JP6737980B1 - フロート式逆止弁 - Google Patents

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フロート式逆止弁1は、設置対象部に上下方向に延びる状態で固定され、内部を液体が流通する円筒状の保持部材10と、上下方向に延びる円柱状に形成され、液体の流入孔が設けられた本体21、本体21の下方に設けられ、流入孔を開閉するフロート26、フロート26が収容された収容部30を有し、保持部材10の内部に設けられる弁機構20とを備え、弁機構20を回転させることによって弁機構20が保持部材10の内部に着脱されるように構成され、本体21は、上面21eから突出して形成され、流入孔が開口する突出部22を有し、弁機構20には、流入孔を覆うように且つ回転させることによって弁機構20が供回りするように突出部22の外周側に嵌められ、流入孔への異物の侵入を防止するキャップ状の網目部材40が設けられている。

Description

本願は、フロート式逆止弁に関する。
排水管や排水口に設けられるフロート式逆止弁が知られている。例えば特許文献1では、ドレンファンネルの排水管に設けられたフロート式逆止弁が開示されている。このフロート式逆止弁は、弁座、弁座の流通孔を開閉するフロート、フロートを収容する収容部等を有する弁機構を備えている。この弁機構は、排水管に挿入され、上側がケーシングの底部(排水管の設置面)にボルトで固定されている。このように弁機構をボルトで固定しているため、排水管から弁機構を容易に取り出すことができる。つまり、弁機構(特に、弁座やフロート)のメンテナンスが容易である。
特開2013−185386号公報
ところで、上述したフロート式逆止弁では、弁機構の上方に異物の侵入を防止する網目部材(ストレーナ)が設けられている。そのため、弁機構と網目部材とを別々に取り出す必要があり、手間が懸かっていた。
本願に開示の技術は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易に弁機構と網目部材を着脱することができるフロート式逆止弁を提供することにある。
本願のフロート式逆止弁は、円筒状の保持部材と、弁機構とを備えている。前記保持部材は、設置対象部に上下方向に延びる状態で固定され、内部を液体が流通するものである。前記弁機構は、本体、フロート、収容部を有し、前記保持部材の内部に設けられている。前記本体は、上下方向に延びる円柱状に形成され、液体の流入孔が設けられている。前記フロートは、前記本体の下方に設けられ、前記流入孔を開閉するものである。前記収容部は、前記フロートが収容されている。
そして、本願のフロート式逆止弁は、前記弁機構を回転させることによって該弁機構が前記保持部材の内部に着脱されるように構成されている。また、前記本体は、上面から突出して形成され、前記流入孔が開口する突出部を有している。さらに、前記弁機構には、前記流入孔を覆うように且つ回転させることによって前記弁機構が供回りするように前記突出部の外周側に嵌められ、前記流入孔への異物の侵入を防止するキャップ状の網目部材が設けられている。
本願のフロート式逆止弁によれば、簡易に弁機構と網目部材を着脱することができる。
図1は、実施形態に係るフロート式逆止弁の概略構成を示す断面図である。 図2は、実施形態に係る弁機構および網目部材の概略構成を示す断面図である。 図3は、実施形態に係る保持部材の概略構成を示す断面図である。 図4は、実施形態に係るフロート式逆止弁を上方から視て示す平面図である。 図5は、実施形態に係るフロート式逆止弁を下方から視て示す図である。
以下、本願の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本願に開示の技術、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
図1に示すように、本実施形態のフロート式逆止弁1(以下、単に逆止弁1とも言う。)は、地面や工場等の床面(以下、設置面101と言う。)に設けられた排液口102(または排水口)に設置される。設置面101に零れたり排出されたりした汚染水等の液体は、排液口102から排出される。
本実施形態の逆止弁1は、排液口102の内部に設けられ、上流側(設置面101側)からの液体の流れは許容する一方、下流側からの液体の流れ(逆流)は阻止する。図1において、上側が上流側で下側が下流側である。即ち、本実施形態では、上下流方向と上下方向とは一致している。逆止弁1は、保持部材10と、弁機構20と、網目部材40とを備えている。
保持部材10は、設置対象部である排液口102に固定され、内部を液体が流通する円筒状に形成されている。保持部材10は、中心軸が上下方向(上下流方向)に延びる状態で設けられている。保持部材10は、円形の排液口102に挿入され、例えば接着剤によって排液口102に固定されている。
保持部材10は、上流側端である上端13が設置面101と面一となるように、排液口102に挿入されている。図3にも示すように、保持部材10は、上流側から順に、大径部11および小径部12が形成されている。大径部11の内径は、小径部12の内径よりも大きい。
大径部11の上端部には、フランジ11aが設けられている。また、小径部12の外周面には、周方向に延びる溝12aが複数形成されている。溝12aは、全周に亘って延びている。このようなフランジ11aおよび溝12aが設けられることで、保持部材10と排液口102との接着力が増大する。
図2にも示すように、弁機構20は、本体21と、弁座23と、挟持部材24と、フロート26と、収容部30とを有している。弁機構20は、保持部材10の内部に設けられている。なお、弁機構20は、保持部材10の下端14から突出していない(図1参照)。
本体21は、中心軸が上下方向に延びる円柱状に形成されている。本体21の中央には、上下方向に貫通する液体の流入孔(第2流入孔21b)が設けられている。第2流入孔21bは、後述する弁座23の流通孔23aと同軸に設けられ、流通孔23aと連通している。本体21は、例えば金属製である。
本体21の下面(下流側面)には、第2流入孔21bの縁部が凹んで成る円環状の段差部が設けられている。段差部には、弁座23および挟持部材24が設けられている。弁座23は、挟持部材24によって流入孔(第2流入孔21b)の下流側端部である下端部に取り付けられている。
弁座23は、円環状の板部材であり、液体の流通孔23aを有している。弁座23は、例えば樹脂系の材料により形成されている。弁座23は、中心軸が上下方向に延びる状態で設けられている。
挟持部材24は、円環状の部材であり、例えば金属製である。挟持部材24は、中心軸が上下方向に延びる状態で設けられている。挟持部材24は、本体21の下面にねじ25によって固定され、本体21との間で弁座23を挟持している。こうして、弁座23が流入孔(第2流入孔21b)の縁部に取り付けられている。
なお、本体21には、ねじ25が挿入されるねじ穴21dが形成されている。また、挟持部材24の内径は、弁座23の内径(即ち、流通孔23a)よりも若干大きい。
フロート26は、球状に形成されており、例えば金属製である。フロート26は、本体21および弁座23の下方(下流側)に設けられている。フロート26は、弁座23に離着座して流入孔(第2流入孔21b)を開閉する。つまり、フロート26は、弁座23から離座することで流入孔を開放し、弁座23に着座することで流入孔を閉鎖する。フロート26は、下流側から液体が逆流した際、液体の流れによって上昇し弁座23に着座するように構成されている。
収容部30は、本体21および弁座23の下方(下流側)に設けられ、フロート26を上下動自在に収容している。収容部30は、円筒部材31と、底板32とを有している。
円筒部材31は、フロート26の周囲に設けられている。つまり、円筒部材31の内部にフロート26が設けられている。円筒部材31は、上下方向に延びている。円筒部材31の周壁には、内外を貫通する貫通孔31aが設けられている。この貫通孔31aは、円筒部材31の周方向において複数設けられており、液体が流通する孔である。
円筒部材31は、本体21と一体形成されている。つまり、円筒部材31の上流側端である上端は、本体21の下面に接続されている。
底板32は、円筒部材31の下流側端部である下端部に設けられている。底板32は、スナップリング33によって円筒部材31に固定されている。こうして配置された円筒部材31および底板32の内方に、フロート26が収容されている。底板32は、フロート26の下限位置を規制するものである。図5にも示すように、底板32には、複数(本実施形態では、4つ)の貫通孔32aが設けられている。この貫通孔32aは、液体が流通する孔である。
逆止弁1は、弁機構20を回転させることによって弁機構20が保持部材10の内部に着脱されるように構成されている。
具体的に、本体21は、外周面に設けられた雄ねじ部21cを有している。保持部材10は、内周面に設けられ、弁機構20を回転させることによって雄ねじ部21cと螺合する雌ねじ部15を有している。より詳しくは、雌ねじ部15は、保持部材10における大径部11の内周面に設けられている。
こうして、弁機構20を回転させて雄ねじ部21cと雌ねじ部15とを螺合させることにより、弁機構20が保持部材10の内部に取り付けられる。
また、本体21は、突出部22を有している。突出部22は、本体21の上面21eから突出して形成されている。より詳しくは、突出部22は、本体21と同軸に上方へ延びる角柱状(本実施形態では、正六角柱状)に形成されている。突出部22は、平面視が正六角形に形成されている。
本体21には、弁座23の流通孔23aと連通する流入孔として、第1流入孔21aおよび第2流入孔21bが設けられている。上流側の液体は、第1流入孔21aおよび第2流入孔21bから流入して流通孔23aを流れる。
具体的に、第1流入孔21aは、突出部22の側面に開口する横孔である。第1流入孔21aは、2つ設けられており、互いに対向する位置に設けられている。第2流入孔21bは、突出部22の上面に開口する縦孔である。第1流入孔21aと第2流入孔21bとは、互いに連通している。第2流入孔21bの孔径は、第1流入孔21aよりも大きく、流通孔23aと略同じである。
網目部材40は、本体21の突出部22に設けられ、第1流入孔21aおよび第2流入孔21bへの異物の侵入を防止するものである。図4にも示すように、網目部材40は、キャップ状(有底の円筒状)に形成され、貫通孔である多数の小孔42が設けられている。小孔42は、例えば虫や小さい葉などの異物の通過を阻止し得る大きさに形成されている。
網目部材40は、突出部22の外周側に上方から嵌められている。より詳しくは、網目部材40は、第1流入孔21aおよび第2流入孔21bを覆うように突出部22に嵌められている。また、網目部材40は、回転させることによって網目部材40と共に弁機構20が供回りするように突出部22に嵌められている。
網目部材40は、平面視が、突出部22の平面視形状と略同じ形状に形成されている。つまり、本実施形態では、網目部材40は平面視が突出部22より若干小さい正六角形に形成されている(図4参照)。
また、網目部材40は、外周側に工具を嵌合し回転させることによって回転するように構成されている。網目部材40は、側方から工具が嵌合可能に保持部材10の上端13から突出している。なお、突出部22も保持部材10の上端13から突出している。網目部材40においては、突出部22が存在する部分に工具が嵌合される。
網目部材40に嵌合させる工具は、締め付け工具であり、例えば、スパナやメガネレンチ、モンキーレンチ、ソケットレンチ等が挙げられる。これら工具を網目部材40の外周側に上方または側方から嵌合し、該工具を回転させることによって、網目部材40が回転され、その網目部材40の回転に伴って弁機構20が回転される。つまり、弁機構20が網目部材40と供回りする。こうして、網目部材40を回転させることによって、弁機構20および網目部材40を一度で保持部材10に着脱することができる。
また、図2に示すように、網目部材40は、内周面に設けられた突起41を有している。突起41は、網目部材40の一部を外方から凹ませることによって形成されている。突起41は、2つ設けられており、それぞれ第1流入孔21aに対応する位置に設けられている。
突出部22は、側面に設けられ、網目部材40の突起41が嵌ることによって網目部材40の突出部22に対する相対的変位を規制する嵌入孔を有している。本実施形態では、2つの第1流入孔21aが上記の嵌入孔を兼用している。つまり、網目部材40の突起41は第1流入孔21aに嵌っている。こうして、突起41が第1流入孔21aに嵌ることにより、網目部材40が突出部22に対して相対的に上方へ変位したり回転したりすることが防止される。
網目部材40の突起41は、液体が流入可能に第1流入孔21aに嵌っている。図示しないが、突起41の部分には小孔42が設けられており、液体はその小孔42を通じて第1流入孔21aに流入可能となっている。このように、本実施形態では、第1流入孔21aへの液体の流入を確保しつつ、突起41は第1流入孔21aに嵌っている。
また、網目部材40の幅B1(互いに対向する二面間距離)は、世界基準であるISO規格で規定されている締め付け工具に対応した大きさに設定されている。そのため、市販の汎用工具を用いることができる。
また、突出部22の幅B2も網目部材40と同趣旨の大きさに設定されている。これにより、例えば、異物の侵入による影響が少ないために網目部材40を省略した場合であっても、突出部22の外周側に工具を嵌合し回転させることによって弁機構20を着脱することができる。
保持部材10の内周面には、弁機構20の上下方向(上下流方向)の位置決めを行う段差部16が設けられている。段差部16は、大径部11の内周面と小径部12の内周面との境界に形成される段差である。弁機構20は、本体21の下面が段差部16に接することによって、上下方向の位置決めがされる。
なお、本実施形態では、雌ねじ部15の長さ(上下方向の長さ)を規定することによって、弁機構20の上下方向の位置決めを行うようにしてもよい。
上記のように構成された逆止弁1では、液体の流れがない場合、または、上流側から液体が流入する場合、フロート26は底板33まで下降した状態(図1に実線で示す状態)になる。つまり、流入孔(第1流入孔21a、第2流入孔21b)は開放された状態になる。そのため、上流側の液体は、第1流入孔21aおよび第2流入孔21bから流入し流通孔23aを介して下流側に排出される。
一方、下流側から液体が逆流した場合、フロート26は液体の流れによって上昇し弁座23に着座する(図1に二点鎖線で示す状態)。これにより、流入孔(第1流入孔21a、第2流入孔21b)が閉鎖されるので、液体の逆流が防止される。
以上のように、上記実施形態の逆止弁1は、弁機構20を回転させることによって弁機構20が保持部材10の内部に着脱されるように構成されている。また、本体21は、上面21eから突出して形成され、流入孔(第1流入孔21a、第2流入孔21b)が開口する突出部22を有している。弁機構20には、流入孔を覆うように且つ回転させることによって弁機構20が供回りするように突出部22の外周側に嵌められ、流入孔への異物の侵入を防止するキャップ状の網目部材40が設けられている。
具体的に、本体21は、外周面に設けられた雄ねじ部21cを有し、保持部材10は、内周面に設けられ、弁機構20を回転させることによって雄ねじ部21cと螺合する雌ねじ部15を有している。突出部22は、本体21と同軸に上方へ延びる角柱状に形成され、網目部材40は、平面視が、突出部22の平面視形状と略同じ形状に形成されている。
上記の構成によれば、網目部材40によって流入孔(第1流入孔21a、第2流入孔21b)への異物の侵入を防止することができると共に、その網目部材40を回転させるだけで、弁機構20および網目部材40の双方を一緒に着脱することができる。したがって、簡易に弁機構20および網目部材40を着脱することができ、両者のメンテナンスが容易となる。
さらに、突出部22が角柱状に形成され、網目部材40の平面視が突出部22の平面視形状と略同じ形状であるため、確実に網目部材40の回転によって弁機構20を供周りさせることができる。
また、上記実施形態の逆止弁1では、網目部材40は、外周側に工具を嵌合し回転させることによって回転するように構成されている。この構成によれば、より簡易に弁機構20および網目部材40を着脱することができる。
また、上記実施形態の逆止弁1では、網目部材40は、側方から工具が嵌合可能に保持部材10の上端13から突出している。この構成によれば、上方からだけでなく側方からも工具を網目部材40に嵌合させることができる。そのため、工具による作業性が向上する。
また、上記実施形態の逆止弁1では、網目部材40は、内周面に設けられた突起41を有している。突出部22は、側面に設けられ、網目部材40の突起41が嵌ることによって網目部材40の突出部22に対する相対的変位を規制する嵌入孔(第1流入孔21a)を有している。
上記の構成によれば、網目部材40が突出部22に対して相対的に上方へ変位するのを防止することができる。そのため、弁機構20が網目部材40から抜け落ちる(抜け出る)ことを防止することができる。また、上記の構成によれば、網目部材40が突出部22に対して相対的に回転するのを防止することができる。そのため、網目部材40を回転させることによって確実に弁機構20を供回り(回転)させることができる。これらによって、より簡易に弁機構20および網目部材40を一緒に着脱することができる。
また、上記実施形態の逆止弁1では、流入孔は突出部22の側面に開口する第1流入孔21aを有し、該第1流入孔21aは液体が流入可能に網目部材40の突起41が嵌る嵌入孔を兼用している。そのため、突出部22において嵌入孔を別途設けなくてもよい。
また、上記実施形態の逆止弁1では、流入孔は突出部22の上面に開口する第2流入孔21bを有している。この構成によれば、網目部材40の突起41が第1流入孔21aに嵌ることによって液体の流入が妨げられてしまった場合でも、逆止弁1の液体排出量を稼ぐことができる。
また、上記実施形態の逆止弁1では、突出部22および網目部材40は、平面視が正六角形に形成されている。そのため、汎用工具によって確実に弁機構20を供回りさせることができる。よって、より簡易に弁機構20および網目部材40を着脱することができる。
(その他の実施形態)
本願に開示の技術は、上記実施形態の逆止弁1において以下のような構成としてもよい。
例えば、上記実施形態において、突出部22および網目部材40の平面視形状は、正六角形以外の多角形であってもよいし、楕円形であってもよい。つまり、網目部材40の外周側に工具を嵌合し網目部材40を回転させることができる形状であって、網目部材40の回転によって弁機構20を供回りさせることができる形状であればよい。
また、網目部材40の回転によって弁機構20を供回りさせることができるのであれば、突出部22および網目部材40の平面視形状は互いに異なっていてもよい。
また、網目部材40から弁機構20が抜け出る虞がない場合には、網目部材40において突起41を省略するようにしてもよい。
また、第1流入孔21aが嵌入孔を兼用しない場合は、突出部22の側面に例えば凹状の嵌入孔を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、弁機構20を回転させることによって弁機構20が保持部材10の内部に着脱される構成として、互いに螺合する雌ねじ部15および雄ねじ部21cを備えるようにしたが、これに代えて次のようにしてもよい。弁機構を回転させることによって、互いに噛み合う突起およびスリットを設けるようにしてもよい。つまり、例えば、保持部材の内周面および取付部材の外周面のうち、一方に周方向に延びるスリットを設け、他方に突起を設ける。
以上のように、本願に開示の技術は、フロート式逆止弁について有用である。
1 フロート式逆止弁
10 保持部材
13 上端
15 雌ねじ部
20 弁機構
21 本体
21a 第1流入孔(流入孔、嵌入孔)
21b 第2流入孔(流入孔)
21c 雄ねじ部
21e 上面
26 フロート
30 収容部
40 網目部材
41 突起

Claims (8)

  1. 設置対象部に上下方向に延びる状態で固定され、内部を液体が流通する円筒状の保持部材と、
    上下方向に延びる円柱状に形成され、液体の流入孔が設けられた本体、該本体の下方に設けられ、前記流入孔を開閉するフロート、該フロートが収容された収容部を有し、前記保持部材の内部に設けられる弁機構とを備え、
    前記弁機構を回転させることによって該弁機構が前記保持部材の内部に着脱されるように構成されており
    前記本体は、上面から突出して形成され、前記流入孔が開口する突出部を有し、
    前記弁機構には、前記流入孔を覆うように且つ回転させることによって前記弁機構が供回りするように前記突出部の外周側に嵌められ、前記流入孔への異物の侵入を防止するキャップ状の網目部材が設けられ
    前記網目部材は、平面視が、前記突出部の平面視形状と略同じ形状に形成されている
    ことを特徴とするフロート式逆止弁。
  2. 請求項1に記載のフロート式逆止弁において、
    前記本体は、外周面に設けられた雄ねじ部を有し、
    前記保持部材は、内周面に設けられ、前記弁機構を回転させることによって前記雄ねじ部と螺合する雌ねじ部を有し、
    前記突出部は、前記本体と同軸に上方へ延びる角柱状に形成されている
    ことを特徴とするフロート式逆止弁。
  3. 請求項2に記載のフロート式逆止弁において、
    前記網目部材は、外周側に工具を嵌合し回転させることによって回転するように構成されている
    ことを特徴とするフロート式逆止弁。
  4. 請求項3に記載のフロート式逆止弁において、
    前記網目部材は、側方から工具が嵌合可能に前記保持部材の上端から突出している
    ことを特徴とするフロート式逆止弁。
  5. 請求項2に記載のフロート式逆止弁において、
    前記網目部材は、内周面に設けられた突起を有し、
    前記突出部は、側面に設けられ、前記網目部材の突起が嵌ることによって前記網目部材の前記突出部に対する相対的変位を規制する嵌入孔を有している
    ことを特徴とするフロート式逆止弁。
  6. 請求項5に記載のフロート式逆止弁において、
    前記流入孔は、前記突出部の側面に開口する第1流入孔を有し、
    前記第1流入孔は、液体が流入可能に前記網目部材の突起が嵌る前記嵌入孔を兼用している
    ことを特徴とするフロート式逆止弁。
  7. 請求項6に記載のフロート式逆止弁において、
    前記流入孔は、前記突出部の上面に開口する第2流入孔を有している
    ことを特徴とするフロート式逆止弁。
  8. 請求項3または4に記載のフロート式逆止弁において、
    前記突出部および網目部材は、平面視が正六角形に形成されている
    ことを特徴とするフロート式逆止弁。
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