JP6755549B2 - 容器の中皿構造 - Google Patents

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Description

本発明は容器の中皿構造に関し、特に容器本体の開口部に装着される具材載置用の中皿を備えた容器の中皿構造に関する。
近年、コンビニエンスストア等で販売される飲食物の種類は極めて多彩であり、惣菜や弁当やサンドイッチ等に加えてサラダ、デザート、または麺類、その他の加工食品類と広がりを見せている。このような食品を販売する場合、合成樹脂シート製の容器本体に蓋体を重ね合わせた形態の容器が多用されている。
列記の食品のうち、弁当類では1個の容器内に全ての食材を盛りつける包装、販売が一般的である。これは、詰め合わされる食材同士の味がよくなじみ、全体として美味しさを呈する加工、調理法によるためである。また、使用される食材の水分含有率も比較的そろっているためである。これに対し、主に蕎麦、うどん、パスタ等の麺類の場合、製造時点で麺類とその上に載せる具材とを一緒とすることもある。しかし、麺類とその上に載せる具材の水分含有率との間に差があることもある。このことから、喫食時にすでにふやけた状態となり食味が悪くなりやすい。近年、食味に対する要望が高まっているとともに、各小売店、販売者にとって、他業者との差別化、顧客満足度を得るために無視できない問題である。
そこで、比較的簡便な対応として、容器本体及び蓋体からなる容器の中に、さらに中皿(中蓋)を使用した容器がある(例えば、特許文献1参照。)。この容器によると、例えば、容器本体の最下部に麺類を収容し、容器本体の開口部に中皿を置き、この中皿に適宜の具材を載せ、最後に蓋体を被せることとなる。この容器の場合、喫食前の食材同士の混合を抑えて、できたての食味に近づけることは可能である。また、トッピングされる具材が中皿上に並べられるため、見た目の華やかさも演出される。
従来の容器では、中皿上の具材を容器本体側へ移す場合、箸等で具材をつまんで逐一移し替えたり、容器本体の開口部上方で中皿を傾けて容器本体内へ具材を落としたりする等の手順で行うことが一般的である。しかしながら、具材を逐一移し替えるのは使用者に煩わしさを与えてしまう。また、中皿を傾けて具材を落とすのは具材をこぼしやすいので、こぼさないように注意する必要があったり、こぼしてしまうことで周囲を汚してしまったりする。そのため、従来容器では、中皿上の具材の移し替えの動作や手順が面倒であり、取り扱いにくさの改善が求められていた。
実用新案登録第3133098号公報
本発明は、前記の点に鑑みなされたものであり、簡単な動作により確実に容器本体側へ移すことができて中皿上の具材をこぼすような面倒がなく、しかも、移し替え動作の面白さも兼ね備えた有用な容器の中皿構造を提供するものである。
すなわち、請求項1の発明は、容器本体の開口部に装着され具材を載置する皿体部と、前記皿体部の外縁部近傍において該皿体部の相互に対向する位置に設けられた左指つまみ部及び右指つまみ部と、前記左指つまみ部と前記右指つまみ部の間に形成され、前記皿体部を左皿部と右皿部に開口変形する切込開口部を備える中皿であって、前記左指つまみ部は、指でつまむ操作時の押圧を受けて可動する第1可動壁部及び第2可動壁部と、前記左皿部から立設され前記第1可動壁部及び前記第2可動壁部に接合される左立壁部と、前記左立壁部に形成され、前記左指つまみ部の操作時に前記第1可動壁部と前記第2可動壁部の近接に伴って前記左立壁部を変形させる左変形補助部を備え、前記右指つまみ部は、指でつまむ操作時の押圧を受けて可動する第3可動壁部及び第4可動壁部と、前記右皿部から立設され前記第3可動壁部及び前記第4可動壁部に接合される右立壁部と、前記右立壁部に形成され、前記右指つまみ部の操作時に前記第3可動壁部と前記第4可動壁部の近接に伴って前記右立壁部を変形させる右変形補助部を備えることを特徴とする容器の中皿構造に係る。
請求項2の発明は、前記左変形補助部及び前記右変形補助部が山折れ状の膨出部である請求項1に記載の容器の中皿構造に係る。
請求項3の発明は、前記山折れ状の膨出部が三角錐状の膨出部である請求項2に記載の容器の中皿構造に係る。
請求項4の発明は、前記左変形補助部及び前記右変形補助部が縦スリット部である請求項1に記載の容器の中皿構造に係る。
請求項5の発明は、前記左皿部と前記左立壁部の接続部に左補強壁部が形成され、前記右皿部と前記右立壁部の接続部に右補強壁部が形成される請求項1ないし4のいずれか1項に記載の容器の中皿構造に係る。
請求項6の発明は、前記左補強壁部に左突折れ部が備えられ、前記右補強壁部に右突折れ部が備えられる請求項5に記載の容器の中皿構造に係る。
請求項7の発明は、前記第1可動壁部、前記第2可動壁部、前記第3可動壁部、及び前記第4可動壁部のそれぞれの下部に窪部が形成されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の容器の中皿構造に係る。
請求項8の発明は、前記左皿部及び前記右皿部における前記左指つまみ部及び前記右指つまみ部をつなぐ直線位置に、下方に凸とする溝部が形成されている請求項1ないし7のいずれか1項に記載の容器の中皿構造に係る。
請求項9の発明は、前記切込開口部の両端に皿体接続部が備えられている請求項1ないし8のいずれか1項に記載の容器の中皿構造に係る。
請求項10の発明は、前記皿体接続部にリブ部が形成されている請求項9に記載の容器の中皿構造に係る。
請求項11の発明は、前記切込開口部に架橋部が備えられている請求項1ないし10のいずれか1項に記載の容器の中皿構造に係る。
請求項1の発明に係る容器の中皿構造によると、容器本体の開口部に装着され具材を載置する皿体部と、前記皿体部の外縁部近傍において該皿体部の相互に対向する位置に設けられた左指つまみ部及び右指つまみ部と、前記左指つまみ部と前記右指つまみ部の間に形成され、前記皿体部を左皿部と右皿部に開口変形する切込開口部を備える中皿であって、前記左指つまみ部は、指でつまむ操作時の押圧を受けて可動する第1可動壁部及び第2可動壁部と、前記左皿部から立設され前記第1可動壁部及び前記第2可動壁部に接合される左立壁部と、前記左立壁部に形成され、前記左指つまみ部の操作時に前記左立壁部を変形させて前記第1可動壁部と前記第2可動壁部を近接させる左変形補助部を備え、前記右指つまみ部は、指でつまむ操作時の押圧を受けて可動する第3可動壁部及び第4可動壁部と、前記右皿部から立設され前記第3可動壁部及び前記第4可動壁部に接合される右立壁部と、前記右立壁部に形成され、前記右指つまみ部の操作時に前記右立壁部を変形させて前記第3可動壁部と前記第4可動壁部を近接させる右変形補助部を備えるため、簡単な動作により確実に容器本体側へ移すことができて中皿上の具材をこぼすような面倒がなく、しかも、具材の移し替え動作の面白さも兼ね備えることができる。
請求項2の発明によると、請求項1の発明において、前記左変形補助部及び前記右変形補助部が山折れ状の膨出部であるため、左立壁部及び右立壁部が確実に外側へ変形される。
請求項3の発明によると、請求項2の発明において、前記山折れ状の膨出部が三角錐状の膨出部であるため、左皿部及び右皿部をより大きく湾曲させることができる。
請求項4の発明によると、請求項1の発明において、前記左変形補助部及び前記右変形補助部が縦スリット部であるため、左立壁部及び右立壁部が確実に外側へ変形される。
請求項5の発明によると、請求項1ないし4の発明において、前記左皿部と前記左立壁部の接続部に左補強壁部が形成され、前記右皿部と前記右立壁部の接続部に右補強壁部が形成されるため、左皿部及び右皿部の湾曲変形が適切かつ円滑に行われる。
請求項6の発明によると、請求項5の発明において、前記左補強壁部に左突折れ部が備えられ、前記右補強壁部に右突折れ部が備えられるため、より的確な左皿部及び右皿部の湾曲変形が可能となる。
請求項7の発明によると、請求項1ないし6の発明において、前記第1可動壁部、前記第2可動壁部、前記第3可動壁部、及び前記第4可動壁部のそれぞれの下部に窪部が形成されているため、使用者が左指つまみ部及び右指つまみ部をつまみやすくなる。
請求項8の発明によると、請求項1ないし7の発明において、前記左皿部及び前記右皿部における前記左指つまみ部及び前記右指つまみ部をつなぐ直線位置に、下方に凸とする溝部が形成されているため、左皿部及び右皿部を下方に凸に撓ませやすくすることができ、皿体部上の具材は中央側へ誘導されやすくなる。
請求項9の発明によると、請求項1ないし8の発明において、前記切込開口部の両端に皿体接続部が備えられているため、皿体部の完全な分離は防止され、中皿を撓ませる動作は容易になる。
請求項10の発明によると、請求項9の発明において、前記皿体接続部にリブ部が形成されているため、皿体接続部は破損することなく適切に変形される。
請求項11の発明によると、請求項1ないし10の発明において、前記切込開口部に架橋部が備えられているため、切込開口部の不意の開口が抑制されるとともに、切込開口部の開口の際には容易に破壊(破断)が可能である。
本発明の第1実施形態に係る容器の分解斜視図である。 図1の容器の分解断面図である。 図1の容器の封止時の断面図である。 中皿の平面図である。 中皿から容器本体に食材を落下させた状態を表す側面図である。 中皿の断面図である。 指掛け部周辺の斜視図である。 指掛け部の横断面図である。 指掛け部の正面図である。 指掛け部の縦断面図である。 縦スリット部を有する指掛け部の正面図及び横断面図である。 第2実施形態の実施形態の指掛け部周辺の斜視図である。 図12の指掛け部周辺の平面図である。 架橋部の例を表した概念図である。 第3実施形態の中皿の平面図である。
図1〜図3に示す容器10は、コンビニエンスストア等で販売される加工食品のうち、特に複数の食材を分離して収容するためのものであって、容器本体11と、蓋体20と、中皿30とを備える。この容器10に収容される食品は特に限定されるものではないが、例えば蕎麦、うどん、冷やし中華等の麺類、親子丼、中華丼、牛丼等の丼物(弁当)類等が主として収容される。
容器10は、例えば合成樹脂シートの成形体からなる。容器10を構成する合成樹脂シートとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂のシート、さらにはポリ乳酸等の生分解性樹脂の熱可塑性樹脂のシート等が挙げられる。前記の合成樹脂シートは真空成形により図示をはじめとする各種形状に成形される。合成樹脂シートの厚さは適宜ではあるものの、概ね1mm以下の厚さである。また、容器10の材料は、紙製その他の可撓性素材から製造することもできる。
容器10を構成する容器本体11、蓋体20、中皿30の組み合わせにおいて、それぞれ同一材料で形成してもよいし、異なる材料で形成してもよい。特に、容器10を構成する容器本体11、蓋体20、中皿30のうち、容器本体11と蓋体20は、合成樹脂シート等の可撓性素材に限らず、金属製、ガラス製、木製、紙製であってもよい。構成材料の種類は、用途、内容物、包装対象により適宜選択される。
容器本体11は、容器10に収容される食品のうち、米飯や麺等の主食材F1を収容する部材である。この容器本体11は、図1〜図3に示すように、底部12から立設された壁部13の上部に開口部15を有する。容器本体11の形状としては、主食材F1を収容してその上方に十分な空間が形成可能な椀形状、鉢(丼)形状、皿形状等、適宜の容器形状からなる。開口部15には、内周側近傍の壁部13上部の全周に亘って段部16が形成されており、外周側に外側へ折り返された縁部17が形成されている。容器本体11において、底部12や開口部15の形状としては、円形状や多角形状等、用途に応じて適宜であり、底部12と開口部15とが同形でもよいし、異なっていてもよい。実施形態の容器本体11では、底部12が略円形状、開口部15が略四角形状であり、壁部13が略円形状の底部12から開口部15へ向かって逆テーパ状に形成されている。
蓋体20は、図1〜図3に示すように、容器本体11の開口部15に着脱可能に嵌合するとともに、開口部15を被覆し、後出の中皿30を保護する部材である。開口部15との嵌合に際しては、開口部15の内周側または外周側のいずれと嵌合してもかまわない。実施形態では、蓋体20の鍔部22外縁下部に形成された嵌合突部25と開口部15の内周側とが嵌合される。図において、符号21は蓋本体、23は鍔部22の角部に設けられて蓋体20と開口部15との嵌合を解除しやすくする蓋つまみ部である。
中皿30は、容器10に収容される食品のうち、主食材以外の食材である具材を載置する部材であり、喫食前に主食材と具材との混合を避けてできたての食味に近づけるとともに、主食材と具材とを分離して具材を並べることで店頭販売時等での見た目の華やかさを演出する。この中皿30は、図1〜図3に示すように、容器本体11と蓋体20との間に介在されて、容器本体11の開口部15に装着される。中皿30の形状は容器本体11の開口部15と略同形に形成され、開口部15の内周側近傍に形成された段部16上に載置される。図示の第1実施形態では、図1,4に示すように、平面視略四角形状の中皿30Xとされる。
ここで、本発明の中皿構造について説明する。中皿30は、図1〜図5に示すように、皿体部31と、左指つまみ部40及び右指つまみ部50と、切込開口部60とを備え、左指つまみ部40及び右指つまみ部50の引張により切込開口部60を開口させて、皿体部31上の具材F2を落下させる。
皿体部31は、図3,4に示すように、容器本体11の開口部15に装着され具材F2が載置される部材であり、具材F2を載置するための略平面状の皿面部32と、皿面部32の外周に立設された皿壁部33と、皿壁部33上部の全周に亘って外側へ延設された外縁部34とを有する。この皿体部31は、後述する切込開口部60を境に、左皿部31Aと右皿部31Bとに区画される。皿面部32には、面部分を補強する皿補強部35が複数設けられている。外縁部34は、容器本体11の開口部15への装着時に、開口部15の段部16上に載置される。また、左皿部31A及び右皿部31Bの各皿面部32a,32bには、後述する左指つまみ部40及び右指つまみ部50をつなぐ直線L位置、すなわち左指つまみ部40(右指つまみ部50)近傍から切込開口部60近傍までの略中央部分に、下方に凸とする溝部36,36が形成されている。なお、図示の実施形態(以降同様)では、皿補強部35が溝部36と平行な方向に延設された突条部として形成される。
左指つまみ部40及び右指つまみ部50は、後述する切込開口部60を開口変形させる際に使用者Mがつまみ操作する部位であり、図4〜図6に示すように、皿体部31の外縁部34近傍において該皿体部31の相互に対向する位置に上方へ突出して設けられる。図示の実施形態では、外縁部34近傍のうち、平面視略四角形状の対向する角部37a,37bから内側へ面一状に延設された角面部38a,38bに設けられている。
左指つまみ部40は、使用者Mの左手の指でつまむ部位であり、図7〜図10に示すように、第1可動壁部41及び第2可動壁部42と、左立壁部45と、左変形補助部46を備える。第1可動壁部41及び第2可動壁部42は、使用者Mによる指でつまむ操作時の押圧を受けて互いに近接するように可動する壁部である。図示の実施形態では、第1可動壁部41及び第2可動壁部42は所定の間隙Sを介して対向して立設されるとともに、それぞれ一側端部が外側へ湾曲した左円弧状壁部43を介して連設されている。なお、図示は左皿部31Aの拡大図であるが、左皿部31Aと左右対称である右皿部31Bについては、かっこ書きで対応する符号を示す。
左立壁部45は、左皿部31Aから立設され、第1可動壁部41及び第2可動壁部42の他側端部に接続される。左変形補助部46は、この左立壁部45に形成されており、左指つまみ部40の操作(押圧)時に第1可動壁部41と第2可動壁部42との近接に伴って左立壁部45を変形させる。図示の実施形態では、左変形補助部46は山折れ状(外側へ屈曲した折れ目47)の膨出部46Aである。特に、この膨出部46Aは左立壁部45の上部方向を三角形の頂点とする三角錐状に形成されている。また、左変形補助部46は、山折れ状の膨出部46Aの他に、図11に示すように、縦スリット部46Bとしてもよい。
左指つまみ部40では、図7〜図9に示すように、左皿部31Aと左立壁部45との接続部に左補強壁部48が形成される。実施形態の左補強壁部48は、図7に示すように、左立壁部45の下部の左右に形成された左接続下壁部48Aと、左接続下壁部48Aから左立壁部45の側方へ延設されて立設された左接続横壁部48Bとを有し、左接続横壁部48Bの上部が皿体部31の外縁部34と面一に連接されている。
さらに、この左補強壁部48では、図12,13の第2実施形態に示すように、左突折れ部48Cが形成される。左突折れ部48Cは、左補強壁部48の左接続横壁部48Bに略垂直方向に形成されて、左接続横壁部48Bの一部を外縁部34側へ屈曲させる。図示からわかるように、左突折れ部48Cは左立壁部45を挟んでその左右に一対に形成される。
また、左指つまみ部40では、図7〜図10に示すように、第1可動壁部41及び第2可動壁部42の下部に窪部49,49が形成されている。実施形態の窪部49は、角面部38aを少なくとも指先が入る程度の範囲で窪ませて形成される。
右指つまみ部50は、使用者Mの右手の指でつまむ部位であり、図7〜図10に示すように、指でつまむ操作時の押圧を受けて互いに近接するように可動する第3可動壁部51及び第4可動壁部52と、右皿部31Bから立設され第3可動壁部51及び第4可動壁部52に接合される右立壁部55と、右立壁部55に形成され、右指つまみ部50の操作時に第3可動壁部51と第4可動壁部52との近接に伴って右立壁部55を変形させる右変形補助部56を備える。
右指つまみ部50は、左指つまみ部40と対称に形成されており、第3可動壁部51が第1可動壁部41、第4可動壁部52が第2可動壁部42、右立壁部55が左立壁部45、右変形補助部56が左変形補助部46にそれぞれ相当する。図示の実施形態においても、右変形補助部56は膨出部46Aに相当する山折れ状(外側へ屈曲した折れ目57)の膨出部56Aである。この右変形補助部56は山折れ状の膨出部56Aの他に、左変形補助部46の縦スリット部46Bに相当する縦スリット部56Bとすることも可能である(図11参照)。また、右指つまみ部50では、左指つまみ部40と同様に、左円弧状壁部43に相当する右円弧状壁部53、左補強壁部48に相当する右補強壁部58、窪部49に相当する窪部59がそれぞれ形成される。むろん、第2実施形態においても、左接続下壁部48Aに相当する右接続下壁部58A、左接続横壁部48Bに相当する右接続横壁部58B、左突折れ部48Cに相当する右突折れ部58Cが同様に形成される。
切込開口部60は、図4に示すように、皿体部31の皿面部32の左指つまみ部40と右指つまみ部50との間に形成される。この切込開口部60では、図5に示すように、使用者Mによる左指つまみ部40及び右指つまみ部50の引張によって皿体部31を左皿部31Aと右皿部31Bとに開口変形される。切込開口部60の開口変形により、皿体部31に載置された具材F2は、中皿30から落下される。
切込開口部60は、トムソン加工やレーザー加工等の公知のスリット加工方法により、線状に切込んで形成された切込スリット部61よりなる。この切込スリット部61は、切込開口部60の開口量を大きく確保するために、皿体部31の左右指つまみ部40,50側の外縁部34a,34bを除く他の外縁部34c,34d間に亘って設けられている。
切込スリット部61の形状は、切込開口部60の変形時に具材F2を円滑に落下させやすく開口される形状であれば特に限定されない。図4に示す実施形態では、左右指つまみ部40,50をつなぐ直線Lと直交する直線状に形成されている。
切込開口部60では、図4に示すように、両端に皿体接続部62,62が備えられている。皿体接続部62は、左右指つまみ部40,50側の外縁部34a,34bと異なる他の外縁部34c,34dを含む中皿30の角部に相当する。この皿体接続部62は、切込開口部60の開口変形に伴って変形することにより、左皿部31Aと右皿部31Bの離隔方向への力を吸収して両者の分離を防止する。切込開口部60の開口時に左右の皿部31A,31Bが完全に分離してしまうと、その反動により左右の皿部31A,31Bに跳ね上がりや振動等の衝撃が発生して、皿体部31上の具材F2をこぼすおそれがある。皿体接続部62はこれらを抑制する効果を奏する。
また、皿体接続部62には、図示のようにリブ部63a,63bが形成されている。リブ部63a,63bは、切込開口部60を挟んで左皿部31a側と右皿部31b側にそれぞれ形成される。このリブ部63a,63bにより、ヒンジ構造に似た作用が生じ皿体接続部62付近は破損されることなく適切に変形可能である。
さらに、切込開口部60には、図14に示すように、架橋部65が必要に応じて備えられる。架橋部65は、切込スリット部61の切込みの中で部分的に切込みが形成されていない箇所であって、切込開口部60の開口時に破壊(破断)される。架橋部65により、左右指つまみ部40,50の引張が行われていない通常時において、切込スリット部61が皿体部31上の具材F2の重量等により不意に開口することを抑制する。また、架橋部65は、切込開口部60の開口を妨げないようにするために、左右指つまみ部40,50の引張により容易に破壊(破断)が可能な程度に短く形成される。
図14は、架橋部65のパターンを表している。図14(a)に示す架橋部65aは、切込みスリット部61aの複数個所に形成された例であって、特に図示の例では切込みスリット部56aの各端部近傍の2箇所に形成されている。図14(b)に示す架橋部65bは、切込みスリット部61bの略中央部に形成された例である。図14(c)に示す架橋部65cは、互いに交差しない2つの切込スリット部61c,61d間に形成された例であって、特に図示の例では2つの切込スリット部61c,61dの近接する端部間に形成されている。上記架橋部65a,65b,65cのいずれのパターンにおいても、切込開口部60の不意の開口が抑制される。かつ、左右指つまみ部40,50の引張の際には、架橋部65(65a,65b,65c)は容易に破壊(破断)可能であり、切込開口部60の開口を妨げない。
図15は、第3実施形態に係る中皿30Yの例である。この中皿30Yは、平面視略円形状に形成され、図示しない円形状の開口部を有する容器本体に装着される。円形状の中皿30Yでは、円周の直径の位置関係に相当する外縁部34a,34bの近傍に左指つまみ部40と右指つまみ部50とが対向配置されている。また、この中皿30Yにおいて、切込開口部60の切込スリット部61は、左右指つまみ部40,50をつなぐ直線Lと直交する方向である外縁部34a,34bに対して90°回転された位置関係の外縁部34c,34d間に亘って形成される。
図15に図示の中皿30Yでは、皿面部32上に仕切部39が設けられている。仕切部39は、皿面部32を複数の領域に区画するための壁部であり、皿壁部33から切込スリット部61の近傍まで延設されるとともに、上面が外縁部34と面一に形成される。この仕切部39では、皿面部32を区画することによって複数種類の具材を種類ごとに分割配置可能とする。そこで、収容される具材の種類数に応じた適宜の数が形成される。この仕切部39により、陳列時に異なる種類の具材の混合が抑制され、見栄えの悪化が回避される。なお図示しないが、四角形状の中皿30Xに仕切部を設けてもよい。
次に、中皿30による具材F2の落下手順とともに切込開口部60の開口変形について説明する。まず封止状態の容器10では、図3に示すように、主食材F1が収容された容器本体11の開口部15(段部16)に具材F2が載置された中皿30が装着されて主食材F1と具材F2とが分離して収容され、さらに容器本体11の開口部15に蓋体20が内嵌合されている。喫食に際して、使用者により容器本体11と蓋体20との嵌合が解除(開封)され、容器本体11の段部16上の中皿30が略水平状態で持ち上げられる。その際、持ち上げられた中皿30は、具材F2がこぼれないように略水平状態が保持されて、開口部15上方に配置される。
中皿30の持ち上げに際して、中皿30は、図8(a),9(a),10(a)に示すように、使用者Mの指により左指つまみ部40及び右指つまみ部50がつままれる等して支持される。すなわち、左指つまみ部40では対向する第1可動壁部41及び第2可動壁部42が使用者Mの左手の指で挟持され、右指つまみ部50では対向する第3可動壁部51及び第4可動壁部52が使用者Mの右手の指で挟持される。左右指つまみ部40,50を指でつまむ場合、各可動壁部41,42,51,52の下部にそれぞれ窪部49,49,59,59が形成されていることにより、左右指つまみ部40,50に対して指が添えられる範囲が広くなり、使用者Mがつまみやすくなる。
続いて、図8(b),9(b),10(b)に示すように、左右指つまみ部40,50の各可動壁部41,42,51,52が、使用者Mのつまむ操作により内側へ押圧されて、皿体部31の皿面部32が湾曲される。ここで、左指つまみ部40では、対向する第1可動壁部41と第2可動壁部42とが一側で左円弧状壁部43を介して接続され、他側で左立壁部45を介して接続され、第1可動壁部41と第2可動壁部42の間に間隙Sが介在されている。そのため、使用者Mからの押圧により間隙Sが潰されて第1可動壁部41と第2可動壁部42とが近接するように可動される。
この時、第1可動壁部41と第2可動壁部42の両端がそれぞれ左円弧状壁部43または左立壁部45と接続されていることにより、第1可動壁部41及び第2可動壁部42の押圧による接近に伴って左円弧状壁部43及び左立壁部45が外側へ撓むように変形される。左円弧状壁部43及び左立壁部45の変形が外側となることにより、第1可動壁部41と第2可動壁部42との近接は円滑に行われる。特に、左立壁部45に形成された左変形補助部46は、左立壁部45を外側へ的確に変形させるように作用する(図8(b)参照)。具体的には、左変形補助部46が山折れ状の膨出部46Aであることにより、左立壁部45は確実に外側へ撓んで(屈曲して)変形される。なお、左変形補助部46を縦スリット部46Bとした場合も同様に作用する。
また、左立壁部45は、左皿部31Aと接続されていることにより、上記変形に伴って左皿部31Aの左皿面部32aを下方側へ撓むように湾曲させる。特に、左立壁部45では、左皿部31Aとの接続部に左補強壁部48が形成されているため、左補強壁部48を介して左皿部31Aとの接続部の側方を引き上げるように変形させる。これにより、左立壁部45の変形が左皿部31A(左皿面部32a)の広範に亘って効果的に伝達され、左皿部31Aの湾曲変形が適切かつ円滑に行われる。また、左変形補助部46(膨出部46A)を三角錐状とすることにより、左立壁部45の底辺側の形状が保持されて、左皿部31Aをより大きく湾曲させることができる。そして、左皿部31A(左皿面部32a)の湾曲変形の際には、左皿面部32aに下方へ凸とする溝部36が形成されていることにより、溝部36を基点として下方へ湾曲し始める。すなわち、左皿部31Aの略中央部分が最下点となるように湾曲される。
図12,13に示す第2実施形態の左指つまみ部40のように、左補強壁部48に左突折れ部48Cを設けた場合には、左接続横壁部48Bの一部が外縁部34側へ屈曲されていることにより、左立壁部45の左変形補助部46の山折れ状の変形が容易となる。そして、左立壁部45周辺の左皿部31A(左皿面部32a)に変形が集中しやすくなって、より的確な左皿部31Aの湾曲変形が可能となる。
一方、左指つまみ部40と対称に形成された右指つまみ部50においても、使用者Mのつまむ操作により、左皿部31Aと同様に右皿部31Bが湾曲される。すなわち、使用者Mからの押圧により第3可動壁部51と第4可動壁部52とが近接され、それに伴って右円弧状壁部53及び右立壁部55が外側へ撓むように変形される。そして、右立壁部55の変形に伴って右補強壁部58を介して右皿部31Bとの接続部の側方が引き上げられ、溝部36を基点として略中央部分が最下点となるように右皿部31Bが湾曲される。また、第2実施形態として、右補強壁部58に右突折れ部58Cを設けた場合も、前述の左突折れ部48Cの説明と同様の作用により的確な右皿部31Bの湾曲変形が可能となる。
このようにして、使用者Mによる左右指つまみ部40,50双方へのつまみ操作によって左右皿部31A,31Bの各皿面部32a,32b、つまり皿体部31の皿面部32が溝部36を基点として略中央部分を最下点として下方へ湾曲される。この皿面部32の湾曲により、皿体部31(31A,31B)上に載置された具材F2は、左右皿部31A,31Bの下り傾斜に沿って湾曲の最下点(溝部36,36側)方向へ誘導される。
そして、上記皿面部32の湾曲状態が維持されたまま、図5に示すように、使用者Mにより左右指つまみ部40,50が互いに離す方向に引張されることにより、切込開口部60が開口される。すなわち、切込開口部60を境に皿体部31が左皿部31Aと右皿部31Bとに離隔される。特に、左右皿面部32a,32bがそれぞれ略中央部分で下方へ湾曲していることから、左右皿部31A,31Bの離隔により左右皿面部32a,32bが皿体部31(皿面部32)の略中心部分へ向かって下る傾斜状態となる。これにより、切込開口部60の開口は皿面部32の略中心部分で大きく広げられる。
従って、皿面部32の湾曲の最下点(溝部36,36側)方向へ誘導された具材F2は、左右皿面部32a,32bの傾斜が切込開口部60の開口に伴って皿体部31(皿面部32)の略中心方向へ変化することにより、開口した切込開口部60方向へさらに誘導されて落下される。その際、皿補強部35は、溝部36と略平行に延設されていることによって切込開口部60方向へのガイド部としても作用する。そのため、具材F2はより確実に切込開口部60方向へ誘導される。このように、切込開口部60の開口に際して、皿面部32を予め湾曲させておくことにより、皿体部31(31A,31B)上の具材F2が開口した切込開口部60方向へ適切に誘導され、具材F2をこぼすことなく確実に容器本体11側へ移すことができる。
以上図示し説明したように、本発明の中皿構造では、左右指つまみ部のつまみ操作とともに、左右指つまみ部を互いに離す方向に引張するという単純な手順を実行するだけで、切込開口部を開口させて中皿上の具材を容器本体11内へ落下させて移すことが可能である。特に、切込開口部の開口に際しては、その近傍の皿面部が下方側へ湾曲されることから、中皿上の具材が切込開口部へ適切に誘導でき、中皿上の具材はこぼすことなく確実に容器本体側へ移すことができる。従って、従来の中皿を備えた容器のように、中皿上の具材を箸等により逐一移し替える等の煩雑な手順が不要となり、喫食直前の煩わしさが解消される。また、左右指つまみ部を介した動作により切込開口部が開口されて中皿上の具材が落下することから、使用者の単純な動作から中皿の複雑な変形、具材の落下に至る過程の面白さが生じる。
なお、本発明の中皿構造を備えた容器の材質、大きさ、形状等は、容器の使用目的、収容物品の種類を勘案して最適に選択される。このため、図示し詳述した実施形態の構成や物品のみには限定されない。例えば、実施形態に開示の麺類や丼物とそのトッピングの物品に限られず、弁当類、炒飯、ナシゴレン、ピラフ、またはオープンサンドイッチ、サラダ等に対し、クラッカー、オムレツ、麻婆豆腐等の惣菜のトッピングも想定できる。アイスクリーム、ホットケーキ、ケーキ類、パフェやサンデー、あんみつ、ぜんざい、杏仁豆腐等の菓子類に対し、栗、アーモンド、チョコレート、こしあんや粒あん等のトッピングのように種々の食品包装への適用が可能である。
また、容器本体の開口部を略円形状とした場合、中皿の平面形状も円形状となる。その際、左右指つまみ部をつなぐ直線は中皿の中心(円形状の中心)を通過するように配置され、切込開口部は左右指つまみ部と異なる対向した外縁部間に亘って左右指つまみ部をつなぐ直線と交わる位置に配置される。
以上の通り、本発明の中皿構造は、中皿上の具材の移し替えに煩雑な手順が不要であり、しかもこぼさずに確実な移し替えが可能である。従って、主食材と具材等の複数の食材を分離して収容する加工食品用の容器の中皿としての使用に最適である。
10 容器
11 容器本体
12 底部
13 壁部
15 開口部
16 段部
17 縁部
20 蓋体
21 蓋本体
22 鍔部
23 つまみ部
25 嵌合突部
30,30X,30Y 中皿
31 皿体部
31A 左皿部
31B 右皿部
32 皿面部
32a 左皿面部
32b 右皿面部
33 皿壁部
34,34a,34b,34c,34d 外縁部
35 皿補強部
36 溝部
37a,37b 角部
38a,38b 角面部
39 仕切部
40 左指つまみ部
41 第1可動壁部
42 第2可動壁部
43 左円弧状壁部
45 左立壁部
46 左変形補助部
46A 膨出部
46B 縦スリット部
47 折れ目
48 左補強壁部
48A 左接続下壁部
48B 左接続横壁部
48C 左突折れ部
49 窪部
50 右指つまみ部
51 第3可動壁部
52 第4可動壁部
53 右円弧状壁部
55 右立壁部
56 右変形補助部
56A 膨出部
56B 縦スリット部
57 折れ目
58 右補強壁部
58A 右接続下壁部
58B 右接続横壁部
58C 右突折れ部
59 窪部
60 切込開口部
61,61a,61b,61c,61d 切込スリット部
62 皿体接続部
63a,63b リブ部
65,65a,65b,65c 架橋部
F1 主食材
F2 具材
L 左右の指掛け部をつなぐ直線
M 使用者
S 間隙

Claims (11)

  1. 容器本体の開口部に装着され具材を載置する皿体部と、
    前記皿体部の外縁部近傍において該皿体部の相互に対向する位置に設けられた左指つまみ部及び右指つまみ部と、
    前記左指つまみ部と前記右指つまみ部の間に形成され、前記皿体部を左皿部と右皿部に開口変形する切込開口部を備える中皿であって、
    前記左指つまみ部は、
    指でつまむ操作時の押圧を受けて可動する第1可動壁部及び第2可動壁部と、
    前記左皿部から立設され前記第1可動壁部及び前記第2可動壁部に接合される左立壁部と、
    前記左立壁部に形成され、前記左指つまみ部の操作時に前記第1可動壁部と前記第2可動壁部の近接に伴って前記左立壁部を変形させる左変形補助部を備え、
    前記右指つまみ部は、
    指でつまむ操作時の押圧を受けて可動する第3可動壁部及び第4可動壁部と、
    前記右皿部から立設され前記第3可動壁部及び前記第4可動壁部に接合される右立壁部と、
    前記右立壁部に形成され、前記右指つまみ部の操作時に前記第3可動壁部と前記第4可動壁部の近接に伴って前記右立壁部を変形させる右変形補助部を備える
    ことを特徴とする容器の中皿構造。
  2. 前記左変形補助部及び前記右変形補助部が山折れ状の膨出部である請求項1に記載の容器の中皿構造。
  3. 前記山折れ状の膨出部が三角錐状の膨出部である請求項2に記載の容器の中皿構造。
  4. 前記左変形補助部及び前記右変形補助部が縦スリット部である請求項1に記載の容器の中皿構造。
  5. 前記左皿部と前記左立壁部の接続部に左補強壁部が形成され、前記右皿部と前記右立壁部の接続部に右補強壁部が形成される請求項1ないし4のいずれか1項に記載の容器の中皿構造。
  6. 前記左補強壁部に左突折れ部が備えられ、前記右補強壁部に右突折れ部が備えられる請求項5に記載の容器の中皿構造。
  7. 前記第1可動壁部、前記第2可動壁部、前記第3可動壁部、及び前記第4可動壁部のそれぞれの下部に窪部が形成されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の容器の中皿構造。
  8. 前記左皿部及び前記右皿部における前記左指つまみ部及び前記右指つまみ部をつなぐ直線位置に、下方に凸とする溝部が形成されている請求項1ないし7のいずれか1項に記載の容器の中皿構造。
  9. 前記切込開口部の両端に皿体接続部が備えられている請求項1ないし8のいずれか1項に記載の容器の中皿構造。
  10. 前記皿体接続部にリブ部が形成されている請求項9に記載の容器の中皿構造。
  11. 前記切込開口部に架橋部が備えられている請求項1ないし10のいずれか1項に記載の容器の中皿構造。
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