JP6743547B2 - 路面勾配推定装置及び路面勾配推定方法 - Google Patents
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Description
また、上記の目的を達成する本発明の路面勾配推定装置は、車両の車速を取得する車速取得手段と、その車両の前後方向の加速度を取得する加速度取得手段と、前記車速取得手段により取得した車速及び前記加速度取得手段により取得した加速度が入力されて、入力されたそれらの車速及び加速度に基づいてその車両が走行している路面勾配を推定して出力する推定手段と、前記推定手段から出力された値が入力されて、入力されたその値に対して可変自在の時定数を有するローパスフィルタでフィルタ処理を施して出力するフィルタ手段と、前記車速取得手段により取得した車速を時間微分して算出した値又は前記加速度取得手段により取得した加速度から前記車両の姿勢変化に伴う重力加速度成分を除いた値のどちらか一方の算出加速度が入力されて、入力されたこの算出加速度に応じて、前記時定数を変更する変更手段と、を備え、前記変更手段に前記車速取得手段により取得した車速が入力されて、前記車速の値に応じて、前記変更手段により、前記車速が大きくなるにつれて前記時定数を小さくする構成にしたことを特徴とするものである。
また、上記の目的を達成するための本発明の路面勾配推定方法は、車両の車速及びその車両の前後方向の加速度を取得し、取得したそれらの車速及び加速度に基づいてその車両が走行している路面勾配を推定する路面勾配推定方法において、推定した推定値に対して可変自在の時定数を有するローパスフィルタでフィルタ処理を施す際に、取得した車速を時間微分して、又は取得した加速度から前記車両の姿勢変化に伴う重力加速度成分を除いて算出加速度を算出し、算出したその算出加速度に応じて、前記時定数を変更する場合は、取得した前記車速の値に応じて、前記車速が大きくなるにつれて前記時定数を小さくすることを特徴とする方法である。
アクセルペダル21の踏み込み量からアクセル開度を検出するアクセル開度センサ22、ブレーキペダル23の踏み込み量からブレーキ開度を検出するブレーキ開度センサ24が設置されている。シャーシ11には、エンジン14の図示しないクランクシャフトの回転数を検出するエンジン回転数センサ25、車速センサ26、及び、加速度センサ27が設置されている。
車両10の前後方向での速度変化に伴う加速度成分と車両10の姿勢変化に伴う重力加速度成分とによって動作して、それらを合成した路面に平行な加速度成分、すなわち車両10の前後方向の加速度Gxを取得するセンサである。加速度センサ27としては、機械的変位測定方式、光学的方式、半導体方式などが例示できる。
選択ブロック35aにより選択された閾値α、βとを比較する。微分値vx’絶対値が閾値α、βを超えた場合は、データブロック35cにより入力された微分値vx’の絶対値に応じた規定値tsを時定数tcとして出力する。一方、微分値vx’の絶対値が閾値α、βを超えていない場合は、下限値t0を時定数tcとして出力する。
して、フィルタ処理による出力遅延の低減には有利になる。
としてエンジン14の出力トルクTxを用いている。
ンサ26、及び加速度センサ27から構成された例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、路面勾配推定装置30が車速取得手段、加速度取得手段、及び推定手段として機能する一つのセンサと、フィルタ手段及び変更手段として機能するハードウェアとから構成されていてもよい。
26 車速センサ
27 加速度センサ
30 路面勾配推定装置
31 路面勾配演算部
32 推定部
34 フィルタ部
35 変更部
θz 推定値
vx 車速
Gx 加速度
vx’ 微分値
tc 時定数
Claims (7)
- 車両の車速を取得する車速取得手段と、
その車両の前後方向の加速度を取得する加速度取得手段と、
前記車速取得手段により取得した車速及び前記加速度取得手段により取得した加速度が入力されて、入力されたそれらの車速及び加速度に基づいてその車両が走行している路面勾配を推定して出力する推定手段と、
前記推定手段から出力された値が入力されて、入力されたその値に対して可変自在の時定数を有するローパスフィルタでフィルタ処理を施して出力するフィルタ手段と、
前記車速取得手段により取得した車速を時間微分して算出した値又は前記加速度取得手段により取得した加速度から前記車両の姿勢変化に伴う重力加速度成分を除いた値のどちらか一方の算出加速度が入力されて、入力されたこの算出加速度に応じて、前記時定数を変更する変更手段と、を備え、
前記時定数が予め設定された下限値に設定されており、
前記算出加速度が予め設定した負の閾値と正の閾値との間の範囲を外れた場合は、前記変更手段により、前記時定数を前記下限値よりも大きくする構成にしたことを特徴とする路面勾配推定装置。 - 前記算出加速度が前記範囲に収まった場合は、前記変更手段により、前記時定数を前記下限値にする又は前記下限値に近づける構成にした請求項1に記載の路面勾配推定装置。
- 前記車両の駆動力を規定する駆動要因に関する数値を取得する駆動要因取得手段を備え、
前記変更手段により、この駆動要因取得手段により取得したその駆動要因に関する数値に基づいた前記車両の駆動力が正で、且つ前記算出加速度が前記正の閾値を上回った場合は、前記時定数を前記下限値よりも大きくする構成にした請求項1または2に記載の路面勾配推定装置。 - 前記車両の制動力を規定する制動要因に関する数値を取得する制動要因取得手段を備え、
前記変更手段により、この制動要因取得手段により取得したその制動要因に関する数値に基づいた前記車両の制動力が正で、且つ前記算出加速度が前記負の閾値を下回った場合は、前記時定数を前記下限値よりも大きくする構成にした請求項1〜3のいずれか1項に記載の路面勾配推定装置。 - 車両の車速を取得する車速取得手段と、
その車両の前後方向の加速度を取得する加速度取得手段と、
前記車速取得手段により取得した車速及び前記加速度取得手段により取得した加速度が入力されて、入力されたそれらの車速及び加速度に基づいてその車両が走行している路面勾配を推定して出力する推定手段と、
前記推定手段から出力された値が入力されて、入力されたその値に対して可変自在の時定数を有するローパスフィルタでフィルタ処理を施して出力するフィルタ手段と、
前記車速取得手段により取得した車速を時間微分して算出した値又は前記加速度取得手段により取得した加速度から前記車両の姿勢変化に伴う重力加速度成分を除いた値のどちらか一方の算出加速度が入力されて、入力されたこの算出加速度に応じて、前記時定数を変更する変更手段と、を備え、
前記変更手段に前記車速取得手段により取得した車速が入力されて、
前記車速の値に応じて、前記変更手段により、前記車速が大きくなるにつれて前記時定数を小さくする構成にしたことを特徴とする路面勾配推定装置。 - 車両の車速及びその車両の前後方向の加速度を取得し、取得したそれらの車速及び加速度に基づいてその車両が走行している路面勾配を推定する路面勾配推定方法において、
推定した推定値に対して可変自在の時定数を有するローパスフィルタでフィルタ処理を施す際に、
取得した車速を時間微分して、又は取得した加速度から前記車両の姿勢変化に伴う重力加速度成分を除いて算出加速度を算出し、
算出したその算出加速度に応じて、前記時定数を変更する際に、前記算出加速度が予め設定した負の閾値と正の閾値との間の範囲を外れた場合は、前記時定数を予め設定された下限値よりも大きくすることを特徴とする路面勾配推定方法。 - 車両の車速及びその車両の前後方向の加速度を取得し、取得したそれらの車速及び加速度に基づいてその車両が走行している路面勾配を推定する路面勾配推定方法において、
推定した推定値に対して可変自在の時定数を有するローパスフィルタでフィルタ処理を施す際に、
取得した車速を時間微分して、又は取得した加速度から前記車両の姿勢変化に伴う重力加速度成分を除いて算出加速度を算出し、
算出したその算出加速度に応じて、前記時定数を変更する際に、取得した前記車速の値に応じて、前記車速が大きくなるにつれて前記時定数を小さくすることを特徴とする路面勾配推定方法。
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JP2016145154A JP6743547B2 (ja) | 2016-07-25 | 2016-07-25 | 路面勾配推定装置及び路面勾配推定方法 |
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