JP6739369B2 - カメラ付きインターホン機器におけるカメラのフォーカスの調整方法 - Google Patents
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Description
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第1工程よりも前に、カメラにより所定の調整用の図を撮像し、その画像データを取り込み、鏡筒を所定方向へ回転させつつ、取り込んだ画像データの所定領域におけるコントラスト値にもとづいた所定の評価関数で評価値を随時算出するとともに、評価値が増加している間は、鏡筒の所定方向への回転及び評価値の算出を継続し、評価値が減少へ転じたことをもって、減少直前の評価値を閾値として設定する前工程を実行することを特徴とする。
請求項1及び2に記載の発明によれば、カメラのフォーカスの調整に係り作業者の経験によらなくてすむため、調整作業にかかる時間を短縮することができる上、フォーカスの精度に関して一定品質の製品を容易に供給することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、切り欠き部を接着剤の吐出の目標とすることができ、接着剤による鏡筒とレンズホルダーとの固着が安定する上、たとえば鏡筒とレンズホルダーとの固着具合を目視等で確認しやすいといったメリットもある。
調整装置31は、カメラにより撮像された画像データが入力される画像入力部32、鏡筒11のレンズホルダー12に対する螺合度合いを調整するための鏡筒回転器33、所定の螺合度合いで鏡筒11とレンズホルダー12とを固着するための接着剤吐出器34、鏡筒回転器33や接着剤吐出器34を作動させるための駆動部35、及び入力された画像データをもとにフォーカスの調整度合いを判断するとともに、駆動部35の動作を制御する制御部36を備えてなる。鏡筒回転器33は、たとえば先端がレンチの如く形成され、鏡筒11の先端部近傍を把持可能な把持部と、鏡筒11を把持したまま把持部を回転させるための回転駆動部とを備えている。また、接着剤吐出器34は、接着剤が吐出される吐出口をレンズホルダー12の切り欠き23へ向けた姿勢で設置されており(すなわち、切り欠き23を接着剤を吐出する目標としている)、図1はブロック構成図であるため1つしか記載していないが、実際は切り欠き23の数に合わせて2台備えられている。
すなわち、まずカメラの前側の決められた位置にフォーカス調整用の図を配置し、当該図をカメラで撮像した画像データを画像入力部32から取り込む(S1)。このフォーカス調整用の図としては、たとえば図6に示すような所謂3条線図チャートを利用すればよい。また、画像データの中心領域でのコントラスト値Ca、周辺領域(たとえば右上隅部と左下隅部との2領域等)でのコントラスト値Cbとから、下記式(1)で示す評価関数Ctotalにより評価値を求める(S2)。コントラスト値Ca、Cbについては、各領域において画素毎に隣り合う画素との信号値の差を求め、その差の絶対値が大きい上位複数箇所の平均値をコントラスト値Ca、Cbとする。そして、評価関数Ctotalでの評価値にもとづきフォーカスが合ったか否か、すなわち合焦したか否かを判定し(S3)、合焦したと判定する(S3でYES)と、接着剤吐出器34から接着剤を吐出させ、合焦した状態のまま鏡筒11とレンズホルダー12とを固着する(S4)。一方、合焦していないと判定する(S3でNO)と、鏡筒11を回転させ(S5)、評価関数Ctotalにより評価値を求める(S2)。
Ctotoal = Ca + α*Cb ・・・(1)
なお、αは比例係数である。
また、接着剤としては、たとえばUV硬化型の接着剤を用いるとし、接着剤吐出器に加えてUV照射器を別途設けるとしてもよい。他にも熱硬化型の接着剤を用い、熱照射器を別途設けるとしてもよい。さらに、嫌気型の接着剤を用いるとしても何ら問題はない。
またさらに、上記実施形態ではインターホン子機について説明しているが、カメラを有していれば、他のインターホン機器であっても本発明に係る調整方法でカメラのフォーカスを好適に調整することができる。
なお、どのような調整用の図を用いるか、調整用の図のどの箇所のコントラスト値をもとに評価関数を求めるか、何か所のコントラスト値をもとに評価関数を求めるか、そして評価関数における比例係数をどのような係数とするかについては、言うまでもなく適宜変更可能である。
Claims (3)
- レンズと、前記レンズを保持する円筒状の鏡筒と、前記鏡筒の後部と螺合して前記鏡筒を支持するレンズホルダーと、前記レンズホルダーの後側に配置される回路基板とを備えたカメラを有するインターホン機器に対し、前記鏡筒を回転させる鏡筒回転器と、前記鏡筒と前記レンズホルダーとを固着する固着器と、前記鏡筒回転器や前記固着器の動作を制御するとともに前記カメラのフォーカスの調整に係る判定を行う制御部とを有する調整装置により、前記鏡筒を回転させ、前記鏡筒の前記レンズホルダーへの螺合度合いを調整することによって前記カメラのフォーカスを調整するためのカメラ付きインターホン機器におけるカメラのフォーカスの調整方法であって、
前記カメラにより所定の調整用の図を撮像し、その画像データを取り込む第1工程と、
前記鏡筒を所定方向へ回転させつつ、取り込んだ前記画像データの所定領域におけるコントラスト値にもとづいた所定の評価関数で評価値を随時算出するとともに、前記評価値と予め設定されている閾値とを比較し、前記評価値が前記閾値を下回っている間は、前記鏡筒の所定方向への回転及び前記評価値の算出を継続する第2工程と、
前記評価値が前記閾値以上になったことをもって、前記鏡筒の回転を停止させ、合焦していると判定する第3工程と、
合焦していると判定したことをもって、前記鏡筒と前記レンズホルダーとを固着する第4工程と
を実行することを特徴とするカメラ付きインターホン機器におけるカメラのフォーカスの調整方法。 - 前記第1工程よりも前に、前記カメラにより所定の調整用の図を撮像し、その画像データを取り込み、前記鏡筒を所定方向へ回転させつつ、取り込んだ前記画像データの所定領域におけるコントラスト値にもとづいた所定の評価関数で評価値を随時算出するとともに、前記評価値が増加している間は、前記鏡筒の所定方向への回転及び前記評価値の算出を継続し、前記評価値が減少へ転じたことをもって、減少直前の前記評価値を前記閾値として設定する前工程を実行することを特徴とする請求項1に記載のカメラ付きインターホン機器におけるカメラのフォーカスの調整方法。
- 前記レンズホルダーの前記鏡筒との螺合箇所に、前記鏡筒の螺合部を露出させる切り欠き部が設けられているとともに、前記調整装置に、前記固着器として接着剤を吐出する接着剤吐出器が備えられており、
前記第4工程において、前記切り欠き部へ向けて前記接着剤を吐出させることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ付きインターホン機器におけるカメラのフォーカスの調整方法。
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