JP6752019B2 - ホルダ - Google Patents

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Description

この発明は、紙製カップ、プラスチック製カップ、その他の携行に容易な容器、または、同等の外形形状を有する商品を、持ち運びに便利なように起立させた状態を保持する、ホルダに関する。
ファーストフード店、コーヒーショップなどにおいては、持ち帰りが可能なように、紙製カップ、プラスチック製カップが多く用いられている。また、様々な飲料製品においても、取扱いの容易性、軽量性、廃棄の容易性の観点から、紙製カップ、プラスチック製カップ等の容器が多く用いられている。
たとえば、実開平03−26711号公報(特許文献1)には、カップの底部を嵌め入れるための開口が設けられ、この開口でカップを起立させた状態を保持する、紙製トレーが開示されている。
また、実開平03−90868号公報(特許文献2)に、カップの底部領域を嵌め入れるための開口が設けられ、この開口でカップを起立させた状態を保持する、紙製トレーが開示されている。
実開平03−26711号公報 実開平03−90868号公報
従来の紙製トレーにおいては、組み立て後には、底面を有する箱型形状であることから、使用に際しては折り畳まれた状態から組み立てる必要があった。また、近年では、コンビニエンスストアーでのコーヒーの販売(いわゆる、コンビニコーヒー)が、新たな商品として注目され、コーヒーを提供する際には、迅速に紙製トレーを組み立てる必要が生じ、従来の紙製トレーにおいては、組み立てる煩わしさが生じていた。
この発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、使用時における組み立てる煩わしさを不要とし、容易に使用することのできる形態を備えるホルダを提供することを目的とする。
本発明に基づくホルダは、商品容器を保持するホルダであって、天板と、上記天板の周囲を取り囲み、下方に向けて延びる側壁とを備え、上記天板および上記側壁には、上記天板を横切り、両端が側壁にまで到達する帯状部分が設けられ、上記帯状部分の上記帯状部分が延びる方向に対して交差する側の両側部には、一方の上記側壁から上記天板を通過し他方の上記側壁にかけて延びる切り目線が設けられ、上記帯状部分の上記天板に位置する領域を下方に向けて押圧することにより、上記切り目線が破断し、上記帯状部分の上方に凸形状が下方の凹形状に反転した形態となる。
本発明の一形態においては、上記天板は、平面視において矩形形状を有し、上記側壁は、上記天板の周囲に沿って連続して形成された、第1側壁、第2側壁、第3側壁、および、第4側壁を含み、上記第1側壁と上記第3側壁とは対向し、上記第2側壁と上記第4側壁とは対向する配置関係となり、上記帯状部分は、上記第1側壁、上記天板、および、上記第3側壁にかけて連続するように設けられ、上記切り目線は、上記帯状部分の両側部において、上記第1側壁から上記第3側壁にかけて延びるように設けられ、上記帯状部分の上記天板に位置する領域を下方に向けて押圧することにより、上記切り目線が破断し、上記帯状部分の上方に凸形状が下方の凹形状に反転した形態となる。
本発明の一形態においては、上記第1側壁に位置する上記帯状部分において、上記帯状部分の端部位置、および、上記第1側壁と上記天板とが交わる角部位置には、横方向に横断する折り曲げ線が設けられ、上記第3側壁に位置する上記帯状部分において、上記帯状部分の端部位置、および、上記第3側壁と上記天板とが交わる角部位置には、横方向に横断する折り曲げ線が設けられている。
本発明の一形態においては、上記側壁は、下方に向うにしたがって外側に向う傾斜を有する領域を含む。
本発明の一形態においては、上記帯状部分が上記凹形状に反転した形態において、上記帯状部分の上記天板に位置する領域は、上記側壁の下端を含む仮想平面と略同じ高さ位置となる。
この発明によれば、使用時における組み立てる煩わしさを不要とし、容易に使用することのできる形態を備えるホルダの提供を可能とする。
実施の形態1におけるホルダの全体斜視図である。 実施の形態1におけるホルダの展開図である。 図1中のIII−III線矢視断面図である。 図1中のIV−IV線矢視断面図である。 実施の形態1におけるホルダの帯状部が、下方に向けて凹形状に反転した形態を示す斜視図である。 図5中のVI−VI線矢視断面図である。 実施の形態1におけるホルダにコーヒーカップを載置した状態を示す斜視図である。 実施の形態1におけるホルダを容器として用いた場合の斜視図である。 実施の形態1におけるホルダの変形例を示す断面図である。 実施の形態1におけるホルダの他の変形例を示す断面図である。 実施の形態2におけるホルダの全体斜視図である。 実施の形態3におけるホルダの全体斜視図である。 実施の形態4におけるホルダの全体斜視図である。 実施の形態4におけるホルダの展開図である。 実施の形態4におけるホルダの帯状部が、下方に向けて凹形状に反転した形態を示す斜視図である。 実施の形態4におけるホルダにコーヒーカップを載置した状態を示す斜視図である。 実施の形態4におけるホルダを容器として用いた場合の斜視図である。 実施の形態5におけるホルダの全体斜視図である。 実施の形態6におけるホルダの全体斜視図である。 実施の形態7におけるホルダの全体斜視図である。 実施の形態8におけるホルダの全体斜視図である。 さらに他の実施の形態におけるホルダの断面図である。
本発明に基づいた一例における実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。実施の形態における構成を適宜組み合わせて用いることは当初から予定されていることである。図においては、実際の寸法比率では記載しておらず、構造の理解を容易にするために、一部比率を異ならせて記載している箇所を有する。
また、以下に示す実施の形態においては、シート材として厚紙を用いた場合について説明しているが、厚紙に限定されることなく、紙、樹脂、金属、または、これらの複合材料などを用いることができる。
また、一例としてコーヒーカップを保持する場合について説明しているが、コーヒーカップ500に限定されず、飲料用として用いられるカップや、食品を保持するカップに対して適用してもよく、同等の形状を有する容器のホルダとして用いることができる。また、後述の実施の形態3(図12参照)に示すように、カップの外形が矩形形状であってよい。
(実施の形態1:ホルダ100)
図1から図6を参照して、本実施の形態におけるホルダ100について説明する。図1は、ホルダ100の全体斜視図、図2は、ホルダ100の展開図、図3は、図1中のIII−III線矢視断面図、図4は、図1中のIV−IV線矢視断面図、図5は、ホルダ100の帯状部が、下方に向けて凹形状に反転した形態を示す斜視図、図6は、図5中のVI−VI線矢視断面図である。
図1から図3を参照して、本実施の形態1におけるホルダ100は、平面視において矩形形状の天板110、この天板110の周囲に沿って連続して形成された、第1側壁111、第2側壁112、第3側壁113、および、第4側壁114を含む。第1側壁111と第3側壁113とが対向し、第2側壁112と第4側壁114とが対向する配置関係となる。本実施の形態では、第1側壁および第3側壁が短辺となり、第2側壁112および第4側壁114が短辺となる。よって、天板110は平面視において長方形形状である。
天板110、第1側壁111、および、第3側壁113には、天板110を横切り、両端が第1側壁111、および、第3側壁113にまで到達する帯状部分120が設けられている。また、帯状部分120の帯状部分が延びる方向に対して交差する側の両側部には、第1側壁111から天板110を通過し第3側壁113にかけて延びる切り目線C1が設けられている。
第1側壁111に位置する帯状部分120において、帯状部分120の端部位置には、横方向に横断する折り曲げ線B1が設けられている。第1側壁111と天板110とが交わる角部位置にも、横方向に横断する折り曲げ線B5が設けられている。さらに、折り曲げ線B1と折り曲げ線B5との間の位置にも、横方向に横断する折り曲げ線B3が設けられている。同様に、第3側壁113に位置する帯状部分120にも、折り曲げ線B1、折り曲げ線B3、および、折り曲げ線B5が設けられている。
天板110に位置する帯状部分120の略中央領域の両側部には、外方に向う湾曲部R1がそれぞれ設けられている。さらに、湾曲部R1の外側に位置する天板110には、湾曲部R1に沿って下方に向って折り曲げられる折り曲げ辺領域121,122,123が設けられている。折り曲げられる折り曲げ辺領域121,122,123と天板110との境界には、折り曲げ線B7が設けられている。
さらに、折り曲げ辺領域121と折り曲げ辺領域122との間には、切り目線C3が設けられており、折り曲げ辺領域121と折り曲げ辺領域123との間には、切り目線C5が設けられている。
図2の展開図に示すように、本実施の形態におけるホルダ100は、一枚の厚紙から形成されている。第2側壁112の両側にはそれぞれ耳辺112aが設けられ、第4側壁114の両側にもそれぞれ耳辺114aが設けられている。
天板110と第1側壁111との境界、および、天板110と第3側壁113との境界に位置する折り曲げ線B5、天板110と第2側壁112との境界、および、天板110と第4側壁114との境界に位置する折り曲げ線B9に沿って第1側壁111から第4側壁114を折り曲げ、それぞれの耳辺112aを第1側壁111と第3側壁113との内側に接着させるとともに、それぞれの耳辺114aを第2側壁112と第4側壁114との内側に接着させることで、図1に示す箱型のホルダ100が形成される。
図3および図4に示すように、天板110に対して、第1側壁111から第4側壁114は、下方に向うにしたがって外側に向う傾斜を有している。天板110とそれぞれの第1側壁111から第4側壁114の傾斜角度(α°)は、5°から15°程度であるとよい。好ましくは、傾斜角度(α°)は、9°から10°程度であるとよい。また、後述するようにホルダ100を容器として使用する場合には、その使用方法と、袋等の外装のサイズに適合させることで、傾斜角度は適宜選択されるものである。なお、第1側壁111から第4側壁114は、下方に向うにしたがって外側に向う傾斜を有している場合について説明しているが、傾斜を設けない構成であってもよい。
このように、第1側壁111から第4側壁114に傾斜を設けておくことで、天板110を上にして載置した場合にホルダ100の載置状態を安定させることができる。さらに、未使用状態のホルダ100を複数重ねて載置することができるため、保管スペースの省スペース化を図ることができる。
(カップの載置)
次に、図5および図6を参照して、上記構成を有するホルダ100を、天板110を上側にしてカップを載置する。その後、帯状部分120の天板110に位置する領域を下方に向けて押圧する。これにより、切り目線C1が破断し、帯状部分120の上方に凸形状が下方の凹形状に反転した形態となる。
この時、図6に示すように、帯状部分120が凹形状に反転した形態において、帯状部分120の天板に位置する領域は、側壁の下端を含む仮想平面(VB)と略同じ高さ位置となる。また、折り曲げ辺領域121,122,123も下方に向けて折り曲げられた状態となる。これにより、例えば、持ち帰り用の携帯袋への収納時、テーブルへの載置時においても、カップを底面から支持するとともに、折り曲げ辺領域121,122,123においてカップの側面も支持することが可能となる。
(コーヒーカップ500の保持状態)
図7を参照して、ホルダ100を用いたコーヒーカップ500の保持状態について説明する。図7は、ホルダ100にコーヒーカップ500を載置した状態を示す斜視図である。上記したように、コーヒーカップ500を用いて、帯状部分120の天板110に位置する領域を下方に向けて押圧する。
これにより、帯状部分120が下方の凹形状に反転して、コーヒーカップ500を底面から支持する。さらに、折り曲げ辺領域121,122,123もコーヒーカップ500の下方への押圧にしたがって折れ曲がり、コーヒーカップ500の側面も支持することが可能となる。
また、第1側壁111および第3側壁113に位置する帯状部分120に、あらかじめ折り曲げ線B1、折り曲げ線B3、および、折り曲げ線B5を設けておくことで、帯状部分120に下方に向う外力が加わった場合には、容易に、上方に凸形状の帯状部分120を下方に凹形状に反転させることができる。
(容器としての使用形態)
図8を参照して、ホルダ100を容器として用いる場合について説明する。図8は、ホルダ100を容器として用いた場合の斜視図である。ホルダ100は、天板110の周囲に沿って連続して形成された、第1側壁111、第2側壁112、第3側壁113、および、第4側壁114を含むことから、天板110を底面として用いた場合には、いわゆるトレーとして用いることができる。
したがって、コンビニエンスストアーにおいて、コンビニコーヒーとサイドメニューとして例えば、ドーナツ600を販売する場合に、同じ所に積み重ねられて配置されたホルダ100を、コンビニコーヒーを提供する際には、コーヒーカップ500のホルダとして用い、ドーナツ600を提供する際には、ドーナツ600の容器として用いることができる。
(作用・効果)
以上、本実施の形態におけるホルダ100によれば、予め箱型の外形形態を有していることから、コーヒーカップ500のホルダとして用いる場合には、コーヒーカップ500を用いて、帯状部分120に下方に向う外力を加えることのみで、容易に、上方に凸形状の帯状部分120を下方に凹形状に反転させて、ホルダ100として用いることができる。さらに、一枚の厚紙から構成されるとともに、カップを起立させた状態で保持する機能の他に、ドーナツ600の容器としての機能も有することで、資材点数の削減、集約が可能となり、より環境にやさしい商品としての価値を付加させることを可能とする。
また、帯状部分120に、湾曲部R1を設ける場合について説明しているが、湾曲部R1は必ずしも必須ではない。
また、天板110の形状は平面視において長方形であるが、正方形であってもよい。
また、帯状部分120が凹形状に反転した形態において、帯状部分120の天板に位置する領域は、側壁の下端を含む仮想平面(VB)と略同じ高さ位置となる(図6参照)構成を採用しているが、図9に示すように、帯状部分120の天板に位置する領域と側壁の下端を含む仮想平面(VB)との間に隙間が生じる構成であってもよい。または、図10に示すように、帯状部分120の天板に位置する領域が、側壁の下端を含む仮想平面(VB)よりも下方に位置する構成であってもよい。
(実施の形態2:ホルダ100A)
図11を参照して、実施の形態2におけるホルダ100Aについて説明する。図11は、ホルダ100Aの全体斜視図である。基本的な構成は、上記実施の形態1におけるホルダ100と同じである。相違点は、第1側壁111および第3側壁113に位置する帯状部分120に、折り曲げ線B1、折り曲げ線B3、折り曲げ線B5に加え、さらに、折り曲げ線B11を設けるようにしたものである。
この構成によっても、上記実施の形態1におけるホルダ100と同様の作用効果を得ることができるとともに、折り曲げ線B11をさらに設けることで、帯状部分120に下方に向う外力が加わった場合には、さらに容易に、上方に凸形状の帯状部分120を下方に凹形状に反転させることができる。
(実施の形態3:ホルダ100B)
図12を参照して、実施の形態3におけるホルダ100Bについて説明する。図12は、ホルダ100Bの全体斜視図である。基本的な構成は、上記実施の形態1におけるホルダ100と同じである。相違点は、第1側壁111および第3側壁113に位置する帯状部分120に、折り曲げ線B1および折り曲げ線B5のみを設けるようにしたものである。用いる材料によっては、折り曲げ線B1と折り曲げ線B5との間に追加の折り曲げ線を設けることなく、上方に凸形状の帯状部分120を下方に凹形状に反転させることができる。
さらに、他の相違点としては、湾曲部R1の外側に位置する天板110の折り曲げ辺領域121B,122B,123Bの形状が異なっている。上記実施の形態1の場合には、折り曲げ辺領域121,122,123の折り曲げ線B7も湾曲部R1の輪郭に沿った形状を有していることから、カップの外観形状が円形の場合に適している。
本実施の形態では、帯状部分120に対して直交する方向に延びる折り曲げ線B20,B21、帯状部分120に対して平行に延びる折り曲げ線B27、折り曲げ線B20と折り曲げ線B27との交点に延びる切り目線C21、および、折り曲げ線B21と折り曲げ線B27との交点に延びる切り目線C23、を設けることにより、折り曲げ辺領域121B,122B,123Bが下方に向って折り曲げられた状態では、矩形の開口が形成される。よって、本実施の形態には、カップの外形形状が矩形の場合に適している。
この構成によっても、上記実施の形態1におけるホルダ100と同様の作用効果を得ることができる。
(実施の形態4:ホルダ100C)
図13から図17を参照して、実施の形態3におけるホルダ100Cについて説明する。図13は、ホルダ100Cの全体斜視図、図14は、ホルダ100Cの展開図、図15は、ホルダ100Cの帯状部が、下方に向けて凹形状に反転した形態を示す斜視図、図16は、ホルダ100Cにコーヒーカップ500を載置した状態を示す斜視図、図17は、ホルダ100Cを容器として用いた場合の斜視図である。
基本的な構成は、上記実施の形態1におけるホルダ100と同じである。相違点は、2つのホルダ100を連結したものである。図14の展開図に示すように、一方の第2側壁112と他方の第4側壁114とがラインL1によって連結されている。折り畳み方は、上記実施の形態1の場合と同じである。
実施の形態1の場合と同様に、図15および図16に示すように、帯状部分120の天板110に位置する領域を下方に向けて押圧する。これにより、切り目線C1が破断し、帯状部分120の上方に凸形状が下方の凹形状に反転した形態となる。その結果、図16に示すように、2箇所にコーヒーカップ500を保持することできる。一方、図17に示すように、容器として用いた場合には、たとえば、多くのドーナツ600を収容することを可能とする。
この構成によっても、上記実施の形態1におけるホルダ100と同様の作用効果を得ることができる。ラインL1に沿って分離しても良い。
(実施の形態5:ホルダ100D)
図18を参照して、実施の形態5におけるホルダ100Dについて説明する。図18は、ホルダ100Dの全体斜視図である。基本的な構成は、上記実施の形態1におけるホルダ100と同じである。相違点は、帯状部分120Dの形態が異なっており、2箇所に湾曲部R1が設けられることで、2つのカップを同時に保持することが可能となっている。
この構成によっても、上記実施の形態1におけるホルダ100と同様の作用効果を得ることができる。
(実施の形態6:ホルダ100E)
図19を参照して、実施の形態6におけるホルダ100Eについて説明する。図19は、ホルダ100Eの全体斜視図である。基本的な構成は、上記実施の形態6におけるホルダ100Eと同じである。相違点は、2つのホルダ100Eを連結したものである。これにより、4つのカップを同時に保持することが可能となっている。
この構成によっても、上記実施の形態1におけるホルダ100と同様の作用効果を得ることができる。
(実施の形態7:ホルダ100F)
図20を参照して、実施の形態7におけるホルダ100Fについて説明する。図20は、ホルダ100Fの全体斜視図である。上述した実施の形態1から6における天板110Fの形状は長方形であるが、本実施の形態は、天板110の形状が略円形であり、側壁111Fも、天板の周囲を取り囲み下方に向けて延びている。
また、実施の形態1におけるホルダ100と同様に、天板110Fおよび側壁111Fには、天板110Fを横切り、両端が側壁にまで到達する帯状部分120が設けられ、帯状部分120の帯状部分120が延びる方向に対して交差する側の両側部には、一方の側壁111Fから天板110Fを通過し他方の側壁111Fにかけて延びる切り目線C1が設けられている。その他の構成は、実施の形態1におけるホルダ100と同じである。
実施の形態1のホルダ100の場合と同様に、帯状部分120の天板110Fに位置する領域を下方に向けて押圧することにより、切り目線C1が破断し、帯状部分120の上方に凸形状が下方の凹形状に反転した形態となる。
この構成によっても、上記実施の形態1におけるホルダ100と同様の作用効果を得ることができる。
(実施の形態8:ホルダ100G)
図21を参照して、実施の形態8におけるホルダ100Gについて説明する。図21は、ホルダ100Gの全体斜視図である。上述した実施の形態1から6における天板110の形状は長方形であるが、本実施の形態は、天板110Gの角部に面取り領域を構成する、面取壁115,116,117,118が設けられている。よって、平面視における天板110Gの形状は八角形となる。その他の構成は、実施の形態1におけるホルダ100と同じである。
この構成によっても、上記実施の形態1におけるホルダ100と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記各実施の形態におけるホルダ100〜100Gにおいては、カップの下方を側面側から支持する形態を採用しているが、例えば、図22に示すように、商品700の一方面に下方に延びる凸部710が設けられ、帯状部分120にこの凸部710が嵌合することで、商品700の支持をより高める構成を採用していもよい。
また、ホルダ100〜100Gをトレーとして用いる場合に、商品の一例としドーナツ600を用いた場合について説明してるが、ドーナツ600に限定されることなく、載置可能な商品であればどのような商品であってもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
100,100A,100B,100C,100D,100E,100F,100G ホルダ、110,110F,110G 天板、111 第1側壁、111F 側壁、112 第2側壁、113 第3側壁、114 第4側壁、115,116,117,118 面取壁、120,120D 帯状部分、121,122,123 折り曲げ辺領域、112a,114a 耳辺、500 コーヒーカップ、600 ドーナツ、700 商品、710 凸部、B1,B3,B5,B7,B11,B20,B21,B27 折り曲げ線、C1,C3,C5,C21,C23 切り目線、R1湾曲部。

Claims (5)

  1. 容器を保持するホルダであって、
    天板と、
    前記天板の周囲を取り囲み、下方に向けて延びる側壁と、を備え、
    前記天板および前記側壁には、前記天板を横切り、両端が側壁にまで到達する帯状部分が設けられ、
    前記帯状部分の前記帯状部分が延びる方向に対して交差する側の両側部には、一方の前記側壁から前記天板を通過し他方の前記側壁にかけて延びる切り目線が設けられ、
    前記帯状部分の前記天板に位置する領域を下方に向けて押圧することにより、前記切り目線が破断し、前記帯状部分の上方に凸形状が下方の凹形状に反転した形態となるとともに、
    前記天板を底面として用いた場合には、前記天板および前記天板の周囲を取り囲む前記側壁によりトレーが構成される、ホルダ。
  2. 前記天板は、平面視において矩形形状を有し、
    前記側壁は、前記天板の周囲に沿って連続して形成された、第1側壁、第2側壁、第3側壁、および、第4側壁を含み、
    前記第1側壁と前記第3側壁とは対向し、前記第2側壁と前記第4側壁とは対向する配置関係となり、
    前記帯状部分は、前記第1側壁、前記天板、および、前記第3側壁にかけて連続するように設けられ、
    前記切り目線は、前記帯状部分の両側部において、前記第1側壁から前記第3側壁にかけて延びるように設けられ、
    前記帯状部分の前記天板に位置する領域を下方に向けて押圧することにより、前記切り目線が破断し、前記帯状部分の上方に凸形状が下方の凹形状に反転した形態となる、
    請求項1に記載のホルダ。
  3. 前記第1側壁に位置する前記帯状部分において、
    前記帯状部分の端部位置、および、前記第1側壁と前記天板とが交わる角部位置には、横方向に横断する折り曲げ線が設けられ、
    前記第3側壁に位置する前記帯状部分において、
    前記帯状部分の端部位置、および、前記第3側壁と前記天板とが交わる角部位置には、横方向に横断する折り曲げ線が設けられている、
    請求項2に記載のホルダ。
  4. 前記側壁は、下方に向うにしたがって外側に向う傾斜を有する領域を含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のホルダ。
  5. 前記帯状部分が前記凹形状に反転した形態において、
    前記帯状部分の前記天板に位置する領域は、前記側壁の下端を含む仮想平面と略同じ高さ位置となる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のホルダ。
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