JP6723641B2 - 連結システム - Google Patents

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Description

本発明は、連結システムに関し、特に、設置対象物を、連結部材を用いて連結する連結システムに関する。
背面投射型プロジェクタを水平方向及び垂直方向に複数並べて配置したディスプレイシステムでは、ある一つの背面投射型プロジェクタに対して上下又は左右の背面投射型プロジェクタのスクリーンとの間に映像非表示領域が少なからず存在する。これは、ディスプレイの視認性を低下させる要因となっている。このような領域がある理由としては、使用環境温度の変化時に部品の熱伸縮による部品干渉を回避するために、設置時に予めスクリーン間に隙間を設ける必要があることが挙げられる。
また、従来のディスプレイシステムでは、使用環境温度が変化した際の部品熱伸縮により、スクリーン間の隙間が広がったり狭まったりすることで、結果的に映像非表示領域の大きさが変化してしまい、結果としてディスプレイの視認性が低下してしまう。
以上のような問題を解決するために、特許文献1には、スクリーンと筐体とを線膨張係数のほぼ等しい材質で構成することで、スクリーン間の隙間が生じる現象を回避する方法が記載されている。
特開2002−162689号公報(第3頁、図1)
特許文献1に記載された方法では、スクリーンの材質が樹脂であった場合に、筐体の線膨張係数をスクリーンと同様とするためには、筐体の材質も樹脂とする必要がある。
しかしながら、背面投射型プロジェクタを水平垂直方向に複数並べて配置する場合において、最下段に配置された背面投射型プロジェクタは、その上方向に配置された背面投射型プロジェクタの重さを全て支える必要がある。このため、筐体の材質を樹脂とした場合には、機械的な剛性が不足し、筐体が変形することで映像が正常に投影されなくなり、さらには筐体が破壊するという課題があった。
そこで、本発明は、異なる材質を用いた場合でも、複数の設置対象物が保持する複数の要素の間の間隔が温度により変化しなくなるようにすることを目的とする。
本発明の一態様に係る連結システムは、
複数の設置対象物を、連結部材を用いて連結する連結システムであって、
前記複数の設置対象物に含まれる第1の設置対象物は、
第1の要素と、
前記第1の要素を保持する第2の要素と、を備え、
前記複数の設置対象物に含まれ、前記第1の設置対象物に隣接する第2の設置対象物は、
第3の要素と、
前記第3の要素を保持する第4の要素と、を備え、
前記連結部材は、前記第2の要素及び前記第4の要素に固定されており、
前記第1の要素及び前記第3の要素の線膨張係数をTsとし、
前記第2の要素及び前記第4の要素の線膨張係数をTcとし、
前記連結部材の線膨張係数をTxとした場合に、前記線膨張係数Txは、前記線膨張係数Ts及び前記線膨張係数Tcと異なっており、
前記連結部材が前記第2の要素に固定されている第1の連結点と、前記連結部材が前記第4の要素に固定されている第2の連結点との間の距離をLとし、
前記第1の連結点と前記第2の連結点とを通る直線上の、前記第1の設置対象物の中心と、前記第2の設置対象物の中心との間の距離をLuとし、
前記第1の設置対象物の中心から、前記第2の設置対象物側の前記第1の要素の端の何れかの点から前記直線に下ろした垂線の足までの距離、及び、前記第2の設置対象物の中心から、前記第1の設置対象物側の前記第3の要素の端の何れかの点から前記直線に下ろした垂線の足までの距離をそれぞれLsとし、
前記第1の設置対象物の中心から前記第1の連結点までの距離、及び、前記第2の設置対象物の中心から前記第2の連結点までの距離をそれぞれAとした場合に、下記の式を満たすように、前記第1の連結点の位置及び前記第2の連結点の位置が決定されること
A=(2×Ts×Ls−Tx×Lu)÷(2×(Tc−Tx))
を特徴とする。
本発明の他の態様に係る連結システムは、
複数の設置対象物を、連結部材を用いて連結する連結システムであって、
前記複数の設置対象物に含まれる第1の設置対象物は、
第1の要素と、
前記第1の要素を保持する第2の要素と、を備え、
前記複数の設置対象物に含まれ、前記第1の設置対象物に隣接する第2の設置対象物は、
第3の要素と、
前記第3の要素を保持する第4の要素と、を備え、
前記連結部材は、前記第2の要素及び前記第4の要素に固定されており、
前記第1の要素及び前記第3の要素の線膨張係数をTsとし、
前記第2の要素及び前記第4の要素の線膨張係数をTcとし、
前記連結部材の線膨張係数をTxとした場合に、前記線膨張係数Txは、前記線膨張係数Ts及び前記線膨張係数Tcと異なっており、
前記連結部材が前記第2の要素に固定されている第1の連結点と、前記連結部材が前記第4の要素に固定されている第2の連結点との間の距離をLとし、
前記第1の連結点と前記第2の連結点とを通る直線上の、前記第1の設置対象物の中心と、前記第2の設置対象物の中心との間の距離をLuとし、
前記第1の設置対象物の中心から、前記第2の設置対象物側の前記第1の要素の端の何れかの点から前記直線に下ろした垂線の足までの距離、及び、前記第2の設置対象物の中心から、前記第1の設置対象物側の前記第3の要素の端の何れかの点から前記直線に下ろした垂線の足までの距離をそれぞれLsとし、
前記第1の設置対象物の中心から前記第1の連結点までの距離をA1とし
前記第2の設置対象物の中心から前記第2の連結点までの距離をA2とした場合に、下記の式を満たすように、前記第1の連結点の位置及び前記第2の連結点の位置が決定されること
A1+A2=(2×Ts×Ls−Tx×Lu)÷(Tc−Tx)
を特徴とする。
本発明の態様によれば、複数の設置対象物を連結する連結部材を固定する位置及び連結部材の材質を適切に設計することで、異なる材質を用いた場合でも、複数の設置対象物の間の間隔が温度により変化しなくなるようにすることができる。
実施の形態1におけるプロジェクタを横から見た断面図である。 実施の形態1におけるプロジェクタを左右に二つ並べたディスプレイシステムを背面から見た概略図である。 実施の形態1に示された条件を満たすディスプレイシステムを背面から見た概略図である。 実施の形態1におけるプロジェクタを連結する際の第1の変形例を示す概略図である。 実施の形態1におけるプロジェクタを連結する際の第2の変形例を示す概略図である。 実施の形態1におけるプロジェクタを連結する際の第3の変形例を示す概略図である。 実施の形態1におけるディスプレイシステムの配置例を背面から見た概略図である。 実施の形態1におけるディスプレイシステムの変形例を背面から見た概略図である。 実施の形態2に係るディスプレイシステムの構成を示す概略図である。
実施の形態1.
実施の形態1に係るディスプレイシステムは、設置対象物としての背面投射型のプロジェクタを複数並べて連結した連結システムである。
まず、ここでは、一つの背面投射型のプロジェクタの構成について、図1を用いて説明する。
図1は、背面投射型のプロジェクタ100を横から見た断面図である。
プロジェクタ100は、キャビネット110と、プロジェクタ部120と、スクリーン130と、スクリーンホルダ140とを備える。
キャビネット110は、プロジェクタ部120を保持する。例えば、キャビネット110は、プロジェクタ部120を複数のボルト等で機械的に強固に固定することで、保持する。
プロジェクタ部120は、映像光を投射する。プロジェクタ部120から投射された映像光は、スクリーン130にて結像し、視聴者に映像として認識される。
スクリーン130は、映像を映し出す表示面である。スクリーン130は、一般的に、フレネルレンズスクリーン131とレンチキュラーレンズスクリーン132と呼ばれる二枚の要素で構成される。フレネルレンズスクリーン131は、視認性を向上させるために映像光を視聴者の方向に曲げる機能を有する。レンチキュラーレンズスクリーン132は、外光を吸収しつつ視認性を向上させる機能を有する。
スクリーンホルダ140は、スクリーン130を保持する。スクリーンホルダ140はキャビネット110に固定される。
次に、使用環境温度が変化した際の部品の熱伸縮について説明する。
一般的に、材料は、その温度が上昇すると膨張し、低下すると収縮する。その熱伸縮の量は材料によって異なるため、プロジェクタ100を構成する各部品は、その温度が変化した際にそれぞれの線膨張係数に応じて熱伸縮しようとする。そのため、従来の技術では、上述したように、温度変化時に熱伸縮による部品干渉を回避する必要があり、設置時に予めスクリーン130間に隙間を設ける必要があった。
ここで、実際に温度が変化した場合を考えて、スクリーンホルダ140の剛性について説明する。例えば、温度上昇があった場合に、スクリーン130、スクリーンホルダ140及びキャビネット110は、それぞれ膨張しようとするが、各部品は機械的に他材料の部品と固定されていることで、変形が妨げられる。特に、スクリーン130に着目すると、変形が妨げられることで、剛性の低いスクリーン面の垂直方向への変形が発生することとなり、本来、平面であるべきスクリーン面が凸面になったり、凹面になったりしてしまう。これを避けるために、スクリーンホルダ140は、スクリーン130のスクリーン面に平行な方向に関しては剛性を低く設計しておくことが不可欠である。この結果、スクリーン130は、使用環境温度が変化した場合に、変形が妨げられることなく、平面を維持しつつ、スクリーン面に対して平行な方向へは、その線膨張係数に応じた伸縮量で伸縮することができる。
次に、プロジェクタ100を左右に二つ並べた状態の例を説明する。
図2は、プロジェクタ100を左右に二つ並べたディスプレイシステム10を背面から見た概略図である。
図2には、第1の設置対象物としての第1のプロジェクタ100Aと、第2の設置対象物としての第2のプロジェクタ100Bとが設けられている。第1のプロジェクタ100A及び第2のプロジェクタ100Bは、図1に示されているプロジェクタ100と同様に構成されている。このため、第1のプロジェクタ100Aは、第1の要素としての第1のスクリーン130Aと、第2の要素としての第1のキャビネット110Aとを備える。また、第2のプロジェクタ100Bは、第3の要素としての第2のスクリーン130Bと、第4の要素としての第2のキャビネット110Bとを備える。
第1のプロジェクタ100Aと、第2のプロジェクタ100Bとは、連結部材160にて連結され、固定される。実施の形態1は、連結部材160の材料と、第1のキャビネット110A及び第2のキャビネット110Bの連結位置とを適切に設計することで、温度変化時に隣り合った第1のスクリーン130A及び第2のスクリーン130Bとの間の間隔が変化しない構成を実現する。
連結部材160の長さをLとする。ここで、連結部材160は、その両端において、第1のキャビネット110A及び第2のキャビネット110Bのそれぞれに固定されているため、連結部材160の長さLが、連結点FPA及び連結点FPBとの間の距離となる。
また、第1のプロジェクタ100Aの中心CPAと、第2のプロジェクタ100Bの中心CPBとの距離をLuとする。ここで、中心CPAは、連結点FPA及び連結点FPBを通る直線l上において、第1のスクリーン130Aにおける隣接する第2のプロジェクタ100B側の端の何れかの点から直線lに下ろした垂線の足EPA1と、第1のスクリーン130Aにおける隣接する第2のプロジェクタ100Bと反対側の端の何れかの点から直線lに下ろした垂線の足EPA2との間を二分する点である。また、中心CPBは、直線l上において、第2のスクリーン130Bにおける隣接する第1のプロジェクタ100A側の端の何れかの点から直線lに下ろした垂線の足EPB1と、第2のスクリーン130Bにおける隣接する第1のプロジェクタ100Aと反対側の端の何れかの点から直線lに下ろした垂線の足EPB2との間を二分する点である。
第1のプロジェクタ100Aの中心CPAから、連結部材160及び第1のキャビネット110Aの連結点FPAまでの距離、及び、第2のプロジェクタ100Bの中心CPBから、連結部材160及び第2のキャビネット110Bの連結点FPBまでの距離、をそれぞれAとする。ここで、距離Aは、二つのプロジェクタ100A、100Bで同じであるとする。
第1のプロジェクタ100Aの中心CPAから垂線の足EPA1までの距離、及び、第2のプロジェクタ100Bの中心CPBから、垂線の足EPB1までの距離を、それぞれLsとする。ここで、距離Lsも、二つのプロジェクタ100A、100Bで同じであるとする。
第1のキャビネット110A及び第2のキャビネット110Bの線膨張係数をTc、第1のスクリーン130A及び第2のスクリーン130Bの線膨張係数をTs、並びに、連結部材160の線膨張係数をTxとする。
例えば、第1のキャビネット110A及び第2のキャビネット110Bが複数の材料で構成されている場合、その線膨張係数は、実質的に見かけの線膨張係数が用いられればよい。なお、第1のプロジェクタ100A及び第2のプロジェクタ100Bのスクリーンホルダについては、それぞれのスクリーン面に平行な方向に関して剛性が低く設計されているので、線膨張係数の定義は不要である。
ここで、線膨張係数Txは、線膨張係数Tc及び線膨張係数Tsと異なっているものとする。
ここで、第1のプロジェクタ100Aの中心CPAは、第1のスクリーン130Aにおいてスクリーン面で形成される平面上については、第1のスクリーン130Aの中心を意味し、スクリーン面に垂直方向の位置に関しては、第1のプロジェクタ100Aの何れの場所でもよい。ここでは、中心CPAは、第1のスクリーン130Aのスクリーン面の中心から、連結点FPA及び連結点FPBを通る直線lに下ろした垂線の足である。第2のプロジェクタ100Bでも同様である。
図2では、説明を簡単にするために、第1のプロジェクタ100A及び第2のプロジェクタ100Bの再背面に連結部材160を配置している状態を示している。なお、第1のキャビネット110A及び第2のキャビネット110Bと連結部材160との固定方法は、ボルト等により、機械的に強固な方法を選択するのが望ましい。
第1のプロジェクタ100A及び第2のプロジェクタ100Bを左右に並べて組み立てた初期状態において、上で定義した長さの関係は、下記の式(1)の通りになっている。
Lu=A+L+A 式(1)
ここで、初期状態から温度がΔT変化したとして、線膨張係数を考慮すると、下記の式(2)が成立する。
Lu(ΔT) =(Tc×ΔT+1)×A+(Tx×ΔT+1)×L
+(Tc×ΔT+1)×A
=(Tc×A+Tx×L+Tc×A)×ΔT+A+L+A
式(2)
一方、長さLsについては、下記の式(3)が成立する。
Ls(ΔT) =(Ts×ΔT+1)×Ls 式(3)
また、第1のスクリーン130A及び第2のスクリーン130Bの間の距離(間隔)Wは、式(2)及び式(3)により、下記の式(4)で示される。
W(ΔT) =Lu(ΔT)−2Ls(ΔT)
=(Tc×A+Tx×L+Tc×A)×ΔT+A+L+A
−2×(Ts×ΔT+1)×Ls
=(2×Tc×A+Tx×L−2×Ts×Ls)×ΔT
+(A+A+L−2×Ls) 式(4)
温度変化時に、式(4)で示される距離Wの数値が変化しなければ、温度が変化しても、第1のプロジェクタ100A及び第2のプロジェクタ100Bの間の距離は変化しない。このため、式(4)で示される距離Wの数値が変化しない条件は、下記の式(5)で示される。
式(4)右辺をΔTで微分した数値=0
2×Tc×A+Tx×L−2×Ts×Ls=0 式(5)
式(1)より、式(5)のLをLu及びAで表記し直すと、下記の式(6)となる。
2×Tc×A+Tx×(Lu−2A)−2×Ts×Ls=0
A=(2×Ts×Ls−Tx×Lu)/(2×(Tc−Tx)) 式(6)
上記の式(6)を満たす設計条件を見出すことができれば、温度が変化しても第1のスクリーン130A及び第2のスクリーン130Bの間の間隔が変化せずに、これらの間に温度変化用の隙間を設けておく必要がなくなる。
具体的な数値例を式(6)に代入した場合の設計例を以下に記載する。
例えば、キャビネット110の材料を一般的なアルミニウム合金、スクリーン130の材料をガラス、及び、連結部材160の材料を鉄とする。このような場合、それぞれの線膨張係数は、Tc=23×10−6、Ts=9.4×10−6、Tx=11.8×10−6となる。
また、Lu=1500mm、Ls=750mmとする。
これらの数値を式(6)に代入すると、A=−161mmとなり、式(1)よりL=1821mmとなる。この例を図3に示す。
図3に示されているように、このような例では、連結部材160を、第1のプロジェクタ100Aの中心CPAよりも外側の連結点FPA、及び、第2のプロジェクタ100Bの中心CPBよりも外側の連結点FPBで、第1のプロジェクタ100A及び第2のプロジェクタ100Bに固定することにより、これらの間に隙間を設ける必要がなくなる。
なお、本実施の形態は、上記の設計例に限られるものではなく、式(6)を満たす連結部材160及び連結点FPA、FPBであれば、どのような組み合わせであってもよい。
以上の説明では、第1のプロジェクタ100Aの中心CPAと、連結部材160及び第1のキャビネット110Aの連結点FPAとの距離、並びに、第2のプロジェクタ100Bの中心CPBと、連結部材160及び第2のキャビネット110Bの連結点FPBとの距離、を同じとしたが、これらの距離は、必ずしも同じである必要はない。例えば、第1のプロジェクタ100Aの中心CPAと、連結部材160及び第1のキャビネット110Aの連結点FPAとの距離をA1、第2のプロジェクタ100Bの中心CPBと、連結部材160及び第2のキャビネット110Bの連結点FPBとの距離をA2とすることで、設計の自由度を広げることができる。この場合の条件式は、式(6)を元に記載し直すと、下記の式(7)となる。
A1+A2=(2×Ts×Ls−Tx×Lu)/(Tc−Tx) 式(7)
ここまでは、図2及び図3に示されている簡単な例を元に説明してきたが、実際のディスプレイシステムにおいては、このように簡単にはならず、複雑な要件が発生する。例えば、一つのプロジェクタ100と、連結部材160との連結点は一箇所では剛性が不足するので、現実的には、図4に示されているように、4カ所程度は必要となる。このような場合には、例えば、プロジェクタ100及び連結部材160を固定する4つの固定部170は、ある程度小さな領域内に集約させる。または、図5に示されている連結部材160#1のように、連結部材160を上下方向に延ばして、4つの固定部170で、プロジェクタ100に固定させる。このような場合には、中心付近を連結点とし、上下方向にはキャビネット110の熱伸縮を妨げない程度の剛性で連結部材160を設計することとなる。以上のようにすることで、連結点FPの位置を4つの固定部170の中心付近と捉えることができる。
また、連結部材160は、プロジェクタ100の最背面に配置されているため、プロジェクタ100の重さにより連結部材160に過大な荷重が係るものと推定される。これに関しては、図6に示されているように、3個の連結部材160を設けるなど、連結部材160の数又は形状を工夫することで剛性に問題のない設計を見出すことができる。
または、図示してはいないが、連結部材160を背面投写型プロジェクタ100の上面、下面又は側面に配置する構造としてもよい。
さて、ここまでは、図2及び図3に示されているように、左右に二つのプロジェクタ100を並べた状態の例を述べてきたが、上下方向も同様に考えることができる。一般的にディスプレイの横方向寸法と縦方向寸法は異なるので、キャビネット110の中心同士の距離Lu、キャビネット110の中心から連結部材160が延びる方向におけるスクリーン130の端までの距離Lsを上下方向の数値に置き換えることで、式(6)又は式(7)をそのまま使用して課題を解決する設計条件を見出すことができる。
さらに、上下左右いずれにもプロジェクタ100を並べて配置する場合について図7を元に説明する。
図7は、上下左右にそれぞれ三つのプロジェクタ100を並べたディスプレイシステム10#1を背面から見た概略図である。
この場合は、何れかのプロジェクタ100を、設置する床等の設置部180に固定する必要があるため、左右方向における中心の一番下のプロジェクタ100が固定部材181により、設置部180に固定されている。このような例では、上下左右に隣接するプロジェクタ100同士を、上記の(6)式又は(7)式を満たすように、それぞれ、連結部材160により連結することにより、全てのプロジェクタ100で、スクリーン130間の間隔が温度変化時に変化しない状態を実現できる。
図8は、連結部材の形状の自由度を広げた場合のディスプレイシステム10#2を背面から見た概略図である。
図8に示されているように、このディスプレイシステム10#2では、連結部材160#2が略四角形に形成されている。このような場合でも、連結部材160#2の材質とその連結点とが、上下左右方向それぞれで式(6)又は式(7)の条件を満たせば、上記と同様の効果を得ることができる。
以上、実施の形態1によれば、使用環境の温度が変化した際に隣り合ったスクリーン130間の間隔が変化しないため、ディスプレイの視認性を向上させることができる。また、従来では、設置時に部品の熱伸縮による部品干渉を回避するため予めスクリーン130間に隙間を設けていたのに対して、実施の形態1によれば、設置時のスクリーン130間の隙間をゼロとすることができる。これにより、ディスプレイの視認性を向上させることができる。
なお、本実施の形態は、必ずしもディスプレイに限られるものではない。上記のように式(6)又は式(7)を満たすように、設置対象物を連結部材で連結することにより、温度変化時でも、複数の設置対象物間の相対的な位置ずれを回避することができる。例えば、タイル状の建築部材を固定する場合に温度変化で隙間が発生することを回避できる。ここで、建築部材の中心は、その表面の中心から、連結部材160の連結点を通る直線に下ろした垂線の足であるものとする。
または、光源及びレンズと組み合わせたモジュールを保持するキャビネットを備える点灯部を複数配置した車両前照灯の場合でも、温度変化時のモジュール間の相対的な位置変化による性能劣化を回避することができる。ここで、点灯部の中心は、光源の光軸とレンズの投射面との交点から、連結部材の連結点を通る直線に下ろした垂線の足である。
また、実施の形態1に係るディスプレイシステム10は、プロジェクタ100が液晶ディスプレイに置き換えられてもよい。より具体的にはスクリーン130が液晶パネルに置き換わっており、構造部材であるキャビネット110により、液晶パネルが保持されている。この場合でも、液晶パネルを保持するキャビネット110と、連結部材160とは式(6)又は式(7)の条件で決まる位置で連結されている。これにより、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
このような場合、液晶ディスプレイの中心は、液晶パネルの表示面の中心から、連結部材160の連結点を通る直線に下ろした垂線の足である。
実施の形態2.
実施の形態2では、背面又は前面投射型のプロジェクタを複数配置して一つの大きな画面を生成するディスプレイシステムについて説明する。
図9は、実施の形態2に係るディスプレイシステム20を上から見た断面図である。
ディスプレイシステム20は、第1のプロジェクタ200Aと、第2のプロジェクタ200Bと、第3のプロジェクタ200Cと、第1の連結部材160Aと、第2の連結部材160Bと、スクリーン230とを備える。
第1のプロジェクタ200A、第2のプロジェクタ200B及び第3のプロジェクタ200Cの各々を特に区別する必要がない場合には、プロジェクタ200という。
また、第1の連結部材160A及び第2の連結部材160Bの各々を特に区別する必要がない場合には、連結部材160という。
プロジェクタ200は、キャビネット210と、プロジェクタ部220とを備える。
キャビネット210は、プロジェクタ部220を保持する。例えば、キャビネット210は、プロジェクタ部220を複数のボルト等で機械的に強固に固定することで、保持する。
プロジェクタ部220は、映像光を投射する。プロジェクタ部220から投射された映像光は、スクリーン230にて結像し、視聴者に映像として認識される。
スクリーン230は、映像を映し出す表示面である。実施の形態2では、実施の形態1と異なり、視聴者が観察する映像が投影されるスクリーン230が、それぞれのキャビネット210によって保持されず、例えば、一枚の大きな平面状の部材により構成されている。
図9には、プロジェクタ200を三つ並べて配置し、一枚のスクリーン230に大きな画面を生成するディスプレイシステム20が示されている。この場合、温度変化時に隣り合ったプロジェクタ部220の間隔が変化しない構成を実現することで、スクリーン230に投影される映像の相対的な位置が変化しない。
そこで、例えば、第1の設置対象物である第1のプロジェクタ200Aと、第2の設置対象物である第2のプロジェクタ200Bとを連結する場合について説明する。
このような場合には、第1のプロジェクタ200Aは、第1の要素である第1のプロジェクタ部220Aと、第2の要素である第1のキャビネット210Aとを備える。また、第2のプロジェクタ200Bは、第3の要素である第2のプロジェクタ部220Bと、第4の要素である第2のキャビネット210Bとを備える。
このような場合、第1のプロジェクタ200Aの中心は、第1のプロジェクタ部220Aの光軸と、その投射面との交点から、連結部材160の連結点を通る直線に下ろした垂線の足となる。第2のプロジェクタ200Bの中心も同様とする。
そして、第1のプロジェクタ200Aの中心から、隣接する第2のプロジェクタ200B側の第1のキャビネット210Aの端の何れかの点から、連結部材160の連結点を通る直線に下ろした垂線の足までの距離をLcとする。また、第2のプロジェクタ200Bの中心から、隣接する第1のプロジェクタ200A側の第2のキャビネット210Bの端の何れかの点から、連結部材160の連結点を通る直線に下ろした垂線の足までの距離をLcとする。
第1のキャビネット210Aと第2のキャビネット210Bとを第1の連結部材160Aで連結する際、及び、第2のキャビネット210Bと第3のキャビネット210Cとを第2の連結部材160Bで連結する際に、式(6)又は式(7)を満たすように設計することにより、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
10,20 ディスプレイシステム、 100,200 プロジェクタ、 110,210 キャビネット、 120,220 プロジェクタ部、 130,230 スクリーン、 140 スクリーンホルダ、 160 連結部材。

Claims (10)

  1. 複数の設置対象物を、連結部材を用いて連結する連結システムであって、
    前記複数の設置対象物に含まれる第1の設置対象物は、
    第1の要素と、
    前記第1の要素を保持する第2の要素と、を備え、
    前記複数の設置対象物に含まれ、前記第1の設置対象物に隣接する第2の設置対象物は、
    第3の要素と、
    前記第3の要素を保持する第4の要素と、を備え、
    前記連結部材は、前記第2の要素及び前記第4の要素に固定されており、
    前記第1の要素及び前記第3の要素の線膨張係数をTsとし、
    前記第2の要素及び前記第4の要素の線膨張係数をTcとし、
    前記連結部材の線膨張係数をTxとした場合に、前記線膨張係数Txは、前記線膨張係数Ts及び前記線膨張係数Tcと異なっており、
    前記連結部材が前記第2の要素に固定されている第1の連結点と、前記連結部材が前記第4の要素に固定されている第2の連結点との間の距離をLとし、
    前記第1の連結点と前記第2の連結点とを通る直線上の、前記第1の設置対象物の中心と、前記第2の設置対象物の中心との間の距離をLuとし、
    前記第1の設置対象物の中心から、前記第2の設置対象物側の前記第1の要素の端の何れかの点から前記直線に下ろした垂線の足までの距離、及び、前記第2の設置対象物の中心から、前記第1の設置対象物側の前記第3の要素の端の何れかの点から前記直線に下ろした垂線の足までの距離をそれぞれLsとし、
    前記第1の設置対象物の中心から前記第1の連結点までの距離、及び、前記第2の設置対象物の中心から前記第2の連結点までの距離をそれぞれAとした場合に、下記の式を満たすように、前記第1の連結点の位置及び前記第2の連結点の位置が決定されること
    A=(2×Ts×Ls−Tx×Lu)÷(2×(Tc−Tx))
    を特徴とする連結システム。
  2. 複数の設置対象物を、連結部材を用いて連結する連結システムであって、
    前記複数の設置対象物に含まれる第1の設置対象物は、
    第1の要素と、
    前記第1の要素を保持する第2の要素と、を備え、
    前記複数の設置対象物に含まれ、前記第1の設置対象物に隣接する第2の設置対象物は、
    第3の要素と、
    前記第3の要素を保持する第4の要素と、を備え、
    前記連結部材は、前記第2の要素及び前記第4の要素に固定されており、
    前記第1の要素及び前記第3の要素の線膨張係数をTsとし、
    前記第2の要素及び前記第4の要素の線膨張係数をTcとし、
    前記連結部材の線膨張係数をTxとした場合に、前記線膨張係数Txは、前記線膨張係数Ts及び前記線膨張係数Tcと異なっており、
    前記連結部材が前記第2の要素に固定されている第1の連結点と、前記連結部材が前記第4の要素に固定されている第2の連結点との間の距離をLとし、
    前記第1の連結点と前記第2の連結点とを通る直線上の、前記第1の設置対象物の中心と、前記第2の設置対象物の中心との間の距離をLuとし、
    前記第1の設置対象物の中心から、前記第2の設置対象物側の前記第1の要素の端の何れかの点から前記直線に下ろした垂線の足までの距離、及び、前記第2の設置対象物の中心から、前記第1の設置対象物側の前記第3の要素の端の何れかの点から前記直線に下ろした垂線の足までの距離をそれぞれLsとし、
    前記第1の設置対象物の中心から前記第1の連結点までの距離をA1とし
    前記第2の設置対象物の中心から前記第2の連結点までの距離をA2とした場合に、下記の式を満たすように、前記第1の連結点の位置及び前記第2の連結点の位置が決定されること
    A1+A2=(2×Ts×Ls−Tx×Lu)÷(Tc−Tx)
    を特徴とする連結システム。
  3. 前記第1の要素及び前記第3の要素は、それぞれスクリーンであり、
    前記第2の要素及び前記第4の要素は、それぞれ、前記スクリーンに映像を投射するプロジェクタ部を含むキャビネットであり、
    前記第1の設置対象物及び前記第2の設置対象物は、それぞれ背面投射型のプロジェクタであること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の連結システム。
  4. 前記第1の設置対象物の中心は、前記第1の設置対象物のスクリーンのスクリーン面の中心から前記直線に下ろした垂線の足であり、
    前記第2の設置対象物の中心は、前記第2の設置対象物のスクリーンのスクリーン面の中心から前記直線に下ろした垂線の足であること
    を特徴とする請求項3に記載の連結システム。
  5. 前記第1の要素及び前記第3の要素は、スクリーンに映像を投射するプロジェクタ部であり、
    前記第2の要素及び前記第4の要素は、それぞれキャビネットであり、
    前記第1の設置対象物及び前記第2の設置対象物は、それぞれ背面投射型又は前面投射型のプロジェクタであること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の連結システム。
  6. 前記第1の設置対象物の中心は、前記第1の設置対象物のプロジェクタ部の投射面と光軸との交点から前記直線に下ろした垂線の足であり、
    前記第2の設置対象物の中心は、前記第2の設置対象物のプロジェクタ部の投射面と光軸との交点から前記直線に下ろした垂線の足であること
    を特徴とする請求項5に記載の連結システム。
  7. 前記第1の要素及び前記第3の要素は、それぞれ液晶パネルであり、
    前記第2の要素及び前記第4の要素は、それぞれキャビネットであり、
    前記第1の設置対象物及び前記第2の設置対象物は、それぞれ液晶ディスプレイであること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の連結システム。
  8. 前記第1の設置対象物の中心は、前記第1の設置対象物の液晶パネルの表示面の中心から前記直線に下ろした垂線の足であり、
    前記第2の設置対象物の中心は、前記第2の設置対象物の液晶パネルの表示面の中心から前記直線に下ろした垂線の足であること
    を特徴とする請求項7に記載の連結システム。
  9. 前記第1の要素及び前記第3の要素は、それぞれ、光源及びレンズを備えるモジュールであり、
    前記第2の要素及び前記第4の要素は、それぞれキャビネットであり、
    前記第1の設置対象物及び前記第2の設置対象物は、それぞれ、車両用前照灯の点灯部であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の連結システム。
  10. 前記第1の設置対象物の中心は、前記第1の設置対象物のレンズの投射面と光軸との交点から前記直線に下ろした垂線の足であり、
    前記第2の設置対象物の中心は、前記第2の設置対象物のレンズの投射面と光軸との交点から前記直線に下ろした垂線の足であること
    を特徴とする請求項9に記載の連結システム。
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