JP6745634B2 - 消費電力制御装置及び消費電力制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、住宅内の電気機器の消費電力を制御する消費電力制御装置及び消費電力制御システムに関する。
近年、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量削減問題及び枯渇が予想される化石燃料に対する代替エネルギー問題への関心が高まっている。中でも、クリーンでかつ無尽蔵のエネルギー源である太陽光による太陽光発電システムが注目を集めている。さらに、消費者の省エネルギーへの意識を高め、かつその実践をサポートするための種々の機器も製品化されてきている。
特許文献1には、発電電力計測部により計測された発電電力量及びその積算電力量のデータと、消費電力計測部により計測された消費電力量のデータとを無線通信により送信し、送信されたデータを表示装置にて受信し、表示する太陽光発電システムの電力表示システムが開示されている。
太陽光発電システムは、本来発電可能な電力に対して、電力会社からの指示による意図的な出力制御により出力を抑える機会が増加している。出力制御が指示されている状況下において、発電電力−消費電力>0の状態、すなわち売電ありの状態であれば、出力制御の指示を上限とした発電電力に制限され、発電電力−消費電力≦0の状態、すなわち売電なしの状態であれば、発電電力−消費電力=0になるまでは発電電力の上限を増加することが可能である。
特開2005−241388号公報
太陽光発電における余剰買取制度では、余剰電力、すなわち売電電力は、上記の通り、発電電力から消費電力を差し引いたものであることから、発電電力が少なくなると売電電力も少なくなる。このため、太陽光発電システムは、出力制御がなされると売電による収益が想定よりも少なくなる可能性がある。
また、売電電力の発生時、出力制御によって太陽光発電による発電電力が制限されてしまう場合、消費電力に回した方が発電電力をより無駄なく利用できて、経済的に得になるケースも出てくると考えられる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、出力制御によって太陽光発電による発電電力が制限された状態でも、発電電力を無駄なく利用できる消費電力制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、太陽電池が出力する直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナの出力電力を制御する出力制御ユニット又は外部機器から、時間帯ごとの出力制御の指令値を取得して、電気機器の消費電力を制御する消費電力制御装置であって、時間帯ごとの出力制御の指令値を外部機器又は出力制御ユニットから取得するスケジュール情報取得部と、系統電源への売電を優先する売電優先又は電気機器での消費を優先する自家消費優先の設定を出力制御の時間帯ごとに受け付ける優先モード設定部とを有する。本発明は、優先モード設定部が受け付けた売電優先又は自家消費優先の設定に応じて、電気機器の消費電力を制御する消費電力制御部を有する。
本発明によれば、出力制御によって太陽光発電による発電電力が制限された状態でも、発電電力を無駄なく利用できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る消費電力制御システムの構成を示す図 実施の形態1に係る消費電力制御システムの消費電力制御装置の機能ブロック図 実施の形態1に係る消費電力制御装置の動作の流れを示すフローチャート 実施の形態1に係る消費電力制御装置の時間帯ごとの発電電力の優先的な利用用途の設定画面を示す図 実施の形態1に係る消費電力制御装置の目標売電電力値及び目標消費電力値を設定する場合の動作の流れを示すフローチャート 実施の形態1に係る消費電力制御装置の優先モード判定閾値と出力制御の指令値とを比較して優先モードを決定する場合の動作の流れを示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係る消費電力制御システムの構成を示す図 本発明の実施の形態3に係る消費電力制御システムの構成を示す図 実施の形態1から実施の形態3に係る消費電力制御装置の機能をハードウェアで実現した構成を示す図 実施の形態1から実施の形態3に係る消費電力制御装置の機能をソフトウェアで実現した構成を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る消費電力制御装置及び消費電力制御システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る消費電力制御システムの構成を示す図である。消費電力制御システムは、太陽電池1が発電した直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナ2、出力制御によりパワーコンディショナ2の出力電力を制御する出力制御ユニット4及び電気機器7,8の消費電力を制御する消費電力制御装置6を有する。出力制御ユニット4には、出力制御ユニット4に対して時間帯ごとの出力制御の指令値であるスケジュールを与える外部機器である電力サーバ5が通信線10aを介して接続されている。電力サーバ5は、時間帯ごとの出力制御の指令値が記録されている。
パワーコンディショナ2は、発電所からの電力が供給される系統電源3、電力を熱に変換する電気機器7及び蓄電機能を有する電気機器8に電力線9を介して接続されている。電気機器7は、エアコンディショナー、冷蔵庫及び電気温水器を例示できるが、これらに限定されない。電気機器8は、蓄電池及び電気自動車を例示できるが、これらに限定されない。
消費電力制御装置6は、通信線10bを介して電力サーバ5に接続されている。さらに、消費電力制御装置6は、通信線10cを介して電気機器7,8に接続されている。
パワーコンディショナ2が出力する交流電力は、系統電源3に逆潮流されるか、電気機器7で消費されるか、又は電気機器8の充電に用いられる。出力制御ユニット4は、出力制御を実現するためにパワーコンディショナ2に通信線10dを介して接続されており、時間帯ごとに定められた出力制御の指令値が上限となるように、パワーコンディショナ2が出力する電力を制御する。
消費電力制御装置6は、時間帯ごとの出力制御の指令値を電力サーバ5から取得し、時間帯ごとに定められた出力制御の指令値をユーザに提示するとともに、発電電力を系統電源3への売電を優先で利用する売電優先か、電気機器7,8での消費を優先する自家消費優先で利用するかの時間帯ごとの設定を受け付ける。なお、消費電力制御装置6は、時間帯ごとの出力制御の指令値を出力制御ユニット4から取得しても良い。
電気機器7,8は、時間帯ごとに定められた売電優先又は自家消費優先の設定に応じた消費電力で動作する。
売電優先は、発電電力を優先的に売電に振り分けるように電気機器7,8を制御する設定である。売電優先設定中の時間帯には、消費電力制御装置6は、電気機器7を停止させるか又は低消費電力のモードで運転させることにより消費電力を極力抑える。また、売電優先設定中の時間帯には、消費電力制御装置6は、電気機器8の充電を停止するか、又は小電流で充電が行われるように電気機器7,8を制御する。一方、自家消費優先は、発電電力を優先的に消費に振り分けるように電気機器7,8を制御する設定であり、自家消費優先設定中の時間帯には、消費電力制御装置6は、電気機器7の運転を制約無く行わせるため、結果的に消費電力が増大する。また、自家消費優先設定中の時間帯には、消費電力制御装置6が、電気機器8の充電を大電流で行わせるため、結果的に消費電力が増大する。以下、電気機器7を停止させるか又は低消費電力のモードで運転させること、及び電気機器8の充電を停止するか又は小電流で行うことを「省エネルギー運転」という。また、電気機器7の運転を制約なく行うこと、及び電気機器8の充電を大電流で行うことを「積極運転」という。すなわち、省エネルギー運転は、電気機器7,8での消費電力は抑制され、積極運転では、電気機器7,8での消費電力は抑制されない。
図2は、実施の形態1に係る消費電力制御システムの消費電力制御装置の機能ブロック図である。消費電力制御装置6は、電力サーバ5から時間帯ごとの出力制御の指令値を取得するスケジュール情報取得部601、スケジュール情報取得部601が取得した時間帯ごとの出力制御の指令値を表示するスケジュール表示部602、時間帯ごとの発電電力の優先的な利用用途の設定を受け付ける優先モード設定部603及び時間帯ごとの優先モードの設定に応じて電気機器7,8の消費電力を制御する消費電力制御部604を備える。
図3は、実施の形態1に係る消費電力制御装置の動作の流れを示すフローチャートである。ステップS101において、スケジュール情報取得部601は、電力サーバ5から時間帯ごとの出力制御の指令値を取得する。ステップS102において、スケジュール表示部602は、時間帯ごとの出力制御の指令値を表示する。ステップS103において、優先モード設定部603は、時間帯ごとの発電電力の優先的な利用用途の設定を受け付ける。
図4は、実施の形態1に係る消費電力制御装置の時間帯ごとの発電電力の優先的な利用用途の設定画面を示す図である。図4に示すように、スケジュール表示部602は、時間帯ごとの指令値とともに、自家消費優先設定ボタン及び売電優先設定ボタンを表示させる。自家消費優先設定ボタン及び売電優先設定ボタンは、択一的に押下可能となっている。優先モード設定部603は、自家消費優先設定ボタン及び売電優先設定ボタンのいずれかの押下を時間帯ごとに受け付ける。図4においては、押下されたボタンは、黒塗りで図示されている。図4に示す13:00−13:30の時間帯は、出力制御が0%であり、余剰電力を売電できないため、自家消費優先の設定をすることで太陽電池1が発電した電力の有効活用を図る目的で自家消費優先設定がなされている。また、13:30−14:00の時間帯は、出力制御が100%であり、発電電力は制限されないため、売電量を増やす目的で売電優先設定がなされている。14:00−14:30の時間帯は、出力制御が90%であり、出力制御による発電電力の制限は小さいため、売電量を増やす目的で売電優先設定がなされている。
ステップS104において、消費電力制御部604は、時間帯ごとの優先モードの設定を判別する。ステップS104で売電優先の設定であれば、ステップS105に進み、消費電力制御部604は、省エネルギー運転を行う。すなわち、消費電力制御部604は、電気機器7,8の消費電力を抑制する。ステップS104で自家消費優先の設定であれば、ステップS106に進み、消費電力制御部604は、積極運転を行う。すなわち、消費電力制御部604は、電気機器7,8の消費電力を抑制しない。
図5は、実施の形態1に係る消費電力制御装置の目標売電電力値及び目標消費電力値を設定する場合の動作の流れを示すフローチャートである。図3に示した動作と同じ処理を行うステップには同じ番号を付している。ステップS101及びS102は、図3を参照しつつ説明した動作と同様である。ステップS111において、優先モード設定部603は、時間帯ごとの発電電力の優先的な利用用途、目標売電電力値及び目標消費電力値の設定を受け付ける。ステップS104は、図3を参照しつつ説明した動作と同様である。ステップS104で売電優先の設定であれば、ステップS112に進み、消費電力制御部604は、売電電力が目標売電電力を上回るかを判断する。ステップS112で売電電力が目標売電電力値を上回ったらステップS106に進み、売電電力が目標売電電力以下であればステップS105へ進む。ステップS104で自家消費優先の設定であれば、ステップS113に進み、消費電力制御部604は、消費電力が目標消費電力上回るかを判断する。ステップS113で消費電力が目標消費電力値を上回ったらステップS105へ進み、消費電力が目標消費電力以下であればステップS106へ進む。ステップS105及びS106は、図3を参照しつつ説明した動作と同様である。
以上のように、目標売電電力値及び目標消費電力値を設定することにより、消費電力制御装置6は、売電優先設定の場合には、省エネルギー運転を行っていた状態で売電電力が目標売電電力を上回ったら、積極運転に変更することができる。よって、消費電力制御装置6は、電気機器8の充電を停止していた場合には、売電電力が目標売電電力を上回ったら充電を再開させることができる。一方、自家消費優先設定の場合には、積極運転を行っていた状態で消費電力が目標消費電力を上回ったら、省エネルギー運転に変更することができる。
図6は、実施の形態1に係る消費電力制御装置の優先モード判定閾値と出力制御の指令値とを比較して優先モードを決定する場合の動作の流れを示すフローチャートである。図3に示した動作と同じ処理を行うステップには同じ番号を付している。ステップS101及びS102は、図3を参照しつつ説明した動作と同様である。ステップS121において、優先モード設定部603は、優先モード判定閾値の設定を受け付ける。ステップS122において、消費電力制御部604は、優先モード判定閾値と出力制御の指令値とを比較する。出力制御の指令値が優先モード判定閾値を超える場合はステップS105へ進み、出力制御の指令値が優先モード判定閾値以下である場合はステップS106へ進む。ステップS105及びS106は、図3を参照しつつ説明した動作と同様である。
以上のように、消費電力制御装置6は、優先モード判定閾値を設定することにより、出力制御の指令値と優先モード判定閾値との比較結果に基づいて、売電優先か自家消費優先かをユーザが選択しなくても自動で切り替えることができる。
実施の形態1に係る消費電力制御システムは、出力制御中であっても、売電優先設定とした場合には、消費電力を抑えることで売電電力を増やすことにより、売電による収益を可能な限り増加させる効果を奏する。また、自家消費優先設定とした場合には、発電電力を極力消費電力にまわすことで、発電可能な電力を無駄なく利用する効果を奏する。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2に係る消費電力制御システムの構成を示す図である。実施の形態1では、出力制御ユニット4と消費電力制御装置6とは独立しており、個々に電力サーバ5からの出力制御情報を入手して動作していた。実施の形態2では、出力制御ユニット4の内部に消費電力制御装置6が設けられている。
上記のように構成することによって、電力サーバ5との通信部分は出力制御ユニット4と消費電力制御装置6とで共通化でき、その他個々に設けていた処理を共通化することにより、回路規模及び機器のサイズを削減することができる。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3に係る消費電力制御システムの構成を示す図である。実施の形態3では、出力制御ユニット4及び消費電力制御装置6は、パワーコンディショナ2の内部に設けられている。
このように構成することにより、出力制御ユニット4、消費電力制御装置6、パワーコンディショナ2間のやり取りをパワーコンディショナ2内部ですべて実現できることから、回路構成及び相互間の通信を共通化することができるので、回路構成を簡素化でき、コストの削減が可能である。
上記の実施の形態1から実施の形態3において、消費電力制御装置6の機能は、処理回路により実現される。すなわち、消費電力制御装置6は、電力サーバ5から時間帯ごとの出力制御の指令値を取得する処理と、時間帯ごとの出力制御の指令値を表示する処理と、時間帯ごとの発電電力の優先的な利用用途を設定する処理と、時間帯ごとの優先モードの設定に応じて電気機器7,8の消費電力を制御する処理とを行う処理回路を備える。また、処理回路は、専用のハードウェアであっても、記憶装置に格納されるプログラムを実行する演算装置であってもよい。
処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路は、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又はこれらを組み合わせたものが該当する。図9は、実施の形態1から実施の形態3に係る消費電力制御装置の機能をハードウェアで実現した構成を示す図である。処理回路19には、電力サーバ5から時間帯ごとの出力制御の指令値を取得する処理と、時間帯ごとの出力制御の指令値を表示する処理と、時間帯ごとの発電電力の優先的な利用用途を設定する処理と、時間帯ごとの優先モードの設定に応じて電気機器7,8の消費電力を制御する処理とを実現する論理回路19aが組み込まれている。なお、電力サーバ5から時間帯ごとの出力制御の指令値を取得する処理と、時間帯ごとの出力制御の指令値を表示する処理と、時間帯ごとの発電電力の優先的な利用用途を設定する処理と、時間帯ごとの優先モードの設定に応じて電気機器7,8の消費電力を制御する処理とを別々の処理回路で実現してもよい。また、処理回路19には、時間帯ごとの出力制御の指令値を表示する表示装置19cと電力サーバ5及び電気機器7,8との通信を実現する通信インタフェース19dとが接続される。表示装置19cには、液晶表示装置を適用可能であるがこれには限定されない。
処理回路19が演算装置の場合、電力サーバ5から時間帯ごとの出力制御の指令値を取得する処理と、時間帯ごとの出力制御の指令値を表示する処理と、時間帯ごとの発電電力の優先的な利用用途を設定する処理と、時間帯ごとの優先モードの設定に応じて電気機器7,8の消費電力を制御する処理とは、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。
図10は、実施の形態1から実施の形態3に係る消費電力制御装置の機能をソフトウェアで実現した構成を示す図である。処理回路19は、プログラム19bを実行する演算装置191と、演算装置191がワークエリアに用いるランダムアクセスメモリ192と、プログラム19bを記憶する記憶装置193を有する。記憶装置193に記憶されているプログラム19bを演算装置191がランダムアクセスメモリ192上に展開し、実行することにより、電力サーバ5から時間帯ごとの出力制御の指令値を取得する処理と、時間帯ごとの出力制御の指令値を表示する処理と、時間帯ごとの発電電力の優先的な利用用途を設定する処理と、時間帯ごとの優先モードの設定に応じて電気機器7,8の消費電力を制御する処理とが実現される。ソフトウェア又はファームウェアはプログラム言語で記述され、記憶装置193に格納される。また、処理回路19には、時間帯ごとの出力制御の指令値を表示する表示装置19cと電力サーバ5及び電気機器7,8との通信を実現する通信インタフェース19dとが接続される。表示装置19cには、液晶表示装置を適用可能であるがこれには限定されない。
処理回路19は、記憶装置193に記憶されたプログラム19bを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、消費電力制御装置6は、処理回路19により実行されるときに、電力サーバ5から時間帯ごとの出力制御の指令値を取得するステップと、時間帯ごとの出力制御の指令値を表示するステップと、時間帯ごとの発電電力の優先的な利用用途を設定するステップと、時間帯ごとの優先モードの設定に応じて電気機器7,8の消費電力を制御するステップとが結果的に実行されることになるプログラム19bを格納するための記憶装置193を備える。また、プログラム19bは、上記の手順及び方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
なお、電力サーバ5から時間帯ごとの出力制御の指令値を取得する処理と、時間帯ごとの出力制御の指令値を表示する処理と、時間帯ごとの発電電力の優先的な利用用途を設定する処理と、時間帯ごとの優先モードの設定に応じて電気機器7,8の消費電力を制御する処理とについて、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。
このように、処理回路19は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 太陽電池、2 パワーコンディショナ、3 系統電源、4 出力制御ユニット、5 電力サーバ、6 消費電力制御装置、7,8 電気機器、9 電力線、10a,10b,10c,10d 通信線、19 処理回路、19a 論理回路、19b プログラム、19c 表示装置、19d 通信インタフェース、191 演算装置、192 ランダムアクセスメモリ、193 記憶装置、601 スケジュール情報取得部、602 スケジュール表示部、603 優先モード設定部、604 消費電力制御部。

Claims (5)

  1. 太陽電池が出力する直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナの出力電力を制御する出力制御ユニット又は外部機器から、時間帯ごとの出力制御の指令値を取得して、電気機器の消費電力を制御する消費電力制御装置であって、
    前記時間帯ごとの出力制御の指令値を前記外部機器又は前記出力制御ユニットから取得するスケジュール情報取得部と、
    系統電源への売電を優先する売電優先又は前記電気機器での消費を優先する自家消費優先の設定を前記出力制御の時間帯ごとに受け付ける優先モード設定部と、
    前記優先モード設定部が受け付けた前記売電優先又は前記自家消費優先の設定に応じて、前記電気機器の消費電力を制御する消費電力制御部とを有し、
    前記優先モード設定部は、前記出力制御の時間帯ごとに、系統電源への売電電力の目標売電電力値及び電気機器の消費電力の目標消費電力値の設定を受け付け、
    前記消費電力制御部は、前記売電優先の設定時には、前記系統電源への売電電力が前記目標売電電力値を上回ったら前記電気機器の消費電力を抑制しない積極運転を行い、前記系統電源への売電電力が前記目標売電電力値以下であれば前記電気機器の消費電力を抑制する省エネルギー運転を行い、前記自家消費優先の設定時には、前記電気機器の消費電力が前記目標消費電力値を上回ったら前記省エネルギー運転を行い、前記電気機器の消費電力が前記目標消費電力値以下であれば前記積極運転を行うことを特徴とする消費電力制御装置。
  2. 前記優先モード設定部は、前記出力制御の時間帯ごとに、優先モード判定閾値を受け付け、
    前記優先モード判定閾値と前記出力制御の指令値との比較結果に基づいて、前記売電優先と自家消費優先とを切り替えることを特徴とする請求項に記載の消費電力制御装置。
  3. 太陽電池が出力する直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナの出力電力を制御する出力制御ユニット又は外部機器から、時間帯ごとの出力制御の指令値を取得して、電気機器の消費電力を制御する消費電力制御装置であって、
    前記時間帯ごとの出力制御の指令値を前記外部機器又は前記出力制御ユニットから取得するスケジュール情報取得部と、
    系統電源への売電を優先する売電優先又は前記電気機器での消費を優先する自家消費優先の設定を前記出力制御の時間帯ごとに受け付ける優先モード設定部と、
    前記優先モード設定部が受け付けた前記売電優先又は前記自家消費優先の設定に応じて、前記電気機器の消費電力を制御する消費電力制御部とを有し、
    前記優先モード設定部は、前記出力制御の時間帯ごとに、優先モード判定閾値を受け付け、
    前記優先モード判定閾値と前記出力制御の指令値との比較結果に基づいて、前記売電優先と自家消費優先とを切り替えることを特徴とする消費電力制御装置。
  4. 前記消費電力制御部は、前記売電優先の設定時には前記電気機器の消費電力を抑制する省エネルギー運転を行い、前記自家消費優先の設定時には前記電気機器の消費電力を抑制しない積極運転を行うことを特徴とする請求項3に記載の消費電力制御装置。
  5. 太陽電池が出力する直流出力電力を交流電力に変換して、電気機器又は系統電源に供給するパワーコンディショナと、
    外部機器から取得した時間帯ごとの出力制御の指令値に基づいて前記パワーコンディショナの出力電力を制御する出力制御ユニットと、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の消費電力制御装置とを有することを特徴とする消費電力制御システム。
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