JP6717057B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
使用予定の機能や設定値を指定して画像形成装置の使用が予約される場合がある。例えば、端末装置を使用して遠隔から予約が行われる場合がある。
特許文献1には、変更された設定内容を報知する装置が開示されている。
特許文献2には、動作状況が変化したときに当該変化が設定に影響を与える場合、警告メッセージを表示する装置が開示されている。
特開2008−182295号公報 特開2001−34379号公報
ところで、画像形成装置を予約した後、実際に画像形成装置を使用するまでの間に、管理者等によって、使用予定のユーザに対応付けられている権限(例えば、使用許可された装置、機能、設定値等)が変更される場合がある。この場合、予約時には装置や機能や設定値等の使用が許可されていた場合であっても、実際の画像形成装置の使用時には、装置や機能や設定値等の使用が許可されない又は制限されるという問題が生じる。
本発明の目的は、機能の予約後にユーザの権限が変更された場合であっても、予約された機能の使用が妨げられないようにすることにある。
請求項1に係る発明は、自装置の機能の実行の予約を受け付ける予約受付手段と、前記機能に関するユーザ毎の実行権限を示す権限情報の変更を受け付ける変更受付手段と、前記予約受付手段によって前記予約が受け付けられた後であって、前記予約された機能の実行の前に前記権限情報の変更が受け付けられた場合、前記権限情報が変更される前の実行権限に従って、前記予約された機能の実行を制御する制御手段と、前記予約受付手段によって前記予約が受け付けられた後であって、前記予約された機能の実行の前に前記権限情報の変更が受け付けられた場合において、変更後の実行権限が変更前の実行権限と比べて制限されている場合、変更された前記権限情報に対応するユーザに、前記権限情報が変更されたことを示す情報を送信し、変更後の実行権限が変更前の実行権限と比べて制限されていない場合、前記権限情報が変更されたことを示す情報を送信しない送信手段と、を有する情報処理装置である。
請求項に係る発明は、変更された前記権限情報に対応するユーザの端末装置が自装置の位置を基準にして予め設定された位置範囲内に含まれたことが検知された場合、前記送信手段は、前記権限情報が変更されたことを示す情報を前記端末装置に送信する、ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置である。
請求項に係る発明は、前記権限情報が変更される前の実行権限によって、前記予約された機能の実行の許可を得るための通知を、外部装置に送信する通知手段を更に有し、前記制御手段は、前記許可を示す情報を受けた場合に、前記権限情報が変更される前の実行権限によって、前記予約された機能の実行を制御する、ことを特徴とする請求項1又は請求項に記載の情報処理装置である。
請求項に係る発明は、前記制御手段は、前記権限情報の変更によって実行が制限されない機能を用いた処理を、前記権限情報の変更によって実行が制限される機能を用いた処理よりも、優先して実行するよう制御する、ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項5に係る発明は、自装置の機能の実行の予約を受け付ける予約受付手段と、前記機能に関するユーザ毎の実行権限を示す権限情報の変更を受け付ける変更受付手段と、前記予約受付手段によって前記予約が受け付けられた後であって、前記予約された機能の実行の前に前記権限情報の変更が受け付けられた場合、前記権限情報が変更される前の実行権限に従って、前記予約された機能の実行を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記権限情報の変更によって実行が制限されない機能を用いた処理を、前記権限情報の変更によって実行が制限される機能を用いた処理よりも、優先して実行するよう制御する、情報処理装置である。
請求項6に係る発明は、コンピュータを、装置の機能の実行の予約を受け付ける予約受付手段、前記機能に関するユーザ毎の実行権限を示す権限情報の変更を受け付ける変更受付手段、前記予約受付手段によって前記予約が受け付けられた後であって、前記予約された機能の実行の前に前記権限情報の変更が受け付けられた場合、前記権限情報が変更される前の実行権限によって、前記予約された機能の実行を制御する制御手段、前記予約受付手段によって前記予約が受け付けられた後であって、前記予約された機能の実行の前に前記権限情報の変更が受け付けられた場合において、変更後の実行権限が変更前の実行権限と比べて制限されている場合、変更された前記権限情報に対応するユーザに、前記権限情報が変更されたことを示す情報を送信し、変更後の実行権限が変更前の実行権限と比べて制限されていない場合、前記権限情報が変更されたことを示す情報を送信しない送信手段、として機能させるプログラムである。
請求項7に係る発明は、コンピュータを、装置の機能の実行の予約を受け付ける予約受付手段、前記機能に関するユーザ毎の実行権限を示す権限情報の変更を受け付ける変更受付手段、前記予約受付手段によって前記予約が受け付けられた後であって、前記予約された機能の実行の前に前記権限情報の変更が受け付けられた場合、前記権限情報が変更される前の実行権限によって、前記予約された機能の実行を制御する制御手段、として機能させ、前記制御手段は、前記権限情報の変更によって実行が制限されない機能を用いた処理を、前記権限情報の変更によって実行が制限される機能を用いた処理よりも、優先して実行するよう制御する、プログラムである。
請求項1,6に係る発明によると、機能の予約後にユーザの権限が変更された場合であっても、予約された機能の使用が妨げられない。また、予約された機能の使用が妨げられる可能性があることがユーザに通知される。
請求項に係る発明によると、実際に機能を使用し得るユーザの端末装置に、権限情報が変更されたことを示す情報が送信される。
請求項に係る発明によると、権限情報が変更されたにも関わらず、ユーザが処理を継続してしまうという事態が回避される。
請求項4,5,7に係る発明によると、権限情報の変更によって実行が制限されない機能を用いた処理を優先させない場合と比べて、当該機能を用いた処理が完了するまでの待ち時間が短縮される。
本発明の実施形態に係る画像形成システムを示すブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置を示すブロック図である。 端末装置を示すブロック図である。 予約管理テーブルの一例を示す図である。 変更前の上位権限についての権限管理テーブルの一例を示す図である。 変更前の下位権限についての権限管理テーブルの一例を示す図である。 変更後の上位権限についての権限管理テーブルの一例を示す図である。 変更後の下位権限についての権限管理テーブルの一例を示す図である。 デバイス管理テーブルの一例を示す図である。 権限設定画面の一例を示す図である。 権限設定画面の一例を示す図である。 権限設定画面の一例を示す図である。 確認画面の一例を示す図である。 選択画面の一例を示す図である。 選択画面の一例を示す図である。 選択画面の一例を示す図である。 実施例1に係る処理を示すシーケンス図である。 実施例2に係る処理を示すシーケンス図である。 実施例3に係る処理を示すシーケンス図である。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る情報処理システムとしての画像形成システムについて説明する。図1には、本実施形態に係る画像形成システムの一例が示されている。本実施形態に係る画像形成システムは、画像形成装置10と端末装置12,14を含む。画像形成装置10と端末装置12,14は、通信経路Nを介して互いに接続されている。通信経路Nは、例えばインターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、近距離無線通信、等によって構成される。図1に示す例では、2つの画像形成装置10が画像形成システムに含まれているが、1又は複数の画像形成装置10が画像形成システムに含まれていてもよい。また、2つの端末装置が画像形成システムに含まれているが、1又は複数の端末装置が画像形成システムに含まれていてもよい。
画像形成装置10は画像形成機能を備えた装置である。例えば、画像形成装置10は、スキャン機能、プリント機能、コピー機能及びファクシミリ機能の中の少なくとも1つの機能を備えた装置である。また、画像形成装置10は、他の装置との間でデータを送受信する機能を備えている。
端末装置12,14は、PC(パーソナルコンピュータ)、タブレットPC、スマートフォン、携帯電話、等の装置であり、他の装置との間でデータを送受信する機能を備えている。端末装置12は、画像形成装置10を使用するユーザによって操作される装置であり、例えば、画像形成装置10の使用時に、画像形成装置10のユーザインターフェース部(UI部)として機能する場合がある。端末装置14は、画像形成装置10の管理者によって操作される装置であり、例えば、画像形成装置10の機能に関する実行権限を変更するときに操作される。
本実施形態に係る画像形成システムにおいては、端末装置12を使用して画像形成装置10の使用の予約が行われ、その予約に従って当該画像形成装置10が使用される。もちろん、画像形成装置10を使用して当該画像形成装置10の使用が予約されてもよい。また、端末装置14を使用して画像形成装置10の機能に関する実行権限が変更され、その変更に伴って、画像形成装置10の使用が許可又は制限される。なお、画像形成装置10の使用が制限される場合、画像形成装置10が有する機能群の中の一部の機能の使用が禁止されてもよいし、当該機能群に含まれる全機能の使用が禁止されてもよいし、特定の機能によって実行される特定の処理の使用が禁止されてもよい。
以下、図2を参照して、画像形成装置10の構成について詳しく説明する。図2には、画像形成装置10の構成が示されている。
通信部16は通信インターフェースであり、通信経路Nを介して、他の装置にデータを送信する機能、及び、他の装置からデータを受信する機能を備えている。通信部16は、無線通信機能を備えた通信インターフェースであってもよいし、有線通信機能を備えた通信インターフェースであってもよい。
画像形成部18は画像形成処理を行う。例えば、画像形成部18は、スキャン機能、プリント機能、コピー機能及びファクシミリ機能の中の少なくとも1つの機能を実行する。スキャン機能が実行されることにより、原稿が読み取られてスキャンデータ(画像データ)が生成される。プリント機能が実行されることにより、画像が用紙等の記録媒体上に印刷される。コピー機能が実行されることにより、原稿が読み取られて記録媒体上に印刷される。ファクシミリ機能が実行されることにより、画像データがファクシミリ送信又はファクシミリ受信される。当該画像データは原稿を読み取ることにより生成された画像データであってもよいし、端末装置12等から送信された画像データであってもよい。また、複数の機能を組み合わせた複合機能が実行されてもよい。例えば、スキャン機能と送信機能(転送機能)とを組み合わせたスキャン転送機能が実行されてもよい。このスキャン転送機能が実行されることにより、原稿が読み取られてスキャンデータ(画像データ)が生成され、そのスキャンデータが送信先(例えば端末装置12等の外部装置)に送信される。もちろん、この組み合わせ機能は一例に過ぎず、別の組み合わせ機能が実行されてもよい。
記憶部20はハードディスク等の記憶装置である。記憶部20には、画像形成処理の実行指示を示す実行指示情報(例えばジョブ情報等)、プリントの対象となる画像データ、スキャン機能を実行することにより生成されたスキャンデータ、各種の制御データ、各種のプログラム、他の画像形成装置10のアドレスを示すアドレス情報、等が記憶される。もちろん、それらは別々の記憶装置に記憶されてもよいし、1つの記憶装置に記憶されてもよい。
また、記憶部20には、予約管理情報22、権限情報24及びデバイス管理情報26が記憶されている。以下、これらの情報について説明する。
予約管理情報22は、画像形成装置10の使用の予約を示す情報であり、例えば、画像形成装置10に対して予約された画像形成処理の実行指示情報と、予約を行ったユーザを識別するためのユーザ識別情報(例えばユーザIDや氏名)と、予約の際に使用された端末装置12のアドレスを示すアドレス情報と、の対応付けを示す情報である。予約された画像形成処理の実行指示情報は、例えば、予約対象の画像形成機能(コピー機能等)を示す情報と、画像形成処理の設定内容を示す設定情報を含む。設定情報は、例えば、画像形成処理の対象となるデータ(例えば画像データ)、画像形成処理の対象となる原稿の枚数を示す情報、カラー処理の有無を示す情報、原稿の両面処理の有無を示す情報、解像度の設定値、部数を示す情報、後処理の有無を示す情報、データの転送先を示す情報、等を含む。設定内容は、例えば、画像形成処理の予約時にユーザによって設定される。
例えば、端末装置12を使用して画像形成装置10に対して画像形成処理の予約が行われる。もちろん、画像形成装置10を使用して当該画像形成装置10に対する画像形成処理の予約が行われてもよい。
権限情報24は、画像形成装置10の機能(例えば画像形成機能)に関するユーザの実行権限を示す情報であり、例えば、ユーザ毎に、使用が許可された機能を示す情報である。権限情報24においては、例えば、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、当該ユーザによる使用が許可された機能を示す情報と、が対応付けられている。ある機能に対する実行権限を有するユーザは、当該機能の使用が許可される。
デバイス管理情報26は、画像形成システムに含まれる各画像形成装置10の使用状況、各画像形成装置10に備えられている設備(後処理装置等)、等を示す情報である。各画像形成装置10は、他の画像形成装置10のアドレス情報に従って互いに通信することにより、他の画像形成装置10の使用状況や設備を示す情報を受信し、自装置の使用状況や設備を示す情報を他の画像形成装置10に送信する。各画像形成装置10の制御部30は、他の画像形成装置10の使用状況や設備を示す情報をデバイス管理情報26に登録し、使用状況や設備を示す情報を受信する度にデバイス管理情報26を更新する。その通信は、予め設定された時間間隔で定期的に行われてもよいし、管理者の指示に従って行われてもよいし、ランダムのタイミングで行われてもよい。
UI部28はユーザインターフェース部であり、表示部と操作部を含む。表示部は、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置である。操作部は、例えばタッチパネルやキーボード等の入力装置である。
制御部30は、画像形成装置10の各部の動作を制御する。例えば、制御部30は、画像形成処理の予約を受け付け、例えば、予約を受け付ける度に予約を予約管理情報22に登録して予約管理情報22を更新する。また、制御部30は権限設定部32を含む。
権限設定部32は、権限情報24の変更指示を受け付け、その変更指示に従って権限情報24を変更する。つまり、権限設定部32は、画像形成装置10の機能に関する実行権限を変更する。例えば、管理者が管理者用の端末装置14を使用して権限情報24の変更指示を与えると、その変更指示を示す情報が端末装置14から画像形成装置10に送信され、権限設定部32は、その変更指示に従って権限情報24を変更する。例えば、変更指示に従って、使用が許可されていた機能の使用が禁止される。
本実施形態においては、機能(画像形成処理)が予約された後に、当該予約された機能(画像形成処理)の実行前に権限情報24が変更されて実行権限が制限された場合、制御部30は、権限情報24が変更される前の実行権限に従って、権限情報24が変更される前に予約された機能(画像形成処理)の実行を制御する。当該予約を行ったユーザの確認が得られた場合や、管理者の許可が得られた場合等に、変更前の実行権限に従って、権限情報24が変更される前に予約された機能(画像形成処理)が実行されてもよい。なお、制御部30は、権限情報24が変更された後の実行権限に従って、権限情報24が変更された後に予約された機能(画像形成処理)の実行を制御する。
以下、図3を参照して、端末装置12の構成について詳しく説明する。図3には、端末装置12の構成が示されている。なお、端末装置14の構成は端末装置12の構成と同じであるため、その説明を省略する。
通信部34は通信インターフェースであり、通信経路Nを介して、他の装置にデータを送信する機能、及び、他の装置からデータを受信する機能を備えている。通信部34は、無線通信機能を備えた通信インターフェースであってもよいし、有線通信機能を備えた通信インターフェースであってもよい。記憶部36はハードディスク等の記憶装置であり、各種のプログラム、各種のデータ、画像形成装置10のアドレス情報、等を記憶する。UI部38はユーザインターフェース部であり、表示部と操作部を含む。表示部は、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置である。操作部は、例えば、タッチパネル、キーボード、マウス、等の入力装置である。制御部40は、端末装置12の各部の動作を制御する。
以下、図4を参照して、予約管理情報22の一例としての予約管理テーブルについて説明する。図4には、予約管理テーブルの一例が示されている。この予約管理テーブルは、画像形成装置10の制御部30によって作成されて記憶部20に記憶されており、予約が発生する度に制御部30によって更新される。予約管理テーブルには、未実行の予約に係る画像形成処理が登録されており、一例として、予約ID、予約を行ったユーザのユーザID、予約の際に使用された端末装置12のアドレスを示すアドレス情報、及び、予約内容を示す情報、が対応付けられている。予約IDは、予約内容を識別するための予約識別情報の一例である。予約内容は、予約された画像形成処理の内容である。なお、画像形成装置10を使用して予約が行われた場合、アドレス情報として画像形成装置10のアドレス情報が登録されてもよいし、アドレス情報の欄は空欄であってもよい。予約管理テーブルには、他の情報として、予約時の日時を示す情報や、予約対象の画像形成処理の実行日時を示す情報、等が含まれていてもよい。
以下、図5及び図6を参照して、権限情報24の一例としての権限管理テーブルについて説明する。図5には、権限が変更される前の上位権限(基本権限)についての権限管理テーブルの一例が示されており、図6には、権限が変更される前の下位権限(ゲスト権限)についての権限管理テーブルの一例が示されている。
一例として、階層構造によって権限情報24が管理されており、上位権限が変更されると、その変更に伴って下位権限が変更されるものとする。例えば、一般ユーザ用の権限が上位権限であり、未認証ユーザの権限が下位権限である。別の例として、管理者用の権限が上位権限であり、一般ユーザの権限が下位権限であってもよい。
図5に示すように、上位権限を有するユーザは、カラーコピー及び白黒コピーが許可され、アドレス帳の使用が禁止され、アプリケーションA,Bの使用が許可されている。また、白黒プリントの許可時間(実行が許可された時間帯)は9時〜21時であり、カラープリント許可時間は10時〜20時である。また、図6に示すように、下位権限を有するユーザも、上位権限を有するユーザと同じ権限を有している。
以下、図7及び図8を参照して、権限が変更された後の権限管理テーブルについて説明する。図7には、権限が変更された後の上位権限についての権限管理テーブルの一例が示されており、図8には、権限が変更された後の下位権限についての権限管理テーブルの一例が示されている。
例えば、管理者によって上位権限の一部が変更されたものとする。図7に示すように、コピーに関しては、白黒コピーのみが許可され、カラーコピーが禁止されている。つまり、コピー機能の一部が制限されている。アドレス帳の使用が許可されている。カラープリントの許可時間は、変更前の「10時〜20時」から「11時〜17時」に変更されている。つまり、カラープリントの実行が許可された時間帯が制限されている。アプリケーションAの使用が禁止されている。
上位権限が制限されると、それに伴って下位権限も制限される。図8に示すように、コピーに関しては、上位権限と同様に、白黒コピーのみが許可され、カラーコピーが禁止される。上位権限にはアドレス帳の使用が許可されたが、下位権限にはアドレス帳の使用は許可されない。上位権限においては、カラープリントの許可時間が「10時〜20時」から「11時〜17時」に制限されたため、下位権限においても、カラープリントの許可時間が「10時〜20時」から「11時〜17時」に制限されている。上位権限においては、アプリケーションAの使用が禁止されたため、下位権限においても、アプリケーションAの使用が禁止される。
上記のように実行権限が変更された場合、画像形成装置10の制御部30は、実行権限(権限情報24)が変更されたことを示す情報を、端末装置12に送信する制御を行ってもよい。例えば、各ユーザの端末装置12のアドレスを示すアドレス情報が記憶部20に記憶されており、そのアドレス情報に従って、権限変更を示す情報が各ユーザの端末装置12に送信される。端末装置12のUI部38には、実行権限(権限情報)が変更されたことを示す情報が表示される。別の例として、制御部30は、実行権限が変更されたことを示す情報を、当該実行権限を使用する画像形成処理の予約を行ったユーザの端末装置12に送信する制御を行ってもよい。この場合、予約管理テーブルを参照することにより、当該画像形成処理を行ったユーザの端末装置12のアドレス情報が特定され、そのアドレス情報に従って、実行権限が変更されたことを示す情報が端末装置12に送信される。
例えば、変更後の実行権限が変更前の実行権限と比べて制限されている場合、制御部30は、変更前の権限情報に対応するユーザの端末装置12、つまり、変更前の実行権限を有するユーザの端末装置12に、権限情報が変更されたことを示す情報を送信する制御を行ってもよい。具体例を挙げて説明すると、ユーザAについての実行権限が変更されて制限された場合、ユーザAの端末装置12のアドレス情報に従って、権限情報が変更されたことを示す情報が、ユーザAの端末装置12に送信される。例えば、コピー機能に関して、変更前の実行権限ではカラーコピーの使用が許可されており、変更後の実行権限では白黒コピーのみの使用が許可されてカラーコピーの使用が禁止された場合、変更後の実行権限が変更前の実行権限と比べて制限されたことになる。別の例として、変更後の許可時間が変更前の許可時間よりも短くなった場合、変更後の実行権限が変更前の実行権限と比べて制限されたことになる。このような場合、権限情報が変更されたことを示す情報が、変更前の実行権限を有するユーザの端末装置12に送信される。
変更後の実行権限が変更前の実行権限と比べて制限されていない場合、制御部30は、権限情報が変更されたことを示す情報を送信する制御を行わなくてもよい。例えば、コピー機能に関して、変更前の実行権限では白黒コピーのみの使用が許可されており、変更後の実行権限ではカラーコピーの使用が許可された場合、変更後の実行権限は変更前の実行権限と比べて制限されていない。別の例として、変更後の許可時間が変更前の許可時間よりも長くなった場合、変更後の実行権限は変更前の実行権限と比べて制限されていない。このような場合、権限情報が変更されたことを示す情報は、端末装置12に送信されない。
また、変更前の実行権限を有するユーザの端末装置12が画像形成装置10の位置を基準にして予め設定された位置範囲内に含まれたことが検知された場合、制御部30は、権限情報が変更されたことを示す情報を、当該端末装置12に送信する制御を行ってもよい。端末装置12と画像形成装置10との間の位置関係(例えば距離)は、例えば、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を利用して検出されてもよいし、GPS(Global Positioning System)を利用して検出されてもよい。また、端末装置12と画像形成装置10との間で近距離無線通信等の通信を行うことにより、当該端末装置12のユーザのユーザ識別情報が、当該端末装置12から画像形成装置10に送信される。画像形成装置10の制御部30は、権限情報24を参照することにより、当該ユーザ識別情報が示すユーザの実行権限が変更されたか否かを判定する。当該ユーザの実行権限が変更されている場合であって、当該ユーザの端末装置12が上記位置範囲内に含まれる場合、権限情報が変更されたことを示す情報が、当該ユーザの端末装置12に送信される。また、変更前の実行権限を有するユーザの端末装置12であって、変更前の実行権限を利用した機能(画像形成処理)の実行を予約したユーザの端末装置12が位置範囲内に含まれたことが検知された場合、制御部30は、権限情報が変更されたことを示す情報を、当該端末装置12に送信する制御を行ってもよい。位置範囲内に含まれる端末装置12は、位置範囲内に含まれない端末装置12と比べて、画像形成装置10の使用を予約したユーザの端末装置12である可能性が高い。それ故、このような送信制御を行うことにより、実際に画像形成装置10を使用し得るユーザの端末装置に、権限情報が変更されたことを示す情報が送信される。
以下、具体例を挙げて説明する。
例えば、制御部30は、上位権限及び下位権限についての全ての変更点を示す情報を、各権限に対応付けられているユーザの端末装置12に送信する制御を行ってもよい。図7及び図8に示す例では、コピー機能に関する権限、アドレス帳に関する権限、カラープリントの許可時間及びアプリケーションAに関する権限が変更されたことを示す情報が、上位権限を有するユーザの端末装置12、及び、下位権限を有するユーザの端末装置12に送信される。
別の例として、制御部30は、下位権限についての全ての変更点を示す情報を、下位権限に対応付けられているユーザの端末装置12に送信する制御を行ってもよい。図7及び図8に示す例では、コピー機能に関する権限、カラープリントの許可時間及びアプリケーションAに関する権限が変更されたことを示す情報が、下位権限を有するユーザの端末装置12に送信される。
別の例として、制御部30は、上位権限及び下位権限において変更前の実行権限と比べて制限された変更後の実行権限を示す情報を、各権限に対応付けられているユーザの端末装置12に送信する制御を行ってもよい。図7及び図8に示す例では、実行権限の変更によって、コピー機能に関する権限、カラープリントの許可時間、及び、アプリケーションAに関する権限が、制限されている。この場合、コピー機能に関する権限、カラープリントの許可時間及びアプリケーションAに関する権限が制限されたことを示す情報が、上位権限を有するユーザの端末装置12、及び、下位権限を有するユーザの端末装置12に送信される。
別の例として、制御部30は、下位権限において変更前の実行権限と比べて制限された変更後の実行権限を示す情報を、下位権限に対応付けられているユーザの端末装置12に送信する制御を行ってもよい。図7及び図8に示す例では、コピー機能に関する権限、カラープリントの許可時間及びアプリケーションAに関する権限が制限されたことを示す情報が、下位権限を有するユーザの端末装置12に送信される。
別の例として、制御部30は、上位権限及び下位権限についての変更点を示す情報であって、ユーザによって予約された画像形成処理に関連する機能についての権限の変更点を示す情報を、当該予約を行ったユーザ(上位権限を有するユーザと下位権限を有するユーザ)の端末装置12に送信してもよい。図7及び図8に示す例では、コピー機能に関する権限、カラープリントの許可時間及びアプリケーションAに関する権限が制限されたことを示す情報が、それらに関連する画像形成処理の予約を行ったユーザ(上位権限を有するユーザと下位権限を有するユーザ)の端末装置12に送信される。
別の例として、制御部30は、下位権限についての変更点を示す情報であって、ユーザによって予約された画像形成処理に関連する機能についての権限の変更点を示す情報を、当該予約を行った下位権限を有するユーザの端末装置12に送信してもよい。図7及び図8に示す例では、コピー機能に関する権限、カラープリントの許可時間及びアプリケーションAに関する権限が制限されたことを示す情報が、それらに関連する画像形成処理の予約を行った下位権限を有するユーザの端末装置12に送信される。
また、実行権限が一時的に制限された場合、実行権限が制限されたことを示す情報が、その実行権限に対応付けられているユーザの端末装置12に送信されてもよいし、その制限が解除された場合に、制限が解除されたことを示す情報が端末装置12に送信されてもよい。
以下、図9を参照して、デバイス管理情報26の一例としてのデバイス管理テーブルについて説明する。図9には、デバイス管理テーブルの一例が示されている。デバイス管理テーブルにおいては、一例として、デバイスID、画像形成装置10の設置場所を示す情報、画像形成装置10の使用状況を示す情報、オプション装置に関する情報、及び、画像形成装置10のアドレスを示すアドレス情報(図示されていない)、が対応付けられている。デバイスIDは、画像形成装置10を識別するためのデバイス識別情報の一例である。使用状況における「使用可」は、例えば、他のユーザによって画像形成装置10が使用されていない状態を示しており、「使用不可」は、例えば、他のユーザによって画像形成装置10が使用されている状態や、故障等によって画像形成装置10を利用できない状態を示している。デバイス管理テーブルには、オプション装置に関する情報として、例えば、課金装置の有無を示す情報、後処理装置の有無を示す情報、後処理装置の使用状況を示す情報、給紙トレイの有無を示す情報、及び、給紙トレイの使用状況を示す情報が含まれている。課金装置は、画像形成処理に応じて課金処理を行う装置である。後処理は、画像形成処理の後に実行される処理であり、後処理装置は、その後処理を実行する装置である。後処理は、例えば、ステープル処理、折り処理、パンチ処理、等である。デバイス管理テーブルを参照することにより、各画像形成装置10の設置場所、使用状況、オプション装置の有無や使用状況、等が特定される。なお、デバイス管理テーブルに含まれる各情報は、各画像形成装置10同士が、定期的に又は任意の時間に、互いに通信することにより取得される。
以下、図10から図16を参照して、各装置に表示される画面について詳しく説明する。
図10には、権限設定画面の一例が示されている。この権限設定画面42は、実行権限(権限情報)を設定するときに、管理者用の端末装置14のUI部38に表示される画面である。例えば、管理者が端末装置14を使用して画像形成装置10にアクセスし、管理者権限を使用して画像形成装置10にログインすると、権限設定画面を示す情報が画像形成装置10から端末装置14に送信され、端末装置14のUI部38に権限設定画面42が表示される。権限設定画面42には、一例として、コピーの許可又は禁止を設定する項目、カラーコピーの許可又は禁止を設定する項目、及び、処理対象面を設定する項目、が表示されている。管理者は、この権限設定画面42において各項目を設定する。一例として、コピーについては「許可」が選択され、カラーコピーについては「許可」が選択され、処理対象面として原稿の「片面」が選択されている。この権限設定画面42において設定された内容を示す情報が、端末装置14から画像形成装置10に送信され、権限情報24に含まれて画像形成装置10の記憶部20に記憶される。
権限設定画面42は、上位権限についての実行権限を設定するための画面であるものとする。権限設定画面42にて上位権限についての実行権限が変更されると、その変更に伴って下位権限も変更される。
図11には、カラーコピーについての実行権限が変更されたときの画面が示されている。実行権限の変更によって、上位権限を有するユーザは、コピーに関して白黒コピーのみが許可される。下位権限を有するユーザによるカラーコピーが許可されている場合、上位権限の変更に伴って、下位権限を有するユーザによるカラーコピーが禁止され、下位権限を有するユーザは、コピーに関して白黒コピーのみが許可される。この場合、権限設定画面42に、下位権限に対してカラーコピーが許可されていることを示す警告が表示される。この状態で管理者がOKボタンを押すと、図12に示すように、端末装置14のUI部38には、警告画面44が表示される。管理者が適用ボタンを押すと、実行権限の変更が適用される。変更後の実行権限を示す情報が、端末装置14から画像形成装置10に送信され、権限情報24に含まれて画像形成装置10の記憶部20に記憶される。これにより、上位権限が変更されるとともに下位権限が変更され、上位権限及び下位権限に対してカラーコピーが禁止され、コピーに関して白黒コピーのみが許可される。
図13には、予約を行ったユーザの端末装置12に表示される画面の一例としての確認画面46が示されている。この確認画面46は、一例として、下位権限を有するユーザの端末装置12に表示される画面である。例えば、変更後の実行権限が変更前の実行権限と比べて制限された場合、実行権限の変更前に変更前の実行権限を用いた画像形成処理の予約を行ったユーザの端末装置12に、確認画面46を示す情報が送信され、確認画面46が端末装置12のUI部38に表示される。確認画面46には、権限情報が変更されたことを示す情報が表示される。例えば、カラーコピーが禁止された場合、カラーコピーが禁止される前にカラーコピーを予約したユーザの端末装置12に、確認画面46を示す情報が送信される。確認画面46には、実行権限が変更されてカラーコピーが禁止されたことを示す情報が表示されるとともに、予約中の画像形成処理(カラーコピー)を、変更前の実行権限で実行するか否かを示す情報が表示される。ユーザが、変更前の実行権限による画像形成処理の実行を指示すると(例えば、ユーザが「はい」ボタンを押すと)、その実行指示を示す情報が端末装置12から画像形成装置10に送信され、予約中の画像形成処理(カラーコピー)が変更前の実行権限で実行される。例えば、カラーコピーが禁止された場合であっても、カラーコピーの使用が一時的に許可され、これにより、予約中のカラーコピーが実行される。なお、カラーコピーが禁止された後においては、カラーコピーの予約が禁止され、コピーに関しては白黒コピーが許可される。
図14には、予約を行ったユーザの端末装置12に表示される別の画面としての選択画面48が示されている。この選択画面48を示す情報は、上述した確認画面46と同様に、実行権限の変更前に変更前の実行権限を用いた画像形成処理の予約を行ったユーザの端末装置12に送信され、その端末装置12のUI部38に選択画面48が表示される。選択画面48には、実行権限が変更されて画像形成処理(例えばカラーコピー)が禁止された旨を示す情報が表示されるとともに、ボタン50,52,54が表示される。ボタン50は、管理者の許可を得るための指示を与えるためのボタンである。ボタン52は、他の画像形成装置10に予約中の画像形成処理を実行させる指示を与えるためのボタンである。ボタン54は、変更後の実行権限で画像形成処理の実行を指示するためのボタンである。
例えば、ユーザによってボタン50が押されると、変更前の実行権限を用いた画像形成処理(例えばカラーコピー)の実行の許可を得るための情報が、管理者の端末装置14のアドレスを示すアドレス情報に従って、端末装置12から端末装置14に送信される。端末装置14のアドレスを示すアドレス情報は、例えば、端末装置12の記憶部36に記憶されていてもよいし、画像形成装置10から端末装置12に送信されてもよいし、サーバ等の他の装置から端末装置12に送信されてもよい。管理者の許可が得られた場合、例えば、使用許可を示す情報が端末装置14から画像形成装置10に送信された場合、変更前の実行権限を用いた画像形成処理(例えばカラーコピー)の実行が許可される。
ユーザによってボタン52が押された場合、画像形成システムに含まれる複数の画像形成装置10の中で、予約中の画像形成処理(例えばカラーコピー)の実行が当該ユーザの権限(例えば下位権限)によって許可される他の画像形成装置10群が検索され、その画像形成装置10群の一覧が端末装置12のUI部38に表示される。例えば、ユーザによってボタン52が押されると、検索指示が端末装置12から画像形成装置10に送信され、画像形成装置10の制御部30は、デバイス管理情報26を参照して上記の画像形成装置10群を検索する。検索された画像形成装置10のそれぞれのデバイスIDが画像形成装置10から端末装置12に送信され、端末装置12のUI部38にデバイスIDの一覧が表示される。その一覧の中から特定の画像形成装置10がユーザによって選択されると、選択された特定の画像形成装置10のデバイスIDが端末装置12から予約先の画像形成装置10に送信され、予約中の画像形成処理の実行指示情報が、予約先の画像形成装置10から選択された特定の画像形成装置10に送信され、その特定の画像形成装置10によって予約対象の画像形成処理が実行される。例えば、予約中の画像形成処理に後処理が含まれている場合において、その予約後に、予約先の画像形成装置10に含まれる後処理装置の使用が禁止された場合、後処理装置を含む他の画像形成装置10が検索される。予約中の画像形成処理の実行指示情報の形式が、当該他の画像形成装置10が解釈可能な形式に変換され、その実行指示情報が当該他の画像形成装置10に送信され、当該他の画像形成装置10によって予約中の画像形成処理が実行される。
ユーザによってボタン54が押されると、変更後の実行権限によって画像形成処理(例えば白黒コピー)が実行される。
図15には、予約を行ったユーザの端末装置12に表示される別の画面としての選択画面56が示されている。一例として、ユーザによってカラーコピーが予約され、そのカラーコピーの実行時間として15時が指定されたものとする。また、17時以降におけるカラーコピーの使用が許可され、それ以前におけるカラーコピーの使用が禁止されたものとする。この場合、15時におけるカラーコピーの使用が禁止される。選択画面56を示す情報は、上述した確認画面46と同様に、実行権限の変更前に変更前の実行権限を用いた画像形成処理の予約を行ったユーザの端末装置12に送信され、その端末装置12のUI部38に選択画面56が表示される。選択画面56には、実行権限が変更されて画像形成処理(例えばカラーコピー)の使用が制限されたことを示す情報が表示されるとともに、ボタン50,52,58が表示される。ボタン50,52は、図14に示されているボタン50,52と同じ機能を有する。ボタン58は、許可された時間帯(例えば17時以降)において画像形成処理(例えばカラーコピー)の実行を指示するためのボタンである。ユーザによってボタン58が押されると、17時以降にカラーコピーが実行される。このとき、ユーザによって、カラーコピーの実行時間として17時以降の時間が指定され、その指定された時間にカラーコピーが実行されてもよい。なお、許可された時間帯の代りに、許可された期間(例えば、許可の開始日時から許可の終了日時)が管理者によって設定され、その期間内においてカラーコピーの使用が許可されてもよい。
図16には、予約を行ったユーザの端末装置12に表示される別の画面としての選択画面60が示されている。一例として、予約対象のアプリケーション(例えばアプリケーションA)を介した画像形成処理の使用が禁止された場合、使用が許可された他のアプリケーションが端末装置12のUI部38に表示される。選択画面60を示す情報は、上述した確認画面46と同様に、実行権限の変更前に変更前の実行権限を用いた画像形成処理の予約を行ったユーザの端末装置12に送信され、その端末装置12のUI部38に選択画面60が表示される。選択画面60には、実行権限が変更されて画像形成処理(例えばカラーコピー)の使用が制限されたことを示す情報が表示されるとともに、ボタン50,52,62が表示される。ボタン50,52は、図14に示されているボタン50,52と同じ機能を有する。ボタン62は、使用が許可された他のアプリケーションを介して予約対象の画像形成処理の実行を指示するためのボタンである。ユーザによってボタン62が押されると、使用が許可された他のアプリケーションの一覧が表示される。例えば、WebブラウザのアプリケーションAを介してプリントの予約を行った後に、アプリケーションAの使用が禁止された場合、使用が許可された他のWebブラウザのアプリケーション(例えばアプリケーションB)を示す情報が、端末装置12のUI部38に表示される。使用が許可されたアプリケーション(例えばアプリケーションB)を用いることにより、プリントが実行される。
以下、本実施形態に係る画像形成システムの処理について詳しく説明する。
(実施例1)
図17を参照して、実施例1に係る処理について説明する。図17には、その処理を示すシーケンス図である。
まず、ユーザは端末装置12を使用して画像形成装置10にアクセスし、画像形成処理の予約を指示する(S01)。例えば、ユーザはWebブラウザ用のアプリケーションを起動させ、そのWebブラウザを用いて画像形成装置10にアクセスする。一例として、カラープリントが予約されたものとする。また、ユーザによって、画像形成処理(カラープリント)の設定内容として、プリント対象の画像データ、両面印刷の有無、部数、後処理の有無、等が設定される。
カラープリントの予約の要求を示す予約要求情報は、予約を行ったユーザのユーザ識別情報、端末装置12のアドレス情報、及び、カラープリントの実行指示情報とともに、端末装置12から画像形成装置10に送信される(S02)。画像形成装置10においては、制御部30が、その予約を受け付け、その予約を予約管理情報22に登録する(S03)。予約の登録が完了すると、その旨を示す情報(応答情報)が、画像形成装置10から端末装置12に送信される(S04)。
上記のカラープリントが予約された後に、管理者が端末装置14を使用して画像形成装置10にアクセスし、実行権限(権限情報24)の変更指示を与える(S05)。例えば、例えば、上位権限を有するユーザによる使用が許可されていたカラープリントの使用が禁止され、それに応じて、下位権限を有するユーザによるカラープリントの使用も禁止されたものとする。
実行権限の変更指示が与えられた場合、例えば以下に示す制御によって実行権限の変更処理が実行される。権限設定部32は、例えば、その変更を実行権限に反映させずに、変更前の実行権限を示す権限情報24を保持する。後述するように、実行権限の変更前に予約された画像形成処理が、変更前の実行権限に従って実行された後、権限設定部32は、変更を実行権限に反映させ、変更後の実行権限を示す権限情報24を記憶部20に記憶させる。実行権限の変更後に予約された画像形成処理は、変更後の実行権限に従って実行される。
別の例として、権限設定部32は、変更前の実行権限を示す権限情報24と、変更後の実行権限を示す権限情報24を記憶部20に記憶させてもよい。この場合、実行権限の変更前に予約された画像形成処理は、変更前の実行権限に従って実行され、実行権限の変更後に予約された画像形成処理は、変更後の実行権限に従って実行される。例えば、変更前の権限情報24と変更後の権限情報24とを任意のタイミングで切り替えて使用してもよい。
実行権限の変更指示が与えられた場合、画像形成装置10の制御部30は、予約管理情報22を参照して、実行権限の変更によって実行が制限される予約を検索する(S06)。上記の例では、制御部30は、予約管理情報22に含まれる予約群の中からカラープリントの予約を検索し、カラープリントの予約を行ったユーザの端末装置12を特定し、その端末装置12のアドレス情報を抽出する。次に、制御部30は、カラープリントの予約を行ったユーザの端末装置12のアドレス情報に従って、その端末装置12に、実行権限が変更されたことを示す情報を送信する制御を行う。これにより、実行権限が変更されたことを示す情報、例えば、カラープリントの使用が禁止されて白黒プリントのみが許可されることを示す情報が、画像形成装置10から端末装置12に送信される(S07)。端末装置12のUI部38には、その旨を示す情報が表示される。例えば、「今回だけは使用できます。」、「次回からは使用できません。」等のメッセージが端末装置12のUI部38に表示される。なお、白黒プリントの使用は制限されないため、白黒プリントの予約を行ったユーザの端末装置12には、実行権限が制限されることを示す情報は送信されない。なお、カラープリントの予約を行ったユーザの端末装置12が画像形成装置10の位置を基準にして予め設定された位置範囲内に含まれたことが検知された場合に、実行権限が変更されたことを示す情報が、画像形成装置10から端末装置12に送信されてもよい。これにより、実際に画像形成装置10を使用し得るユーザの端末装置12に、実行権限が変更されたことを示す情報が送信される。
次に、ユーザが端末装置12を使用して、変更前の実行権限によるカラープリントの実行指示を与えると(S08)、その実行指示を示す情報が、端末装置12から画像形成装置10に送信される(S09)。画像形成装置10は、その実行指示に従って、変更前の実行権限(権限情報24)によって、予約中の画像形成処理(カラープリント)を実行する(S10)。実行権限の変更前に予約された画像形成処理の実行が完了すると、画像形成装置10の権限設定部32は、実行権限(権限情報24)の変更を有効にし、変更を実行権限(権限情報24)に反映させる(S11)。その後、実行権限が変更されたことを示す情報が、画像形成装置10から端末装置12に送信(通知)され(S12)、端末装置12のUI部38に表示される。実行権限が変更された後に予約された画像形成処理は、変更後の実行権限に従って実行される。
以上のように、実施例1によると、実行権限の変更前に予約された画像形成処理が、変更前の実行権限に従って実行される。これにより、画像形成処理が予約された後に実行権限が変更されて当該画像形成処理の実行が制限される場合であっても、当該画像形成処理の実行が妨げられない。
なお、画像形成装置10の制御部30は、権限情報24の変更によって実行が制限されない機能を用いた画像形成処理を、権限情報24の変更によって実行が制限される機能を用いた画像形成処理よりも、優先して実行するよう制御してもよい。例えば、予約中の画像形成処理に、カラープリントと白黒プリントが混在している場合において、カラープリントの使用が禁止された場合、制御部30は、その画像形成処理に含まれる白黒プリントを優先して実行するよう制御する。これにより、権限情報24の変更によって実行が制限されない機能を用いた画像形成処理を優先させない場合と比べて、当該機能を用いた画像形成処理が完了するまでの待ち時間が短縮される。
また、特定の実行権限を有するユーザのみを対象として、変更前の実行権限によって予約中の画像形成処理が実行されてもよい。例えば上位権限を有するユーザは、変更前の実行権限による予約中の画像形成処理が許可され、下位権限を有するユーザには、変更前の実行権限による予約中の画像形成処理は許可されず、変更後の実行権限による画像形成処理が許可されてもよい。
(実施例2)
図18を参照して、実施例2に係る処理について説明する。図18は、その処理を示すシーケンス図である。
まず、ユーザは端末装置12を使用して画像形成装置10にアクセスし、画像形成処理の予約を指示する(S20)、一例として、カラープリントが予約されたものとする。また、ユーザによって、画像形成処理(カラープリント)の設定内容として、プリント対象の画像データ、両面印刷の有無、部数、後処理の有無、等が設定される。
カラープリントの予約の要求を示す予約要求情報は、予約を行ったユーザのユーザ識別情報、端末装置12のアドレス情報、及び、カラープリントの実行指示情報とともに、端末装置12から画像形成装置10に送信される(S21)。画像形成装置10においては、制御部30が、その予約を受け付け、その予約を予約管理情報22に登録する(S22)。予約の登録が完了すると、その旨を示す情報(応答情報)が、画像形成装置10から端末装置12に送信される(S23)。
上記のカラープリントが予約された後、管理者が端末装置14を使用して画像形成装置10にアクセスし、実行権限(権限情報24)の変更指示を与える(S24)。例えば、カラープリントの使用が禁止されたものとする。
実行権限の変更指示が与えられた場合、画像形成装置10の制御部30は、予約管理情報22を参照して、実行権限の変更によって実行が制限される予約を検索する(S25)。上記の例では、制御部30は、予約管理情報22に含まれる予約群の中からカラープリントの予約を検索し、カラープリントの予約を行ったユーザの端末装置12を特定する。その端末装置12には、実行権限が変更されたことを示す情報、例えば、カラープリントの使用が禁止されて白黒プリントのみが許可されることを示す情報が送信される(S26)。端末装置12のUI部38には、その旨を示す情報が表示される。
次に、ユーザが端末装置12を使用して、変更前の実行権限によるカラープリントの実行許可の要求を指示すると(S27)、その許可要求を示す情報が、端末装置12から管理者の端末装置14に送信される。許可要求を示す情報には、例えば、許可要求対象の実行権限(例えばカラープリントの実行権限)、つまり、許可要求対象の機能(例えばカラープリント機能)を示す情報が含まれる。なお、端末装置14のアドレス情報は、画像形成装置10から取得されてもよいし、端末装置12に予め記憶されていてもよい。
実行許可の要求に応じて、管理者が端末装置14を使用して実行の許可を与えると(S29)、その許可を示す情報が、端末装置14から端末装置12と画像形成装置10に送信される(S30)。端末装置12のUI部38には、実行許可を示す旨が表示される。なお、管理者が実行の許可を与えなかった場合、不許可を示す情報が、端末装置12と画像形成装置10に送信され、端末装置12のUI部38に表示される。この場合、変更前の実行権限による予約中の画像形成処理(例えばカラープリント)の実行が禁止される。
画像形成装置10は、実行の許可を示す情報を受けると、変更前の実行権限(権限情報24)によって、予約中の画像形成処理(カラープリント)を実行する(S31)。その画像形成処理が完了すると、画像形成装置10の権限設定部32は、実行権限(権限情報24)の変更を有効にし、変更を実行権限(権限情報24)に反映させる(S32)。その後、実行権限が変更されたことを示す情報が、画像形成装置10から端末装置12,14に送信(通知)され(S33)、端末装置12,14のUI部38に表示される。実行権限が変更された後に予約された画像形成処理は、変更後の実行権限に従って実行される。
実施例2によると、変更前の実行権限によって画像形成処理を行う場合に管理者の許可が必要になるため、実行権限が変更されたにも関わらず、ユーザが処理を継続してしまうという事態が管理者によって回避される。
なお、実行権限を示す情報と、その実行権限の重要度を示す情報と、の対応付けを示す管理情報(例えば管理テーブル)が、管理者の端末装置14の記憶部36に記憶されていてもよい。この場合、端末装置14の制御部40は、端末装置12から許可要求を示す情報を受けると、当該管理情報を参照して、許可要求対象の実行権限の重要度を特定する。その重要度が、予め設定された基準重要度以上の場合、制御部40は、許可要求対象の実行権限の使用を許可しない。一方、その重要度が基準重要度未満の場合、制御部40は、許可要求対象の実行権限の使用を許可する。例えば、カラープリントの重要度は基準重要度以上であるため、カラープリントの使用は許可されない。このような処理を行うことにより、重要度が相対的に高い実行権限の使用は自動的に許可されず、重要度が相対的に低い実行権限の使用は自動的に許可される。
(実施例3)
図19を参照して、実施例3に係る処理について説明する。図19は、その処理を示すシーケンス図である。
まず、ユーザは端末装置12を使用して画像形成装置10にアクセスし、画像形成処理の予約を指示する(S40)。一例として、カラープリントが予約されたものとする。また、ユーザによって、画像形成処理(カラープリント)の設定内容として、プリント対象の画像データ、両面印刷の有無、部数、後処理の有無、等が設定される。
カラープリントの予約の要求を示す予約要求情報は、予約を行ったユーザのユーザ識別情報、端末装置12のアドレス情報、及び、カラープリントの実行指示情報とともに、端末装置12から画像形成装置10に送信される(S41)。画像形成装置10においては、制御部30が、その予約を受け付け、その予約を予約管理情報22に登録する(S42)。予約の登録が完了すると、その旨を示す情報(応答情報)が、画像形成装置10から端末装置12に送信される(S43)。
上記のカラープリントが予約された後に、管理者が端末装置14を利用して画像形成装置10にアクセスし、実行権限(権限情報24)の変更指示を与える(S44)。例えば、カラープリントの使用が禁止されたものとする。
実行権限の変更指示が与えられた場合、画像形成装置10の制御部30は、予約管理情報22を参照して、実行権限の変更によって実行が制限される予約を検索し、さらに、予約対象の画像形成処理の実行が許可される条件(許可条件)を特定する(S45)。上記の例では、制御部30は、予約管理情報22においてカラープリントの予約を検索し、カラープリントの予約を行ったユーザの端末装置12を特定する。また、制御部30は、許可条件として、例えば、許可された白黒プリント、カラープリントの使用が許可された時間帯、カラープリントの使用が許可されたアプリケーション、等を特定する。許可条件は、例えば管理者によって設定された条件である。その特定された端末装置12には、実行権限が変更されたことを示す情報、例えば、カラープリントの使用が禁止されたことを示す情報とともに、許可条件を示す情報が送信される(S46)。端末装置12のUI部38には、その旨を示す情報が表示される。また、制御部30は、デバイス管理情報26を参照して、予約中の画像形成処理(例えばカラープリント)の実行がユーザの権限によって許可される他の画像形成装置10群を検索してもよい。この場合、検索された他の画像形成装置10のそれぞれのデバイスIDが、予約先の画像形成装置10から端末装置12に送信されて表示される。実施例3では、例えば、図14、図15及び図16に示されているいずれかの画面が端末装置12に表示され、ユーザによって指示が与えられる。
次に、ユーザが端末装置12を使用して、許可条件に従った画像形成処理の実行指示を与える(S47)。例えば、プリントの条件がカラープリントから白黒プリントに変更されて実行指示が与えられる。その実行指示を示す情報が、端末装置12から画像形成装置10に送信され(S48)、画像形成装置10は、その実行指示に従って、予約中の画像形成処理であって許可条件に適合する画像形成処理(白黒プリント)を実行する(S49)。その画像形成処理が完了すると、その完了を示す情報が画像形成装置10から端末装置12に送信(通知)される(S50)。
実施例3によると、許可条件がユーザに通知されるので、その許可条件がユーザに通知されない場合と比べて、許可条件に適合する画像形成処理の実行指示に要するユーザの手間が軽減される。
上記の画像形成装置10及び端末装置12,14のそれぞれは、一例としてハードウェア資源とソフトウェアとの協働により実現される。具体的には、画像形成装置10及び端末装置12,14のそれぞれは、図示しないCPU等の1又は複数のプロセッサを備えている。当該1又は複数のプロセッサが、図示しない記憶装置に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、画像形成装置10及び端末装置12,14の各部の機能が実現される。上記プログラムは、CDやDVD等の記録媒体を経由して、又は、ネットワーク等の通信経路を経由して、記憶装置に記憶される。または、画像形成装置10及び端末装置12,14のそれぞれの各部は、例えばプロセッサや電子回路等のハードウェア資源により実現されてもよい。その実現においてメモリ等のデバイスが利用されてもよい。別の例として、画像形成装置10及び端末装置12,14のそれぞれの各部は、DSP(Digital Signal Processor)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって実現されてもよい。
10 画像形成装置、12,14 端末装置、16 通信部、18 画像形成部、20 記憶部、22 予約管理情報、24 権限情報、26 デバイス管理情報、28 ユーザインターフェース部(UI部)、30 制御部、32 権限設定部。

Claims (7)

  1. 自装置の機能の実行の予約を受け付ける予約受付手段と、
    前記機能に関するユーザ毎の実行権限を示す権限情報の変更を受け付ける変更受付手段と、
    前記予約受付手段によって前記予約が受け付けられた後であって、前記予約された機能の実行の前に前記権限情報の変更が受け付けられた場合、前記権限情報が変更される前の実行権限に従って、前記予約された機能の実行を制御する制御手段と、
    前記予約受付手段によって前記予約が受け付けられた後であって、前記予約された機能の実行の前に前記権限情報の変更が受け付けられた場合において、変更後の実行権限が変更前の実行権限と比べて制限されている場合、変更された前記権限情報に対応するユーザに、前記権限情報が変更されたことを示す情報を送信し、変更後の実行権限が変更前の実行権限と比べて制限されていない場合、前記権限情報が変更されたことを示す情報を送信しない送信手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 変更された前記権限情報に対応するユーザの端末装置が自装置の位置を基準にして予め設定された位置範囲内に含まれたことが検知された場合、前記送信手段は、前記権限情報が変更されたことを示す情報を前記端末装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記権限情報が変更される前の実行権限によって、前記予約された機能の実行の許可を得るための通知を、外部装置に送信する通知手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記許可を示す情報を受けた場合に、前記権限情報が変更される前の実行権限によって、前記予約された機能の実行を制御する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記権限情報の変更によって実行が制限されない機能を用いた処理を、前記権限情報の変更によって実行が制限される機能を用いた処理よりも、優先して実行するよう制御する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 自装置の機能の実行の予約を受け付ける予約受付手段と、
    前記機能に関するユーザ毎の実行権限を示す権限情報の変更を受け付ける変更受付手段と、
    前記予約受付手段によって前記予約が受け付けられた後であって、前記予約された機能の実行の前に前記権限情報の変更が受け付けられた場合、前記権限情報が変更される前の実行権限に従って、前記予約された機能の実行を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記権限情報の変更によって実行が制限されない機能を用いた処理を、前記権限情報の変更によって実行が制限される機能を用いた処理よりも、優先して実行するよう制御する、
    情報処理装置。
  6. コンピュータを、
    装置の機能の実行の予約を受け付ける予約受付手段、
    前記機能に関するユーザ毎の実行権限を示す権限情報の変更を受け付ける変更受付手段、
    前記予約受付手段によって前記予約が受け付けられた後であって、前記予約された機能の実行の前に前記権限情報の変更が受け付けられた場合、前記権限情報が変更される前の実行権限によって、前記予約された機能の実行を制御する制御手段、
    前記予約受付手段によって前記予約が受け付けられた後であって、前記予約された機能の実行の前に前記権限情報の変更が受け付けられた場合において、変更後の実行権限が変更前の実行権限と比べて制限されている場合、変更された前記権限情報に対応するユーザに、前記権限情報が変更されたことを示す情報を送信し、変更後の実行権限が変更前の実行権限と比べて制限されていない場合、前記権限情報が変更されたことを示す情報を送信しない送信手段、
    として機能させるプログラム。
  7. コンピュータを、
    装置の機能の実行の予約を受け付ける予約受付手段、
    前記機能に関するユーザ毎の実行権限を示す権限情報の変更を受け付ける変更受付手段、
    前記予約受付手段によって前記予約が受け付けられた後であって、前記予約された機能の実行の前に前記権限情報の変更が受け付けられた場合、前記権限情報が変更される前の実行権限によって、前記予約された機能の実行を制御する制御手段、
    として機能させ、
    前記制御手段は、前記権限情報の変更によって実行が制限されない機能を用いた処理を、前記権限情報の変更によって実行が制限される機能を用いた処理よりも、優先して実行するよう制御する、
    プログラム。
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