JP6722529B2 - 鉄道用障害物検知システム - Google Patents
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Description
上記鉄道車両の前方における上記レールの画像を撮影する偏光イメージングカメラと、
上記偏光イメージングカメラで撮影された画像の情報に基づき上記レールの上の障害物を検知する情報処理装置とを備え、
上記情報処理装置が、
上記画像の各画素における輝度情報を抽出する輝度情報抽出部と、
上記輝度情報抽出部で抽出された輝度情報に基づき上記各画素の偏光方向および偏光度を算出する偏光情報算出部と、
上記偏光情報算出部で算出された所定の軸に対する偏光方向および偏光度がそれぞれ所定範囲内および所定値以上の画素をレールに相当する画素とするレール検出部と、
上記レール検出部でレールに相当するとされた画素に基づきレールの上の障害物を検知する障害物検知部とを具備し、
上記障害物検知部が、連続性判定部、並びに/または、過去情報提供部および過去情報照合部を有し、
上記連続性判定部が、上記レール検出部でレールに相当するとされた画素が非連続であれば、当該レールの上に障害物があると判定するものであり、
上記過去情報提供部が、予め取得された上記レールに相当する画素を提供するものであり、
上記過去情報照合部が、上記レール検出部でレールに相当するとされた画素、および上記過去情報提供部から提供されるレールに相当する画素が許容範囲を超えて不一致であれば、上記レールの上に障害物があると判定するものである。
この鉄道用障害物検知システムは、図1に示すように、鉄道車両Tに搭載されて、この鉄道車両Tが走行しようとするレール11(つまり鉄道車両Tの前方のレール11)の上の障害物を検知するものである。
図2に示すように、上記偏光イメージングカメラ2は、多数の静止画像を連続して(つまり動画を)撮影し得るカメラ本体21と、このカメラ本体21に設けられるCCD撮像素子などの固体撮像素子22と、このCCDイメージセンサを覆う偏光イメージングフィルタ23とを有する。
上記情報処理装置3は、概略的に、図1および図3に示すように、上記偏光イメージングカメラ2からの画像の各画素における輝度情報を抽出する輝度情報抽出部30と、上記輝度情報抽出部30で抽出された輝度情報に基づき上記各画素の偏光方向および偏光度を算出する偏光情報算出部31とを具備する。また、上記情報処理装置3は、さらに、上記偏光情報算出部31で算出された偏光方向および偏光度がそれぞれ所定範囲内および所定値以上の画素をレール11に相当する画素とするレール検出部32と、上記レール検出部32でレール11に相当するとされた画素に基づいてレール11の上の障害物を検知する障害物検知部36とを具備する。
上記連続性判定部37は、二値化処理が行われた画像において、1本のレール11(図5参照)に相当する画素群81u,81d(図8参照)が複数あれば、つまり画素群81u,81dが非連続であれば、上記レール11の上に障害物10(図5参照)があると判定し、それ以外を上記レール11の上に障害物10がないと判定する。図8に示す例では、レール11に相当する画素群81u,81dが、上側81uと下側81dとに分かれているので、つまり複数なので、上記レール11の上に障害物10があると判定される。なお、画素群81u,81dが複数であるかについては、許容範囲を持たせてもよい。例えば、レール11に相当する複数の画素群81u,81dを隔てる距離が数画素以下の場合、レール11に相当するこれら複数の画素群81u,81dを一つの画素群81とみなしてもよい。
上記警報器4は、連続性判定部37または過去情報照合部39のいずれかでレール11の上に障害物10があると判定されると、音声または映像などによる警報を発する。図1および図3では、警報器4が情報処理装置3とは別の構成として図示したが、情報処理装置3が警報器4を含んでいてもよい。情報処理装置3に警報器4が内蔵される例としては、情報処理装置3がラップトップコンピュータである場合、警報が音声であれば、警報器4が上記ラップトップコンピュータに内蔵されたスピーカに相当し、警報が映像であれば、警報器4が上記ラップトップコンピュータに設けられたディスプレイに相当する。
図1に示すように、鉄道車両Tが走行しようとする時、または走行している時、鉄道車両Tの前方における動画が偏光イメージングカメラ2によりに撮影される(図10のS1)。この際、鉄道車両Tの前照灯および日照条件によって、偏光イメージングカメラ2のレンズ(図示省略)の絞りを調整しておく。偏光イメージングカメラ2で撮影された図4および図5に示すような画像8,80は、図3に示すように、情報処理装置3の輝度情報抽出部30に送られて、当該輝度情報抽出部30で各画素の輝度情報が抽出される(図10のS2)。抽出された輝度情報に基づき、偏光情報算出部31で各画素の偏光情報(偏光方向および偏光度)が算出される(図10のS3)。算出された偏光方向および偏光度に基づき、レール検出部32でレール11に相当する画素81の検出がされるとともに、二値化処理が行われる(図10のS4)。連続性判定部37で、レール11に相当する画素81が非連続であるか判断し(図10のS5)、非連続であれば警報器4により警報を発する(図10のS7)。レール11に相当する画素81が非連続でなければ(つまり連続していれば)、過去情報照合部39で、二値化処理部35からの情報と、記録部38からの過去情報とが不一致かを判断し(図10のS6)、不一致でなければ(つまり一致していれば)偏光イメージングカメラ2から送られる次の画像の情報を処理するループに入り、不一致であれば警報器4により警報を発する(図10のS7)。警報を発した後は、鉄道車両Tを減速させる(図10のS8)。この減速の結果により、鉄道車両Tを停止させることもある。
ところで、上記実施の形態では、障害物検知部36が連続性判定部37、記録部38(過去情報提供部の一例)および過去情報照合部39を有するとして説明したが、レール検出部32からの情報によりレール11の上に障害物10があるかを検知するものであればよい。例えば、障害物検知部36は、連続性判定部37のみから構成されてもよく、過去情報提供部(記録部38)および過去情報照合部39のみから構成されてもよい。
1 鉄道用障害物検知システム
2 偏光イメージングカメラ
3 情報処理装置
4 警報器
5 偏光子アレイ
6 偏光子
7 透過軸方向
21 カメラ本体
22 固体撮像素子
23 偏光イメージングフィルタ
30 輝度情報抽出部
31 偏光情報算出部
32 レール検出部
33 偏光方向比較部
34 偏光度比較部
35 二値化処理部
36 障害物検知部
37 連続性判定部
38 記録部
39 過去情報照合部
81 レールに相当する画素
Claims (2)
- 鉄道車両に搭載されて、当該鉄道車両が走行しようとするレールの上の障害物を検知する鉄道用障害物検知システムであって、
上記鉄道車両の前方における上記レールの画像を撮影する偏光イメージングカメラと、
上記偏光イメージングカメラで撮影された画像の情報に基づき上記レールの上の障害物を検知する情報処理装置とを備え、
上記情報処理装置が、
上記画像の各画素における輝度情報を抽出する輝度情報抽出部と、
上記輝度情報抽出部で抽出された輝度情報に基づき上記各画素の偏光方向および偏光度を算出する偏光情報算出部と、
上記偏光情報算出部で算出された所定の軸に対する偏光方向および偏光度がそれぞれ所定範囲内および所定値以上の画素をレールに相当する画素とするレール検出部と、
上記レール検出部でレールに相当するとされた画素に基づきレールの上の障害物を検知する障害物検知部とを具備し、
上記障害物検知部が、連続性判定部、並びに/または、過去情報提供部および過去情報照合部を有し、
上記連続性判定部が、上記レール検出部でレールに相当するとされた画素が非連続であれば、当該レールの上に障害物があると判定するものであり、
上記過去情報提供部が、予め取得された上記レールに相当する画素を提供するものであり、
上記過去情報照合部が、上記レール検出部でレールに相当するとされた画素、および上記過去情報提供部から提供されるレールに相当する画素が許容範囲を超えて不一致であれば、上記レールの上に障害物があると判定するものであることを特徴とする鉄道用障害物検知システム。 - 上記障害物検知部が、レールの上に障害物を検知した場合に、鉄道車両の走行する速度を制御するものであることを特徴とする請求項1に記載の鉄道用障害物検知システム。
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