JP6742664B2 - フィルタ装置取付構造およびその取付方法 - Google Patents

フィルタ装置取付構造およびその取付方法 Download PDF

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本発明は、取付枠にフィルタパックが取り付けられたフィルタ装置の取付構造およびその取付方に関する。
従来、ろ材やプリーツ状に折りたたまれたフィルタパックを交換可能に取付枠に取り付けたフィルタ装置が知られている。このようなフィルタ装置においては、通気路を形成する取付枠に、通気路への空気の流入口側からフィルタパックが装着されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−217814号公報
交換型のフィルタ装置においては、取付枠は空調設備に固定された既存の設備である。一方、フィルタパックは定期的に交換されるものであり取付枠に対しては、予め取付枠に対して設計された取付部材を用いて取り付けられている。すなわち、取付枠は長期間に亘り使用される一方、交換されるフィルタパックはこの取付枠および取付部材に併せて設計される必要がある。これは、フィルタパックの寸法や寸法に依存する性能などに自由度を持たせられないという問題を生じさせていた。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、フィルタパックの設計自由度を高めることができるフィルタ装置取付構造およびその取付方法を提供することを目的とする。
本発明に係るフィルタ装置の取付構造は、上述した課題を解決するために、通気路を形成し、前記通気路の下流側に係止部を有する取付枠と、前記取付枠に対して前記通気路の上下流方向に取り付けられ、前記上下流方向に交互に折り曲げられプリーツ形状をなしたろ材と、前記ろ材の外周面を覆う緩衝材とを有するフィルタパックとを備えるフィルタ装置の取付構造において、前記フィルタパックの前記上下流方向の長さは、前記取付枠の前記上下流方向の長さよりも大きく、前記ろ材の通風面の外形は、前記取付枠の内形よりも小さく、かつ、前記フィルタパックの外形は、前記取付枠の内形よりも大きく、前記緩衝材は、圧縮して取付枠に挿入され、前記フィルタパックは、前記係止部に対して下流側の端面が当接し、前記緩衝材の摩擦力が前記取付枠の内側の面方向に対して作用し、かつ反発力が前記取付枠の内側面と垂直方向に対して作用することにより前記取付枠に支持されていることを特徴とする。
また、本発明に係るフィルタ装置の取付方法は、上述した課題を解決するために、通気路を形成し、前記通気路の下流側に係止部を有する取付枠と、上下流方向に交互に折り曲げられプリーツ形状をなしたろ材と、前記ろ材の外周面を覆う緩衝材とを有するフィルタパックを準備し、前記フィルタパックを、前記係止部に対して下流側の端面を当接させ、前記緩衝材の摩擦力が前記取付枠の内側の面方向に対して作用し、かつ反発力が前記取付枠の内側面と垂直方向に対して作用することにより前記取付枠に対して前記通気路の上下流方向に取り付け支持する、フィルタ装置の取付方法であって、前記フィルタパックの前記上下流方向の長さが、前記取付枠の前記上下流方向の長さよりも大きく、前記ろ材の通風面の外形は、前記取付枠の内形よりも小さく、かつ、前記フィルタパックの外形は、前記取付枠の内形よりも大きく、前記緩衝材は、圧縮して取付枠に挿入されることを特徴とする。
本発明のフィルタ装置取付構造およびその取付方法においては、フィルタパックの設計自由度を高めることができる。
本実施形態のフィルタ装置の取付構造を示す分解斜視図。 フィルタ装置の斜視図。 フィルタ装置の側面図。 補助取付部材の例を示す説明図。 補助取付部材の例を示す説明図。 補助取付部材の例を示す説明図。 補助取付部材の例を示す説明図。 補助取付部材の例を示す説明図。 補助取付部材の例を示す説明図。 補助取付部材の例を示す説明図。
本発明に係るフィルタ装置取付構造およびその取付方法の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本実施形態におけるフィルタ装置取付構造およびその取付方法は、例えば火力発電所のガスタービンの吸気室などの高風圧である箇所に適用される。また、本実施形態におけるフィルタ装置は、例えば、プレフィルタ、中性能フィルタ、高性能フィルタが上流側から順次配置されるフィルタ装置のうち、最上流に配置されるプレフィルタとして機能するフィルタ装置に適用される。
図1は、本実施形態のフィルタ装置の取付構造を示す分解斜視図である。
図2は、フィルタ装置1の斜視図である。
図3は、フィルタ装置1の側面図である。
なお、斜視図における左下方向を前方向、斜視図における右上方向を後方向、斜視図における左上方向を左方向、斜視図における右下方向を右方向、斜視図における上方向を上方向、斜視図における下方向を下方向、と規定する。フィルタ装置1を通過する気体の上流側が前方向であり、下流側が後方向である。
フィルタ装置1は、取付枠10、フィルタパック20を備える。
取付枠10は、係止部11、天板12、底板13、左側板14、および右側板15を備える。係止部11は枠状であり、中央に気体の流出口17を有する。係止部11は略鉛直に配置され、係止部11の上端辺は天板12の後端辺と、係止部11の下端辺は底板13の後端辺と、係止部11の左端辺は左側板14の後端辺と、係止部11の右端辺は右側板15の後端辺と一体に形成されている。これにより、係止部11は、通気路の下流側に位置する。天板12および底板13は略水平に配置され、左側板14および右側板15は略鉛直に配置されている。天板12の左端辺は左側板14の上端辺と、天板12の右端辺は右側板15の上端辺と、例えば溶接などの接合方法により接合されている。同様に、底板13の左端辺は左側板14の下端辺と、底板13の右端辺は右側板15の下端辺と、例えば溶接などの接合方法により接合されている。
天板12、底板13、左側板14、および右側板15の前端辺により、フィルタパック20の取付口18が形成される。この取付口18にフィルタパック20が取り付けられることにより、取付枠10は空気の通気路となる。
天板12、底板13、左側板14、および右側板15により取付枠10が矩形筒状に形成され、内部にフィルタパック20が収納される。フィルタパック20は、係止部11にフィルタパック20の後端面(下流側の端面)が当接し、係止されることで、通気路におけるフィルタパック20の上下流方向の位置が規制される。
取付枠10の係止部11、天板12、底板13、左側板14、および右側板15は、例えば金属板を折り曲げて形成することができる。例えば、天板12、底板13、左側板14、および右側板15となる金属板の後端部に、係止部11を形成するフランジを設け、天板12、底板13、左側板14、および右側板15を接合することで取付枠10を形成してもよい。金属板として、例えば、ステンレス板やアルミニウム板を用いることができる。
取付枠10は流出口17に向ってフィルタパック20が吹き飛ぶことを防止する格子19を有する。格子19としては、例えばステンレスやアルミニウムの溶接金網やパンチングメタルを用いることができる。格子19は、溶接などの溶接方法により係止部11に接合されている。なお、格子19は、省略されてもよい。
フィルタパック20は、ろ材21および緩衝材22を備える。フィルタパック20は、取付枠10に対して交換可能に取り付けられる。ろ材21は、ガラス繊維、樹脂繊維などの繊維からなる不織布や織布などの繊維体である。ろ材21は、長尺の繊維体を一定の折り幅でジグザグに折り畳むことによりプリーツ形状に形成されており、全体として略直方体形状に形成されている。本実施形態においては、ろ材21の折り目方向が上下方向となり、かつ、折り目が交互に気体の流入口側および流出口側を向くように配置される。
ろ材21のプリーツ形状を保持する方法として、ろ材21の折り目に垂直方向にホットメルトリボンを塗布する方法、ろ材21の折り目に垂直方向に支柱や櫛歯状の条片を設ける方法、ろ材21に波形状のセパレータを介挿する方法などがある。また、ろ材21の折り畳んだ状態において対向する面に突起が形成されるように、ろ材21にエンボス加工を施し、当該突起によりプリーツ同士の間隔を維持してもよい。
緩衝材22は、例えば厚さ3〜10mmのシート材である。緩衝材22は、取付枠10とフィルタパック20(ろ材21)との隙間を、プレフィルタとしての機能を果たすのに十分な程度シールする機能を有する。また、緩衝材22は、緩衝材22と取付枠10との摩擦力により、フィルタパック20を取付枠10に支持する機能を有する。また、緩衝材22は、シール機能および摩擦力による支持機能をより作用させるため、取付枠10に対する面と垂直方向の反発力を利用し、フィルタパック20を取付枠10に対してシールおよび支持する。緩衝材22は、ろ材21の外周面の全面を覆うようにすることが好ましい。または、緩衝材22は、必要な領域のみを覆ってもよい。緩衝材22は、ウレタンフォーム、EPDM、クロロプレンなどの材料であり、好ましくはウレタンフォームである。
緩衝材22は厚いほど好ましいが、厚さ10mmを超えると、フィルタパック20を取付ける際に、緩衝材22が剥がれる恐れがある。また、フィルタパック20の上端部が凹みやすいため、厚さ3mmより薄いと隙間が空く可能性があり、捕集効率が低下する。また、厚さ3mmより薄いと、製造時においてろ材21の寸法精度を厳しく管理する必要がある。すなわち、ろ材21の寸法が小さく製造されてしまった場合、フィルタパック20上部(緩衝材22と取付枠10の天板12との接触面)で十分な摩擦力と反発力が得られず、脱落や上部のシール不足の恐れがある。また、ろ材21の寸法が大きく製造されてしまった場合、フィルタパック20を取付枠10に取り付ける際にフィルタパック20が潰れる恐れがある。このため、緩衝材22にある程度の厚みを持たせ、取付枠10に対するフィルタパック20の寸法を緩衝材22に依存させておく方が好ましい。
緩衝材22は、通風時にろ材21から剥離しない程度の接着強度を有する接着剤によりろ材21に固着される。例えば、アクリル系、ゴム系の接着剤、両面テープなどを使用することができる。
フィルタパック20は、ろ材21と緩衝材22で構成されており、ろ材21の外周面は、木材、金属成形品、樹脂成形品などの支持板などで覆われてはいない。このため、ろ材21は、このような支持板による支持や拘束を不要とする程度の強度を有し、プリーツ同士の間隔を自身で(または上記ホットメルトリボンセパレータなどに補助されて)維持する必要がある。
また、フィルタパック20の上下流方向の長さ(奥行き)は、取付枠10の奥行きに依存することなく、取付枠10の奥行きよりも大きくてもよい。これにより、フィルタパック20は、取付枠10に取り付けられた場合に取付枠10より飛び出しうる。さらに、フィルタパック20は、緩衝材22と取付枠10と摩擦力および反発力により取付枠10に対して固定されることから、ろ材21の通風面の外形(上下左右の寸法)は、取付枠10の内形よりも小さい。これに対して、ろ材21が緩衝材22に覆われたフィルタパック20の外形は、取付枠10の内形よりも大きい。
次に、フィルタ装置1は、以下の方法により取付枠10とフィルタパック20とが組み付けられる。まず、フィルタパック20の後面を、取付枠10の取付口18から内部へ、取付枠10に向けて挿入する。このとき、フィルタパック20の外形は取付枠10の内形よりも大きいため、緩衝材22は圧縮しながら(取付枠10に反発力を与えながら)挿入される。フィルタパック20の後端面は、取付枠10の係止部11に係止され、フィルタ装置1の組み付けが完了する。
フィルタパック20は、緩衝材22の摩擦力が取付枠10(天板12、底板13、左側板14、および右側板15の内側面)の面方向に対して作用し、かつ反発力が取付枠10の面と垂直方向に対して作用することにより、取付枠10より落下することなく支持され固定される。また、フィルタ装置1はガスタービンの吸気室のように高風圧である箇所に適用されるため、フィルタパック20はその風圧により取付枠10に押し当てられ、安定して固定されることができる。
このような本実施形態におけるフィルタ装置1の取付構造は、フィルタパック20の奥行きによらずに取付枠10に取り付けることができるため、フィルタパック20の設計自由度を高めることができる。
例えば、取付枠とフィルタパックとの寸法が考慮された取付部材を用いて、取付枠とフィルタパックとを固定する場合、常にフィルタパックの寸法は取付枠および取付部材に併せて決定されなければならない。例えば、フィルタパックを取り付けるための取付部材が取付枠に既設されている場合などは、フィルタパックの設計自由度が特に低くなる。これにより、フィルタ装置の性能を向上させようとしても、寸法による制限が生じてしまう。
例えば、従来ろ材には、奥行きを要しないガラスマットが使用されていたが、低効率であった。ろ材を高効率にするためには、ガラスなどのろ紙を使用し、プリーツタイプにする必要がある。このようなろ材が従来のろ材と同風量を処理するためには、フィルタパックは大きい奥行きを必要とする。
そこで、本実施形態におけるフィルタ装置の取付構造およびその取付方法によれば、例えばフィルタ装置の寿命を向上させたい場合には、取付枠10により制限されることなく容積(奥行き)の大きい長寿命のフィルタパックを設置することができる。これにより、例えばガスタービンの定期点検周期などに併せた寿命を有するフィルタパックを使用することもできる。また、フィルタパック20の塵挨の捕集効率を高め、下流側に設置される中性能および高性能フィルタが時間当たりに捕集する塵挨量を減らすことで、これら中性能および高性能フィルタを長寿命化させることができる。
なお、フィルタパック20の取付をより強固にし、脱落を防ぐため、フィルタパック20は取付枠10に対して補助取付部材により支持されていてもよい。
補助取付部材は、取付枠10に対して着脱自在であったり、調節自在であったりし、取付枠10とフィルタパック20とを結合するものであればどのようなものでもよいが、例えば図4〜図10に示すようなものがあげられる。
図4は、補助取付部材がステー31である例を示す。ステー31は、両端部に挿入部32を有する。取付枠10は、左側板14および右側板15における同じ高さ位置に挿入穴33を有する。フィルタパック20が取付枠10に組み付けられた後、ステー31はフィルタパック20の前面から取り付けられる。その後、挿入部32が取付枠10に設けられた挿入穴33に挿入されることにより、フィルタパック20は取付枠10に補助的に支持される。なお、ステー31は、フィルタパック20の奥行きに応じて、適宜準備されればよい。
図5は、補助取付部材が枠体41である例を示す。枠体41は、フィルタパック20の前面形状に応じた枠部42と、枠部42に対して垂直になるよう後方に伸び取付枠10と連結する連結部43とを有する。連結部43は、図示しない固定部材を用いて取付枠10に固定される。取付枠10に対する連結部43の固定位置は、フィルタパック20の奥行きに応じて調節できるようにしてもよい。
図6は、補助取付部材がベルト部材51である例を示す。ベルト部材51は、伸縮性のあるゴム状の部材であり、ステー31と同様に取付枠10に組み付けられたフィルタパック20の前面から取り付けられ、両端部52が取付枠10の左側板14および右側板15所定位置に繋止される。
図7は、補助取付部材が台座61である例を示す。台座61は、前側の端部が鉛直上方に折り曲げられた係止部62を有する板状部材である。台座61の後側の端部は、取付枠10の底板13に対してスライドするための構造を有し、フィルタパック20の奥行きに応じて台座61の取付枠10からの飛び出し量を調整することができる。
図8は、補助取付部材が左右支持部材71である例を示す。左右支持部材71は、取付枠10の左側板14および右側板15に一端が連結され、他端がフィルタパック20の前面に向って垂直方向に折り曲げられた係止部72を有する部材である。係止部72がフィルタパック20の前面と係り合うことにより左右支持部材71はフィルタパック20を支持する。
図9は、補助取付部材がレール部材81である例を示す。レール部材81は、取付枠10の左側板14と底板13とが形成する角部82に取り付けられた部材と、右側板15と底板13とが形成する角部82に取り付けられた部材とを有する。レール部材81は、断面L字型であり、左右底部からフィルタパック20の自重を支持する。レール部材81は、取付枠10からの飛び出し量が調整できるようにしてもよい。
図10は、補助取付部材が面ファスナ91である例を示す。面ファスナ91は、取付枠10の天板12、底板13、左側板14および右側板15の前端辺に、挿入されたフィルタパック20の緩衝材22と対向するように取り付けられている。緩衝材22の材質が面ファスナ91とオス・メス関係となりうる場合に有用である。
以上、本発明に係るフィルタ装置の取付構造およびその取付方法について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。また、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
1 フィルタ装置
10 取付枠
11 係止部
17 流出口
18 取付口
20 フィルタパック
21 ろ材
22 緩衝材
31 ステー
41 枠体
51 ベルト部材
61 台座
71 左右支持部材
81 レール部材
91 面ファスナ

Claims (4)

  1. 通気路を形成し、前記通気路の下流側に係止部を有する取付枠と、
    前記取付枠に対して前記通気路の上下流方向に取り付けられ、前記上下流方向に交互に折り曲げられプリーツ形状をなしたろ材と、前記ろ材の外周面を覆う緩衝材とを有するフィルタパックとを備えるフィルタ装置の取付構造において、
    前記フィルタパックの前記上下流方向の長さは、前記取付枠の前記上下流方向の長さよりも大きく、
    前記ろ材の通風面の外形は、前記取付枠の内形よりも小さく、かつ、前記フィルタパックの外形は、前記取付枠の内形よりも大きく、
    前記緩衝材は、圧縮して取付枠に挿入され、
    前記フィルタパックは、前記係止部に対して下流側の端面が当接し、前記緩衝材の摩擦力が前記取付枠の内側の面方向に対して作用し、かつ反発力が前記取付枠の内側面と垂直方向に対して作用することにより前記取付枠に支持されていることを特徴とするフィルタ装置の取付構造。
  2. 前記フィルタパックは、前記取付枠に対して補助取付部材により支持されている請求項1記載の取付構造。
  3. 前記緩衝材はウレタンフォームである請求項1または2記載の取付構造。
  4. 通気路を形成し、前記通気路の下流側に係止部を有する取付枠と、上下流方向に交互に折り曲げられプリーツ形状をなしたろ材と、前記ろ材の外周面を覆う緩衝材とを有するフィルタパックを準備し、
    前記フィルタパックを、前記係止部に対して下流側の端面を当接させ、前記緩衝材の摩擦力が前記取付枠の内側の面方向に対して作用し、かつ反発力が前記取付枠の内側面と垂直方向に対して作用することにより前記取付枠に対して前記通気路の上下流方向に取り付け支持する、フィルタ装置の取付方法であって、
    前記フィルタパックの前記上下流方向の長さが、前記取付枠の前記上下流方向の長さよりも大きく、
    前記ろ材の通風面の外形は、前記取付枠の内形よりも小さく、かつ、前記フィルタパックの外形は、前記取付枠の内形よりも大きく、
    前記緩衝材は、圧縮して取付枠に挿入されることを特徴とするフィルタ装置の取付方法。
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