JP6726465B2 - 空気清浄装置 - Google Patents
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Description
ハウジングの内部に、吸気口から送気口に連通する通気路と、通気路を流れる空気に含まれている微粒子を分離除去するエリミネータ装置と、ファン装置とが設けられ、
エリミネータ装置は、空気が流入する流入開口部を下面に有するとともに、空気が流出する流出開口部を上面に有し、且つ、所定ピッチで並べられた複数の屈曲板を内部に有し、
屈曲板間に流通路が形成され、
ファン装置は、エリミネータ装置の流通路の下流側で且つ送気口の上流側に設けられて、屈曲板のピッチの方向におけるエリミネータ装置の一端側寄りに位置しており、吸気口からハウジングの内部に流入してエリミネータ装置の流通路を通過した空気を送気口からハウジングの外部へ強制的に送り出し、
エリミネータ装置の流通路を通過して下流側に吹き出す空気の吹出し方向が屈曲板のピッチの方向におけるエリミネータ装置の他端側に向いていることにより、エリミネータ装置の流通路を通過して下流側に吹き出す空気の吹出し方向が部分的にファン装置の吸込口の位置から遠ざかる方向に設定されているものである。
ハウジングの内部に、吸気口から送気口に連通する通気路と、通気路を流れる空気に含まれている微粒子を分離除去するエリミネータ装置と、ファン装置とが設けられ、
エリミネータ装置は、空気が流入する流入開口部を下面に有するとともに、空気が流出する流出開口部を上面に有し、且つ、所定ピッチで並べられた複数の屈曲板を内部に有し、
屈曲板間に流通路が形成され、
ファン装置は、エリミネータ装置の流通路の下流側で且つ送気口の上流側に設けられて、屈曲板のピッチの方向におけるエリミネータ装置の中央部に位置しており、吸気口からハウジングの内部に流入してエリミネータ装置の流通路を通過した空気を送気口からハウジングの外部へ強制的に送り出し、
ファン装置に対して屈曲板のピッチの方向におけるエリミネータ装置の一端側に位置する領域では、エリミネータ装置の流通路を通過して下流側に吹き出す空気の吹出し方向がエリミネータ装置の一端側に向いているとともに、ファン装置に対して屈曲板のピッチの方向におけるエリミネータ装置の他端側に位置する領域では、エリミネータ装置の流通路を通過して下流側に吹き出す空気の吹出し方向がエリミネータ装置の他端側に向いていることにより、エリミネータ装置の流通路を通過して下流側に吹き出す空気の吹出し方向が部分的にファン装置の吸込口の位置から遠ざかる方向に設定されているものである。
ファン装置はエリミネータ装置と送気口との間に設けられているものである。
低流速用エリミネータは空気が通過する多数の微小な開口を有する網状又は布状の捕捉部材を備え、
流通路は、高流速用エリミネータに備えられ、空気中に含まれている微粒子を慣性衝突によって捕捉するものである。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1〜図4に示すように、空気清浄装置1は、ハウジング3の前面の扉体4に下方位置の吸気口5と上方位置の送気口6を有しており、ハウジング3の内部に除菌対象空気8が上流側の吸気口5から下流側の送気口6に流れる浄化用通気路9を形成している。
中性能フィルター12は微細粒子を捕捉して気流中から除去し、メディア13は噴霧装置14から噴霧された噴霧水を保持して除菌対象空気8と殺菌剤溶液18との気液接触を促すものであって、例えば、ポリ塩化ビニルデン系繊維をマット状にしたものである。エリミネータ装置15は、除菌対象空気8中に含まれている水滴やミスト等の微粒子を捕捉して分離除去するものであり、メディア13を配した風洞19の上方位置で且つ送気口6の下方位置に配置されている。
尚、図3,図7に示すように、エリミネータ装置15は前部が後部よりも高い位置(高位)になるように傾斜している。これにより、低流速用エリミネータ31は山部43および谷部44の長手方向Aにおける前端部が後端部よりも高位になるように傾斜しているとともに、高流速用エリミネータ32は屈曲板48の長手方向Aにおける前端部が後端部よりも高位になるように傾斜している。尚、上記長手方向Aは屈曲板48のピッチPの方向Bに直交している。
また、エリミネータ装置15の流通路49を通過して下流側に吹き出す除菌対象空気8の吹出し方向Cは、羽根車53の回転軸心57に直交する面内において、ファン装置16の吸込口55の位置から遠ざかる方向、すなわちエリミネータ装置15の右端側(他端側の一例)に向いている。
スイッチ等を操作して、制御装置26が空気清浄装置1を低速運転モードに切り替えて運転することにより、ファン装置16の羽根車53が低速回転し、除菌対象空気8が、吸気口5からハウジング3内に吸入され、浄化用通気路9を低流速で流れた後、送気口6から室内に送り出される。
また、スイッチ等を操作して、制御装置26が空気清浄装置1を高速運転モードに切り替えて運転することにより、羽根車53が高速回転し、除菌対象空気8が、吸気口5からハウジング3内に吸入され、浄化用通気路9を高流速で流れた後、送気口6から送り出される。除菌対象空気8が低流速用エリミネータ31の捕捉部材40の微小な開口部を通過する際、除菌対象空気8の流速が高いため、除菌対象空気8中の水滴等の微粒子Dは、除菌対象空気8と共に、低流速用エリミネータ31の捕捉部材40の微小な開口部を通過し易いが、低流速用エリミネータ31を通過しても、高流速用エリミネータ32の流通路49を通過する時に、慣性力により直進しようとするため、流通路49を曲がりきれず、屈曲板48の表面に慣性衝突して捕捉される。
また、高流速用エリミネータ32は、エリミネータケース30内において、低流速用エリミネータ31の枠フレーム39上に載せられて支持されているため、エリミネータ装置15の構造が簡素化される。
第1の実施の形態では、図1,図2に示すように、ファン装置16を屈曲板48のピッチPの方向Bにおけるエリミネータ装置15の左端側寄りに位置しているが、第2の実施の形態として、図10に示すように、ファン装置16を右端側寄りに位置してもよい。この場合、屈曲板48の向きを逆にして、除菌対象空気8の吹出し方向Cをエリミネータ装置15の左端側(左上方向)に向ければよい。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1,図2に示すように、ファン装置16を屈曲板48のピッチPの方向Bにおけるエリミネータ装置15の左端側寄りに位置しているが、第3の実施の形態として、図11に示すように、ファン装置16を左右中央部に位置してもよい。この場合、ファン装置16に対して左側に位置する屈曲板48の向きと右側に位置する屈曲板48の向きとを逆にすればよい。
(第4の実施の形態)
第1の実施の形態では、図2に示すように、羽根車53の回転軸心57を前後方向に設定し、吸込口55をファンケース52の背面(後面)に形成し、吐出口56をファンケース52の上面に形成しているが、第4の実施の形態として、図12に示すように、羽根車53の回転軸心57を左右方向(ピッチPの方向B)に設定し、吸込口55をファンケース52の左側面(一側面)に形成し、吐出口56をファンケース52の上面に形成し、除菌対象空気8の吹出し方向Cを吸込口55の位置から遠ざかる方向に設定してもよい。
尚、吸込口55と吐出口56の形成箇所は、ファンケース52の背面、左側面、上面に限定されるものではなく、ファンケース52のその他の箇所に形成してもよい。
第5の実施の形態では、図13に示すように、エリミネータ装置15のファン装置16に近い方の端部E1(一端部)が上位となり、エリミネータ装置15のファン装置16から遠い方の端部E2(他端部)が下位となるように、エリミネータ装置15を傾斜して設けている。
上記各実施の形態では、ファン装置16としてシロッコファンを用いたが、それ以外の種類のファンを用いてもよい。
3 ハウジング
5 吸気口
6 送気口
8 除菌対象空気
9 浄化用通気路
15 エリミネータ装置
16 ファン装置
31 低流速用エリミネータ
32 高流速用エリミネータ
40 捕捉部材
49 流通路
53 羽根車
55 吸込口
57 回転軸心
B 屈曲板のピッチの方向
C 吹出し方向
D 微粒子
E1 エリミネータ装置のファン装置に近い方の端部
E2 エリミネータ装置のファン装置から遠い方の端部
P 所定ピッチ
Claims (6)
- ハウジングに吸気口と送気口とが設けられ、
ハウジングの内部に、吸気口から送気口に連通する通気路と、通気路を流れる空気に含まれている微粒子を分離除去するエリミネータ装置と、ファン装置とが設けられ、
エリミネータ装置は、空気が流入する流入開口部を下面に有するとともに、空気が流出する流出開口部を上面に有し、且つ、所定ピッチで並べられた複数の屈曲板を内部に有し、
屈曲板間に流通路が形成され、
ファン装置は、エリミネータ装置の流通路の下流側で且つ送気口の上流側に設けられて、屈曲板のピッチの方向におけるエリミネータ装置の一端側寄りに位置しており、吸気口からハウジングの内部に流入してエリミネータ装置の流通路を通過した空気を送気口からハウジングの外部へ強制的に送り出し、
エリミネータ装置の流通路を通過して下流側に吹き出す空気の吹出し方向が屈曲板のピッチの方向におけるエリミネータ装置の他端側に向いていることにより、エリミネータ装置の流通路を通過して下流側に吹き出す空気の吹出し方向が部分的にファン装置の吸込口の位置から遠ざかる方向に設定されていることを特徴とする空気清浄装置。 - ハウジングに吸気口と送気口とが設けられ、
ハウジングの内部に、吸気口から送気口に連通する通気路と、通気路を流れる空気に含まれている微粒子を分離除去するエリミネータ装置と、ファン装置とが設けられ、
エリミネータ装置は、空気が流入する流入開口部を下面に有するとともに、空気が流出する流出開口部を上面に有し、且つ、所定ピッチで並べられた複数の屈曲板を内部に有し、
屈曲板間に流通路が形成され、
ファン装置は、エリミネータ装置の流通路の下流側で且つ送気口の上流側に設けられて、屈曲板のピッチの方向におけるエリミネータ装置の中央部に位置しており、吸気口からハウジングの内部に流入してエリミネータ装置の流通路を通過した空気を送気口からハウジングの外部へ強制的に送り出し、
ファン装置に対して屈曲板のピッチの方向におけるエリミネータ装置の一端側に位置する領域では、エリミネータ装置の流通路を通過して下流側に吹き出す空気の吹出し方向がエリミネータ装置の一端側に向いているとともに、ファン装置に対して屈曲板のピッチの方向におけるエリミネータ装置の他端側に位置する領域では、エリミネータ装置の流通路を通過して下流側に吹き出す空気の吹出し方向がエリミネータ装置の他端側に向いていることにより、エリミネータ装置の流通路を通過して下流側に吹き出す空気の吹出し方向が部分的にファン装置の吸込口の位置から遠ざかる方向に設定されていることを特徴とする空気清浄装置。 - エリミネータ装置は送気口の下方に設けられ、
ファン装置はエリミネータ装置と送気口との間に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気清浄装置。 - エリミネータ装置の流通路を通過して下流側に吹き出す空気の吹出し方向は、ファン装置の羽根車の回転軸心に直交する面内において、部分的にファン装置の吸込口の位置から遠ざかる方向に設定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の空気清浄装置。
- エリミネータ装置は低流速用エリミネータと高流速用エリミネータとを有し、
低流速用エリミネータは空気が通過する多数の微小な開口を有する網状又は布状の捕捉部材を備え、
流通路は、高流速用エリミネータに備えられ、空気中に含まれている微粒子を慣性衝突によって捕捉することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気清浄装置。 - エリミネータ装置のファン装置に近い方の端部が上位となり、エリミネータ装置のファン装置から遠い方の端部が下位となるように、エリミネータ装置を傾斜して設けていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の空気清浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016004845A JP6726465B2 (ja) | 2016-01-14 | 2016-01-14 | 空気清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016004845A JP6726465B2 (ja) | 2016-01-14 | 2016-01-14 | 空気清浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017124367A JP2017124367A (ja) | 2017-07-20 |
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ID=59363595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016004845A Active JP6726465B2 (ja) | 2016-01-14 | 2016-01-14 | 空気清浄装置 |
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2016
- 2016-01-14 JP JP2016004845A patent/JP6726465B2/ja active Active
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