JP6715809B2 - 特典提供装置及び特典提供方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特典提供装置及び特典提供方法に関する。
従来、顧客が店舗に来店したことに応じて、当該顧客に特典を提供することが行われている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−260096号公報
顧客の来店時に特典を提供することにより、顧客の来店頻度を高めることができる。しかしながら、サービスを提供するまでに待ち時間が発生する店舗においては、来店時に特典を提供することにより一時的に顧客を満足させることができるものの、待ち時間が長くなるにしたがって顧客に不満を抱かせてしまうという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、店舗における待ち時間に対する顧客の不満を軽減することができる特典提供装置及び特典提供方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る特典提供装置は、店舗に来店した顧客を識別する顧客識別情報を取得する取得部と、前記店舗における前記顧客の待ち時間を予測する予測部と、前記顧客識別情報に基づいて前記顧客が使用する携帯端末に係るサービスの利用状況を特定する特定部と、予測された前記待ち時間の長さと前記サービスの利用状況とに基づいて特典を選択する選択部と、選択された特典を前記顧客に提供する提供部と、を備える。
前記取得部は、前記顧客の来店理由を示す情報を取得し、前記選択部は、前記顧客の来店理由にさらに基づいて特典を選択してもよい。
前記特定部は、前記顧客識別情報と、前記顧客の前記携帯端末に係るサービスの契約状況を示す情報とを関連付けて記憶する記憶部を参照し、取得された顧客識別情報に関連付けられている前記サービスの契約状況を特定し、前記選択部は、特定された前記サービスの契約状況にさらに基づいて特典を選択してもよい。
前記特定部は、前記顧客識別情報と、前記顧客の属性を示す属性情報とを関連付けて記憶する記憶部を参照し、取得された顧客識別情報に関連付けられている前記顧客の属性を特定し、前記選択部は、特定された前記顧客の属性にさらに基づいて特典を選択してもよい。
前記提供部は、選択された特典の種類に基づいて、異なるタイミングで当該特典を前記顧客に提供してもよい。
前記選択部は、予測された前記待ち時間の長さと、前記サービスの利用状況とに基づいて複数の特典を選択し、前記提供部は、選択された複数の特典を異なるタイミングで前記顧客に提供してもよい。
前記提供部は、予測された前記待ち時間が経過しても前記顧客が待ち状態である場合に、提供する特典を追加してもよい。
前記選択部は、予測された前記待ち時間の長さと、前記サービスの利用状況とに基づいて複数の特典を選択し、前記顧客から、当該複数の特典の中から特典の選択を受け付けることにより前記顧客に提供する特典を選択してもよい。
前記選択部は、前記特定部が前記サービスの利用状況として前記サービスの利用が無いことを特定すると、所定の特典を選択してもよい。
前記提供部は、前記待ち時間と、前記特典との関係を示す情報を前記顧客に通知してもよい。
前記提供部は、前記店舗から所定範囲外において無効となる前記特典を提供してもよい。
本発明の第2の態様に係る特典提供方法は、コンピュータが実行する、店舗に来店した顧客を識別する顧客識別情報を取得するステップと、前記店舗における前記顧客の待ち時間を予測するステップと、前記顧客識別情報に基づいて前記顧客が使用する携帯端末に係るサービスの利用状況を特定するステップと、予測された前記待ち時間の長さと前記サービスの利用状況とに基づいて特典を選択するステップと、選択された特典を前記顧客に提供するステップと、を備える。
本発明によれば、店舗における待ち時間に対する顧客の不満を軽減することができるという効果を奏する。
本実施形態に係る特典提供システムの概要を示す図である。 本実施形態に係る特典提供装置の構成を示す図である。 本実施形態に係る特典リストが発券装置に表示された例を示す図である。 本実施形態に係る発券装置にバーコード画像が表示された例を示す図である。 本実施形態に係る特典提供ページの一例を示す図である。 本実施形態に係る特典の提供に係る処理の流れを示すシーケンス図である。
[特典提供システムSの概要]
図1は、本実施形態に係る特典提供システムSの概要を示す図である。特典提供システムSは、特典提供装置1と、発券装置2と、カード3と、携帯端末4とを備え、店舗に来店した顧客に特典を提供するためのシステムである。なお、本実施形態において、顧客は、所定の通信事業者により提供される携帯電話回線を利用する携帯端末4のユーザ、又は携帯端末4を所持しておらず、携帯端末4の新規契約等を行う顧客である。
携帯端末4のユーザには、ユーザを識別するユーザIDが所定の通信事業者により付与されている。ユーザIDは、例えば、携帯端末4に記憶されており、店舗において顧客を識別する顧客識別情報として用いられる。また、ユーザIDは、ユーザが所持するカード3に記憶されている。ここで、カード3は、所定の通信事業者により提供されるプリペイドカードやクレジットカードであり、ユーザの申請に応じてユーザに提供される。
特典提供システムSにおいて、発券装置2は、来店した顧客の操作に応じて店舗における順番待ちの順番を示す番号札を発券する。発券装置2は、番号札を発券すると、番号札を発券したことを示す発券情報を特典提供装置1に送信する(図1の(1))。特典提供装置1は、発券情報を受信したことに応じて、顧客の待ち時間を予測する(図1の(2))。
顧客が携帯端末4のユーザである場合、顧客は、自身が所持するカード3又は携帯端末4を発券装置2に近接させて、カード3に記憶されているユーザID又は携帯端末4に記憶されているユーザIDを発券装置2に読み取らせる。
発券装置2は、ユーザIDを読み取ると、当該ユーザIDを特典提供装置1に送信する(図1の(3))。特典提供装置1は、ユーザIDを受信したことに応じて、所定の通信事業者により提供される携帯端末4に係るサービスの利用状況を特定する(図1の(4))。
特典提供装置1は、予測した待ち時間と特定したサービスの利用状況とに基づいて特典を選択し(図1の(5))、選択した特典を示す特典情報を発券装置2に表示させる(図1の(6))。顧客は、携帯端末4を用いて発券装置2に表示されている特典情報を読み取り、特典の提供を受ける(図1の(7))。
このようにすることで、顧客は、携帯端末4に係るサービスの利用状況と店舗における待ち時間とに基づいて顧客に適した特典を受けることができる。よって、特典提供装置1は、店舗における待ち時間に対する顧客の不満を軽減することができる。
以下、特典提供装置1の構成について説明する。
[特典提供装置1の構成例]
図2は、本実施形態に係る特典提供装置1の構成を示す図である。
特典提供装置1は、記憶部11と、制御部12とを備える。
記憶部11は、例えば、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等である。記憶部11は、特典提供装置1を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部11は、特典提供装置1の制御部12を、後述する取得部121、待ち時間予測部122、特定部123、特典選択部124、及び特典提供部125として機能させる特典提供プログラムを記憶する。
制御部12は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部12は、記憶部11に記憶されている各種プログラムを実行することにより、特典提供装置1に係る機能を制御する。制御部12は、特典提供プログラムを実行することにより、取得部121、待ち時間予測部122、特定部123、特典選択部124、及び特典提供部125として機能する。
取得部121は、発券装置2から番号札が発券されたことを示す発券情報を取得する。具体的には、発券装置2は、自身の表示部に、来店理由に対応する番号を選択する選択ボタンと、番号札の発券を受け付ける発券ボタンとを表示させる。発券装置2は、選択ボタンと発券ボタンとが押下されたことに応じて、番号札を発券するとともに、番号札を発券したことを示す発券情報を特典提供装置1に送信する。ここで、発券情報には、来店理由を示す情報が含まれている。取得部121は、発券情報を受信することにより、当該発券情報に含まれている来店理由を示す情報を取得する。
また、取得部121は、発券装置2を介して、店舗に来店した携帯端末4のユーザを識別するユーザIDを取得する。具体的には、発券装置2は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)により近距離無線通信を行う近距離無線通信部を備えている。発券装置2は、携帯端末4又はカード3が近接したことに応じて、近距離無線通信部により、携帯端末4又はカード3からユーザIDを読み取る。発券装置2は、読み取ったユーザIDを特典提供装置1に送信する。取得部121は、発券装置2から送信されたユーザIDを受信することにより、当該ユーザIDを取得する。
なお、発券装置2が来店理由として新規契約を示す情報を取得した場合、顧客は新規顧客であり、ユーザIDが付与されていない。この場合において、発券装置2は、新規顧客用のID(ゲストID)をユーザIDとして発行してもよい。そして、取得部121は、発券装置2が発見したユーザIDを取得してもよい。
待ち時間予測部122は、取得部121が発券情報を取得すると、店舗における顧客の待ち時間を予測する。具体的には、待ち時間予測部122は、店舗において顧客対応を行っている従業員の数と、店舗における対応窓口の数と、現時点において待ち状態の他の顧客の数とに基づいて顧客の待ち時間を予測する。
また、複数の従業員のそれぞれが、複数の来店理由のうち、一部の来店理由の顧客応対を担当する場合、待ち時間予測部122は、発券情報に含まれている来店理由を示す情報に基づいて、顧客に応対可能な従業員の数と、店舗における対応窓口の数と、当該従業員が応対予定の他の顧客の数とを特定してもよい。そして、待ち時間予測部122は、当該他の顧客の来店理由に対応する標準応対時間と、従業員の数と、対応窓口の数と、に基づいて、顧客の待ち時間を予測してもよい。
特定部123は、ユーザIDに基づいて、顧客の携帯端末4に係るサービスの利用状況を特定する。例えば、携帯端末4に係るサービスを提供する外部サーバには、ユーザIDと、顧客のサービスの利用状況を示す利用状況情報とが関連付けられて記憶されている。ここで、利用状況情報には、顧客が過去に利用したサービス又は現在利用しているサービスのサービス名、当該サービスが属するカテゴリ、当該サービスの利用時間、当該サービスに対応する顧客のデータ通信量を示す情報が含まれている。
また、利用状況情報には、顧客が店舗に来店した回数、来店理由、及び来店時の対応状況を含む来店情報が含まれる。また、利用状況情報には、顧客が携帯端末4に係るサービスを介して購入した商品に係る購入履歴、当該サービスにおいて付与されているポイントの残高、及び利用履歴を示す情報が含まれる。
特定部123は、取得されたユーザIDを当該外部サーバに送信し、利用状況情報の取得を要求する。そして、特定部123は、当該外部サーバから、当該ユーザIDに関連付けられている利用状況情報を取得することにより、顧客の携帯端末4に係るサービスの利用状況を特定する。
なお、特定部123は、取得されたユーザIDが新規顧客用のIDである場合には、サービスの利用状況として、サービスの利用が無いことを特定する。
特典選択部124は、待ち時間予測部122により予測された待ち時間の長さと、特定部123により特定されたサービスの利用状況とに基づいて特典を選択する。ここで、特典は、例えば、動画又は音楽の無料視聴サービス、データ通信の無料サービス、有料アプリケーションの無料利用サービス、電話無料サービス、ポイント付与である。
具体的には、特典選択部124は、特定部が取得した利用状況情報に基づいて、顧客が頻繁に利用している有料サービスを特定し、当該有料サービスを、予測された待ち時間に対応する時間だけ無料で利用できる特典を選択する。例えば、特典選択部124は、顧客が従量課金制の動画視聴サービスを利用している場合、待ち時間に対応した時間だけ当該動画視聴サービスを無料で利用できる特典を選択する。
また、特典選択部124は、携帯端末4におけるデータ通信量が所定量以上である場合には、待ち時間に対応した時間だけデータ通信を無料で利用できる特典を選択する。また、特典選択部124は、顧客がサービスを利用する時間が所定時間以内である場合には、当該顧客がサービスの利用に興味を抱いていないと判定し、待ち時間に対応する量のポイントを特典として選択する。
また、特典選択部124は、利用状況情報が示す商品の購入履歴に基づいて、顧客が興味を持つ商品を推定し、当該商品を特典として選択する。例えば、商品の購入履歴として、現在使用している携帯端末4が含まれている場合には、当該携帯端末4に対応する商品(例えば、携帯端末4の保護部材等)を特典として選択する。このようにすることで、特典提供装置1は、顧客が興味を持つ特典を精度良く選択することができる。
また、特典選択部124は、利用状況情報が示すポイントの残高、及び利用履歴に基づいて、顧客がポイントを貯めてから利用する顧客であるか否かを判定する。ポイントを貯めてから利用する顧客である場合には、ポイントが特典であることに興味を持つと考えられることから、特典選択部124は、顧客がポイントを貯めてから利用する顧客であると判定した場合、ポイントを特典として選択する。このようにすることで、特典提供装置1は、顧客が興味を持つ特典を精度良く選択することができる。
また、特典選択部124は、利用状況情報に含まれる来店情報に基づいて、顧客が前回来店した際において、従業員が顧客対応を行ったか否かを特定してもよい。そして、特典選択部124は、顧客の前回来店時に従業員が対応できなかった場合、すなわち、顧客が待たずに帰った場合には、特典を増加させるようにしてもよい。このようにすることで、特典提供装置1は、顧客が応対まで待つ可能性を高めることができる。
また、特典選択部124は、取得部121が取得したユーザIDが新規顧客用のIDであり、特定部123がサービスの利用状況として、サービスの利用が無いことを特定した場合には、待ち時間に対応する量の所定の特典を選択してもよい。ここで、所定の特典は、例えば、新規契約時の割引クーポンである。このようにすることで、特典提供装置1は、提供される割引クーポンに新規顧客が魅力を感じ、新規契約する可能性を高めることができる。
特典選択部124は、待ち時間の長さと、サービスの利用状況とに基づいて、複数の特典を選択してもよい。そして、特典選択部124は、選択した複数の特典の中から顧客に提供する特典を顧客に選択させるための特典リストを生成してもよい。
そして、特典選択部124は、当該特典リストを発券装置2に表示させて、顧客から、特典リストに含まれる複数の特典の中から特典の選択を受け付けることにより、当該顧客に提供する特典を選択してもよい。図3は、本実施形態に係る特典リストが発券装置2に表示された例を示す図である。図3には、特典リストとして、特典A〜特典Cが表示され、顧客がいずれか1つの特典を選択できることが確認できる。このようにすることで、特典提供装置1は、顧客に適した特典を提供することができる。
また、特典選択部124は、取得部121により取得された顧客の来店理由を示す情報にさらに基づいて特典を選択してもよい。例えば、来店理由が、店舗の売り上げに対する貢献度が高い来店理由である場合には、他の来店理由に比べて、提供する特典の量を多くするようにしてもよい。
また、特典選択部124は、所定の通信事業者が提供するサービスの、顧客の契約状況にさらに基づいて特典を選択してもよい。この場合において、例えば、記憶部11は、ユーザIDと、顧客の携帯端末4に係るサービスの契約状況を示す情報とを関連付けて記憶する。そして、特定部123が、記憶部11を参照し、取得部121により取得されたユーザIDに関連付けられているサービスの契約状況を特定する。特典選択部124は、特定部123により特定された顧客の契約状況にさらに基づいて特典を選択する。
例えば、特典選択部124は、顧客が契約していないサービスを特定し、当該サービスの無料利用を特典として選択してもよい。このようにすることで、顧客が契約していないサービスを顧客に利用させて、当該サービスに対する顧客の関心を高めることができる。これにより、特典提供装置1は、当該顧客が当該サービスの利用契約を行う確率を高めることができる。
また、特典選択部124は、顧客の属性にさらに基づいて特典を選択してもよい。ここで、顧客の属性は、例えば、顧客の年齢、性別、趣味、趣向である。この場合において、例えば、記憶部11は、ユーザIDと、顧客の属性を示す属性情報とを関連付けて記憶する。そして、特定部123が、記憶部11を参照し、取得部121により取得されたユーザIDに関連付けられている属性情報を特定する。特典選択部124は、特定部123により特定された属性情報にさらに基づいて特典を選択する。
例えば、記憶部11に、属性情報と、提供する特典を示す情報とを関連付けて記憶させておき、特典選択部124は、特定した顧客の属性情報に関連付けられている特典を示す情報に基づいて、特典を選択する。このようにすることで、特典提供装置1は、顧客に適した特典を選択することができる。
特典提供部125は、特典選択部124により選択された特典を顧客に提供する。例えば、特典提供部125は、顧客が選択された特典の提供を受けるための特典提供ページのアドレスを含む2次元バーコードのバーコード画像を生成し、当該バーコード画像を発券装置2に表示させる。図4は、本実施形態に係る発券装置2にバーコード画像が表示された例を示す図である。図4は、図3に示す特典リストにおいて特典Cが選択された場合に対応する画面例である。
顧客が、携帯端末4に当該バーコード画像を読み取らせると、携帯端末4は、-バーコード画像が示すアドレスに基づいて特典提供ページを表示する。図5は、本実施形態に係る特典提供ページの一例を示す図である。図5では、特典として50ポイントが顧客に提供されたことを確認できる。
また、特典提供部125は、携帯端末4がバーコード画像を読み取り、特典提供ページにアクセスすることにより顧客に特典を提供したが、これに限らない。例えば、特典提供部125は、ショートメッセージサービス(SMS:Short Message Service)や電子メールやメッセンジャーサービスにより、特典提供ページのアドレスを通知してもよい。また、特典提供部125は、発券装置2に特典提供ページのアドレスを示す情報を送信し、携帯端末4に、発券装置2から、NFCにより特典提供ページのアドレスを示す情報を読み取らせてもよい。また、特典提供部125は、特典がポイントやクーポンである場合に、顧客に特典を提供した後に、顧客に特典を提供したことを示すメッセージを顧客に通知するようにしてもよい。
また、特典提供部125は、選択された特典の種類に基づいて、異なるタイミングで当該特典を顧客に提供してもよい。例えば、特典提供部125は、特典がポイントやクーポンといった商品等の購入時に用いるものである場合には、待ち時間が経過した後又は従業員が応対を行った後に特典を提供し、動画や音楽の無料視聴サービスである場合、発券時に特典を提供してもよい。このようにすることで、特典提供装置1は、ポイントやクーポンといった特典を得ることのみを目的として顧客が繰り返し来店することを抑制することができる。
また、特典提供部125は、店舗から所定範囲外において無効となる特典を提供してもよい。例えば、特典が動画又は音楽の無料視聴サービスである場合、当該特典が、店舗に設置された無線LANのアクセスポイントを介してのみ当該サービスが提供されるものであってもよい。このように特典を提供することにより、特典提供装置1は、動画又は音声の無料視聴といった特典が店舗外で利用されることを防止することができる。
また、特典選択部124が、顧客に提供する特典を複数選択し、特典提供部125が、選択された複数の特典を異なるタイミングで顧客に提供してもよい。例えば、特典選択部124は、特典として所定ポイントを付与する特典を複数選択し、当該複数の特典を、待ち時間が所定時間経過するごとに1つずつ提供してもよい。このようにすることで、顧客は、待ち時間が経過すればするほど特典を得ることができる。これにより、特典提供装置1は、待ち時間の経過に対する顧客の不満をさらに軽減することができる。
また、特典提供部125は、予測された待ち時間が経過しても顧客が待ち状態である場合に、提供する特典を追加してもよい。例えば、特典提供部125が、顧客の待ち時間が1時間である場合に、動画を1時間無料視聴できる特典を提供したとする。この場合において、1時間経過したにもかかわらず顧客が待ち状態であると判定すると、動画を10分無料視聴できる特典を追加して顧客に提供する。このようにすることで、特典提供装置1は、顧客が予測された待ち時間を超えて待つ場合であっても、特典を提供し続けて当該顧客の不満を軽減することができる。
なお、予測された待ち時間が経過しても顧客が待ち状態である場合に、待ち時間予測部122が、待ち時間を再予測してもよい。そして、特典提供部125が、提供する特典を追加するとともに、予測した待ち時間を合わせて通知してもよい。このようにすることで、顧客が特典を追加して得ることに対するモチベーションを高め、顧客の不満をさらに軽減することができる。
また、特典提供部125は、待ち時間と、特典との関係を示す情報を顧客に通知するようにしてもよい。例えば、特典提供部125は、単位時間当たりに提供される特典の量を示す情報を発券装置2に表示させることにより、待ち時間と、特典との関係を顧客に通知してもよい。このようにすることで、特典提供装置1は、待ち時間が長くなればなるほど提供される特典の量が増加することを顧客に認識させ、待ち時間が長くなることによる顧客の不満を抑制することができる。
[特典の提供に係る処理の流れ]
続いて、特典の提供に係る処理の流れについて説明する。図6は、本実施形態に係る特典の提供に係る処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、顧客は、来店時に発券装置2を操作し、来店理由を選択し、発券ボタンを押下する。発券装置2は、来店理由を示す情報を含む発券情報を特典提供装置1に送信する(S10)。また、顧客は、携帯端末4を発券装置2の近距離無線通信部に近接させることにより、発券装置2にユーザIDを読み取らせる(S20)。ここで、発券装置2は、来店理由を示す情報が新規契約である場合には、新規顧客用のIDをユーザIDとして取得する。発券装置2は、読み取ったユーザIDを特典提供装置1に送信する(S30)。
待ち時間予測部122は、取得部121が発券情報を取得すると、店舗において顧客対応を行っている従業員の数と、現時点において待ち状態である他の顧客の数とに基づいて顧客の待ち時間を予測する(S40)。
特定部123は、取得部121がユーザIDを取得すると、当該ユーザIDに基づいて携帯端末4に係るサービスの利用状況を特定する(S50)。
特典選択部124は、予測された待ち時間及び特定されたサービスの利用状況に基づいて、特典リストを生成し(S60)、当該特典リストを発券装置2に送信する(S70)。
発券装置2は、特典提供装置1から受信した特典リストを表示し、顧客から特典の選択を受け付ける(S80)。発券装置2は、選択された特典を提供するための特典提供ページのアドレスを含む二次元バーコードを表示する(S90)。
顧客が携帯端末4を操作し、表示された二次元バーコードを読み取ると(S100)、当該二次元バーコードに含まれるアドレスに基づいて特典提供ページにアクセスし、特典を受け取る(S110)。
[本実施形態における効果]
以上の通り、本実施形態に係る特典提供装置1は、店舗に来店した顧客の待ち時間を予測するとともに、顧客の携帯端末に係るサービスの利用状況を特定する。そして、特典提供装置1は、予測された待ち時間の長さと特定されたサービスの利用状況とに基づいて特典を選択し、選択された特典を顧客に提供する。このようにすることで、特典提供装置1は、店舗における待ち時間に対する顧客の不満を軽減することができる。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上述の実施形態において、特典提供装置1は、番号札の発券時に、所定の通信事業者により付与されているユーザIDを取得し、当該ユーザIDに基づいて顧客の携帯端末4に係るサービスの利用状況を特定したが、これに限らない。特典提供装置1は、顧客が所持するカード3を識別するカード番号等の、顧客を識別可能な情報を取得し、当該情報に基づいて、顧客の携帯端末4に係るサービスの利用状況を特定してもよい。また、この場合において、特典提供装置1は、カード3の利用履歴を顧客の携帯端末4に係るサービスの利用状況として特定してもよい。
また、上述の実施形態では、特典提供システムSが、特典提供装置1と発券装置2とを備えることとしたが、これに限らない。特典提供システムSは、特典提供装置1のみを備え、特典提供装置1が発券装置2の全ての機能を有していてもよい。
また、上述の実施形態では、特典提供装置1が備える待ち時間予測部122が顧客の待ち時間を予測するとともに、特典選択部124が顧客に提供する特典を選択したが、これに限らない。顧客の待ち時間を予測する待ち時間予測部122と、顧客に提供する特典を選択する特典選択部124とを異なる装置によって実現するようにしてもよい。
1・・・特典提供装置、11・・・記憶部、12・・・制御部、121・・・取得部、122・・・待ち時間予測部、123・・・特定部、124・・・特典選択部、125・・・特典提供部、2・・・発券装置、3・・・カード、4・・・携帯端末、S・・・特典提供システム

Claims (11)

  1. 店舗に来店した顧客を識別する顧客識別情報と、前記顧客の来店理由を示す情報とを取得する取得部と、
    前記店舗における前記顧客の待ち時間を予測する予測部と、
    前記顧客識別情報に基づいて前記顧客が使用する携帯端末に係るサービスの利用状況を特定する特定部と、
    予測された前記待ち時間の長さと前記サービスの利用状況と前記顧客の来店理由とに基づいて特典を選択する選択部と、
    選択された特典を前記顧客に提供する提供部と、
    を備える特典提供装置。
  2. 前記特定部は、前記顧客識別情報と、前記顧客の前記携帯端末に係るサービスの契約状況を示す情報とを関連付けて記憶する記憶部を参照し、取得された顧客識別情報に関連付けられている前記サービスの契約状況を特定し、
    前記選択部は、特定された前記サービスの契約状況にさらに基づいて特典を選択する、
    請求項に記載の特典提供装置。
  3. 前記特定部は、前記顧客識別情報と、前記顧客の属性を示す属性情報とを関連付けて記憶する記憶部を参照し、取得された顧客識別情報に関連付けられている前記顧客の属性を特定し、
    前記選択部は、特定された前記顧客の属性にさらに基づいて特典を選択する、
    請求項1又は2に記載の特典提供装置。
  4. 前記提供部は、選択された特典の種類に基づいて、異なるタイミングで当該特典を前記顧客に提供する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の特典提供装置。
  5. 前記選択部は、予測された前記待ち時間の長さと、前記サービスの利用状況とに基づいて複数の特典を選択し、
    前記提供部は、選択された複数の特典を異なるタイミングで前記顧客に提供する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の特典提供装置。
  6. 前記提供部は、予測された前記待ち時間が経過しても前記顧客が待ち状態である場合に、提供する特典を追加する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の特典提供装置。
  7. 前記選択部は、予測された前記待ち時間の長さと、前記サービスの利用状況とに基づいて複数の特典を選択し、前記顧客から、当該複数の特典の中から特典の選択を受け付けることにより前記顧客に提供する特典を選択する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の特典提供装置。
  8. 前記選択部は、前記特定部が前記サービスの利用状況として前記サービスの利用が無いことを特定すると、所定の特典を選択する、
    請求項1からのいずれか1に記載の特典提供装置。
  9. 前記提供部は、前記待ち時間と、前記特典との関係を示す情報を前記顧客に通知する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の特典提供装置。
  10. 前記提供部は、前記店舗から所定範囲外において無効となる前記特典を提供する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の特典提供装置。
  11. コンピュータが実行する、
    店舗に来店した顧客を識別する顧客識別情報と、前記顧客の来店理由を示す情報とを取得するステップと、
    前記店舗における前記顧客の待ち時間を予測するステップと、
    前記顧客識別情報に基づいて前記顧客が使用する携帯端末に係るサービスの利用状況を特定するステップと、
    予測された前記待ち時間の長さと前記サービスの利用状況と前記顧客の来店理由とに基づいて特典を選択するステップと、
    選択された特典を前記顧客に提供するステップと、
    を備える特典提供方法。
JP2017182224A 2017-09-22 2017-09-22 特典提供装置及び特典提供方法 Active JP6715809B2 (ja)

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