JP6036478B2 - サーバ及びプログラム - Google Patents

サーバ及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6036478B2
JP6036478B2 JP2013068487A JP2013068487A JP6036478B2 JP 6036478 B2 JP6036478 B2 JP 6036478B2 JP 2013068487 A JP2013068487 A JP 2013068487A JP 2013068487 A JP2013068487 A JP 2013068487A JP 6036478 B2 JP6036478 B2 JP 6036478B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
change
job
group
restricted
executed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013068487A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014191721A (ja
Inventor
山元 敬之
敬之 山元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2013068487A priority Critical patent/JP6036478B2/ja
Publication of JP2014191721A publication Critical patent/JP2014191721A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6036478B2 publication Critical patent/JP6036478B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は,画像処理装置を管理するサーバ及びサーバに実行させるプログラムに関する。さらに詳細には,管理対象となる画像処理装置または画像処理装置を利用するユーザをグループ化し,グループごとに画像処理装置の利用機能を管理するサーバ及びプログラムに関するものである。
従来から,画像処理装置をグループ化し,グループごとに画像処理装置の利用機能を管理する技術が知られている。例えば,特許文献1には,印刷装置をグループ化し,さらにユーザごとに印刷枚数を制限する制限情報をグループ内の個々の印刷装置に備え,グループ内のある印刷装置にて制限情報が変更された場合に,グループ内の他の印刷装置にもその変更を反映する技術が開示されている。
特開2008−143043号公報
しかしながら,前記した従来の技術では,次のような問題があった。すなわち,管理するグループが複数あり,管理対象となる画像処理装置の所属グループを変更する際の動作に改善の余地がある。例えば,ある画像処理装置の所属グループを管理者が変更する際に,その画像処理装置が変更先のグループで制限されている機能に関するジョブを実行している場合,そのジョブが終了するまでグループの変更ができないとすれば,管理者にとって不便である。一方で,所属グループの変更を優先して実行中のジョブをキャンセルすると,その画像処理装置のユーザが不満を覚える。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,画像処理装置または画像処理装置を利用するユーザをグループ化して管理するサーバについて,画像処理装置の所属グループの変更に伴う動作の改善を図る技術を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされたサーバは,メンバと該メンバが所属する所属グループとを関連付けて記憶するグループ記憶部と,前記所属グループごとに,画像処理装置の機能とその機能の制限情報とを関連付けて記憶する制限記憶部と,前記グループ記憶部に記憶されているメンバの所属グループを変更する変更指示を受け付ける受付部と,制御部とを備え,前記制御部は,前記受付部が前記変更指示を受け付けた際,変更対象のメンバである変更メンバが,変更後の前記所属グループにて利用が制限される機能である制限機能に関するジョブである制限ジョブを実行している場合に,当該制限ジョブの実行継続可否に関する特定条件を満たしているか否かを判断し,前記特定条件を満たしている場合には,当該制限ジョブの実行完了を待って前記変更メンバの所属グループを変更する完了変更処理を実行し,前記特定条件を満たしていない場合には,当該制限ジョブの中止を指示して前記変更メンバの所属グループを変更する非完了変更処理を実行することを特徴としている。
本明細書に開示されるサーバは,メンバの所属グループを変更する変更指示を受け付ける。受け付けた変更指示での変更対象である変更メンバが制限ジョブを実行している場合には,制御部は,特定条件に基づいて,制限ジョブの実行の継続可否を判断する。つまり,特定条件を満たしている場合には完了変更処理を実行し,特定条件を満たしていない場合には制限ジョブの実行中止を指示して非完了変更処理を実行する。なお,グループ記憶部が記憶する所属グループのメンバには,例えば,画像処理装置と画像処理装置を利用するユーザとの少なくとも一方が含まれる。また,所属グループは,管理者によって,任意に振り分けられるグループであってもよいし,ユーザの所属や画像処理装置の設置場所によって分類されるグループであってもよい。また,特定条件には,例えば,装置能力(例えば,通知能力,転送能力),ユーザ種類(例えば,権限レベル),ジョブ種類(例えば,重要度,高速化可否,予測完了時間)が利用可能である。また,所属グループを変更する処理としては,例えば,第1の所属グループから第2の所属グループへの移動や,所属グループからの削除が該当する。
すなわち,本明細書に開示されるサーバでは,所属グループの変更指示を受け付けた際に,制限ジョブの実行完了を待ってグループ変更する完了変更処理を実行するか,制限ジョブの中止を指示してグループ変更する非完了変更処理を実行するか,を判断するための特定条件を設けている。従って,一律にどちらか一方の処理を行うものと比較して変更動作に自由度がある。例えば,特定条件を満たしている制限ジョブは,実行を継続して,所属グループの変更処理の前に実行完了されるので,ユーザには不満はない。一方,特定条件を満たしていない制限ジョブは,実行の中止が指示されるので,実行を継続せず中止され,早期に所属グループの変更処理が実施できる可能性が高い。従って,管理ユーザには好ましい。これにより,管理対象となる画像処理装置や画像処理装置を利用するユーザの,所属グループを変更する際の動作が改善される。
また,前記変更メンバは画像処理装置であって,前記グループ記憶部は,前記画像処理装置に関する前記所属グループの情報を記憶し,前記制御部は,前記特定条件として,前記変更メンバに所定の通知能力があるか否かを判断し,前記所定の通知能力がない場合には前記完了変更処理を実行し,前記所定の通知能力がある場合には変更を通知して前記非完了変更処理を実行してもよい。変更メンバに通知能力があれば,制限ジョブの完了を待たずにグループ変更してもその旨をユーザに通知することでユーザの不安を軽減できる。そのため,非完了変更処理を実行して早期にグループ変更を完了させる方が望ましい。一方,通知能力がなければ制限ジョブの完了を待たずにグループ変更を行うとユーザの不安を招くおそれがある。そのため,完了変更処理を実行する方が望ましい。なお,所定の通知能力には,例えば,文字表記が可能な液晶ディスプレイによるメッセージ表示能力や,メール通知能力が該当する。
また,前記変更メンバは画像処理装置であって,前記グループ記憶部は,前記画像処理装置に関する前記所属グループの情報を記憶し,前記制御部は,前記特定条件として,前記変更メンバが他装置に前記制限ジョブを転送可能か否かを判断し,転送不可の場合には前記完了変更処理を実行し,転送可能の場合には前記制限ジョブを転送した後に前記非完了変更処理を実行してもよい。変更メンバが制限ジョブを他装置に転送可能であれば,制限ジョブを他装置で継続できる。そのため,制限ジョブを転送した後に非完了変更処理を実行して早期にグループ変更を完了させる方が望ましい。一方,変更メンバが転送可能でなければ制限ジョブの完了を待たずにグループ変更を行うとユーザの不安を招くおそれがある。そのため,完了変更処理を実行する方が望ましい。なお,転送可能か否かの判断は,変更メンバの転送能力の有無の他に,転送先の有無も判断するとよい。
また,前記変更メンバは画像処理装置を使用するユーザであって,前記グループ記憶部は,前記ユーザに関する前記所属グループの情報を記憶し,前記制御部は,前記特定条件として,前記変更メンバに特定の権限があるか否かを判断し,前記特定の権限がある場合に前記完了変更処理を実行し,前記特定の権限がない場合に前記非完了変更処理を実行してもよい。変更メンバがユーザである場合には,そのユーザの権限に応じて変更に伴う処理を切り換えることで,権限レベルが高いユーザについてはジョブの完了を優先し,権限レベルが低いユーザについてはグループの変更を優先することができる。
また,前記制御部は,前記特定条件として,実行中の制限ジョブが所定の属性を有するジョブであるか否かを判断し,前記所定の属性を有するジョブの場合に前記完了変更処理を実行し,前記所定の属性を有しないジョブの場合に前記非完了変更処理を実行してもよい。制限ジョブの属性としては,例えば,ジョブの重要度が該当する。ジョブの重要度に応じて変更に伴う処理を切り換えることで,重要度が高いジョブについてはジョブの完了を優先し,重要度が低いジョブについてはグループの変更を優先することができる。
また,前記制御部は,前記特定条件として,実行中の制限ジョブの処理の高速化が可能か否かを判断し,高速化が不可能な場合に前記非完了変更処理を実行し,高速化が可能な場合に前記実行中の制限ジョブの処理を高速化させて前記完了変更処理を実行してもよい。制限ジョブの処理を高速化させることが可能であれば,高速化させることにより,制限ジョブを早期に完了させることができる。そのため,制限ジョブの処理を高速化させた後に完了変更処理を実行すれば,管理者のストレスは少ない。一方,高速化できなければ管理者が長期間にわたって制限ジョブの完了を待たされる可能性がある。そのため,非完了変更処理を実行する方が望ましい。なお,処理を高速化する方法としては,例えば,半速モードを全速モードへの変更,静音モードをオフにする,高解像度から低解像度への変更,カラーからモノクロへの変更,使用可能メモリ量の増加が該当する。
また,前記制御部は,前記特定条件として,実行中の制限ジョブの処理完了時間の取得が可能か否かを判断し,処理完了時間の取得が可能な場合に前記完了変更処理を実行し,処理完了時間の取得が不可能な場合に前記非完了変更処理を実行してもよい。制限ジョブの処理完了時間が取得できなければ,管理者は制限ジョブの完了時間が分からず,ストレスが増す可能性がある。そのため,非完了変更処理を実行する方が望ましい。なお,処理完了時間は,例えば,未処理のページ数と,1ページ分の処理時間と,に基づいて算出できる。
また,前記制御部は,処理完了時間の取得が可能な場合に当該処理完了時間が閾値時間よりも長いか否かを判断し,当該処理完了時間が閾値時間よりも長いと判断した場合には前記完了変更処理を行わず,前記非完了変更処理を実行してもよい。制限ジョブの処理完了時間が取得できたとしても,処理完了までに長い時間がかかる場合には,管理者はストレスが増す可能性がある。そのため,非完了変更処理を実行する方が望ましい。
また,本明細書には,メンバと該メンバが所属する所属グループとを関連付けて記憶するグループ記憶部と,前記所属グループごとに,画像処理装置の機能とその機能の制限情報とを関連付けて記憶する制限記憶部と,前記グループ記憶部に記憶されているメンバの所属グループを変更する変更指示を受け付ける受付部とを備えるサーバに,前記受付部が前記変更指示を受け付けた際,変更対象のメンバである変更メンバが,変更後の前記所属グループにて利用が制限される機能である制限機能に関するジョブである制限ジョブを実行している場合に,当該制限ジョブの実行継続可否に関する特定条件を満たしているか否かを判断し,前記特定条件を満たしている場合には,当該制限ジョブの実行完了を待って前記変更メンバの所属グループを変更する完了変更処理を実行し,前記特定条件を満たしていない場合には,当該制限ジョブの中止を指示して前記変更メンバの所属グループを変更する非完了変更処理を実行する手順を実行させることを特徴とするプログラムが開示されている。
本発明によれば,画像処理装置または画像処理装置を利用するユーザをグループ化して管理するサーバについて,画像処理装置の所属グループの変更に伴う動作の改善を図る技術が実現される。
実施の形態にかかる画像処理システムを示す説明図である。 サーバの電気的構成を示すブロック図である。 メンバ情報の例を示す説明図である。 制限情報の例を示す説明図である。 グループ変更処理の手順を示すフローチャートである。 特定条件判断処理の手順を示すフローチャートである。 装置条件判断処理の手順を示すフローチャートである。 ユーザ条件判断処理の手順を示すフローチャートである。 ジョブ条件判断処理の手順を示すフローチャートである。 指示対応処理の手順を示すフローチャートである。
以下,本発明にかかるサーバを含む画像処理システムを具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,サーバと複数の画像処理装置とを含み,それらが互いに通信可能なシステムに本発明を適用したものである。
[画像処理システムの構成]
本形態の画像処理システム1は,図1に示すように,サーバ100と,PC200と,複数の画像処理装置とを有し,これらがインターネット400を介して互いに通信可能に接続されている。画像処理システム1は,複数の画像処理装置として,複合機11〜17を有している。本形態の画像処理システム1では,複数の画像処理装置は,図1に示すように,グループA〜Cの3つのグループに分けられている。具体的には,複合機11,12はグループAに所属し,複合機13〜15はグループBに所属し,複合機16,17はグループCに所属している。画像処理装置としては,複合機に限らず,画像処理機能を有するものであればよい。
本形態の画像処理システム1では,各画像処理装置の所属グループの決定,変更,削除等のグループ編成の管理は,サーバ100によって行われる。以下では,グループの管理のためにサーバ100を使用する権限を有するユーザを,管理ユーザとする。一方,各画像処理装置に画像処理を実行させるためのジョブを投入するユーザを,使用ユーザとする。使用ユーザは,例えばPC200から画像処理装置を指定して,あるいは,画像処理装置を直接操作して,ジョブの実行を指示する。
[サーバの電気的構成]
続いて,サーバ100の電気的構成について説明する。サーバ100は,図2に示すように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM(不揮発性RAM)34と,ASIC35とを含むメインコントローラ30を備えている。また,サーバ100は,ネットワークインターフェース37と,操作パネル40とを備え,これらがメインコントローラ30に電気的に接続されている。
ROM32には,サーバ100を制御するための各種制御プログラムや各種設定,初期値等が記憶されている。RAM33は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいは,データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。NVRAM34には,図3に示すような,各グループとそのグループに所属するメンバとを関連付けるメンバ情報51と,図4に示すような,各複合機の機能と各グループにおけるそれらの機能の制限に関する情報である制限情報52とが記憶されている。メンバ情報51,制限情報52の内容については後述する。
CPU31は,ROM32から読み出した制御プログラムに従って,その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら,サーバ100の各構成要素を制御する。また,CPU31は,画像処理システム1に属する各複合機11〜17の所属グループの管理を行う。CPU31は,例えば,各メンバの所属グループを変更する処理を行う。CPU31は,制御部の一例である。なお,メインコントローラ30が制御部であってもよいし,ASIC35が制御部であってもよい。
ネットワークインターフェース37は,インターネット400(図1参照)に接続される。つまり,サーバ100は,ネットワークインターフェース37を介して,画像処理システム1に接続されている各画像処理装置と通信する。また,サーバ100は,ネットワークインターフェース37を介して,管理対象となる各画像処理装置の所属グループを変更する変更指示を受け付けることもできる。その場合には,ネットワークインターフェース37は,受付部の一例である。
操作パネル40は,液晶ディスプレイおよびスタートキー,ストップキー,テンキー等から構成されるボタン群とを備え,変更指示等の管理ユーザによる指示入力を受け付ける。操作パネル40は,受付部の一例である。
[メンバ情報]
続いて,メンバが所属する所属グループと,その所属グループに所属するメンバとを関連付ける情報であるメンバ情報51について説明する。メンバ情報51は,サーバ100のNVRAM34に記憶されている。メンバ情報51の例を図3に示す。
メンバ情報51は,画像処理システム1に所属する複合機11〜17を,それぞれの所属グループと関連付けて記憶するテーブルである。メンバ情報51には,グループごとに,そのグループに所属する全てのメンバの識別符号が記憶されている。複合機の識別符号は,例えば,各装置を区別して示す名称や番号である。サーバ100は,メンバ情報51を参照して,各メンバの所属グループを判断することができる。メンバ情報51を記憶するNVRAM34は,グループ記憶部の一例である。
サーバ100は,変更指示に基づいて,メンバ情報51を書き換える。例えば,サーバ100は,変更指示として新たなメンバの追加を受け付けると,そのメンバを指定されたグループに登録する。一方,変更指示として既存のメンバの削除を受け付けると,そのメンバを指定されたグループから削除する。また,変更指示として,既存のメンバの所属グループの変更を受け付けると,そのメンバを変更先のグループに登録し,変更元のグループから削除する。
なお,メンバをグループに「登録」するとは,メンバ情報51に対して,そのメンバの識別符号をグループに関連付けられたテーブルに追加して記憶させることである。また,メンバをグループから「削除」するとは,メンバ情報51に対して,そのグループに関連付けられたテーブルから,そのメンバの識別符号を消去させることである。
[制限情報]
続いて,所属グループと,その所属グループの各メンバにおける機能の使用制限とを関連付ける情報である制限情報52について説明する。制限情報52は,サーバ100のNVRAM34に記憶されている。制限情報52の例を図4に示す。
制限情報52は,グループごとに,画像処理装置の機能とその機能の制限情報とを関連付けて記憶するテーブルである。本形態の画像処理システム1では,画像処理装置の機能には,コピー,スキャン,FAX送信,FAX受信,FAXタイマー送信,受信済みFAXの印刷,PCプリントの各機能がある。そして,グループごとに,各機能に対して利用が許可されているか否かを示す制限情報が設定されている。図4では,利用が許可されている機能を「○」で,利用が制限されている制限機能を「×」でそれぞれ示している。サーバ100は,制限情報52を参照して,各グループでの利用が許可されている機能であるか否かを判断することができる。制限情報52を記憶するNVRAM34は,制限記憶部の一例である。
図4に示した制限情報52の例では,グループAに所属する複合機11と12とは,スキャンとPCプリントの機能の利用は許可されているが,それ以外の機能の利用は制限されている。また,グループBに所属する複合機13〜15は,PCプリントの機能の利用だけが制限されており,それ以外の機能の利用は許可されている。グループCに所属する複合機16と17は,コピーとPCプリントが許可され,それ以外の機能の利用は制限されている。
なお,メンバ情報51としては,画像処理システム1の各複合機を使用する使用ユーザと,それぞれ所属するグループとを関係づける情報であってもよい。例えば,画像処理システム1の使用ユーザをそれぞれの所属グループに分けて記憶させたメンバ情報51としてもよい。使用ユーザの識別符号は,例えば,各ユーザを区別して示すユーザ名やユーザIDである。
この場合にも,制限情報52は,グループごとに,画像処理装置の機能と各グループにおけるそれらの機能の制限情報とを関連付けて記憶するテーブルである。つまり,制限情報52は,グループのメンバである使用ユーザに対して画像処理装置の各機能の使用が許可されているか否かを示す制限情報である。使用ユーザの所属するグループに応じて,例えば,画像処理装置の全ての機能を使用できるグループと,コピー,スキャン,PCプリントの各機能のみの使用が許可されているグループとに分けられている。
[グループ変更処理]
続いて,サーバ100が実行する,メンバの所属グループを変更する処理であるグループ変更処理の手順について,図5のフローチャートを参照しつつ説明する。このグループ変更処理は,サーバ100が変更指示を受け付けたことを契機に,CPU31によって実行される。以下の説明では,グループ変更処理による変更対象のメンバを変更メンバとする。
グループ変更処理では,まず,変更メンバが画像処理動作を実行中であるか否かを判断する(S101)。変更メンバが複合機である場合,その複合機が画像処理動作を実行中であるか否かを判断する。その実行を指示した使用ユーザの別は問わない。一方,変更メンバが使用ユーザである場合,その使用ユーザが複合機のいずれかを使用中であるか否かを判断する。使用している複合機の別は問わない。
変更メンバが画像処理動作を実行中ではないと判断した場合は(S101:No),直ちに所属グループを変更する処理を実行する(S102)。つまり,サーバ100は,NVRAM34のメンバ情報51を書き換えて,変更メンバの所属グループを変更した情報を記憶する。S102の後,グループ変更処理を終了する。
一方,変更メンバが画像処理動作を実行中であると判断した場合は(S101:Yes),実行中のジョブが制限機能を使用中であるか否かを判断する(S103)。前述したように各グループには,使用できる機能に制限がある。そのため,所属グループを変更すると,制限される機能も変更される可能性が高い。変更前の所属グループでは許可されている機能が,変更後の所属グループでは制限されているという可能性もある。以下では,変更前の所属グループでは許可され,変更後の所属グループでは利用が制限される機能を制限機能とする。さらに,実行中のジョブが制限機能を使用しているジョブである場合に,そのジョブを制限ジョブとする。つまり,S103では,実行中のジョブが制限ジョブであるか否かを判断する。
実行中のジョブが制限機能を使用中ではないと判断した場合は(S103:No),サーバ100は,直ちに所属グループを変更する処理を実行する(S102)。実行中のジョブが制限ジョブでなければ,そのジョブの動作中に変更メンバの所属グループを変更しても,問題は生じない可能性が高い。S102の後,グループ変更処理を終了する。
一方,実行中のジョブが制限機能を使用中であると判断した場合は(S103:Yes),サーバ100は,特定条件判断処理を実行する(S104)。制限ジョブの実行中に所属グループの変更を行うと,そのジョブの実行が継続できない可能性がある。変更後の所属グループでは機能の使用が制限されているからである。そのため,そのジョブの実行を適切に終了させてから,所属グループを変更する処理を実行することが好ましい。
特定条件判断処理は,実行中の制限ジョブを適切に終了させるための処理である。特定条件判断処理では,サーバ100は,実行中のジョブについて,ジョブの実行継続の可否に係る特定条件を満たしているか否かを判断する。そして,特定条件を満たしていると判断した場合には,変更メンバにそのまま制限ジョブの実行を継続させる。一方,特定条件を満たしていないと判断した場合には,ジョブの終了を早めるために,例えば,ジョブの実行を途中で中止させるよう変更メンバに指示する。特定条件判断処理の処理内容については後述する。
なお,サーバ100は,特定条件判断処理(S104)が終了したら,制限ジョブの終了を待って,所属グループを変更する処理を実行する。つまり,制限ジョブを実行していた装置における制限ジョブの実行が継続中であるか否かを判断し(S105),実行中であれば(S105:Yes),制限ジョブを実行していた装置の実行終了を確認するまで待機する。ここでの終了には,ジョブの全ての処理を完了する実行終了も,ジョブを最後まで実行せず中止する実行終了も,両方が含まれる。なお,サーバ100は,複合機に適宜問い合わせることにより,その複合機が動作中であるか否かを判断できる。制限ジョブの実行が終了したら(S105:No),所属グループを変更する処理を実行する(S102)。装置における処理の詳細については後述する。
すなわち,前記の特定条件判断処理において,特定条件を満たしている場合には,制限ジョブの実行が完了してから,所属グループを変更する。この場合のS104,S105,S102の処理が完了変更処理に相当する。一方,特定条件を満たしていない場合には,該制限ジョブの実行を途中で中止させ,所属グループを変更する。この場合のS104,S105,S102の処理が,非完了変更処理に相当する。
サーバ100では,S104にて,特定条件を満たしているか否かに応じて,完了変更処理と非完了変更処理とのいずれか一方を選択して実行する。従って,一律にどちらか一方の処理を行うものと比較して,変更動作に自由度がある。これにより,所属グループの変更に伴う動作の改善を図ることができる。
[特定条件判断処理]
続いて,図5のS104にて実行される特定条件判断処理について,図6のフローチャートを参照して説明する。本処理は,制限ジョブを実行中の変更メンバ,または,実行中の制限ジョブが,特定条件を満たしているか否かに基づいて,制限ジョブの実行継続の可否を判断する処理である。
なお,特定条件には,後述するように,複数の種類の条件がある。管理ユーザは,複数の条件の中から1つを選択して,予めサーバ100に設定する。サーバ100は,設定されている特定条件に基づいて,特定条件判断処理を実行する。
特定条件判断処理の実行を開始すると,サーバ100は,まず,特定条件として,変更メンバに関する条件が設定されているか否かを判断する(S201)。例えば,変更メンバが複合機であって,その複合機の能力を特定条件とする場合には,特定条件として変更メンバに関する条件が設定されていると判断するので,S201にてYesとなる。また,例えば,変更メンバが使用ユーザであって,そのユーザの権限の大小を特定条件とする場合には,特定条件として変更メンバに関する条件が設定されていると判断するので,S201にてYesとなる。
そして,変更メンバに関する条件が設定されている場合には(S201:Yes),変更メンバが複合機であるか否かを判断する(S202)。変更メンバが複合機であれば(S202:Yes),装置条件判断処理を実行する(S203)。一方,変更メンバが使用ユーザであれば(S202:No),ユーザ条件判断処理を実行する(S204)。
次に,装置条件判断処理の手順を,図7のフローチャートを参照して説明する。これは,特定条件として,複合機の能力による条件を用いる場合の処理である。
装置条件判断処理を開始すると,まず,特定条件として複合機の通知能力の有無が設定されているか否かを判断する(S301)。特定条件が通知能力の有無である場合には(S301:Yes),変更メンバが通知能力を有するか否かを判断する(S302)。本形態では,変更メンバが,ジョブを実行中のユーザに対して,状況の告知ができる程度の表示部材を有しているか否かを判断する。例えば,変更メンバが,液晶ディスプレイ付きの操作パネルを有する複合機であれば,通知能力を有すると判断する。また,例えば,ユーザに対して状況を告知する内容の電子メールを送信する機能を有する複合機であれば,通知能力を有すると判断する。
そして,変更メンバが通知能力を有すると判断した場合には(S302:Yes),サーバ100は,変更メンバに,その通知能力を使用して,実行中のジョブの実行を中止する旨の通知を行ってからジョブの実行中止を行うように,通知と中止を指示する(S303)。S303の後,装置条件判断処理を終了する。
一方,変更メンバが通知能力を有しないと判断した場合には(S302:No),サーバ100は,そのまま装置条件判断処理を終了する。つまり,ジョブの実行はそのまま継続される。
すなわち,特定条件が,通知能力の有無であれば,変更メンバが通知能力を有しない場合に,特定条件を満たしていると判断し,完了変更処理を実行する。変更メンバが通知能力を有する場合には,特定条件を満たしていないと判断し,非完了変更処理を実行する。S302にてYesの場合の非完了変更処理には,変更メンバへの通知と中止の指示が含まれる。
特定条件が通知能力ではない場合には(S301:No),特定条件として複合機の転送能力の有無が設定されているか否かを判断する(S305)。特定条件が複合機の転送能力の有無である場合には(S305:Yes),変更メンバが転送可能であるか否かを判断する(S306)。例えば,変更メンバと通信可能に接続されている他の装置が存在し,変更メンバからその複合機へジョブを転送できる場合には,転送可能であると判断する。すなわち,変更メンバが転送機能を有し,かつ,転送先となる装置がある場合に,転送可能であると判断する。
そして,変更メンバが転送可能であると判断したら(S306:Yes),サーバ100は,変更メンバに,実行中のジョブの転送と削除を指示する(S307)。つまり,実行中のジョブを他の装置へ転送し,その後,変更メンバからそのジョブを削除するように指示する。S307の後,装置条件判断処理を終了する。
一方,変更メンバが転送可能でないと判断した場合には(S306:No),サーバ100は,そのまま装置条件判断処理を終了する。つまり,制限ジョブの実行はそのまま継続される。
すなわち,特定条件が,転送能力の有無であれば,変更メンバが転送可能でない場合に,特定条件を満たしていると判断し,完了変更処理を実行する。変更メンバが転送可能であれば,特定条件を満たしていないと判断し,非完了変更処理を実行する。S306にてYesの場合の非完了変更処理には,変更メンバへの制限ジョブの転送と削除の指示が含まれる。
また,特定条件が,通知能力でもなく,転送能力でもない場合は(S305:No),他に条件がないので,そのまま装置条件判断処理を終了する。つまり,制限ジョブの実行はそのまま継続される。
装置条件判断処理を終了したら,図6の特定条件判断処理に戻り,特定条件判断処理を終了する。そして,図5のS105に戻って,変更メンバにおける制限ジョブの実行終了を確認できるまで待つ(S105)。具体的には,制限ジョブの完了による実行終了,または,S303,S307の指示を受けた変更メンバが制限ジョブの実行を中止することによる実行終了を待つ。
そして,サーバ100は,変更メンバにおける制限ジョブの実行終了を確認してから(S105:No),所属グループを変更する処理を実行する(S102)。なお,通知と中止の指示を受けた変更メンバは,ジョブの中止を使用ユーザに通知し,その後,ジョブの実行を中止する。あるいは,ジョブの転送と削除の指示を受けた変更メンバは,適切にジョブを転送し削除する。変更メンバである装置の動作については後述する。
図6の特定条件判断処理に戻り,特定条件判断処理の特定条件として,変更メンバに関する条件が設定されており(S201:Yes),かつ,変更メンバが複合機ではない場合には(S202:No),変更メンバが使用ユーザである。変更メンバが使用ユーザである場合には,特定条件を,使用ユーザの条件とするユーザ条件判断処理を実行する(S204)。
次に,ユーザ条件判断処理の手順を,図8のフローチャートを参照して説明する。これは,特定条件として,ユーザの権限による条件が設定されている場合の処理である。本処理を開始すると,まず,サーバ100は,変更メンバである使用ユーザの権限レベルを取得する(S401)。なお,サーバ100は,メンバ情報51に記憶されている各メンバが使用ユーザである場合,メンバごとに権限レベルを数値化した情報を予め記憶している。
そして,取得した権限レベルが,予め決めた閾値より大きいか否かを判断する(S402)。使用ユーザの権限レベルが閾値より大きくない場合には(S402:No),制限ジョブの実行中止を指示し(S403),ユーザ条件判断処理を終了する。S403では,サーバ100は,制限ジョブを実行中の装置に対して,そのジョブの実行中止を指示する。それとともに,変更メンバである使用ユーザに対して,ジョブの中止を通知するとよい。
一方,使用ユーザの権限レベルが閾値より大きい場合には(S402:Yes),制限ジョブの実行を継続したままで,ユーザ条件判断処理を終了する。
すなわち,特定条件が,使用ユーザの権限レベルの大小であれば,変更メンバが閾値を超える権限レベルを有する場合に,特定条件を満たしていると判断し,完了変更処理を実行する。変更メンバが閾値を超える権限レベルを有しない場合には,特定条件を満たしていないと判断し,非完了変更処理を実行する。変更メンバが閾値を超える権限レベルを有しない場合の非完了変更処理には,ジョブの実行中止の指示が含まれる。
ユーザ条件判断処理を終了したら,図6の特定条件判断処理に戻り,特定条件判断処理を終了する。そして,図5のS105に戻って,変更メンバであるユーザによって実行されている制限ジョブの実行終了を待つ(S105)。そして,制限ジョブを実行していた装置の実行終了を確認してから(S105:No),所属グループを変更する処理を実行する(S102)。また,ジョブの実行中止の指示を受けた装置は,適切にジョブを中止する。装置の動作については後述する。
図6の特定条件判断処理に戻り,特定条件判断処理の特定条件として,変更メンバに関する条件ではなく,ジョブに関する条件が設定されている場合には(S201:No),ジョブ条件判断処理を実行する(S205)。次に,ジョブ条件判断処理の手順を,図9のフローチャートを参照して説明する。これは,特定条件として,ジョブに関する条件を用いる場合の処理である。
ジョブ条件判断処理の実行を開始すると,まず,特定条件がジョブの属性であるか否かを判断する(S501)。例えば,特定条件として,ジョブの種類に基づく重要度の大小の条件が設定されているか否かを判断する。なお,ジョブの属性とは,ジョブに付加されるジョブ情報によって判断できる条件のことであり,重要度に限らない。
特定条件がジョブの重要度である場合には(S501:Yes),制限ジョブの重要度が閾値より高いか否かを判断する(S502)。ジョブには,その使用する機能の種類に応じて重要度が設定されている。例えば,PCプリントジョブは,やり直すことができる場合が多いので,重要度は低い。また,例えば,FAX受信ジョブは,中断するとデータが失われる可能性が高いので,重要度は高い。
制限ジョブの重要度が閾値より高いと判断したら(S502:Yes),制限ジョブの実行を継続したままで,ジョブ条件判断処理を終了する。
一方,制限ジョブの重要度が閾値より高くないと判断したら(S502:No),サーバ100は,制限ジョブを実行中の複合機に,制限ジョブの実行中止を指示する(S503)。S503の後,ジョブ条件判断処理を終了する。
すなわち,特定条件が,ジョブの重要度であれば,制限ジョブの重要度が閾値を超えている場合に,特定条件を満たしていると判断し,完了変更処理を実行する。制限ジョブの重要度が閾値を超えていない場合には,特定条件を満たしていないと判断し,非完了変更処理を実行する。制限ジョブの重要度が閾値を超えていない場合の非完了変更処理には,制限ジョブの実行中止の指示が含まれる。
特定条件がジョブの属性ではない場合には(S501:No),特定条件として,制限ジョブの高速化の可能性が設定されているか否かを判断する(S504)。ジョブの高速化とは,ジョブの実行条件を変更することにより,以降の処理速度をそれまでより高速にすることを意味している。
例えば,騒音防止のために半速での印刷を実行中であれば,全速に変更することにより,高速化を図ることができる。また,例えば,使用するメモリの量を制限しての読み取り処理を実行中であれば,使用するメモリの量を大きくすることにより,高速化を図ることができる。また,使用中の給紙部よりも複合機の印刷部に近い給紙部から印刷用紙を給紙するように,給紙部を切り替えることにより,高速化を図ることができる。また,画質を少し低下させたり,印刷用紙を変更したりすることにより,高速化できる場合もある。例えば,印刷処理を実行中であれば,解像度や色数を減少させることにより,高速化を図ることができる。このように,印刷結果に影響があるような場合も高速化できると判断してもよい。
特定条件がジョブの高速化可能性である場合には(S504:Yes),実行中の制限ジョブが高速化可能なジョブであるか否かを判断する(S505)。サーバ100は,制限ジョブを実行している複合機の仕様と,実行中の制限ジョブにて使用している機能の内容とから,現状より高速化してのジョブの実行が可能であるか否かが判断できる。あるいは,サーバ100は,制限ジョブを実行中の複合機に問い合わせて,高速可能であるか否かを判断してもよい。
そして,制限ジョブが,高速化可能ではないと判断した場合には(S505:No),制限ジョブの実行中止を指示し(S503),ジョブ条件判断処理を終了する。
一方,制限ジョブが高速化可能であると判断した場合には(S505:Yes),サーバ100は,制限ジョブを実行中の複合機に,制限ジョブの高速化を指示する(S506)。制限ジョブの高速化の指示は,どの機能をどのように変更するかに係る具体的な内容を含む指示としてもよい。また,画質に影響のある高速化を許容するか否かについては,予め決めて設定しておけばよい。S506の後,ジョブ条件判断処理を終了する。
すなわち,特定条件が,制限ジョブの処理の高速化が可能か否かであれば,高速化可能である場合に,特定条件を満たしていると判断する。そして,制限ジョブの処理を高速化させる指示をするとともに,完了変更処理を実行する。高速化が不可能である場合には,特定条件を満たしていないと判断し,非完了変更処理を実行する。高速化が不可能である場合の非完了変更処理には,制限ジョブの実行中止の指示が含まれる。
一方,特定条件が高速化の可能性でもない場合には(S504:No),特定条件として,制限ジョブの完了時間に関する条件が設定されているか否かを判断する(S507)。制限ジョブの完了時間に関する条件とは,例えば,制限ジョブの処理完了時間の取得が可能か否かの条件である。サーバ100は,制限ジョブを実行している複合機に問い合わせ,処理完了時間の取得が可能であるか否かの回答を得ることができる。例えば,制限ジョブの処理がPCプリントやコピーの印刷であれば,残り印刷枚数に基づいて処理完了時間を取得できることが多い。あるいは,制限ジョブがFAX送信であれば,残り送信枚数に基づいて処理完了時間を取得できる場合がある。また,制限ジョブがFAX受信や連続スキャン等の場合は,処理完了時間を取得できない可能性が高い。
特定条件が完了時間である場合には(S507:Yes),完了時間を予測可能であるか否かを判断する(S508)。実行中の制限ジョブの処理完了までに掛かる時間を予測できないと判断した場合には(S508:No),制限ジョブの実行中止を指示し(S503),ジョブ条件判断処理を終了する。制限ジョブの完了時間が予測できないと,グループ変更処理を完了できる時期がわからず,管理ユーザのストレスが増す可能性があるからである。
一方,実行中の制限ジョブの処理完了までに掛かる時間を予測可能であると判断した場合には(S508:Yes),その予測された時間が閾値より長いか否かを判断する(S509)。予測される完了時間が閾値より長いと判断した場合には(S509:Yes),制限ジョブの実行中止を指示し(S503),ジョブ条件判断処理を終了する。つまり,完了時間の予測は可能でも,その完了までに長い時間が掛かると予測できる場合は,制限ジョブの実行を中止させる。この場合には,グループ変更処理が完了するまでに長く時間がかかると予測され,管理ユーザのストレスが増す可能性が高いからである。
一方,予測される完了時間が閾値より長くないと判断した場合には(S509:No),制限ジョブの実行を継続したままで,ジョブ条件判断処理を終了する。予測される完了時間がさほど長くないのであれば,グループ変更処理が完了するまでにさほど長い時間はかからないと予測される。そのため,そのままジョブの処理を継続しても,管理ユーザのストレスが増す可能性は低いからである。
ただし,完了時間と閾値との比較はしなくてもよい。つまり,S509の判断は無くてもよい。その場合には,完了時間の取得が可能であれば,制限ジョブの実行を継続したままで,ジョブ条件判断処理を終了する。完了時間が予測できれば,それが多少長くても,あまり不安を抱くことなく待つことができる可能性が高いからである。
すなわち,特定条件が,処理完了時間の取得の可否であれば,処理完了時間の取得が可能な場合に,特定条件を満たしていると判断し,完了変更処理を実行する。処理完了時間の取得が不可能な場合には,特定条件を満たしていないと判断し,非完了変更処理を実行する。処理完了時間の取得が不可能な場合の非完了変更処理には,制限ジョブの実行中止の指示が含まれる。なお,処理完了時間の取得が可能であっても,取得した処理完了時間が閾値時間よりも長い場合には,完了変更処理を行わず,制限ジョブの実行中止の指示を含む非完了変更処理を実行するとさらによい。
特定条件が完了時間の予測の可否でもない場合には(S507:No),制限ジョブの実行中止を指示し(S503),ジョブ条件判断処理を終了する。
ジョブ条件判断処理を終了したら,図6の特定条件判断処理に戻り,特定条件判断処理を終了する。そして,図5のS105に戻って,制限ジョブの実行終了を待つ(S105)。そして,制限ジョブを実行していた装置の実行終了を確認してから(S105:No),所属グループを変更する処理を実行する(S102)。また,ジョブの実行中止の指示を受けた装置は,適切にジョブを中止する。
[指示対応処理]
続いて,サーバ100にてグループ変更処理が実行された際に,制限ジョブを実行中の複合機において実行される指示対応処理について,図10のフローチャートを参照して説明する。本処理は,ジョブの実行中にサーバ100からの指示信号を受信したことを契機に,複合機にて実行される。例えば,サーバ100にて,図7のS303,S307,図8のS403,図9のS503,S506のいずれかが実行されると,そのとき制限ジョブを実行中の複合機は,サーバ100から指示信号を受信して,指示対応処理の実行を開始する。
指示対応処理を開始すると,複合機は,受信した指示がジョブの通知と中止の指示であるか否かを判断する(S601)。通知と中止の指示は,例えば,図7のS303にてサーバ100から発信される。
受信したのが通知と中止の指示であると判断した場合は(S601:Yes),制限ジョブの中止を使用ユーザに告知する通知を行う(S602)。例えば,自機の表示部材にジョブの中止を告知する。あるいは,ジョブを送信したユーザのPCに対し,ジョブの中止を告知する電子メールを送信する。さらに,ジョブの実行を中止し(S603),指示対応処理を終了する。
一方,受信したのが通知と中止の指示でないと判断した場合は(S601:No),ジョブの実行中止の指示であるか否かを判断する(S604)。実行中止の指示は,例えば,図8のS403,または,図9のS503にてサーバ100から発信される。
受信したのがジョブの実行中止の指示であると判断した場合は(S604:Yes),自機の設定が強制中止の設定となっているか否かを判断する(S605)。複合機には,ジョブの実行中にサーバ100からジョブの中止指示を受けた場合に,自動的に強制中止するか,または,ユーザに中止の是非を問い合わせるかについての設定が可能なものもある。
強制中止する設定である場合は(S605:Yes),ジョブの実行を中止し(S603),指示対応処理を終了する。なお,通知のための構成を有する場合は,前述の通知と中止の指示を受信した場合の処理と同様に,ジョブの中止をユーザに通知するための表示を行ってもよい。
一方,強制中止する設定でない場合は(S605:No),ジョブの中止の是非をユーザに問い合わせるための表示を行う(S606)。例えば,自機の表示部材に問い合わせの表示を行う。あるいは,ジョブを送信したユーザのPCに対し,ジョブの中止の可否を問い合わせる電子メールを送信する。
そして,中止を了承する旨の入力を受けたか否かを判断する(S607)。中止を了承する旨の入力を受けたら(S607:Yes),ジョブの実行を中止する(S603)。S603の後,指示対応処理を終了する。
一方,中止を了承しない旨の入力を受けたら(S607:No),ジョブの実行を継続したままで,指示対応処理を終了する。なお,問い合わせを開始してから所定時間以上経過しても,回答が得られない場合は,了承されたものと見なしてもよい。
また,サーバ100から中止指示を受けた場合(S604:Yes),強制中止を行うか否かの判断およびユーザへの問い合わせを行わないとしてもよい。つまり,図10において,S605,S606,S607の各ステップを無くし,S604にてYesであれば,S602へ進むものとしてもよい。
一方,サーバ100から受信した指示がジョブの実行中止の指示ではないと判断したら(S604:No),受信した指示が転送と削除の指示であるか否かを判断する(S608)。転送と削除の指示は,例えば,図7のS307にてサーバ100から発信される。
受信したのが転送と削除の指示であると判断したら(S608:Yes),実行中のジョブを転送して削除する処理を行う(S609)。つまり,指定された転送先にジョブを転送し,ジョブの転送に成功したら,実行中であったジョブを削除する。S609の後,指示対応処理を終了する。
サーバ100から受信した指示が転送と削除の指示でもないと判断したら(S608:No),受信した指示が高速化の指示であるか否かを判断する(S610)。高速化の指示は,例えば,図9のS506にてサーバ100から発信される。
受信したのが高速化の指示であると判断したら(S610:Yes),指示された高速化処理を実行し(S611),指示対応処理を終了する。高速化のための具体的な処理内容については,サーバ100から指示するとしてもよいし,装置に予め記憶されているとしてもよい。
受信したのが高速化の指示でもないと判断したら(S610:No),指示された処理を実行し(S612),指示対応処理を終了する。なお,制限ジョブを実行中の複合機は,サーバからの指示を受信しなければ,この指示対応処理を実行しない。つまり,サーバからの指示を受信していない間,複合機は,実行中のジョブの処理を継続して実行する。
本処理は,サーバ100にてグループ変更処理の実行中に,制限ジョブを実行している複合機に対してサーバ100から発信される指示に基づいて,複合機にて実行される。この指示対応処理を実行することにより,複合機は,制限ジョブに対し,実行中止(S603),転送と削除(S609),高速化(S611)等を行う。いずれの処理によっても,そのままジョブの実行を継続した場合に比較して,短時間で実行を終了させることができる。つまり,制限ジョブの実行が短時間で終了するので,早期にグループ変更処理を完了させることができる。
以上,詳細に説明したように,サーバ100は,画像処理システム1における所属グループの変更を受け付ける。サーバ100は,NVRAM34に記憶されているメンバ情報51と制限情報52とに基づいて,受け付けた変更に関して,制限ジョブの実行中であるか否かを判断する。制限ジョブの実行中であれば,特定条件を満たしているか否かを判断する。特定条件を満たしている場合には,制限ジョブの実行完了を待ってグループを変更するので,使用ユーザにとって不満はない。また,特定条件を満たしていない場合には,実行完了を待たずに制限ジョブの実行中止を指示する。従って,可能な範囲で早期に制限ジョブの実行が中止されるので,管理ユーザにとってはグループ変更処理を早期に開始できる。つまり,特定条件の成立有無によって,使用ユーザにとって好適な処理と管理ユーザにとって好適な処理とを切り替えることができる。従って,画像処理装置をグループ化して管理するサーバ100について,所属グループの変更に伴う動作の改善を図る技術が実現される。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えばグループの数や,各グループに所属するメンバの数や種類は一例であり,種々の画像処理システムに適用可能である。
また,例えば,上述の形態では,特定条件として複数の条件を有しているとしたが,これらの全てを備えていることが必須ではない。少なくとも1つの特定条件を備えていればよい。また,上述のもの以外の特定条件をさらに有していてもよい。また,管理ユーザが予め1つの特定条件に設定しておくものに限らず,グループ変更指示の度に選択して設定するとしてもよい。また,管理ユーザが複数の特定条件を選択し,そのうちどれか1つでも満たせば,特定条件を満たしていると判断するとしてもよい。
また,例えば,画像処理装置の機能の種類は,上述の形態に例示したものに限らない。少なくとも2種類以上であればよく,図4に示した7種類よりさらに多くの種類があってもよい。ただし,制限情報には,システムに所属する全ての画像処理装置において利用可能な機能が網羅されて記憶されていることが好ましい。
また,例えば,グループ変更処理の契機となるのは,メンバの所属するグループの変更だけではなく,所属グループからのメンバの削除も含まれる。メンバを所属グループから削除する場合は,変更後のグループでは全ての機能が制限されるものとして,上述の形態と同様に処理すればよい。
また,実施の形態に開示されている処理は,単一のCPU,複数のCPU,ASICなどのハードウェア,またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また,実施の形態に開示されている処理は,その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体,または方法等の種々の態様で実現することができる。
31 CPU
34 NVRAM
37 ネットワークインターフェース
40 操作パネル
51 メンバ情報
52 制限情報
100 サーバ

Claims (9)

  1. メンバと該メンバが所属する所属グループとを関連付けて記憶するグループ記憶部と,
    前記所属グループごとに,画像処理装置の機能とその機能の制限情報とを関連付けて記憶する制限記憶部と,
    前記グループ記憶部に記憶されているメンバの所属グループを変更する変更指示を受け付ける受付部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    前記受付部が前記変更指示を受け付けた際,変更対象のメンバである変更メンバが,変更後の前記所属グループにて利用が制限される機能である制限機能に関するジョブである制限ジョブを実行している場合に,当該制限ジョブの実行継続可否に関する特定条件を満たしているか否かを判断し,
    前記特定条件を満たしている場合には,当該制限ジョブの実行完了を待って前記変更メンバの所属グループを変更する完了変更処理を実行し,前記特定条件を満たしていない場合には,当該制限ジョブの中止を指示して前記変更メンバの所属グループを変更する非完了変更処理を実行する,
    ことを特徴とするサーバ。
  2. 請求項1に記載するサーバにおいて,
    前記変更メンバは画像処理装置であって,
    前記グループ記憶部は,前記画像処理装置に関する前記所属グループの情報を記憶し,
    前記制御部は,
    前記特定条件として,前記変更メンバに所定の通知能力があるか否かを判断し,前記所定の通知能力がない場合には前記完了変更処理を実行し,前記所定の通知能力がある場合には変更を通知して前記非完了変更処理を実行する,
    ことを特徴とするサーバ。
  3. 請求項1に記載するサーバにおいて,
    前記変更メンバは画像処理装置であって,
    前記グループ記憶部は,前記画像処理装置に関する前記所属グループの情報を記憶し,
    前記制御部は,
    前記特定条件として,前記変更メンバが他装置に前記制限ジョブを転送可能か否かを判断し,転送不可の場合には前記完了変更処理を実行し,転送可能の場合には前記制限ジョブを転送した後に前記非完了変更処理を実行する,
    ことを特徴とするサーバ。
  4. 請求項1に記載するサーバにおいて,
    前記変更メンバは画像処理装置を使用するユーザであって,
    前記グループ記憶部は,前記ユーザに関する前記所属グループの情報を記憶し,
    前記制御部は,
    前記特定条件として,前記変更メンバに特定の権限があるか否かを判断し,前記特定の権限がある場合に前記完了変更処理を実行し,前記特定の権限がない場合に前記非完了変更処理を実行する,
    ことを特徴とするサーバ。
  5. 請求項1に記載するサーバにおいて,
    前記制御部は,
    前記特定条件として,実行中の制限ジョブが所定の属性を有するジョブであるか否かを判断し,前記所定の属性を有するジョブの場合に前記完了変更処理を実行し,前記所定の属性を有しないジョブの場合に前記非完了変更処理を実行する,
    ことを特徴とするサーバ。
  6. 請求項1に記載するサーバにおいて,
    前記制御部は,
    前記特定条件として,実行中の制限ジョブの処理の高速化が可能か否かを判断し,高速化が不可能な場合に前記非完了変更処理を実行し,高速化が可能な場合に前記実行中の制限ジョブの処理を高速化させて前記完了変更処理を実行する,
    ことを特徴とするサーバ。
  7. 請求項1に記載するサーバにおいて,
    前記制御部は,
    前記特定条件として,実行中の制限ジョブの処理完了時間の取得が可能か否かを判断し,処理完了時間の取得が可能な場合に前記完了変更処理を実行し,処理完了時間の取得が不可能な場合に前記非完了変更処理を実行する,
    ことを特徴とするサーバ。
  8. 請求項7に記載するサーバにおいて,
    前記制御部は,
    処理完了時間の取得が可能な場合に当該処理完了時間が閾値時間よりも長いか否かを判断し,当該処理完了時間が閾値時間よりも長いと判断した場合には前記完了変更処理を行わず,前記非完了変更処理を実行する,
    ことを特徴とするサーバ。
  9. メンバと該メンバが所属する所属グループとを関連付けて記憶するグループ記憶部と,
    前記所属グループごとに,画像処理装置の機能とその機能の制限情報とを関連付けて記憶する制限記憶部と,
    前記グループ記憶部に記憶されているメンバの所属グループを変更する変更指示を受け付ける受付部と,
    を備えるサーバに,
    前記受付部が前記変更指示を受け付けた際,変更対象のメンバである変更メンバが,変更後の前記所属グループにて利用が制限される機能である制限機能に関するジョブである制限ジョブを実行している場合に,当該制限ジョブの実行継続可否に関する特定条件を満たしているか否かを判断し,
    前記特定条件を満たしている場合には,当該制限ジョブの実行完了を待って前記変更メンバの所属グループを変更する完了変更処理を実行し,前記特定条件を満たしていない場合には,当該制限ジョブの中止を指示して前記変更メンバの所属グループを変更する非完了変更処理を実行する,
    手順を実行させることを特徴とするプログラム。
JP2013068487A 2013-03-28 2013-03-28 サーバ及びプログラム Active JP6036478B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013068487A JP6036478B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 サーバ及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013068487A JP6036478B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 サーバ及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014191721A JP2014191721A (ja) 2014-10-06
JP6036478B2 true JP6036478B2 (ja) 2016-11-30

Family

ID=51837873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013068487A Active JP6036478B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 サーバ及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6036478B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6233284B2 (ja) * 2014-11-27 2017-11-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 印刷システム
JP6067039B2 (ja) * 2015-01-28 2017-01-25 キヤノン株式会社 印刷に要する時間の予測値を求める画像処理装置、画像処理方法およびそのプログラム
JP6717057B2 (ja) * 2016-06-01 2020-07-01 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP6848564B2 (ja) * 2017-03-17 2021-03-24 富士ゼロックス株式会社 制御装置、画像形成装置及びプログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001156957A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Murata Mach Ltd 通信装置
JP2006172094A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Kyocera Mita Corp 電子機器制御システム及びサーバ
JP2007286908A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Canon Inc 管理システム及びその制御方法、コンピュータプログラム、記憶媒体
JP2009163404A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Canon It Solutions Inc 印刷システム、印刷装置、印刷管理装置、印刷方法、プログラム、及び記録媒体
JP4941502B2 (ja) * 2009-04-27 2012-05-30 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、及び、画像形成方法
JP5045787B2 (ja) * 2010-06-07 2012-10-10 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP5836643B2 (ja) * 2010-06-25 2015-12-24 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014191721A (ja) 2014-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6458598B2 (ja) 画像処理装置および情報処理装置
US8863142B2 (en) Image forming apparatus
JP6475939B2 (ja) 画像形成装置、それを備えたシステム、及び、画像形成装置の制限情報の表示方法
JP4817029B2 (ja) 印刷装置
EP2521344A2 (en) Image forming apparatus for being able to utilize application in which web browser is used
JP2012168778A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラム
US20090284794A1 (en) Document processor, image forming device, print instruction device, image forming system, computer readable medium storing program and print instruction method
JP2008141432A (ja) 画像形成装置使用制限方法、画像処理システム、画像形成装置、およびコンピュータプログラム
JP6395540B2 (ja) 連携システム、プログラム
JP6036478B2 (ja) サーバ及びプログラム
JP2008110564A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、コンピュータ読み取り可能なプログラム、及び画像形成装置の機能制限方法
JP2007210237A (ja) 画像形成装置
US9317239B2 (en) Image processing apparatus, server, and image processing system
JP6582947B2 (ja) 印刷装置,サーバ,および印刷システム
JP2011177966A (ja) 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成装置の制御方法
JP2010214689A (ja) 印刷制御装置および印刷装置
JP2014006646A (ja) 検索装置および検索プログラム
JP6024421B2 (ja) サーバ及びプログラム
JP2020026060A (ja) 画像形成装置および画像形成システム
JP2016150528A (ja) 画像形成装置及びそれを含むプリントシステム
JP6658856B2 (ja) 画像処理装置,情報処理装置,プログラムおよびシステム
JP2014046457A (ja) 機器、制御方法、及びプログラム
JP6089621B2 (ja) 操作端末、操作端末を用いた情報処理システム、情報処理方法、プログラム
JP2019104249A (ja) 画像形成装置、それを備えたシステム、そのシステムを構成する端末装置、及び、画像形成装置の制限情報の表示方法
JP2020028008A (ja) 画像処理装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6036478

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150