JP6750594B2 - 撮像システムおよび撮像方法 - Google Patents

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Description

本技術は、撮像素子による撮像によって得られた画素信号からダイナミックレンジの異なる2種類のビデオを生成可能な撮像システムおよび撮像方法に関する。
HDR(High Dynamic Range)イメージングでは、ダイナミックレンジの広い映像の表現が可能であり、通常のモニターで表示可能な標準的なダイナミックレンジを持つSDR(Standard Dynamic Range)の映像信号で表現しきれなかった、高輝度の表現や、輝度の高い色の表現が可能である。
特許文献1には、HDRビデオとLDRビデオとを合わせてエンコードする方法が開示される。
特表2015−506623号公報
本技術は、撮像部により撮像された画素信号からHDRビデオおよびSDRビデオなどのダイナミックレンジが異なる複数のビデオを同時に生成する場合における様々な課題を解決することを目的とするものである。
上記の課題を解決するために、本技術に係る一形態の撮像システムは、被写体を撮像して画素信号を得る撮像部により生成された前記画素信号から、第1のダイナミックレンジの第1のビデオ信号を生成するとともに、前記第1のダイナミックレンジと相関を有する第2のダイナミックレンジの第2のビデオ信号を生成する処理回路を具備する。
この撮像システムによれば、撮像部により得られた画素信号から、処理回路によってHDRビデオとSDRビデオを同時に生成することができる。また、この撮像システムでは、処理回路が、画素信号から第1のビデオ信号の第1のダイナミックレンジと相関を有する第2のダイナミックレンジの第2のビデオ信号を生成するので、アイリス調整により第1のビデオ信号の見た目の明るさが変更された場合に、第1のビデオ信号と同時に作成される第2のビデオ信号の見た目の明るさにも同等の変更を与えることができる。
前記処理回路は、前記第1のダイナミックレンジと前記第2のダイナミックレンジとの相関を設定する情報をもとに、前記第2のダイナミックレンジを前記第1のダイナミックレンジを基準に設定するように構成されたものであってよい。
前記処理回路は、前記第1のビデオ信号を生成するための前記画素信号に対する第1のゲインと前記第2のビデオ信号を生成するための前記画素信号に対する第2のゲインとの比を、相関を設定する情報をもとに設定するように構成されたものであってよい。
前記処理回路は、前記画素信号に対してガンマ信号処理が行われた信号から前記第1のダイナミックレンジの前記第1のビデオ信号を生成するように構成されたものであってよい。
前記第1のビデオ信号がSDR(Standard Dynamic Range)ビデオであり、前記第2のビデオ信号がHDR(High Dynamic Range)ビデオであってよい。
本技術に係る撮像システムは、前記処理回路により生成された前記第1のビデオ信号を表示するディスプレイをさらに具備するものであってよい。
本技術に係る撮像システムにおいて、前記ディスプレイはビューファインダーであってよい。
前記処理回路は前記相関を設定する情報に基づき、前記第1のダイナミックレンジと前記第2のダイナミックレンジとの相関を前記ディスプレイに表示する処理を行うものであってよい。
本技術に係る撮像システムは、前記ディスプレイに前記第1のビデオ信号が表示されている時に、アイリス調整入力に基づきアイリス調整処理を行うものであってよい。
本技術に係る他の側面である撮像方法は、
撮像部が被写体を撮像して画素信号を生成し、
処理回路が前記撮像部により生成された前記画素信号から、第1のダイナミックレンジの第1のビデオ信号を生成するとともに、前記第1のダイナミックレンジと相関を有する第2のダイナミックレンジの第2のビデオ信号を生成する。
本技術に係る他の側面であるプログラムは、
被写体を撮像して画素信号を得る撮像部により生成された前記画素信号から、第1のダイナミックレンジの第1のビデオ信号を生成するとともに、前記第1のダイナミックレンジと相関を有する第2のダイナミックレンジの第2のビデオ信号を生成する処理回路としてコンピュータを動作させるプログラムである。
本技術に係るさらに他の側面である撮像装置は、
被写体を撮像して画素信号を得る撮像部と、
前記撮像部により生成された前記画素信号から、第1のダイナミックレンジの第1のビデオ信号を生成するとともに、前記第1のダイナミックレンジと相関を有する第2のダイナミックレンジの第2のビデオ信号を生成する処理回路と
を具備する。
以上のように、本技術によれば、撮像部により撮像された画素信号からHDRビデオおよびSDRビデオなどのダイナミックレンジが異なる複数のビデオを同時に生成する場合における様々な課題を解決することができる。
本技術に係る第1の実施形態の撮像システム1の全体的なハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の撮像システム1におけるHDRプロセス部22およびSDRプロセス部23の機能的な構成を示すブロック図である。 1:1設定時のSDRビデオおよびHDRビデオのダイナミックレンジの関係を示す図である。 HDR−コントラスト2倍設定時のSDRビデオおよびHDRビデオ各々のダイナミックレンジの関係を示す図である。 SDR−D−Range−Gamma350%設定時のSDRビデオおよびHDRビデオ各々のダイナミックレンジの関係を示す図である。 HDRコントラスト2倍&SDR−D−Range−Gamma220%設定時のSDRビデオおよびHDRビデオ各々のダイナミックレンジの関係を示す図である。 本技術に係る撮像システムの変形例1を示すブロック図である。 本技術に係る撮像システムの変形例2を示すブロック図である。 本技術に係る撮像システムの変形例3を示すブロック図である。 本技術に係る撮像システムの変形例4を示すブロック図である。
以下、本技術に係る実施の形態を説明する。
<第1の実施形態>
[撮像システムのハードウェア構成]
図1は、本技術に係る第1の実施形態の撮像システムの全体的なハードウェア構成を示すブロック図である。
同図に示すように、この撮像システム1は、撮像装置10とカメラ制御ユニット20とを有する。撮像装置10とカメラ制御ユニット20とは光ファイバーなどのカメラケーブル30を通じて接続される。
撮像装置10は、撮像のためのレンズ群を有する光学系11と、撮像素子12と、プリプロセッサ13と、伝送部14と、CPU15を有する。
撮像素子12は、CMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)素子、CCD(Charge-Coupled Device)などのイメージセンサであり、図示しない光学系を通じて取り込んだ光を光強度に対応した電気的な画素信号に変換する。
なお、本技術の撮像システムの構成において、「撮像部」は上記の撮像装置10に相当する。
プリプロセッサ13は、撮像素子12にて得られた画素信号に対する欠陥補正、およびレンズ収差補正などの信号補正処理などを行う。
伝送部14は、プリプロセッサ13から出力された画素信号をカメラケーブル30を通じてカメラ制御ユニット20に伝送する処理を行う。すなわち、伝送部14によってカメラ制御ユニット20に伝送される画素信号は、ゲインやダイナミックレンジに関する処理、デベイヤー処理、ガンマ信号処理などが施されていないRAW画像信号である。
一方、カメラ制御ユニット20は、伝送部21と、HDRプロセス部22と、SDRプロセス部23と、CPU24を備える。
伝送部21は、撮像装置10より伝送された画素信号をカメラケーブル30を通じて受信し、HDRプロセス部22およびSDRプロセス部23に供給する。
HDRプロセス部22は、伝送部21より供給された画素信号からHDRビデオを生成する処理を行う。
SDRプロセス部23は、伝送部21より供給された画素信号からSDRビデオを生成する処理を行う。
HDRプロセス部22とSDRプロセス部23は1つあるいは複数の集積回路などによって構成され、本技術の構成における処理回路に相当する。
CPU24は、カメラ制御ユニット20における各部の制御を行うコントローラーである。CPU24は、LAN(Local Area Network)などの通信路50を介して接続された操作装置40との間で通信を行うことが可能である。操作装置40は、ディスプレイ41、操作入力部42および制御部43を備える。操作装置40は、例えばパーソナルコンピュータなどの情報処理装置などで構成されてもよいし、カメラ制御用に作られた専用コントロールパネルなどで構成されてもよい。操作入力部42は例えば操作キー、マウス、トラックボール、ダイヤル、レバー、タッチセンサーパネル、リモートコントローラーなどで構成されてよい。操作装置40の制御部43は、CPUなどの回路により構成され、VE(Video Engineer)などの制作者から各種の制御命令や設定情報を受け付け、通信路50を介してカメラ制御ユニット20のCPU24との間で通信をする。
次に、カメラ制御ユニット20内のHDRプロセス部22およびSDRプロセス部23の構成を説明する。
[HDRプロセス部22およびSDRプロセス部23]
図2は、HDRプロセス部22およびSDRプロセス部23の機能的な構成を示すブロック図である。
HDRプロセス部22は、HDRゲイン調整部221、マトリクス処理部223、ブラックレベル補正部225、ディテール処理部227、OETF部228、フォーマッター229を有する。
HDRゲイン調整部221は、マスターゲインの制御の他、ホワイトバランス調整のためのRGBゲインの制御を行う。
マトリクス処理部223は、HDRゲイン調整部221を通過した画素信号に対するデベイヤー処理、リニアマトリクス処理などを行ってカラー画像データを得る。
ブラックレベル補正部225は、カラー画像データのブラックレベルの補正を行う。
ディテール処理部227は、カラー画像データのディテールの処理を行う。
OETF部228は、カラー画像データに対してHDR用のOETF(Optical-Electro Transfer Function:光電気伝達関数)により階調圧縮を行い、ガンマ信号処理を行う。
フォーマッター229は、OETF部228を通過したカラー画像データをHDRビデオの伝送フォーマットに変換する。
次に、SDRプロセス部23の構成を説明する。
SDRプロセス部23は、解像度変換部230、SDRゲイン調整部231、マトリクス処理部233、ブラックレベル補正部235、ニー・ディテール処理部237、ガンマ処理部238、フォーマッター239を有する。
解像度変換部230は、撮像装置10より伝送された画素信号の解像度(例えば4K解像度)をHDなどの解像度に変換する。
SDRゲイン調整部231は、リレイティブゲインに基づくマスターゲインの制御、ホワイトバランス調整のためのRGBゲインの制御を行う。ここで、リレイティブゲインとは、SDRビデオのダイナミックレンジ(第1のダイナミックレンジ)とHDRビデオのダイナミックレンジ(第2のダイナミックレンジ)との相関を設定する情報である。SDRゲイン調整部231は、このリレイティブゲインをもとに、SDRゲイン調整部231のマスターゲインのHDRゲイン調整部221のマスターゲインに対する比を調整する。リレイティブゲインはCPU24によってSDRゲイン調整部231に対して設定される。
マトリクス処理部233は、SDRゲイン調整部231を通過した画素信号に対するデベイヤー処理、リニアマトリクス処理などを行ってカラー画像データを得る。
ブラックレベル補正部235は、カラー画像データのブラックレベルの補正を行う。
ニー・ディテール処理部237は、カラー画像データに対するニー(KNEE)補正およびディテールの処理を行う。
ガンマ処理部238は、SDRゲイン調整部231に設定されたSDR用のダイナミックレンジに対するガンマ処理およびディスプレイ用のガンマ処理を行う。
フォーマッター239は、カラー画像データをSDRビデオの伝送フォーマットに変換する。
[本実施形態の撮像システム1の解決対象である課題]
HDRビデオでは、ダイナミックレンジが広いためにオーバーレンジによる映像の破綻が起きにくく、撮影の輝度基準が変ってもそれなりに映像表現として映ってしまう。しかし、その反面、映像が制作者の意図するレベルよりも明るすぎたり、シーン毎に明るさの表現がバラバラになりやすい。
典型的なHDRビデオの作成の場では、撮像装置で得た画素信号を、できるだけリニアに、ワイドなダイナミックで収録し、ポストプロダクションで、視聴に適するように、細かな映像信号調整を行うことによって、制作者の意図する明るさのHDRビデオを得ている。しかし、例えばスポーツ中継などのHDRライブ中継では、HDRビデオをリアルタイムで作成しなければならない。そこで、HDR撮影用に何らかの輝度基準が求められているが、未だそのような基準は存在しない。
また、HDRイメージングは、将来的に映像撮影の場での主流となることが予想されるものの、今後暫くはHDRビデオとSDRビデオの共存状況が続くと考えられる。このため、HDRビデオとSDRビデオの共存状況に適した撮像システムが求められている。本実施形態の撮像システムは、少なくとも上記の各課題を解決することのできるものである。
なお、HDRビデオの持つ輝度ダイナミックレンジはSDRビデオの持つ輝度ダイナミックレンジよりも広い。例として、SDRビデオの持つ輝度ダイナミックレンジを0〜100%とすると、HDRビデオの持つ輝度ダイナミックレンジは例えば100%〜1300%あるいは100%〜10000%などである。撮像装置10の出力の輝度レンジは0〜600%などである。
[本実施形態の撮像システム1の動作]
本実施形態の撮像システム1では、カメラ制御ユニット20に設けられたHDRプロセス部22とSDRプロセス部23において、撮像装置10より伝送されてきた画素信号からHDRビデオとSDRビデオを同時に生成することができる。すなわち、撮像装置10からカメラケーブル30を通じてカメラ制御ユニット20に伝送されてきた画素信号は、カメラ制御ユニット20に設けられたHDRプロセス部22とSDRプロセス部23に各々供給される。これにより、HDRプロセス部22においてHDRビデオが生成されるとともに、SDRプロセス部23においてSDRビデオが生成される。
また、カメラ制御ユニット20のSDRゲイン調整部231は、HDRプロセス側のマスターゲインに対するSDRプロセス側のマスターゲインの比を、CPU24から与えられるリレイティブレンジをもとに可変する機能を有する。リレイティブレンジは、SDRビデオのダイナミックレンジとHDRビデオのダイナミックレンジとの相関を設定する情報である。例えば、リレイティブレンジは、SDRビデオのダイナミックレンジに対してHDRビデオのダイナミックレンジを何倍に設定するかを定義する情報である。このリレイティブレンジによって、HDRプロセス側のマスターゲインに対してSDRプロセス側のマスターゲインの比を例えば1、1/2などのように任意の比に設定することができる。
このようにHDRプロセス側のマスターゲインとSDRプロセス側のマスターゲインとの比が設定されていれば、SDRビデオのダイナミックレンジと相関を有するHDRビデオのダイナミックレンジが得られる。
より具体的には、SDRビデオのダイナミックレンジの上限基準は制作者により選定された基準白(Diffuse-White)により与えられる。本実施形態の撮像システム1では、このSDRビデオの基準白(Diffuse-White)が選定されることによって、リレイティブレンジに基づく相関をもとに、HDRビデオのダイナミックレンジの上限基準(HDRビデオの基準白(Diffuse-White))も決定される。
リレイティブレンジは、例えば日中、夜間、室内、屋外、スタジオ内、晴天時、雨天時などの撮影環境に応じて適宜選択されるべきである。そのため、様々な撮影環境に対応付けた複数の種類のリレイティブレンジが用意される。撮影環境に対応付けられる複数の種類のリレイティブレンジを用意する方法としては、カメラ制御ユニット20から同時に出力されるSDRビデオとHDRビデオの見た目の明るさを人間の目で比較する方法が考えられる。リレイティブレンジの値を変えてその都度、SDRビデオとHDRビデオとを比較し、SDRビデオとHDRビデオの見た目の明るさが近いリレイティブレンジを撮影環境に最適なレイティブレンジとして決めればよい。
撮影環境に最適なレイティブレンジが設定されれば、アイリス調整によってSDRビデオの明るさが変更されたとき、HDRビデオの制作者が意図する明るさの変更を、HDRビデオの見た目にも与えることができる。
次に、リレイティブレンジの設定例について説明する。
[1:1設定]
図3は1:1設定時のSDRビデオおよびHDRビデオのダイナミックレンジの関係を示す図である。
なお、同図を含め、以下リレイティブレンジの設定例として用いられる図では、SDRビデオおよびHDRビデオ各々のダイナミックレンジの関係が分かりやすいように、HDRビデオ側のOETFガンマおよびSDRビデオ側のディスプレイガンマをかける前の関係が示されている。
撮像装置10からカメラ制御ユニット20に4K解像度の画素信号(Linear Plain Video)が伝送される場合を想定する。撮像素子のダイナミックレンジは、例えば、SDRビデオのダイナミックレンジを100%として1300%とする。
1:1設定時では、HDRビデオのダイナミックレンジとSDRビデオのダイナミックレンジは同一となる。つまり、HDRビデオのダイナミックレンジはSDRビデオのダイナミックレンジに合わせ込まれる。
なお、SDRビデオはニー機能とクリップ機能により、画素信号においてSDRビデオのダイナミックレンジを超える高輝度成分がSDRビデオのダイナミックレンジにおける高域数%部分に押し込められる。
[HDR−コントラスト2倍設定]
図4はHDR−コントラスト2倍設定時のSDRビデオおよびHDRビデオ各々のダイナミックレンジの関係を示す図である。
この設定では、リレイティブレンジによってSDRゲイン調整部231のマスターゲインがHDRゲイン調整部221のマスターゲインに対して1/2に設定される。この結果、HDRビデオのダイナミックレンジはSDRビデオのダイナミックレンジの2倍となり、SDRビデオに対するHDRビデオのコントラストは2倍となる。
[SDR−D−Range−Gamma350%設定]
この撮像システム1では、SDRプロセス部23が、画素信号に対してガンマがかけられた信号からSDRビデオを生成することも可能である。この場合、画素信号のダイナミックレンジが部分的にSDRのダイナミックレンジに圧縮されるので、HDRビデオのダイナミックレンジの上限である基準白(Diffuse-White)をより高く設定することができる。
図5は、その一例として、SDR−D−Range−Gamma350%設定時のSDRビデオおよびHDRビデオ各々のダイナミックレンジの関係を示す図である。
SDRプロセス部23に入力された画素信号に対してガンマをかけることによって、画素信号のダイナミックレンジにおいて350%までの部分がSDRのダイナミックレンジに圧縮されるので、結果的にHDRのダイナミックレンジはSDRのダイナミックレンジの350%に設定される。
[HDRコントラスト2倍&SDR−D−Range−Gamma220%設定]
図6はHDRコントラスト2倍&SDR−D−Range−Gamma220%設定時のSDRビデオおよびHDRビデオ各々のダイナミックレンジの関係を示す図である。
このように、HDRコントラスト2倍とSDR−D−Range−Gamma220%との組み合わせによって、HDRのダイナミックレンジはSDRのダイナミックレンジの440%に設定される。
[リレイティブレンジの設定方法について]
カメラ制御ユニット20には、例えば、LAN(Local Area Network)などの通信路50を通じて制作者の操作装置40と接続される。操作装置40はディスプレイ41、操作入力部42、制御部43を有する。制御部43は、ディスプレイ41にリレイティブレンジの選択用のGUIを表示させることができる。制作者はディスプレイ41に表示されるGUIを用いて任意のリレイティブレンジを、操作入力部42の操作入力により選択することができる。操作装置40の制御部43は、操作入力部42を用いて制作者によって選択されたリレイティブレンジの情報を受け取り、通信路50を通じてカメラ制御ユニット20のCPU24にリレイティブレンジの設定情報を送信する。カメラ制御ユニット20のCPU24は、このリレイティブレンジの設定情報をもとにSDRプロセス部23のSDRゲイン調整部231にリレイティブレンジの設定を行う。
また、操作装置40のディスプレイ41には、カメラ制御ユニット20にて生成されたSDRビデオが表示される。制作者はディスプレイ41を通してSDRビデオの明るさや色の表現を確認することができる。この際、操作装置40の制御部43は、設定されたリレイティブレンジをもとに、SDRビデオのダイナミックレンジ(またはその上限基準)とHDRビデオのダイナミックレンジ(またはその上限基準)との相関を、例えば、"SDR:HDR=100%:200%"といったかたちでディスプレイ41に表示させる。これにより、制作者はSDRビデオの明るさや色の表現とリレイティブレンジとの関係性を確認することができる。
あるいは、SDRビデオのダイナミックレンジ(またはその上限基準)とHDRビデオのダイナミックレンジ(またはその上限基準)との相関を、図3から図6に示したようなグラフ形式で表示させてもよい。
[アイリス調整について]
この撮像システム1では、ディスプレイ41に表示されるGUIを用いてアイリス調整のための操作入力を行うことができる。操作装置40の制御部43は、操作入力部42において受け付けたアイリス調整のための操作入力をもとに、カメラ制御ユニット20のCPU24にアイリス調整のための制御情報を通信路50を通じて送信する。カメラ制御ユニット20のCPU24は撮像装置10のCPU15との間でカメラケーブル30を通じて相互に通信することができる。カメラ制御ユニット20のCPU24は、操作装置40よりアイリス調整のための制御情報を受けると、この制御情報をカメラケーブル30を通じて撮像装置10のCPU15に通知する。撮像装置10のCPU15は、この制御情報に従って、光学系11のアイリスを制御する。
以上のように、本実施形態の撮像システム1では、撮像装置10により得られた画素信号からカメラ制御ユニット20内のHDRプロセス部22とSDRプロセス部23にてHDRビデオとSDRビデオを同時に生成することができる。
加えて、本実施形態の撮像システム1では、アイリス調整によりSDRビデオの見た目の明るさが変更された場合に、SDRビデオと同時に作成されるHDRビデオの見た目の明るさにも同等の変更を与えることができる。これにより、例えばHDRビデオをリアルタイムで作成する場合であっても、視聴に適した明るさのHDRビデオを作成することができる。
<変形例1>
図7は、本技術に係る撮像システムの変形例1を示すブロック図である。
この撮像システム1Aは、撮像装置10のビューファインダー16に、カメラ制御ユニット20にて生成されたSDRビデオを表示させるように構成されたものである。
カメラ制御ユニット20のSDRプロセス部23によって生成されたSDRビデオは、伝送部21によってカメラケーブル30を通じて撮像装置10に伝送される。撮像装置10の伝送部14は、カメラ制御ユニット20より伝送されてきたSDRビデオをビューファインダー16に出力する。SDRビデオ上で適切な輝度のアイリス調整を行うことで、ビューファインダー16上に適切な輝度の映像を写すことができ、従来と変わらない映像を見ながら、撮影が可能になる。
<変形例2>
図8は、本技術に係る撮像システムの変形例2を示すブロック図である。
この撮像システム1Bは、撮像装置10に、上記のビューファインダー16に加えて、カメラ制御ユニット20のSDRプロセス部23と同様の構成を有するSDRプロセス部18を設けたものである。
この撮像システム1Bでは、撮像装置10内のSDRプロセス部18にてSDRビデオを生成し、このSDRビデオがビューファインダー16に出力されて表示される。このため、カメラ制御ユニット20からSDRビデオの伝送を受けることなくSDRビデオを撮影者が見ることができる。
この撮像システム1Bでは、カメラ制御ユニット20のCPU24と撮像装置10のCPU15とがカメラケーブル30を通じて通信することにより、カメラ制御ユニット20のSDRプロセス部23内の各部に設定されるリレイティブゲインを含む各パラメータの値が、撮像装置10のSDRプロセス部18内の各部にも設定される。したがって、変形例1と見た目の変わらないSDRビデオをビューファインダー16に表示させることができる。
<変形例3>
図9は、本技術に係る撮像システムの変形例3を示すブロック図である。
この撮像システム1Cは、撮像装置10内にHDRプロセス部19を設けたものである。撮像装置10内にHDRプロセス部19にて生成されたHDRビデオはカメラ制御ユニット20に伝送され、そのまま本線系のHDRビデオとして出力される。また、カメラ制御ユニット20に伝送されたHDRビデオは、カメラ制御ユニット20内に設けられたHDR逆変換部25にも供給される。HDR逆変換部25は、HDRビデオをもとの画素信号に逆変換して、カメラ制御ユニット20内のSDRプロセス部23に出力する。SDRプロセス部23にて生成されたSDRビデオは本線系に供給されるとともに、伝送部21を通じて撮像装置10に戻され、撮像装置10のビューファインダー16に出力されて表示される。
<変形例4>
図10は、本技術に係る撮像システムの変形例4を示すブロック図である。
この撮像システム1Dは、上記の変形例3の撮像システム1Cの撮像装置10にSDRプロセス部18を追加して構成されたものである。すなわち、撮像装置10内のSDRプロセス部18にて生成し、ビューファインダー16に表示させるように構成される。このため、撮像装置10がカメラ制御ユニット20からSDRビデオを受ける系が不要である。
<変形例5>
以上、撮像装置10とカメラ制御ユニット20で構成される撮像システムに本技術を採用した場合について説明したが、本技術は、図1に示した撮像装置10内にカメラ制御ユニット20内のHDRプロセス部22およびSDRプロセス部23の構成を組み込むことによって、撮像装置単体として構成することも可能である。この場合、撮像装置10内の撮像素子11が、本技術の撮像装置の構成における「撮像部」に相当する。
<変形例6>
さらに、カメラ制御ユニット20はコンピュータを用いて構成することも可能である。すなわち、コンピュータをカメラ制御ユニット20として動作させるプログラムをコンピュータにインストールし、撮像装置10と接続することによって、上記の第1の実施形態と同等の撮像システムを実現することができる。
<変形例7>
上記の変形例において、カメラ制御ユニット20のCPU24あるいは撮像装置10のCPU15は、リレイティブレンジをもとに、SDRビデオのダイナミックレンジとHDRビデオのダイナミックレンジとの相関を、例えば、"SDR:HDR=100%:200%"といったかたちで、ビューファインダー16に表示してもよい。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)被写体を撮像して画素信号を得る撮像部により生成された前記画素信号から、第1のダイナミックレンジの第1のビデオ信号を生成するとともに、前記第1のダイナミックレンジと相関を有する第2のダイナミックレンジの第2のビデオ信号を生成する処理回路を具備する撮像システム。
(2)上記(1)に記載の撮像システムであって、
前記処理回路は、
前記第1のダイナミックレンジと前記第2のダイナミックレンジとの相関を設定する情報をもとに、前記第1のダイナミックレンジを基準に前記第2のダイナミックレンジを設定するように構成された
撮像システム。
(3)上記(1)または(2)に記載の撮像システムであって、
前記処理回路は、前記第1のビデオ信号を生成するための前記画素信号に対する第1のゲインと前記第2のビデオ信号を生成するための前記画素信号に対する第2のゲインとの比を、相関を設定する情報をもとに設定するように構成された
撮像システム。
(4)上記(1)から(3)のいずれかに記載の撮像システムであって、
前記処理回路は、
前記画素信号に対してガンマ信号処理が行われた信号から前記第1のダイナミックレンジの前記第1のビデオ信号を生成するように構成された
撮像システム。
(5)上記(1)から(4)のいずれかに記載の撮像システムであって、
前記第1のビデオ信号がSDR(Standard Dynamic Range)ビデオであり、
前記第2のビデオ信号がHDR(High Dynamic Range)ビデオである
撮像システム。
(6)上記(1)から(5)のいずれかに記載の撮像システムであって、
前記処理回路により生成された前記第1のビデオ信号を表示するディスプレイをさらに具備する
撮像システム。
(7)上記(6)に記載の撮像システムであって、
前記ディスプレイはビューファインダーである
撮像システム。
(8)上記(6)または(7)に記載の撮像システムであって、
前記処理回路は、前記相関を設定する情報に基づき、前記第1のダイナミックレンジと前記第2のダイナミックレンジとの相関を前記ディスプレイに表示する処理を行う
撮像システム。
(9)上記(1)から(8)のいずれかに記載の撮像システムであって、
前記処理回路は、ディスプレイに前記第1のビデオ信号が表示されている時に、アイリス調整入力に基づきアイリス調整処理を行うように構成された
撮像システム。
(10)撮像部が被写体を撮像して画素信号を生成し、
処理回路が前記撮像部により生成された前記画素信号から、第1のダイナミックレンジの第1のビデオ信号を生成するとともに、前記第1のダイナミックレンジと相関を有する第2のダイナミックレンジの第2のビデオ信号を生成する
撮像方法。
(11)上記(10)に記載の撮像方法であって、
前記処理回路が、
前記第1のダイナミックレンジと前記第2のダイナミックレンジとの相関を設定する情報をもとに、前記第1のダイナミックレンジを基準に前記第2のダイナミックレンジを設定する
撮像方法。
(12)上記(10)または(11)に記載の撮像方法であって、
前記処理回路が、前記第1のビデオ信号を生成するための前記画素信号に対する第1のゲインと前記第2のビデオ信号を生成するための前記画素信号に対する第2のゲインとの比を、相関を設定する情報をもとに設定する
撮像方法。
(13)上記(10)から(12)のいずれかに記載の撮像方法であって、
前記処理回路が、
前記画素信号に対してガンマ信号処理が行われた信号から前記第1のダイナミックレンジの前記第1のビデオ信号を生成する
撮像方法。
(14)上記(10)から(13)のいずれかに記載の撮像方法であって、
前記第1のビデオ信号がSDR(Standard Dynamic Range)ビデオであり、
前記第2のビデオ信号がHDR(High Dynamic Range)ビデオである
撮像方法。
(15)上記(10)から(14)のいずれかに記載の撮像方法であって、
前記処理回路により生成された前記第1のビデオ信号をディスプレイに表示する
撮像方法。
(16)上記(15)に記載の撮像方法であって、
前記ディスプレイはビューファインダーである
撮像方法。
(17)上記(15)または(16)に記載の撮像方法であって、
前記処理回路が、前記相関を設定する情報に基づき、前記第1のダイナミックレンジと前記第2のダイナミックレンジとの相関を前記ディスプレイに表示する処理を行う
撮像方法。
(18)上記(10)から(17)のいずれかに記載の撮像方法であって、
前記処理回路が、前記ディスプレイに前記第1のビデオ信号が表示されている時に、アイリス調整入力に基づきアイリス調整処理を行う
撮像方法。
(19)被写体を撮像して画素信号を得る撮像部により生成された前記画素信号から、第1のダイナミックレンジの第1のビデオ信号を生成するとともに、前記第1のダイナミックレンジと相関を有する第2のダイナミックレンジの第2のビデオ信号を生成する処理回路として
コンピュータを動作させるプログラム。
(20)上記(19)に記載のプログラムであって、
前記処理回路が、
前記第1のダイナミックレンジと前記第2のダイナミックレンジとの相関を設定する情報をもとに、前記第1のダイナミックレンジを基準に前記第2のダイナミックレンジを設定するように
前記コンピュータを動作させるプログラム。
(21)上記(19)または(20)に記載のプログラムであって、
前記処理回路が、
前記第1のビデオ信号を生成するための前記画素信号に対する第1のゲインと前記第2のビデオ信号を生成するための前記画素信号に対する第2のゲインとの比を、相関を設定する情報をもとに設定するように
前記コンピュータを動作させるプログラム。
(22)上記(19)から(21)のいずれかに記載のプログラムであって、
前記処理回路が、
前記画素信号に対してガンマ信号処理が行われた信号から前記第1のダイナミックレンジの前記第1のビデオ信号を生成するように
前記コンピュータを動作させるプログラム。
(23)上記(19)から(22)のいずれかに記載のプログラムであって、
前記第1のビデオ信号がSDR(Standard Dynamic Range)ビデオであり、
前記第2のビデオ信号がHDR(High Dynamic Range)ビデオである
プログラム。
(24)上記(19)から(23)のいずれかに記載のプログラムであって、
前記処理回路により生成された前記第1のビデオ信号をディスプレイに表示させるように
コンピュータを動作させるプログラム。
(25)上記(24)に記載のプログラムであって、
前記ディスプレイはビューファインダーである
プログラム。
(26)上記(24)または(25)に記載のプログラムであって、
前記処理回路が、
前記相関を設定する情報に基づき、前記第1のダイナミックレンジと前記第2のダイナミックレンジとの相関を前記ディスプレイに表示する処理を行うように、
前記コンピュータを動作させるプログラム。
(27)上記(19)から(26)のいずれかに記載のプログラムであって、
前記処理回路が、前記ディスプレイに前記第1のビデオ信号が表示されている時に、アイリス調整入力に基づきアイリス調整処理を行うように
前記コンピュータを動作させるプログラム。
(28)被写体を撮像して画素信号を得る撮像部により生成された前記画素信号から、第1のダイナミックレンジの第1のビデオ信号を生成するとともに、前記第1のダイナミックレンジと相関を有する第2のダイナミックレンジの第2のビデオ信号を生成する処理回路と
を具備する撮像装置。
(29)上記(28)に記載の撮像装置であって、
前記処理回路は、
前記第1のダイナミックレンジと前記第2のダイナミックレンジとの相関を設定する情報をもとに、前記第1のダイナミックレンジを基準に前記第2のダイナミックレンジを設定するように構成された
撮像装置。
(30)上記(28)または(29)に記載の撮像装置であって、
前記処理回路は、前記第1のビデオ信号を生成するための前記画素信号に対する第1のゲインと前記第2のビデオ信号を生成するための前記画素信号に対する第2のゲインとの比を、相関を設定する情報をもとに設定するように構成された
撮像装置。
(31)上記(28)から(30)のいずれかに記載の撮像装置であって、
前記処理回路は、
前記画素信号に対してガンマ信号処理が行われた信号から前記第1のダイナミックレンジの前記第1のビデオ信号を生成するように構成された
撮像装置。
(32)上記(28)から(31)のいずれかに記載の撮像装置であって、
前記第1のビデオ信号がSDR(Standard Dynamic Range)ビデオであり、
前記第2のビデオ信号がHDR(High Dynamic Range)ビデオである
撮像装置。
(33)上記(28)から(32)のいずれかに記載の撮像装置であって、
前記処理回路は、前記第1のビデオ信号をディスプレイに表示するように構成された
撮像装置。
(34)上記(33)に記載の撮像装置であって、
前記ディスプレイはビューファインダーである
撮像装置。
(35)上記(33)または(34)に記載の撮像装置であって、
前記処理回路は、前記相関を設定する情報に基づき、前記第1のダイナミックレンジと前記第2のダイナミックレンジとの相関を前記ディスプレイに表示する処理を行うように構成された
撮像装置。
(36)上記(26)から(35)のいずれかに記載の撮像装置であって、
前記ディスプレイに前記第1のビデオ信号が表示されている時に、アイリス調整入力に基づきアイリス調整処理を行う
撮像装置。
1…撮像システム
10…撮像装置
12…撮像部
15…CPU
16…ビューファインダー
20…カメラ制御ユニット
22…HDRプロセス部
23…SDRプロセス部
24…CPU
40…操作装置
41…ディスプレイ
42…操作入力部
221…HDRゲイン調整部
231…SDRゲイン調整部

Claims (12)

  1. 被写体を撮像して画素信号を得る撮像部により生成された、所定の輝度レンジの画素信号から、前記所定の輝度レンジとは異なる第1のダイナミックレンジの第1のビデオ信号を生成する第1の処理部と、
    前記所定の輝度レンジの画素信号に対して、少なくともディテール処理を含む処理を行うとともに、前記第1のダイナミックレンジとは異なる第2のダイナミックレンジの第2のビデオ信号を生成する第2の処理部と、
    前記第2の処理部により生成された前記第2のビデオ信号を表示するディスプレイと、
    前記第1のダイナミックレンジと前記第2のダイナミックレンジとの相関を前記ディス
    プレイに表示させる制御部と
    を具備する撮像システム。
  2. 請求項1に記載の撮像システムであって、
    前記第1の処理部は、前記画素信号に対して、少なくともディテール処理を含む処理を行う
    撮像システム。
  3. 請求項2に記載の撮像システムであって、
    前記第1の処理部および前記第2の処理部は、さらに、前記画素信号に対するゲイン調整処理、マトリクス処理、ブラックレベル補正およびガンマ処理のいずれかを行う
    撮像システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の撮像システムであって、
    前記第1のビデオ信号は第1の解像度を有し、前記第2のビデオ信号は前記第1の解像度よりも低い第2の解像度を有する
    撮像システム。
  5. 請求項4に記載の撮像システムであって、
    前記第1の解像度は4K解像度であり、前記第2の解像度はHD解像度である
    撮像システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の撮像システムであって、
    前記第2の処理部は、前記第2のビデオ信号に対して調整パラメータに基づく調整処理を行い、
    前記第1の処理部は、前記第1のダイナミックレンジと前記第2のダイナミックレンジとの相関を示す情報と前記調整パラメータに基づき前記第1のビデオ信号に対する処理を行う
    撮像システム。
  7. 請求項6に記載の撮像システムであって、
    前記第2の処理部は、ユーザの操作入力に応じて、前記第2のビデオ信号に対して前記調整パラメータに基づく調整処理を行う
    撮像システム。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1つに記載の撮像システムであって、
    前記第2のビデオ信号がSDR(Standard Dynamic Range)ビデオであり、
    前記第1のビデオ信号がHDR(High Dynamic Range)ビデオである
    撮像システム。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1つに記載の撮像システムであって、
    前記ディスプレイはビューファインダーである
    撮像システム。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1つに記載の撮像システムであって、
    前記制御部は、前記ディスプレイに前記第2のビデオ信号が表示されている時に入力された、前記撮像部におけるアイリス調整のための制御情報を生成する
    撮像システム。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1つに記載の撮像システムであって、
    前記第1の処理部が前記第1のビデオ信号を出力するとともに、前記第2の処理部が前記第2のビデオ信号を出力する
    撮像システム。
  12. 被写体を撮像して、所定の輝度レンジの画素信号を生成し、
    前記所定の輝度レンジの画素信号から前記所定の輝度レンジとは異なる第1のダイナミックレンジの第1のビデオ信号を生成し、
    前記所定の輝度レンジの画素信号に対して、少なくともディテール処理を含む処理を行うとともに、前記第1のダイナミックレンジとは異なる第2のダイナミックレンジの第2のビデオ信号を生成し、
    前記第2のビデオ信号を表示するディスプレイに、前記第1のダイナミックレンジと前記第2のダイナミックレンジとの相関を表示する
    撮像方法。
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