JP6745030B2 - 閲覧中のバッテリ切れ対応プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、表示中のドキュメントを外部に送信するよう情報処理端末を制御するプログラムに関する。
近年、ノートPC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット等のようなバッテリ駆動の情報処理端末の増加に伴い、これらの情報処理端末にてドキュメントを閲覧する機会が増えてきている。
通常、バッテリ駆動の情報処理端末にてドキュメントの閲覧中に、そのバッテリが切れた場合は、該閲覧の継続が不可能になってしまう。そして、バッテリが切れた後は、バッテリが充電(もしくは交換)されるまで該ドキュメントの閲覧を再開することができないという問題がある。
ところで、近年、情報処理端末からプリンタに印刷ジョブを送信することが一般に広く普及している。たとえば、引用文献1には、ユーザから指示を受けた情報処理端末がプリンタへ印刷ジョブを送信する場合に、自端末の消費電力を抑えるための方法が、引用文献2には情報処理端末がプリンタへ印刷ジョブを送信するときに、電池残量が少ない場合であっても優先度の高い印刷ジョブを確実に送信するための方法が開示されている。
特開2006−244245号公報 特開2006−82240号公報
自端末のバッテリが切れる前に、自端末にて閲覧中のドキュメントをプリンタに印刷させれば、自端末のバッテリが切れた後も、該印刷物を代わりの媒体としてドキュメントの閲覧を継続することができる。
引用文献1、および引用文献2は、バッテリ残量が少ない場合に印刷ジョブを送信する技術に関するものであるが、これらはいずれもユーザから印刷ジョブの送信指示を受けた際に行う処理についてのみ規定しているので、印刷ジョブの送信指示を受けないまま自端末のバッテリが切れてしまった場合、たとえば、自端末のバッテリが切れそうになっていることに、ユーザが気づかないままバッテリが切れてしまった場合等には対応していない。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、バッテリで駆動する情報処理端末にてドキュメントの閲覧中に、バッテリが切れた場合であっても、ドキュメントの閲覧を継続することができるよう該情報処理端末を制御するプログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]通信部と、表示部と、ドキュメントおよびドキュメントを開いて前記表示部に表示させるアプリケーションプログラムが記憶された記憶部とを有する、バッテリで駆動された情報処理端末で実行されるプログラムであって、
前記アプリケーションプログラムがドキュメントを開いているか否かを確認する確認ステップと、
前記バッテリの蓄電残量が所定値未満であるか否か判定する残量判定ステップと、
前記アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれているときに、前記バッテリの蓄電残量が前記所定値未満になった場合に、前記アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する送信ステップと、
前記印刷ジョブの送信先が、受信した印刷ジョブをボックスに保存し、該ボックスに保存されている印刷ジョブに対する出力指示を受けたときに該出力指示で指定された印刷ジョブに基づく印刷を実行するボックス機能を備えたプリンタの前記ボックス、または、受信した印刷ジョブを保存しておき、該保存している印刷ジョブをプリンタからの転送要求に応じてそのプリンタに送信する機能を有する外部のプルプリントサーバであって、前記送信ステップ後に、前記バッテリへの充電が開始された場合、もしくは、前記バッテリを蓄電残量が所定値より多い他のバッテリに交換された場合に、前記送信先に保存されている前記印刷ジョブを削除させる削除ステップと、
を有する
ことを特徴とするプログラム。
上記発明では、バッテリで駆動する情報処理端末にて、バッテリの蓄電残量が所定値未満になった場合に、アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する。これにより、自端末のバッテリが切れてしまった場合であっても、他の媒体にてドキュメントの閲覧を継続することができる。印刷ジョブの送信先としては、たとえば、プリンタや、プリンタのボックス、プルプリントサーバ、印刷ジョブの内容を表示可能な他の表示媒体等が挙げられる。
また上記発明では、情報処理端末は、プリンタのボックスまたはプルプリントサーバに印刷ジョブを送信する。送信先がボックスの場合、プリンタは、情報処理端末から受けた印刷ジョブをボックスに保存しておき、該印刷ジョブに対する出力指示を受けたときに該印刷ジョブに基づく印刷を実行する。情報処理端末のユーザからの指示(操作)を受けて初めて印刷を開始するので、プリンタが印刷ジョブを受けた時に即時に印刷を開始する場合に比べて、印刷時におけるドキュメントの機密性が高くなる。また、ユーザが該ドキュメントの印刷を不要とする場合は、該印刷ジョブに対する出力指示を行わなければ無駄な印刷は行われない。送信先がプルプリントサーバならば、ユーザは、送信先のプルプリントサーバにアクセス可能なプリンタであれば、情報処理端末が送信した印刷ジョブを実行させることができる。これにより、ユーザは比較的付近にあるプリンタを使用して印刷物を得ることができる。また、ユーザが該ドキュメントの印刷を不要とする場合は、転送要求を行わなければ無駄な印刷は行われない。
また上記発明では、充電が開始された場合や、バッテリ交換により蓄電残量が所定値を越える状態に戻った場合は、情報処理端末でドキュメントの閲覧が継続可能になるため、ボックスやプルプリントサーバに送信した印刷ジョブの実行が不要になる。ユーザが実行開始を指示しなければ、印刷ジョブが送信先のボックスやプルプリントサーバに長時間保持されたままになる。そこで、情報処理端末はバッテリ切れが回避された場合に印刷ジョブの送信先に、該印刷ジョブの削除を指示する。
[2]通信部と、表示部と、ドキュメントおよびドキュメントを開いて前記表示部に表示させるアプリケーションプログラムが記憶された記憶部とを有する、バッテリで駆動された情報処理端末で実行されるプログラムであって、
前記アプリケーションプログラムがドキュメントを開いているか否かを確認する確認ステップと、
前記バッテリの蓄電残量が所定値未満であるか否か判定する残量判定ステップと、
前記アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれているときに、前記バッテリの蓄電残量が前記所定値未満になった場合に、前記アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する送信ステップと、
「全ページ」、「表示中のページ以降のページ」、「ユーザが指定するページ」、「印刷しない」の4つを含む選択肢からいずれか1つの選択を受けつけることで、ユーザから前記ドキュメント内での印刷範囲の指定を受ける印刷範囲受付ステップと、
を有し、
前記印刷ジョブは、前記印刷範囲受付ステップにて指定された印刷範囲を印刷するため印刷ジョブである
ことを特徴とするプログラム。
上記発明では、「印刷しない」が選択された場合は、印刷ジョブの作成、送信を行わない。
]前記残量判定ステップは、前記バッテリの蓄電残量を検出し、
前記印刷範囲受付ステップでは、前記検出した蓄電残量にて前記送信を完了することが可能な印刷ジョブのページ数を算出し、ユーザに通知する
ことを特徴とする[]に記載のプログラム。
上記発明では、バッテリの蓄電残量にて、作成、送信が可能な印刷ジョブのページ数を算出し、その算出して得たページ数をユーザに通知する。ユーザは、通知されたページ数以下になるように印刷範囲を指定することで、印刷ジョブの作成、送信が完了するまでにバッテリが切れてしまう事態を予防することができる。
]通信部と、表示部と、ドキュメントおよびドキュメントを開いて前記表示部に表示させるアプリケーションプログラムが記憶された記憶部とを有する、バッテリで駆動された情報処理端末で実行されるプログラムであって、
前記アプリケーションプログラムがドキュメントを開いているか否かを確認する確認ステップと、
前記バッテリの蓄電残量が所定値未満であるか否か判定する残量判定ステップと、
前記アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれているときに、前記バッテリの蓄電残量が前記所定値未満になった場合に、前記アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する送信ステップと、
ユーザから前記ドキュメント内での印刷範囲の指定を受ける印刷範囲受付ステップと、
を有し、
前記印刷ジョブは、前記印刷範囲受付ステップにて指定された印刷範囲を印刷するため印刷ジョブであり、
前記残量判定ステップは、前記バッテリの蓄電残量を検出し、
前記印刷範囲受付ステップでは、前記検出した蓄電残量にて前記送信を完了することが可能な印刷ジョブのページ数を算出し、該ページ数が、前記ドキュメントの全ページ数より少ない場合は、「ユーザが指定するページ」、「印刷しない」の2つを含む選択肢からいずれか1つの選択を受けつけることで、前記印刷範囲の指定を受ける
ことを特徴とするプログラム。
通信部と、表示部と、ドキュメントおよびドキュメントを開いて前記表示部に表示させるアプリケーションプログラムが記憶された記憶部とを有する、バッテリで駆動された情報処理端末で実行されるプログラムであって、
前記アプリケーションプログラムがドキュメントを開いているか否かを確認する確認ステップと、
前記バッテリの蓄電残量が所定値未満であるか否か判定する残量判定ステップと、
前記アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれているときに、前記バッテリの蓄電残量が前記所定値未満になった場合に、前記アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する送信ステップと、
を有し、
前記送信ステップでは、前記開かれているドキュメントを開いているアプリケーションプログラムが閲覧専用のアプリケーションプログラムであるかドキュメントを編集可能なアプリケーションであるかを判断し、編集可能なアプリケーションである場合は前記開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する処理は行わず、閲覧専用のアプリケーションプログラムである場合は前記開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する
ことを特徴とするプログラム。
編集も可能なアプリケーションプログラムでドキュメントを開いた場合、バッテリの蓄電残量が所定値未満になったときに編集が未完了のドキュメントを印刷ジョブとして送信してしまうと、その結果物が無駄になってしまう可能性がある。上記発明では、閲覧専用のアプリケーションプログラムでドキュメントを開くので、前述の問題は発生しない。
]通信部と、表示部と、ドキュメントおよびドキュメントを開いて前記表示部に表示させるアプリケーションプログラムが記憶された記憶部とを有する、バッテリで駆動された情報処理端末で実行されるプログラムであって、
前記アプリケーションプログラムがドキュメントを開いているか否かを確認する確認ステップと、
前記バッテリの蓄電残量が所定値未満であるか否か判定する残量判定ステップと、
前記アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれているときに、前記バッテリの蓄電残量が前記所定値未満になった場合に、前記アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する送信ステップと、
を有し、
前記送信ステップでは、前記蓄電残量が所定値未満であると前記残量判定ステップにて判定された場合に、既に閉じられているが過去の所定時間以内に前記アプリケーションプログラムによって開かれていたドキュメントがあれば、該ドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する
ことを特徴とするプログラム。
上記発明では、閉じられたばかりのドキュメントは、再度アプリケーションプログラムによって開かれる可能性が高いので、蓄電残量が所定値未満のときに、その時点で開かれているドキュメントが無い場合であっても、アプリケーションプログラムによって開かれていた一のドキュメントが閉じられてからの経過時間が所定時間以内であれば、該ドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する。
]通信部と、表示部と、ドキュメントおよびドキュメントを開いて前記表示部に表示させるアプリケーションプログラムが記憶された記憶部とを有する、バッテリで駆動された情報処理端末で実行されるプログラムであって、
前記アプリケーションプログラムがドキュメントを開いているか否かを確認する確認ステップと、
前記バッテリの蓄電残量が所定値未満であるか否か判定する残量判定ステップと、
前記アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれているときに、前記バッテリの蓄電残量が前記所定値未満になった場合に、前記アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する送信ステップと、
を有し、
前記アプリケーションプログラムによって前記ドキュメントが開かれたとき、該ドキュメントの全ページの印刷ジョブを作成して送信するために必要な前記バッテリの蓄電残量を算出する必要残量算出ステップを更に有し、
前記残量判定ステップでは、前記必要残量算出ステップにて算出した蓄電残量に基づいて前記所定値を決定する
ことを特徴とするプログラム。
上記発明では、アプリケーションプログラムによって、ドキュメントが開かれたとき、そのドキュメントの印刷ジョブを作成して送信するまでに必要な電力量を予め計算しておき、その電力量に基づいて決定した所定値にバッテリ残量が低下したとき、該ドキュメントの印刷ジョブを作成して送信する。たとえば、前述の計算によって得た電力量より多い値を所定値に設定した場合は、バッテリの蓄電残量が所定値を下回った時点では、確実に該ドキュメントの全ページ分の印刷ジョブを作成し、送信することができる。
]前記送信ステップでは、前記印刷ジョブを外部のプリンタに送信する
ことを特徴とする[2]乃至[]のいずれか1つに記載のプログラム。
]前記プリンタは、受信した印刷ジョブを保存するボックスを備え、該ボックスに保存されている印刷ジョブに対する出力指示を受けたときに該出力指示で指定された印刷ジョブに基づく印刷を実行するボックス機能を備えており、
前記送信ステップでは、前記印刷ジョブを前記プリンタの前記ボックスに送信する
ことを特徴とする[]に記載のプログラム。
10]前記送信ステップでは、受信した印刷ジョブを保存しておき、該保存している印刷ジョブをプリンタからの転送要求に応じてそのプリンタに送信する機能を有する外部のプルプリントサーバに、前記印刷ジョブを送信する
ことを特徴とする[2]乃至[]のいずれか1つに記載のプログラム。
11]前記送信ステップでの前記印刷ジョブの送信先の指定を受ける送信先受付ステップを更に有する
ことを特徴とする[1]乃至[10]のいずれか1つに記載のプログラム。
本発明に係るプログラムによれば、バッテリで駆動する情報処理端末でドキュメントの閲覧中に、バッテリが切れた場合であっても、そのドキュメントの閲覧を継続することができる。
本発明の実施の形態に係る情報処理端末を含む印刷システムを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理端末の概略構成を示すブロック図である。 情報処理端末が行う処理を示す流れ図である。 全ページ分を印刷ジョブとして送信可能な場合に表示される第1メッセージ画面の例を示す図である。 全ページ分を印刷ジョブとして送信不可能な場合に表示される第2メッセージ画面の例を示す図である。 バッテリへの充電が開始された場合に情報処理端末が行う処理を示す流れ図である
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る印刷システム7を示す。印刷システム7は、LAN(Local Area Network)などのネットワーク3を通じて、複数台の画像形成装置10(10A、10B)と、情報処理端末40と、サーバ60とを通信可能に接続して構成される。なお、画像形成装置10A、10Bを総称する、もしくは任意の1台を指す場合は、画像形成装置10と記すものとする。
情報処理端末40は、持ち歩きが可能なタブレットなどの端末であり、バッテリで駆動される。情報処理端末40は、後述する表示部51(図2参照)を備えるとともに、ドキュメントおよびドキュメントを開いて表示部51に表示させるアプリケーションプログラムが記憶されている。ユーザは、アプリケーションプログラムで開いて表示部51に表示させたドキュメントを閲覧することができる。また、情報処理端末40は、該ドキュメントを印刷するための印刷ジョブを、画像形成装置10やサーバ60に送信することができる。
画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷するコピージョブ、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したり外部装置へ送信したりするスキャンジョブ、PCや情報処理端末40から送出されたデータ(印刷ジョブ)に係る画像を記録紙に印刷して出力するプリントジョブなどのジョブを実行する機能を備えた、所謂、複合機であり、本発明におけるプリンタとしての役割を果たす。本発明の実施の形態では、画像形成装置10は、受信した印刷ジョブを保存するボックスを備え、該ボックスに保存されている印刷ジョブに対する出力指示を受けたときに該出力指示で指定された印刷ジョブに基づく印刷を実行するボックス機能を備えている。
サーバ60は、情報処理端末40から受信した印刷ジョブを保存しておき、該保存している印刷ジョブを、画像形成装置10からの転送要求に応じてその画像形成装置10に送信する機能を有する、所謂、プルプリントサーバである。
情報処理端末40の動作を制御するプログラムは、本発明におけるプログラムとしての役割を果たす。情報処理端末40は、アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれているか否かを確認し、アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれているときに、バッテリの蓄電残量が所定値未満になった場合は、該アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを画像形成装置10やサーバ60などの外部装置に送信する。自端末のバッテリが切れる前に閲覧中のドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信するので、バッテリが切れた後であっても、該印刷ジョブの結果物によってユーザはドキュメントの閲覧を継続することができる。
図2は、本発明の実施の形態に係る情報処理端末40の概略構成を示すブロック図である。情報処理端末40は、当該情報処理端末40の動作を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)41を有している。マイクロプロセッサを含むCPU41にはバスを通じてROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、不揮発メモリ44と、蓄電残量検出部45と、ネットワーク通信部46と、操作表示部50とを備えている。情報処理端末40は、バッテリ(電源部47)で駆動される。
CPU41は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。また、CPU41は、表示部51の表示内容を制御する制御部としての機能を果たす。
本発明の実施の形態では、本発明のプログラムによって動作するCPU41が、アプリケーションプログラムによってドキュメントを開いているか否かの確認や、自端末のバッテリの蓄電残量が所定値未満であるか否かの判定、および外部への印刷ジョブの送信などの制御を行う。
ROM42には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU41が各種処理を実行することで情報処理端末40の各機能が実現される。
RAM43は、CPU41がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリとして使用される。
不揮発メモリ44は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。また、不揮発メモリ44には、OSプログラムや各種アプリケーションプログラム、ドキュメント、印刷ジョブ、印刷ジョブに係る送信履歴などが保存される。
ネットワーク通信部46は、ネットワーク3を通じて画像形成装置10やサーバ60との間でデータを通信する機能を果たす。本発明の実施の形態では、無線LANによる無線通信を行うものとして説明するが、通信手段はこれらに限らない。
蓄電残量検出部45は、電源部47(バッテリ)の蓄電残量を検出する。電源部47(バッテリ)は、自端末に接続された電源コード等を介して充電が可能である。バッテリは、交換可能であってもよい。
操作表示部50は、表示部51と、操作部52とを備えている。このうち操作部52は、ホームボタンや戻るボタンなどのスイッチ部53とタッチパネル部54とを備えている。表示部51は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、ドキュメントの閲覧画面、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。本実施の形態では、操作表示部50が表示する表示内容の制御、操作表示部50による操作の受け付けに関する制御はCPU41が行う。
タッチパネル部54は、表示部51上に設けられている。タッチパネル部54は、タッチペンや指などで押下された表示部51上の座標位置や、フリック操作やドラッグ操作等を検出する。
図3は、情報処理端末40が行う処理の流れを示す。まず、情報処理端末40は、アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれているか否かを確認する(ステップS101)。アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれていない場合は(ステップS101;No)、ステップS101に戻って処理を継続する。
アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれている場合は(ステップS101;Yes)、バッテリの蓄電残量が所定値未満であるか否かを調べる(ステップS102)。所定値については後述する。
バッテリの蓄電残量が所定値以上の場合は(ステップS102;No)、ステップS101に戻って処理を継続する。バッテリの蓄電残量が所定値未満である場合は(ステップS102;Yes)、アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントの全ページを印刷するための印刷ジョブを作成し送信するために要する消費電力を算出する(ステップS103)。
消費電力の算出方法としては、たとえば、印刷ジョブの作成時に1ページ分が消費する電力と、印刷ジョブの送信時に1ページ分が消費する電力の合計と、ドキュメントのページ数を積算して得た値を、前述の消費電力として概算する。
算出した消費電力が現在のバッテリの蓄電残量以下である場合は、CPU41は、ドキュメントの全てのページを印刷するための印刷ジョブの作成と送信が可能であると判断し(ステップS104:Yes)、後述する第1メッセージ画面(図4参照)を表示部51に表示させ(ステップS105)、ステップS107に進む。なお、第1メッセージ画面では、バッテリの蓄電残量が少ない旨を警告し、閲覧中のドキュメントの印刷を行うか否かの指示(選択)、および印刷を行う場合は全ページを印刷するか指定ページのみ印刷するか等の指示をユーザから受ける。
算出した消費電力が現在のバッテリの蓄電残量を越えている場合は、CPU41は、現在のバッテリの蓄電残量では、ドキュメントの全ページを印刷するための印刷ジョブの作成、送信が不可能であると判断し(ステップS104:No)、後述する第2メッセージ画面(図5参照)を表示部51に表示させ(ステップS106)、ステップS107に進む。なお、第2メッセージ画面では、バッテリの蓄電残量が少ない旨を警告し、閲覧中のドキュメントの印刷を行うか否かの指示(選択)、および印刷を行う場合は今の蓄電残量で印刷可能な最大ページ数内で印刷範囲の指定等をユーザから受ける。
ステップS107では第1メッセージ画面、もしくは第2メッセージ画面にて印刷を行う指示と、印刷を行わない指示のうちのいずれを受けたかを調べる。印刷を行わない指示を受けた場合は(ステップS107;No)、本処理を終了する。印刷を行う指示を受けた場合は(ステップS107;Yes)、該指示とともに指定された印刷範囲を印刷するための印刷ジョブを作成する(ステップS108)。印刷ジョブは、送信先に合わせた形式で作成してもよいし、予め設定された固定の形式で作成してもよい。その後、該印刷ジョブを外部に送信し(ステップS109)、本処理を終了する。
ドキュメントを開くアプリケーションプログラムには、閲覧専用のものと、該ドキュメントを編集可能なもの(編集用のもの)が挙げられる。図3では、いずれの種類のアプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントであっても、印刷ジョブの作成、送信の対象としている。
なお、編集用のアプリケーションプログラムでドキュメントを開いて編集を行っている場合、バッテリの蓄電残量が所定値未満になったときに編集が未完了のドキュメントを印刷ジョブとして送信してしまうと、その結果物が無駄になってしまう可能性があるので、ドキュメントを開いているアプリケーションプログラムの種別を判断し、閲覧用のアプリケーションプログラムで開かれているドキュメントのみ印刷ジョブの作成、送信の対象とするようにしてもよい。
次に、第1メッセージ画面と第2メッセージ画面について具体例を挙げて説明する。図4は、第1メッセージ画面の例を示す。第1メッセージ画面は、現在のバッテリの蓄電残量にて、アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントの全ページを印刷する印刷ジョブを生成して送信可能な場合に表示される。
第1メッセージ画面の上部には、自端末のバッテリの蓄電残量が少なくなった旨の警告、および閲覧中のドキュメント(ファイル)を印刷するか否かをユーザに問い合わせるメッセージが表示される。さらに、このメッセージの下方に、現在設定されている印刷ジョブの送信先と送信先変更釦81が表示され、さらにその下方に、4つの印刷範囲指定項目80、ページ指定入力欄82、OKボタン83が表示される。
送信先変更釦81は、印刷ジョブの送信先を変更する際に押下される操作釦である。送信先変更釦81が押下されたら、第1メッセージ画面から他の画面に遷移する。ユーザは、該遷移後の画面で印刷ジョブの送信先を変更することができる。
本発明の実施の形態では、送信先として以下の3種類を選択することができる。
(1)画像形成装置10(即時印刷)
(2)画像形成装置10のボックス
(3)サーバ60
(1)を送信先として印刷ジョブを送信した場合、送信先の画像形成装置10は受信した印刷ジョブに基づく印刷を、受信後即時に開始する。
(2)を送信先として印刷ジョブを送信した場合は、送信先の画像形成装置10のボックスに該印刷ジョブが保存され、即時の印刷は行われない。ユーザが、印刷ジョブの送信先の画像形成装置10(たとえば、画像形成装置10Aに印刷ジョブが送信された場合は画像形成装置10A)まで移動して、該画像形成装置10のボックスに保存されている印刷ジョブに対する出力指示を行うと、該出力指示を受けた画像形成装置10は、該出力指示で指定された印刷ジョブに基づく印刷を開始する。
(3)を送信先として印刷ジョブを送信した場合は、サーバ60に該印刷ジョブが保存される。ユーザがいずれかの画像形成装置10(画像形成装置10Aでも画像形成装置10Bでもよい)まで移動し、移動先の画像形成装置10でユーザ認証されると、該画像形成装置10からサーバ60に印刷ジョブの転送要求が送信される。サーバ60は該転送要求に応じて、該転送要求の送信元の画像形成装置10に該当の印刷ジョブを送信し、これを受信した画像形成装置10は該印刷ジョブに基づく印刷を開始する。(3)の場合、所謂、プルプリントが行われる。
(2)または(3)を送信先として選択した場合は、ユーザが出力先の画像形成装置10の前に居る状態で印刷が実行されるので、(1)を送信先として選択した場合、すなわち、印刷ジョブを受信した画像形成装置10が即時に印刷を行う場合に比べて、第3者にドキュメントが見られたり、持ち去られたりする可能性が低減して、セキュリティ性が向上する。
なお、(2)もしくは(3)を送信先とする場合、保存期間を設定することができる。画像形成装置10もしくはサーバ60は、印刷ジョブを保存してから、該印刷ジョブに基づく印刷が実行されないまま(もしくは該印刷ジョブが転送されないまま)上記の保存期間を経過した場合は、該印刷ジョブを自動削除する。
印刷範囲指定項目80は、ユーザによって指定される印刷範囲の選択肢である。第1メッセージ画面では印刷範囲指定項目80として、「全ページ印刷」、「開いているページ以降のページ印刷」、「ページを指定して印刷」、「印刷しない」の4つの選択肢が表示されている。ユーザは、4つの選択肢の左側に配置されたラジオボタンを使用して、4つの選択肢のうちいずれか1つを選択する。
情報処理端末40は、印刷範囲として「全ページ印刷」、「開いているページ以降のページ印刷」、「ページを指定して印刷」のうちのいずれかの刷範囲指定項目80が選択された場合は、図3のステップS107にて、印刷を実行する指示を受けたと判断する。「印刷しない」の印刷範囲指定項目80が選択された場合は、図3のステップS107にて、印刷を行わない指示を受けたと判断する。
ページ指定入力欄82は、前述した選択肢のうち「ページを指定して印刷」が選択された場合に、印刷対象のページを詳細に指定するための入力欄である。第1メッセージ画面ではページ指定入力欄82は「ページを指定して印刷」の印刷範囲指定項目80の右下に表示されている。
OKボタン83は、押下されたら、その時点で選択されている印刷範囲、および印刷ジョブの送信先の設定を確定し、図3のステップS107の処理に進む。
図5は、第2メッセージ画面の例を示す。第2メッセージ画面は、現在のバッテリの蓄電残量が、アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントの全ページを印刷する印刷ジョブを生成して送信するには不足している場合に表示される。
第2メッセージ画面では、第1メッセージ画面と同じく、自端末のバッテリの蓄電残量が少なくなった旨の警告、および閲覧中のドキュメント(ファイル)を印刷するか否かをユーザに問い合わせるメッセージが表示される。さらにその下方に現在設定されている印刷ジョブの送信先と送信先変更釦91が表示され、さらにその下方に2つの印刷範囲指定項目90、ページ指定入力欄92、OKボタン93が表示されている。
送信先変更釦91は、図4に示した送信先変更釦81と同じ役割の操作ボタンである。第2メッセージ画面にて設定可能な送信先は、第1メッセージ画面で設定可能な送信先と同様である。
印刷範囲指定項目90は、ユーザによって指定される印刷範囲の選択肢である。第2メッセージ画面では印刷範囲指定項目90として、「ページを指定して印刷」、「印刷しない」の2つの選択肢が表示されている。ユーザは、2つの選択肢の左側に配置されたラジオボタンを使用して、2つの選択肢のうちいずれか1つを選択する。
情報処理端末40は、第2メッセージ画面で印刷範囲として「印刷しない」の印刷範囲指定項目90が選択された場合は、図3のステップS107にて印刷を行わない指示を受けたと判断し、「ページを指定して印刷」の印刷範囲指定項目90が選択された場合は、図3のステップS107にて印刷を行う指示を受けたと判断する。
ページ指定入力欄92は、前述した選択肢のうち「ページを指定して印刷」が選択された場合に、印刷対象のページを詳細に指定するための入力欄である。第2メッセージ画面ではページ指定入力欄92は「ページを指定して印刷」の印刷範囲指定項目90の右下に表示されている。
また、第2メッセージ画面では、「ページを指定して印刷」の印刷範囲指定項目90の右側に、現在のバッテリの蓄電残量で印刷可能な最大ページ数が表示されており、ページ指定入力欄92では、印刷するページ数の合計が、表示されている印刷可能な最大ページ数以下に収まる範囲内で、印刷する各ページを任意に指定することができる。表示されている最大ページ数を越える量のページが指定された場合は、その旨を通知し、再設定を促す。
OKボタン93は、押下されたら、その時点で選択されている印刷範囲、および印刷ジョブの送信先の設定を確定し、図3のステップS107の処理に進む。
このように、情報処理端末40では、バッテリの蓄電残量が所定値未満になった場合に、アプリケーションプログラムで開かれているドキュメントの全ページ分の印刷ジョブを、その蓄電残量で作成し送信することが可能か否かにより、第1メッセージ画面を表示するか、第2メッセージ画面を表示するかを切り換える。第2メッセージ画面では、設定可能な印刷総ページ数は、その蓄電残量で生成・送信可能な最大ページ数以下に制限される。
次に、印刷ジョブの送信後、該印刷ジョブに基づく印刷が開始されるよりも前に、情報処理端末40のバッテリへの充電が開始された場合について説明する。
印刷ジョブの送信先が、画像形成装置10のボックスか、サーバ60である場合は、印刷ジョブの送信時に設定された保存期間が経過するまで、もしくはユーザが画像形成装置10に対して操作(前述の出力指示や、転送要求の送信指示)を行うまで、該印刷ジョブの送信先にて印刷ジョブが保持される。
印刷ジョブの送信後、その印刷ジョブに基づく印刷が開始される前に、バッテリへの充電が開始された場合は、情報処理端末40にてドキュメントの閲覧を継続可能となるので、紙媒体への出力が不要になる。よって、そのような場合、情報処理端末40は、印刷ジョブの送信先に、その印刷ジョブを削除する指示を送信する。これにより、印刷ジョブの送信先では、印刷ジョブが不要になった時点で早急に該印刷ジョブを削除することができる。また、印刷ジョブの送信時に保存期間が設定されなかった場合は、印刷ジョブが実行されずにいつまでも残ってしまうことを防止する。
図6は、情報処理端末40が、印刷ジョブの送信先に該印刷ジョブを削除する指示を送信するまでの処理を示す。まず、バッテリの蓄電残量が所定値未満の状態で、バッテリへの充電が開始された場合は(ステップS201;Yes)、バッテリ切れに起因して画像形成装置10のボックスまたはサーバ60に印刷ジョブを送信しているか否かを調べる(ステップS202)。送信していなければ(ステップS202;No)本処理を終了する。画像形成装置10のボックスまたはサーバ60を送信先として印刷ジョブを送信した場合は(ステップS202;Yes)、保存中の該印刷ジョブを削除するよう、該印刷ジョブの送信先に指示して(ステップS203)、本処理を終了する。充電が開始されることなく、バッテリが切れた場合も(ステップS201;No)、本処理を終了する。
なお、図6では、画像形成装置10のボックスおよびサーバ60にて印刷ジョブを保存中か否かを確認せずに、印刷ジョブの削除を指示しているが、印刷ジョブの送信先にて該印刷ジョブがまだ保存されているか否かを確認し、保存中である場合のみ印刷ジョブの削除を指示するようにしてもよい。
次に、情報処理端末40が行う処理について複数の変形例を挙げて説明する。
(変形例1、複数のドキュメントが開かれている場合)
変形例1では、アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントが複数ある場合について説明する。たとえば、表示中のドキュメントとは別に、バックグラウンドで待機中のドキュメントがある場合は、アプリケーションプログラムによって2以上のドキュメントが開かれている状態である。
情報処理端末40は、バッテリの蓄電残量が所定値未満になった場合に、アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントが複数ある場合は、それら全てを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する。
アプリケーションプログラムによって開かれている複数のドキュメント全てを印刷するための一の印刷ジョブを作成して送信してもよいが、本発明の実施の形態では、ドキュメントごとに印刷ジョブを作成して送信するものとする。たとえば、バッテリの蓄電残量が所定値未満になった場合に、アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントが3つであるときは、情報処理端末40は、3つの印刷ジョブを作成し、送信する。
なお、送信対象となるドキュメントごとに、ユーザから印刷を行うか否か、および印刷を行う場合はその印刷範囲を受け付けるようにしてもよい。たとえば、ドキュメントごとに図4、図5で説明した第1メッセージ画面もしくは第2メッセージ画面を表示して、印刷範囲の指定を受けるようにする。
送信対象となるドキュメントが複数ある場合は、ドキュメントごとに印刷範囲の指定を受ける直前で、バッテリに残存する蓄電残量で、全ページ分の印刷ジョブを作成、送信が可能か否かを判断し、その判断結果に従って第1メッセージ画面を表示するか第2メッセージ画面を表示するかを切り替える。
たとえば、送信対象となるドキュメントが3つあるとき、まず、一つ目のドキュメントでは、バッテリに残存する蓄電残量で、全ページ分の印刷ジョブを作成、送信が可能か否かを判断し、その判断結果に従って第1メッセージ画面を表示するか第2メッセージ画面を表示するかを切り替える。2つ目のドキュメントでは、バッテリに残存する蓄電残量から前述の1つ目のドキュメントに係る印刷ジョブの作成、送信に要する電力(予測値)を引いた残りの電力で、該2つ目のドキュメントの全ページ分の印刷ジョブを作成、送信が可能か否かを判断し、その判断結果に従って第1メッセージ画面を表示するか第2メッセージ画面を表示するかを切り替える。3つ目のドキュメントでは、バッテリに残存する蓄電残量から前述の1つ目と2つ目のドキュメントに係る印刷ジョブの作成、送信に要する電力(予測値)を引いた残りの電力で、該3つ目のドキュメントの全ページ分の印刷ジョブを作成、送信が可能か否かを判断し、その判断結果に従って第1メッセージ画面を表示するか第2メッセージ画面を表示するかを切り替える。
複数のドキュメントが開かれている場合、たとえば、最後に閲覧された順が若い方から、印刷範囲の指定を受け、印刷ジョブの作成、送信を行う。予め優先順位を決めておき、その優先順位に従って印刷範囲の指定を受け、印刷ジョブの作成、送信を行うようにしてもよい。
(変形例2、閉じたばかりのドキュメントがある場合)
閉じられてから経過時間の少ないドキュメントは、ユーザが閲覧を再開する可能性が高い。よって、情報処理端末40は、バッテリの蓄電残量が所定値未満であるとき、閉じられてからの経過時間が所定時間以内のドキュメントがあれば、該ドキュメントを印刷するための印刷ジョブを作成して外部に送信する。
アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントと閉じられてからの経過時間が所定時間以内のドキュメントとが存在する場合には、これらの双方について印刷ジョブを作成してもよいし、アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントを優先して印刷ジョブを作成してもよい。後者の場合、たとえば、アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントに係る印刷ジョブの作成・送信を行ってもまだバッテリの蓄電残量が残る場合に、閉じられてからの経過時間が所定時間以内のドキュメントについても印刷ジョブを作成・送信する。
(変形例3、蓄電残量の所定値について)
図3では、バッテリの蓄電残量が所定値未満になった時に、印刷範囲の指定等を受け、印刷ジョブを送信していたが、この所定値の値はユーザが設定してもよいし、予め決められた固定値であってもよい。また、アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれたとき、該ドキュメントの全ページを印刷する印刷ジョブを作成して送信するために必要な電力を算出し、その算出した値に基づいて所定値を決定してもよい。算出した値≦所定値となるように所定値を決定する。たとえば、算出した値<所定値とした場合は、バッテリの蓄電残量が所定値を下回った時点では、アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントの全ページの印刷ジョブを、残存している蓄電電力で必ず作成、送信することができる。
このように、本発明の実施の形態では、情報処理端末40は、バッテリの蓄電残量が所定値未満になったときに、アプリケーションプログラムが開いているドキュメントがあれば、このドキュメントを印刷するための印刷ジョブを作成して外部(画像形成装置10かサーバ60)に送信する。これにより、バッテリが切れた後も、印刷された紙媒体にてドキュメントの閲覧を継続することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本発明の実施の形態では、ボックス等へ送信済みの印刷ジョブの有無を調べ、該当の印刷ジョブがあればその印刷ジョブの送信先にその印刷ジョブを削除する指示を送信する処理を、バッテリへの充電が開始された場合に行う例を示したが、充電が開始された場合ではなく、バッテリが新品(もしくは蓄電残量が所定値より多いバッテリ)に交換された場合にも同様の処理を実行するようにしてもよい。
本発明の実施の形態では、無線LANなどのネットワーク3を経由して外部の装置に印刷ジョブを送信していたが、通信形式はこれに限らない。たとえば、Bluetooth(登録商標)や赤外線を使用してもよい。P2P(Peer to Peer)等の通信方式を用いて印刷ジョブを送信してもよい。
本発明の実施の形態では、バッテリの蓄電残量が所定値未満になってから印刷ジョブを作成していたが、印刷ジョブの作成タイミングはこれに限らない。たとえば、アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれた時に、該ドキュメントの印刷ジョブを予め作成しておいてもよい。バッテリの蓄電残量に余裕があるうちに予め印刷ジョブを作成するようにすれば、全ページ分の印刷ジョブを確実に作成することができる。
本発明の実施の形態では、情報処理端末40は、印刷ジョブの送信先の指定を受けていたが、送信先は予め固定されていてもよい。
なお、開いているドキュメントの全ページを印刷する印刷ジョブを作成して送信するのに必要な蓄電残量には足りないが、開いているドキュメントの開いているページ以降のページのみを印刷する印刷ジョブを作成して送信するだけの蓄電残量がある場合には、第2メッセージ画面の印刷範囲指定項目90において「開いているページ以降のページを印刷する」という選択肢を表示してもよい。
また、開いているドキュメントの全ページを印刷する印刷ジョブを作成して送信するのに必要な蓄電残量が残っていない場合には、たとえば、カラー原稿をモノクロ印刷する、写真や画像を割愛する、縮小印刷する、Nin1印刷する等、ページを削らずに消費電力を削減する方法で印刷ジョブを作成したり、そのような選択肢を設けたりしてもよい。
3…ネットワーク
7…印刷システム
10(10A、10B)…画像形成装置
40…情報処理端末
41…CPU
42…ROM
43…RAM
44…不揮発メモリ
45…蓄電残量検出部
46…ネットワーク通信部
47…電源部(バッテリ)
50…操作表示部
51…表示部
52…操作部
53…スイッチ部
54…タッチパネル部
60…サーバ
80…印刷範囲指定項目
81…送信先変更釦
82…ページ指定入力欄
83…OKボタン
90…印刷範囲指定項目
91…送信先変更釦
92…ページ指定入力欄
93…OKボタン

Claims (11)

  1. 通信部と、表示部と、ドキュメントおよびドキュメントを開いて前記表示部に表示させるアプリケーションプログラムが記憶された記憶部とを有する、バッテリで駆動された情報処理端末で実行されるプログラムであって、
    前記アプリケーションプログラムがドキュメントを開いているか否かを確認する確認ステップと、
    前記バッテリの蓄電残量が所定値未満であるか否か判定する残量判定ステップと、
    前記アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれているときに、前記バッテリの蓄電残量が前記所定値未満になった場合に、前記アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する送信ステップと、
    前記印刷ジョブの送信先が、受信した印刷ジョブをボックスに保存し、該ボックスに保存されている印刷ジョブに対する出力指示を受けたときに該出力指示で指定された印刷ジョブに基づく印刷を実行するボックス機能を備えたプリンタの前記ボックス、または、受信した印刷ジョブを保存しておき、該保存している印刷ジョブをプリンタからの転送要求に応じてそのプリンタに送信する機能を有する外部のプルプリントサーバであって、前記送信ステップ後に、前記バッテリへの充電が開始された場合、もしくは、前記バッテリを蓄電残量が所定値より多い他のバッテリに交換された場合に、前記送信先に保存されている前記印刷ジョブを削除させる削除ステップと、
    を有する
    ことを特徴とするプログラム。
  2. 通信部と、表示部と、ドキュメントおよびドキュメントを開いて前記表示部に表示させるアプリケーションプログラムが記憶された記憶部とを有する、バッテリで駆動された情報処理端末で実行されるプログラムであって、
    前記アプリケーションプログラムがドキュメントを開いているか否かを確認する確認ステップと、
    前記バッテリの蓄電残量が所定値未満であるか否か判定する残量判定ステップと、
    前記アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれているときに、前記バッテリの蓄電残量が前記所定値未満になった場合に、前記アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する送信ステップと、
    「全ページ」、「表示中のページ以降のページ」、「ユーザが指定するページ」、「印刷しない」の4つを含む選択肢からいずれか1つの選択を受けつけることで、ユーザから前記ドキュメント内での印刷範囲の指定を受ける印刷範囲受付ステップと、
    を有し、
    前記印刷ジョブは、前記印刷範囲受付ステップにて指定された印刷範囲を印刷するため印刷ジョブである
    ことを特徴とするプログラム。
  3. 前記残量判定ステップは、前記バッテリの蓄電残量を検出し、
    前記印刷範囲受付ステップでは、前記検出した蓄電残量にて前記送信を完了することが可能な印刷ジョブのページ数を算出し、ユーザに通知する
    ことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  4. 通信部と、表示部と、ドキュメントおよびドキュメントを開いて前記表示部に表示させるアプリケーションプログラムが記憶された記憶部とを有する、バッテリで駆動された情報処理端末で実行されるプログラムであって、
    前記アプリケーションプログラムがドキュメントを開いているか否かを確認する確認ステップと、
    前記バッテリの蓄電残量が所定値未満であるか否か判定する残量判定ステップと、
    前記アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれているときに、前記バッテリの蓄電残量が前記所定値未満になった場合に、前記アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する送信ステップと、
    ユーザから前記ドキュメント内での印刷範囲の指定を受ける印刷範囲受付ステップと、
    を有し、
    前記印刷ジョブは、前記印刷範囲受付ステップにて指定された印刷範囲を印刷するため印刷ジョブであり、
    前記残量判定ステップは、前記バッテリの蓄電残量を検出し、
    前記印刷範囲受付ステップでは、前記検出した蓄電残量にて前記送信を完了することが可能な印刷ジョブのページ数を算出し、該ページ数が、前記ドキュメントの全ページ数より少ない場合は、「ユーザが指定するページ」、「印刷しない」の2つを含む選択肢からいずれか1つの選択を受けつけることで、前記印刷範囲の指定を受ける
    ことを特徴とするプログラム。
  5. 通信部と、表示部と、ドキュメントおよびドキュメントを開いて前記表示部に表示させるアプリケーションプログラムが記憶された記憶部とを有する、バッテリで駆動された情報処理端末で実行されるプログラムであって、
    前記アプリケーションプログラムがドキュメントを開いているか否かを確認する確認ステップと、
    前記バッテリの蓄電残量が所定値未満であるか否か判定する残量判定ステップと、
    前記アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれているときに、前記バッテリの蓄電残量が前記所定値未満になった場合に、前記アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する送信ステップと、
    を有し、
    前記送信ステップでは、前記開かれているドキュメントを開いているアプリケーションプログラムが閲覧専用のアプリケーションプログラムであるかドキュメントを編集可能なアプリケーションであるかを判断し、編集可能なアプリケーションである場合は前記開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する処理は行わず、閲覧専用のアプリケーションプログラムである場合は前記開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する
    ことを特徴とするプログラム。
  6. 通信部と、表示部と、ドキュメントおよびドキュメントを開いて前記表示部に表示させるアプリケーションプログラムが記憶された記憶部とを有する、バッテリで駆動された情報処理端末で実行されるプログラムであって、
    前記アプリケーションプログラムがドキュメントを開いているか否かを確認する確認ステップと、
    前記バッテリの蓄電残量が所定値未満であるか否か判定する残量判定ステップと、
    前記アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれているときに、前記バッテリの蓄電残量が前記所定値未満になった場合に、前記アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する送信ステップと、
    を有し、
    前記送信ステップでは、前記蓄電残量が所定値未満であると前記残量判定ステップにて判定された場合に、既に閉じられているが過去の所定時間以内に前記アプリケーションプログラムによって開かれていたドキュメントがあれば、該ドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する
    ことを特徴とするプログラム。
  7. 通信部と、表示部と、ドキュメントおよびドキュメントを開いて前記表示部に表示させるアプリケーションプログラムが記憶された記憶部とを有する、バッテリで駆動された情報処理端末で実行されるプログラムであって、
    前記アプリケーションプログラムがドキュメントを開いているか否かを確認する確認ステップと、
    前記バッテリの蓄電残量が所定値未満であるか否か判定する残量判定ステップと、
    前記アプリケーションプログラムによってドキュメントが開かれているときに、前記バッテリの蓄電残量が前記所定値未満になった場合に、前記アプリケーションプログラムによって開かれているドキュメントを印刷するための印刷ジョブを外部に送信する送信ステップと、
    を有し、
    前記アプリケーションプログラムによって前記ドキュメントが開かれたとき、該ドキュメントの全ページの印刷ジョブを作成して送信するために必要な前記バッテリの蓄電残量を算出する必要残量算出ステップを更に有し、
    前記残量判定ステップでは、前記必要残量算出ステップにて算出した蓄電残量に基づいて前記所定値を決定する
    ことを特徴とするプログラム。
  8. 前記送信ステップでは、前記印刷ジョブを外部のプリンタに送信する
    ことを特徴とする請求項2乃至のいずれか1つに記載のプログラム。
  9. 前記プリンタは、受信した印刷ジョブを保存するボックスを備え、該ボックスに保存されている印刷ジョブに対する出力指示を受けたときに該出力指示で指定された印刷ジョブに基づく印刷を実行するボックス機能を備えており、
    前記送信ステップでは、前記印刷ジョブを前記プリンタの前記ボックスに送信する
    ことを特徴とする請求項に記載のプログラム。
  10. 前記送信ステップでは、受信した印刷ジョブを保存しておき、該保存している印刷ジョブをプリンタからの転送要求に応じてそのプリンタに送信する機能を有する外部のプルプリントサーバに、前記印刷ジョブを送信する
    ことを特徴とする請求項2乃至のいずれか1つに記載のプログラム。
  11. 前記送信ステップでの前記印刷ジョブの送信先の指定を受ける送信先受付ステップを更に有する
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに記載のプログラム。
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