JP6737089B2 - 被監視者監視システム及び被監視者監視方法 - Google Patents

被監視者監視システム及び被監視者監視方法 Download PDF

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本発明は、例えば、看護を必要とする者や介護を必要とする者(以下、要看護者等)を監視する技術に関する。
近年の我が国(日本)のような高齢化社会では、病気や怪我や高齢等による要看護者等の数の増加が、今後さらに見込まれる。
このような要看護者等は、病院や、老人福祉施設等の施設に入所し、その看護や介護を受ける。このような病院や老人福祉施設等の施設では、要看護者等の看護や介護をする者(以下、看護師等)が、定期的に巡視することによってその安否を確認している。しかしながら、日勤の時間帯に較べ、準夜勤や夜勤の時間帯では、看護師等の人数が減り、一人当たりの業務負荷が増大するので、業務負荷の軽減が要請される。このため、近年では、要看護者等を、被監視者として監視(モニタ)する被監視者監視システムが研究、開発されている。
被監視者監視システムとして、例えば、特許文献1に開示されたナースコールシステムがある。これは、ベッドに設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、ナースステーションに設置されて前記ナースコール子機による呼び出しに応答するためのナースコール親機とを有するナースコールシステムであって、ベッド上の患者をベッド上方から撮像するカメラと、前記カメラの撮像映像から、患者が上半身を起こした状態及び患者がベッド上から離れた状態のうち少なくとも一方の発生を判断して注意状態発生信号を出力する状態判断手段とを有し、前記ナースコール親機は、前記注意状態発生信号を受けて報知動作する報知手段を有することを特徴とする。
このナースコールシステムは、制御機(例えば、サーバ装置)を備えており、停電が発生したときに、サーバ装置のシステムを保護する必要がある。停電対策として、例えば、停電時にサーバ装置に電力を供給する無停電電源装置が考えられる。
停電対策に関連する技術として、例えば、特許文献2に開示された画像形成装置がある。この画像形成装置は、有線通信ネットワークを介してデータを送信及び受信する有線通信手段と、無線通信ネットワークを介してデータを送信及び受信する無線通信手段と、商用電力が供給されなくなれば、無線通信手段に電力を供給する電力供給手段と、データを外部装置宛てに送信する指示を受付ける操作手段と、を含み、無線通信手段は、アクセスポイントとして機能し、商用電力が供給されている状態で、操作手段がデータを送信する指示を受けると、有線通信手段は、当該データ送信し、商用電力が供給されていない状態で、操作手段がデータを送信する指示を受けると、無線通信手段は、当該データを、アクセスポイントとして機能している自機以外の画像形成装置に送信する。
特開2014−90913号公報 特開2015−154282号公報
サーバ装置のシステムがダウンしたとき、サーバ装置は、センサ装置と通信ができない。このため、センサ装置は、サーバ装置に検知情報を送信することができないので、携帯端末装置は、検知情報を受信することができない。サーバ装置のシステムダウンの対策が求められる。
本発明の目的は、停電やサーバ装置のシステムダウン等の異常状態において、センサ装置が、被監視者の予め定められた行動を検知したとき、それを携帯端末装置に通知することができる被監視者監視システム及び被監視者監視方法を提供することである。
本発明の第1局面に係る被監視者監視システムは、センサ装置、サーバ装置及び携帯端末装置を備える被監視者監視システムであって、前記センサ装置は、被監視者を撮像する撮像部と、前記撮像部が撮像した前記被監視者の画像に対して、所定の画像処理をして、前記被監視者が、予め定められた行動をしたことを検知する検知部と、第1通信方式によって、前記サーバ装置と通信可能な第1通信部と、無線方式の第2通信方式によって、前記携帯端末装置と通信可能な第2通信部と、通信に関する予め定められた異常状態か否かを判定する判定部と、前記検知部が前記行動を検知し、かつ、前記判定部が前記異常状態でないと判定したとき、前記行動を検知したことを示す検知情報と、前記画像と、を含む第1情報を前記第1通信部に送信させ、前記検知部が前記行動を検知し、かつ、前記判定部が前記異常状態と判定したとき、前記検知情報及び前記画像のうち、少なくとも前記検知情報を含む第2情報を前記第2通信部に送信させる制御部と、を備えており、前記サーバ装置は、前記第1通信部が送信した前記第1情報を受信し、前記第1情報を前記携帯端末装置へ送信し、前記携帯端末装置は、前記サーバ装置が送信した前記第1情報を受信する第3通信部と、無線方式の前記第2通信方式によって、前記センサ装置と通信可能であり、前記第2通信部が送信した前記第2情報を受信する第4通信部と、を備える。
本発明の第1局面に係る被監視者監視システムにおいて、センサ装置は、被監視者の予め定められた行動を検知し、かつ、通信に関する予め定められた異常状態と判定したとき、検知情報を、サーバ装置を介さずに、無線で携帯端末装置へ送信する。従って、本発明の第1局面に係る被監視者監視システムによれば、停電やサーバ装置のシステムダウン等の異常状態においても、センサ装置が、被監視者の予め定められた行動を検知したとき、それを携帯端末装置に通知することができる。
第1通信方式は、例えば、有線LAN、無線LAN、又は、これらの組み合わせである。第2通信方式は、例えば、Bluetooth(登録商標)、又は、無線LANである。
第2情報には、検知情報及び画像の両方を含む態様(すなわち、第2情報が第1情報と同じである)と、検知情報を含むが、画像を含まない態様とがある。後者の態様は、停電時に有効である。停電により、非常用電源からセンサ装置に電力が供給されているとき、センサ装置の電力使用量をできるだけ少なくする必要がある。後者の態様(第2情報が検知情報を含むが、画像を含まない態様)の場合、第2情報の情報量を少なくできるので、第2情報を送信するのに必要な電力量を少なくすることができる。
第1情報、及び、第2情報の前者の態様に含まれる画像は、検知部によって被監視者の予め定められた行動が検知されたときに、撮像部で撮像された画像、すなわち、撮像部が撮像した被監視者を含む撮影対象の画像のうち、被監視者が予め定められた行動をしているときの画像である。例えば、起床が検知されたときに、撮像部で撮像された画像である(この画像には、起床している被監視者が写されている)。
上記構成において、前記第2情報は、前記画像を含んでおらず、前記センサ装置は、前記検知部が前記行動を検知し、かつ、前記判定部が前記異常状態と判定したとき、前記画像を記録する記録部をさらに備える。
第2情報が上記後者の態様のとき、画像(被監視者が予め定められた行動をしたときの画像)は、サーバ装置に送信されないので、携帯端末装置に送信されない。この構成は、その画像をセンサ装置に記録するので、監視者は、後から画像を確認することができる。
上記構成において、前記被監視者監視システムは、ナースコールを、無線方式の前記第2通信方式によって前記センサ装置へ送信するナースコール子機をさらに備え、前記制御部は、前記第2通信部が前記ナースコールを受信し、かつ、前記判定部が前記異常状態でないと判定したとき、前記ナースコールを前記第1通信部に送信させ、前記第2通信部が前記ナースコールを受信し、かつ、前記判定部が前記異常状態と判定したとき、前記ナースコールを前記第2通信部に送信させ、前記サーバ装置は、前記第1通信部が送信した前記ナースコールを受信し、前記ナースコールを前記携帯端末装置へ送信し、前記第3通信部は、前記サーバ装置が送信した前記ナースコールを受信し、前記第4通信部は、前記第2通信部が送信した前記ナースコールを受信する。
センサ装置は、ナースコール子機からナースコールを受信し、かつ、予め定められた異常状態と判定したとき、ナースコールを、サーバ装置を介さずに、無線で携帯端末装置へ送信する。従って、この構成によれば、停電やサーバ装置のシステムダウン等の異常状態においても、センサ装置が、ナースコール子機からナースコールを受信したとき、それを携帯端末装置に通知することができる。
上記構成において、前記判定部は、前記第1通信部と前記サーバ装置とが、前記第1通信方式によって通信できないとき、前記異常状態と判定する。
この構成は、センサ装置とサーバ装置とが、第1通信方式によって通信できないとき、異常状態と判定する。例えば、判定部は、第1通信部が第1通信方式によって、サーバ装置と通信を試み、サーバ装置から応答がないとき、センサ装置とサーバ装置とが、第1通信方式によって通信できないと判定する。第1通信部とサーバ装置とが、第1通信方式によって通信できない原因の一つとして、サーバ装置のシステムダウンがある。
上記構成において、前記センサ装置は、停電時に前記センサ装置に電力を供給する電源をさらに備えており、前記判定部は、前記電源から前記センサ装置に電力が供給されているとき、前記異常状態と判定する。
停電のとき、センサ装置には、上記電源(非常用電源)から電力が供給される。この構成は、上記電源からセンサ装置に電力が供給されているとき、異常状態と判定する。
上記構成において、前記検知部が前記行動を検知していない状態で、前記判定部が前記異常状態と判定したとき、前記制御部は、前記異常状態を示す第3情報を、前記第2通信部に送信させ、前記第4通信部は、前記第2通信部が送信した前記第3情報を受信する。
この構成によれば、被監視者の行動が検知される前に、異常状態を携帯端末装置に通知することができる。
本発明の第2局面に係る被監視者監視方法は、センサ装置、サーバ装置及び携帯端末装置を用いて、被監視者を監視する方法であって、前記センサ装置が実行するステップであり、被監視者を撮像する撮像ステップと、前記センサ装置が実行するステップであり、前記撮像ステップで撮像された前記被監視者の画像に対して、所定の画像処理をして、前記被監視者が、予め定められた行動をしたことを検知する検知ステップと、前記センサ装置が実行するステップであり、通信に関する予め定められた異常状態か否かを判定する判定ステップと、前記センサ装置が実行するステップであり、前記検知ステップで前記行動が検知され、かつ、前記判定ステップで前記異常状態でないと判定されたとき、前記行動を検知したことを示す検知情報と、前記画像と、を含む第1情報を、第1通信方式によって前記サーバ装置へ送信する第1送信ステップと、前記センサ装置が実行するステップであり、前記検知ステップで前記行動が検知され、かつ、前記判定ステップで前記異常状態と判定されたとき、前記検知情報及び前記画像のうち、少なくとも前記検知情報を含む第2情報を、無線方式の第2通信方式によって前記携帯端末装置へ送信する第2送信ステップと、前記サーバ装置が実行するステップであり、前記第1送信ステップで送信された前記第1情報を受信し、前記第1情報を前記携帯端末装置へ送信する送受信ステップと、前記携帯端末装置が実行するステップであり、前記送受信ステップで送信された前記第1情報を受信する第1受信ステップと、前記携帯端末装置が実行するステップであり、前記第2送信ステップで送信された前記第2情報を受信する第2受信ステップと、を備える。
本発明の第2局面に係る被監視者監視方法は、本発明の第1局面に係る被監視者監視システムを方法の観点から規定しており、本発明の第1局面に係る被監視者監視システムと同様の作用効果を有する。
本発明の第3局面に係る被監視者監視システムは、センサ装置、サーバ装置及び携帯端末装置を備える被監視者監視システムであって、前記センサ装置は、被監視者を撮像する撮像部と、前記撮像部が撮像した前記被監視者の画像に対して、所定の画像処理をして、前記被監視者が、予め定められた行動をしたことを検知する検知部と、第1通信方式によって、前記サーバ装置と通信可能な第1通信部と、無線方式の第2通信方式によって、前記携帯端末装置と通信可能な第2通信部と、前記第1通信部と前記サーバ装置とが、前記第1通信方式によって通信できない状態、及び、停電の少なくとも一方の異常状態が発生しているか否かを判定する判定部と、前記検知部が前記行動を検知し、かつ、前記判定部が前記異常状態でないと判定したとき、前記行動を検知したことを示す検知情報と、前記画像と、を含む第1情報を前記第1通信部に送信させ、前記検知部が前記行動を検知し、かつ、前記判定部が前記異常状態と判定したとき、前記検知情報及び前記画像のうち、少なくとも前記検知情報を含む第2情報を前記第2通信部に送信させる制御部と、を備えており、前記サーバ装置は、前記第1通信部が送信した前記第1情報を受信し、前記第1情報を前記携帯端末装置へ送信し、前記携帯端末装置は、前記サーバ装置が送信した前記第1情報を受信する第3通信部と、無線方式の前記第2通信方式によって、前記センサ装置と通信可能であり、前記第2通信部が送信した前記第2情報を受信する第4通信部と、を備える。
本発明の第4局面に係る被監視者監視方法は、センサ装置、サーバ装置及び携帯端末装置を用いて、被監視者を監視する方法であって、前記センサ装置が実行するステップであり、前記被監視者を撮像する撮像ステップと、前記センサ装置が実行するステップであり、前記撮像ステップで撮像された前記被監視者の画像に対して、所定の画像処理をして、前記被監視者が、予め定められた行動をしたことを検知する検知ステップと、前記センサ装置が実行するステップであり、予め定められた異常状態か否かを判定する判定ステップと、前記センサ装置が実行するステップであり、前記検知ステップで前記行動が検知され、かつ、前記判定ステップで前記異常状態でないと判定されたとき、前記行動を検知したことを示す検知情報と、前記画像と、を含む第1情報を、第1通信方式によって前記サーバ装置へ送信する第1送信ステップと、前記センサ装置が実行するステップであり、前記検知ステップで前記行動が検知され、かつ、前記判定ステップで前記異常状態と判定されたとき、前記検知情報及び前記画像のうち、少なくとも前記検知情報を含む第2情報を、無線方式の第2通信方式によって前記携帯端末装置へ送信する第2送信ステップと、前記サーバ装置が実行するステップであり、前記第1送信ステップで送信された前記第1情報を受信し、前記第1情報を前記携帯端末装置へ送信する送受信ステップと、前記携帯端末装置が実行するステップであり、前記送受信ステップで送信された前記第1情報を受信する第1受信ステップと、前記携帯端末装置が実行するステップであり、前記第2送信ステップで送信された前記第2情報を受信する第2受信ステップと、を備え、前記判定ステップは、前記センサ装置と前記サーバ装置とが、前記第1通信方式によって通信できない状態、及び、停電の少なくとも一方の前記異常状態が発生しているか否かを判定する。
本発明によれば、停電やサーバ装置のシステムダウン等の異常状態において、センサ装置が、被監視者の予め定められた行動を検知したとき、それを携帯端末装置に通知することができる。
実施形態に係る被監視者監視システムの構成を説明する説明図である。 実施形態に係る被監視者監視システムに備えられるセンサ装置の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る被監視者監視システムに備えられるナースコール子機の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る被監視者監視システムに備えられる携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る被監視者監視システムによって実行される行動検知、及び、検知した行動の通知について説明するフローチャートの前半である。 同フローチャートの後半である。 実施形態に係る被監視者監視システムによって実行されるナースコールの通知を説明するフローチャートの前半である。 同フローチャートの後半である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。各図において、同一符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その構成について、既に説明している内容については、その説明を省略する。本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
実施形態に係る被監視者監視システムは、監視すべき監視対象である被監視者(言い換えれば、見守るべき見守り対象である見守り対象者)を複数の装置を用いて監視するシステムであり、端末装置と、前記端末装置と通信可能に接続され、被監視者に関わる所定のイベント(事象)を検知して前記イベントを前記端末装置へ通知する被監視者監視装置と、を備える。前記被監視者監視装置は、1個の装置で一体に構成されて良いが、本明細書では、被監視者監視装置は、センサ装置と、前記センサ装置及び前記端末装置それぞれと通信可能に接続される管理サーバ装置とを備えることで、2種類の各装置で別体に構成される。前記センサ装置は、被監視者に関わる前記所定のイベントを検知して前記管理サーバ装置へ通知(報知、送信)する。前記管理サーバ装置は、前記センサ装置から前記通知を受けると、前記通知を受けた前記イベントを管理するとともに前記イベントを前記センサ装置に対応付けられた所定の端末装置へ再通知(再報知、再送信)する。前記端末装置は、1種類の装置であって良いが、本明細書では、前記端末装置は、固定端末装置と携帯端末装置との2種類の装置である。これら固定端末装置と携帯端末装置との主な相違は、固定端末装置が固定的に運用され、携帯端末装置が例えば看護師や介護士等の監視者NS(ユーザ)に携行されて運用される点である。これら固定端末装置と携帯端末装置とは、略同様であるので、以下では、携帯端末装置を主に説明する。
図1は、実施形態に係る被監視者監視システムMSの構成を説明する説明図である。被監視者監視システムMSは、より具体的には、例えば、1または複数のセンサ装置SU(SU−1,SU−2)と、管理サーバ装置SVと、固定端末装置SPと、1または複数の携帯端末装置TA(TA−1、TA−2)と、構内交換機(PBX、Private Branch eXchange)CXとを備え、これらは、有線や無線で、LAN(Local Area Network)等の網(ネットワーク、通信回線)NWを介して通信可能に接続される。ネットワークNWには、通信信号を中継する例えばリピーター、ブリッジ及びルーター等の中継機が備えられても良い。図1に示す例では、これら複数のセンサ装置SU−1,SU−2、管理サーバ装置SV、固定端末装置SP、複数の携帯端末装置TA−1、TA−2及び構内交換機CXは、L2スイッチの集線装置(ハブ、HUB)LS及びアクセスポイントAPを含む有線及び無線の混在したLAN(例えばIEEE802.11規格に従ったLAN等)によって互いに通信可能に接続されている。より詳しくは、複数のセンサ装置SU−1,SU−2、管理サーバ装置SV、固定端末装置SP及び構内交換機CXは、集線装置LSに接続され、複数の携帯端末装置TA−1,TA−2は、アクセスポイントAPを介して集線装置LSに接続されている。そして、ネットワークNWは、TCP(Transimission Control Protocol)及びIP(Internet Protocol)等のインターネットプロトコル群が用いられることによっていわゆるイントラネットを構成する。構内交換機CXは、公衆電話網PNによって電話TLと接続されている。
被監視者監視システムMSは、被監視者Obに応じて適宜な場所に配設される。被監視者Obは、例えば、病気や怪我等によって看護を必要とする者や、身体能力の低下等によって介護を必要とする者や、一人暮らしの独居者等である。特に、早期発見と早期対処とを可能にする観点から、被監視者Obは、例えば異常状態等の所定の不都合なイベントがその者に生じた場合にその発見を必要としている者であることが好ましい。このため、被監視者監視システムMSは、被監視者Obの種類に応じて、病院、老人福祉施設及び住戸等の建物に好適に配設される。図1に示す例では、被監視者監視システムMSは、複数の被監視者Obが入居する複数の居室RMや、ナースステーション等の複数の部屋を備える介護施設の建物に配設されている。
センサ装置SUは、ネットワークNWを介して他の装置SV、SP、TAと通信する通信機能等を備え、被監視者Obに関わる所定のイベントを検知してこの検知した前記イベントを管理サーバ装置SVへ通知し、ナースコール子機NCから送信されてきたナースコールを管理サーバ装置SVへ通知し、端末装置SP、TAとの間で音声通話を行い、そして、動画を含む画像を生成して端末装置SP、TAへ動画を配信する装置である。前記所定のイベントは、好ましくは、対処が必要なイベントを含む。
図1には、一例として、2個のセンサ装置SU(第1センサ装置SU−1、第2センサ装置SU−2)が示されており、第1センサ装置SU−1は、被監視者Obの一人であるAさんOb−1の居室RM−1(不図示)に配設され、第2センサ装置SU−2は、被監視者Obの一人であるBさんOb−2の居室RM−2(不図示)に配設されている。
ナースコール子機NCは、各居室RMに配置されている。ナースコール子機NCは、被監視者Obが監視者NSを呼びたいときに用いられる装置である。ナースコール子機NCは、センサ装置SUと無線通信によって通信する。ナースコール子機NCのナースコールボタンが押下されると、ナースコールは、センサ装置SU及び管理サーバ装置SVを経由して、固定端末装置SP及び各携帯端末装置TAに送られる。固定端末装置SP及び各携帯端末装置TAは、ナースコール親機として機能する。
管理サーバ装置SVは、ネットワークNWを介して他の装置SU、SP、TAと通信する通信機能等を備え、センサ装置SUから、被監視者Obに関わる所定のイベントの通知を受信すると被監視者Obに対する監視に関する情報(監視情報)を管理する装置である。管理サーバ装置SVは、センサ装置SUから前記イベントの通知として第1イベント通知通信信号を受信すると、前記第1イベント通知通信信号に収容された各情報に基づいて、被監視者Obに対する監視に関する前記監視情報を記憶(記録)し、そして、被監視者Obに対する監視に関する前記監視情報を収容した通信信号(第2イベント通知通信信号)を、前記センサ装置SUに予め対応付けられた所定の端末装置SP、TAに送信する。このために、管理サーバ装置SVは、センサ装置SUから送信された第1イベント通知通信信号等の通知先(再通知先、再報知先、送信先)を示す、送信元であるセンサIDと通知先(再通知先)である端末IDとの対応関係(通知先対応関係)、及び、その通信アドレスを記憶する。端末ID(端末装置識別子)は、端末装置SP、TAを特定し識別するための識別子である。そして、管理サーバ装置SVは、クライアント(本実施形態では固定端末装置SP及び携帯端末装置TA等)の要求に応じたデータを前記クライアントに提供する。このような管理サーバ装置SVは、例えば、通信機能付きのコンピュータによって構成可能である。
固定端末装置SPは、被監視者監視システムMSのユーザインターフェース(UI)として機能する装置である。この機能を達成するために、固定端末装置SPは、ネットワークNWを介して他の装置SU、SV、TAと通信する通信機能、所定の情報を表示する表示機能、及び、所定の指示及びデータを入力する入力機能等を備え、管理サーバ装置SV及び携帯端末装置TAに与える所定の指示及びデータが入力されたり、センサ装置SUで得られた監視情報を表示したりする。このような固定端末装置SPは、例えば、通信機能付きのコンピュータによって構成可能である。
実施形態では、固定端末装置SP、センサ装置SU、管理サーバ装置SVがそれぞれ、有線LANによって集線装置LSと接続されているが、有線LANの替わりに無線LANを用いてもよい。
携帯端末装置TAは、監視者NSが携帯している。携帯端末装置TAは、ネットワークNWを介して他の装置SV、SP、SUと通信する通信機能、所定の情報を表示する表示機能、所定の指示やデータを入力する入力機能、及び、音声通話を行う通話機能等を備え、管理サーバ装置SV及びセンサ装置SUに与える所定の指示及びデータを入力したり、管理サーバ装置SVからの通知によってセンサ装置SUで得られた監視情報(動画を含む)を表示したり、センサ装置SUとの間で音声通話によってナースコールの応答や声かけしたり等をするための機器である。
センサ装置SUについて詳しく説明する。センサ装置SUは、上述した機能(例えば、被監視者Obの動画を生成する機能、端末装置SP、TAとの間で音声通話をする機能)に加えて、被監視者Obの予め定められた行動を検知する機能、及び、予め定められた異常状態の場合(例えば、停電、管理サーバ装置SVのシステムダウン)に対処する機能を有する。これらの機能の観点からセンサ装置SUについて詳しく説明する。
図2は、実施形態に係る被監視者監視システムMSに備えられるセンサ装置SUの構成を示すブロック図である。センサ装置SUは、センサ側制御処理部(SU制御処理部)10、センサ側通信インターフェース部(SU通信IF部)11、SU通信IF部12、非常用電源13、撮像部14、行動検知部15、異常状態判定部16、及び、画像記録部17を備える。
SU制御処理部10は、センサ装置SUの全体を統括し、SU制御処理部10の制御に従って、センサ装置SUの各部(SU通信IF部11、SU通信IF部12、非常用電源13、撮像部14、行動検知部15、異常状態判定部16、画像記録部17)がそれぞれ機能を実行する。SU制御処理部10、及び、後で説明する機能ブロック(行動検知部15、異常状態判定部16、記憶処理部172)は、ハードウェア(CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等)、及び、ソフトウェア等によって実現される。
SU通信IF部11(第1通信部)は、SU制御処理部10の制御に従って、ネットワークNWを介して、管理サーバ装置SV、固定端末装置SP、携帯端末装置TAと通信を行うための通信インターフェースである。SU通信IF部11は、有線LAN(第1通信方式)によって集線装置LS(図1)と接続されているので、SU通信IF部11は、有線LANの通信インターフェースである。
SU通信IF部12(第2通信部)は、SU制御処理部10の制御に従って、ナースコール子機NCと無線通信を行うための通信インターフェースである。無線通信の方式(第2通信方式)として、例えば、Bluetooth(登録商標)や無線LANがある。実施形態では、Bluetooth(登録商標)を例にして説明する。
非常用電源13(電源)は、停電発生時に、センサ装置SUの電源となる。センサ装置SUには、集線装置LS(図1)から電力が供給されている。停電が発生すると、集線装置LSからセンサ装置SUに電力を供給することができなくなるので、非常用電源13が用いられる。非常用電源13は、蓄電池(例えば、リチウムイオン電池)と、センサ装置SUの電源を集線装置LSから蓄電池に切り替えるスイッチと、集線装置LSからセンサ装置SUに供給される電力の電圧を測定する電圧計と、この電圧が所定値以下に低下したとき、スイッチを制御して、センサ装置SUの電源を集線装置LSから蓄電池に切り替えるスイッチ制御部と、を備える。非常用電源13は、通常時、集線装置LSから電力が供給されており、これにより、蓄電池が充電される。
撮像部14は、撮像対象を撮像し、撮像対象の画像を生成する装置である。画像には、静止画及び動画が含まれる。撮像部14は、被監視者Obが所在を予定している空間(所在空間、図1に示す例では配設場所の居室RM)を監視可能に配置され、所在空間を撮像対象としてその上方から撮像し、撮像対象を俯瞰した画像を生成する。好ましくは、被監視者Ob全体を撮像できる蓋然性が高いことから、撮像部14は、被監視者Obが横臥する寝具(例えばベッド等)における、被監視者Obの頭部が位置すると予定されている予め設定された頭部予定位置(通常、枕の配設位置)の直上から撮像対象を撮像できるように配設される。センサ装置SUは、この撮像部14によって、被監視者Obを、被監視者Obの上方から撮像した画像、好ましくは前記頭部予定位置の直上から撮像した画像を取得する。
このような撮像部14は、可視光の画像を生成する装置で良いが、比較的暗がりでも被監視者Obを監視できるように、実施形態では、赤外線の画像を生成する装置である。このような撮像部14は、例えば、実施形態では、撮像対象における赤外の光学像を所定の結像面上に結像する結像光学系、前記結像面に受光面を一致させて配置され、前記撮像対象における赤外の光学像を電気的な信号に変換するイメージセンサ、及び、イメージセンサの出力を画像処理することで前記撮像対象における赤外の画像を表すデータである画像データを生成する画像処理部等を備えるデジタル赤外線カメラである。撮像部14の前記結像光学系は、実施形態では、その配設された居室RM全体を撮像できる画角を持つ広角な光学系(いわゆる広角レンズ(魚眼レンズを含む))であることが好ましい。
行動検知部15(検知部)は、被監視者Obにおける、予め定められた行動を検知し、検知したことを示す検知情報(言い換えれば、検知結果を示す情報)を前記所定のイベントの一例として管理サーバ装置SVへ通知する。より具体的には、実施形態では、前記所定の行動は、例えば、被監視者Obが起きた起床、被監視者Obが寝床から離れた離床、被監視者Obが寝床から落ちた転落、及び、被監視者Obが倒れた転倒の4つの行動である。そして、行動検知部15は、例えば、撮像部14で撮像した画像に基づいて被監視者Obの頭部を検出し、この検出した被監視者Obの頭部における大きさの時間変化に基づいて被監視者Obの起床、離床、転倒及び転落を検知する。
より詳しくは、居室RMの寝床の所在領域、寝床の所在領域内における横臥姿勢の頭部の大きさと座位姿勢の頭部の大きさとを識別するための第1閾値Th1、寝床の所在領域を除く居室RM内における立位姿勢の頭部の大きさであるか否かを識別するための第2閾値Th2、及び、寝床の所在領域を除く居室RM内における横臥姿勢の頭部の大きさであるか否かを識別するための第3閾値Th3が、予め行動検知部15に記憶される。そして、行動検知部15は、撮像部14で撮影した画像から例えば背景差分法やフレーム差分法によって被監視者Obの人物の領域として動体領域を抽出し、この抽出した動体領域から、例えば円形や楕円形のハフ変換によって、また例えば予め用意された頭部のモデルを用いたパターンマッチングによって、また例えば頭部検出用に学習したニューラルネットワークによって、被監視者Obの頭部領域を抽出し、この抽出した頭部の位置および大きさから起床、離床、転倒及び転落を検知する。
例えば、行動検知部15は、この抽出した頭部の位置が寝床の所在領域内であって、前記抽出した頭部の大きさが前記第1閾値Th1を用いることによって横臥姿勢の大きさから座位姿勢の大きさへ時間変化した場合には、起床と判定し、前記起床を検知する。例えば、行動検知部15は、この抽出した頭部の位置が寝床の所在領域内から寝床の所在領域外へ時間変化した場合であって、前記抽出した頭部の大きさが前記第2閾値Th2を用いることによって或る大きさから立位姿勢の大きさへ時間変化した場合には、離床と判定し、前記離床を検知する。例えば、行動検知部15は、この抽出した頭部の位置が寝床の所在領域内から寝床の所在領域外へ時間変化した場合であって、前記抽出した頭部の大きさが前記第3閾値Th3を用いることによって或る大きさから横臥姿勢の大きさへ時間変化した場合には、転落と判定し、前記転落を検知する。例えば、行動検知部15は、この抽出した頭部の位置が寝床の所在領域を除く居室RM内であって、前記抽出した頭部の大きさが前記第3閾値Th3を用いることによって或る大きさから横臥姿勢の大きさへ時間変化した場合には、転倒と判定し、前記転倒を検知する。なお、横臥姿勢は、横たわっている姿勢に限らず、仰向き姿勢、うつ伏せ姿勢を含む。
異常状態判定部16(判定部)は、予め定められた異常状態か否かを判定する。異常状態とは、例えば、停電や、管理サーバ装置SVのシステムダウンである。停電のとき、非常用電源13からセンサ装置SUに電力が供給される。このとき、異常状態判定部16は、異常状態と判定する。
管理サーバ装置SVがシステムダウンしたとき、センサ装置SUと管理サーバ装置SVとの間で、有線LAN(第1通信方式)によって通信ができない。通信ができないとは、例えば、管理サーバ装置SVからの応答がないことである(例えば、SU通信IF部11が、管理サーバ装置SVからのACK(acknowledgement)パケットを受信できない)。異常状態判定部16は センサ装置SUと管理サーバ装置SVとの間で通信ができないとき、異常状態と判定する。
SU制御処理部10(制御部)は、行動検知部15が、上記行動(起床、離床、転倒、転落)を検知し、かつ、異常状態判定部16が異常状態でないと判定したとき、第1情報を、SU通信IF部11(第1通信部)に送信させる。第1情報は、検知情報と、検知画像と、を含む情報である。検知情報は、検知結果を示す情報であり、例えば、起床が検知されたとき、起床を示すインベントである。検知画像は、行動検知部15によって被監視者Obの予め定められた行動が検知されたときに、撮像部14で撮像された画像、すなわち、撮像部14が撮像した被監視者Obを含む撮影対象の画像のうち、被監視者Obが予め定められた行動をしたときの画像である。例えば、起床が検知されたときに、撮像部14で撮像された画像である(この画像には、起床している被監視者Obが写されている)。
SU制御処理部10は、行動検知部15が上記行動を検知し、かつ、異常状態判定部16が異常状態と判定したとき、第2情報を、SU通信IF部12(第2通信部)に送信させる。第2情報は、第1情報を構成する検知情報及び検知画像のうち、少なくとも検知情報を含む情報である。第2情報には、検知情報及び検知画像の両方を含む態様と、検知情報を含むが、検知画像を含まない態様とがある。実施形態は、後者の態様で説明する。
後者の態様は、停電時に有効である。停電により、非常用電源13からセンサ装置SUに電力が供給されているとき、センサ装置SUの電力使用量をできるだけ少なくする必要がある。後者の対象(第2情報が検知情報を含むが、画像を含まない態様)の場合、第2情報の情報量を少なくできるので、第2情報を送信するのに必要な電力量を少なくすることができる。
SU制御処理部10は、SU通信IF部12(第2通信部)が、ナースコール子機NCからナースコールを受信し、かつ、異常状態判定部16が異常状態でないと判定したとき、ナースコールをSU通信IF部11(第1通信部)に送信させる。SU制御処理部10は、SU通信IF部12(第2通信部)が、ナースコール子機NCからナースコールを受信し、かつ、異常状態判定部16が異常状態と判定したとき、ナースコールをSU通信IF部12(第2通信部)に送信させる。
画像記録部17(記録部)は、行動検知部15が上記行動を検知し、かつ、異常状態判定部16が異常状態と判定したとき、検知画像を記録する。第2情報が上記後者の態様のとき、検知画像(被監視者が予め定められた行動をしたときの画像)は、サーバ装置SVに送信されないので、携帯端末装置TAに送信されない。実施形態によれば、検知画像がセンサ装置SUに記録されるので、監視者NSは、後から検知画像を確認することができる。
画像記録部17は、不揮発性記憶部171及び記憶処理部172を備える。不揮発性記憶部171は、センサ装置SUの電源が切れても、記憶している情報(データ)を保持する機能(すなわち、不揮発性)を有し、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等によって実現でされる。
記憶処理部172は、上記異常状態において、行動検知部15が上記行動を検知したとき、検知画像を、不揮発性記憶部171に記憶させる。異常状態でないとき、SU通信IF部11は、検知画像を検知情報と共に管理サーバ装置SVに送信するが、異常状態のとき、画像記録部17は、検知画像を記憶する。
ナースコール子機NCについて詳しく説明する。図3は、実施形態に係る被監視者監視システムMSに備えられるナースコール子機NCの構成を示すブロック図である。ナースコール子機NCは、ナースコールボタン20、無線モジュール21及び電池22を備える。
ナースコールボタン20は、ナースコールをナースコール子機NCに入力するためのスイッチ回路である。ナースコールボタン20は、例えば、押しボタン式のスイッチである。
無線モジュール21は、ナースコールボタン20に接続され、ナースコールボタン20が押されると、ナースコールを示す無線信号を送信する装置である。無線モジュール21は、SU通信IF部12(図2)と通信するので、Bluetooth(登録商標)の通信モジュールである。ナースコール子機NCとセンサ装置SUとは、ペアリングされている。センサ装置SUがマスターに設定され、ナースコール子機NCがスレーブに設定されている。
電池22は、ナースコール子機NCの電源である。
携帯端末装置TAについて詳しく説明する。図4は、実施形態に係る被監視者監視システムMSに備えられる携帯端末装置TAの構成を示すブロック図である。携帯端末装置TAは、端末側制御処理部(TA制御処理部)30、端末側通信インターフェース部(TA通信IF部)31、TA通信IF部32、表示部33、表示制御部34、及び、操作部35を備える。
TA制御処理部30は、携帯端末装置TAの全体を統括し、TA制御処理部30の制御に従って、携帯端末装置TAの各部(TA通信IF部31、TA通信IF部32、表示部33、表示制御部34、及び、操作部35)がそれぞれ機能を実行する。TA制御処理部30及び表示制御部は、ハードウェア(CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等)、及び、ソフトウェア等によって実現される。
TA通信IF部31(第3通信部)は、TA制御処理部30の制御に従って、ネットワークNWを介して、センサ装置SU、管理サーバ装置SV、固定端末装置SPと通信を行うための通信インターフェースである。TA通信IF部31は、無線LANによってアクセスポイントAP(図1)と接続されているので、TA通信IF部31は、無線LANの通信インターフェースである。
TA通信IF部32(第4通信部)は、TA制御処理部30の制御に従って、無線通信を行うための通信インターフェースである。TA通信IF部32は、センサ装置SUのSU通信IF部12と通信するので、Bluetooth(登録商標)の通信モジュールである。
1つのセンサ装置SUは、複数の携帯端末装置TAとペアリングされている。実施形態では、1つのセンサ装置SUが、2つの携帯端末装置TA−1,TA−2とペアリングされている。センサ装置SUがマスターに設定され、携帯端末装置TA−1,TA−2がスレーブに設定されている。
表示部33は、液晶ディスプレイ等により実現される。表示制御部34は、表示部33に画像(例えば、動画)を表示させる制御をする。操作部35は、携帯端末装置TAを操作するための命令等を入力するための装置である。操作部35は、タッチパネル等により実現される。
実施形態に係る被監視者監視システムMSによって実行される行動検知、及び、検知した行動の通知について説明する。図5及び図6は、それを説明するフローチャートである。センサ装置SU、被監視者Obとして、図1に示すセンサ装置SU−1、被監視者Ob−1を例にして説明する。
図2及び図5を参照して、行動検知部15は、被監視者Ob−1が予め定められた行動(起床、離床、転倒、転落)したか否かを判断する(ステップS1)。行動検知部15が、被監視者Ob−1が予め定められた行動していないと判断したとき(ステップS1でNo)、行動検知部15は、ステップS1の処理を繰り返す。
行動検知部15が、被監視者Ob−1が予め定められた行動したと判断したとき(ステップS1でYes)、すなわち、被監視者Ob−1が予め定められた行動をしたことを検知したとき、行動検知部15は、この行動を示す検知情報を生成する(ステップS2)。例えば、起床が検知されたとき、起床を示す検知情報が生成される。
異常状態判定部16は、センサ装置SU−1に非常用電源13から電力が供給されているか否かを判断する(ステップS3)。異常状態判定部16が、センサ装置SU−1に非常用電源13から電力が供給されていないと判断したとき(ステップS3でNo)、停電が発生していことになり、SU制御処理部10は、ステップS4の処理をする。
SU制御処理部10は、SU通信IF部11を用いて、管理サーバ装置SVと通信を試みて、管理サーバ装置SVから応答があるか否かを判断する(ステップS4)。SU制御処理部10は、管理サーバ装置SVから応答があると判断したとき(ステップS4でYes)、管理サーバ装置SVがシステムダウンしていないことになる。
SU制御処理部10は、管理サーバ装置SVを宛先として、ステップS2で生成された検知情報、及び、検知画像(ステップS1で行動が検知されたときに、撮像部14で撮像された画像)を、SU通信IF部11に送信させる(ステップS5)。検知情報及び検知画像が、第1情報(被監視者Ob−1の監視情報)となる。
管理サーバ装置SVは、ステップS5で送信されてきた検知情報及び検知画像を受信する(ステップT1)。管理サーバ装置SVは、ステップT1で受信した検知情報及び検知画像を、固定端末装置SP、及び、全ての携帯端末装置TAに送信する(ステップT2)。
図4及び図5を参照して、携帯端末装置TA−1,TA−2のそれぞれのTA通信IF部31は、ステップT2で送信されてきた検知情報及び検知画像を受信する(ステップU1)。携帯端末装置TA−1,TA−2のそれぞれは、検知情報が通知されたことを示すアラームを鳴らし、携帯端末装置TA−1,TA−2のそれぞれの表示制御部34は、検知された行動を示す文字画像やアイコンを表示部33に表示させる。例えば、ステップS1で被監視者Ob−1の起床が検知されたとき、被監視者Ob−1の起床を示す文字画像やアイコンが表示部33に表示される。
監視者NSが操作部35を操作して、ステップU1で受信した検知画像の表示命令を操作部35に入力したとき、表示制御部34は、ステップU1で受信された検知画像を表示部33に表示される。これにより、ステップS1において、被監視者Ob−1の行動検知がされたときに、撮像部14によって撮像された被監視者Ob−1の画像(検知画像)が表示部33に表示される。例えば、ステップS1で被監視者Ob−1の起床が検知されたとき、被監視者Ob−1が起床している状態の画像が、表示部33に表示される。
図2及び図5を参照して、センサ装置SU−1に非常用電源13から電力が供給されているとき(ステップS3でYes)、又は、管理サーバ装置SVから応答がないとき(ステップS4でNo)、異常状態判定部16は、異常状態が発生していると判定する。これにより、SU制御処理部10は、SU通信IF部12を選択する。
図2及び図6を参照して、センサ装置SU−1は、まず、携帯端末装置TA−1と無線通信を試みて、携帯端末装置TA−1から応答があるか否かを判断する(ステップS6)。携帯端末装置TA−1から応答があるか否かは、例えば、以下のようにして判断される。SU通信IF部12が携帯端末装置TA−1と通信を試み、SU通信IF部12が携帯端末装置TA−1のTA通信IF部32からACKパケットを受信したとき、携帯端末装置TA−1から応答があると判断される。SU通信IF部12が、携帯端末装置TA−1のTA通信IF部32からACKパケットを受信しないとき、携帯端末装置TA−1から応答がないと判断される。
携帯端末装置TA−1から応答があれば(ステップS6でYes)、SU制御処理部10は、ステップS2で生成された検知情報を、SU通信IF部12に送信させる(ステップS7)。画像記録部17は、検知画像を記録する(ステップS8)。
図4及び図6を参照して、携帯端末装置TA−1のTA通信IF部32は、ステップS7で送信されてきた検知情報を受信する(ステップU2)。携帯端末装置TA−1は、検知情報が通知されたことを示すアラームを鳴らし、携帯端末装置TA−1の表示制御部34は、検知された行動を示す文字画像やアイコンを表示部33に表示させる。
図2及び図6を参照して、携帯端末装置TA−1から応答がなければ(ステップS6でNo)、センサ装置SU−1は、携帯端末装置TA−2と無線通信を試みて、携帯端末装置TA−2から応答があるか否かを判断する(ステップS9)。携帯端末装置TA−2から応答があれば、SU制御処理部10は、ステップS2で生成された検知情報を、SU通信IF部12に送信させる(ステップS10)。画像記録部17は、検知画像を記録する(ステップS11)。
図4及び図6を参照して、携帯端末装置TA−2のTA通信IF部32は、ステップS10で送信されてきた検知情報を受信する(ステップU3)。携帯端末装置TA−2は、検知情報が通知されたことを示すアラームを鳴らし、携帯端末装置TA−2の表示制御部34は、検知された行動を示す文字画像やアイコンを表示部33に表示させる。
携帯端末装置TA−2から応答がなければ(ステップS9でNo)、センサ装置SU−1は、検知情報の送信を中止する。なお、携帯端末装置TA−2から応答がなければ、センサ装置SU−1は、ステップS6に戻り、再度、ステップS6〜ステップS11の処理をしてもよい。
なお、図5及び図6のフローで示していないが、行動検知部15が、被監視者Ob−1の予め定められた行動を検知していない状態で(ステップS1でNo)、異常状態判定部16が異常状態と判定したとき(ステップS3でYes又はステップS4でNo)、以下の処理が実行される。
図2及び図4を参照して、SU制御処理部10は、異常状態を示す第3情報を生成する。SU制御処理部10は、図6のステップS6、ステップS7、ステップU2、ステップS9、ステップS10及びステップU3と同様の処理をして、第3情報をSU通信IF部12(第2通信部)に送信させる。携帯端末装置TAのTA通信IF部32(第4通信部)は、SU通信IF部12が送信した第3情報を受信する。携帯端末装置TAは、アラームを鳴らし、携帯端末装置TAの表示制御部34は、異常状態を示す文字画像やアイコンを表示部33に表示させる。
実施形態に係る被監視者監視システムMSによって実行されるナースコールの通知について説明する。図7及び図8は、それを説明するフローチャートである。センサ装置SU、被監視者Ob、ナースコール子機NCとして、図1に示すセンサ装置SU−1、被監視者Ob−1、ナースコール子機NC−1を例にして説明する。
図3及び図7を参照して、ナースコール子機NC−1は、ナースコールボタン20が押下されるのを待ち受ける(ステップR1)。ナースコールボタン20が押下されたとき(ステップR1でYes)、無線モジュール21は、それを検知し、ナースコールを示す信号(以下、ナースコールと記載する)を送信する(ステップR2)。ナースコールボタン20が押下されないとき(ステップR1でNo)、ナースコール子機NC−1は、ナースコールボタン20が押下されるのを待ち受ける(ステップR1)。
図2及び図7を参照して、センサ装置SU−1のSU通信IF部12は、ステップR2で送信されてきたナースコールを受信する(ステップS21)。
異常状態判定部16は、センサ装置SU−1に非常用電源13から電力が供給されているか否かを判断する(ステップS22)。異常状態判定部16が、センサ装置SU−1に非常用電源13から電力が供給されていないと判断したとき(ステップS22でNo)、停電が発生していことになり、SU制御処理部10は、ステップS23の処理をする。
SU制御処理部10は、SU通信IF部11を用いて、管理サーバ装置SVと通信を試みて、管理サーバ装置SVから応答があるか否かを判断する(ステップS23)。SU制御処理部10は、管理サーバ装置SVから応答があると判断したとき(ステップS23でYes)、管理サーバ装置SVがシステムダウンしていないことになる。
SU制御処理部10は、管理サーバ装置SVを宛先として、ステップS21で受信したナースコールを、SU通信IF部11に送信させる(ステップS24)。
管理サーバ装置SVは、ステップS24で送信されてきたナースコールを受信する(ステップT21)。管理サーバ装置SVは、ステップT21で受信したナースコールを、固定端末装置SP、及び、全ての携帯端末装置TAに送信する(ステップT22)。
図4及び図7を参照して、携帯端末装置TA−1,TA−2のそれぞれのTA通信IF部31は、ステップT22で送信されてきたナースコールを受信する(ステップU21)。携帯端末装置TA−1,TA−2のそれぞれは、ナースコールが通知されたことを示すアラームを鳴らし、携帯端末装置TA−1,TA−2のそれぞれの表示制御部34は、ナースコールがされた居室RMの番号を表示部33に表示させる。
図2及び図7を参照して、センサ装置SU−1に非常用電源13から電力が供給されているとき(ステップS22でYes)、又は、管理サーバ装置SVから応答がないとき(ステップS23でNo)、異常状態判定部16は、異常状態が発生していると判定する。これにより、SU制御処理部10は、SU通信IF部12を選択する。
図2及び図8を参照して、センサ装置SU−1は、まず、携帯端末装置TA−1と無線通信を試みて、携帯端末装置TA−1から応答があるか否かを判断する(ステップS25)。
携帯端末装置TA−1から応答があれば(ステップS25でYes)、SU制御処理部10は、ステップS21で受信したナースコールを、SU通信IF部12に送信させる(ステップS26)。
図4及び図8を参照して、携帯端末装置TA−1のTA通信IF部32は、ステップS26で送信されてきたナースコールを受信する(ステップU22)。携帯端末装置TA−1は、ナースコールが通知されたことを示すアラームを鳴らし、携帯端末装置TA−1の表示制御部34は、ナースコールがされた居室RMの番号を表示部33に表示させる。
図2及び図8を参照して、携帯端末装置TA−1から応答がなければ(ステップS25でNo)、センサ装置SU−1は、携帯端末装置TA−2と無線通信を試みて、携帯端末装置TA−2から応答があるか否かを判断する(ステップS27)。携帯端末装置TA−2から応答があれば(ステップS27でYes)、SU制御処理部10は、ステップS21で受信したナースコールを、SU通信IF部12に送信させる(ステップS28)。
図4及び図8を参照して、携帯端末装置TA−2のTA通信IF部32は、ステップS28で送信されてきたナースコールを受信する(ステップU23)。携帯端末装置TA−2は、ナースコールが通知されたことを示すアラームを鳴らし、携帯端末装置TA−2の表示制御部34は、ナースコールがされた居室RMの番号を表示部33に表示させる。
携帯端末装置TA−2から応答がなければ(ステップS27でNo)、センサ装置SU−1は、ナースコールの送信を中止する。なお、携帯端末装置TA−2から応答がなければ、センサ装置SU−1は、ステップS25に戻り、再度、ステップS25〜ステップS28の処理をしてもよい。
実施形態の主な効果を説明する。図1、図5及び図6を参照して、センサ装置SUは、被監視者Obの予め定められた行動を検知し(ステップS1でYes)、かつ、予め定められた異常状態と判定したとき(ステップS3でYes又はステップS4でNo)、検知情報を、管理サーバ装置SVを介さずに、無線で携帯端末装置TAへ送信する(ステップS7,ステップS10)。従って、実施形態によれば、停電や管理サーバ装置SVのシステムダウン等の異常状態においても、センサ装置SUが、被監視者Obの予め定められた行動を検知したとき、それを携帯端末装置TAに通知することができる。
図1、図7及び図8を参照して、センサ装置SUは、ナースコール子機NCからナースコールを受信し(ステップS21)、かつ、予め定められた異常状態と判定したとき(ステップS22でYes又はステップS23でNo)、ナースコールを、管理サーバ装置SVを介さずに、無線で携帯端末装置TAへ送信する(ステップS26,ステップS28)。従って、実施形態によれば、停電や管理サーバ装置SVのシステムダウン等の異常状態においても、センサ装置SUが、ナースコール子機NCからナースコールを受信したとき、それを携帯端末装置TAに通知することができる。
Ob 被監視者
NS 監視者(ユーザ)
MS 被監視者監視システム
SU センサ装置
SV 管理サーバ装置
SP 固定端末装置
TA 携帯端末装置
NC ナースコール子機
10 SU制御処理部(制御部)
11 SU通信IF部(第1通信部)
12 SU通信IF部(第2通信部)
13 非常用電源(電源)
14 撮像部
15 行動検知部(検知部)
16 異常状態判定部(判定部)
17 画像記録部(記録部)
31 TA通信IF部(第3通信部)
32 TA通信IF部(第4通信部)

Claims (6)

  1. センサ装置、サーバ装置及び携帯端末装置を備える被監視者監視システムであって、
    前記センサ装置は、
    被監視者を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した前記被監視者の画像に対して、所定の画像処理をして、前記被監視者が、予め定められた行動をしたことを検知する検知部と、
    第1通信方式によって、前記サーバ装置と通信可能な第1通信部と、
    無線方式の第2通信方式によって、前記携帯端末装置と通信可能な第2通信部と、
    前記第1通信部と前記サーバ装置とが、前記第1通信方式によって通信できない状態、及び、停電の少なくとも一方の異常状態が発生しているか否かを判定する判定部と、
    前記検知部が前記行動を検知し、かつ、前記判定部が前記異常状態でないと判定したとき、前記行動を検知したことを示す検知情報と、前記画像と、を含む第1情報を前記第1通信部に送信させ、前記検知部が前記行動を検知し、かつ、前記判定部が前記異常状態と判定したとき、前記検知情報及び前記画像のうち、少なくとも前記検知情報を含む第2情報を前記第2通信部に送信させる制御部と、を備えており、
    前記サーバ装置は、前記第1通信部が送信した前記第1情報を受信し、前記第1情報を前記携帯端末装置へ送信し、
    前記携帯端末装置は、
    前記サーバ装置が送信した前記第1情報を受信する第3通信部と、
    無線方式の前記第2通信方式によって、前記センサ装置と通信可能であり、前記第2通信部が送信した前記第2情報を受信する第4通信部と、を備える被監視者監視システム。
  2. 前記第2情報は、前記画像を含んでおらず、
    前記センサ装置は、前記検知部が前記行動を検知し、かつ、前記判定部が前記異常状態と判定したとき、前記画像を記録する記録部をさらに備える請求項1に記載の被監視者監視システム。
  3. 前記被監視者監視システムは、ナースコールを、無線方式の前記第2通信方式によって前記センサ装置へ送信するナースコール子機をさらに備え、
    前記制御部は、前記第2通信部が前記ナースコールを受信し、かつ、前記判定部が前記異常状態でないと判定したとき、前記ナースコールを前記第1通信部に送信させ、前記第2通信部が前記ナースコールを受信し、かつ、前記判定部が前記異常状態と判定したとき、前記ナースコールを前記第2通信部に送信させ、
    前記サーバ装置は、前記第1通信部が送信した前記ナースコールを受信し、前記ナースコールを前記携帯端末装置へ送信し、
    前記第3通信部は、前記サーバ装置が送信した前記ナースコールを受信し、
    前記第4通信部は、前記第2通信部が送信した前記ナースコールを受信する、請求項1又は2に記載の被監視者監視システム。
  4. 前記センサ装置は、前記停電時に前記センサ装置に電力を供給する電源をさらに備えており、
    前記判定部は、前記電源から前記センサ装置に電力が供給されているとき、前記異常状態と判定する、請求項1〜のいずれか一項に記載の被監視者監視システム。
  5. 前記検知部が前記行動を検知していない状態で、前記判定部が前記異常状態と判定したとき、前記制御部は、前記異常状態を示す第3情報を、前記第2通信部に送信させ、
    前記第4通信部は、前記第2通信部が送信した前記第3情報を受信する、請求項1〜のいずれか一項に記載の被監視者監視システム。
  6. センサ装置、サーバ装置及び携帯端末装置を用いて、被監視者を監視する方法であって、
    前記センサ装置が実行するステップであり、前記被監視者を撮像する撮像ステップと、
    前記センサ装置が実行するステップであり、前記撮像ステップで撮像された前記被監視者の画像に対して、所定の画像処理をして、前記被監視者が、予め定められた行動をしたことを検知する検知ステップと、
    前記センサ装置が実行するステップであり、め定められた異常状態か否かを判定する判定ステップと、
    前記センサ装置が実行するステップであり、前記検知ステップで前記行動が検知され、かつ、前記判定ステップで前記異常状態でないと判定されたとき、前記行動を検知したことを示す検知情報と、前記画像と、を含む第1情報を、第1通信方式によって前記サーバ装置へ送信する第1送信ステップと、
    前記センサ装置が実行するステップであり、前記検知ステップで前記行動が検知され、かつ、前記判定ステップで前記異常状態と判定されたとき、前記検知情報及び前記画像のうち、少なくとも前記検知情報を含む第2情報を、無線方式の第2通信方式によって前記携帯端末装置へ送信する第2送信ステップと、
    前記サーバ装置が実行するステップであり、前記第1送信ステップで送信された前記第1情報を受信し、前記第1情報を前記携帯端末装置へ送信する送受信ステップと、
    前記携帯端末装置が実行するステップであり、前記送受信ステップで送信された前記第1情報を受信する第1受信ステップと、
    前記携帯端末装置が実行するステップであり、前記第2送信ステップで送信された前記第2情報を受信する第2受信ステップと、を備え
    前記判定ステップは、前記センサ装置と前記サーバ装置とが、前記第1通信方式によって通信できない状態、及び、停電の少なくとも一方の前記異常状態が発生しているか否かを判定する、被監視者監視方法。
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