JP6727405B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡に関する。
内視鏡の挿入性、すなわち挿入のしやすさを高めるために、特許文献1に記載の硬度調節装置が提案されている。
特開2012−050557号公報
しかし、特許文献1に記載の硬度調整装置のみでは、挿入のしやすさが十分ではない可能性がある。
そこで、一つの側面では、挿入性の高い内視鏡を提供することを目的とする。
内視鏡は、屈曲させた場合に生じる反発力の、屈曲させた直後と屈曲状態を所定時間保持した後との比率を示す減衰率が30パーセント以下の正の値である第1領域を有する挿入部を備える。
一つの側面では、挿入性の高い内視鏡を提供することが可能である。
内視鏡の外観図である。 先端部の端面の外観図である。 可撓管の断面図である。 反発力の測定方法を説明する説明図である。 反発力の測定方法を説明するグラフである。 反発力の測定方法を説明するグラフである。 反発力の減衰率の例を説明する説明図である。 実施の形態2の反発力の減衰率の例を説明する説明図である。 実施の形態3の反発力の減衰率の例を説明する説明図である。
[実施の形態1]
図1は、内視鏡10の外観図である。本実施の形態の内視鏡10は、下部消化管向けの軟性鏡である。内視鏡10は、挿入部20、操作部40、ユニバーサルコード59およびコネクタ部50を有する。操作部40は、湾曲ノブ41およびチャンネル入口42を有する。チャンネル入口42には、処置具等を挿入する挿入口を有する鉗子栓43が固定されている。
挿入部20は長尺であり、一端が折れ止め部26を介して操作部40に接続されている。挿入部20は、操作部40側から順に軟性部21、湾曲部22および先端部23を有する。軟性部21は、軟性である。軟性部21の表面は、チューブ状の可撓管30(図3参照)である。湾曲部22は、湾曲ノブ41の操作に応じて湾曲する。
以後の説明では、挿入部20の長手方向を挿入方向と記載する。同様に、挿入方向に沿って操作部40に近い側を操作部側、操作部40から遠い側を先端側と記載する。
ユニバーサルコード59は長尺であり、第一端が操作部40に、第二端がコネクタ部50にそれぞれ接続されている。ユニバーサルコード59は、軟性である。コネクタ部50は、図示しないビデオプロセッサ、光源装置、表示装置および送気送水装置等に接続される。
図2は、先端部23の端面の外観図である。先端部23の端面には、観察窓51、2個の照明窓52、送気ノズル53、送水ノズル54およびチャンネル出口55等が設けられている。
先端部23の端面は、略円形である。観察窓51は、図2において端面の中心よりも上側に設けられている。観察窓51の左右に照明窓52が設けられている。観察窓51の右下に、送気ノズル53および送水ノズル54が、それぞれの出射口を観察窓51に向けて設けられている。観察窓51の左下に、チャンネル出口55が設けられている。
図1および図2を使用して、内視鏡10の構成の説明を続ける。コネクタ部50、ユニバーサルコード59、操作部40および挿入部20の内部に、ファイバーバンドル、ケーブル束、送気チューブおよび送水チューブ等が挿通されている。光源装置から出射した照明光は、ファイバーバンドルを介して、照明窓52から照射する。照明光により照らされた範囲を、観察窓51を介して図示しない撮像素子で撮影する。撮像素子からケーブル束を介してビデオプロセッサに映像信号が伝送される。
送気送水装置から供給された空気は、送気チューブを介して送気ノズル53から観察窓51に向けて放出される。同様に、送気送水装置から供給された水は、送水チューブを介して送水ノズル54から観察窓51に向けて放出される。送気ノズル53および送水ノズル54は、内視鏡検査中の観察窓51の清掃等に使用される。
チャンネル入口42とチャンネル出口55との間は、軟性部21および湾曲部22の内部を通るチューブ状のチャンネルにより接続されている。チャンネル入口42から図示しない処置具を挿入することにより、チャンネル出口55から処置具の先端を突出させて、大腸ポリープの切除等の手技を行うことができる。
図3は、可撓管30の断面図である。前述のとおり、可撓管30は、軟性部21の外装部材である。図3は可撓管30を挿入方向に沿って切断した断面を示す。
可撓管30は、帯状の金属を螺旋状に巻いた螺旋管31の外側が、網状管32、外皮33およびトップコート34で順次覆われた構成である。螺旋管31は、軟性部21を屈曲した場合に、内部に挿通されたファイバーバンドル、ケーブル束および各種チューブ等の内蔵物が潰されないように保護する。
網状管32は、細線状の素材を編組して形成されている。細線状の素材は、たとえば、ステンレス鋼線または銅合金線等である。細線状の素材は、非金属でも良い。
外皮33は、網状管32の外側に成形された樹脂の層である。外皮33の材料は、たとえば、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、ポリテトラフルオロエチレン、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体等のフッ素系樹脂、ポリエステル系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、フッ素系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、シリコーンゴム、または、フッ素ゴム等である。外皮33は、複数の樹脂層の積層体でも良い。複数の樹脂材料を混合して、外皮33を形成しても良い。
トップコート34は、たとえば、ウレタン系樹脂またはフッ素樹脂である。トップコート34は、内視鏡10の洗浄および消毒に用いる薬液等から、外皮33を保護する。
本実施の形態の内視鏡10のユーザは、挿入部20を検査対象者の肛門から挿入する。観察窓51を介して撮影した映像を観察しながら、ユーザは挿入部20の先端を目的部位に誘導する。大腸が強く屈曲している部分では、ユーザは湾曲ノブ41を操作して湾曲部22を屈曲させるとともに、挿入部20を捻る等の操作を行うことにより、先端部23を盲腸側に向けて進める。大腸内部に入った挿入部20は、大腸壁に押されて受動的に屈曲する。
可撓管30および可撓管30に挿通された内蔵物の剛性により、外力により屈曲した挿入部20は、反発力を生じる。反発力は、屈曲した直後をピークとして、時間の経過とともに減少する。
図4は、反発力の測定方法を説明する説明図である。図4は、反発力の測定装置70を上から見た図である。測定装置70は、4本の押さえ柱73と、2本の補助柱74と、荷重測定器71とを含む。荷重測定器71は、一面から突出した測定子72に加わる荷重を測定する測定器である。
押さえ柱73および補助柱74は円柱形であり、水平に設置された試験台に対して、垂直に固定されている。4本の押さえ柱73は直線状に配置されており、中央の2本の中心軸間の距離は200ミリメートルである。2本の補助柱74は、押さえ柱73の並びと平行な直線状に配置されている。
押さえ柱73と補助柱74との間に軟性部21がまっすぐ水平に配置される。中央の2本の押さえ柱73の中央部に、押さえ柱73の反対側から測定子72が軟性部21の長手方向に対して垂直に当接される。
測定子72により、軟性部21が20ミリメートル押し込まれる。図4に二点鎖線で示すように、軟性部21は中央の2本の押さえ柱73と測定子72の3点で屈曲する3点曲げの状態になる。3点曲げの状態の外側の部分においては、軟性部21は外側の押さえ柱73と補助柱74とにより保持されるので、再現性の高い測定を行うことができる。
以上に説明したように、図4に示す構成は、間隔200ミリメートルの3点曲げ試験器を示す。荷重測定器71は、間隔200ミリメートルの3点曲げ試験器における中央の点を、前記挿入部20の長さ方向に直交する方向に20ミリメートル押し込んだ場合に、測定対象物である挿入部20が測定子72を押し返す反発力を測定可能である。
図5は、反発力の測定方法を説明するグラフである。図5の横軸は時間を示し、単位は秒である。図5の縦軸は、測定子72の押し込み量を示し、単位はミリメートルである。押し込み量は、図4に実線で示すように、まっすぐ水平に配置した軟性部21に2本の押さえ柱73および測定子72に触れる状態を基準にして測定する。
時刻ゼロから測定子72の押し込みを開始する。時刻t1に、図4に二点鎖線で示すように測定子72を20ミリメートル押し込んだ状態にする。そのまま、時刻t2までの3秒間保持する。時刻t2の後、測定子72を元の位置に戻す。
図6は、反発力の測定方法を説明するグラフである。図6の横軸は時間を示し、単位は秒である。図6の横軸の時刻t1および時刻t2は、図5の横軸の時刻t1および時刻t2と一致している。図6の縦軸は、荷重測定器71により測定した、軟性部21の反発力を示し、単位はニュートンである。
図6に示すように、時刻t1において反発力は最大値Aを示す。時刻t1から反発力は急激に減少し、時刻t2までの間に安定値Bに落ち着く。時刻t2の後、測定子72を元の位置に戻すと、反発力はゼロに戻る。
測定子72を当接した位置における反発力の減衰率Cを(1)式により定義する。
Figure 0006727405
図4において、軟性部21を左右にスライドさせて反発力を測定することにより、軟性部21の各位置における反発力を測定することができる。なお、測定の際には、湾曲部22および折れ止め部26は、押さえ柱73に当接させない。したがって、反発力の減衰率Cは、軟性部21の両端それぞれ100ミリメートル強の範囲では測定されない。
図7は、反発力の減衰率の例を説明する説明図である。図7の下側に、内視鏡10の外観を示す。図7の上側に反発力のグラフを示す。グラフの横軸は、挿入部20の先端からの長さであり、単位はミリメートルである。横軸上の位置は、図7の下側に示す内視鏡10の外観と対応している。
グラフの縦軸は、図4から図6を使用して説明した、軟性部21の反発力の減衰率であり、単位はパーセントである。本実施の形態においては、横軸が200ミリメートル未満の部分については、反発力およびその減衰率を測定しない。図7に示す例では、横軸が200ミリメートル以上、800ミリメートル以下の範囲である第1領域211の反発力の減衰率は30パーセント以下のほぼ一定の値である。
横軸が800ミリメートルより大きい範囲の部分の反発力の減衰率は任意であり、30パーセント以下でも、30パーセントを超えても良い。また、この部分の反発力の減衰率は、均一であっても良いし、挿入方向に沿って変化しても良い。
図7に示すように、先端側に近い領域である第1領域211で反発力の減衰率が30パーセント以下である軟性部21を有することにより、挿入部20が大腸の反発力に負けにくい。さらに、反発力の減衰率が30パーセント以下である軟性部21は、大腸の形状に沿った曲がり癖がつきにくく、撓みも生じにくい。これらの作用により、先端部23がユーザの意図通りに大腸内を進む、挿入性の高い内視鏡10を提供することが可能である。
なお、第1領域211における反発力の減衰率は、10パーセント以上30パーセント以下であることが好ましく、10パーセント以上25パーセント以下であることがより好ましい。
第1領域211の反発力の減衰率を30パーセント以下に制御する方法の具体例を以下に説明する。反発力の減衰率は、可撓管30の構成と、可撓管30に挿通される内蔵物の構成とにより定まる。内蔵物の構成は、主に内視鏡10自体の仕様に基づいて定まる。以下では、内蔵物の構成を変更せずに、可撓管30の構成を調整した実験結果の例を示す。
[実験結果−1]
前述のとおり、外皮33には様々な樹脂を使用することができる。使用する樹脂の選択により、樹脂をいったん伸ばした後に生じる残留ひずみを調整することが可能である。
ここで、本実施の形態における残留ひずみの測定方法について説明する。測定には、JIS(Japan Industrial Standard)K6251「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に定められた、ダンベル状3号型の試験片を使用する。外皮33に使用する樹脂材料を、所定の厚さの薄板に成形した後に、所定の打ち抜き刃により打ち抜くことにより、試験片を作成することが可能である。
前述のJIS規格には、残留ひずみの測定方法は規定されていないので、測定方法の概略を以下に説明する。なお、測定には、前述のJIS規格と同一の精密万能試験器およびつかみ具を使用することができる。
試験片を、精密万能試験器に取り付ける。精密万能試験器のつかみ具間の距離は、50ミリメートルに設定する。秒速20ミリメートルでつかみ具間を引き離して、試験片を5ミリメートル伸ばす。伸ばした状態で、180秒間保持する。その後、秒速20ミリメートルでつかみ具を元の位置に戻し、試験片をつかみ具から取り外す。
取り外した試験片の伸び量L2を測定する。(2)式により、残留ひずみを算出する。
Figure 0006727405
以上の手順により残留歪みを測定した4種類の樹脂材料を外皮33に使用して4本の内視鏡10を製作した。なお、4本の内視鏡10は、外皮33の材料以外の構成は同一である。図4から図6を使用して説明した方法により、第1領域211の反発力の減衰率を測定した。
大腸の形状を模した大腸モデルに内視鏡10の挿入部20を挿入し、挿入性を3段階で評価した。3は、挿入部20を大腸モデルにスムーズに挿入できることを示す。2は、大腸モデルの屈曲部を超える際に挿入部20が撓み、挿入しにくい場合があることを示す。1は、大腸モデルの屈曲部を越える際に挿入部20が撓みやすく、先端部23を大腸モデルの奥まで挿入できないことを示す。表1に、実験結果を示す。
Figure 0006727405
表1に示すように、残留歪みの小さい樹脂を外皮33に使用することにより、反発力の減衰率の小さい挿入部20を実現することができる。残留歪みの大きい樹脂を外皮33に使用することにより、反発力の減衰率の小さい挿入部20を実現することができる。
表1に示すように、反発力の減衰率が10から20パーセントである挿入部20を備えるNo.1の内視鏡10は、大腸モデルへの挿入性が高い。
[実験結果−2]
反発力の減衰率は、トップコート34の厚さによっても変化させることができる。トップコート34をコーティングする前後の可撓管30の太さを、レーザ外形測定器により測定することで、トップコート34の厚さを測定することができる。なお、測定は直交する2方向で実施し、平均値を求める。
トップコート34の厚さの異なる4本の内視鏡10を製作した。なお、4本の内視鏡10は、トップコート34の厚さ以外の構成は同一である。実験結果−1と同様に、反発力の減衰率を測定し、大腸モデルへの挿入性を3段階で評価した。表2に、実験結果を示す。
Figure 0006727405
表2に示すように、トップコート34を薄くすることにより、反発力の減衰率が小さい挿入部20を実現することができる。トップコート34を厚くすることにより、反発力の減衰率が大きい挿入部20を実現することができる。
表2に示すように、反発力の減衰率が10から20パーセントである挿入部20を備えるNo.5の内視鏡10は、大腸モデルへの挿入性が高い。反発力の減衰率が30から35パーセントである挿入部20を備えるNo.8の内視鏡10は、大腸モデルへの挿入性が低い。
内視鏡10の仕様に基づいて内蔵物の構成を定めた後に、外皮33に使用する樹脂およびトップコート34の厚さを定めることにより、挿入部20の反発力の減衰率を適宜調整することができる。
なお、螺旋管31の材質、素線の幅と厚さ、および螺旋のピッチ等を調整することにより、挿入部20の反発力の減衰率を調整しても良い。網状管32の材質、素線の太さ、および編み方等を調整することにより、挿入部20の反発力の減衰率を調整しても良い。
本実施の形態においては、下部消化管向けの内視鏡10を例にして説明したが、内視鏡10は、上部消化管向け、または、呼吸器向け等であっても良い。
本実施の形態においては、挿入方向と視野方向とが一致したいわゆる直視の内視鏡10を例にして説明したが、内視鏡10は、挿入方向と視野方向とが異なる側視または斜視等であっても良い。
反発力の減衰率は、外皮33の厚さ、網状管32を構成する素線の太さおよび編み方、内蔵物のチューブの材質等により、調整することが可能である。
本実施の形態によると、挿入性の高い内視鏡10を提供することが可能である。
[実施の形態2]
本実施の形態は、第1領域211と、第1領域211の先端側に隣接し、第1領域211に比べて反発力の減衰率が大きい第2領域212とを備える内視鏡10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図8は、実施の形態2の反発力の減衰率の例を説明する説明図である。図8の下側に、内視鏡10の外観を示す。図8の上側に反発力のグラフを示す。グラフの横軸は、挿入部20の先端からの長さであり、単位はミリメートルである。横軸上の位置は、図8の下側に示す内視鏡10の外観と対応している。
グラフの縦軸は、図4から図6を使用して説明した、軟性部21の反発力の減衰率であり、単位はパーセントである。本実施の形態においては、横軸が200ミリメートル未満の部分については、反発力およびその減衰率を測定しない。横軸が200ミリメートル以上、800ミリメートル以下の範囲の反発力の減衰率は30パーセント以下である。
横軸が800ミリメートルより大きい範囲の部分の反発力の減衰率は任意であり、30パーセント以下でも、30パーセントを超えても良い。また、この部分の反発力の減衰率は、均一であっても良いし、挿入方向に沿って変化しても良い。
横軸が200ミリメートルから800ミリメートルの範囲に対応する軟性部21について、さらに詳しく説明する。軟性部21は、横軸が200ミリメートルからCまでの範囲に対応する第2領域212と、横軸がCから800ミリメートルまでの範囲に対応する第1領域211とを含む。第2領域212は、第1領域211の先端側に隣接している。
Cは、下部消化管向け内視鏡の場合には、300ミリメートル、上部消化管向け内視鏡の場合には500ミリメートルである。
第2領域212においては、反発力の減衰率は先端側から第1領域211側に向けて指数関数状に減少する。さらに具体的には、反発力の減衰率は先端側から第1領域211側に向けて単調減少する。単位長さあたりの反発力の減衰率の減少量、すなわち反発力の減衰率の減少率は、先端側から第1領域211に向けて単調減少する。
第2領域212と第1領域211の境界部付近において、反発力の減衰率はゆるやかに減少する。第1領域211において、反発力の減衰率はほぼ一定である。第1領域211における反発力の減衰率は、たとえば15%以上である。
本実施の形態の軟性部21は、たとえば、外皮33の材質、外皮33の厚さ、トップコート34の厚さ、網状管32の構成等を、挿入方向に沿って変化させることにより実現することが可能である。
外皮33が複数の樹脂層の積層体である場合には、挿入方向に沿って樹脂層同士の厚さの比率を変化させることにより、本実施の形態の軟性部21を実現することが可能である。外皮33が、複数の樹脂材料を混合して形成される場合には、挿入方向に沿って樹脂材料の混合比率を変化させることにより、本実施の形態の軟性部21を実現することが可能である。
本実施の形態によると、挿入部20の先端側の部分で、反発力の減衰率が大きく、曲げた場合には、そのままの状態が維持されやすいので、さらに挿入性の良い内視鏡10を提供することが可能である。
[実施の形態3]
本実施の形態は、第2領域212に、反発力の減衰率が30パーセントを越える部分がある内視鏡10に関する。実施の形態2と共通する部分については、説明を省略する。
図9は、実施の形態3の反発力の減衰率の例を説明する説明図である。図9の下側に、内視鏡10の外観を示す。図9の上側に反発力のグラフを示す。グラフの横軸は、挿入部20の先端からの長さであり、単位はミリメートルである。横軸上の位置は、図9の下側に示す内視鏡10の外観と対応している。
グラフの縦軸は、図4から図6を使用して説明した、軟性部21の反発力の減衰率であり、単位はパーセントである。本実施の形態においては、横軸が200ミリメートル未満の部分については、反発力およびその減衰率を測定しない。
横軸が800ミリメートルより大きい範囲の部分の反発力の減衰率は任意であり、30パーセント以下でも、30パーセントを超えても良い。また、この部分の反発力の減衰率は、均一であっても良いし、挿入方向に沿って変化しても良い。
横軸が200ミリメートルから800ミリメートルの範囲に対応する軟性部21について、説明する。軟性部21は、横軸が200ミリメートルからCまでの範囲に対応する第2領域212と、横軸がCから800ミリメートルまでの範囲に対応する第1領域211とを含む。第2領域212は、第1領域211の先端側に隣接している。
Cは、下部消化管向け内視鏡の場合には、300ミリメートル、上部消化管向け内視鏡の場合には500ミリメートルである。
第2領域212においては、反発力の減衰率は先端側から第1領域211側に向けて指数関数状に減少する。第2領域212の先端側においては反発力の減衰率は30パーセントを越え、第2領域212の第1領域211側においては反発力の減衰率は30パーセント以下である。
第2領域212と第1領域211の境界部付近において、反発力の減衰率はゆるやかに減少する。第1領域211において、反発力の減衰率は30パーセント以下である。
本実施の形態の軟性部21は、たとえば、外皮33の材質、外皮33の厚さ、トップコート34の厚さ、網状管32の構成等を、挿入方向に沿って変化させることにより実現することが可能である。
外皮33が複数の樹脂層の積層体である場合には、挿入方向に沿って樹脂層同士の厚さの比率を変化させることにより、本実施の形態の軟性部21を実現することが可能である。外皮33が、複数の樹脂材料を混合して形成される場合には、挿入方向に沿って樹脂材料の混合比率を変化させることにより、本実施の形態の軟性部21を実現することが可能である。
本実施の形態によると、挿入部20の先端側の部分で、反発力の減衰率が大きく、湾曲部22と同様の挙動を示すので、さらに挿入性の良い内視鏡10を提供することが可能である。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の実施の形態1から3を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
屈曲させた場合に生じる反発力の減衰率が30パーセント以下の正の値である第1領域211を有する挿入部20を備える内視鏡10。
(付記2)
前記第1領域211は、前記減衰率が10パーセント以上30パーセント以下である付記1に記載の内視鏡10。
(付記3)
前記第1領域211は、前記挿入部20の先端側から200ミリメートルから800ミリメートルの範囲である付記1または付記2に記載の内視鏡10。
(付記4)
前記挿入部20は、前記第1領域211の先端側に隣接し、前記第1領域211よりも大きい前記減衰率を有する第2領域212を備える付記1または付記2に記載の内視鏡10。
(付記5)
前記第2領域212は、前記減衰率が30パーセント以下である
付記4に記載の内視鏡10。
(付記6)
前記第2領域212は、先端側から前記第1領域211側に向けて前記減衰率が単調減少する
付記4または付記5に記載の内視鏡10。
(付記7)
前記第2領域212は、先端側から前記第1領域側211に向けて前記減衰率の減少率が単調減少する
付記6に記載の内視鏡。
(付記8)
前記第2領域212は、前記減衰率が先端側から前記第1領域211側に向けて指数関数状に減少する
付記4または付記5に記載の内視鏡10。
(付記9)
前記第2領域212は、前記挿入部20の先端側から200ミリメートルから300ミリメートルの範囲であり、
前記第1領域211は、前記挿入部20の先端側から300ミリメートルから800ミリメートルの範囲である
付記4から付記8のいずれか一つに記載の内視鏡10。
(付記10)
前記第2領域212は、前記挿入部20の先端側から200ミリメートルから500ミリメートルの範囲であり、
前記第1領域211は、前記挿入部の先端側から500ミリメートルから800ミリメートルの範囲である
付記4から付記8のいずれか一つに記載の内視鏡10。
(付記11)
前記減衰率は、前記挿入部20を間隔200ミリメートルの3点曲げ試験器における中央の点を、前記挿入部20の長さ方向に直交する方向に20ミリメートル押し込んだ直後の反発力Aと、20ミリメートル押し込んだ状態で3秒経過後の反発力Bとに基づいて、式(1)により算出される
付記1から付記10のいずれか一つに記載の内視鏡10。
10 内視鏡
20 挿入部
21 軟性部
211 第1領域
212 第2領域
22 湾曲部
23 先端部
26 折れ止め部
30 可撓管
31 螺旋管
32 網状管
33 外皮
34 トップコート
40 操作部
41 湾曲ノブ
42 チャンネル入口
43 鉗子栓
50 コネクタ部
51 観察窓
52 照明窓
53 送気ノズル
54 送水ノズル
55 チャンネル出口
59 ユニバーサルコード
70 測定装置
71 荷重測定器
72 測定子
73 押さえ柱
74 補助柱

Claims (11)

  1. 屈曲させた場合に生じる反発力の、屈曲させた直後と屈曲状態を所定時間保持した後との比率を示す減衰率が30パーセント以下の正の値である第1領域を有する挿入部を備える内視鏡。
  2. 前記第1領域は、前記減衰率が10パーセント以上30パーセント以下である請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記第1領域は、前記挿入部の先端側から200ミリメートルから800ミリメートルの範囲である請求項1または請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記挿入部は、前記第1領域の先端側に隣接し、前記第1領域よりも大きい前記減衰率を有する第2領域を備える請求項1または請求項2に記載の内視鏡。
  5. 前記第2領域は、前記減衰率が30パーセント以下である
    請求項4に記載の内視鏡。
  6. 前記第2領域は、先端側から前記第1領域側に向けて前記減衰率が単調減少する
    請求項4または請求項5に記載の内視鏡。
  7. 前記第2領域は、先端側から前記第1領域側に向けて前記減衰率の減少率が単調減少する
    請求項6に記載の内視鏡。
  8. 前記第2領域は、前記減衰率が先端側から前記第1領域側に向けて指数関数状に減少する
    請求項4または請求項5に記載の内視鏡。
  9. 前記第2領域は、前記挿入部の先端側から200ミリメートルから300ミリメートルの範囲であり、
    前記第1領域は、前記挿入部の先端側から300ミリメートルから800ミリメートルの範囲である
    請求項4から請求項8のいずれか一つに記載の内視鏡。
  10. 前記第2領域は、前記挿入部の先端側から200ミリメートルから500ミリメートルの範囲であり、
    前記第1領域は、前記挿入部の先端側から500ミリメートルから800ミリメートルの範囲である
    請求項4から請求項8のいずれか一つに記載の内視鏡。
  11. 前記減衰率は、前記挿入部を間隔200ミリメートルの3点曲げ試験器における中央の点を、前記挿入部の長さ方向に直交する方向に20ミリメートル押し込んだ直後の反発力Aと、20ミリメートル押し込んだ状態で3秒経過後の反発力Bとに基づいて、式(1)により算出される
    請求項1から請求項10のいずれか一つに記載の内視鏡。
    Figure 0006727405
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