JP6745533B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する。
既に取得された当否判定情報(当否判定用の乱数値)が存在することを示す保留図柄の態様を変化させることで、当該保留図柄に対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(いわゆる大当たり信頼度)が高まったことを示唆する保留変化演出を実行することが可能な遊技機が周知である(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2017−86786公報
本発明は、演出の趣向性を向上させることが可能な遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、対応する当否判定結果の報知が完了していない当否判定情報の存在を示す保留図柄を表示する表示手段と、対応する当否判定結果が当たりとなる蓋然性である信頼度が高まったことを、前記保留図柄の態様の変化により示唆する保留変化演出を実行することが可能な保留変化演出実行手段と、一または複数種の補助図柄を含む複数の補助図柄群を変動表示し、当該補助図柄群の変動の停止により示される補助図柄の組み合わせが所定の態様となるか否かにより、前記保留変化演出の発生の有無を示す事前演出を実行する事前演出実行手段と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる遊技機によれば、保留変化演出の趣向性を向上させることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 (a)は表示装置(表示領域)に表示された保留図柄および装飾図柄を模式的に示した図であり、(b)は保留図柄の種類を示した図である。 (a)は補助図柄の種類を示した図であり、(b)は事前演出において補助図柄とともに変動表示されうるブランク図柄を示した図である。 事前演出およびその後発生しうる保留変化演出の基本的構成を説明するための図である。 事前演出およびその後発生する保留変化演出の一例を示した図である。 複数の有効ラインにて補助図柄がテンパイした状態を示した図である。 第一具体例を説明するための図である。 第四具体例を説明するための図(その一)である。 第四具体例を説明するための図(その二)である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口などが設けられている。かかる表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、一部の図においては、表示領域911を大まかに記載するが、その形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(以下、当否判定情報と称することもある)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、当該数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(いわゆる変動が開始される)こととなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定の報知が開始されていない数値(以下単に保留と称することもある)の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大保留数は、一種の始動入賞口904につき四つである。なお、本実施形態では、当否判定の報知が開始される時点で、取得された数値が大当たりとなる数値か否かが判断されることとなるが、数値が取得されたときに当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶させておく構成としてもよい(この場合には当否判定結果自体が、当否判定情報に相当することとなる)。また、取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
本実施形態では、公知の遊技機と同様に、表示装置91の表示領域911に表示される装飾図柄50(図2(a)等参照)の組み合わせによって当否判定結果を遊技者に報知する。本実施形態では、それぞれが複数種の装飾図柄50を含む三つの装飾図柄50群が変動表示される。装飾図柄50(群)は、当否判定結果の報知の開始とともに変動を開始する。大当たりに当選している場合には各装飾図柄50群から選択されて停止した装飾図柄50の組み合わせが所定の組み合わせ(例えば、同じ装飾図柄50の三つ揃い)となる。はずれである場合には装飾図柄50は最終的にそれ以外(大当たりとなる組み合わせ以外)の組み合わせとなる。
また、本実施形態にかかる遊技機1では、記憶手段に記憶されている当否判定結果の報知が開始されていない(当否判定結果を報知するための装飾図柄50の変動が開始されていない)当否判定情報のそれぞれに対応するマークである保留図柄10が、表示装置91の表示領域911に表示される(図2(a)参照)。具体的には、当否判定を実行するための当否判定情報としての数値が取得された順に並ぶよう、保留図柄10が表示装置91に表示される。保留図柄10は図示されない制御基板に設けられる保留制御手段によって制御される。本実施形態では、表示装置91の表示領域911の右下に、表示領域911の下側縁に沿って並ぶよう(当否判定結果の報知の開始が早い順に左から並ぶよう)表示される。
図2(b)に示すように、保留図柄10は、表示される態様として複数種の態様が設定されている。具体的には、一または複数種の通常態様11と、一または複数種の特殊態様12が設定されている。本実施形態では、一種の通常態様11と、四種の特殊態様12(第一特殊態様121〜第四特殊態様124)が設定されている。各保留図柄10が表示されたときにおける当該保留図柄10に対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(いわゆる大当たり信頼度。以下単に信頼度と称することもある)は、通常態様11よりも特殊態様12の方が高い。また、特殊態様12同士で比較すれば、第一特殊態様121が最も低く、第四特殊態様124が最も高い。第二特殊態様122の信頼度は、第一特殊態様121よりも高く、第三特殊態様123よりも低い。したがって、遊技者は、特殊態様12の保留図柄10が表示されること、および特殊態様12の保留図柄10が表示されるのであればより信頼度の高い態様のものが表示されることを願いつつ遊技することとなる。なお、これらの保留図柄10は、表示された時点で対応する当否判定結果が大当たりとなることが確定するものではない。表示された時点で対応する当否判定結果が大当たりとなることが確定する大当特殊態様12が設定されていてもよい。
通常態様11と特殊態様12の形態(見た目)の差異、各特殊態様12同士の形態(見た目)の差異は、当該差異を遊技者が認識可能であればどのようなものであってもよい。各態様の保留図柄10の少なくともいずれかについて複数種の態様が設定されていてもよい。例えば、演出のモード(ステージ)によって変化する複数種の通常態様11、複数種の第一特殊態様121〜第四特殊態様124が設定されていてもよい。本実施形態では、通常態様11および各特殊態様12とでは、少なくともその色が異なるように設定されている。具体的には、通常態様11は無色(白)、第一特殊態様121は青色、第二特殊態様122は黄色、第三特殊態様123は緑色、第四特殊態様124は赤色に設定されている。なお、各図においては、便宜的に当該特殊態様12の「色」を文字で示している(通常態様11にはこのような文字を付していない)。
以下、本実施形態にかかる遊技機1が実行可能な保留変化演出および事前演出について説明する。保留変化演出は、信頼度が高まる方向に保留図柄10の態様が変化するものである。変化前の保留図柄10が通常態様11であるのであれば、第一特殊態様121〜第四特殊態様124のいずれかに保留図柄10の態様が変化する。いずれかの特殊態様12の保留図柄10が、別の特殊態様12に変化することがあってもよい。
事前演出は、その結末により、保留変化演出が発生するか否かを示すものである。つまり、事前演出の結末として、大きく分けて成功結末と失敗結末の二つが設定されており、成功結末となる場合にはその後保留変化演出が発生し、失敗結末となる場合にはその後保留変化演出は発生しない。なお、保留変化演出は、事前演出を経ることなく発生しうるものとしてもよい。
事前演出では、一または複数種の補助図柄20を含む補助図柄20群(図4(a)等参照)が変動表示される。補助図柄20として表示されうる図柄は、特殊態様12の保留図柄10のそれぞれに対応するものが設定されている。つまり、本実施形態では、第一特殊態様121〜第四特殊態様124のそれぞれに対応する四種類の補助図柄20が設定されている。本実施形態では、第一特殊態様121に対応づけられた青色を呈する第一補助図柄21、第二特殊態様122に対応づけられた黄色を呈する第二補助図柄22、第三特殊態様123に対応づけられた緑色を呈する第三補助図柄23、第四特殊態様124に対応づけられた赤色を呈する第四補助図柄24が設定されている(図3(a)参照)。つまり、各補助図柄20は、「色」により各特殊態様12に対応づけられている。なお、各図においては、便宜的に当該補助図柄20の「色」を文字で示している。なお、一の事前演出において、当該四種類の補助図柄20の全てが必ず表示されるようにしなければならないわけではない。一種のみの補助図柄20が表示される事前演出が発生しうるようにしてもよい。
各補助図柄20の具体的態様は、基本的には、各特殊態様12の保留図柄10に対応づけられたものであることが把握できればよい。ただし、補助図柄20と装飾図柄50との混同を防止するような措置が施されているとよい。つまり、装飾図柄50は当否判定結果を示すものである一方、補助図柄20は保留変化演出の発生の有無を示すものであるため、補助図柄20は両者が混同されないような態様とされる。例えば、装飾図柄50がその図柄の種類を示す文字を含むものである場合、補助図柄20は当該装飾図柄50と同じ概念の文字を含まないものとされるとよい。本実施形態のように、装飾図柄50が数字を含む図柄とされるのであれば、補助図柄20は数字を含まないものとされる(漢字やアルファベット等、数字と異なる概念の文字を含むものとするのは問題ない)。
本実施形態では、事前演出において、一または複数種の補助図柄20を含む補助図柄20群が三つ表示される(図4(a)等参照)。当該補助図柄20群の数は適宜増減可能である(基本的に二以上であればよい)。各補助図柄20群は、一または複数種の補助図柄20に加えて、ブランク図柄B(図3(b)参照)を含むものとされることがある。後述するように、事前演出は、同じ種類の補助図柄20が有効ラインに並んだ場合に「当たり」、すなわち成功結末となるものであるが、ブランク図柄Bは「はずれ」を構築するためのものでもある。本実施形態では、補助図柄20群が一種の補助図柄20のみを含むものとするときには、「はずれ」の可能性があることを示すため、当該補助図柄20とともにブランク図柄Bが必ず含まれるようにする。ただし、補助図柄20群が一種の補助図柄20のみを含むものとし、「当たり」(成功結末)となることが確定するような演出態様が発生しうるようにしてもよい。
事前演出の基本的態様は次の通りである。事前演出では、幅方向における左、中、右に位置する三つの補助図柄20群が表示される(図4(a)等参照)。各補助図柄20群の変動が停止したときに、各補助図柄20群に含まれる三つの図柄(ブランク図柄Bを含む)が表示されうる。つまり、全ての補助図柄20群の変動が停止したときには、3×3=9個の図柄がマトリクス状に表示されることとなる。以下、停止した各図柄の位置を、「幅方向・上下方向」の組み合わせで示すものとする。具体的には、左補助図柄20群から選択されて停止した三つの図柄の位置は、上から順に左・上、左・中、左・下と、中補助図柄20群から選択されて停止した三つの図柄の位置は、上から順に中・上、中・中、中・下と、右補助図柄20群から選択されて停止した三つの図柄の位置は、上から順に右・上、右・中、右・下と称することとする。
事前演出が成功結末となったか否かは、有効ラインに同じ補助図柄20(本実施形態では三つ)が並んだか否かによって示される。換言すれば、当該有効ラインに並ぶ補助図柄20の組み合わせにより、保留変化演出の発生の有無が示されるということである。当該有効ラインは複数設定される。本実施形態における有効ラインは、「左・上−中・中−右・下」、「左・上−中・上−右・上」、「左・中−中・中−右・中」、「左・下−中・下−右・下」、「左・下−中・中−右・上」の5ラインである(図4(a)参照。本実施形態では有効ラインは表示領域911に表示されないが、有効ラインが表示領域911に表示されるようにしてもよい)。これらの有効ラインのうちのいずれかに同じ種類の補助図柄20が並んだ場合、成功結末となる。本実施形態では、成功結末となる場合、これら有効ラインのうちの一つにおいて同じ補助図柄20が並ぶように設定されている。
いずれかの有効ラインにて同じ種類の補助図柄20が並ぶ成功結末となった場合(図4(a)参照)、いずれかの保留図柄10が、当該補助図柄20に対応する特殊態様12に変化する(図4(b)参照)。例えば、ある有効ラインに第一補助図柄21が並んだ場合には、いずれかの保留図柄10(通常態様11)が第一特殊態様121に変化することになる。同様に、ある有効ラインに第二補助図柄22が並んだ場合には、いずれかの保留図柄10が第二特殊態様122に、第三補助図柄23が並んだ場合には、いずれかの保留図柄10が第三特殊態様123に、第四補助図柄24が並んだ場合には、いずれかの保留図柄10が第四特殊態様124に変化することになる。いずれかの有効ラインに同じ種類の補助図柄20が並ばなかった場合は、はずれ(失敗結末)であり、その後、保留変化演出は発生しない。なお、有効ラインの数は適宜増減させることができる。
このように、本実施形態にかかる遊技機1では、事前演出により、保留変化演出が発生するか否かが示される。事前演出は、「スロットマシン」のように、補助図柄20が揃うか否かに応じて保留変化演出の発生の有無を示すものであるから、その結末が分かりやすい。また、事前演出から保留変化演出に至る一連の演出の趣向性を向上させることが可能である。
また、事前演出にて同じ種類の補助図柄20が並んだ場合、当該補助図柄20に対応する態様に保留図柄10の態様が変化する。つまり、事前演出にて示された補助図柄20と、変化後の保留図柄10の態様がリンクするため、事前演出から保留変化演出に至る一連の演出が分かりやすいものとなる。
以下、本実施形態における事前演出が発生する時期について説明する。事前演出は、成功結末となった場合に態様が変化する保留図柄10、すなわち保留変化演出の対象となる保留図柄10に対応する当否判定情報よりも前に取得された当否判定情報に対応する先の当否判定結果を報知する先の報知演出中(当該先の当否判定結果を報知する装飾図柄50の変動開始から、当該変動が停止するまでの間)に実行される。つまり、事前演出およびそれが成功結末となることによって発生する保留変化演出は、公知の先読み演出の一種であるということができる。
先の報知演出においては、先の当否判定結果を報知する三つの装飾図柄50群が変動し、左、右、中の順で変動が停止または擬似停止(完全には停止していないものの遊技者には停止しているようにみせる表示態様をいう。例えば、わずかに揺れ動いた状態とする)する。予告演出では、各装飾図柄50群から選択されて停止または擬似的した装飾図柄50を覆うように、補助図柄20群が表示される。
まず、左の装飾図柄50群から選択されて停止または擬似停止した装飾図柄50(図5(a)参照)を覆うように補助図柄20群(左の補助図柄20群)が表示される(図5(b)参照)。そして、右の装飾図柄50群から選択されて停止または擬似停止した装飾図柄50(図5(c)参照)を覆うように補助図柄20群(右の補助図柄20群)が表示される(図5(d)参照)。そして、中の装飾図柄50群から選択されて停止または擬似停止した装飾図柄50(図5(e)参照)を覆うように補助図柄20群(中の補助図柄20群)が表示される(図5(f)参照)。補助図柄20群の変動が停止するタイミングはどのようなものであってもよい。本実施形態では、左の補助図柄20群が表示された後、右の補助図柄20群が表示されるよりも前に、左の補助図柄20群の変動が停止する(図5(c)参照)。また、右の補助図柄20群が表示された後、中の補助図柄20群が表示されるよりも前に右の補助図柄20群の変動が停止する(図5(e)参照)。そして、最後に中の補助図柄20群の変動が停止し(図5(g)参照)、有効ラインに同じ種類の補助図柄20が並ぶかどうかが示される。
事前演出が終了した後、補助図柄20が非表示となり、補助図柄20(群)に覆われていた左、中、右の装飾図柄50が再び表示される(図5(f)参照)。つまり、当該装飾図柄50の組み合わせにより、先の当否判定結果が報知される。本実施形態では、事前演出(保留変化演出)は、対象となる保留図柄10に対応する当否判定結果が開始されるまで(すなわち、対象となる保留図柄10が、いわゆる当該変動となるまで)の間に大当たりとなる当否判定情報(保留)が存在しないケースに限り発生するように設定されている。したがって、補助図柄20が非表示となることによって現れた装飾図柄50により示される先の当否判定結果ははずれとなる。
このように、本実施形態における事前演出(その後発生しうる保留変化演出)は、いわゆる先読み演出の一種であるため、先の当否判定結果を報知する先の報知演出中に実行されることになるところ、当該先の当否判定結果を報知するための装飾図柄50を覆うように補助図柄20(群)が表示される。したがって、当該装飾図柄50に邪魔されることなく、事前演出の結末がどのようなものとなるかが示される。つまり、装飾図柄50と補助図柄20の両方が一度に表示されるようにすると、各図柄が混同して演出が分かりにくくなってしまうおそれがあるが、本実施形態では装飾図柄50が補助図柄20に覆われるため、このような分かりにくさは生じない。
また、上述したように、本実施形態では、左、右、中の順で補助図柄20群の変動が停止することになるが、左の補助図柄20群と右の補助図柄20群が停止した状態で、有効ラインに同じ種類補助図柄20が並ぶ可能性がない場合には、中の補助図柄20群を表示せずに事前演出を終了してもよい。
左の補助図柄20群と右の補助図柄20群が停止した状態で、有効ラインに同じ種類の補助図柄20が並ぶ可能性があるとき、つまり、いずれかの有効ラインにて、二つの同じ種類の補助図柄20が並んだ場合(いわゆるテンパイした場合)には、当該有効ラインにて三つの同じ種類の補助図柄20が並ぶ可能性があるということになる。本実施形態では、左の補助図柄20群と右の補助図柄20群が停止した状態で、複数の有効ライン(本実施形態では5つ)のうち、二以上の有効ラインにて同じ種類の補助図柄20が並ぶ可能性があるように設定される。本実施形態では、左の補助図柄20群と右の補助図柄20群が停止した状態で、最大三つの有効ラインにて同じ種類の補助図柄20が並ぶ可能性がある状況が発生しうる(いわゆる、ダブルテンパイ、トリプルテンパイ(図6参照)といった状況が発生しうる)。なお、本実施形態では、このような状況となる場合であっても、成功結末となるときに同じ種類の装飾図柄50が並ぶのは、一の有効ラインのみとなるように設定されている。
このような状態が発生しうるようにすることで、遊技者に対し、数多くのチャンスがあるような印象を与えることができるとともに、いずれの種類の補助図柄20が並ぶのか想像させつつ楽しませることができる。なお、有効ラインを増減させることにより、左の補助図柄20群と右の補助図柄20群が停止した状態で、同じ種類の補助図柄20が並ぶ可能性がある有効ラインの数(テンパイの数)を適宜増減させることが可能である。
以下、上記実施形態にかかる遊技機1を改良、変形、具体化等した具体例について説明する。なお、以下の各具体例を用いて説明する事項を複数適用した構成としてもよい。
○第一具体例
上記実施形態では、複数種の補助図柄20が複数種の特殊態様12のそれぞれに対応づけられたものであることを説明したが、複数種の補助図柄20の態様のそれぞれが、対応関係にある特殊態様12の態様と全く同じものとしてもよい(図7参照)。この場合、事前演出にて同種の補助図柄20が有効ラインに並んだ場合、当該補助図柄20と同じ態様となる(ただし、大きさや形式的な部分等は異なっていてもよい。)ように保留図柄10が変化することになるから、事前演出と保留変化演出の関係が分かりやすいものとなる。
○第二具体例
上記実施形態では、複数種の補助図柄20は、対応する特殊態様12の色を示すものであることを説明したが、補助図柄20と特殊態様12の対応関係の示唆態様は、このような直接的な示唆に限られるわけではない。複数種の補助図柄20と複数種の特殊態様12が1:1の関係にあれば、補助図柄20が対応する特殊態様12を直接的に示唆するものでなくても、遊技を継続的に実行することで当該対応関係を把握することが可能である。例えば、補助図柄20として複数種のキャラクタが設定され、当該キャラクタのそれぞれが複数種の特殊態様12のうちのいずれかに対応づけられたものとすることが考えられる。
○第三具体例
上記実施形態や、第一具体例、第二具体例とは異なり、一の補助図柄20が二以上の特殊態様12に対応づけられた構成としてもよい。つまり、当該一の補助図柄20が有効ラインに揃ったときには、保留図柄10の態様が当該二以上の特殊態様12のうちのいずれかとなるような設定としてもよい。このような構成とすれば、補助図柄20が揃ったときに、保留図柄10の態様がどのようなものとなるかを予測しつつ楽しむ遊技性を実現することが可能となる。
○第四具体例
上記実施形態では、事前演出が成功結末となるときに同じ種類の装飾図柄50が並ぶのは、一の有効ラインのみとなるように設定されているが、二以上の有効ラインにて同じ種類の補助図柄20が並ぶ事象が発生しうるものとしてもよい。一の有効ラインにて並ぶ補助図柄20と、別の有効ラインにて並ぶ補助図柄20が同じ種類のものとなりうる構成としてもよい。
事前演出において二以上の有効ラインにて同じ種類の補助図柄20が並ぶ結末となった場合、その結果として発生する保留変化演出の態様としては種々考えられる。基本的には、一の有効ラインにて同じ種類の補助図柄20が並んだ場合よりも、遊技者に有利な態様が発生するようにすればよい。例えば、ある有効ラインにて並んだ補助図柄20に対応する特殊態様12に一の保留図柄10が変化し、別の有効ラインにて並んだ補助図柄20に対応する特殊態様12に別の保留図柄10が変化するような構成とすることが考えられる(図8参照)。つまり、一度に二以上の保留図柄10が変化するような保留変化演出とする構成が考えられる。
また、二以上の有効ラインにて並んだ補助図柄20の種類を踏まえ、一の保留図柄10の態様がより信頼度の高い特殊態様12に変化するような構成とすることが考えられる。例えば、ある有効ラインにて第一補助図柄21が、別の有効ラインにて第二補助図柄22が並んだ場合には、一の保留図柄10を通常態様11から第三特殊態様123に変化させる(図9参照)。第一補助図柄21は、第一特殊態様121に対応するものであるから、保留図柄10の信頼度を1段階高めるものであるといえる。第二補助図柄22は、第二特殊態様122に対応するものであるから、補助図柄20の信頼度を2段階高めるものであるといえる。したがって、第一補助図柄21と第二補助図柄22の両方が有効ラインに並んだ場合には、「1+2=3段階」信頼度を高めるように保留図柄10の態様が変化するようにする。このように、二以上の有効ラインのそれぞれに揃った補助図柄20が何段階保留図柄10の信頼度を高めるものであるかを考慮し、それの総和分、保留図柄10の信頼度を高めるように変化させるとよい。なお、本実施形態における特殊態様12は四段階に区分けされたものであるから、当該「総和」が4以上となるケースの全てにおいて、保留図柄10は第四特殊態様124に変化するということになる。
○第五具体例
上記実施形態では、同じ種類の補助図柄20が有効ラインに並ぶことが成功結末として設定されていることを説明したが、成功結末となることを示す手法はこれに限られるわけではない。例えば、一または複数種の補助図柄20とブランク図柄Bを含む補助図柄20群を変動表示させ、その種類を問わず有効ラインに補助図柄20が並んだ場合に成功結末となるような設定としてもよい。つまり、有効ラインにブランク図柄Bを含まない態様となることを成功結末として設定してもよい。
また、補助図柄20が有効ラインに沿って所定の組み合わせとなった場合に成功結末となるような設定としてもよい。例えば、補助図柄20をA、B、C、D・・・といった文字を含むものとし、当該補助図柄20の文字が有効ラインに沿って順目(アルファベット順)でならんだ場合に成功結末となるような設定としてもよい。
○第六具体例
上記実施形態では、事前演出が成功結末となった場合、未だ当否判定結果を報知する報知演出(装飾図柄50の変動)が開始されていないものの存在を示す保留図柄10の態様が変化することを説明したが、当否判定結果を報知する報知演出が開始されているももの、当該結果の報知が完了していないものの存在を示すいわゆる「当該変動」に対応する保留図柄10(当該変動図柄)が表示される構成において、当該変動図柄の態様が信頼度が高まる方向に変化しうる設定としてもよい。
○第七具体例
上記実施形態では、事前演出において五つの有効ラインが設定されていることを説明したが、当該有効ラインの数は適宜増減可能である。一つの有効ラインのみが設定された構成としてもよい。また、事前演出が発生する度に、有効ラインの数が変化しうる構成としてもよい。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
・手段1
対応する当否判定結果の報知が完了していない当否判定情報の存在を示す保留図柄を表示する表示手段と、
対応する当否判定結果が当たりとなる蓋然性である信頼度が高まったことを、前記保留図柄の態様の変化により示唆する保留変化演出を実行することが可能な保留変化演出実行手段と、
一または複数種の補助図柄を含む複数の補助図柄群を変動表示し、当該補助図柄群の変動の停止により示される補助図柄の組み合わせが所定の態様となるか否かにより、前記保留変化演出の発生の有無を示す事前演出を実行する事前演出実行手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、事前演出により保留変化演出が発生するか否かが示されるため、従来の保留変化演出に比して趣向性を高めることが可能となる。
・手段2
前記補助図柄の組み合わせが同じ種類の補助図柄で構成されるものとなった場合に、前記保留図柄の態様が変化することを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このような構成とすることで、保留図柄の態様が変化するか否かが分かりやすいものとなる。
・手段3
前記補助図柄の組み合わせが同じ種類の補助図柄で構成されるものとなった場合、当該補助図柄に対応する態様に前記保留図柄の態様が変化することを特徴とする手段2に記載の遊技機。
このように、同じ種類で揃った補助図柄に対応する態様に保留図柄の態様が変化するようにすることで、保留図柄の態様の変化が分かりやすいものとなる。
・手段4
前記補助図柄の組み合わせが同じ種類の補助図柄で構成されるものとなった場合、当該補助図柄が表す色と同じ色に前記保留図柄の色が変化することを特徴とする手段3に記載の遊技機。
このように、同じ種類で揃った補助図柄が表す色と同じ色に保留図柄が変化するようにすることで、保留図柄の態様の変化が分かりやすいものとなる。
・手段5
前記補助図柄の組み合わせが同じ種類の補助図柄で構成されるものとなった場合、当該補助図柄と同じ態様に前記保留図柄の態様が変化することを特徴とする手段3に記載の遊技機。
このように、同じ種類で揃った補助図柄と同じ態様に保留図柄の態様が変化するようにすることで、保留図柄の態様の変化が分かりやすいものとなる。
・手段6
前記事前演出は、複数の前記補助図柄群が変動表示されるものであって、複数の有効ラインのいずれかに沿って同じ種類の補助図柄が並んだ組み合わせとなった場合に前記保留図柄の態様が変化することを特徴とする手段2から請求項5のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、事前演出がよりわかりやすいものとなる。また、複数の有効ラインのいずれかにて同じ種類の補助図柄が並べば保留図柄の態様が変化することになるため、遊技者は数多くのチャンスがあるような印象を受けることになる。
・手段7
前記事前演出は、三つの補助図柄群が変動表示されるものであって、当該三つの補助図柄群のうちの二つの変動が停止した状態で、前記複数の有効ラインのうちの二以上において同じ種類の補助図柄が並ぶ可能性がある状態が発生しうることを特徴とする手段6に記載の遊技機。
このような状態が発生しうるようにすることで、遊技者に対し、数多くのチャンスがあるような印象を与えることができるとともに、いずれの種類の補助図柄が並ぶのか想像させつつ楽しませることができる。
・手段8
前記事前演出は、前記保留変化演出の対象となる保留図柄に対応する当否判定情報よりも先に取得された当否判定情報に対応する先の当否判定結果を報知する先の報知演出中に発生するものであることを特徴とする手段1から手段7のいずれかに記載の遊技機。
このように、保留変化演出を、いわゆる先読み演出として機能させることも可能である。
・手段9
前記事前演出は、前記先の当否判定結果を報知するために変動表示される装飾図柄の変動が停止または擬似的に停止された上で、当該装飾図柄を覆うように前記補助図柄群が変動表示されるものであることを特徴とする手段8に記載の遊技機。
このようにすることで、先の当否判定結果を報知するために表示される装飾図柄が、事前演出(補助図柄の表示)を妨げないようにすることができる。また、先の当否判定結果を報知するために表示される装飾図柄は補助図柄に覆われるのであるから、事前演出が先読み演出の一種として機能するというものであることを分かりやすくすることが可能である。
1 遊技機
10 保留図柄
11 通常態様
12 特殊態様
121〜124 第一特殊態様〜第四特殊態様
20 補助図柄
21〜24 第一補助図柄〜第四補助図柄
50 装飾図柄
91 表示装置
911 表示領域

Claims (1)

  1. 対応する当否判定結果の報知が完了していない当否判定情報の存在を示す保留図柄を表示する表示手段と、
    対応する当否判定結果が当たりとなる蓋然性である信頼度が高まったことを、前記保留図柄の態様の変化により示唆する保留変化演出を実行することが可能な保留変化演出実行手段と、
    一または複数種の補助図柄を含む複数の補助図柄群を変動表示し、当該補助図柄群の変動の停止により示される補助図柄の組み合わせが所定の態様となるか否かにより、前記保留変化演出の発生の有無を示す事前演出を実行する事前演出実行手段と、
    を備え
    前記保留図柄の態様は前記信頼度に応じて複数段階に区分けされるとともに、複数種の前記補助図柄のそれぞれには段階数が設定されており、
    前記事前演出は、複数の前記補助図柄群が変動表示されるものであって、複数の有効ラインのいずれかに沿って同じ種類の補助図柄が並んだ組み合わせとなった場合に前記保留図柄の態様が変化するものであり、
    一の有効ラインに沿って同じ種類の補助図柄が並んだ組み合わせとなった場合には、当該一の有効ラインに沿って並ぶ補助図柄に設定された前記段階数分、前記信頼度が高まる方向に前記保留図柄の態様が変化し、
    二以上の有効ラインのそれぞれに沿って同じ種類の補助図柄が並んだ組み合わせとなった場合には、当該二以上の有効ラインのそれぞれに沿って並ぶ補助図柄に設定された前記段階数の総和分、前記信頼度が高まる方向に前記保留図柄の態様が変化する
    ことを特徴とする遊技機。
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