、取付部材等)である。図2に示されるバックプレート6に設けられた開口部6bは、接続部材との結合に用いられる。なお、ブレーキ装置2は、駆動輪および非駆動輪のいずれにも用いることができる。なお、ブレーキ装置2が駆動輪に用いられる場合、図2に示されるバックプレート6に設けられた開口部6cを不図示の車軸が貫通する。
(ホイールシリンダによるブレーキシューの作動)
図2に示されるホイールシリンダ51や、ブレーキシュー3等は、バックプレート6の車幅方向外方に配置されている。ブレーキシュー3は、バックプレート6に移動可能に支持されている。具体的には、図3に示されるように、ブレーキシュー3の下端部3aが、回転中心C11回りに回転可能に、バックプレート6(図2参照)に支持されている。回転中心C11は、ホイール1の回転中心Cと略平行である。また、図2に示されるように、ホイールシリンダ51は、バックプレート6の上端部に支持されている。ホイールシリンダ51は、車両前後方向(図2の左右方向)に突出可能な二つの不図示の可動部(ピストン)を有する。ホイールシリンダ51は、加圧に応じて、二つの可動部を突出させる。突出した二つの可動部は、それぞれ、ブレーキシュー3の上端部3bを押す。二つの可動部の突出により、二つのブレーキシュー3は、それぞれ、回転中心C11(図3,4参照)回りに回転し、上端部3b同士が車両前後方向に互いに離間するように移動する。これにより、二つのブレーキシュー3は、ホイール1の回転中心Cの径方向外方に移動する。各ブレーキシュー3の外周部には、円筒面に沿う帯状のライニング31が設けられている。よって、二つのブレーキシュー3の、回転中心Cの径方向外方への移動により、図4に示されるように、ライニング31とドラム4の内周面4aとが接触する。ライニング31と内周面4aとの摩擦によって、ドラム4ひいてはホイール1(図1参照)が制動される。また、図2に示されるように、ブレーキ装置2は、復帰部材32を備えている。復帰部材32は、ホイールシリンダ51によるブレーキシュー3を押す動作が解除された場合に、二つのブレーキシュー3を、ドラム4の内周面4aと接触する位置(制動位置Pb、図4参照)からドラム4の内周面4aと接触しない位置(非制動位置Pn、初期位置、図3参照)へ動かす。復帰部材32は、例えば、コイルスプリング等の弾性部材であり、各ブレーキシュー3に、もう一方のブレーキシュー3に近付く方向の力、すなわち、ドラム4の内周面4aから離れる方向の力を与える。
(移動機構の構成および移動機構によるブレーキシューの作動)
また、ブレーキ装置2は、図3,4に示される移動機構8を備えている。移動機構8は、モータ120を含む駆動機構100(図5参照)の作動に基づいて、二つのブレーキシュー3を非制動位置Pnから制動位置Pbに移動させる。移動機構8は、バックプレート6の車幅方向外方に設けられている。移動機構8は、レバー81と、ケーブル82と、ストラット83と、を有する。レバー81は、二つのブレーキシュー3のうち一方、例えば図3,4では左側のブレーキシュー3Lと、バックプレート6との間で、当該ブレーキシュー3Lおよびバックプレート6にホイール1の回転中心Cの軸方向に重なるように、設けられている。また、レバー81は、ブレーキシュー3Lに、回転中心C12回りに回転可能に支持されている。回転中心C12は、ブレーキシュー3Lの、回転中心C11から離れた側(図3,4では上側)の端部に位置され、回転中心C11と略平行である。ケーブル82は、レバー81の、回転中心C12から遠い側の下端部81aを、他方、例えば図3,4では右側のブレーキシュー3Rに近付く方向に、動かす。ケーブル82は、バックプレート6に略沿って移動する。また、ストラット83は、レバー81と当該レバー81が支持されるブレーキシュー3Lとは別のブレーキシュー3Rとの間に介在し、レバー81と当該別のブレーキシュー3Rとの間で突っ張る。また、レバー81とストラット83との接続位置P1は、回転中心C12と、ケーブル82とレバー81との接続位置P2と、の間に設定されている。ケーブル82は、ブレーキシュー3を移動させる作動部材の一例である。
このような移動機構8において、ケーブル82が引かれて図4の右方へ動くことにより、レバー81が、ブレーキシュー3Rに近付く方向へ動くと(矢印a)、レバー81はストラット83を介してブレーキシュー3Rを押す(矢印b)。これにより、ブレーキシュー3Rは、非制動位置Pn(図3)から回転中心C11回りに回転し(図4の矢印c)、ドラム4の内周面4aと接触する制動位置Pb(図4)へ動く。この状態では、ケーブル82とレバー81との接続位置P2は力点、回転中心C12は支点、レバー81とストラット83との接続位置P1は作用点に相当する。さらに、ブレーキシュー3Rが、内周面4aに接触した状態で、レバー81が図4の右方、すなわち、ストラット83がブレーキシュー3Rを押す方向へ動くと(矢印b)、ストラット83が突っ張ることにより、レバー81はストラット83との接続位置P1を支点として、レバー81の動く方向とは逆方向、すなわち、図3,4での反時計回りに回転する(矢印d)。これにより、ブレーキシュー3Lは、非制動位置Pn(図3)から回転中心C11回りに回転し、ドラム4の内周面4aと接触する制動位置Pb(図4)へ動く。このようにして、移動機構8の作動により、ブレーキシュー3L,3Rは、いずれも非制動位置Pn(図3)から制動位置Pb(図4)へ動く。なお、ブレーキシュー3Rがドラム4の内周面4aに接触した以降の状態では、レバー81とストラット83との接続位置P1が支点となる。なお、ブレーキシュー3L,3Rの移動量は微少であって、例えば、1mm以下である。
(駆動機構)
図5は、駆動機構100の断面図である。図1,5に示される駆動機構100は、上述した移動機構8を介して、二つのブレーキシュー3を、非制動位置Pnから制動位置Pbへ動かす。駆動機構100は、バックプレート6の車幅方向内方に位置され、バックプレート6に固定されている。図2〜4に示されるケーブル82は、バックプレート6に設けられた開口部6d(図8参照)を貫通している。
図5に示されるように、駆動機構100は、ハウジング110、モータ120、減速機構130、および運動変換機構140を備えている。
ハウジング110は、モータ120、減速機構130、および運動変換機構140を支持している。ハウジング110は、複数の部材を含んでいる。複数の部材は、例えばねじ等の不図示の結合具によって結合され、一体化されている。ハウジング110内には、壁部111によって囲まれた収容室Rが設けられている。モータ120、減速機構130、および運動変換機構140は、収容室R内に収容され、壁部111によって覆われている。ハウジング110は、ベースや、支持部材、ケーシング等と称されうる。なお、ハウジング110の構成は、ここで例示されたものには限定されない。
モータ120は、アクチュエータの一例であって、ケース121と、ケース121内に収容された収容部品と、を有する。収容部品には、例えば、シャフト122の他、ステータや、ロータ、コイル、磁石(不図示)等が含まれる。シャフト122は、ケース121から、モータ120の第一回転中心Ax1に沿ったD1方向(図5の右方)に突出している。モータ120は、制御信号に基づく駆動電力によって駆動され、シャフト122を回転させる。シャフト122は、出力シャフトと称されうる。なお、以下では、説明の便宜上、図5での右方はD1方向の前方と称され、図5での左方はD1方向の後方またはD1方向の反対方向と称される。
減速機構130は、ハウジング110に回転可能に支持された複数のギヤを含む。複数のギヤは、例えば、第一ギヤ131、第二ギヤ132、および第三ギヤ133である。減速機構130は、回転伝達機構と称されうる。
第一ギヤ131は、モータ120のシャフト122と一体に回転する。第一ギヤ131は、ドライブギヤと称されうる。
第二ギヤ132は、第一回転中心Ax1と平行な第二回転中心Ax2周りに回転する。第二ギヤ132は、入力ギヤ132aと出力ギヤ132bとを含む。入力ギヤ132aは、第一ギヤ131と噛み合っている。入力ギヤ132aの歯数は、第一ギヤ131の歯数よりも多い。よって、第二ギヤ132は、第一ギヤ131よりも低い回転速度に減速される。出力ギヤ132bは、入力ギヤ132aに対してD1方向の後方(図5では左方)に位置されている。第二ギヤ132は、アイドラギヤと称されうる。
第三ギヤ133は、第一回転中心Ax1と平行な第三回転中心Ax3周りに回転する。第三ギヤ133は、第二ギヤ132の出力ギヤ132bと噛み合っている。第三ギヤ133の歯数は、出力ギヤ132bの歯数よりも多い。よって、第三ギヤ133は、第二ギヤ132よりも低い回転速度に減速される。第三ギヤ133は、ドリブンギヤと称されうる。なお、減速機構130の構成は、ここで例示されたものには限定されない。減速機構130は、例えば、ベルトやプーリ等を用いた回転伝達機構のような、ギヤ機構以外の回転伝達機構であってもよい。
運動変換機構140は、回転部材141と、直動部材142とを有している。
回転部材141は、第三回転中心Ax3回りに回転する。回転部材141は、ハブ141aと、ハブ141aから径方向外方に張り出したフランジ141bと、フランジ141bから軸方向に延びた周壁141dと、を有する。ハブ141aは、D1方向に伸びた筒状に構成されており、当該D1方向にフランジ141bを貫通している。フランジ141bは、ハブ141aのD1方向の中央位置から、第三回転中心Ax3の径方向に円板状に張り出している。また、周壁141dは、フランジ141bの外縁からD1方向に円筒状に延びている。
周壁141dの外周には、第三ギヤ133の歯が設けられている。すなわち、回転部材141は、第三ギヤ133でもある。第三ギヤ133を軸方向に延びた周壁141dに設けることにより、第三ギヤ133および第二ギヤ132の出力ギヤ132bの面圧を低減することができる。第三ギヤ133の歯が設けられた部位は、被駆動部の一例である。
第一ギヤ131、第二ギヤ132、および第三ギヤ133の少なくとも歯部、あるいは全部は、合成樹脂材料によって構成することができる。ただし、これには限定されず、第一ギヤ131、第二ギヤ132、および第三ギヤ133のうち少なくとも一つは、部分的あるいは全体的に金属材料で構成されてもよい。
フランジ141bのD1方向の前方の端面と、ハウジング110に設けられた筒状部112のD1方向の後方の端部112aとの間には、スラストベアリング143が位置されている。スラストベアリング143は、第三回転中心Ax3の軸方向の荷重を受ける。スラストベアリング143は、図5の例では、スラストころ軸受であるが、これには限定されない。フランジ141bひいては回転部材141は、ハウジング110に、スラストベアリング143を介して回転可能に支持されている。
ハブ141aは、筒状部112の先端部に収容された円筒状のラジアルベアリング144に挿入されている。ハブ141aひいては回転部材141は、ハウジング110に、ラジアルベアリング144を介して回転可能に支持されている。ラジアルベアリング144は、図5の例では、メタルブッシュであるが、これには限定されない。
回転部材141には、ハブ141aおよびフランジ141bを貫通する円形断面の貫通孔141cが設けられている。貫通孔141cには、雌ねじ部145aが設けられている。
直動部材142は、第三回転中心Ax3に沿って延び、回転部材141を貫通している。直動部材142は、棒状部142aと、連結部142bと、突起142cと、を有する。
棒状部142aは、ハウジング110の第一孔部113a、回転部材141の貫通孔141c、およびハウジング110の筒状部112に設けられた第二孔部113b内に挿入されている。第二孔部113bの断面は、非円形である。例えば、第二孔部113bの断面は、第三回転中心Ax3と直交する方向(図5では、紙面の上下方向)に長い長孔状に形成されている。第二孔部113bは、第一孔部113aに対してD1方向の前方に位置され、第三回転中心Ax3の軸方向に沿って延びている。棒状部142aの断面は略円形である。棒状部142aには、回転部材141の雌ねじ部145aと噛み合う雄ねじ部145bが設けられている。
また、筒状部112には、第二孔部113bに面した筒状の内面113cが設けられている。内面113cの断面は、第二孔部113bの長孔状の断面に沿った形状である。内面113cは、第三回転中心Ax3と直交する方向に延びた平面状の二つのガイド面113ca(図5では、一方のガイド面113caだけが示されている)を有している。二つのガイド面113caは、互いに間隔を空けて位置され、二つのガイド面113caの間に、直動部材142が位置されている。他方、直動部材142の例えば棒状部142aからは、第三回転中心Ax3の径方向の外方に向けて突起142cが突出している。突起142cの外周は、内面113cに沿った形状に形成されている。突起142cと内面113cとの間には、隙間が設けられ、当該隙間には、グリスが設けられている。突起142cとガイド面113caとが当接することにより、突起142cひいては直動部材142の第三回転中心Ax3回りの回転が制限される。また、突起142cとガイド面113caとが当接した状態で、ガイド面113caは、突起142cひいては直動部材142を第三回転中心Ax3の軸方向にガイドする。
連結部142bは、ケーブル82の端部82aと連結されている。
このような構成において、モータ120のシャフト122の回転が、減速機構130を介して回転部材141に伝達され、回転部材141が回転すると、回転部材141の雌ねじ部145aと直動部材142の雄ねじ部145bとの噛み合い、およびガイド面113caによる直動部材142の回転の制限により、直動部材142は、第三回転中心Ax3の軸方向に沿って非制動位置Pn(図5)と制動位置(不図示)との間で移動する。
(モータ回転負荷増大機構)
図5に示されるように、直動部材142のD1方向の後方(図5の左方)の端部には、ねじ等の結合具153によって、円板状の支持部材152が結合されている。第一孔部113aにおいて、支持部材152とフランジ141bとの間には、コイルスプリング151が設けられている。コイルスプリング151は、ハブ141aおよび直動部材142を囲う状態で第三回転中心Ax3に沿って延びる螺旋状に構成されている。コイルスプリング151は、弾性部材の一例である。コイルスプリング151は、付勢部材や、反発部材と称されうる。弾性部材は、例えばエラストマ等、コイルスプリング以外の弾性部材であってもよい。
本実施形態では、コイルスプリング151が、直動部材142と一体化された支持部材152と回転部材141のフランジ141bとによって挟まれ、弾性的に圧縮される。コイルスプリング151の弾性的な圧縮反力の増大により、雌ねじ部145aおよび雄ねじ部145bにおけるねじ面の法線方向の力が増大するため、雌ねじ部145aと雄ねじ部145bとの摩擦抵抗トルクが増大し、これによりモータ120の負荷トルクが増大する。したがって、例えば、モータ120の制御装置(不図示)は、モータ120の駆動電流等によって負荷トルクを検出することにより、直動部材142のD1方向の前方への移動が制限された所定状態であることを検知することができる。すなわち、本実施形態では、主として回転部材141に軸方向に弾性的な反力を与える弾性部材としてのコイルスプリング151によって、モータ回転負荷増大機構が構成されている。
(ケーブルガイド)
また、図6,7に示されるように、ブレーキ装置2は、ケーブル82を収容するとともにガイドするケーブルガイド85を備えている。
ケーブルガイド85は、ガイドパイプ86と、ガイドパイプ86と固定された伸縮カバー部87と、を備えている。ガイドパイプ86および伸縮カバー部87内に、ケーブル82が挿通されている。ガイドパイプ86は、ベース部材や非伸縮部材、第一カバー部とも称され、伸縮カバー部87は、伸縮部材やベローズ、第二カバー部とも称されうる。
ガイドパイプ86は、ケーブル82を覆った状態でケーブル82に沿って延びている。図8に示されるように、ガイドパイプ86は、円筒状に構成されている。すなわち、ガイドパイプ86は、閉断面に構成されている。ガイドパイプ86は、例えば、金属製のパイプによって構成されている。ガイドパイプ86は、ケーブル82を摺動可能にガイドする。ガイドパイプ86は、バックプレート6に支持されている。ガイドパイプ86は、金属材料によって構成されている。
図8は、実施形態の車両用ブレーキの直動部材およびケーブルの結合部分の例示的かつ模式的な断面図である。図6、8に示されるように、ガイドパイプ86は、一端部86a(図8参照)と、一端部86aの反対側の他端部86b(図6参照)と、を有している。一端部86aは、バックプレート6の開口部6d(図8参照)に挿通されてバックプレート6に装着(固定)されている。ガイドパイプ86は、バックプレート6から突出している。また、ガイドパイプ86は、一端部86aと他端部86bとの間に、湾曲部86dを有している。すなわち、湾曲部86dは、一端部86aおよび他端部86bに接続されている。また、ガイドパイプ86には、一端部86aと他端部86bとに渡った貫通孔86c(図8参照)が設けられている。この貫通孔86cに、ケーブル82が挿入されており、ケーブル82は、ガイドパイプ86に対して相対的に移動する。また、ガイドパイプ86は、内部(貫通孔86c)に潤滑剤を収容している。潤滑剤は、例えば、グリス等である。一端部86aは、基端部(端部)とも称され、他端部86bは、先端部(端部)とも称されうる。
図6に示されるように、伸縮カバー部87は、ケーブル82を覆った状態でケーブル82に沿って延びている。伸縮カバー部87は、筒状に構成されている。すなわち、伸縮カバー部87は、閉断面に構成されている。伸縮カバー部87は、一端部87aと、一端部87aの反対側の他端部87bと、一端部87aと他端部87bとに渡った蛇腹状の伸縮部87cと、を有している。また、伸縮カバー部87には、伸縮部87cを介して一端部87aと他端部87bとに渡った貫通孔(不図示)が設けられている。この貫通孔は、ガイドパイプ86の貫通孔86cと通じており、当該伸縮カバー部87の貫通孔に、ケーブル82が挿入されている。また、伸縮カバー部87は、内部(貫通孔)に潤滑剤を収容している。伸縮カバー部87は、例えばエラストマ等によって構成されている。一端部87aは、基端部(端部)とも称され、他端部87bは、先端部(端部)とも称されうる。
一端部87aは、ガイドパイプ86および伸縮カバー部87の内部からの(一端部87aおよび他端部86bからの)潤滑剤の漏れが無い状態(漏れを制限した状態)で、ガイドパイプ86の他端部86bと固定されている。
また、他端部87bは、ガイドパイプ86と離間して位置され、伸縮カバー部87の内部からの(他端部87bからの)潤滑剤の漏れが無い状態(漏れを制限した状態)でケーブル82と固定されている。詳細には、他端部87bは、ケーブル82におけるガイドパイプ86の外側に位置された部分と固定部材89によってかしめられており、ケーブル82と一体に移動する。
ケーブルガイド85の駆動機構100側の端部は、ハウジング110内に開放され、ケーブルガイド85のブレーキシュー3側の端部は、閉じられている。
上記構成の伸縮カバー部87では、ケーブル82のガイドパイプ86に対する相対的な移動に伴って伸縮部87cが伸縮する。
次に、ケーブルガイド85の取付構造について説明する。図8に示されるように、ガイドパイプ86の一端部86aは、バックプレート6の開口部6dと、ハウジング110の筒状部112に設けられた凹部113eとに挿入されている。凹部113eは、一端部86aを囲った環状に構成されている。凹部113eは、開口部6dと第二孔部113bとに通じている。ガイドパイプ86は、例えばバックプレート6に溶接によって固定されている。
また、凹部113eには、環状のシール部材116が設けられている。シール部材116は、凹部113eに面したハウジング110の筒状面113fと一端部86aとの間に介在している。シール部材116は、例えばエラストマによって構成されたOリング等である。なお、図8では、シール部材116の断面が円形の例が示されているが、シール部材116の断面は多角形等であってもよい。シール部材116は、ハウジング110とガイドパイプ86との間をシールしている。筒状面113fは、例えば円筒状に構成され、一端部86aの外周を覆っている。筒状面113fは、支持面と称されうる。
また、一端部86aは、当該一端部86aと接触したケーブル82の、当該一端部86aと直動部材142との間の部分82cが、直動部材142の第一中心軸Ax4に沿うように、第一中心軸Ax4からずれた第二中心軸Ax5を中心とした環状に構成されている。詳細には、一端部86aにおいて径方向で対向する一対の端部86aa,86abである、湾曲部86dの内周側の端部86aaおよび湾曲部86dの外周側の端部86abのうち、端部86aaが第一中心軸Ax4に近くなっている。第一中心軸Ax4は、第三回転中心Ax3と重なっている(一致している)。第二中心軸Ax5は、第一中心軸Ax4と平行である。また、筒状面113fとシール部材116とは、第二中心軸Ax5を中心とした環状に構成されている。
ここで、図9は、比較例の車両用ブレーキの直動部材およびケーブルの結合部分の例示的かつ模式的な断面図である。図9の比較例では、一端部86a、筒状面113f、およびシール部材116は、直動部材142の第一中心軸Ax4を中心とした環状に構成されている。このような構成の比較例では、直動部材142と一端部86aとの間のケーブル82に、ケーブル82の延び方向と交差する方向の横力が発生しやすい。これに対して、図8に示される本実施形態では、上述のように、一端部86aは、当該一端部86aと接触したケーブル82の、当該一端部86aと直動部材142との間の部分82cが、直動部材142の第一中心軸Ax4に沿うように、第一中心軸Ax4からずれた第二中心軸Ax5を中心とした環状に構成されている。よって、ケーブル82の一端部86aと直動部材142との間の部分82cが、直動部材142の第一中心軸Ax4に沿って略直線状になるので、ケーブル82の一端部86aと直動部材142との間の部分82cに、ケーブル82の延び方向と交差する方向の横力が発生するのが抑制されやすい。
以上のように、本実施形態では、例えば、ガイドパイプ86の一端部86aは、当該一端部86aと接触したケーブル82の、当該一端部86aと直動部材142との間の部分82cが、直動部材142の第一中心軸Ax4に沿うように、第一中心軸Ax4からずれた第二中心軸Ax5を中心とした環状に構成されている。よって、例えば、ケーブル82の一端部86aと直動部材142との間の部分82cが、直動部材142の第一中心軸Ax4に沿うので、ケーブル82の一端部86aと直動部材142との間の部分82cに、ケーブル82の延び方向と交差する方向の横力が発生するのが抑制されやすい。したがって、直動部材142に曲げ力が生じるのが抑制されやすい。よって、運動変換機構140の変換効率の低下が生じにくい。また、直動部材142に曲げ力が生じやすい構成に比べて、運動変換機構140の強度を高くしなくてよい。
また、本実施形態では、例えば、筒状面113fとシール部材116とは、第二中心軸Ax5を中心とした環状に構成されている。よって、例えば、第二中心軸Ax5に関して線対称のシール部材116を使用することができ、第二中心軸Ax5に関して線対称でない特殊な形状のシール部材を設計および製造する必要がない。
以上、本発明の実施形態が例示されたが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
例えば、上記実施形態では、ブレーキ装置2は、リーディングトレーリング式のドラムブレーキとして構成されたが、本発明は他の形式のブレーキ装置としても構成することができる。また、一のアクチュエータによるディスクブレーキと他のアクチュエータによるドラムブレーキとを有するブレーキ装置の、当該他のアクチュエータに対応した構成として、本発明を実施することが可能である。また、弾性部材による効果は、直動部材の軸方向の移動が制限される構成を前提とするものではない。
1…ホイール、2…ブレーキ装置(車両用ブレーキ)、82…ケーブル、82c…部分、86a…一端部、86d…湾曲部、110…ハウジング、120…モータ、141…回転部材、142…直動部材、86…ガイドパイプ、113f…筒状面、116…シール部材、Ax4…第一中心軸、Ax5…第二中心軸。

Claims (2)

  1. ハウジングと、
    ホイールを制動すべく制動部材を移動させるケーブルと、
    モータと、
    前記モータによって回転される回転部材と、
    前記ハウジングに収容され、前記ケーブルが固定され、前記回転部材の回転に伴って直動し前記ケーブルを移動させる直動部材と、
    前記直動部材に対して前記直動部材の第一中心軸の軸方向の一方側に位置し前記ハウジングに装着された一端部と、前記一端部と接続された湾曲部と、を有し、前記ケーブルを、収容するとともにガイドするガイドパイプと、
    を備え、
    前記一端部は、前記一端部のうち前記ケーブルと接触した部位における前記直動部材側の端を含む部分であって、前記端を含む部分と前記直動部材との間の前記ケーブルが前記直動部材の第一中心軸に沿うように、前記第一中心軸からずれた第二中心軸を中心とした環状に構成された前記端を含む部分を有した、車両用ブレーキ。
  2. 前記ハウジングに設けられ、前記一端部を覆った筒状面と、
    前記一端部と前記筒状面との間に介在した環状のシール部材と、
    を備え、
    前記筒状面と前記シール部材とは、前記第二中心軸を中心とした環状に構成された部分を有した、請求項1に記載の車両用ブレーキ。
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