JP6736895B2 - 蓄電装置の製造方法及び蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、壁部に電解液の注液口を有するケースに電極組立体と電解液が収容された蓄電装置の製造方法及び蓄電装置に関するものである。
リチウムイオン電池等の蓄電装置においては電解液の注液口を有するケースに電極組立体と電解液が収容されている。この蓄電装置の製造の際には、ケースに電極組立体を収納した後に注液口からケース内へ電解液を注入し、注液口を仮封止する。そして、初期充電、エージング等を行った後にケース内で発生したガスを注液口からケース外へ排出し、その後に注液口を本封止する。仮封止の際に、弾性部材における軸部が注液口に挿入され、軸部の凹部にピンを差し込むことで注液口を仮封止する技術が知られている(例えば特許文献1)。
特開2015−204134号公報
ところが、仮封止の際には棒部(ピン)を弾性部材の凹部に差し込んで軸部の外周を押し広げてシールし、ガス抜きの際には棒部を弾性部材の凹部から抜く必要があり、手間がかかってしまう。
本発明の目的は、ガス抜きと仮封止を容易に行うことができる蓄電装置の製造方法及び蓄電装置を提供することにある。
上記問題点を解決するための蓄電装置の製造方法は、壁部に電解液の注液口を有するケースに電極組立体と電解液が収容された蓄電装置の製造方法であって、前記注液口に挿入される軸部、及び前記軸部の軸線方向に沿って凹み、かつ前記軸部の軸線方向一端に開口する凹部を備える弾性部材と、前記軸部の前記凹部に圧入されるピン部材とを用いて行われ、前記弾性部材は、前記軸部の軸線方向一端に一体で前記ケースの前記壁部に載置される第1フランジ部、及び前記第1フランジ部における前記壁部に対向する面にガス抜き通路を備え、前記ピン部材は、前記凹部に圧入される拡大部、該拡大部の軸線方向に連続し、かつ拡大部より細い棒部、及び前記棒部の先端に一体の第2フランジ部を備え、前記注液口に挿入した前記軸部の前記凹部の内底面に当接するまで前記拡大部を前記凹部に押し込み、該押し込みによって拡大された前記軸部の外面で前記注液口の内面をシールすることにより前記注液口を仮封止する仮封止工程と、前記仮封止工程後に、前記ピン部材を前記軸部に押し込んで、前記注液口内で前記軸部を軸線方向に伸ばすことで形成された前記軸部の外面と前記注液口の内面との隙間、及び前記第1フランジ部の前記ガス抜き通路を介して前記ケースの内外を連通させ前記ケース内のガスをケース外に排出するガス抜き工程と、を有することを要旨とする。
これによれば、仮封止工程は、軸部を拡大部で拡大するためにピン部材を軸部に押し込んで行われる。また、ガス抜き工程が、注液口内で軸部を軸線方向に伸ばすためにピン部材を軸部に押し込んで行われる。よって、ピン部材を弾性部材から抜くことなく、仮封止工程及びガス抜き工程を容易に行うことができる。
上記問題点を解決するための蓄電装置の製造方法は、壁部に電解液の注液口を有するケースに電極組立体と電解液が収容された蓄電装置の製造方法であって、前記注液口に挿入される軸部、及び前記軸部の軸線方向に沿って凹み、かつ前記軸部の軸線方向一端に開口する凹部を備える弾性部材と、前記軸部の前記凹部に圧入されるピン部材とを用いて行われ、前記弾性部材は、前記軸部の軸線方向一端に一体で前記ケースの前記壁部に載置される第1フランジ部、及び前記第1フランジ部における前記壁部に対向する面にガス抜き通路を備え、前記ピン部材は、前記凹部に圧入される拡大部、該拡大部の軸線方向に連続し、かつ拡大部より細い棒部、及び前記棒部の先端に一体の第2フランジ部を備え、前記注液口に挿入した前記軸部の前記凹部のうち前記注液口の内側となる位置まで前記拡大部を前記凹部に押し込み、該押し込みによって拡大された前記軸部の外面で前記注液口の内面をシールすることにより前記注液口を仮封止する仮封止工程と、前記仮封止工程後に、前記ピン部材を前記凹部に押し込んで、前記軸部のうち前記棒部の周囲となる部分を前記注液口内に位置させ、前記軸部の外面と前記注液口の内面との間に形成された隙間、及び前記第1フランジ部の前記ガス抜き通路を介して前記ケースの内外を連通させ前記ケース内のガスをケース外に排出するガス抜き工程と、を有することを要旨とする。
これによれば、仮封止工程は、軸部を拡大部で拡大するためにピン部材を軸部に押し込んで行われる。また、ガス抜き工程が、注液口内で軸部を縮径させるために、棒部が注液口内に位置するようにピン部材を軸部に押し込んで行われる。よって、ピン部材を弾性部材から抜くことなく、仮封止工程及びガス抜き工程を容易に行うことができる。
また、蓄電装置の製造方法について、前記第1フランジ部における前記壁部に対向する面に、前記壁部に向けて突出し、前記ガス抜き通路を画定する少なくとも一組の第1突条部、及び隣り合う前記第1突条部の間に位置し、かつ前記第1突条部よりも突出寸法が小さい第2突条部を有していてもよい。
これによれば、ガス抜き工程を行うためにピン部材の第2フランジ部を第1フランジ部に向けて押圧し、第1フランジ部が壁部に向けて押圧された際、第1突条部が押し潰された後、第2突条部が壁部に当接する。そして、第1突条部と第2突条部が、第1フランジ部と壁部の間に介在し、ガス抜き通路を確保する。このため、ピン部材の押し込みにより、第1フランジ部が押圧されてもガス抜き通路を確保することができる。
また、蓄電装置の製造方法について、前記ガス抜き通路は複数であってもよい。
これによれば、ガス抜き工程の際、第1フランジ部の一部が局所的に押圧されて一つのガス抜き通路が押し潰されても、他のガス抜き通路からガスをケース外へ排出することができる。
上記問題点を解決するための蓄電装置は、壁部に電解液の注液口を有するケースに電極組立体と電解液が収容された蓄電装置であって、前記注液口を封止する封止栓を備え、前記封止栓は、弾性部材と、ピン部材とを備え、前記弾性部材は、前記注液口に挿入された軸部、該軸部の軸線方向に沿って凹み、かつ前記軸部の軸線方向一端に開口する凹部、前記軸部の軸線方向一端に一体で前記ケースの前記壁部に載置された第1フランジ部、及び前記第1フランジ部における前記壁部に対向する面にガス抜き通路を備え、前記ピン部材は、前記凹部に圧入され、かつ前記凹部の内底面に当接した状態で前記軸部を拡大する拡大部、該拡大部の軸線方向に連続し、かつ前記拡大部より細い棒部、及び前記ケースの外部において前記棒部の先端に一体で前記第1フランジ部と重ねられる第2フランジ部を備えることを要旨とする。
これによれば、注液口の仮封止を、軸部を拡大部で拡径するためにピン部材を軸部に押し込むことで行うことができる。また、ガス抜きを、注液口内で軸部を軸線方向に伸ばすためにピン部材を軸部に押し込むことで行うことができる。よって、ピン部材を弾性部材から抜くことなく、仮封止及びガス抜きを容易に行うことができる。
上記問題点を解決するための蓄電装置は、壁部に電解液の注液口を有するケースに電極組立体と電解液が収容された蓄電装置であって、前記注液口を封止する封止栓を備え、前記封止栓は、弾性部材と、ピン部材とを備え、前記弾性部材は、前記注液口に挿入された軸部、該軸部の軸線方向に沿って凹み、かつ前記軸部の軸線方向一端に開口する凹部、前記軸部の軸線方向一端に一体で前記ケースの前記壁部に載置された第1フランジ部、及び前記第1フランジ部における前記壁部に対向する面にガス抜き通路を備え、前記ピン部材は、前記凹部に圧入され、かつ前記凹部のうち前記注液口の内側となる位置で前記軸部を拡大する拡大部、該拡大部の軸線方向に連続し、かつ前記拡大部より細い棒部、及び前記ケースの外部において前記棒部の先端に一体で前記第1フランジ部と重ねられる第2フランジ部を備えることを要旨とする。
これによれば、注液口の仮封止を、注液口内で軸部を拡大するためにピン部材を軸部に押し込むことで行うことができる。また、ガス抜きを、注液口内に棒部を位置させるためにピン部材を軸部に押し込むことで行うことができる。よって、ピン部材を弾性部材から抜くことなく、仮封止及びガス抜きを行うことができる。
また、蓄電装置について、前記第1フランジ部における前記壁部に対向する面に、前記壁部に向けて突出し、前記ガス抜き通路を画定する少なくとも一組の第1突条部、及び隣り合う前記第1突条部の間に位置し、かつ前記第1突条部よりも突出寸法が小さい第2突条部を有していてもよい。
これによれば、ガス抜きを行うためにピン部材の第2フランジ部を第1フランジ部に向けて押圧し、第1フランジ部が壁部に向けて押圧された際、第1突条部が押し潰された後、第2突条部が壁部に当接する。そして、第1突条部と第2突条部が、第1フランジ部と壁部の間に介在し、ガス抜き通路を確保する。このため、ピン部材の押し込みにより、第1フランジ部が押圧されてもガス抜き通路を確保することができる。
また、蓄電装置について、前記ガス抜き通路は複数であってもよい。
これによれば、ガス抜きの際、第1フランジ部の一部が局所的に押圧されて一つのガス抜き通路が押し潰されても、他のガス抜き通路からガスをケース外へ排出することができる。
本発明によれば、ガス抜きと仮封止を容易に行うことができる。
実施形態における二次電池を示す斜視図。 二次電池の製造工程図。 第1の実施形態の封止栓を示す分解斜視図。 弾性部材をガス抜き通路側から示す図。 二次電池の製造工程における仮封止工程を説明するための二次電池の一部断面図。 ガス抜き工程を説明するための二次電池の一部断面図。 本封止工程を説明するための二次電池の一部断面図。 第2の実施形態の弾性部材を示す斜視図。 仮封止工程を説明するための二次電池の一部断面図。 ガス抜き工程を説明するための二次電池の一部断面図。
(第1の実施形態)
以下、蓄電装置の製造方法及び蓄電装置を、二次電池の製造方法及び二次電池に具体化した第1の実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。
図1に示すように、蓄電装置としての二次電池10は、金属製(本実施形態ではアルミニウム製)のケース11を備え、ケース11に電極組立体12と電解液(図示せず)が収容されている。ケース11は、有底四角筒状のケース本体13と、ケース本体13に電極組立体12を挿入する開口部を閉塞する矩形平板状の蓋体14とを備える。本実施形態の二次電池10は、その外観が角型をなす角型電池である。また、本実施形態の二次電池10は、リチウムイオン電池である。
電極組立体12は、正極電極、負極電極、及び正極電極と負極電極とを絶縁するセパレータを有する。正極電極は、正極金属箔(アルミニウム箔)の両面に正極活物質層を備える。負極電極は、負極金属箔(銅箔)の両面に負極活物質層を備える。そして、電極組立体12は、複数の正極電極と複数の負極電極とが交互に積層されるとともに、正極電極と負極電極との間にセパレータを介在した積層構造である。
電極組立体12には、正極端子15及び負極端子16が電気的に接続されている。正極端子15及び負極端子16の各一部分は、蓋体14からケース11外に露出している。また、正極端子15及び負極端子16には、ケース11から絶縁するためのリング状の絶縁部材17がそれぞれ取り付けられている。
図7に示すように、二次電池10は、ケース11(ケース本体13)内に電解液を注入するための注液口18をケース11の蓋体14に備え、本実施形態では、蓋体14がケース11の壁部となる。注液口18は、封止栓30及びキャップ材70によって閉塞されている。キャップ材70は、蓋体14の外面14aに固定されており、ケース11外に露出している。なお、注液口18は、蓋体14の外面14aから見た平面視で円形である。
次に、二次電池10の製造工程について説明する。
ケース11に電極組立体12を収納する工程が完了した後に、図2に示すように、注液口18からケース11内へ電解液を注入する(注液工程)。その後、注液口18を仮封止する(仮封止工程)。そして、電解液が各極の活物質に浸透した後、ケース11を拘束して初期充電を行う(初期充電工程)。引き続き、二次電池10をエージング温度にまで昇温させた状態で所定時間放置する(エージング工程)。その後、エージング工程においてケース11内で発生したガスを、注液口18からケース11外へ排出する(ガス抜き工程)。そして、注液口18を封止する(本封止工程)。さらに、二次電池10を自己放電する(自己放電工程)。これにより、二次電池10が完成する。
図5〜図7に示すように、二次電池10は、仮封止工程、ガス抜き工程及び本封止工程を行う際に使用される封止栓30を備える。封止栓30は、ゴム栓である弾性部材40と、アルミ材製の金属ピンであるピン部材50を備える。
図3及び図4に示すように、弾性部材40は、軸部41及び第1フランジ部42を備える。軸部41は、一定の外径を有する有底円筒状である。軸部41は、軸部41の中心軸Lの延びる方向(軸線方向)に延びる凹部41aを備え、凹部41aは、軸部41の軸線方向の一端面から軸線方向に沿って円柱状に凹む。凹部41aは、軸部41の軸線方向一端面に開口する。軸部41の内径は、軸線方向に沿って一定である。軸部41の外径は、軸線方向に一定であり、注液口18の孔径より若干小さく、軸部41は注液口18に挿入される。
第1フランジ部42は、軸部41の軸線方向の一端に位置する。第1フランジ部42は、軸部41の軸線方向に直交する方向に延在する円板状である。第1フランジ部42の直径は注液口18の口径より大きい。第1フランジ部42は、注液口18の周囲を覆う状態で蓋体14の外面14aに載置され、第1フランジ部42によって、軸部41のケース11内への落下が防止される。図5に示すように、軸部41が注液口18に挿入され、かつ第1フランジ部42が蓋体14の外面14aに載置された状態において、軸部41の底側は、蓋体14の内面14bを超えてケース11内に突出する。第1フランジ部42は、蓋体14の外面14aに対向する対向面42aを備える。
図4に示すように、第1フランジ部42は、対向面42aから凹むガス抜き通路43を複数備える。ガス抜き通路43は、第1フランジ部42の周方向に等間隔おきに配置されており、本実施形態では90度おきに配置されている。ガス抜き通路43は、第1フランジ部42の外周面と軸部41の外周面とを真っ直ぐに繋ぐ形状である。
図3又は図5に示すように、ピン部材50は、円柱状の拡大部51と、拡大部51の中心軸線の延びる方向(軸線方向)に連続する棒部52と、棒部52に一体の円板状の第2フランジ部53とを有する。拡大部51の直径は、軸部41の内径より大きい。このため、拡大部51を軸部41の凹部41aに圧入すると、軸部41は径方向に拡大される。また、拡大部51の軸線方向に沿う寸法を厚みとすると、拡大部51の厚みは、凹部41aの深さより薄い。そして、軸部41が注液口18に挿入され、かつ第1フランジ部42が蓋体14の外面14aに載置された状態において、蓋体14の内面14bから凹部41aの内底面までの距離は、拡大部51の厚みより短い。このため、拡大部51が凹部41aの内底面に当接した状態では、拡大部51における棒部52寄りの一部が注液口18内に位置している。そして、注液口18内では、拡大部51によって拡大された軸部41の外周面が、注液口18の内周面に密接し、注液口18をシールする。
棒部52は、拡大部51より細く、棒部52の一端は拡大部51の中心に連結されている。第2フランジ部53は、棒部52の他端となる先端に一体であり、第2フランジ部53の中心に連結されている。第2フランジ部53の直径は第1フランジ部42の直径より小さい。そして、拡大部51が凹部41aの内底面に当接した状態では、棒部52の先端は弾性部材40より突出し、第2フランジ部53は、ケース11の外部において第1フランジ部42と重ねられる。
次に、仮封止工程、ガス抜き工程、本封止工程を詳細に説明しながら本実施形態の作用を説明する。
図5に示すように、仮封止工程においては、注液口18に軸部41を挿入し、第1フランジ部42を蓋体14の外面14aに載置した状態で、軸部41の凹部41aに拡大部51を圧入し、凹部41aの内底面に拡大部51を当接させる。注液口18内に位置する拡大部51の一部によって軸部41が拡大され、拡大された軸部41の外周面により注液口18の内周面がシールされる。このシールにより注液口18が仮封止される。仮封止状態では、弾性部材40の第1フランジ部42は、ピン部材50の第2フランジ部53に接した状態にある。
図6に示すように、ガス抜き工程においては、ピン部材50の第2フランジ部53を第1フランジ部42に向けて押圧する。すると、弾性部材40の第1フランジ部42が圧縮されるとともに、拡大部51が蓋体14の内面14bを超えるまで移動する。すると、拡大部51が軸部41の底をケース11内に向けて押し、軸部41が軸線方向に引っ張られて伸びる。すると、軸部41のうち、棒部52の周囲となる部分の厚みが薄くなり、軸部41の外周面と注液口18の内周面との間に隙間Sが形成される。
これにより、隙間Sを介して、弾性部材40のガス抜き通路43とケース11の内部空間とが連通し、矢印Yに示すように、ケース11内のガスがケース11外に排出される。ガス抜き工程後には、ピン部材50の押し込みを解除すると、弾性変形した第1フランジ部42の厚み方向に沿った原形状への復帰、及び軸部41の軸線方向に沿った原形状への復帰により、ピン部材50が押し込み前の位置に戻る。
このため、図7に示すように、軸部41において、棒部52の周囲となる部分の厚みが原形状に戻るとともに、拡大部51が注液口18内に位置する。その結果、軸部41のうち、拡大部51の周囲となる部分が拡大して軸部41の外周面で注液口18の内周面がシールされる。
本封止工程においては、軸部41の凹部41aに拡大部51及び棒部52を挿入したまま注液口18を本封止する。詳しくは、本封止用の金属製のキャップ材70を封止栓30の上面を覆うように配置し、この状態でキャップ材70の外周部をレーザビームの照射等により蓋体14に溶接して注液口18をキャップ材70で封着する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)二次電池10の製造方法として、仮封止工程とガス抜き工程を有する。仮封止工程では、封止栓30における軸部41の凹部41aに、ピン部材50の拡大部51を押し込んで軸部41を拡径して軸部41の外周面で注液口18の内周面をシールすることにより注液口18を仮封止する。ガス抜き工程では、仮封止工程後に、ピン部材50を軸部41に押し込んで軸部41を伸ばし、軸部41の外周面と注液口18の内周面との間に隙間Sを形成して、隙間Sを介してガス抜き通路43とケース11の内部を連通させケース11内のガスをケース11外に排出する。
よって、仮封止からガス抜きまでの間においてピン部材50を抜く必要がなく、ガス抜きと仮封止を容易に行うことができる。
(2)弾性部材40は、第1フランジ部42にガス抜き通路43を備える。ガス抜き通路43は、第1フランジ部42の対向面42aから厚み方向に凹む形状である。このため、ガス抜きの際、ピン部材50の第2フランジ部53によって第1フランジ部42が押圧され、圧縮されても、ガス抜き通路43を確保でき、隙間Sを通ったガスをケース11へ排出することができる。
(3)ガス抜き通路43は、第1フランジ部42の周方向に複数存在する。このため、ガス抜きの際、第1フランジ部42の一部が局所的に押圧されて一つのガス抜き通路43が押し潰されても、他のガス抜き通路43からガスをケース11外へ排出することができる。
(4)二次電池10において、注液口18を封止する封止栓30は、弾性部材40とピン部材50を備える。封止栓30による注液口18の仮封止は、ピン部材50を弾性部材40に押し込んで行われる。また、ガス抜きは、ピン部材50を弾性部材40に押し込んで行われる。よって、ピン部材50の棒部52を軸部41から抜き取る方向へ移動させることなく、ガス抜きと仮封止を容易に行うことができる。
(第2の実施形態)
以下、蓄電装置の製造方法及び蓄電装置を、二次電池の製造方法及び二次電池に具体化した第2の実施形態を図8〜図10にしたがって説明する。
図8に示すように、封止栓30の弾性部材40は、第1フランジ部42に複数の第1突条部44を備える。第1突条部44は対向面42aから突出した形状である。第1突条部44は、第1フランジ部42の径方向に沿って真っ直ぐ延び、第1フランジ部42の外周面と軸部41の外周面とを繋ぐ形状である。
第1突条部44は2本で一組となり、一組の第1突条部44は、第1フランジ部42の周方向へ等間隔おきに4箇所に配置されている。一組の第1突条部44は、第1フランジ部42の周方向へ間隔を空けて配置されている。また、弾性部材40は、一組の第1突条部44の間に第2突条部45を備える。第2突条部45は、第1フランジ部42の径方向に沿って真っ直ぐ延び、第1フランジ部42の外周面と軸部41の外周面とを繋ぐ形状である。
そして、第1フランジ部42の周方向に沿って第1突条部44と第2突条部45とは間隔を空けて配置され、第1フランジ部42の周方向に隣り合う第1突条部44と第2突条部45の間には、平面視扇形状のガス抜き通路43が画定されている。対向面42aからの第1突条部44の突出寸法は、対向面42aからの第2突条部45の突出寸法より大きい。
図9に示すように、弾性部材40において、軸部41の軸線方向に沿う凹部41aの寸法である深さは、第1の実施形態より深い。
図10に示すように、凹部41aの深さは、第2突条部45が蓋体14の外面に当接し、かつ凹部41aの内底面に拡大部51の底面が当接した状態で、拡大部51が、蓋体14の内面14bよりもケース11内寄りに位置するように設定されている。
したがって、図9に示すように、拡大部51によって軸部41を拡大し、拡径された軸部41の外周面を注液口18の内周面に密接させるには、拡大部51は、注液口18内に位置するように凹部41aの途中に配置される。
次に、仮封止工程、ガス抜き工程、本封止工程を詳細に説明しながら本実施形態の作用を説明する。
図9に示すように、仮封止工程においては、弾性部材40の軸部41を、第1突条部44が蓋体14の外面14aに当接するまで注液口18に挿入する。次に、拡大部51が注液口18内に位置するように、凹部41aの途中まで拡大部51を押し込んで圧入する。この状態では、第2フランジ部53は第1フランジ部42から離れている。そして、拡大部51により軸部41が拡大され、軸部41の外周面で注液口18の内周面をシールすることにより注液口18を仮封止する。
図10に示すように、ガス抜き工程においては、ピン部材50の第2フランジ部53を第1フランジ部42に向けて押し込み、第2フランジ部53によって第1フランジ部42を押圧して圧縮するとともに、第2突条部45が蓋体14の外面に当接するまで押し込む。この押し込みにより拡大部51が軸部41の内底面に当接するまで移動し、拡大部51は、蓋体14の内面14bをケース11内寄りへ超えた位置まで移動する。すると、棒部52が注液口18内に位置することとなり、注液口18内では、軸部41が縮径する。その結果、軸部41の外周面と注液口18の内周面との間に隙間Sが形成される。
これにより、矢印Yに示すように、隙間Sを介して、弾性部材40のガス抜き通路43とケース11の内部空間とが連通し、ケース11内のガスがケース11外に排出される。ガス抜き工程後には、ピン部材50の押し込みを解除すると、弾性変形した第1フランジ部42の厚み方向に沿った原形状へ復帰する。
図示しないが、本封止工程においては、軸部41の凹部41aに拡大部51及び棒部52を挿入したまま注液口18を本封止する。詳しくは、本封止用の金属製のキャップ材70を封止栓30の上面を覆うように配置し、この状態でキャップ材70の外周部をレーザビームの照射等により蓋体14に溶接して注液口18をキャップ材70で封着する。
従って、第2の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(5)仮封止工程では、注液口18内に拡大部51が位置するように、凹部41aの途中まで拡大部51を押し込んで軸部41を拡大して注液口18を仮封止する。ガス抜き工程では、注液口18内にある拡大部51を凹部41aの内底面に当接するまで押し込み、拡大部51より細い棒部52を注液口18内に位置させて軸部41を縮径させて、ガス抜き用の隙間Sを形成する。よって、ガス抜きの際に軸部41を軸線方向に伸ばすための押し込みが必要なく、ガス抜きがより容易になる。
(6)ガス抜き通路43は、第1フランジ部42に設けた第1突条部44及び第2突条部45によって画定されている。このため、第1フランジ部42を第2フランジ部53によって圧縮しても、第2突条部45が蓋体14の外面14aに当接するため、ガス抜き通路43が押し潰されず、ガス抜き通路43を確保してガス抜きを行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 本封止工程は、封止栓30を注液口18から抜き取った後、別の封止部材で注液口18を封止して行ってもよい。
○ ピン部材50において、棒部52は、拡大部51から第2フランジ部53に向かうに従い徐々に細くなる形状であってもよい。
○ 各実施形態において、ガス抜き通路43は、複数でなく、1本だけでもよい。
○ 各実施形態において、ガス抜き通路43の本数は、4本以外の本数でもよい。
○ 第1の実施形態において、ガス抜き通路43を第1フランジ部42に設けた第1突条部44及び第2突条部45によって形成してもよい。
○ 第2の実施形態において、第1突条部44及び第2突条部45は、第1フランジ部42の外周面と軸部41とを繋ぐ形状であるが、これに限らず、第1突条部44及び第2突条部45は、軸部41から第1フランジ部42の外周面にまで至らない長さでもよい。
○ 第2の実施形態において、第1突条部44及び第2突条部45を削除し、第1フランジ部42を対向面42aから凹ませてガス抜き通路43を形成してもよい。
○ ケース11は、アルミニウム製以外の金属製であってもよく、例えばステンレス製であってもよい。
○ 注液口18は、蓋体14ではなくケース本体13の側壁に設けてもよい。
○ 正極電極及び負極電極は、金属箔の片面に活物質が存在する構造でもよい。
○ 電極組立体12は、積層型に限らず、帯状の正極電極と帯状の負極電極を捲回して層状に積層した捲回型であってもよい。
○ 二次電池10は角型電池でなくてもよく、筒型電池であってもよい。
○ 二次電池10は、他の二次電池であってもよい。要は、正極用の活物質と負極用の活物質との間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであればよい。
○ 蓄電装置としてのキャパシタに適用してもよい。
10…蓄電装置としての二次電池、11…ケース、12…電極組立体、14…壁部としての蓋体、18…注液口、30…封止栓、40…弾性部材、41…軸部、41a…凹部、42…第1フランジ部、43…ガス抜き通路、44…第1突条部、45…第2突条部、50…ピン部材、51…拡大部、52…棒部、53…第2フランジ部。

Claims (7)

  1. 壁部に電解液の注液口を有するケースに電極組立体と電解液が収容された蓄電装置の製造方法であって、
    前記注液口に挿入される軸部、及び前記軸部の軸線方向に沿って凹み、かつ前記軸部の軸線方向一端に開口する凹部を備える弾性部材と、前記軸部の前記凹部に圧入されるピン部材とを用いて行われ、
    前記弾性部材は、前記軸部の軸線方向一端に一体で前記ケースの前記壁部に載置される第1フランジ部、及び前記第1フランジ部における前記壁部に対向する面にガス抜き通路を備え、
    前記ピン部材は、前記凹部に圧入される拡大部、該拡大部の軸線方向に連続し、かつ拡大部より細い棒部、及び前記棒部の先端に一体の第2フランジ部を備え、
    前記注液口に挿入した前記軸部の前記凹部の内底面に当接するまで前記拡大部を前記凹部に押し込み、該押し込みによって拡大された前記軸部の外面で前記注液口の内面をシールすることにより前記注液口を仮封止する仮封止工程と、
    前記仮封止工程後に、前記ピン部材を前記軸部に押し込んで、前記注液口内で前記軸部を軸線方向に伸ばすことで形成された前記軸部の外面と前記注液口の内面との隙間、及び前記第1フランジ部の前記ガス抜き通路を介して前記ケースの内外を連通させ前記ケース内のガスをケース外に排出するガス抜き工程と、を有することを特徴とする蓄電装置の製造方法。
  2. 壁部に電解液の注液口を有するケースに電極組立体と電解液が収容された蓄電装置の製造方法であって、
    前記注液口に挿入される軸部、及び前記軸部の軸線方向に沿って凹み、かつ前記軸部の軸線方向一端に開口する凹部を備える弾性部材と、前記軸部の前記凹部に圧入されるピン部材とを用いて行われ、
    前記弾性部材は、前記軸部の軸線方向一端に一体で前記ケースの前記壁部に載置される第1フランジ部、及び前記第1フランジ部における前記壁部に対向する面にガス抜き通路を備え、
    前記ピン部材は、前記凹部に圧入される拡大部、該拡大部の軸線方向に連続し、かつ拡大部より細い棒部、及び前記棒部の先端に一体の第2フランジ部を備え、
    前記注液口に挿入した前記軸部の前記凹部のうち前記注液口の内側となる位置まで前記拡大部を前記凹部に押し込み、該押し込みによって拡大された前記軸部の外面で前記注液口の内面をシールすることにより前記注液口を仮封止する仮封止工程と、
    前記仮封止工程後に、前記ピン部材を前記凹部に押し込んで、前記軸部のうち前記棒部の周囲となる部分を前記注液口内に位置させ、前記軸部の外面と前記注液口の内面との間に形成された隙間、及び前記第1フランジ部の前記ガス抜き通路を介して前記ケースの内外を連通させ前記ケース内のガスをケース外に排出するガス抜き工程と、を有することを特徴とする蓄電装置の製造方法。
  3. 前記第1フランジ部における前記壁部に対向する面に、前記壁部に向けて突出し、前記ガス抜き通路を画定する少なくとも一組の第1突条部、及び隣り合う前記第1突条部の間に位置し、かつ前記第1突条部よりも突出寸法が小さい第2突条部を有する請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置の製造方法。
  4. 前記ガス抜き通路は複数である請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の蓄電装置の製造方法。
  5. 壁部に電解液の注液口を有するケースに電極組立体と電解液が収容された蓄電装置であって、
    前記注液口を封止する封止栓を備え、前記封止栓は、弾性部材と、ピン部材とを備え、
    前記弾性部材は、前記注液口に挿入された軸部、該軸部の軸線方向に沿って凹み、かつ前記軸部の軸線方向一端に開口する凹部、前記軸部の軸線方向一端に一体で前記ケースの前記壁部に載置された第1フランジ部、及び前記第1フランジ部における前記壁部に対向する面にガス抜き通路を備え、
    前記ピン部材は、前記凹部に圧入され、かつ前記凹部のうち前記注液口の内側となる位置で前記軸部を拡大する拡大部、該拡大部の軸線方向に連続し、かつ前記拡大部より細い棒部、及び前記ケースの外部において前記棒部の先端に一体で前記第1フランジ部と重ねられる第2フランジ部を備えることを特徴とする蓄電装置。
  6. 前記第1フランジ部における前記壁部に対向する面に、前記壁部に向けて突出し、前記ガス抜き通路を画定する少なくとも一組の第1突条部、及び隣り合う前記第1突条部の間に位置し、かつ前記第1突条部よりも突出寸法が小さい第2突条部を有する請求項5に記載の蓄電装置。
  7. 前記ガス抜き通路は複数である請求項5又は請求項6に記載の蓄電装置。
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