JP6725346B2 - 車両情報送信システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両情報送信システムに関する。
従来より、車両が有する車両情報を、ネットワークを介して情報センタに送信する車両情報送信システムが知られている(例えば、下記特許文献1等参照)。
当該車両情報送信システムでは、例えば、車載ネットワーク内において伝送される車両情報を、所定のサンプリング周期でサンプリングすることで取得し、情報センタに送信する。これにより、情報センタでは、受信した車両情報(サンプリング周期ごとの車両情報)を解析することで、車両の挙動を把握することができる。
特開2011−38884号公報
しかしながら、所定のサンプリング周期でサンプリングする構成の場合、サンプリング周期が短いと、取得する情報の量が膨大となる。この場合、車両及び情報センタの双方においてストレージ容量が逼迫するうえ、車両と情報センタとの間の通信負荷が高くなるという問題がある。
一方で、車両の挙動に変化がなければ、車載ネットワーク内において伝送される車両情報も変化しない点に着目し、車両情報の変化点でのみサンプリングを行う構成とすることが考えられる。かかる構成とすることで、車両の挙動を把握するために取得する情報の量を大幅に削減できるうえ、車両の挙動が変化したタイミングを精度よく把握することができる。
しかしながら、かかる構成の場合、変化点でのサンプリングにおいて車両情報が取得できなかった場合に、当該変化点で発生した車両の挙動を把握することが困難になるという問題がある。
そこで、本開示は、車両情報を送信する車両情報送信システムにおいて、変化点でのサンプリングにおいて車両情報が取得できなかった場合でも、車両の挙動が把握できるようにすることを目的とする。
本開示の一局面によれば、車両情報送信システムは以下のような構成を備える。即ち、
車両を管理する管理サーバと通信する車両情報送信システムであって、
前記車両に搭載される車載ネットワーク内において伝送される車両情報を、所定の変化が発生した変化点においてサンプリングする第1の処理と、前記車両情報を予め定められた周期ごとにサンプリングする第2の処理とを互いに独立かつ並列に実行することで、前記第1及び第2の処理によりそれぞれサンプリングした同一の車両情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記同一の車両情報を、前記取得手段により取得された順序に従って前記管理サーバに送信する送信手段と
を有することを特徴とする。
上記車両情報送信システムによれば、取得手段は、車両に搭載される車載ネットワーク内において伝送される車両情報を、所定の変化が発生した変化点において行うサンプリングと、予め定められた周期ごとに行うサンプリングとにより取得する。
これにより、上記車両情報送信システムでは、変化点での車両情報と、所定の周期ごとの車両情報の両方を取得することができる。この結果、変化点での車両情報が取得できなかった場合であっても、次の変化点が検出される前の車両情報として、所定の周期ごとの車両情報を取得することができる。
また、上記車両情報送信システムによれば、送信手段は、取得手段により取得された車両情報を、管理サーバに送信する。
これにより、上記車両情報送信システムでは、変化点での車両情報が取得できなかった場合であっても、次の変化点が検出される前に取得した車両情報を、管理サーバに送信することができる。この結果、管理サーバ側では、当該変化点での車両の挙動を、次の変化点が検出される前に取得された車両情報を解析することで把握することが可能となる。
本開示によれば、車両情報を送信する車両情報送信システムにおいて、変化点でのサンプリングにおいて車両情報が取得できなかった場合でも、車両の挙動が把握できるようになる。
車両情報収集システムの全体構成の一例を示す図である。 サンプリングパターンの概要を示す図である。 車両情報送信システムのシステム構成の一例を示す図である。 車載機のハードウェア構成の一例を示す図である。 車両情報送信処理の流れを示すフローチャートである。 車両情報収集システムの全体構成の一例を示す図である。 車両管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 サンプリングパターン定義情報及びサンプリングパターン管理情報の一例を示す図である。 収集情報の一例を示す図である。 サンプリングパターン判定処理及び送信処理の流れを示すフローチャートである。 車両情報送信システムのシステム構成の一例を示す図である。 車両情報送信処理の流れを示すフローチャートである。 車両情報送信処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[第1の実施形態]
<1.車両情報収集システムの構成>
はじめに、第1の実施形態における車両情報送信システムを含む車両情報収集システムの全体構成について説明する。図1は、車両情報収集システムの全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、車両情報収集システム100は、車両管理サーバ110と、車両情報送信システム130とを有する。車両管理サーバ110と車両情報送信システム130とは、ネットワーク140を介して接続される。
車両管理サーバ110は、車両120を管理するサーバ装置である。車両管理サーバ110には、車両情報収集プログラムがインストールされており、当該プログラムが実行されることで、車両管理サーバ110は車両情報収集部111として機能する。
車両情報収集部111は、ネットワーク140を介して車両情報送信システム130より送信された車両情報を収集し、収集情報データベース(以下、「DB」(Database)と省略する)112に収集情報として格納する。
車両情報送信システム130は、車両120に搭載されるシステムであって、車両120が有する車両情報を、ネットワーク140を介して車両管理サーバ110に送信する。車両情報には、車両120に搭載された車載ネットワーク内において伝送される任意の情報が含まれる。車両情報送信システム130では、車載ネットワーク内において伝送される車両情報を、所定のサンプリングパターンに基づくサンプリングにより取得し、車両管理サーバ110に送信する。
<2.サンプリングパターンの概要>
次に、車両120に搭載された車載ネットワーク内において伝送される車両情報をサンプリングするためのサンプリングパターンについて説明する。図2は、サンプリングパターンの概要を説明するための図であり、横軸は時刻を表し、縦軸は車両情報の値を表している。図2では、説明を簡略化するため、車両情報として、"High"と"Low"のいずれかの値が車載ネットワーク内において伝送されるものとして説明する。
図2(a−1)、(a−2)は、従来のサンプリングパターンのうち、所定のサンプリング周期でサンプリングする"単純サンプリング"の一例を示す図である。黒丸は車両情報をサンプリングしたタイミングを示している。単純サンプリングの場合、サンプリング周期は一定であるため、黒丸の間隔は一定となる。
このうち、図2(a−1)は、車載ネットワーク内において伝送される車両情報を、所定のサンプリング周期で、全て取得できた場合を示している。一方、図2(a−2)は、車載ネットワーク内において伝送される車両情報の一部が、所定のサンプリングにおいて取得できなかった場合を示している。
図2(a−2)において、白丸201は、車両情報が取得できなかったことを示している。なお、"車両情報が取得できない"状態とは、例えば、車両情報送信システム130から車両管理サーバ110への車両情報の送信が一時的に滞った場合等に発生する状態をいう。車両情報の送信が一時的に滞った場合、車両情報送信システム130内のストレージ(一時保持部)には、送信されていない車両情報が一定時間残ることになる。このため、かかるタイミングで、次のサンプリング周期のサンプリングが行われると、次の車両情報についてはストレージに書き込むことができない。この結果"車両情報が取得できない"状態となる。
なお、図2(a−2)の場合、白丸201のタイミングでは車両情報が取得できなかったが、次のサンプリング周期(黒丸202に示すタイミング)では車両情報が取得できている。このため、図2(a−2)に示す単純サンプリングによれば、車両情報が取得できなかったとしても、車両情報の値が"Low"から"High"に変化したこと(車両の挙動の変化)は把握できる。
ただし、単純サンプリングの場合、取得される情報の量が膨大となるため、車両120及び車両管理サーバ110の双方においてストレージ容量が逼迫するうえ、車両120と車両管理サーバ110との間の通信負荷が高くなるという問題がある。
一方、図2(b−1)、(b−2)は、従来のサンプリングパターンのうち、車両情報の変化点を検出し、該変化点においてサンプリングを行うことで車両情報を取得する"変化点サンプリング"の一例を示す図である。なお、変化点とは、車両情報の単位時間あたりの変化が所定値以上となるタイミングを指す。
図2(b−1)、(b−2)において、黒四角は変化点サンプリングにより車両情報をサンプリングしたタイミングを示している。変化点サンプリングの場合、車両情報が変化したタイミング(車両情報の値が"Low"から"High"に変化したタイミング、または、"High"から"Low"に変化したタイミング)でサンプリングが行われることになる。図2(b−1)、(b−2)では、変化点が検出された時刻を、それぞれ、t、t、t、tとしている。
このうち、図2(b−1)は、車載ネットワーク内において伝送される車両情報に対して、変化点サンプリングを行った結果、全ての変化点において車両情報が取得できた場合を示している。図2(b−1)によれば、
・時刻tにおいて車両情報が"Low"から"High"に変化したこと、
・時刻tから時刻tまで、車両情報が"High"の状態が継続したこと、
・時刻tにおいて車両情報が"High"から"Low"に変化したこと、
・時刻tから時刻tまで、車両情報が"Low"の状態が継続したこと、
・時刻tにおいて車両情報が"Low"から"High"に変化したこと、
・時刻tから時刻tまで、車両情報が"High"の状態が継続したこと、
・時刻tにおいて車両情報が"High"から"Low"に変化したこと、
を車両120の挙動として把握することができる。
一方、図2(b−2)は、車載ネットワーク内において伝送される車両情報に対して、変化点サンプリングを行ったが、変化点の一部において車両情報が取得できなかった場合を示している。図2(b−2)において、白四角211は、変化点サンプリングにおいて車両情報が取得できなかったことを示している。図2(b−2)の場合、図2(b−1)に基づいて把握できる車両の挙動のうち、
・時刻tにおいて車両情報が"Low"から"High"に変化したこと、
・時刻tから時刻tまで、車両情報が"High"の状態が継続したこと、
・時刻tにおいて車両情報が"High"から"Low"に変化したこと、
を把握することができない(時刻tまで、車両の挙動が変化しなかったと把握してしまうことになる)。
このように、変化点サンプリングの場合、車両の挙動を把握するために取得する情報の量を削減できる一方で、変化点において車両情報が取得できなかった場合に、車両の挙動を把握することが困難になるという問題がある。
一方、図2(c−1)、(c−2)は、本実施形態に係る車両情報送信システム130において用いられるサンプリングパターンの一例を示す図である。本実施形態に係る車両情報送信システム130では、変化点サンプリングと単純サンプリングとを合わせたサンプリングパターンを用いる("変化点+単純サンプリング")。
なお、本実施形態に係る車両情報送信システム130で用いるサンプリングパターンの場合、例えば、単純サンプリングのサンプリング周期が、図2(a−1)、(a−2)に示す従来の単純サンプリングのサンプリング周期よりも長くなるように設定される。車両の挙動を把握するために取得する情報の量を、従来の単純サンプリングの場合と比較して削減するためである。
また、本実施形態に係る車両情報送信システム130で用いるサンプリングパターンの場合、例えば、単純サンプリングのサンプリング周期が、変化点の発生間隔よりも短い時間間隔になるように設定される。変化点でのサンプリングにおいて、車両情報が取得できなかった場合でも、次の変化点が検出される前に、単純サンプリングにより車両情報が取得できるようにするためである。
図2(c−1)、(c−2)において、黒丸は単純サンプリングにより車両情報を取得したことを示し、黒四角は変化点サンプリングにより車両情報を取得したことを示している。
このうち、図2(c−1)は、車載ネットワーク内において伝送される車両情報を、単純サンプリングでも変化点サンプリングでも、全て取得できた場合を示している。
一方、図2(c−2)は、車載ネットワーク内において伝送される車両情報に対して、変化点+単純サンプリングを行ったが、変化点の一部のサンプリングにおいて車両情報が取得できなかった場合を示している。図2(c−2)において、白四角221は、車両情報が取得できなかったことを示している。
しかしながら、変化点+単純サンプリングによれば、このような場合であっても車両の挙動が全く把握できなくなるということはない。具体的には、図2(c−2)によれば、図2(b−2)において把握できなかった車両の挙動を、
・時刻Tにおいて車両情報が"Low"の状態であったこと、
・時刻Tと時刻Tの間のいずれかのタイミングで、車両情報が"Low"から"High"に変化したこと、
・時刻Tにおいて車両情報が"High"の状態であったこと、
・時刻tにおいて車両情報が"High"から"Low"に変化したこと、
として把握することができる。
つまり、時刻tより前に、車両情報が"Low"から"High"に、"High"から"Low"に変化していたという車両の挙動を、把握することが可能となる。
このように、本実施形態に係る車両情報送信システム130で用いるサンプリングパターン("変化点+単純サンプリング")によれば、車両の挙動を把握するのに取得する情報の量を削減することができる。更に、本実施形態に係る車両情報送信システム130で用いるサンプリングパターン("変化点+単純サンプリング")によれば、変化点でのサンプリングにおいて車両情報が取得できなかった場合でも、車両の挙動を把握できるようになる。
<3.車両情報送信システムのシステム構成>
次に、車両情報送信システム130のシステム構成について説明する。図3は、車両情報送信システムのシステム構成の一例を示す図である。図3に示すように、車両情報送信システム130は、車載機300と、GPS321、CAN322、AVC−LAN323とを有する。
GPS(Global Positioning System)321は、車両情報の一例である、車両120の位置情報を出力する装置であり、車載ネットワークの一部を形成する。
CAN(Controller Area Network)322は、車載ネットワークの一例であり、車両120の走行の制御や車体の制御に関する車両情報を伝送するのに用いられる。
AVC−LAN(Audio Visual Communication-Local Area Network)323は、車載ネットワークの一例であり、画像データや音声データ等の車両情報を伝送するのに用いられる。
車載機300は、例えば、DA(Display Audio)やAVN(Audio Visual Navigation)により実現される。車載機300には、車両情報送信プログラムがインストールされており、当該プログラムが実行されることで、車載機300は、車両情報送信部310として機能する。
車両情報送信部310は、接続管理部301、送受信制御部302、サンプリングパターン管理部303、車両情報取得部304、情報トリミング部305、情報格納部306を有する。
接続管理部301は、車両管理サーバ110との間の通信の接続及び切断を管理する。送受信制御部302は、送信手段の一例であり、車両管理サーバ110との間の通信が確立している状態で、車両管理サーバ110への車両情報の送信を制御する。
サンプリングパターン管理部303は、車載ネットワーク内において伝送される車両情報をサンプリングするためのサンプリングパターンを管理する。本実施形態において、サンプリングパターン管理部303は、単純サンプリング、変化点サンプリング、変化点+単純サンプリングの少なくとも3種類のサンプリングパターンを管理するものとする。サンプリングパターン管理部303は、サンプリングパターン格納部311に格納されたサンプリングパターンを読み出して、車両情報取得部304に設定する。
図3に示すサンプリングパターン情報330は、サンプリングパターン格納部311に格納されているサンプリングパターンの一覧の一例である。サンプリングパターン情報330は、情報の項目として、"情報ID"と"サンプリングパターン番号"とを有する。
"情報ID"には、車載ネットワーク内において伝送される車両情報の種類を識別するための識別子が格納される。"サンプリングパターン番号"には、サンプリングパターンの種類を識別するための識別子が格納される。サンプリングパターン情報330において、サンプリングパターン番号="1"とは、単純サンプリングを表し、サンプリングパターン番号="2"とは、変化点サンプリングを表す。また、サンプリングパターン番号="3"とは、変化点+単純サンプリングを表す。
このように、サンプリングパターン管理部303では、車両情報の種類ごとに、異なる種類のサンプリングパターンを設定できるようにサンプリングパターン情報330を管理する。
車両情報取得部304は、取得手段の一例であり、サンプリングパターン管理部303により設定されたサンプリングパターンに基づいてサンプリングを行うことで、車載ネットワーク内において伝送される車両情報を取得する。
情報トリミング部305は、車両情報取得部304により取得された車両情報について、所定の送信用フォーマットに成型するトリミング処理を行う。
情報格納部306は、トリミング処理された車両情報を一時保持部312に一時的に保持する。一時保持部312に保持された車両情報は、送受信制御部302により、順次、読み出され、車両管理サーバ110へと送信される。
図3に示す一時保持情報340は、一時保持部312に保持される一時保持情報の一例である。一時保持情報340には、情報の項目として、"時刻"、"情報ID"が含まれる。
"時刻"には、車両情報取得部304が車両情報を取得した時刻が保持される。"情報ID"には、車両情報の種類を識別するための識別子と対応付けて、各時刻において取得された車両情報が保持される。
例えば、情報ID="0X0AA"、"0XB4"により識別される車両情報は、単純サンプリングにより取得される(サンプリング周期=100[msec])。このため、一時保持情報340には100msecごとのサンプリングにより取得された車両情報が保持される。
一方、情報ID="0x2C1"により識別される車両情報は、変化点サンプリングにより取得されるため、一時保持情報340には、変化点が検出された"2015年11月5日10時23分15秒4"において取得された車両情報が保持される。
また、情報ID="0x6C0"により識別される車両情報は、変化点+単純サンプリングにより取得される。図3の例において、変化点+単純サンプリングのサンプリング周期=400[msec]であるため、一時保持情報340には、400[msec]ごとのサンプリングにより取得された車両情報が保持される。更に、一時保持情報340には、変化点が検出された"2015年11月5日10時23分15秒4"において取得された車両情報が保持される。
<4.車載機のハードウェア構成>
次に、車載機300のハードウェア構成について説明する。図4は車載機のハードウェア構成の一例を示す図である。車載機300は、CPU(Central Processing Unit)401、ROM(Read Only Memory)402、RAM(Random Access Memory)403、補助記憶部404、ユーザインタフェース部405、接続部406、通信部407を有する。なお、車載機300の各部は、バス408を介して相互に接続されている。
CPU401は、RAM403を作業領域及び一時保持領域(例えば、一時保持部312)として、ROM402に格納されたプログラム及び補助記憶部404に格納されたプログラム(車両情報送信プログラム等)を実行するコンピュータである。CPU401はこれらのプログラムを実行するにあたり、補助記憶部404により実現されるサンプリングパターン格納部311に格納された情報(サンプリングパターン情報等)を用いる。
ユーザインタフェース部405は、CPU401がプログラムを実行する際に必要な情報を入力したり、CPU401がプログラムを実行したことで生成された情報を表示するデバイスである。
接続部406は、GPS321、CAN322、AVC−LAN323等に接続するための接続デバイスである。通信部407は、ネットワーク140を介して車両管理サーバ110と通信するための通信デバイスである。
<5.車両情報送信処理の流れ>
次に、車両情報送信システム130による車両情報送信処理の流れについて説明する。図5は、車両情報送信処理の流れを示すフローチャートである。
車両120がIG−ON状態となると、図5に示す車両情報送信処理が開始される。ステップS501において、サンプリングパターン管理部303は、サンプリングパターン格納部311に格納されたサンプリングパターンを読み出し、車両情報取得部304に設定する。
ステップS502において、接続管理部301は、車両管理サーバ110に対して通信接続の処理を行い、車両管理サーバ110との間の通信が確立したか否かを判定する。ステップS502において、車両管理サーバ110との間の通信が確立していないと判定した場合には、通信が確立するまで待機する。一方、ステップS502において、車両管理サーバ110との間の通信が確立したと判定した場合には、ステップS503に進む。
ステップS503において、車両情報取得部304は、設定されたサンプリングパターンに応じたサンプリングのタイミング(例えば、変化点サンプリングのタイミングまたは単純サンプリングのタイミング)に到達したか否かを判定する。設定されたサンプリングパターンに応じたサンプリングのタイミングに到達していないと判定した場合には、ステップS508に進む。
一方、設定されたサンプリングパターンに応じたサンプリングのタイミングに到達したと判定した場合には、ステップS504に進む。ステップS504において、設定されたサンプリングパターンに対応する情報IDにより識別される車両情報を、GPS321、CAN322、AVC−LAN323より取得する。
ステップS505において、情報トリミング部305は、ステップS504において車両情報取得部304が取得した車両情報に対してトリミング処理を行う。
ステップS506において、情報格納部306は、ステップS505においてトリミング処理された車両情報を、一時保持部312に保持する。
ステップS507において、送受信制御部302は、一時保持部312に保持された車両情報を、順次読み出し、車両管理サーバ110に送信する。
ステップS508において、接続管理部301は、車両120がIG−OFF状態になったか否かを判定する。IG−OFF状態になっていないと判定した場合には、ステップS503に戻る。一方、IG−OFF状態になったと判定した場合には、車両管理サーバ110との通信を切断し、車両情報送信処理を終了する。
<6.まとめ>
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る車両情報送信システム130では、
・車載ネットワーク内において伝送される車両情報を、変化点+単純サンプリングにより取得する構成とした。
・変化点+単純サンプリングにおけるサンプリング周期を、予め定められた周期(ただし、従来の単純サンプリングのサンプリング周期よりも長い周期)であって、変化点の発生間隔よりも短い時間間隔に設定する構成とした。
これにより、変化点でのサンプリングにおいて車両情報が取得できなかった場合であっても、車両情報送信システム130では、該変化点より後であって次の変化点よりも前の単純サンプリングにより車両情報を取得することが可能となる。
つまり、変化点でのサンプリングにおいて車両情報が取得できなかった場合でも、単純サンプリングにより取得した車両情報を解析することで車両の挙動が把握できるようになる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、サンプリングパターン管理部303が、サンプリングパターン格納部311に格納された予め定められたサンプリングパターンを読み出して、車両情報取得部304に設定する構成とした。
これに対して第2の実施形態では、車両情報取得部304に設定するサンプリングパターンを、車両管理サーバ110からの指示に基づいて変更できるように構成する。以下、第2の実施形態について詳細に説明する。
<1.車両情報収集システムの構成>
はじめに、第2の実施形態における車両情報送信システムを含む車両情報収集システムの全体構成について説明する。図6は、車両情報収集システムの全体構成の一例を示す図である。図6に示す車両情報収集システム600と、図1に示した車両情報収集システム100との相違点は、図6に示す車両情報収集システム600の場合、車両管理サーバ610がサンプリングパターン判定送信部601を有する点である。また、図6に示す車両情報収集システム600の場合、サンプリングパターン管理情報DB602を有する点である。
本実施形態において、車両管理サーバ610には、サンプリングパターン判定送信プログラムがインストールされており、当該プログラムが実行されることで、本実施形態における車両管理サーバ610は、サンプリングパターン判定送信部601としても機能する。
サンプリングパターン判定送信部601は、車両管理サーバ610が管理する車両120に、設定すべきサンプリングパターンを管理するためのサンプリングパターン管理情報を生成し、サンプリングパターン管理情報DB602に格納する。
また、サンプリングパターン判定送信部601は、収集情報DB112に格納されている収集情報を解析する。そして、サンプリングパターン判定送信部601は、解析の結果、サンプリングパターンの変更が必要と判定した場合に、サンプリングパターン管理情報DB602に格納されているサンプリングパターン管理情報を書き換える。
更に、サンプリングパターン判定送信部601は、書き換え後のサンプリングパターン管理情報を、サンプリングパターン変更指示に含めて車両120に送信する。
<2.車両管理サーバのハードウェア構成>
次に、車両管理サーバ610のハードウェア構成について説明する。図7は車両管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
車両管理サーバ610は、CPU701、ROM702、RAM703、補助記憶部704、ユーザインタフェース部705、通信部706を有する。なお、車両管理サーバ610の各部は、バス707を介して相互に接続されている。
CPU701は、RAM703を作業領域として、ROM702に格納されたプログラム及び補助記憶部704に格納されたプログラム(サンプリングパターン判定送信プログラム、車両情報収集プログラム等)を実行するコンピュータである。CPU701はこれらのプログラムを実行するにあたり、補助記憶部704により実現されるサンプリングパターン管理情報DB602に格納された情報(サンプリングパターン管理情報)や、収集情報DB112に格納された情報(収集情報)を参照する。
ユーザインタフェース部705は、CPU701がプログラムを実行する際に必要な情報を入力したり、CPU701がプログラムを実行したことで生成された情報を表示するデバイスである。通信部706は、ネットワーク140を介して車両管理サーバ110と通信するためのデバイスである。
<3.サンプリングパターン管理情報DBに格納された情報の説明>
次に、サンプリングパターン管理情報DBに格納される情報について詳細に説明する。サンプリングパターン管理情報DB602には、サンプリングパターンを定義するサンプリングパターン定義情報と、車両ごと、車両情報の種類ごとに設定されたサンプリングパターンを管理するサンプリングパターン管理情報とが格納される。
図8(a)は、サンプリングパターン定義情報の一例を示す図である。図8(a)に示すように、サンプリングパターン定義情報810には、情報の項目として、"サンプリングパターン番号"、"サンプリングパターン名称"、"車両情報をサンプリングするタイミング"が含まれる。
"サンプリングパターン番号"には、サンプリングパターンの種類を識別する識別子が格納される。本実施形態においても、車両情報取得部304には、3種類(単純サンプリング、変化点サンプリング、変化点+単純サンプリング)のサンプリングパターンが設定可能であるとする。
"サンプリングパターン名称"には、サンプリングパターン番号により識別されるサンプリングパターンの名称が格納される。
"車両情報をサンプリングするタイミング"には、サンプリングパターン番号により識別されるサンプリングパターンそれぞれのサンプリングのタイミングが定義される。
図8(b)は、サンプリングパターン管理情報の一例を示す図である。図8(b)に示すように、サンプリングパターン管理情報は、車両ごとに生成され、管理される。図8(b)の例は、車両ID="C1"、"C2"、"C3"により特定される車両それぞれのサンプリングパターン管理情報(821〜823)を示している。
また、図8(b)に示すように、サンプリングパターン管理情報(821〜823)には、情報の項目として、"情報ID"、"サンプリングパターン番号"が含まれる。
"情報ID"には、車両IDにより特定される車両において取得される車両情報の種類を識別するための識別子が格納される。
"サンプリングパターン番号"には、車両IDにより特定される車両において、車両情報をサンプリングするためのサンプリングパターンの種類を識別するための識別子が格納される。
<4.収集情報DBに格納される収集情報の説明>
次に、収集情報DB112に格納される収集情報について詳細に説明する。収集情報DB112には、車両情報送信システム130より送信された車両情報が、車両情報収集部111により収集情報として格納されている。
図9は、収集情報の一例を示す図である。図9に示すように、収集情報(910〜930)は、車両ごとにわけて格納されている。また、図9に示すように、収集情報910には、情報の項目として、"時刻"と"情報ID"とが含まれる。なお、それぞれの項目に格納される車両情報は、図3の一時保持情報340に保持される車両情報と同様であるため、ここでは説明を省略する。
収集情報DB112に格納された収集情報910〜930は、サンプリングパターン判定送信部601により解析され、車両情報の種類ごとにサンプリングパターンの変更要否が判定される。図9の収集情報910において、情報ID="0x2C1"がハッチングされているのは、サンプリングパターン判定送信部601により、サンプリングパターンの変更が必要と判定されたことを示している。
この場合、車両ID="C1"のサンプリングパターン管理情報821(図8(b))において、情報ID="0x2C1"に対応付けて格納されているサンプリングパターン番号が変更される(例えば、"2"→"3")。また、車両ID="C1"のサンプリングパターン管理情報821(図8(b))に対応付けられた変更フラグがON状態になる。更に、車両ID="C1"により識別される車両がIG−ON状態になった場合に、変更後のサンプリングパターン管理情報821を含めたサンプリングパターン変更指示が、当該識別された車両に対して送信される。
<5.サンプリングパターン判定処理及びサンプリングパターン送信処理の流れ>
次に、車両管理サーバ610により実行されるサンプリングパターン判定処理及びサンプリングパターン送信処理の流れについて説明する。
図10(a)は、サンプリングパターン判定処理の流れを示すフローチャートである。サンプリングパターン判定送信部601では、任意のタイミングで、サンプリングパターン判定処理を実行する。ステップS1001において、サンプリングパターン判定送信部601は、収集情報DB112より、解析する収集情報(例えば、収集情報910〜930のいずれか)を読み出す。
ステップS1002において、サンプリングパターン判定送信部601は、読み出した収集情報に含まれる各車両情報を解析し、サンプリングパターンが適切か否かを判定する。
ステップS1002において、サンプリングパターンが適切であると判定した場合には、サンプリングパターンは変更せずに、サンプリングパターン判定処理を終了する。一方、ステップS1002において、サンプリングパターンが適切でないと判定した場合には、ステップS1003に進む。
ステップS1003において、サンプリングパターン判定送信部601は、適切でないと判定した車両情報を取得するためのサンプリングパターンが規定されたサンプリングパターン管理情報(図8(b))について、対応する変更フラグをON状態にする。その後、サンプリングパターン判定送信部601は、サンプリングパターン判定処理を終了する。
図10(b)は、サンプリングパターン送信処理の流れを示すフローチャートである。ステップS1011において、サンプリングパターン判定送信部601は、いずれかの車両との間で通信が確立したか否かを判定する。ステップS1011において通信が確立していないと判定した場合には、通信が確立するまで待機する。
一方、いずれかの車両との間で通信が確立したと判定した場合には、ステップS1012に進み、当該車両の車両IDを特定する。
ステップS1013において、サンプリングパターン判定送信部601は、特定した車両IDに対応するサンプリングパターン管理情報を参照し、対応する変更フラグがON状態か否かを判定する。
ステップS1013において変更フラグがOFF状態であった場合には、サンプリングパターン送信処理を終了する。
一方、ステップS1013において変更フラグがON状態であった場合には、ステップS1014に進む。
ステップS1014において、サンプリングパターン判定送信部601は、特定した車両IDに対応するサンプリングパターン管理情報を、サンプリングパターン変更指示に含めて、該車両IDにより識別される車両に送信する。また、サンプリングパターン判定送信部601は、送信したサンプリングパターン管理情報に対応付けられた変更フラグをOFF状態にし、サンプリングパターン送信処理を終了する。
<6.車両情報送信システムのシステム構成>
次に、第2の実施形態における車両情報送信システム130のシステム構成について説明する。図11は、車両情報送信システムのシステム構成の一例を示す図である。なお、ここでは、図3に示したシステム構成との相違点を中心に説明する。
図3に示したシステム構成との相違点は、送受信制御部302が、接続管理部301を介して、車両管理サーバ610よりサンプリングパターン変更指示を受信し、サンプリングパターン管理部303に通知する点である。
なお、サンプリングパターン管理部303では、サンプリングパターン変更指示を受信すると、サンプリングパターン管理情報を抽出し、サンプリングパターン情報330を更新する。図11の例では、サンプリングパターン情報330が更新されたことで、情報ID="0x2C1"に対応するサンプリングパターン番号が、"2"から"3"へと変更されている。
サンプリングパターン管理部303は、更に、抽出したサンプリングパターン管理情報に基づいて、車両情報取得部304にサンプリングパターンを設定する。
<7.車両情報送信処理の流れ>
次に、第2の実施形態における車両情報送信システム130による車両情報送信処理の流れについて説明する。図12は、車両情報送信処理の流れを示すフローチャートである。なお、ここでは図5に示した車両情報送信処理のフローチャートとの相違点について説明する。図5に示した車両情報送信処理のフローチャートとの相違点は、ステップS1201からステップS1203である。
車両管理サーバ610との通信が確立すると、ステップS1201において、サンプリングパターン管理部303は、車両管理サーバ610からサンプリングパターン変更指示を受信したか否かを判定する。ステップS1201において、サンプリングパターン変更指示を受信していないと判定した場合には、ステップS503に進む。
一方、ステップS1201において、サンプリングパターン変更指示を受信したと判定した場合には、ステップS1202に進む。ステップS1202において、サンプリングパターン管理部303は、受信したサンプリングパターン変更指示に含まれるサンプリングパターン管理情報を抽出し、サンプリングパターン格納部311のサンプリングパターン情報330を更新する。
ステップS1203において、サンプリングパターン管理部303は、抽出したサンプリングパターン管理情報に基づいて、サンプリングパターンを車両情報取得部304に設定する。これにより、車両管理サーバ610により変更指示されたサンプリングパターンが、車両情報取得部304に設定されることになる。
<8.まとめ>
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る車両情報収集システム600では、
・車両管理サーバが、収集した車両情報に基づいて、サンプリングパターンの変更要否を判定する構成とした。
・サンプリングパターンの変更が必要と判定した場合に、車両管理サーバが、サンプリングパターンの変更を指示する構成とした。
これにより、車両情報送信システム130では、車両管理サーバ610により指示されたサンプリングパターンに基づいて車両情報を取得することが可能となる。
[第3の実施形態]
上記第2の実施形態では、車両120がIG−ON状態となり、車両管理サーバ610との通信が確立したタイミングで、サンプリングパターン変更指示を送信する構成とした。これに対して、第3の実施形態では、IG−ON後の任意のタイミングで、サンプリングパターン変更指示を送信する構成について説明する。
図13は、車両情報送信処理の流れを示すフローチャートである。なお、ここでは、図5に示した車両情報送信処理のフローチャートとの相違点について説明する。図5に示した車両情報送信処理のフローチャートとの相違点は、ステップS1301からステップS1303である。
ステップS507において送受信制御部302が車両管理サーバ110に車両情報を送信すると、ステップS1301において、サンプリングパターン管理部303は、車両管理サーバ610からサンプリングパターン変更指示を受信したか否かを判定する。ステップS1301において、サンプリングパターン変更指示を受信していないと判定した場合には、ステップS508に進む。
一方、ステップS1301において、サンプリングパターン変更指示を受信したと判定した場合には、ステップS1302に進む。ステップS1302において、サンプリングパターン管理部303は、受信したサンプリングパターン変更指示に含まれるサンプリングパターン管理情報を抽出し、サンプリングパターン格納部311のサンプリングパターン情報330を更新する。
ステップS1303において、サンプリングパターン管理部303は、抽出したサンプリングパターン管理情報に基づいて、サンプリングパターンを車両情報取得部304に設定する。これにより、車両管理サーバ610により変更指示されたサンプリングパターンが、車両情報取得部304に設定されることになる。
このように、車両情報送信システム130では、IG−ON状態になった後の任意のタイミングで、車両管理サーバ610からのサンプリングパターンの変更指示を受け、サンプリングパターンの変更を行うことができる。
[変形例]
上記第1乃至第3の実施形態において、送受信制御部302は、一時保持部312に保持された車両情報を、順次読み出して車両管理サーバ110または610に送信するものとして説明した。しかしながら、送受信制御部302が一時保持部312に保持された車両情報を読み出すタイミングは、これに限定されない。例えば、一定周期ごとに、車両情報をまとめて読み出すようにしてもよい。
また、上記第2及び第3の実施形態では、サンプリングパターン変更指示に、サンプリングパターン管理情報を含めて送信する構成とした。しかしながら、サンプリングパターン変更指示に含めて送信する情報はこれに限定されない。例えば、サンプリングパターンの変更が必要な車両情報の種類を識別する情報IDと、変更後のサンプリングパターンの種類を示すサンプリングパターン番号とを含めて送信する構成としてもよい。つまり、変更の必要がない車両情報の種類を識別する情報ID及び変更されていないサンプリングパターンの種類を示すサンプリングパターン番号については、サンプリングパターン変更指示に含めずに送信する構成としてもよい。
また、上記第2及び第3の実施形態では、車両管理サーバ610による指示のもとでサンプリングパターンを変更する構成とした。しかしながら、車両管理サーバ610による指示のもとで、サンプリング周期を変更する構成としてもよい。また、変化点サンプリングにあっては、車両管理サーバ610による指示のもとで、変化点の検出ロジックを変更する構成としてもよい。つまり、車両情報取得部304は、車両管理サーバ610からの指示に応じたサンプリング方法により、車両情報を取得する構成としてもよい。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 :車両情報収集システム
110 :車両管理サーバ
111 :車両情報収集部
120 :車両
130 :車両情報送信システム
301 :接続管理部
302 :送受信制御部
303 :サンプリングパターン管理部
304 :車両情報取得部
305 :情報トリミング部
306 :情報格納部
310 :車両情報送信部
330 :サンプリングパターン情報
340 :一時保持情報
600 :車両情報収集システム
601 :サンプリングパターン判定送信部
610 :車両管理サーバ
810 :サンプリングパターン定義情報
821〜823 :サンプリングパターン管理情報
910〜930 :収集情報

Claims (2)

  1. 車両を管理する管理サーバと通信する車両情報送信システムであって、
    前記車両に搭載される車載ネットワーク内において伝送される車両情報を、所定の変化が発生した変化点においてサンプリングする第1の処理と、前記車両情報を予め定められた周期ごとにサンプリングする第2の処理とを互いに独立かつ並列に実行することで、前記第1及び第2の処理によりそれぞれサンプリングした同一の車両情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記同一の車両情報を、前記取得手段により取得された順序に従って前記管理サーバに送信する送信手段と
    を有することを特徴とする車両情報送信システム。
  2. 前記取得手段は、
    前記管理サーバからの指示に応じたサンプリング方法により、前記同一の車両情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の車両情報送信システム。
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