JP6720105B2 - レンズモジュール - Google Patents

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Description

本願はレンズモジュールに関し、特に、段階分け型レンズモジュール構造に関する。
科学技術の発展に伴って、電子設備は、絶えずにインテリジェント方向へ発展している。デジタルカメラの以外、デジタルカメラの以外、タブレットPC、携帯電話などの携帯型の電子設備にもレンズモジュールが配置されている。
従来技術のレンズモジュールは、レンズチューブと、前記レンズチューブに設けられるレンズセットと、隣接する2つのレンズの間に挟まれる遮光片又は遮光板と、下層レンズと前記レンズチューブとの間に設けられるストッパーと、を含む。関連技術において、レンズチューブは、射出成形により構成する完全な構造であり、それぞれのレンズは、レンズチューブの下部から装着され、レンズチューブに固定され、組立形態は比較的に単一である。
そのため、上記の課題を解決するために、新規なレンズモジュールを提供する必要がある。
本発明は、レンズモジュールを提供している。
レンズチューブと、前記レンズチューブに収容され且つ少なくとも1つのレンズを含む第1のレンズセットと、前記レンズチューブにおける像側に近い端部に設けられるスペーサと、前記スペーサに収容され且つ少なくとも1つのレンズを含む第2のレンズセットと、を備え、前記レンズチューブは、光通過孔を形成する第1の筒壁及び前記第1の筒壁から屈曲して延伸する第2の筒壁を含み、前記レンズチューブは、第1の内壁及び前記第1の内壁に対応する第1の外壁を含み、前記スペーサは、第2の内壁及び前記第2の内壁に対応する第2の外壁を含むレンズモジュールであって、前記レンズチューブと前記スペーサとは、嵌合して固定され、
前記スペーサは、本体部と、前記本体部から光軸に垂直な方向に沿って光軸に向かって延伸して形成する延伸部とを含み、前記本体部と前記延伸部とは、取り囲んで前記第2のレンズセットを収容する収容空間を形成し、且つ、前記延伸部は、前記第1のレンズセットと前記第2のレンズセットとの間に位置し、前記延伸部は、物側に近い第1の表面物側から離れる第2の表面、及び、前記第1の表面と前記第2の表面とを接続する物側から像側に向かって光軸から離れる方向へ傾斜する1つの斜面からなり、前記延伸部は、光線が通過する開口を有する環状構造であり、前記第1の表面と前記第2の表面とは光軸に垂直な環状をなす平面であることを特徴とする。
前記レンズチューブと前記スペーサとは、螺合部により固定される又は係止部により固定される。
第1の技術案
前記レンズチューブと前記スペーサとは、螺合部により固定されており、前記螺合部は、前記レンズチューブの第1の内壁に設けられている第1のねじと、前記スペーサの第2の外壁に設けられている第2のねじとを含む。
第1技術案において、
好ましくは、前記スペーサは、本体部と、前記本体部から光軸方向へ延伸して形成する延伸部とを含み、前記延伸部は、物側に近い第1の表面と、物側から離れる第2の表面とを含み、前記第2のねじは、前記延伸部に設けられている。
好ましくは、前記延伸部の第1の表面は、前記第1のレンズセットの下端と当接する。
好ましくは、前記延伸部は、第1の表面から像側へ凹んで凹溝を形成し、前記第1のレンズセットは、前記凹溝の上方に設置され、前記延伸部と間隔を置いて設けられる。
好ましくは、前記第1のレンズセットの下端における前記レンズチューブに近い位置には、凹み部が設けられており、前記凹み部と前記レンズチューブの第1の内壁とは、接着剤を収容する接着剤収容溝を形成する。
好ましくは、前記延伸部は、環状構造である。
好ましくは、前記レンズチューブの第2の筒壁の第1の外壁と前記スペーサの本体部の第2の外壁とは面一になっている
好ましくは、前記スペーサの本体部と延伸部とは、前記第2のレンズセットを収容する収容空間を取り囲んで形成し、前記延伸部の第2の表面は、前記第2のレンズセットの上端と当接する。
好ましくは、前記レンズチューブは、その下端から物側へ凹んで収容溝を形成し、前記第1のねじ部は、前記収容溝に設けられている。
好ましくは、前記レンズモジュールは、さらに、前記第2のレンズセットにおける像側に近い端部に設けられるストッパーを含む。
第2の技術案
前記レンズチューブと前記スペーサとは、螺合部により固定されており、前記螺合部は、前記レンズチューブの第1の外壁に設けられる第1のねじと、前記スペーサの第2の内壁に設けられる第2のねじとを含む。
第2の技術案において、
好ましくは、前記スペーサは、前記延伸部から物側へ延伸して形成する突出部含み、前記第2のねじは、前記突出部に設けられている。
好ましくは、前記延伸部の第1の表面は、前記第1のレンズセットの下端と当接する。
好ましくは、前記第1のレンズセットは、前記第1の表面の上方に設置され、前記延伸部の第1の表面と間隔を置いて設けられる。
好ましくは、前記第1のレンズセットの下端における前記レンズチューブに近い位置には、凹み部が設けられており、前記凹み部と前記レンズチューブの第1の内壁とは、接着剤を収容する接着剤収容溝を形成する。
好ましくは、前記延伸部は、環状構造である。
好ましくは、前記スペーサの本体部と延伸部とは、前記第2のレンズセットを収容する収容空間を取り囲んで形成し、前記延伸部の第2の表面は、前記第2のレンズセットの上端と当接する。
好ましくは、前記レンズチューブは、その下端から物側へ凹んで収容溝を形成し、前記第1のねじ部は、前記収容溝に設けられている。
好ましくは、前記レンズモジュールは、さらに、前記第2のレンズセットにおける像側に近い端部に設けられるストッパーを含む。
第3の技術案
前記レンズチューブと前記スペーサとは、係止部により固定され、前記係止部は、前記レンズチューブの第1の内壁に設けられる第1の係止部と、前記スペーサの第2の外壁に設けられる第2の係止部とを含む。
第3の技術案において、
好ましくは、前記スペーサは、本体部と、前記本体部から光軸方向へ延伸して形成する延伸部と、前記延伸部から物側へ延伸して形成する突出部とを含み、前記第2の係止部は、前記突出部に設けられている。
好ましくは、前記突出部の上端は、前記第1のレンズセットの下端と当接する。
好ましくは、前記第1のレンズセットは、前記スペーサと間隔を置いて設けられる。
好ましくは、前記第1のレンズセットの下端における前記レンズチューブに近い位置には、凹み部が設けられており、前記凹み部と前記レンズチューブの第1の内壁とは、接着剤を収容する接着剤収容溝を形成する。
好ましくは、前記第1の係止部は、光軸方向へ突出して形成する構造であり、前記第2の係止部は、光軸方向へ凹んで形成する構造である。
好ましくは、前記第1の係止部は、光軸から離れる方向へ凹んで形成する構造であり、前記第2の係止部は、光軸から離れる方向へ突出して形成する構造である。
好ましくは、第1の係止部と第2の係止部との表面は、何れも弧形状である。
好ましくは、前記レンズチューブの第2の筒壁の第1の外壁と前記スペーサの本体部の第2の外壁とは面一になっている
好ましくは、前記レンズチューブは、その下端から物側へ凹んで収容溝を形成し、前記第1の係止部は、前記収容溝に設けられている。

第4の技術案
前記レンズチューブと前記スペーサとは、係止部により固定され、前記係止部は、前記レンズチューブの第1の外壁に設けられている第1の係止部と、前記スペーサの第2の内壁に設けられている第2の係止部とを含む。
第4の技術案において、
好ましくは、前記スペーサは、前記本体部から物側へ延伸して形成する突出部含み、前記第2の係止部は、前記突出部に設けられている。
好ましくは、前記延伸部の第1の表面は、前記第1のレンズセットの下端と当接する。
好ましくは、前記延伸部の第1の表面は、前記第1のレンズセットと間隔を置いて設けられる。
好ましくは、前記第1のレンズセットの下端における前記レンズチューブに近い位置には、凹み部が設けられており、前記凹み部と前記レンズチューブの第1の内壁とは、接着剤を収容する接着剤収容溝を形成する。
好ましくは、前記第1の係止部は、光軸から離れる方向へ突出して形成する構造であり、前記第2の係止部は、光軸から離れる方向へ凹んで形成する構造である。
好ましくは、前記第1の係止部は、光軸方向へ凹んで形成する構造であり、前記第2の係止部は、光軸方向へ突出して形成する構造である。
好ましくは、第1の係止部と第2の係止部との表面は、何れも弧形状である。
好ましくは、前記レンズチューブは、その下端から物側へ凹んで収容溝を形成し、前記第1の係止部は、前記収容溝に設けられている。
好ましくは、前記レンズモジュールは、さらに、前記第2のレンズセットにおける像側に近い端部に設けられるストッパーを含む。


本発明のレンズモジュールは、関連技術のレンズモジュールに比べて、以下のメリットを有する。
前記レンズチューブと前記スペーサとは、螺合構造又は係合構造により固定され、組み立てやすく自由であり、レンズを誤って組立ても即時に直すこともでき、構造が簡単であり、モジュール構成全体がより安定する。
本発明の第1の実施例におけるレンズモジュールの構成を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施例におけるレンズモジュールのレンズチューブ及びスペーサを模式的に示す図である。 本発明の第1の実施例におけるレンズモジュールの部品の一部を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施例の別の実施形態におけるレンズモジュールの構成を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施例におけるレンズモジュールの構成を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施例におけるレンズモジュールのレンズチューブ及びスペーサを模式的に示す図である。 本発明の第2の実施例におけるレンズモジュールの部品の一部を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施例の別の実施形態におけるレンズモジュールの構成を模式的に示す図である。 本発明の第3の実施例におけるレンズモジュールの構成を模式的に示す図である。 本発明の第3の実施例におけるレンズモジュールのレンズチューブ及びスペーサを模式的に示す図である。 本発明の第3の実施例におけるレンズモジュールの部品の一部を模式的に示す図である。 本発明の第3の実施例の別の実施形態におけるレンズモジュールの構成を模式的に示す図である。 本発明の第4の実施例におけるレンズモジュールの構成を模式的に示す図である。 本発明の第4の実施例におけるレンズモジュールのレンズチューブ及びスペーサを模式的に示す図である。 本発明の第4の実施例におけるレンズモジュールの部品の一部を模式的に示す図である。 本発明の第4の実施例の別の実施形態におけるレンズモジュールの構成を模式的に示す図である。
以下、図面及び実施形態を参照しながら、本発明をさらに説明する。
第1の実施例
図1に示すように、前記レンズモジュール100は、レンズチューブ1と、前記レンズチューブ1に収容され且つ少なくとも1つのレンズを含む第1のレンズセット2と、前記レンズチューブ1における像側に近い端部に設けられるスペーサ3と、前記スペーサ3に収容され且つ少なくとも1つのレンズを含む第2のレンズセット4と、前記レンズチューブ1及び/又は前記スペーサ3に設けられる遮光片5と、前記第2のレンズセット4を固定するストッパー6と、を含む。
図2及び図3に示すように、前記レンズチューブ1は、水平方向に沿って延伸して光通過孔を形成する第1の筒壁11と、前記第1の筒壁11から屈曲して延伸する第2の筒壁12と、前記第1の筒壁11と前記第2の筒壁12とが取り囲んで形成する収容空間13とを含み、前記第1のレンズセット2は、前記収容空間13に収容され、前記レンズチューブ1は、さらに、第1の内壁14と、前記第1の内壁14に対応する第1の外壁15とを含む。前記レンズチューブ1は、その下端から物側へ凹んで収容溝16を形成する。
前記第1のレンズセット12は、像側から物側まで、順次に積層して設置される第1のレンズ21と、第1のレンズ21と同軸設置される第2のレンズ22と、第3のレンズ23と、第4のレンズ24と、第5のレンズ25とを含み、本実施例では、第1のレンズセット2は、5つのレンズを含むが、必要に応じて、1つのレンズのみ又は他の数量のレンズが設けられても良い。前記第1のレンズセット2において、それぞれの隣接するレンズの間には、いずれも遮光片5が設けられるが、必要に応じて、対応するレンズの間には遮光部材又は遮光板が設けられても良い。前記第1のレンズ21の像側面における前記レンズチューブ1に近い位置には、凹み部211が設けられ、前記凹み部211と前記レンズチューブ1の第1の内壁14とは、接着剤を収容する接着剤収容溝212を形成する。
図1乃至図3に示すように、前記スペーサ3は、第2の内壁31及び前記第2の内壁31に対応する第2の外壁32を含み、前記スペーサ3は、本体部33及び前記本体部33から光軸方向へ延伸して形成する延伸部34を含み、前記本体部33と延伸部34とが取り囲んで前記第2のレンズセット4を収容する収容空間35を形成し、前記レンズチューブ1の第2の筒壁12の第1の外壁15と前記スペーサ3の本体部33の第2の外壁32とが位置を合わせる 。前記延伸部34は、物側に近接する第1の表面341及び物側から離れる第2の表面342を含み、前記延伸部34は、環状構造であり、前記延伸部34の第1の表面341は、前記第1のレンズセット2の下端と当接し、即ち、前記第1のレンズ21の像側面と当接する。
前記第2のレンズセット4は、第6レンズ41を含み、本実施例における第2のレンズセット4は、1つのレンズのみを含むが、必要に応じてそのほかの数量のレンズのみを設置することもできる。前記第2のレンズセット4において、いずれかのレンズの物側又は像側に遮光部材又は遮光板を設置することもできる。前記延伸部34の第2の表面342は、前記第2のレンズセット4の上端と当接し、即ち、前記第6レンズ41の物側面と当接する。
前記レンズチューブ1と前記スペーサ3とは、螺合部7により固定され、前記螺合部7が前記レンズチューブ1の第1の内壁14に設けられる第1のねじ71及び前記スペーサ3の第2の外壁32に設けられる第2のねじ72を含み、前記第2のねじ72が前記スペーサ3の延伸部34に設けられ、前記第1のねじ71が前記収容溝16に設けられている。
図4に示すように、第1の実施例の別の実施形態において、前記延伸部34’は、その第1の表面341’から像側方向へ凹んで凹溝343’を形成し、前記第1のレンズセット2’が前記凹溝343’の上方にあり、且つ前記延伸部34’と間隔を置いて設けられ、このように、螺合構造7’を締め付けることにより第1のレンズ21’と第6レンズ41’との間の空気隙間を調節することができる。
前記レンズモジュール100を組み立てる時に、まず、レンズチューブ1、第1のレンズセット2及び遮光片5を提供し、第1のレンズセット2を前記レンズチューブ1の像側端部からレンズチューブ1の収容空間13に順次に装入し、その途中において、隣接するレンズの間に遮光片5を挿通することができ、必要に応じて、いずれかの数量の遮光片5及び/又は遮光板を添加することができ、その後に、第1のレンズ21の像側端の接着剤収容溝212に接着剤を塗布して第1のレンズセット2を固定する。スペーサ3、第2のレンズセット4及びストッパー6を提供し、前記第2のレンズセット4におけるレンズを順次に前記スペーサ3の収容空間35に装入し、いずれかの隣接する2つのレンズの間には、必要に応じていずれかの数量の遮光片及び/又は遮光板を添加することができ、前記第6レンズ41の物側面と延伸部34の第2の表面342とは貼りあわせて、前記第1のレンズセット2、第2のレンズセット4におけるそれぞれのレンズの辺縁が前記レンズチューブ1の第2の筒壁12の第1の内壁14又はスペーサ3の本体部33の第2の内壁31とは締まり嵌めすることができ、ストレスフリーで配合することもでき、締まり嵌めすることが好ましい。このように、前記レンズセットの同軸度を確保することができ、それにより、前記レンズセットが前記レンズチューブ1、スペーサ3に正確に押し込むことができ、且つ一定の固定作用を発揮する。ストッパー6を提供し、第6レンズ41の像側面に設けられ、接着剤塗布プロセスを採用して固定し、最後に、レンズチューブ1とスペーサ3とを螺合部7により締め付けて固定される。このように、前記レンズモジュール1全体の組立てが完了する。
関連技術のレンズモジュールに比べて、本第1の実施例に係るレンズモジュールは、以下のメリットを有する。
第1の実施例は、段階分けに組み立てることができ、前記レンズチューブと前記スペーサとは、螺合構造により固定され、組み立てやすく、自由であり、レンズを組立て間違っても直すこともでき、構造が簡単であり、且つ螺合により、モジュール構成全体をより安定にする。
第2の実施例
図5に示すように、前記レンズモジュール100は、レンズチューブ1と、前記レンズチューブ1に収容され、少なくとも1つのレンズを含む第1のレンズセット2と、前記レンズチューブ1の像側に近い端部に設けられるスペーサ3と、前記スペーサ3に収容され、少なくとも1つのレンズを含む第2のレンズセット4と、前記レンズチューブ1及び/又は前記スペーサ3に設けられる遮光片5と、前記第2のレンズセット4を固定するストッパー6とを含む。
図6及び図7に示すように、前記レンズチューブ1は、水平方向に沿って延伸して光通過孔を形成する第1の筒壁11と、前記第1の筒壁11から屈曲して延伸する第2の筒壁12と、前記第1の筒壁11と前記第2の筒壁12とが取り囲んで形成する収容空間13とを含み、前記第1のレンズセット2は、前記収容空間13に収容され、前記レンズチューブ1は、さらに、第1の内壁14及び前記第1の内壁14に対応する第1の外壁15を含む。前記レンズチューブ1は、その下端から物側へ凹んで収容溝16を形成する。
前記第1のレンズセット12は、像側から物側まで、順次に積層して設けられる第1のレンズ21と、第1のレンズ21と同軸設置される第2のレンズ22と、第3のレンズ23と、第4のレンズ24と、第5のレンズ25とを含み、第2の実施例における第1のレンズセット2は、5つのレンズを含むが、必要に応じて、1つのレンズのみ又はそのほかの数量のレンズを設置することがもできる。前記第1のレンズセット2におけるそれぞれの隣接するレンズの間には、いずれも遮光片5を設置したが、必要に応じて、対応するレンズの間に遮光部材又は遮光板を設置することができる。前記第1のレンズ21の像側面の前記レンズチューブ1に近い位置には、凹み部211が設けられ、前記凹み部211と前記レンズチューブ1の第1の内壁14とは接着剤を収容する接着剤収容溝212を形成する。
図5乃至図7に示すように、前記スペーサ3は、第2の内壁31及び前記第2の内壁31に対応する第2の外壁32を含み、前記スペーサ3は、本体部33、前記本体部33から光軸方向へ延伸して形成する延伸部34、及び前記延伸部から物側へ延伸して形成する突出部35を含み、前記本体部33と延伸部34とは、取り囲んで前記第2のレンズセット4を収容する収容空間36を形成する。前記延伸部34は、物側に近接する第1の表面341及び物側から離れる第2の表面342を含み、前記延伸部34は、環状構造であり、前記延伸部34の第1の表面341は、前記第1のレンズセット2の下端と当接し、即ち、前記第1のレンズ21の像側面と当接する。
前記第2のレンズセット4は、第6レンズ41を含み、本実施例における第2のレンズセット4は、1つのレンズのみを含むが、必要に応じてそのほかの数量のレンズのみを設置することもできる。前記第2のレンズセット4において、いずれかのレンズの物側又は像側に遮光部材又は遮光板を設置することもできる。前記延伸部34の第2の表面342は、前記第2のレンズセット4の上端と当接し、即ち、前記第6レンズ41の物側面と当接する。
前記レンズチューブ1と前記スペーサ3とは、螺合部7により固定され、前記螺合部7が前記レンズチューブ1の第1の外壁15に設けられる第1のねじ71及び前記スペーサ3の第2の内壁31に設けられる第2のねじ72を含み、前記第2のねじ72が前記スペーサ3の突出部35に設けられ、前記第1のねじ71が前記収容溝16に設けられている。
図8に示すように、第2の実施例の別の実施形態において、前記第1のレンズセット2’は、前記第1の表面341’の上方にあり、且つ前記延伸部34’と間隔を置いて設けられ、このように設置すると、螺合構造7’ を締め付けることにより第1のレンズ21’と第6レンズ41’との間の空気隙間を調節することができる。
前記レンズモジュール100を組み立てる時に、まず、レンズチューブ1、第1のレンズセット2及び遮光片5を提供し、第1のレンズセット2を前記レンズチューブ1の像側端部からレンズチューブ1の収容空間13に順次に装入し、その途中において、隣接するレンズの間に遮光片5を挿通することができ、必要に応じて、いずれかの数量の遮光片5及び/又は遮光板を添加することができ、その後に、第1のレンズ21の像側端の接着剤収容溝212に接着剤を塗布して第1のレンズセット2を固定する。スペーサ3、第2のレンズセット4及びストッパー6を提供し、前記第2のレンズセット4におけるレンズを順次に前記スペーサ3の収容空間36に装入し、いずれかの隣接する2つのレンズの間には、必要に応じていずれかの数量の遮光片及び/又は遮光板を添加することができ、前記第6レンズ41の物側面と延伸部34の第2の表面342とは貼りあわせて、前記第1のレンズセット2、第2のレンズセット4におけるそれぞれのレンズの辺縁が前記レンズチューブ1の第2の筒壁12の第1の内壁14又はスペーサ3の本体部33の第2の内壁31とは締まり嵌めすることができ、ストレスフリーで配合することができ、締まり嵌めすることが好ましい。このように、前記レンズセットの同軸度を確保することができ、前記レンズセットが前記レンズチューブ1、スペーサ3に正確に押し込むことができ、且つ一定の固定作用を発揮する。ストッパー6を提供し、第6レンズ41の像側面に設けられ、接着剤塗布プロセスを採用して固定し、最後に、レンズチューブ1とスペーサ3とを螺合部7により締め付けて固定される。これまで、前記レンズモジュール1全体の組立てが完了する。
関連技術のレンズモジュールに比べて、第2の実施例に係るレンズモジュールは、以下のメリットを有する。
第2の実施例は、段階分けに組み立てることができ、前記レンズチューブと前記スペーサとは、螺合構造により固定され、組み立てやすく、自由であり、レンズを組立て間違っても直すこともでき、構造が簡単であり、且つ螺合により、モジュール構成全体をより安定にする。
実施例3
図9に示すように、前記レンズモジュール100は、レンズチューブ1と、前記レンズチューブ1に収容され、少なくとも1つのレンズを含む第1のレンズセット2と、前記レンズチューブ1の像側に近い端部に設けられるスペーサ3と、前記スペーサ3に収容され、少なくとも1つのレンズを含む第2のレンズセット4と、前記レンズチューブ1及び/又は前記スペーサ3に設けられる遮光片5と、前記第2のレンズセット4を固定するストッパー6とを含む。
図10及び図11に示すように、前記レンズチューブ1は、水平方向に沿って延伸して光通過孔を形成する第1の筒壁11と、前記第1の筒壁11から屈曲して延伸する第2の筒壁12と、前記第1の筒壁11と前記第2の筒壁12とが取り囲んで形成する収容空間13とを含み、前記第1のレンズセット2は、前記収容空間13に収容され、前記レンズチューブ1は、さらに、第1の内壁14及び前記第1の内壁14に対応する第1の外壁15を含む。前記レンズチューブ1は、その下端から物側へ凹んで収容溝16を形成する。
前記第1のレンズセット12は、像側から物側まで、順次に積層して設けられる第1のレンズ21と、第1のレンズ21と同軸設置される第2のレンズ22と、第3のレンズ23と、第4のレンズ24と、第5のレンズ25とを含み、第3の実施例における第1のレンズセット2は、5つのレンズを含むが、必要に応じて、1つのレンズのみ又はそのほかの数量のレンズを設置することがもきできる。前記第1のレンズセット2におけるそれぞれの隣接するレンズの間には、いずれも遮光片5を設置したが、必要に応じて、対応するレンズの間に遮光部材又は遮光板を設置することもできる。前記第1のレンズ21の像側面の前記レンズチューブ1に近い位置には、凹み部211が設けられ、前記凹み部211と前記レンズチューブ1の第1の内壁14とは接着剤を収容する接着剤収容溝212を形成する。
図9乃至図11に示すように、前記スペーサ3は、第2の内壁31及び前記第2の内壁31に対応する第2の外壁32を含み、前記スペーサ3は、本体部33、前記本体部33から光軸方向へ延伸して形成する延伸部34、及び前記延伸部から物側へ延伸して形成する突出部35を含み、前記本体部33と延伸部34とは、取り囲んで前記第2のレンズセット4を収容する収容空間36を形成し、前記レンズチューブ1の第2の筒壁12の第1の外壁15と前記スペーサ3の本体部33の第2の外壁32とは位置を合わせる。前記突出部35は、物側に近い第1の表面351を含み、前記延伸部34は、物側に近い第2の表面341を含み、前記延伸部34は、環状構造であり、前記突出部35の第1の表面351は前記第1のレンズセット2の下端と当接し、即ち、前記第1のレンズ21の像側面と当接する。
前記第2のレンズセット4は、第6レンズ41を含み、本実施例における第2のレンズセット4は、1つのレンズのみを含むが、必要に応じてそのほかの数量のレンズのみを設置することができる。前記第2のレンズセット4において、いずれかのレンズの物側又は像側に遮光部材又は遮光板を設置することもできる。前記延伸部34の第2の表面341は前記第2のレンズセット4の上端と当接し、即ち、前記第6レンズ41の物側面と当接する。
前記レンズチューブ1と前記スペーサ3とは、係止部7により固定され、前記係止部7が前記レンズチューブ1の第1の内壁14に設けられる第1の係止部71及び前記スペーサ3の第2の外壁32に設けられる第2の係止部72を含み、前記第2の係止部72が前記スペーサ3の突出部35に設けられ、前記第1の係止部71が前記収容溝16に設けられる。前記突出部35の第1の表面351は、前記第1のレンズセット2の下端と当接する。前記第1の係止部71は、光軸方向へ突出して形成する構造であり、前記第2の係止部72は、光軸方向へ凹んで形成する構造である。第1の係止部71、第2の係止部72の表面は、いずれも弧形状であり、係止しやすい。
図12に示すように、第3の実施例の別の実施形態において、前記第1の係止部71’は、光軸方向の逆方向へ凹んで形成する構造であり、前記第2の係止部72’は、光軸から離れる方向へ突出して形成する構造であり、 第1の係止部71’、第2の係止部72’の表面は、共に弧形状であり、係止しやすい。前記スペーサ3’の上端は前記第1のレンズセット2’と間隔を置いて設けられ、即ち、前記スペーサ3’の上端は前記第1のレンズ21’と間隔を置いて設けられる。
前記レンズモジュール100を組み立てる時に、まず、レンズチューブ1、第1のレンズセット2及び遮光片5を提供し、第1のレンズセット2を前記レンズチューブ1の像側端部からレンズチューブ1の収容空間13内に順次に装入し、その途中において、隣接するレンズの間に遮光片5を挿通することができ、必要に応じて、いずれかの数量の遮光片5及び/又は遮光板を添加することができ、その後に、第1のレンズ21の像側端の接着剤収容溝212に接着剤を塗布して第1のレンズセット2を固定する。スペーサ3、第2のレンズセット4及びストッパー6を提供し、前記第2のレンズセット4におけるレンズを順次に前記スペーサ3の収容空間36に装入し、いずれかの隣接する2つのレンズの間には、必要に応じていずれかの数量の遮光片及び/又は遮光板を添加することができ、前記第6レンズ41の物側面と延伸部34の第2の表面342とは貼りあわせて、前記第1のレンズセット2、第2のレンズセット4におけるそれぞれのレンズの辺縁が前記レンズチューブ1の第2の筒壁12の第1の内壁14又はスペーサ3の本体部33の第2の内壁31とは締まり嵌めすることができ、ストレスフリーで配合することもでき、締まり嵌めすることが好ましい。このように、前記レンズセットの同軸度を確保することができ、前記レンズセットが前記レンズチューブ1、スペーサ3に正確に押し込むことができ、且つ一定の固定作用を発揮する。ストッパー6を提供し、第6レンズ41の像側面に設けられ、接着剤塗布プロセスを採用して固定し、最後に、レンズチューブ1とスペーサ3とを係止部7により係止して固定される。これまで、前記レンズモジュール1全体の組立てが完成する。
関連技術のレンズモジュールに比べて、第3の実施例に係るレンズモジュールは、以下のメリットを有する。
第3の実施例は、段階分けに組み立てることができ、前記レンズチューブと前記スペーサとは、係合構造により固定され、組み立てやすく、自由であり、レンズを組立て間違っても直すこともでき、構造が簡単であり、モジュール構成全体をより安定にする。
実施例4
図13に示すように、前記レンズモジュール100は、レンズチューブ1と、前記レンズチューブ1に収容され、少なくとも1つのレンズを含む第1のレンズセット2と、前記レンズチューブ1の像側に近い端部に設けられるスペーサ3と、前記スペーサ3に収容され、少なくとも1つのレンズを含む第2のレンズセット4と、前記レンズチューブ1及び/又は前記スペーサ3に設けられる遮光片5と、前記第2のレンズセット4を固定するストッパー6とを含む。
図14及び図15に示すように、前記レンズチューブ1は、水平方向に沿って延伸して光通過孔を形成する第1の筒壁11と、前記第1の筒壁11から屈曲して延伸する第2の筒壁12と、前記第1の筒壁11と前記第2の筒壁12とが取り囲んで形成する収容空間13とを含み、前記第1のレンズセット2は、前記収容空間13に収容され、前記レンズチューブ1は、さらに、第1の内壁14及び前記第1の内壁14に対応する第1の外壁15を含む。前記レンズチューブ1は、その下端から物側へ凹んで収容溝16を形成する。
前記第1のレンズセット12は、像側から物側まで、順次に積層して設けられる第1のレンズ21と、第1のレンズ21と同軸設置される第2のレンズ22と、第3のレンズ23と、第4のレンズ24と、第5のレンズ25とを含み、第4の実施例における第1のレンズセット2は、5つのレンズを含むが、必要に応じて、1つのレンズのみ又はそのほかの数量のレンズを設置することがもできる。前記第1のレンズセット2におけるそれぞれの隣接するレンズの間には、いずれも遮光片5を設置したが、必要に応じて、対応するレンズの間に遮光部材又は遮光板を設置することができる。前記第1のレンズ21の像側面の前記レンズチューブ1に近い位置には、凹み部211が設けられ、前記凹み部211と前記レンズチューブ1の第1の内壁14とは接着剤を収容する接着剤収容溝212を形成する。
図13乃至図15に示すように、前記スペーサ3は、第2の内壁31及び前記第2の内壁31に対応する第2の外壁32を含み、前記スペーサ3は、本体部33、前記本体部33から光軸方向へ延伸して形成する延伸部34、及び前記本体部33から物側へ延伸して形成する突出部35を含み、前記本体部33と延伸部34とは前記第2のレンズセット4を収容する収容空間36を囲む。前記延伸部34は、物側に近接する第1の表面341及び物側から離れる第2の表面342を含み、前記延伸部34は、環状構造であり、前記延伸部35の第1の表面341は、前記第1のレンズセット2の下端と当接し、即ち、前記第1のレンズ21の像側面と当接する。
前記第2のレンズセット4は、第6レンズ41を含み、第4の実施例における第2のレンズセット4は、1つのレンズのみを含むが、必要に応じてそのほかの数量のレンズのみを設置することができる。前記第2のレンズセット4において、いずれかのレンズの物側又は像側に遮光部材又は遮光板を設置することもできる。前記延伸部34の第2の表面342は、前記第2のレンズセット4の上端と当接し、即ち、前記第6レンズ41の物側面と当接する。
前記レンズチューブ1と前記スペーサ3とは、係止部7により固定され、前記係止部7が前記レンズチューブ1の第1の外壁15に設けられる第1の係止部71及び前記スペーサ3の第2の内壁31に設けられる第2の係止部72を含み、前記第2の係止部72が前記スペーサ3の突出部35に設けられ、前記第1の係止部71が前記収容溝16に設けられている。前記延伸部34の第1の表面341は、前記第1のレンズセット2の下端と当接する。前記第1の係止部71は、光軸方向の逆方向へ突出して形成する構造であり、前記第2の係止部72は、光軸方向の逆方向へ凹んで形成する構造である。第1の係止部71、第2の係止部72の表面は、いずれも弧形状であり、係止しやすい。
図16に示すように、該第4の実施例の別の実施形態において、前記第1の係止部71’は、光軸方向へ凹んで形成する構造であり、前記第2の係止部72’は、光軸方向へ突出して形成する構造であり、第1の係止部71’、第2の係止部72’の表面は、共に弧形状であり、係止しやすい。前記スペーサ3’の延伸部34’の第1の表面341’と前記第1のレンズセット2’とは、間隔を隔て設置され、即ち、前記延伸部34’の第1の表面341’と前記第1のレンズ21’とは、間隔を置いて設けられる。
前記第1の係止部と前記第2の係止部の形状は、任意に交換することもできる、と注意すべきである。
前記レンズモジュール100を組み立てる時に、まず、レンズチューブ1、第1のレンズセット2及び遮光片5を提供し、第1のレンズセット2を前記レンズチューブ1の像側端部からレンズチューブ1の収容空間13内に順次に装入し、その途中において、隣接するレンズの間に遮光片5を挿通することができ、必要に応じて、いずれかの数量の遮光片5及び/又は遮光板を添加することができ、その後に、第1のレンズ21の像側端の接着剤収容溝212に接着剤を塗布して第1のレンズセット2を固定する。スペーサ3、第2のレンズセット4及びストッパー6を提供し、前記第2のレンズセット4におけるレンズを順次に前記スペーサ3の収容空間36に装入し、いずれかの隣接する2つのレンズの間には、必要に応じていずれかの数量の遮光片及び/又は遮光板を添加することができ、前記第6レンズ41の物側面と延伸部34の第2の表面342とは貼りあわせて、前記第1のレンズセット2、第2のレンズセット4におけるそれぞれのレンズの縁が前記レンズチューブ1の第2の筒壁12の第1の内壁14又はスペーサ3の本体部33の第2の内壁31とは締まり嵌めすることができ、ストレスフリーで配合することができ、締まり嵌めすることが好ましい。このように、前記レンズセットの同軸度を確保することができ、前記レンズセットが前記レンズチューブ1、スペーサ3に正確に押し込むことができ、且つ一定の固定作用を発揮する。ストッパー6を提供し、第6レンズ41の像側面に設けられ、接着剤塗布プロセスを採用して固定し、最後に、レンズチューブ1とスペーサ3とを係止部7により係止して固定される。これまで、前記レンズモジュール1全体の組立てが完了する。
関連技術のレンズモジュールに比べて、第4の実施例に係るレンズモジュールは、以下のメリットを有する。
第4の実施例は、段階分けに組み立てることができ、前記レンズチューブと前記スペーサとは、係合構造により固定され、組み立てやすく、自由であり、レンズを組立て間違っても直すこともでき、構造が簡単であり、モジュール構成全体をより安定にする。
以上の実施例が本出願の好ましい実施形態のみであり、当業者にとっては、本発明の精神及び範囲を脱離しない前提で、改良することもでき、これらが本発明の保護範囲に含まれる。

Claims (40)

  1. レンズチューブと、前記レンズチューブに収容され且つ少なくとも1つのレンズを含む第1のレンズセットと、前記レンズチューブにおける像側に近い端部に設けられるスペーサと、前記スペーサに収容され且つ少なくとも1つのレンズを含む第2のレンズセットと、を備え、前記レンズチューブは、光通過孔を形成する第1の筒壁及び前記第1の筒壁から屈曲して延伸する第2の筒壁を含み、前記レンズチューブは、第1の内壁及び前記第1の内壁に対応する第1の外壁を含み、前記スペーサは、第2の内壁及び前記第2の内壁に対応する第2の外壁を含むレンズモジュールであって、前記レンズチューブと前記スペーサとは、嵌合して固定され、
    前記スペーサは、本体部と、前記本体部から光軸に垂直な方向に沿って光軸に向かって延伸して形成する延伸部とを含み、前記本体部と前記延伸部とは、取り囲んで前記第2のレンズセットを収容する収容空間を形成し、且つ、前記延伸部は、前記第1のレンズセットと前記第2のレンズセットとの間に位置し、前記延伸部は、物側に近い第1の表面、物側から離れる第2の表面、及び、前記第1の表面と前記第2の表面とを接続する物側から像側に向かって光軸から離れる方向へ傾斜する1つの斜面からなり、前記延伸部は、光線が通過する開口を有する環状構造であり、前記第1の表面と前記第2の表面とは光軸に垂直な環状をなす平面であることを特徴とするレンズモジュール。
  2. 前記レンズチューブと前記スペーサとは、螺合部により固定されることを特徴とする請求項1に記載のレンズモジュール。
  3. 前記螺合部は、前記レンズチューブの第1の内壁に設けられている第1のねじと、前記スペーサの第2の外壁に設けられている第2のねじとを含むことを特徴とする請求項2に記載のレンズモジュール。
  4. 前記第2のねじは、前記延伸部に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のレンズモジュール。
  5. 前記延伸部の第1の表面は、前記第1のレンズセットの下端と当接することを特徴とする請求項4に記載のレンズモジュール。
  6. 前記延伸部は、第1の表面から像側へ凹んで凹溝を形成し、前記第1のレンズセットは、前記凹溝の上方に設置され、前記延伸部と間隔を置いて設けられることを特徴とする請求項4に記載のレンズモジュール。
  7. 前記第1のレンズセットの下端における前記レンズチューブに近い位置には、凹み部が設けられており、前記凹み部と前記レンズチューブの第1の内壁とは、接着剤を収容する接着剤収容溝を形成することを特徴とする請求項5又は6に記載のレンズモジュール。
  8. 前記延伸部は、環状構造であることを特徴とする請求項4に記載のレンズモジュール。
  9. 前記レンズチューブの第2の筒壁の第1の外壁と前記スペーサの本体部の第2の外壁とは面一になっていることを特徴とする請求項4に記載のレンズモジュール。
  10. 前記スペーサの本体部と延伸部とは、前記第2のレンズセットを収容する収容空間を取り囲んで形成し、前記延伸部の第2の表面は、前記第2のレンズセットの上端と当接することを特徴とする請求項4に記載のレンズモジュール。
  11. 前記レンズチューブは、その下端から物側へ凹んで収容溝を形成し、前記第1のねじ部は、前記収容溝に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のレンズモジュール。
  12. 前記螺合部は、前記レンズチューブの第1の外壁に設けられる第1のねじと、前記スペーサの第2の内壁に設けられる第2のねじとを含むことを特徴とする請求項2に記載のレンズモジュール。
  13. 前記スペーサは、前記延伸部から物側へ延伸して形成する突出部を含み、前記第2のねじは、前記突出部に設けられていることを特徴とする請求項12に記載のレンズモジュール。
  14. 前記延伸部の第1の表面は、前記第1のレンズセットの下端と当接することを特徴とする請求項13に記載のレンズモジュール。
  15. 前記第1のレンズセットは、前記第1の表面の上方に設置され、前記延伸部の第1の表面と間隔を置いて設けられることを特徴とする請求項13に記載のレンズモジュール。
  16. 前記第1のレンズセットの下端における前記レンズチューブに近い位置には、凹み部が設けられており、前記凹み部と前記レンズチューブの第1の内壁とは、接着剤を収容する接着剤収容溝を形成することを特徴とする請求項14又は15に記載のレンズモジュール。
  17. 前記延伸部は、環状構造であることを特徴とする請求項13に記載のレンズモジュール。
  18. 前記スペーサの本体部と延伸部とは、前記第2のレンズセットを収容する収容空間を取り囲んで形成し、前記延伸部の第2の表面は、前記第2のレンズセットの上端と当接することを特徴とする請求項13に記載のレンズモジュール。
  19. 前記レンズチューブは、その下端から物側へ凹んで収容溝を形成し、前記第1のねじ部は、前記収容溝に設けられていることを特徴とする請求項12に記載のレンズモジュール。
  20. 前記レンズチューブと前記スペーサとは、係止部により固定されることを特徴とする請求項1に記載のレンズモジュール。
  21. 前記係止部は、前記レンズチューブの第1の内壁に設けられる第1の係止部と、前記スペーサの第2の外壁に設けられる第2の係止部とを含むことを特徴とする請求項20に記載のレンズモジュール。
  22. 前記スペーサは、前記延伸部から物側へ延伸して形成する突出部を含み、前記第2の係止部は、前記突出部に設けられていることを特徴とする請求項21に記載のレンズモジュール。
  23. 前記突出部の上端は、前記第1のレンズセットの下端と当接することを特徴とする請求項22に記載のレンズモジュール。
  24. 前記第1のレンズセットは、前記スペーサと間隔を置いて設けられることを特徴とする請求項22に記載のレンズモジュール。
  25. 前記第1のレンズセットの下端における前記レンズチューブに近い位置には、凹み部が設けられており、前記凹み部と前記レンズチューブの第1の内壁とは、接着剤を収容する接着剤収容溝を形成することを特徴とする請求項23又は24に記載のレンズモジュール。
  26. 前記第1の係止部は、光軸へ突出して形成する構造であり、前記第2の係止部は、光軸へ凹んで形成する構造であることを特徴とする請求項22に記載のレンズモジュール。
  27. 前記第1の係止部は、光軸から離れる方向へ凹んで形成する構造であり、前記第2の係止部は、光軸から離れる方向へ突出して形成する構造であることを特徴とする請求項22に記載のレンズモジュール。
  28. 第1の係止部と第2の係止部との表面は、何れも弧形状であることを特徴とする請求項26又は27に記載のレンズモジュール。
  29. 前記レンズチューブの第2の筒壁の第1の外壁と前記スペーサの本体部の第2の外壁とは面一になっていることを特徴とする請求項22に記載のレンズモジュール。
  30. 前記レンズチューブは、その下端から物側へ凹んで収容溝を形成し、前記第1の係止部は、前記収容溝に設けられていることを特徴とする請求項21に記載のレンズモジュール。
  31. 前記係止部は、前記レンズチューブの第1の外壁に設けられている第1の係止部と、前記スペーサの第2の内壁に設けられている第2の係止部とを含むことを特徴とする請求項20に記載のレンズモジュール。
  32. 前記スペーサは、前記本体部から物側へ延伸して形成する突出部を含み、前記第2の係止部は、前記突出部に設けられていることを特徴とする請求項31に記載のレンズモジュール。
  33. 前記延伸部の第1の表面は、前記第1のレンズセットの下端と当接することを特徴とする請求項32に記載のレンズモジュール。
  34. 前記延伸部の第1の表面は、前記第1のレンズセットと間隔を置いて設けられることを特徴とする請求項32に記載のレンズモジュール。
  35. 前記第1のレンズセットの下端における前記レンズチューブに近い位置には、凹み部が設けられており、前記凹み部と前記レンズチューブの第1の内壁とは、接着剤を収容する接着剤収容溝を形成することを特徴とする請求項33又は34に記載のレンズモジュール。
  36. 前記第1の係止部は、光軸から離れる方向へ突出して形成する構造であり、前記第2の係止部は、光軸から離れる方向へ凹んで形成する構造であることを特徴とする請求項32に記載のレンズモジュール。
  37. 前記第1の係止部は、光軸へ凹んで形成する構造であり、前記第2の係止部は、光軸へ突出して形成する構造であることを特徴とする請求項32に記載のレンズモジュール。
  38. 第1の係止部と第2の係止部との表面は、何れも弧形状であることを特徴とする請求項36又は37に記載のレンズモジュール。
  39. 前記レンズチューブは、その下端から物側へ凹んで収容溝を形成し、前記第1の係止部は、前記収容溝に設けられていることを特徴とする請求項31に記載のレンズモジュール。
  40. 前記レンズモジュールは、さらに、前記第2のレンズセットにおける像側に近い端部に設けられるストッパーを含むことを特徴とする請求項1、3、12、21及び31のいずれか1項に記載のレンズモジュール。
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