JP6751263B2 - サービス提供システムおよび移動指示プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、サービス提供システムおよび移動指示プログラムに関する。
予め定められた空間内を自走してサービスを提供する自走機器を備えたサービス提供システムが知られている。
例えば、特許文献1には、移動時間が短くなるように移動経路を計画し、障害物を回避しながら印刷物を所望の場所に届ける移動型プリンタが提案されている。
また、特許文献2には、ユーザの要望に応えて任意の場所に原稿を取りに行き、その場所で複写作業を行なう自走式複写機が提案されている。
特開2001−125646号公報 特開2003−110779号公報
一般的に、移動式プリンタや自走式複合機を用いたサービスを提供する場合には、例えば、インクやトナー、あるいは用紙が切れたときに、それらを補充する必要がある。また、部品の寿命が限界に近づいてきたときにその部品の交換あるいは修理といった作業を行なう必要がある。
このような補充や修理などのメンテナンス時にも、印刷物を届けることや任意の場所に原稿を取りに行くことなどの通常のサービス提供時と同様にして、メンテナンスの場所を指定してその場所に移動するように指示することが考えられる。ただし、この指示方法を採用すると、ユーザが各自走機器ごとにメンテナンスの時期を見計らって、メンテナンスの場所に移動するように各自走機器ごとに指示する必要があり、これでは、多数台の自走機器を備えたシステムの場合、ユーザの手間が大変である。
あるいは、それら多数台の自走機器を一斉に集合させるシステムとすることも考えられる。しかしながら、この場合、メンテナンスの必要のない自走機器まで呼び寄せることにもなり、また、集合場所が大混乱に陥ることも考えられる。
この課題は、メンテナンスの場面には限られず、通常のサービス提供の場面以外の場面で自走機器に移動もしくは集合を指示する場合に一般にあてはまることである。
本発明は、例えば、メンテナンスの場面等、そのシステムで提供される通常のサービスを提供する場面以外の場面において、ユーザが自走機器を1台ごとに指定して移動の指示を与えるシステムと比べ、自走機器を移動させるにあたってのユーザの手間が軽減されたサービス提供システムおよび移動指示プログラムを提供することを目的とする。
請求項1は、
予め定められた領域内を自走し、サービス提供の指示を受け該指示に応じた移動先へと移動してサービスを提供する自走機器と、
前記自走機器に向けてサービスの提供を指示するサーバ機器とを備え、
前記自走機器が、
当該自走機器の状態を検知する検知部と、
前記検知部で検知された当該自走機器の状態を前記サーバ機器に報告する報告部とを有し、
前記サーバ機器が、
前記自走機器を予め定められた移動点へ移動させる条件として、タイミング及び該タイミングでの該自走機器の状態をユーザから受け付ける受付部と、
前記自走機器からの、該自走機器の状態の報告を受ける報告受部と、
前記タイミングにおいて前記ユーザから受け付けた状態にある前記自走機器に、前記予め定められた移動点への移動を指示する第1指示部を有することを特徴とするサービス提供システムである。
請求項2は、
前記検知部は、当該自走機器の複数種類の状態を検知するものであり、
前記第1指示部は、前記自走機器の状態が予め定められた複数種類の状態のうちのいずれか1種類の状態にあった場合に、該自走機器に、予め定められた複数の移動点のうちの該状態に応じた移動点への移動を指示することを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システムである。
請求項3は、
予め定められた領域内を自走し、サービス提供の指示を受け該指示に応じた移動先へと移動してサービスを提供する複数台の自走機器と、
前記自走機器に向けてサービス提供の指示を送信するサーバ機器とを備え、
前記サーバ機器が、
前記自走機器が予め定められた状態にある場合あるいは該自走機器が予め定められた状態に変化した場合に該自走機器を予め定められた移動点へ移動させることのユーザ指示を受け付ける受付部と、
前記受付部による前記ユーザ指示を受けて、前記自走機器が予め定められた状態にある場合あるいは該自走機器が予め定められた状態に変化した場合に予め定められた移動点に移動するように、前記複数台の自走機器に向けて同時通報する第2指示部とを有し、
前記自走機器は、当該自走機器の状態を検知する検知部を備え、該検知部での検知結果に基づいて、当該自走機器の状態が前記予め定められた状態にある場合あるいは該自走機器が予め定められた状態に変化した場合に、予め定められた移動点に移動することを特徴とするサービス提供システムである。
請求項4は、
前記検知部は、自らの機器について複数種類の状態を検知するものであって、前記自走機器は、該検知部での検知結果が、自らの機器の状態が予め定められた複数種類の状態のうちのいずれか1種類の状態にある場合あるいは該自走機器が予め定められた複数種類の状態のうちのいずれか1種類の状態に変化した場合に、前記自走機器は、予め定められた複数の移動点のうちの該状態に応じた移動点に移動することを特徴とする請求項3に記載のサービス提供システムである。
請求項は、
当該サービス提供システムが、前記自走機器を複数台備え、該複数台の自走機器にうちのいずれか1台の自走機器が前記移動点に向かって移動し、別の1台以上の自走機器が該移動点に居た場合に、該別の1台以上の自走機器の後ろに整列することを特徴とする請求項1からのうちのいずれか1項に記載のサービス提供システム。
請求項は、
前記自走機器は、前記移動点に向かって移動し、別の1台以上の自走機器が該移動点に
居た場合であって、該1台以上の先に到着した自走機器の後ろに整列すると予め定められた待機領域からはみ出る場合には、該別の1台以上の自走機器の後ろに直ちには整列せずに、はみ出ることのないタイミングで整列することを特徴とする請求項に記載のサービス提供システムである。
請求項は、
予め定められた領域内を自走し、サービス提供の指示を受け該指示に応じた移動先へと移動してサービスを提供する複数台の自走機器と、該複数台の自走機器に向けてサービス提供の指示を送信するサーバ機器とを備えたサービス提供システムを構成する情報処理装置内で実行されて、該情報処理装置を、
前記自走機器を予め定められた移動点へ移動させる条件として、タイミング及び該タイミングでの該自走機器の状態をユーザから受け付ける受付部と、
前記自走機器からの、該自走機器の状態の報告を受ける報告受部と、
前記タイミングにおいて前記ユーザから受け付けた状態にある前記自走機器に、前記予め定められた移動点への移動を指示する第1指示部とを有する移動指示装置として動作させることを特徴とする移動指示プログラムである。
請求項は、
予め定められた領域内を自走し、サービス提供の指示を受け該指示に応じた移動先へと移動してサービスを提供する複数台の自走機器と、該自走機器に向けてサービス提供の指示を送信するサーバ機器とを備えたサービス提供システムを構成する情報処理装置内で実行されて、該情報処理装置を、
前記自走機器が予め定められた状態にある場合あるいは該自走機器が予め定められた状態に変化した場合に該自走機器を予め定められた移動点へ移動させることのユーザ指示を受け付ける受付部と、
前記受付部による前記ユーザ指示を受けて、前記自走機器が予め定められた状態にある場合あるいは該自走機器が予め定められた状態に変化した場合に予め定められた移動点に移動するように、前記複数台の自走機器に向けて同時通報する第2指示部とを有する移動指示装置として動作させることを特徴とする移動指示プログラム。
請求項1および請求項3のサービス提供システム、並びに、請求項および請求項の移動指示プログラムによれば、サーバ機器が自走機器に移動を指示するにあたり、効率的な指示を行なうことができる。
請求項2および請求項4のサービス提供システムによれば、自走機器を、例えばメンテナンスの種類や目的等に応じた移動点に移動させることができる。
本発明の一実施形態としてのプリントシステムの全体構成図である。 オフィスの室内のレイアウトの模式図である。 各メンテナンスエリアに関する位置情報を示した図である。 各自走式プリンタで検知される、自分自身(その自走式プリンタ自身)の状態を表わす検知項目を示した図である。 メンテナンスの実行日時の指示画面を示した図である。 図5に示すメニュー画面において「年月日・時刻指定」が選択された場合のサブメニュー画面を示した図である。 図5に示すメニュー画面において「定期指定」が選択された場合のサブメニュー画面を示した図である。 図7に示すサブメニュー画面において、「毎週」が選択された場合の更なるサブメニュー画面を示した図である。 図7に示すサブメニュー画面において、「毎月」が選択された場合の更なるサブメニュー画面を示した図である。 メンテナンスの対象となる自走式プリンタを指定するメニュー画面を示した図である。 図10に示すメニュー画面で「個別指定」が選択された場合のサブメニュー画面を示した図である。 図10に示すメニュー画面で「条件指定」が選択された場合のサブメニュー画面を示した図である。 メンテナンスエリアを選択するメニュー画面を示した図である。 「優先度」を選択するメニュー画面を示した図である。 メンテナンスタスクの一例を示した図である。 メンテナンスタスク受信時にサーバにおいて実行されるメンテナンスタスク受信処理のフローチャートを示した図である。 報告受信処理のフローチャートを示した図である。 メンテナンス処理のフローチャートを示した図である。 メンテナンス終了時にサーバで実行されるメンテナンス終了処理のフローチャートを示した図である。 メンテナンスエリアに移動する自走式プリンタの基本的な行動パターンを示した図である。 メンテナンスエリアに先に到着した自走式プリンタが存在する場合の自走式プリンタの行動パターンを示した図である。 先に到着した自走式プリンタでメンテナンスエリアが満杯の場合の自走式プリンタの行動パターンを示した図である。 メンテナンス実行時に自走式プリンタによって実行される移動・整列処理のフローチャートを示した図である。 メンテナンスタスク受信時にサーバにおいて実行される、この第2実施形態におけるメンテナンスタスク受信処理のフローチャートを示した図である。 同報送信されてきたメンテナンスタスクを受信した各自走式プリンタで実行されるメンテナンスタスク受信処理のフローチャートを示した図である。 第2実施形態におけるメンテナンス処理のフローチャートを示した図である。 第2実施形態において、メンテナンス終了時に実行されるメンテナンス終了処理のフローチャートを示した図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態としてのプリントシステムの全体構成図である。
このプリントシステム100は、3台の自走式プリンタ10を備えている。これらの自走式プリンタ10は、一例として、いわゆる電子写真方式が採用されたプリンタである。ただし、これらの自走式プリンタ10は、インクジェット方式など、電子写真方式以外の方式を採用したプリンタであってもよい。
これらの自走式プリンタ10は、図2を参照して後述するオフィス60内を自走する。ここで、各自走式プリンタ10はカメラ11を備えていて、そのカメラで前方を監視し、前方に存在する障害物を回避しながら自走する。そして、これらの自走式プリンタ10は、ユーザからのプリント出力の指示を受け、そのユーザのもとへ移動してプリント出力を実行する。
また、このプリントシステム100は、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」と略記する)で構成された複数台のクライアントPC20を備えている。各クライアントPC20は、各ユーザによって操作され、各クライアントPC20では、プリント出力の指示が行われる。
また、このプリントシステム100は、サーバ30を備えている。このサーバ30は、各クライアントPC20から送信されてきたプリント出力の指示を受信し、3台の自走式プリンタ10にいずれかにその指示を振り分けて、その振り分けた自走式プリンタ10にその指示に応じたプリント出力を実行させる。プリント出力の指示の振分けにあたっては、その指示を送信してきたクライアントPC10を使用しているユーザの席の最も近くにいる自走式プリンタ10や、現在プリント出力を現在は行なっておらずに待機中の状態にある自走式プリンタ10に振り分けるなど、この振分けは、予め定められた振分アルゴリズムに基づいて行われる。プリント出力の指示の振分方法については、本実施形態の主要テーマではなく、ここでは、これ以上の説明は割愛する。
さらに、このプリントシステム100には、管理者用PC40が備えられている。この管理者用PC40は、このプリントシステム100を管理する管理者によって操作されるPCである。この管理者は、この管理者用PC40を操作して、このプリントシステム100の全ての状況、例えば、各自走式プリンタ10の現在位置、各自走式プリンタ10でのプリント出力の混み具合、等を確認することができる。また、この管理者用PC40では、各自走式プリンタ10の内部の状態、例えばトナーや用紙などの消耗品の残量や稼働履歴等についても確認することができる。また、この管理者用PC40からは、必要に応じて、メンテナンスが必要な自走式プリンタ10に、メンテナンスエリア(図2参照)に移動あるいは集合するように指示が発せられる。
ここで、上記の自走式プリンタ10、クライアントPC20、サーバ30、および管理者用PC40は無線LAN50で互いに通信可能となっている。
図2は、オフィスの室内のレイアウトの模式図である。
このオフィス60には複数のテーブル61や多数の椅子62が配置されている。各椅子62には、それぞれ固有の座席番号が与えられていて各座席番号がサーバ30に登録されている。
また、この図2には3台の自走式プリンタ10が示されている。これら3台の自走式プリンタ10の、この図2に示す各位置は、このオフィス60における各自走式プリンタ10の各「待機位置」である。各待機位置には、不図示の充電設備が備えられていて、各自走式プリンタ10は、各待機位置に移動するとその充電設備により充電され、その充電されたエネルギーで移動し、かつ、その充電されたエネルギーでプリント出力する構造となっている。
この図2では、図1に示すサーバ30および管理者用PC40は図示されていない。それらは、例えば、このオフィス60の片隅、あるいは、このオフィス60とは別の部屋に設置される。
また、このオフィス60内には、「メンテナンスエリア1」と「メンテナンスエリア2」との2つのメンテナンスエリア63が設けられている。「メンテナンスエリア1」は、部品交換等、専門のメンテナンス要員によって行われるメンテナンスを行なうエリアである。また、「メンテナンスエリア2」は、トナーカートリッジの交換やプリント出力用の用紙の補充など、専門のメンテナンス要員でなくても実行可能なメンテナンスを行なうエリアである。この「メンテナンスエリア2」には、消耗品置き場が設置されていて、そこには、交換用のトナーカートリッジや補充用の用紙等がストックされている。
このオフィス60のレイアウト等は、サーバ30(図1参照)に予め登録されている。また、このサーバ30には、このオフィス60を利用する権限のあるユーザに関する情報も予め登録されている。
このオフィス60を利用するユーザは、このオフィス60のエントランス64から入室し、空いている席に着席する。そして、その後、テーブル61の上に自分のパソコン(図1に示すクライアントPC20)を用意し、ログイン処理を行なう。このログイン処理においては、そのユーザがこのオフィス60を使用する権限のあることの証明としてのユーザIDとパスワードを入力し、さらに、自分が着席した席の座席番号を入力する。サーバ30では、この入力された情報に基づいてユーザ認証を行なうとともに、そのユーザが着席した席の座席番号を認識する。ユーザは、このユーザ認証の後、自走式プリンタ10を利用することができる。ユーザがこのオフィス60から退室する際は、ログアウト処理を実行することでサーバ30に退出することを告げてから退出する。
本実施形態の特徴は、各自走式プリンタ10による通常のプリント出力サービスではなく、各自走式プリンタ10のメンテナンスに関する処理である。そこで、以下では、各自走式プリンタ10のメンテナンスの処理に絞って説明を続ける。
図3は、各メンテナンスエリアに関する位置情報を示した図である。この図3に示す位置情報は、サーバ30内に予め登録されている。
各メンテナンスエリア1,2には、「待機位置」と「最後尾位置」が定義されている。
「待機位置」は、自走式プリンタ10がメンテナンスを受けるためにそのメンテナンスエリアに移動して待機する位置である。
また、1つのメンテナンスエリアに複数台の自走式プリンタ10が移動してきたときには、その複数台の自走式プリンタ10が「待機位置」の自走式プリンタ10を先頭にして整列してメンテナンスの順番待ちとなる。ここで、「最後尾位置」は、メンテナンスの順番待ちとして並ぶことが許された最後尾の位置である。メンテナンスエリアでの複数台の自走式プリンタ10の整列についての詳細は、後述する。
図4は、各自走式プリンタで検知される、自分自身(その自走式プリンタ自身)の状態を表わす検知項目を示した図である。
各自走式プリンタ10には、不図示のセンサやカウンタ等が備えられていて、各自走式プリンタ10では、この図4に示すように、「トナー残量」、「用紙残量」、「累積プリント枚数」、「累積走行時間」など、メンテナンスの必要性の判断に必要な項目についての検知が行われる。
図1に示す管理者用PC40では、自走式プリンタ10のメンテナンスを行なうにあたり、あるいはメンテナンスを行なうに先立って、「メンテナンス指示情報」が入力される。以下、この「メンテナンス指示情報」の入力の場面について説明する。
図5から図14は、メンテナンス指示情報の入力の場面における、管理者用PCに表示されるメニュー画面を示した図である。ここでは、図示の都合上、メニュー項目ごとに分けて図示している。ただし、もっと少ない数のメニュー画面で同等の情報を入力するように、メニュー画面をデザインしてもよい。
図5は、メンテナンスの実行日時の指示画面を示した図である。
ここでは、プルダウンメニューにより、「即時」、「年月日・時刻指定」、「定期指定」、および「指定なし」の中の1つが選択される。
ここで、「即時」は、ここでの指示入力が終了した後、直ちにメンテナンスを実行することを意味している。
また、「年月日・時刻指定」は、メンテナンスを実行する年月日と時刻を指定することを意味している。
また、「定期指定」は、メンテナンスを定期的に実行することを意味している。
さらに、「指定なし」は、日時等については指定せずに、日時等とは異なる条件に合致したときにメンテナンスを実行することを意味している。例えば、「用紙が無くなったら、メンテナンスエリア2に移動せよ」といった指示(メンテナンスタスク)がこれに相当する。
図6は、図5に示すメニュー画面において「年月日・時刻指定」が選択された場合のサブメニュー画面を示した図である。
ここでは、各プルダウンメニューにより、「年」、「月」、「日」、「時」、および「分」が指定される。
図7は、図5に示すメニュー画面において「定期指定」が選択された場合のサブメニュー画面を示した図である。
ここでは、プルダウンメニューにより、「毎週」あるいは「毎月」のいずれかが選択される。
図8は、図7に示すサブメニュー画面において、「毎週」が選択された場合の更なるサブメニュー画面を示した図である。
ここでは、各プルダウンメニューにより、「月曜日」〜「日曜日」のうちのいずれかの曜日と、「時」と「分」が指定される。
図9は、図7に示すサブメニュー画面において、「毎月」が選択された場合の更なるサブメニュー画面を示した図である。
ここでは、各プルダウンメニューにより、毎月のメンテナンスの「日」と「時」と「分」が指定される。
図10は、メンテナンスの対象となる自走式プリンタを指定するメニュー画面を示した図である。
ここでは、プルダウンメニューにより、「全て」、「個別指定」、および「条件指定」のうちのいずれかが選択される。
ここで、「全て」は、このプリントシステム100を構成している全ての自走式プリンタ10をメンテナンスの対象とすることを意味している。したがって、一例として、図5に示すメニュー画面上で「即時」が選択され、さらにこの図10に示すメニュー画面で「全て」が選択されると、このプリントシステム100を構成している全ての自走式プリンタ10が直ちに集合することになる。
また、図10のメニュー画面における「個別指定」は、メンテナンスを行なう自走式プリンタ10を特定することを意味している。
さらに、「条件指定」は、メンテナンスを行なう条件を指定することを意味している。
図11は、図10に示すメニュー画面で「個別指定」が選択された場合のサブメニュー画面を示した図である。
ここでのプルダウンメニューには、予め登録されている、このプリントシステム100を構成する全ての自走式プリンタ10のIDが表示され、その中のいずれかのIDを選択することにより、メンテナンスの対象とすべき自走式プリンタ10が特定される。
図12は、図10に示すメニュー画面で「条件指定」が選択された場合のサブメニュー画面を示した図である。
ここでは、選択すべき項目のチェックボックスにチェックマークを記入し、プルダウンメニューにより、その選択した項目の内容を選択する。ここでは、例えば、「トナー残量」、「10%以下」等が選択される。ここでは、複数の項目のチェックボックスにチェックマークを記入してもよい。すなわち、「トナー残量」が「10%以下」、かつ、「用紙残量」が「5%以下」等の選択が可能である。
ここでは、このようにして指定した条件に合致する自走式プリンタ10がメンテナンスの対象となる。ここで、メンテナンス実行の日時等が指定されていたときは、その日時等が到来したタイミングで、指定された条件を満足するか否かが判定され、その時点でその条件を満たしている自走式プリンタ10がメンテナンスの対象となる。
図13は、メンテナンスエリアを選択するメニュー画面を示した図である。
ここでは、プルダウンメニューにより、「メンテナンスエリア1」と「メンテナンスエリア2」の中のいずれかが選択される。ここで指定するメンテナンスエリアは、メンテナンスすべきタイミングが到来したときの、メンテナンス対象の自走式プリンタ10の移動場所を表わしている。
ただし、例えば、トナー残量が少なくなったことを原因とするメンテナンスは、「メンテナンスエリア2」で行われるなど、指定内容によってメンテナンスエリアが一義的に決まっているときは、この図13に示すメニュー画面はスキップされる。
図14は、「優先度」を選択するメニュー画面を示した図である。
ここでは、ラジオボタンにより、「通常」あるいは「優先」が選択される。
ここで、自走式プリンタ10の通常の業務であるプリント出力のタスクにおいても「通常」と「優先」のうちのいずれかが選択される。プリント出力のタスクにおける「通常」は、プリント出力のジョブが並んでいるときには順番待ちとなり、自分よりも先のプリント指示に対するプリント出力が終了した後にプリント出力されることを意味している。一方、プリント出力のタスクにおける「優先」は、順番待ちのジョブの先頭に並んで、現在処理中のプリント出力が終了した後直ちにプリント出力を実行することを指示することを意味している。ただし、「優先」が指定されたジョブが複数存在していたときは、「優先」を選択しても、「優先」が選択されたジョブの中では順番待ちとなる。そこで、選択枝の1つとして、「優先」よりもさらに優先の「緊急」を含めてもよい。この「緊急」は、「優先」のジョブよりもさらに優先させることの指示である。
本実施形態では、メンテナンスに関しても、「通常」と「優先」の中から「優先度」が選択される。メンテナンスに関しても、「緊急」があってもよいが、本実施形態では、「緊急」は取り扱わないものとする。
メンテナンスに関し「通常」が指定されると、メンテナンス実行のタイミングが到来したときにプリント出力等のジョブが並んでいたときは、先に並んでいるジョブについてのプリント出力等の処理が終了してからメンテナンスエリアに移動する。一方、メンテナンスに関し「優先」が指定されると、メンテナンス実行のタイミングが到来したときにプリント出力等のジョブが並んでいた場合であってもメンテナンスを優先させてメンテナンスエリアに移動する。ただし、「優先」どうしがバッティングしたときは、順番待ちとなる。
図15は、メンテナンスタスクの一例を示した図である。
管理者用PC40を操作して、図5〜図14を参照して説明したようにしてメンテナンスの指示を行なうと、その管理者用PC40では、それらの指示の集合としてのメンテナンスタスクが作成され、その作成されたメンテナンスタスクがサーバ30に送信される。
この図15は、上記のようにして作成されたメンテナンスタスクの一例を示している。
このメンテナンスタスクは、「タスクID」、「実行日時」、「移動先」、「優先度」、および「対象機」の項目で構成されている。
「タスクID」は、このメンテナンスタスクを特定するIDであり、ここでは、ID=0101である。
また、「実行日時」は、メンテナンスを実行すべき日時を表わしている。ここでは、「2016年12月16日9時00分」が指定されている。
また、「移動先」は、その日時にメンテナンスのために移動すべき場所を表わしている。ここでは、「「メンテナンスエリア1」」が指定されている。
また、「優先度」は、今回のメンテナンスの優先度を表わしている。ここでは、「優先度」として「通常」が指定されている。
さらに、「対象機」は、メンテナンスの対象となる自走式プリンタ10を特定するための条件を表わしている。ここに示す例では、「トナー残量10%以下」の自走式プリンタ10をメンテナンスの対象とすることが指定されている。
図16は、メンテナンスタスク受信時にサーバにおいて実行されるメンテナンスタスク受信処理のフローチャートを示した図である。
管理者用PC40において管理者により以上のようにしてメンテナンスタスクが生成されると、その生成されたメンテナンスタスクがサーバ30に送信される。サーバ30では、そのメンテナンスタスクを受信すると、この図16に示すメンテナンスタスク受信処理が実行される。
ここでは先ず、受信したメンテナンスタスクがサーバ30内に記憶される(ステップS301)。そして、後述する図18に示すメンテナンス処理が起動される(ステップS302)。
図17は、報告受信処理のフローチャートを示した図である。
各自走式プリンタ10には各種のセンサやカウンタが備えられていて、各自走式プリンタ10では、メンテナンスのタイミングの判定に役立つ、各自走式プリンタ10の状態を表わす情報が収集され、その収集された情報がサーバ30に報告される(図4参照)。この図17に示す報告受信処理は、各自走式プリンタ10からの、各自走式プリンタ10の状態についての報告を受けるたびに実行される処理である。
ここでは、報告を受けた自走式プリンタ10の状態を表わす情報がサーバ30内に記憶される(ステップS311)。
図18は、メンテナンス処理のフローチャートを示した図である。この図18に示すメンテナンス処理も、サーバ30内で実行される処理である。
このメンテナンス処理は、1つには、サーバ30がメンテナンスタスクを受信した時点で、図18に示すメンテナンスタスク受信処理から起動される。
また、各自走式プリンタ10は、何らかの1つのタスク、例えば1つのプリント出力のタスク(1回のプリント出力処理)が終了するたびに、サーバ30に対し、タスクの終了を報告する。サーバ30では、各自走式プリンタ10からのタスクの終了の報告を受信したタイミングでも、この図18に示すメンテナンス処理が起動される。
さらに、この図18に示すメンテナンス処理は、例えば1分ごとなど、定期的にも繰り返し実行される。
この図18に示すメンテナンス処理が起動されると、ここでは先ず、実行すべきタイミングが到来したメンテナンスタスクが存在するか否かが判定される(ステップS331)。この判定にあたっては、図6のステップS301で記憶しておいたメンテナンスタスクの情報と、図17のステップS312で記憶しておいた、各自走式プリンタ10の状態を表わす情報とが対比される。上記の通り、このメンテナンス処理は、メンテナンスタスク受信時以外にも、各自走式プリンタ10からの何らかのタスクの終了の報告を受信したタイミングでも起動され、1分毎等の定期的にも起動される。このため、この図18に示すメンテナンス処理が起動された時点でメンテナンスタスクが存在しているとは限らない。また、メンテナンスタスク受信時に起動されても、その起動された元になったメンテナンスタスクの「実行日時」(図5参照)が「即時」とは限らず、メンテナンス実行時までサーバ30内に記憶された(図16のステップS301)ままの状態にある場合もある。さらに、トナー残量10%以下など、時刻以外の条件に合致したときに実行されるべきメンテナンスタスクも存在し得る。このため、この図18に示すメンテナンス処理では、先ずは、実行すべきタイミングが到来したメンテナンスタスクが存在するか否かが判定される(ステップS321)。ここで、この判定は各自走式プリンタ10の1台ずつについて順次に行われる。このステップS321において、ある1台の自走式プリンタ10に関する、実行すべきタイミングが到来したメンテナンスタスクが存在しないと判定されると、ステップS323に進み、未判定の自走式プリンタ10が存在するときはステップS321に戻り、その未判定の自走式プリンタ10に関する、実行すべきタイミングが到来したメンテナンスタスクの存在の有無が判定される。ステップS323において全ての自走式プリンタ10についての処理が終了したことが判定されると、今回のメンテナンス処理については、その処理を完了する。
ステップS321において、ある1台の自走式プリンタ10について、実行すべきタイミングが到来したメンテナンスタスクが存在することが判定されると、その1台の自走式プリンタ10に対し、そのメンテナンスタスクに基づくメンテナンスの実行が指示される(ステップS322)。この指示を受けた自走式プリンタ10は、優先度の順番に従って先に実行すべきタスクを実行した上で、それが終了すると、指定されたメンテナンスエリアへの移動を開始する。
図19は、メンテナンス終了時にサーバで実行されるメンテナンス終了処理のフローチャートを示した図である。
各自走式プリンタ10には、メンテナンス終了時に操作される、押ボタン等の操作子(不図示)が備えられている。そして、ある1台の自走式プリンタ10についてのメンテナンスが終了すると、今回のメンテナンスを実行したメンテナンス実行者によってその操作子が操作され、サーバ30に対しメンテナンスの終了が通知される。すると、サーバ30において、この図19に示すメンテナンス終了処理が実行される。
この図19に示すメンテナンス終了処理では、今回実行されたメンテナンスの指示のもとになったメンテナンスタスクが、今回限りのメンテナンスの実行を指示するメンテナンスタスクであるか否かが判定される(ステップS331)。「実行日時」(図5参照)が「定期指定」のメンテナンスタスクの場合など、今回のメンテナンスタスクが、今後もメンテナンスのタイミングが到来する可能性のあるメンテナンスタスクの場合は、今回のメンテナンスタスクを記憶から削除せずに、このメンテナンス終了処理を終了する。
一方、今回のメンテナンスタスクが、今回限りのメンテナンスの実行を指示するメンテナンスタスクであったときは、次に、今回のメンテナンスタスクの対象となった自走式プリンタ10の全てについてメンテナンスが終了したか否かが判定される(ステップS332)。今回の1つのメンテナンスタスクに、複数台の自走式プリンタ10のメンテナンスの指示が含まれている場合もあるからである。今回のメンテナンスタスクにより指示されたメンテナンスが終了していない自走式プリンタ10が存在するときは、今回のメンテナンスタスクを記憶からは未だ削除せずに、このメンテナンス終了処理を終了する。
一方、今回のメンテナンスタスクが今回限りのメンテナンスの実行を指示するメンテナンスタスクであっって、かつ、そのメンテナンスタスクがメンテナンスの対象としている全ての自走式プリンタ10についてのメンテナンスが終了したときは、サーバ30内に記憶しておいたメンテナンスタスクが消去される(ステップS333)。
次に、メンテナンスの実行のためにメンテナンスエリアに向かって移動を開始した自走式プリンタ10の行動について説明する。
同じメンテナンスエリアに複数台の自走式プリンタ10が向かうことがある。このため、同じメンテナンスエリアに複数台の自走式プリンタ10が向かったときの、それらの自走式プリンタ10の行動を調整する必要がある。
図20は、メンテナンスエリアに移動する自走式プリンタの基本的な行動パターンを示した図である。
1台の自走式プリンタ10が向かったメンテナンスエリアには、他の自走式プリンタ10は存在せず、その1台の自走式プリンタ10がそのメンテナンスエリアに到着した最初の1台の自走式プリンタ10であった場合は、その自走式プリンタ10は、この図20に示すように行動する。すなわち、メンテナンスエリアに向かった自走式プリンタ10は、先ずはそのメンテナンスエリアの「最後尾位置」(図3参照)に移動し、その「最後尾位置」から「待機位置」を正面に見る向きに向きを変え、「待機位置」までゆっくりと前進して、その「待機位置」で停止する。
図21は、メンテナンスエリアに先に到着した自走式プリンタが存在する場合の自走式プリンタの行動パターンを示した図である。
この図21に示すように、自分よりも前に並んでいる自走式プリンタ10が居たときは、先ずはそのメンテナンスエリアの「最後尾位置」に移動してその向きを「待機位置」を正面とする向きに変えた後、「待機位置」に向かってゆっくりと進み、最後尾に並ぶ自走式プリンタ10の後ろに、その自走式プリンタ10との間に一定間隔を空けて並ぶ。自走式プリンタ10にはカメラ11が搭載されていて、各自走式プリンタ10には、そのカメラ11で撮影したときの自走式プリンタ10の背面の画像が予め記憶されている。最後尾に並ぶ自走式プリンタ10の後ろに並ぶときは、カメラ11で撮影した、最後尾に並ぶ自走式プリンタ10の背面の画像の画角から、その最後尾に並ぶ自走式プリンタ10との間の距離を知り、予め定められた一定間隔となるまで前進して停止する。
図22は、先に到着した自走式プリンタでメンテナンスエリアが満杯の場合の自走式プリンタの行動パターンを示した図である。図1に示したプリントシステム100は、自走式プリンタ10を3台のみ備えたシステムであるが、ここでは、説明の都合上、さらに多数台の自走式プリンタ10がそのシステムに備えられているものとして説明する。
メンテナンスエリアの「最後尾位置」は整列して待つことが許される最後尾の位置である。ある1台の自走式プリンタ10がメンテナンスエリアに向かって移動してきたときに先着の自走式プリンタ10が並んでいて、その後ろに並ぶとそのメンテナンスエリアの「最後尾位置」をはみ出してしまうときは、その後ろには並ばずに「最後尾位置」が空くであろうと予想される時間を計測するタイマを起動して巡回し、あるいは待機位置に戻り、あるいは待ち状態にあるタスクがあるときはそのタスクの処理を実行し、そのタイマのタイムアップを待って、すなわち、「最後尾位置」が空く頃を見計らって、再びそのメンテナンスエリアに向かって移動する。「最後尾位置」を越えてまで並ぶと、他の自走式プリンタ10やユーザ等の通行の妨げとなるからである。
図23は、メンテナンス実行時に自走式プリンタによって実行される移動・整列処理のフローチャートを示した図である。
この移動・整列処理は、自走式プリンタ10に、上述の、図20〜図23を参照して説明した行動パターンを実現させるための処理である。この移動・整列処理は、メンテナンスのタイミングが到来し、かつ、そのメンテナンスよりも先に実行すべきタスクが無くなったタイミングで起動されるほか、この図23に示すフローチャート中のステップS102で起動したタイマがタイムアップした時点でも起動される。ただし、そのタイマがタイムアップした時点でその自走式プリンタ10が他のタスクを実行中であったときは、そのタスクの終了を待って起動される。
メンテナンスエリアに向かって移動してきた自走式プリンタ10は、目的のメンテナンスエリアに近づくと、自分が備えているカメラ11で撮影した映像に基づいて、そのメンテナンスエリアの「最後尾位置」が空いているか否かを判定する(ステップS101)。そして、その「最後尾位置」が空いていないと判定すると、タイマを起動する(ステップS102)。このタイマは、その「最後尾位置」が空くことを予定した時間を計測するタイマである。そして、そのタイマを起動した後は、その自走式プリンタ10が実行すべき他のタスクの処理に移る(ステップS103)。実行すべき他のタスクが無かったときは、その自走式プリンタ10は、そのメンテナンスエリアの近くを巡回し、あるいは、内蔵バッテリの残量が少なくなってきているときは、待機位置に戻って充電を行なう。そして、今回の、この図23に示す移動・整列処理はひとまず終了する。その後、ステップS102で起動したタイマがタイムアップすると、再びこのが実行される。
ステップS101において、そのメンテナンスエリアの「最後尾位置」が空いていると判定すると、その自走式プリンタ10は、そのメンテナンスエリアの「最後尾位置」に移動し(ステップS104)、「待機位置」が正面となるように向きを変え(ステップS105)、ゆっくりと前進を開始する(ステップS106)。そして、自分よりも前に別の自走式プリンタ10が存在しないときは(ステップS107)、「待機位置」まで移動して(ステップS108)、その「待機位置」で停止する(ステップS109)。一方、自分よりも前に別の自走式プリンタ10が居たときは、自分の前方に居る自走式プリンタ10に対し一定間隔まで近づき(ステップS107)、その位置で停止する(ステップS110)。そして、前方にいる自走式プリンタ10が前進して、自分の前に居る自走式プリンタ10との間隔が空くと(ステップS111)、自分も前進を開始する(ステップS112)。この自走式プリンタ10は、このようにして整列しながら、最終的には「待機位置」まで前進し、その「待機位置」でメンテナンスを受けることになる。
次に、第2実施形態について説明する。ここでは、これまで説明してきた第1実施形態との相違点のみ取り上げて説明する。
これまで説明してきた第1実施形態の場合は、サーバ30が管理者用PC40からメンテナンスタスクを受信すると、そのメンテナンスタスクをサーバ30内に記憶するとともに(図16、ステップS301)、各自走式プリンタ10からその自走式プリンタ10の状態の報告を受け(図17)、実行すべきタイミングが到来したメンテナンスタスクが存在するか否かを、サーバ30が判定している。これに対し、以下に説明する第2実施形態では、サーバは30は、管理者用PC40からメンテナンスタスクを受信すると、そのメンテナンスタスクは、サーバ30での控え用としてはサーバ30にも記憶するものの、基本的には、その受信したメンテナンスタスクを、全ての自走式プリンタ10に同報送信する。そして、各自走式プリンタ10では、その送信されてきたメンテナンスタスクが自分に関係するメンテナンスタスクか否かを判定し、自分に関係するメンテナンスタスクであったときには、そのメンテナンスタスクを自分(その自走式プリンタ10)の内部に記憶しておく。そして、自分(その自走式プリンタ10)にメンテナンスのタイミングが到来したか否かを自分自身で判定して、そのタイミングが到来したときは、それに応じた行動を実行する。
図24は、メンテナンスタスク受信時にサーバにおいて実行される、この第2実施形態におけるメンテナンスタスク受信処理のフローチャートを示した図である。この図24は、前述した第1実施形態における図16に対応する図である。
管理者用PC40において管理者により前述のようにしてメンテナンスタスクが生成されると、その生成されたメンテナンスタスクがサーバ30に送信される。サーバ30では、そのメンテナンスタスクを受信すると、この図16に示すメンテナンスタスク受信処理が実行される。
ここでは先ず、受信したメンテナンスタスクがサーバ30内に記憶される(ステップS341)。ただし、このサーバ30での記憶は、サーバ30での進度管理用として用いるための、サーバ30での控えとしての記憶であり、メンテナンスの実行に関し本質的なものではない。
次いで、サーバ30が受信したメンテナンスタスクが、全ての自走式プリンタ10に向けて同報送信される(ステップS342)。
図25は、同報送信されてきたメンテナンスタスクを受信した各自走式プリンタで実行されるメンテナンスタスク受信処理のフローチャートを示した図である。
各自走式プリンタ10では、サーバ30から同報送信されてきたメンテナンスタスクを受信すると、そのメンテナンスタスクが自分に関するメンテナンスタスクであるか否かが判定され(ステップS111)、自分に関するメンテナンスタスクであったときは、そのメンテナンスタスクを記憶する(ステップS112)。その受信したメンテナンスタスクが自分とは無関係のメンテナンスタスクであったときは、そのメンテナンスタスクは無視する。
図26は、第2実施形態におけるメンテナンス処理のフローチャートを示した図である。この図26に示すメンテナンス処理は、前述の第1実施形態における、図18に示すメンテナンス処理に対応する。ただし、図18に示すメンテナンス処理はサーバ30で実行されるのに対し、この図26に示すメンテナンス処理は各自走式プリンタ10で実行される。
ここでは先ず、自分自身(その自走式プリンタ10)に関し、実行すべきタイミングが到来したメンテナンスタスクが存在するか否かが判定される(ステップS121)。ここでは、図25のステップS112で記憶しておいたメンテナンスタスクと、自分自身が備えているセンサやカウンタ等で収集した自分自身の状態に関する情報とを対比することで、この判定を行なう。そして、実行すべきタイミングが到来したメンテナンスタスクが存在すると判定すると、そのメンテナンスタスクを、そのメンテナンスの優先度と現在受け持っている他のタスクの優先度とに応じた順番で実行する(ステップS122)。
図27は、第2実施形態において、メンテナンス終了時に実行されるメンテナンス終了処理のフローチャートを示した図である。この図27は、先述の第1実施形態における図19に対応する図である。
各自走式プリンタ10には、メンテナンス終了時に操作される、押ボタン等の操作子(不図示)が備えられている。そして、ある1台の自走式プリンタ10についてのメンテナンスが終了すると、今回のメンテナンスを実行したメンテナンス実行者によってその操作子が操作され、その自走式プリンタ10に対しメンテナンスの終了が告げられる。すると、その自走式プリンタ10では、この図27に示すメンテナンス終了処理が実行される。
ここでは先ず、サーバ30に対し、メンテナンスの終了が報告される(ステップS131)。これは、サーバ30における進度管理のための報告である。
次に、今回終了したメンテナンスの基になったメンテナンスタスクが、今回限りのメンテナンスを指示するメンテナンスタスクであるか否かが判定され(ステップS132)、今回限りのメンテナンスを指示するメンテナンスタスクであったときは、そのメンテナンスタスクが消去される(ステップS133)。
このように、メンテナンスのタイミングが到来したか否かの判定は、第1実施形態のようにサーバ30で行ってもよく、あるいは、第2実施形態のように各自走式プリンタ10で行ってもよい。
なお、ここでは、本発明のサービス提供システムの一例として、自走式プリンタを備えて移動先でプリント出力するプリントシステムについて説明したが、本発明は必ずしもプリントシステムに限定されるものではない。例えば、書類や品物を配送する配送機器を自走機器として備えたシステムや、自走機器としての介護ロボットを備えたシステムなど、自走機器を備えてサービスを提供するシステムであれば、本発明を適用することができる。
10 自走式プリンタ
11 カメラ
20 クライアントPC
30 サーバ
40 管理者用PC
60 オフィス
61 テーブル
62 椅子
63 メンテナンスエリア

Claims (8)

  1. 予め定められた領域内を自走し、サービス提供の指示を受け該指示に応じた移動先へと移動してサービスを提供する自走機器と、
    前記自走機器に向けてサービスの提供を指示するサーバ機器とを備え、
    前記自走機器が、
    当該自走機器の状態を検知する検知部と、
    前記検知部で検知された当該自走機器の状態を前記サーバ機器に報告する報告部とを有し、
    前記サーバ機器が、
    前記自走機器を予め定められた移動点へ移動させる条件として、タイミング及び該タイミングでの該自走機器の状態をユーザから受け付ける受付部と、
    前記自走機器からの、該自走機器の状態の報告を受ける報告受部と、
    前記タイミングにおいて前記ユーザから受け付けた状態にある前記自走機器に、前記
    予め定められた移動点への移動を指示する第1指示部を有することを特徴とするサービス提供システム。
  2. 前記検知部は、当該自走機器の複数種類の状態を検知するものであり、
    前記第1指示部は、前記自走機器の状態が予め定められた複数種類の状態のうちのいずれか1種類の状態にあった場合に、該自走機器に、予め定められた複数の移動点のうちの該状態に応じた移動点への移動を指示することを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。
  3. 予め定められた領域内を自走し、サービス提供の指示を受け該指示に応じた移動先へと移動してサービスを提供する複数台の自走機器と、
    前記自走機器に向けてサービス提供の指示を送信するサーバ機器とを備え、
    前記サーバ機器が、
    前記自走機器が予め定められた状態にある場合あるいは該自走機器が予め定められた状態に変化した場合に該自走機器を予め定められた移動点へ移動させることのユーザ指示を受け付ける受付部と、
    前記受付部による前記ユーザ指示を受けて、前記自走機器が予め定められた状態にある場合あるいは該自走機器が予め定められた状態に変化した場合に予め定められた移動点に移動するように、前記複数台の自走機器に向けて同時通報する第2指示部とを有し、
    前記自走機器は、当該自走機器の状態を検知する検知部を備え、該検知部での検知結果に基づいて、当該自走機器の状態が前記予め定められた状態にある場合あるいは該自走機器が予め定められた状態に変化した場合に、予め定められた移動点に移動することを特徴とするサービス提供システム。
  4. 前記検知部は、自らの機器について複数種類の状態を検知するものであって、前記自走機器は、該検知部での検知結果が、自らの機器の状態が予め定められた複数種類の状態のうちのいずれか1種類の状態にある場合あるいは該自走機器が予め定められた複数種類の状態のうちのいずれか1種類の状態に変化した場合に、前記自走機器は、予め定められた複数の移動点のうちの該状態に応じた移動点に移動することを特徴とする請求項3に記載のサービス提供システム。
  5. 当該サービス提供システムが、前記自走機器を複数台備え、該複数台の自走機器にうちのいずれか1台の自走機器が前記移動点に向かって移動し、別の1台以上の自走機器が該移動点に居た場合に、該別の1台以上の自走機器の後ろに整列することを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  6. 前記自走機器は、前記移動点に向かって移動し、別の1台以上の自走機器が該移動点に居た場合であって、該1台以上の先に到着した自走機器の後ろに整列すると予め定められた待機領域からはみ出る場合には、該別の1台以上の自走機器の後ろに直ちには整列せずに、はみ出ることのないタイミングで整列することを特徴とする請求項に記載のサービス提供システム。
  7. 予め定められた領域内を自走し、サービス提供の指示を受け該指示に応じた移動先へと移動してサービスを提供する複数台の自走機器と、該複数台の自走機器に向けてサービス提供の指示を送信するサーバ機器とを備えたサービス提供システムを構成する情報処理装置内で実行されて、該情報処理装置を、
    前記自走機器を予め定められた移動点へ移動させる条件として、タイミング及び該タイミングでの該自走機器の状態をユーザから受け付ける受付部と、
    前記自走機器からの、該自走機器の状態の報告を受ける報告受部と、
    前記タイミングにおいて前記ユーザから受け付けた状態にある前記自走機器に、前記予め定められた移動点への移動を指示する第1指示部とを有する移動指示装置として動作させることを特徴とする移動指示プログラム。
  8. 予め定められた領域内を自走し、サービス提供の指示を受け該指示に応じた移動先へと移動してサービスを提供する複数台の自走機器と、該自走機器に向けてサービス提供の指示を送信するサーバ機器とを備えたサービス提供システムを構成する情報処理装置内で実行されて、該情報処理装置を、
    前記自走機器が予め定められた状態にある場合あるいは該自走機器が予め定められた状態に変化した場合に該自走機器を予め定められた移動点へ移動させることのユーザ指示を受け付ける受付部と、
    前記受付部による前記ユーザ指示を受けて、前記自走機器が予め定められた状態にある場合あるいは該自走機器が予め定められた状態に変化した場合に予め定められた移動点に移動するように、前記複数台の自走機器に向けて同時通報する第2指示部とを有する移動指示装置として動作させることを特徴とする移動指示プログラム。
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