JP6731742B2 - ビールテイスト飲料、ビールテイスト飲料の製造方法、及びビールテイスト飲料の香味向上方法 - Google Patents
ビールテイスト飲料、ビールテイスト飲料の製造方法、及びビールテイスト飲料の香味向上方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6731742B2 JP6731742B2 JP2016025585A JP2016025585A JP6731742B2 JP 6731742 B2 JP6731742 B2 JP 6731742B2 JP 2016025585 A JP2016025585 A JP 2016025585A JP 2016025585 A JP2016025585 A JP 2016025585A JP 6731742 B2 JP6731742 B2 JP 6731742B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beer
- taste
- content
- taste beverage
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Alcoholic Beverages (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
Description
また、消費者の嗜好性や価値観の多様化に伴う新たなニーズに応えることができるような味のビールテイスト飲料の創出が求められている。
(1)リンゴ酸の含有量をXmg/L、ピルビン酸の含有量をYmg/Lとした場合、X/Yの値が、2.50〜22.22であり、前記リンゴ酸の含有量が100〜400mg/Lであり、前記ピルビン酸の含有量が10〜60mg/Lであるビールテイスト飲料。
(2)前記X/Yの値が3.50〜20.00である前記1に記載のビールテイスト飲料。
(3)前記リンゴ酸の含有量が100〜300mg/Lである前記1又は前記2に記載のビールテイスト飲料。
(4)前記リンゴ酸の含有量が150〜250mg/Lである前記1から前記3のいずれか1つに記載のビールテイスト飲料。
(5)前記ピルビン酸の含有量が15〜50mg/Lである前記1から前記4のいずれか1つに記載のビールテイスト飲料。
(6)ビールである前記1から前記5のいずれか1つに記載のビールテイスト飲料。
(7)ビールテイスト飲料の製造方法であって、リンゴ酸の含有量をXmg/L、ピルビン酸の含有量をYmg/Lとした場合、X/Yの値を2.50〜22.22とし、前記リンゴ酸の含有量を100〜400mg/Lとし、前記ピルビン酸の含有量を10〜60mg/Lとする工程を含むビールテイスト飲料の製造方法。
(8)前記ビールテイスト飲料はビールである前記7に記載のビールテイスト飲料の製造方法。
(9)ビールテイスト飲料の香味向上方法であって、前記ビールテイスト飲料のリンゴ酸の含有量をXmg/L、ピルビン酸の含有量をYmg/Lとした場合、X/Yの値を2.50〜22.22とし、前記リンゴ酸の含有量を100〜400mg/Lとし、前記ピルビン酸の含有量を10〜60mg/Lとするビールテイスト飲料の香味向上方法。
本実施形態に係るビールテイスト飲料は、リンゴ酸の含有量をXmg/L、ピルビン酸の含有量をYmg/Lとした場合、X/Yの値が所定範囲となる飲料である。
そして、ビールテイスト飲料には、アルコール度数が1%(「容量/容量%」や「v/v%」などとも表される)未満のもの(ビールテイストノンアルコール飲料やノンアルコールビールテイスト飲料などとも呼ばれている)と、アルコール度数が1%以上のもの(ビールテイストアルコール飲料などと呼ばれている)と、がある。
ここで、ビールとは、アルコール度数が20%未満の酒類であって、麦芽、ホップ及び水を原料として発酵させたもの、又は、麦芽、ホップ、水及び麦その他の酒税法施行令で定める物品を原料として発酵させたもの(その原料中当該酒税法施行令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の百分の五十を超えないものに限る)、つまり、発酵原料の麦芽比率(麦芽使用比率)が、67質量%以上のものである。
リンゴ酸は、2−ヒドロキシブタン二酸とも呼ばれ、リンゴ・ブドウといった果実に多く含まれる。
本発明において、このリンゴ酸は、ビールテイスト飲料の酸味の質を向上させるだけでなく、ピルビン酸と相乗的に作用し、ビールテイスト飲料の渋雑味や酸味の刺激を抑制しながら、柑橘的な味を増強させる。
また、リンゴ酸の含有量は、300mg/L以下であるのが好ましく、250mg/L以下であるのがより好ましく、200mg/L以下であるのがさらに好ましい。リンゴ酸の含有量が所定値以下であることにより、渋雑味や酸味の刺激をより確実に抑制することができる。
具体的には、試料(ビールテイスト飲料)からイオン排除クロマトグラフィーにより有機酸を分離後、ポストカラムpH緩衝法で有機酸を解離状態とし、電気伝導度検出器によりリンゴ酸の含有量やピルビン酸の含有量を測定・定量する。なお、カラムはShim-pack SCR-102H(300×8.0mm)を使用すればよい。また、移動相として5mM p-トルエンスルホン酸水溶液、緩衝液として5mM p-トルエンスルホン酸水溶液、100μM EDTA・2Na、20mM Bis-Trisを使用し、流速は0.8mL/minとすればよい。
ピルビン酸は、2−オキソプロピオン酸とも呼ばれ、酢酸に近い酸味臭を発すると認識されている。
本発明において、このピルビン酸は、ビールテイスト飲料の酸味の質を向上させるだけでなく、リンゴ酸と相乗的に作用し、ビールテイスト飲料の渋雑味や酸味の刺激を抑制しながら、柑橘的な味を増強させる。
また、ピルビン酸の含有量は、60mg/L以下であるのが好ましく、50mg/L以下であるのがより好ましく、40mg/L以下であるのがさらに好ましい。ピルビン酸の含有量が所定値以下であることにより、渋雑味や酸味の刺激をより確実に抑制することができる。
リンゴ酸の含有量をXmg/L、ピルビン酸の含有量をYmg/Lとした場合、X/Yの値は、0.08以上であり、2.50以上であるのが好ましく、3.50以上であるのがより好ましい。X/Yの値が所定値以上であることにより、ビールテイスト飲料の酸味の質を向上させるだけでなく、柑橘的な味を増強することができる。
一方、X/Yの値は、30.00以下であり、20.00以下であるのが好ましく、15.00以下であるのがより好ましい。X/Yの値が所定値以下であることにより、ビールテイスト飲料の柑橘的な味を増強させつつも、渋雑味や酸味の刺激を抑制することができる。
本実施形態に係るビールテイスト飲料は、非発泡性であってもよいが、発泡性とするのが好ましい。ここで、本実施形態における発泡性とは、20℃におけるガス圧が0.049MPa(0.5kg/cm2)以上であることをいい、非発泡性とは、20℃におけるガス圧が0.049MPa(0.5kg/cm2)未満であることをいう。
本実施形態に係るビールテイスト飲料は、苦味価については特に限定されない。なお、苦味価は、ホップなどの原料に由来して含有したものであってもよいし、ホップ加工品として添加されたものであってもよい。
なお、ホップの添加方法としては、例えば、ケトルホッピング、レイトホッピング、ドライホッピングを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。ここで、ケトルホッピングとは、発酵前液(麦汁)の昇温中又は煮沸初期にホップを投入することをいい、レイトホッピングとは、煮沸の終了間際にホップを投入することをいう。また、ドライホッピングとは、発酵工程開始以降にホップを投入することをいう。
ここで、麦由来のエキス分は、麦に由来してもたらされるものであればよく、原料(麦由来原料)の形態は問わない。麦由来原料の形態としては、麦、麦芽及びこれらのエキスなどが挙げられ、これらは単独で又は複数併用して用いることができる。
麦、麦芽及びこれらのエキスはそれぞれ、大麦、小麦、ライ麦、燕麦などを適宜加工することにより得ることができる。これらの麦は、ビールテイスト飲料の味と香りに大きな影響を与えるとともに、アルコール発酵させる場合は、酵母が資化可能な窒素源及び炭素源ともなる。
麦由来原料として用いられる麦芽とは、大麦、小麦、ライ麦、燕麦などを所定の条件で発芽させたものをいい、発芽させた状態又はこれを適宜の大きさに粉砕等した状態で用いることができる。
麦由来原料として用いられる麦又は麦芽由来のエキスとは、麦又は麦芽を水及び/又は有機溶剤等を用いて所定の成分を抽出等し、これを濃縮させたものをいう。
蒸留アルコールとしては、焼酎、ブランデー、ウォッカ、ウイスキー等の各種スピリッツ、原料用アルコール等が挙げられる。蒸留アルコールは1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。なお、本明細書において「スピリッツ」とは、蒸留酒であるスピリッツを指し、酒税法上のスピリッツとは異なる場合もある。
そして、前記した添加剤は、一般に市販されているものを使用することができる。
本実施形態に係るビールテイスト飲料は、各種容器に入れて提供することができる。各種容器にビールテイスト飲料を詰めることにより、長期間の保管による品質の劣化を好適に防止することができる。
なお、容器は密閉できるものであればよく、金属製(アルミニウム製又はスチール製など)のいわゆる缶容器・樽容器を適用することができる。また、容器は、ガラス容器、ペットボトル容器、紙容器、パウチ容器などを適用することもできる。容器の容量は特に限定されるものではなく、現在流通しているどのようなものも適用することができる。なお、気体、水分および光線を完全に遮断し、長期間常温で安定した品質を保つことが可能な点から、金属製の容器を適用することが好ましい。
次に、本実施形態に係るビールテイスト飲料の製造方法について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るビールテイスト飲料の製造方法は、発酵前工程S1と、発酵工程S2と、発酵後工程S3と、を含む。
発酵前工程S1は、麦由来原料を含む発酵前液を調製する工程である。発酵前工程S1において調製される発酵前液は、酵母が資化可能な窒素源及び炭素源となる麦由来原料を含む溶液であれば特に限られない。窒素源及び炭素源は、酵母が資化可能なものであれば特に限られない。酵母が資化可能な窒素源とは、例えば、麦由来原料に含まれるアミノ酸及びペプチドのうちの少なくとも一つである。酵母が資化可能な炭素源とは、例えば、麦由来原料に含まれる糖類である。このような麦由来原料については既に詳述しているのでその説明を省略する。
発酵工程S2は、発酵前液に酵母を添加してアルコール発酵を行う工程である。本実施形態においては、例えば、まず、予め温度が所定の範囲内(例えば、0〜40℃の範囲)に調製された発酵前液に酵母を添加して発酵液を調製する。
発酵後工程S3は、発酵後液に所定の処理を施して最終的にビールテイスト飲料を得る工程である。発酵後工程S3としては、例えば、発酵工程S2により得られた発酵後液のろ過(いわゆる一次ろ過)が挙げられる。この一次ろ過により、発酵後液から不溶性の固形分や酵母を除去することができる。また、発酵後工程S3においては、さらに発酵後液の精密ろ過(いわゆる二次ろ過)を行ってもよい。二次ろ過により、発酵後液から雑菌や、残存する酵母を除去することができる。なお、精密ろ過に代えて、発酵後液を加熱することにより殺菌することとしてもよい。発酵後工程S3における一次ろ過、二次ろ過、加熱は、ビールテイスト飲料を製造する際に使用される一般的な設備で行うことができる。
なお、発酵後工程S3には、前記した容器に充填する工程も含まれる。
そして、発酵後工程S3によって得られたビールテイスト飲料のリンゴ酸の含有量、ピルビン酸の含有量、及び両物質の比率が、前記した所定範囲内となっていない場合は、リンゴ酸、ピルビン酸を適宜添加してもよい。
次に、本実施形態に係るビールテイスト飲料の香味向上方法について説明する。
本実施形態に係るビールテイスト飲料の香味向上方法は、ビールテイスト飲料のリンゴ酸の含有量をXmg/L、ピルビン酸の含有量をYmg/Lとした場合、X/Yの値を0.08〜30.00とすることを特徴とする。
X/Yの値は、0.08以上であり、2.50以上であるのが好ましく、3.50以上であるのがより好ましい。X/Yの値が所定値以上であることにより、ビールテイスト飲料の酸味の質を向上させるだけでなく、柑橘的な味を増強することができる。
一方、X/Yの値は、30.00以下であり、20.00以下であるのが好ましく、15.00以下であるのがより好ましい。X/Yの値が所定値以下であることにより、ビールテイスト飲料の柑橘的な味を増強させつつも、渋雑味や酸味の刺激を抑制することができる。
まず、参考例では、リンゴ酸、ピルビン酸を単独で含有させた場合において、各物質の含有量がビールテイスト飲料の香味に与える影響について確認する。
リンゴ酸(和光純薬社製)と、ピルビン酸(和光純薬社製)とを、炭酸水に対し、表1に示す含有量となるように添加してサンプルを準備した。
前記の方法により製造した各サンプルについて、よく訓練された専門のパネル3名が下記評価基準に則って「酸味の質」、「柑橘的」、「刺激的」、「渋雑味」、「総合評価」について、1〜5点の5段階評価で独立点数付けし、その平均値を算出した。
5点:酸味の質が非常に優れている。
4点:酸味の質が優れている。
3点:酸味の質が良い。
2点:酸味の質がやや悪い。
1点:酸味の質が悪い。
なお、「酸味の質」とは、詳細には、酸味がマイルドな場合を良いと評価(高評価)し、酸味が粗い場合を悪いと評価(低評価)した。
5点:柑橘的な味が非常に強い。
4点:柑橘的な味が強い。
3点:柑橘的な味がする。
2点:柑橘的な味がわずかにする。
1点:柑橘的な味がしない。
5点:酸味の刺激が非常に強い。
4点:酸味の刺激が強い。
3点:酸味の刺激が感じられる。
2点:酸味の刺激がわずかに感じられる。
1点:酸味の刺激が感じられない。
5点:渋味、雑味が非常に強い。
4点:渋味、雑味が強い。
3点:渋味、雑味がある。
2点:渋味、雑味がわずかにある。
1点:渋味、雑味がない。
5点:ビールテイスト飲料として非常に好適な香味である。
4点:ビールテイスト飲料としてかなり好適な香味である。
3点:ビールテイスト飲料として好適な香味である。
2点:ビールテイスト飲料として不適な香味である。
1点:ビールテイスト飲料としてかなり不適な香味である。
なお、表中において、「リンゴ酸の含有量/ピルビン酸の含有量」を「X/Y」と示す。
サンプル1−1〜1−6の結果を確認すると明らかなように、ピルビン酸の含有量が増加するにしたがい、少しずつではあるが、酸味の質が向上することが確認できた。しかしながら、柑橘的な味は全くせず、総合評価も良くないことが確認できた。
また、サンプル1−7〜1−12の結果を確認すると明らかなように、リンゴ酸の含有量が増加するにしたがい、少しずつではあるが、酸味の質が向上することが確認できた。しかしながら、柑橘的な味は僅かにしかせず、総合評価も良くないことが確認できた。
次に、実施例1では、リンゴ酸の含有量とピルビン酸の含有量との比率を変化させた場合において、この比率がビールテイスト飲料の香味に与える影響について確認する。
リンゴ酸(和光純薬社製)と、ピルビン酸(和光純薬社製)とを、炭酸水に対し、表2に示す含有量となるように添加してサンプルを準備した。
各サンプルについて実施した「酸味の質」、「柑橘的」、「刺激的」、「渋雑味」、「総合評価」の試験内容及び評価基準は、参考例と同じである。
サンプル2−1〜2−6は、ピルビン酸の含有量を固定して、リンゴ酸の含有量を変化させた場合の結果である。
これらの結果を確認すると明らかなように、サンプル2−2〜2−6(特にサンプル2−3〜2−6)は、両物質の含有量の比率が所定範囲内となっていることから、「酸味の質」、「柑橘的」、「刺激的」、「渋雑味」だけでなく、「総合評価」も良い評価が得られることが確認できた。
一方、サンプル2−1は、リンゴ酸を含有していなかったことから、「酸味の質」、「柑橘的」の評価が良くないだけでなく、「総合評価」もあまり良くないことが確認できた。
これらの結果を確認すると明らかなように、サンプル2−8〜2−11(特にサンプル2−8〜2−10)は、両物質の含有量の比率が所定範囲内となっていることから、「酸味の質」、「柑橘的」、「刺激的」、「渋雑味」だけでなく、「総合評価」も良い評価が得られることが確認できた。
一方、サンプル2−7は、ピルビン酸を含有していなかったことから、「酸味の質」、「柑橘的」の評価が良くないだけでなく、「総合評価」もあまり良くないことが確認できた。
次に、実施例2では、本発明をビールに適用しても所望の効果が得られるかについて確認する。
ビールに関するサンプル3−1、3−2は、前記した製造方法に沿って準備した。そして、前記した製造方法でのアインマイシェの温度を制御し、サンプル3−2については、さらに、リンゴ酸(和光純薬社製)を添加して、各物質の含有量が表3に示す値となるように調製した。なお、サンプル中のリンゴ酸、ピルビン酸の詳細な含有量は、前記した方法により測定した値である。
そして、サンプル3−1、3−2はいずれも、アルコール度数が5.0%、麦芽比率(麦芽使用比率)が100%であった。
各サンプルについて実施した「酸味の質」、「柑橘的」、「刺激的」、「渋雑味」、「総合評価」の試験内容及び評価基準は、参考例と同じである。
サンプル3−1の結果を確認すると明らかなように、リンゴ酸の含有量とピルビン酸の含有量との比率が所定範囲内となっていることから、「酸味の質」、「柑橘的」、「刺激的」、「渋雑味」だけでなく、「総合評価」も非常に良い評価が得られることが確認できた。
S2 発酵工程
S3 発酵後工程
Claims (9)
- リンゴ酸の含有量をXmg/L、ピルビン酸の含有量をYmg/Lとした場合、X/Yの値が、2.50〜22.22であり、前記リンゴ酸の含有量が100〜400mg/Lであり、前記ピルビン酸の含有量が10〜60mg/Lであるビールテイスト飲料。
- 前記X/Yの値が3.50〜20.00である請求項1に記載のビールテイスト飲料。
- 前記リンゴ酸の含有量が100〜300mg/Lである請求項1又は請求項2に記載のビールテイスト飲料。
- 前記リンゴ酸の含有量が150〜250mg/Lである請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のビールテイスト飲料。
- 前記ピルビン酸の含有量が15〜50mg/Lである請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のビールテイスト飲料。
- ビールである請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のビールテイスト飲料。
- ビールテイスト飲料の製造方法であって、
リンゴ酸の含有量をXmg/L、ピルビン酸の含有量をYmg/Lとした場合、X/Yの値を2.50〜22.22とし、前記リンゴ酸の含有量を100〜400mg/Lとし、前記ピルビン酸の含有量を10〜60mg/Lとする工程を含むビールテイスト飲料の製造方法。 - 前記ビールテイスト飲料はビールである請求項7に記載のビールテイスト飲料の製造方法。
- ビールテイスト飲料の香味向上方法であって、
前記ビールテイスト飲料のリンゴ酸の含有量をXmg/L、ピルビン酸の含有量をYmg/Lとした場合、X/Yの値を2.50〜22.22とし、前記リンゴ酸の含有量を100〜400mg/Lとし、前記ピルビン酸の含有量を10〜60mg/Lとするビールテイスト飲料の香味向上方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016025585A JP6731742B2 (ja) | 2016-02-15 | 2016-02-15 | ビールテイスト飲料、ビールテイスト飲料の製造方法、及びビールテイスト飲料の香味向上方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016025585A JP6731742B2 (ja) | 2016-02-15 | 2016-02-15 | ビールテイスト飲料、ビールテイスト飲料の製造方法、及びビールテイスト飲料の香味向上方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017143742A JP2017143742A (ja) | 2017-08-24 |
JP6731742B2 true JP6731742B2 (ja) | 2020-07-29 |
Family
ID=59680327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016025585A Active JP6731742B2 (ja) | 2016-02-15 | 2016-02-15 | ビールテイスト飲料、ビールテイスト飲料の製造方法、及びビールテイスト飲料の香味向上方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6731742B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019201633A (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-28 | サッポロビール株式会社 | ビールテイスト飲料、ビールテイスト飲料の製造方法、及び、ビールテイスト飲料の香味向上方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4079236B2 (ja) * | 1998-06-19 | 2008-04-23 | サッポロビール株式会社 | 麦芽アルコール飲料の製造方法及び製造工程管理方法 |
JP6282463B2 (ja) * | 2013-12-27 | 2018-02-21 | アサヒビール株式会社 | 発酵麦芽飲料 |
JP6294660B2 (ja) * | 2013-12-27 | 2018-03-14 | アサヒビール株式会社 | 発酵麦芽飲料 |
-
2016
- 2016-02-15 JP JP2016025585A patent/JP6731742B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017143742A (ja) | 2017-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5657721B2 (ja) | ビールテイスト飲料及びその製造方法 | |
JP2014166168A (ja) | ビールテイスト飲料及びその製造方法 | |
JP5661970B1 (ja) | ビールテイスト飲料 | |
JP5945346B2 (ja) | ビールテイスト飲料及びその製造方法 | |
JP6480128B2 (ja) | ビールテイスト飲料のアルコール感改善方法 | |
JP5719071B2 (ja) | ビールテイスト飲料 | |
JP5677613B2 (ja) | ビールテイスト飲料のコク及びキレを改善する方法 | |
JP2024019264A (ja) | ビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP5657832B1 (ja) | ビールテイスト飲料 | |
JP6546743B2 (ja) | ビールテイスト飲料、及びビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP5695786B1 (ja) | ビールテイスト飲料 | |
JP7206031B2 (ja) | ビールテイスト飲料の香味向上方法 | |
JP6731742B2 (ja) | ビールテイスト飲料、ビールテイスト飲料の製造方法、及びビールテイスト飲料の香味向上方法 | |
JP2018108095A (ja) | ビールテイスト飲料 | |
JP6431258B2 (ja) | ビールテイスト飲料の製造方法 | |
JP6823393B2 (ja) | ビールテイスト飲料の香味向上方法 | |
JP2019154428A (ja) | ビールテイスト飲料、ビールテイスト飲料の製造方法、及び、ビールテイスト飲料の香味向上方法 | |
JP6196608B2 (ja) | ビールテイスト飲料及びその製造方法 | |
JP7260259B2 (ja) | 発酵ビールテイスト飲料、発酵ビールテイスト飲料の製造方法、及び、発酵ビールテイスト飲料の香味向上方法 | |
JP6762109B2 (ja) | ビールテイスト飲料、ビールテイスト飲料の製造方法、及びビールテイスト飲料の香味向上方法 | |
JP2016010405A (ja) | ビールテイスト飲料及びその製造方法 | |
JP5714752B2 (ja) | ビールテイスト飲料のコク及びキレを改善する方法 | |
JP6497869B2 (ja) | ビールテイスト飲料及びその製造方法 | |
JP5695792B1 (ja) | ビールテイスト飲料 | |
JP2018007603A (ja) | ビールテイスト飲料、ビールテイスト飲料の製造方法、及びビールテイスト飲料の香味向上方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200121 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200313 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200630 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200707 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6731742 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |