JP6720727B2 - 画像読取装置、給送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿の画像を読み取るスキャナーなどの画像読取装置、画像読取装置における給送方法に関する。
従来から原稿トレイ(載置部)に載置された原稿を搬送路に給送するピックアップローラ(給送ローラー)と、給送された原稿の画像を読み取る読取部とを備えた画像読取装置が知られている(例えば特許文献1)。
こうした画像読取装置では、原稿検知センサを読取部の近傍に設け、原稿検知センサが原稿の先端を検知したことをトリガーとして読取部に読取を開始させていた。
特開2015−195442号公報
ところで、原稿検知センサは、読取部の近傍に設けられているため、例えば原稿検知センサが原稿の後端を検知したことをトリガーとして次の原稿を給送させる場合には、原稿同士の間隔が広くなりスループットが低下してしまっていた。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スループットを向上させることができる画像読取装置、給送方法を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する画像読取装置は、原稿を載置可能な載置部から搬送路に向かって前記原稿を給送する給送ローラーと、該給送ローラーにより給送される前記原稿との間に搬送方向とは反対側への摩擦力を付与する摩擦力付与部と、を有する給送部と、該給送部により給送された前記原稿を検出可能な給送検出部と、前記搬送路を前記搬送方向の上流側から下流側に向かって搬送される前記原稿の画像を読み取る読取部と、を備え、前記給送検出部は、前記給送ローラーと前記摩擦力付与部とが前記原稿を挟持する挟持位置と、該挟持位置よりも前記搬送方向の下流側で前記給送ローラーの接線が前記搬送路に対して直交して交わる交差位置と、の前記搬送方向における間の位置であって、前記搬送方向と交差する幅方向において前記給送ローラーとは異なる位置に設けられる。
この構成によれば、給送検出部は、搬送方向において給送ローラーと重なるように設けられているため、給送検出部を給送ローラーよりも搬送方向の下流側に設けた場合に比べ、給送された原稿を早く検出できる。したがって、例えば給送検出部の検出結果に基づいて原稿を給送することにより、先の原稿の給送が完了してから次の原稿を給送するまでの間隔が短くなり、スループットを向上させることができる。
上記画像読取装置は、前記原稿を前記搬送方向に沿って搬送する搬送ローラーをさらに備え、前記給送検出部は、前記搬送ローラーよりも前記搬送方向における上流側の位置に設けられることが好ましい。
この構成によれば、給送検出部は、搬送ローラーよりも搬送方向の上流側の位置に設けられているため、給送検出部を搬送ローラーよりも搬送方向の下流側の位置に設ける場合に比べて搬送方向における原稿同士の間隔を狭くできる。
上記画像読取装置は、前記原稿の重送を検出可能な重送検出部をさらに備え、前記給送検出部は、前記重送検出部よりも前記搬送方向における上流側の位置に設けられることが好ましい。
この構成によれば、給送検出部は、重送検出部よりも搬送方向の上流側に設けられているため、給送検出部を重送検出部よりも搬送方向の下流側の位置に設ける場合に比べて搬送方向における原稿同士の間隔を狭くできる。
上記画像読取装置は、前記幅方向において前記搬送路の中央を挟んで一方側には前記重送検出部が設けられ、他方側には前記給送検出部が設けられることが好ましい。
この構成によれば、給送検出部は、搬送路の中央を挟んで重送検出部とは反対側に設けられている。すなわち、給送検出部は、幅方向において重送検出部とは離れた位置に設けられているため、給送検出部を設けるためのスペースを確保しやすくできる。
上記画像読取装置は、前記給送ローラーを収容する収容部をさらに備え、前記給送検出部は、前記収容部とは異なる位置に設けられることが好ましい。
この構成によれば、例えば給送ローラーを交換する場合など、収容部を外部に露出させる場合に、給送検出部が外部に露出する虞を低減できる。
上記画像読取装置は、前記幅方向において前記搬送路の中央を挟んで一方側には前記給送ローラーに駆動源の駆動力を伝達する動力伝達部が設けられ、他方側には前記給送検出部が設けられることが好ましい。
この構成によれば、給送検出部は、搬送路の中央を挟んで動力伝達部とは反対側に設けられている。すなわち、給送検出部は、幅方向において動力伝達部とは離れた位置に設けられているため、給送検出部を設けるためのスペースを確保しやすくできる。
上記画像読取装置において、前記給送検出部は、前記幅方向において前記搬送路の中央から35mm以上且つ40mm以下の位置に設けられることが好ましい。
所謂バイブルサイズの原稿には、リングに通すための穴が長辺に沿って形成されている場合がある。そして、この構成によれば、給送検出部は、バイブルサイズの原稿に形成された穴が通過する位置に設けられているため、給送検出部によって原稿に形成された穴を検出できる。
また、上記課題を解決する給送方法は、原稿を載置可能な載置部から搬送路に向かって前記原稿を給送する給送ローラーと、該給送ローラーにより給送される前記原稿との間に搬送方向とは反対側への摩擦力を付与する摩擦力付与部と、を有する給送部と、該給送部により給送された前記原稿を検出可能な給送検出部と、前記搬送路を前記搬送方向の上流側から下流側に向かって搬送される前記原稿の画像を読み取る読取部と、を備え、前記給送検出部は、前記給送ローラーと前記摩擦力付与部とが前記原稿を挟持する挟持位置と、該挟持位置よりも前記搬送方向の下流側で前記給送ローラーの接線が前記搬送路に対して直交して交わる交差位置と、の前記搬送方向における間の位置であって、前記搬送方向と交差する幅方向において前記給送ローラーとは異なる位置に設けられる画像読取装置における給送方法であって、前記給送部に前記原稿を給送させる第1給送工程と、前記給送検出部が前記原稿の後端を検出する後端検出工程と、前記原稿の後端が前記給送検出部により検出されると次の前記原稿を給送させる第2給送工程とを含む。
この構成によれば、上記画像読取装置と同様の効果を奏し得る。
画像読取装置の一実施形態の模式図。 本体部の模式平面図。 バイブルサイズの原稿の模式図。 原稿と給送検出部の模式図。 原稿と給送検出部の模式図。 給送部と給送検出部の模式図。 制御部のブロック図。 画像読取処理ルーチンのフローチャート。 穴なし給送処理ルーチンのフローチャート。 穴あり給送処理ルーチンのフローチャート。
以下、画像読取装置の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、本実施形態の画像読取装置は、例えば搬送される原稿の画像を、固定された読取部が読み取るシートフィードスキャナーである。
図1に示すように、画像読取装置11は、側面視が略台形箱状の本体部12と、本体部12に設けられた軸13を中心として回動可能な回動部14とを備えている。すなわち、回動部14は、図1に実線で示す閉位置と、図1に二点鎖線で示す開位置との間で回動する。
また、画像読取装置11は、複数の原稿Dを積層した状態で載置可能な載置部16と、載置部16から図1に一点鎖線で示す搬送路17に向かって原稿Dを給送する給送部18とを備えている。この給送部18は、載置部16から搬送路17に向かって原稿Dを給送する給送ローラー19と、給送ローラー19により給送される原稿Dとの間に搬送方向Yとは反対側への摩擦力を付与する摩擦力付与部20とを有している。なお、本実施形態の摩擦力付与部20は、原稿Dに接触した状態で回転して原稿D同士を分離させる分離ローラーである。そして、給送部18は、回動部14を開位置に位置させることにより、交換可能に設けられている。すなわち、給送ローラー19は、本体部12に着脱可能に設けられており、摩擦力付与部20は、回動部14に着脱可能に設けられている。
さらに、給送部18よりも搬送方向Yの下流側の位置には、原稿Dを搬送方向Yに沿って搬送する搬送ローラー22と、搬送ローラー22の回転に伴って従動回転する搬送従動ローラー23とが、搬送路17を挟むように設けられている。そして、搬送ローラー22よりも搬送方向Yの下流側の位置には、原稿Dの画像を読み取る少なくとも1つ(本実施形態では一対)の読取部24が搬送路17の両側に主走査方向(幅方向X)に延びるように設けられている。
すなわち、搬送ローラー22は、給送部18により給送された原稿Dを搬送方向Yの上流側から下流側に向かって搬送する。そして、本体部12に設けられた読取部24は、搬送路17を搬送方向Yの上流側から下流側に向かって搬送される原稿Dの第1面(例えば表面)の画像を読み取る。また、回動部14に設けられた読取部24は、搬送路17を搬送方向Yの上流側から下流側に向かって搬送される原稿Dの第2面(例えば裏面)の画像を読み取る。
そして、読取部24よりも搬送方向Yの下流側には、本体部12から原稿Dを排出させる排出ローラー25と、排出ローラー25の回転に伴って従動回転する排出従動ローラー26と、原稿Dが排出される排出部27とが設けられている。
さらに、画像読取装置11は、給送ローラー19を回転させるための駆動源の一例である給送モーター28と、搬送ローラー22を回転させるための駆動源である搬送モーター29とを備えている。なお、搬送モーター29は、摩擦力付与部20と排出ローラー25にも接続されており、摩擦力付与部20及び排出ローラー25も回転させる。
また、給送ローラー19、搬送ローラー22、排出ローラー25は、給送モーター28及び搬送モーター29の駆動に伴って原稿Dを搬送方向Yの上流側から下流側に搬送するように正転回転する。そして、摩擦力付与部20は、搬送モーター29の駆動に伴って原稿Dに搬送方向Yとは反対の方向に摩擦力を与えるように逆転回転する。また、搬送ローラー22と排出ローラー25は、給送ローラー19よりも速く回転し、給送ローラー19による原稿Dの給送速度よりも搬送ローラー22による原稿Dの搬送速度の方が速い。
さらに、画像読取装置11は、載置部16に載置された原稿Dを検出可能な原稿検出部31と、搬送される原稿Dを検出可能な搬送検出部32とを備えている。なお、搬送検出部32は、搬送方向Yにおいて搬送ローラー22と略同じ位置に設けられている。そして、本実施形態の原稿検出部31と搬送検出部32は、例えばレバーを有する接触式のセンサーであり、原稿Dによってレバーが押されることで原稿Dの有無を検出する。
図2に示すように、載置部16には、載置された原稿Dの幅方向Xの両端をガイドする一対のガイド部34が設けられている。また、図2では、載置部16及び搬送路17の幅方向Xにおける中央位置を、搬送方向Yに沿う中央線L1として一点鎖線で示している。そして、一対のガイド部34は、幅方向Xにおいて中央線L1からのそれぞれの距離が等しくなるように互いに近づく、もしくは互いに離れるように幅方向Xにスライド可能に設けられている。さらに、原稿検出部31は、幅方向Xにおいて載置部16の中央に設けられていると共に、搬送検出部32は、幅方向Xにおいて搬送路17の中央に設けられている。
さらに、搬送方向Yにおいて、原稿検出部31と搬送検出部32との間の位置には、給送ローラー19を収容する収容部35が設けられている。そして、給送ローラー19は、給送モーター28の駆動力を給送ローラー19に伝達する動力伝達部36に接続された状態で収容部35に収容される。なお、本実施形態の収容部35は、凹部であり、給送ローラー19が収容された状態でカバー37により覆われる。すなわち、カバー37は、給送ローラー19を露出させた状態で収容部35を覆い、カバー37の表面により搬送路17の一部が形成されている。
また、画像読取装置11は、給送部18により給送された原稿Dを検出可能な給送検出部38と、原稿Dの重送を検出可能な重送検出部39とを備えている。給送検出部38は、収容部35とは異なる位置であり、搬送方向Yと交差する幅方向Xにおいて給送ローラー19とは異なる位置に設けられている。また、幅方向Xにおいて中央線L1を挟んで一方側には重送検出部39が設けられ、他方側には給送検出部38が設けられている。さらに、給送検出部38は、重送検出部39よりも搬送方向Yにおける上流側の位置に設けられていると共に、搬送ローラー22よりも搬送方向Yにおける上流側の位置に設けられている。
なお、重送検出部39は、幅方向Xにおいて、中央線L1よりも動力伝達部36側に設けられている。換言すると、幅方向Xにおいて中央線L1を挟んで一方側には動力伝達部36が設けられ、他方側には給送検出部38が設けられている。
そして、給送検出部38は、幅方向Xにおいて中央線L1からの間隔Aが35mm以上且つ40mm以下の位置に設けられている。なお、間隔Aは、中央線L1と給送検出部38の検出領域Bの中心との間隔であり、所謂バイブルサイズの原稿Dに合わせて35mm以上且つ40mm以下であるのが好ましく、37mm以上且つ40mm以下であるのがより好ましい。
次にバイブルサイズの原稿Dについて説明する。
図3に示すように、バイブルサイズの原稿Dとは、B6サイズのシステム手帳に対応したリフィルと呼ばれる交換や補充用の原稿Dである。この原稿Dの大きさは、幅Wが95mm、高さHが170mm〜175mmの長方形とされることが多い。さらに、原稿Dには、長辺に沿って複数(例えば6つ)の穴41が形成されていることがある。そして、穴41の直径Φは5mm〜7mm、原稿Dの端(長辺)から穴41までの寸法W1は6mm〜7mmとされることが多い。
また、図3では、原稿Dの中心線L2を一点鎖線で図示している。この中心線L2は、長辺と平行な線であり、短辺の中心を通る線である。そして、原稿Dは、原稿Dの中心線L2と画像読取装置11の中央線L1とを合わせるように載置部16に載置されて給送及び搬送される。
なお、穴41の直径Φ及び寸法W1は、原稿Dごとに形式が定められているが、図4及び図5では、説明を簡略化するために異なる形式の穴41が形成された原稿Dを図示している。
さて、図4に示すように、給送検出部38は、中央線L1との間隔Aを35mm以上且つ40mm以下の位置に設けることにより、搬送される原稿Dの穴41の少なくとも一部が給送検出部38と重なり、給送検出部38により穴41を検出できる。
すなわち、直径Φが7mmの場合には、穴41は、中心線L2から33.5mm以上且つ41.5mm以下の範囲に位置する。そのため、間隔Aは、最大径の穴41が形成され得る範囲よりも検出領域Bの半径(本実施形態では1.5mm)分だけ内側の範囲である35mm以上且つ40mm以下とすることで、直径Φが7mmの穴41と給送検出部38とを重ねることができる。また、穴41の直径Φが5mmの場合には、穴41の少なくとも一部と給送検出部38とを重ねることができる。
そして、図5に示すように、直径Φが5mmの穴41は、中心線L2から35.5mm以上且つ41.5mm以下の範囲に位置する。そのため、間隔Aは、最小径の穴41が形成され得る範囲よりも検出領域Bの半径分だけ内側の範囲である37mm以上且つ40mm以下とすることで、給送検出部38による穴41の検出精度を向上できる。
図6に示すように、給送検出部38は、光学式センサーであり、光を照射する発光部43と、発光部43が照射した光を受光する受光部44とを有している。そして、発光部43と受光部44は、搬送路17を挟んで対向する位置に配置されている。なお、発光部43と受光部44との間の領域であって、搬送路17と重なる領域を検出領域Bとする。すなわち、発光部43は、検出領域Bに向けて光を照射し、受光部44は検出領域Bを通った光を受光する。したがって、検出領域Bに原稿Dが位置すると、原稿Dにより光が遮られて受光部44が受光する受光量が減少し、給送検出部38が原稿Dを検出する。
そして、給送検出部38は、挟持位置P1と交差位置P2との搬送方向Yにおける間の位置に検出領域Bが位置するように設けられている。なお、挟持位置P1とは、給送ローラー19と摩擦力付与部20とが原稿Dを挟持する位置である。また、交差位置P2とは、挟持位置P1よりも搬送方向Yの下流側で給送ローラー19の接線Tが搬送路17に対して直交して交わる位置である。
また、接線Tは、円柱状の給送ローラー19の側面と、円柱状の摩擦力付与部20の側面に共に接する共通接線でもある。すなわち、給送検出部38は、給送ローラー19と摩擦力付与部20の共通接線と搬送路17との交点でもある交差位置P2よりも搬送方向Yの上流側に検出領域Bが位置するように設けられている。
また、給送ローラー19及び摩擦力付与部20は、例えばゴムやスポンジなどによって形成されて弾性変形することがある。すなわち、給送ローラー19と摩擦力付与部20は、面で接触することもある。この場合には、給送ローラー19と摩擦力付与部20が互いに接する面の搬送方向Yにおける下流端を挟持位置P1とし、給送検出部38は、挟持位置P1と交差位置P2との間に設けられる。したがって、給送検出部38は、給送部18を抜けた原稿Dを検出する。
また、重送検出部39は、超音波式センサーであり、超音波を発信可能な発信部45と、発信部45が発信した超音波を受信可能な受信部46とが、搬送路17を挟んで対向する位置に配置されている。そして、重送検出部39は、重ねて給送された複数の原稿Dの隙間で超音波が減衰する原理を利用して原稿Dの重送を検出する。
次に画像読取装置11の電気的構成について説明する。
図7に示すように、画像読取装置11は、画像読取装置11における各機構の駆動を統括的に制御する制御部48を備えている。すなわち、制御部48は、原稿検出部31、給送検出部38、重送検出部39、及び搬送検出部32の検出結果に基づいて読取部24、給送モーター28、及び搬送モーター29の駆動を制御する。
次に、図8に示すフローチャートを参照し、画像読取装置11における給送方法を画像読取処理ルーチンに基づいて説明する。なお、この画像補正ルーチンは、画像を読み取るジョブが開始されたタイミングで実行される。
図8に示すように、制御部48は、ステップS101において給送モーター28と搬送モーター29とを駆動し、給送部18に原稿Dを給送させる(第1給送工程)。そして、ステップS102において、制御部48は、重送検出部39の検出結果に基づいて原稿Dが重送しているか否かを判断する。
重送検出部39が重送を検出していない場合には(ステップS102:NO)、ステップS103において、制御部48は、給送検出部38の検出結果に基づいて原稿Dの穴41の有無を判断する。そして、給送検出部38が穴41を検出していない場合には(ステップS103:YES)、ステップS104において、制御部48は、搬送検出部32が原稿Dの先端を検出したか否かを判断する。すなわち、搬送検出部32が原稿Dを検出していない場合には(ステップS104:NO)、制御部48は、原稿Dが搬送検出部32まで搬送されていないと判断し、その処理をステップS102に移行する。
そして、搬送検出部32が原稿Dを検出すると、制御部48は、原稿Dの先端が搬送検出部32まで搬送されたと判断し(ステップS104:YES)、ステップS105において穴なし給送処理ルーチンを実行する。
また、ステップS103において、給送検出部38が原稿Dの穴41を検出した場合には(ステップS103:NO)、ステップS106において、制御部48は、穴あり給送処理ルーチンを実行する。
続くステップS107において、制御部48は、原稿Dの後端が読取部24を通過したか否かを判断する。すなわち、制御部48は、例えば搬送検出部32が原稿Dを検出した状態から検出しない状態に切り替わってから所定時間が経過していない場合には、原稿Dの後端が読取部24を通過していないと判断して待機する(ステップS107:NO)。そして、搬送検出部32が原稿Dを検出した状態から検出しない状態に切り替わってから所定時間が経過した場合には、制御部48は、原稿Dの後端が読取部24を通過したと判断する(ステップS107:YES)。
そして、制御部48は、ステップS108において、読取部24による画像の読取を終了させ、ステップS109において搬送モーター29を停止させて画像読取処理ルーチンを終了する。
また、ステップS102において、重送検出部39により重送が検出されると(ステップS102:YES)、ステップS110において制御部48は、給送モーター28を停止させ、その処理をステップS108に移行する。
次に、図9に示すフローチャートを参照し、ステップS105(図8参照)の穴なし給送処理ルーチンについて説明する。
図9に示すように、ステップS201において、制御部48は、給送モーター28を停止する。さらに、制御部48は、ステップS202において、読取部24に画像の読取を開始させる。
ステップS203において、制御部48は、重送検出部39の検出結果に基づいて原稿Dが重送しているか否かを判断する。そして、重送検出部39が重送を検出していない場合には(ステップS203:NO)、ステップS204において、制御部48は、給送検出部38が原稿Dの後端を検出したか否かを判断する(後端検出工程)。
すなわち、給送検出部38が原稿Dを検出している場合には、制御部48は、原稿Dの後端が給送検出部38を通過していないと判断し(ステップS204:NO)、その処理をステップS203に移行する。そして、給送検出部38の検出結果が原稿Dを検出した状態から原稿Dを検出しない状態に変わると、制御部48は、給送検出部38が原稿Dの後端を検出したと判断する(ステップS204:YES)。
ステップS205において、制御部48は、原稿検出部31の検出結果に基づいて、載置部16に次の原稿Dが載置されているか否かを判断する。そして、原稿Dが載置部16に載置されている場合には(ステップS205:NO)、その処理をステップS101に移行する(第2給送工程)。すなわち、制御部48は、原稿Dの後端が給送検出部38により検出されると、次の原稿Dを給送させる。
そして、次の原稿Dが載置部16に載置されていない場合には(ステップS205:YES)、制御部48は、穴なし給送処理ルーチンを終了し、その処理をステップS107に移行する。
また、ステップS203において、重送検出部39により重送が検出されると(ステップS203:YES)、ステップS206において制御部48は、給送モーター28を停止させ、その処理をステップS108に移行する。
次に、図10に示すフローチャートを参照し、ステップS106(図8参照)の穴あり給送処理ルーチンについて説明する。
図10に示すように、ステップS301において、制御部48は、重送検出部39の検出結果に基づいて原稿Dが重送しているか否かを判断する。
重送検出部39が重送を検出していない場合には(ステップS301:NO)、ステップS302において、制御部48は、搬送検出部32が原稿Dの先端を検出したか否かを判断し、搬送検出部32が原稿Dを検出していない場合には(ステップS302:NO)、その処理をステップS301に移行する。
そして、搬送検出部32が原稿Dを検出すると、制御部48は、原稿Dの先端が搬送検出部32まで搬送されたと判断し(ステップS302:YES)、ステップS303において、給送モーター28を停止する。さらに、制御部48は、ステップS304において、読取部24に画像の読取を開始させる。
ステップS305において、制御部48は、重送検出部39の検出結果に基づいて原稿Dが重送しているか否かを判断する。そして、重送検出部39が重送を検出していない場合には(ステップS305:NO)、ステップS306において、制御部48は、搬送検出部32が原稿Dの後端を検出したか否かを判断する。
すなわち、搬送検出部32が原稿Dを検出している場合には、制御部48は、原稿Dの後端が搬送検出部32を通過していないと判断し(ステップS306:NO)、その処理をステップS305に移行する。そして、搬送検出部32の検出結果が原稿Dを検出した状態から原稿Dを検出しない状態に変わると、制御部48は、搬送検出部32が原稿Dの後端を検出したと判断する(ステップS306:YES)。
ステップS307において、制御部48は、原稿検出部31の検出結果に基づいて、載置部16に次の原稿Dが載置されているか否かを判断する。そして、原稿Dが載置部16に載置されている場合には(ステップS307:NO)、その処理をステップS101に移行する。また、載置部16に原稿Dが載置されていない場合には(ステップS307:YES)、制御部48は、穴あり給送処理ルーチンを終了する。
また、ステップS301及びステップS305において、重送検出部39により重送が検出されると(ステップS301、ステップS305:YES)、ステップS308において制御部48は、給送モーター28を停止させてその処理をステップS108に移行する。
次に画像読取装置11の作用について説明する。
さて、画像読取装置11にジョブが入力されると、制御部48は、給送モーター28と搬送モーター29を駆動し、原稿Dを給送及び搬送する。
そして、搬送検出部32が原稿Dの先端を検出すると、制御部48は、給送モーター28を停止させる。すなわち、搬送モーター29は駆動されているため、搬送ローラー22は回転して原稿Dを搬送し、給送ローラー19は、搬送ローラー22によって搬送される原稿Dに連れ回りする。一方、摩擦力付与部20は、逆転回転して原稿Dに対して摩擦力を与え続ける。そして、読取部24は、原稿Dが通過するタイミングで原稿Dの画像を読み取る。
さて、制御部48は、給送検出部38が原稿Dの先端を検出してから搬送検出部32が原稿Dの先端を検出するまでの間に、給送検出部38が原稿Dの穴41を検出したか否かによって次の原稿Dを給送するタイミングを変更する。すなわち、給送検出部38が穴41を検出しない場合には、制御部48は、給送検出部38が原稿Dの後端を検出したことをトリガーとして給送モーター28を駆動する。また、給送検出部38が穴41を検出した場合には、制御部48は、搬送検出部32が原稿Dの後端を検出したことをトリガーとして給送モーター28を駆動する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)給送検出部38は、搬送方向Yにおいて給送ローラー19と重なるように設けられているため、給送検出部38を給送ローラー19よりも搬送方向Yの下流側に設けた場合に比べ、給送された原稿Dを早く検出できる。したがって、例えば給送検出部38の検出結果に基づいて原稿Dを給送することにより、先の原稿Dの給送が完了してから次の原稿Dを給送するまでの間隔が短くなり、スループットを向上させることができる。
(2)給送検出部38は、搬送ローラー22よりも搬送方向Yの上流側の位置に設けられているため、給送検出部38を搬送ローラー22よりも搬送方向Yの下流側の位置に設ける場合に比べて搬送方向Yにおける原稿D同士の間隔を狭くできる。
(3)給送検出部38は、重送検出部39よりも搬送方向Yの上流側に設けられているため、給送検出部38を重送検出部39よりも搬送方向Yの下流側の位置に設ける場合に比べて搬送方向Yにおける原稿D同士の間隔を狭くできる。
(4)給送検出部38は、搬送路17の中央を挟んで重送検出部39とは反対側に設けられている。すなわち、給送検出部38は、幅方向Xにおいて重送検出部39とは離れた位置に設けられているため、給送検出部38を設けるためのスペースを確保しやすくできる。
(5)給送検出部38は、収容部35とは異なる位置に設けられているため、例えば給送ローラー19を交換する場合など、収容部35を外部に露出させる場合に、給送検出部38が外部に露出する虞を低減できる。
(6)給送検出部38は、搬送路17の中央を挟んで動力伝達部36とは反対側に設けられている。すなわち、給送検出部38は、幅方向Xにおいて動力伝達部36とは離れた位置に設けられているため、給送検出部38を設けるためのスペースを確保しやすくできる。
(7)所謂バイブルサイズの原稿Dには、リングに通すための穴41が長辺に沿って形成されている場合がある。そして、給送検出部38は、バイブルサイズの原稿Dに形成された穴41が通過する位置に設けられているため、給送検出部38によって原稿Dに形成された穴41を検出できる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、画像読取装置11は、原稿Dを挟んだキャリアシートを給送して原稿Dの画像を読み取ってもよい。なお、キャリアシートとは、2枚の透明なシートの一端が貼り合わされて形成されたものであり、規格外の大きさの原稿Dを2つ折にして読み取る場合などに用いられる。ところで、キャリアシートは透明なシートであるため、給送検出部38に光学式センサーを用いる場合には、キャリアシートの後端を給送検出部38で検出することができない。そのため、キャリアシートを用いて原稿Dの画像を読み取る場合には、搬送検出部32がキャリアシートの後端を検出した場合に、給送部18に次の原稿Dを給送させてもよい。なお、読取対象が原稿Dであるか、キャリアシートに挟まれた原稿Dであるかは、ユーザーが入力部(図示略)から入力してもよい。また、キャリアシートに被検出部を設けておき、給送検出部38にキャリアシートの被検出部を検出させてもよい。
・上記実施形態において、原稿Dの幅Wが中央線L1と給送検出部38との間隔Aの2倍の大きさよりも小さい場合には、搬送検出部32が原稿Dの後端を検出した場合に、給送部18に次の原稿Dを給送させてもよい。すなわち、給送検出部38が原稿Dを検出しないまま搬送検出部32が原稿Dを検出した場合には、制御部48は、図10に示す穴あり給送処理ルーチンのステップS303から実行してもよい。
・上記実施形態において、給送検出部38が穴41を検出した場合には、制御部48は、バイブルサイズの原稿Dに合わせて設定された処理を実行してもよい。なお、この処理は、一対の読取部24が読み取った原稿Dの表面と裏面の画像を結合する結合処理や、文字情報を取得する処理など、任意に設定可能である。
・上記実施形態において、制御部48は、給送検出部38が原稿Dの先端を検出してから搬送検出部32が原稿Dの先端を検出するまでの間に、給送検出部38が検出した原稿Dの穴41が1つの場合には、給送検出部38が原稿Dの後端を検出したことをトリガーとして次の原稿Dを給送してもよい。すなわち、給送検出部38が穴41を複数検出した場合には、搬送検出部32が原稿Dの後端を検出したことをトリガーとして次の原稿Dを給送してもよい。
・上記実施形態において、原稿検出部31、搬送検出部32、給送検出部38、重送検出部39は、接触式、非接触式など任意の検出部としてもよい。例えば給送検出部38をレバーを有する接触式のセンサーにしてもよい。また、例えば給送検出部38をイメージセンサーとし、画像処理により原稿Dを検出してもよい。
・上記実施形態において、排出ローラー25及び排出従動ローラー26を設けない構成としてもよい。
・上記実施形態において、給送検出部38は、幅方向Xにおいて中央線L1から35mm未満の位置に設けてもよい。また、給送検出部38は、幅方向Xにおいて中央線L1から40mmよりも離れた位置に設けてもよい。
・上記実施形態において、給送検出部38は、中央線L1よりも動力伝達部36側に設けてもよい。また、動力伝達部36を中央線L1よりも給送検出部38側に設けてもよい。
・上記実施形態において、画像読取装置11は、給送モーター28を備えない構成としてもよい。例えば、搬送モーター29と動力伝達部36とを接続し、動力伝達部36によって搬送モーター29の駆動力を給送ローラー19に伝達するか否かを切り替えてもよい。
・上記実施形態において、給送検出部38は、給送ローラー19と共に収容部35内に設けてもよい。
・上記実施形態において、画像読取装置11は、収容部35を備えない構成としてもよい。
・上記実施形態において、給送検出部38は、中央線L1よりも重送検出部39側に設けてもよい。また、重送検出部39を中央線L1よりも給送検出部38側に設けてもよい。
・上記実施形態において、搬送ローラー22を備えない構成としてもよい。すなわち、給送部18により給送された原稿Dは、給送ローラー19により排出ローラー25まで搬送された後、排出ローラー25により搬送及び排出されてもよい。
・上記実施形態において、給送検出部38は、搬送路17における幅方向Xの中央位置に設けてもよい。すなわち、給送検出部38を中央線L1上に設けてもよい。また、幅方向Xに複数の給送ローラー19を設ける場合には、幅方向Xにおいて給送ローラー19の間の位置に給送検出部38を設けてもよい。
・上記実施形態において、摩擦力付与部20は、給送ローラー19と共に原稿Dを挟持して原稿D同士を分離する分離パッドとしてもよい。
・上記実施形態において、画像読取装置11は、シートフィード型に限らず、原稿Dを自動で給送する自動原稿給送装置(オートシートフィーダー)を備えたフラットベッド型の画像読取装置としてもよい。また、画像読取装置11は、印刷装置と一体に構成された複合機や、通信機能を備えるFAXなどに適用してもよい。
A…間隔、B…検出領域、D…原稿、H…高さ、L1…中央線、L2…中心線、P1…挟持位置、P2…交差位置、T…接線、W…幅、W1…寸法、X…幅方向、Y…搬送方向、Φ…直径、11…画像読取装置、12…本体部、13…軸、14…回動部、16…載置部、17…搬送路、18…給送部、19…給送ローラー、20…摩擦力付与部、22…搬送ローラー、23…搬送従動ローラー、24…読取部、25…排出ローラー、26…排出従動ローラー、27…排出部、28…給送モーター(駆動源の一例)、29…搬送モーター、31…原稿検出部、32…搬送検出部、34…ガイド部、35…収容部、36…動力伝達部、37…カバー、38…給送検出部、39…重送検出部、41…穴、43…発光部、44…受光部、45…発信部、46…受信部、48…制御部。

Claims (7)

  1. 原稿を載置可能な載置部から搬送路に向かって前記原稿を給送する給送ローラーと、該給送ローラーにより給送される前記原稿との間に搬送方向とは反対側への摩擦力を付与する摩擦力付与部と、を有する給送部と、
    該給送部により給送された前記原稿を検出可能な給送検出部と、
    前記搬送路を前記搬送方向の上流側から下流側に向かって搬送される前記原稿の画像を読み取る読取部と、
    前記原稿の重送を検出可能な重送検出部と、
    を備え、
    前記給送検出部は、前記給送ローラーと前記摩擦力付与部とが前記原稿を挟持する挟持位置と、該挟持位置よりも前記搬送方向の下流側で前記給送ローラーの接線が前記搬送路に対して直交して交わる交差位置と、の前記搬送方向における間の位置であって、前記搬送方向と交差する幅方向において前記給送ローラーとは異なる位置に設けられ
    前記幅方向において前記搬送路の中央を挟んで一方側には前記重送検出部が設けられ、他方側には前記給送検出部が設けられることを特徴とする画像読取装置。
  2. 記給送検出部は、前記重送検出部よりも前記搬送方向における上流側の位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 原稿を載置可能な載置部から搬送路に向かって前記原稿を給送する給送ローラーと、該給送ローラーにより給送される前記原稿との間に搬送方向とは反対側への摩擦力を付与する摩擦力付与部と、を有する給送部と、
    該給送部により給送された前記原稿を検出可能な給送検出部と、
    前記搬送路を前記搬送方向の上流側から下流側に向かって搬送される前記原稿の画像を読み取る読取部と、
    前記給送ローラーを収容する収容部と、
    を備え、
    前記給送検出部は、前記給送ローラーと前記摩擦力付与部とが前記原稿を挟持する挟持位置と、該挟持位置よりも前記搬送方向の下流側で前記給送ローラーの接線が前記搬送路に対して直交して交わる交差位置と、の前記搬送方向における間の位置であって、前記搬送方向と交差する幅方向において前記給送ローラーとは異なる位置に、且つ前記収容部とは異なる位置に設けられることを特徴とする画像読取装置。
  4. 原稿を載置可能な載置部から搬送路に向かって前記原稿を給送する給送ローラーと、該給送ローラーにより給送される前記原稿との間に搬送方向とは反対側への摩擦力を付与する摩擦力付与部と、を有する給送部と、
    該給送部により給送された前記原稿を検出可能な給送検出部と、
    前記搬送路を前記搬送方向の上流側から下流側に向かって搬送される前記原稿の画像を読み取る読取部と、
    を備え、
    前記給送検出部は、前記給送ローラーと前記摩擦力付与部とが前記原稿を挟持する挟持位置と、該挟持位置よりも前記搬送方向の下流側で前記給送ローラーの接線が前記搬送路に対して直交して交わる交差位置と、の前記搬送方向における間の位置であって、前記搬送方向と交差する幅方向において前記給送ローラーとは異なる位置に設けられ
    前記幅方向において前記搬送路の中央を挟んで一方側には前記給送ローラーに駆動源の駆動力を伝達する動力伝達部が設けられ、他方側には前記給送検出部が設けられることを特徴とする画像読取装置。
  5. 前記原稿を前記搬送方向に沿って搬送する搬送ローラーをさらに備え、
    前記給送検出部は、前記搬送ローラーよりも前記搬送方向における上流側の位置に設けられることを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の画像読取装置。
  6. 前記給送検出部は、前記幅方向において前記搬送路の中央から35mm以上且つ40mm以下の位置に設けられることを特徴とする請求項1〜請求項のうち何れか一項に記載の画像読取装置。
  7. 原稿を載置可能な載置部から搬送路に向かって前記原稿を給送する給送ローラーと、該給送ローラーにより給送される前記原稿との間に搬送方向とは反対側への摩擦力を付与する摩擦力付与部と、を有する給送部と、
    該給送部により給送された前記原稿を検出可能な給送検出部と、
    前記搬送路を前記搬送方向の上流側から下流側に向かって搬送される前記原稿の画像を読み取る読取部と、
    前記原稿の重送を検出可能な重送検出部と、
    を備え、
    前記給送検出部は、前記給送ローラーと前記摩擦力付与部とが前記原稿を挟持する挟持位置と、該挟持位置よりも前記搬送方向の下流側で前記給送ローラーの接線が前記搬送路に対して直交して交わる交差位置と、の前記搬送方向における間の位置であって、前記搬送方向と交差する幅方向において前記給送ローラーとは異なる位置に設けられ
    前記幅方向において前記搬送路の中央を挟んで一方側には前記重送検出部が設けられ、他方側には前記給送検出部が設けられる画像読取装置における給送方法であって、
    前記給送部に前記原稿を給送させる第1給送工程と、
    前記重送検出部が前記原稿の重送を検出せず、前記給送検出部が前記原稿の後端を検出する後端検出工程と、
    前記原稿の後端が前記給送検出部により検出されると次の前記原稿を給送させる第2給送工程と
    を含むことを特徴とする給送方法。
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