JP6711371B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
版式印刷としては、例えば、各色インカーのプレートシリンダに樹脂凸版を備え、樹脂凸版からの各色インクをブランケットに転写し、ブランケットから自転可能なマンドレル被処理物に転写することにより画像を形成するドライオフセット印刷などが挙げられる。
これら公知のオフセット印刷では、マンドレル自体に駆動機構がなく、筒形状の被処理物と転写部材と所定の押圧力で接触し、摩擦力で駆動されてマンドレルが回転するように構成されているため、被処理物は転写ステーションを通過する間に約1回自転し、画像領域に加えてその前後でも筒形状の被処理物と転写部材とが圧着するように設定されている。
また、転写部材が転写ベルトで凸状のブランケットを用いず、転写ベルトの表面に直接画像領域を形成する場合、再圧着を避けるためには、転写完了と同時に転写ベルトと被処理物が離れるように調整する必要があり、機構が複雑となったり制御が難しくなり、調整がずれ遅く離れると再圧着が発生し、早く離れると印刷が不完全となる虞があった。
このことで、処理速度が高速化しても印刷の品質を維持し、高い生産効率を得ることが可能となる。
請求項4に係る構成によれば、画像領域の下流側に、転写ベルトと被処理物とが圧着する部分を設けることができ、この部分で、転写ベルトと被処理物の表面速度を確実に一致させることができ、印刷ずれを抑制し正確に転写することができる。
転写ベルト150は転写ステーション101ではホイール110に掛け回されている。
本実施形態では、転写ステーション101の缶Cの搬送経路の下流側には、マンドレルホイール130に対峙して、缶Cの胴部の外周面に転写された印刷面に保護剤をコーティングするコーティングホイール140が配置され、転写ステーション101の転写ベルト150の経路の下流側には、転写ベルト150の表面に残留したインクを除去する洗浄部115が設けられている。
転写ベルト150は、凹部111では円周方向の両端部でのみホイール110と接触する直線状に掛け回されるため、円筒面に掛け回されるより半径の小さな領域が形成される。
このことで、転写ベルト150の画像領域151以外の領域に、缶Cの胴部の外周面に転写されたインクが再び圧着しない非圧着領域152が形成される。
マンドレルホイール130の転写ステーション101の上流側の所定の位置で、缶Cがマンドレル120に担持され、マンドレルホイール130の回転によって転写ステーション101に搬送される。
転写ステーション101に達すると、缶Cの胴部の外周面が転写ベルト150に接触する。
転写ベルト150の表面の画像領域151は、上流側端面が凹部111の下流側縁部と一致するように形成され、画像領域151と非圧着領域152が隣接しており、このことで、缶Cが転写ステーション101から離脱する前にインク画像の転写が完了しても、缶Cの胴部の外周面が転写ベルト150の非圧着領域152に対峙して表面への押圧力が低下し、印刷面に転写されたインクが再び転写ベルト150の表面に圧着することはない。
なお、画像領域151とホイール110の凹部111の位置関係を一定に保てれば、画像領域151を転写ベルト150の特定の位置としてもよく、インク画像の形成をインクジェット以外の手段で行ってもよい。
本実施形態の動作は、前述の実施形態と同様である。
本実施形態では、転写ベルト250は転写ステーションでホイール210に掛け回されているが、回転しない固定部材の上を摺動するように掛け回してもよく、その場合、固定部材が一定の曲率半径でなくてもよい。
また、インク画像の形成をインクジェット以外の手段で行ってもよく、転写ベルト250を非圧着領域252の厚さのベルトに画像領域251を形成する凸部を積層したものであってもよい。
さらに、マンドレル120、220の搬送を行う搬送ユニットは、マンドレルホイール130、230ではなく、コンベヤ等の他の手段で構成されてもよい。
101 ・・・ 転写ステーション
110、210 ・・・ ホイール
111 ・・・ 凹部
113 ・・・ インクジェット部(インク画像形成部)
115 ・・・ 洗浄部
120 ・・・ マンドレル
130、230 ・・・ マンドレルホイール(搬送ユニット)
140 ・・・ コーティングホイール
150、250 ・・・ 転写ベルト
151、251 ・・・ 画像領域
152、252 ・・・ 非圧着領域
C ・・・ 缶(被処理物)
Claims (4)
- 表面にインク画像が形成される画像領域を有する無端状の転写ベルトと、筒形状の被処理物を担持する自転可能なマンドレルと、複数の前記マンドレルを搬送経路に沿って移動させる搬送ユニットを備え、
前記転写ベルトの画像領域に形成されたインク画像を、被処理物の胴部の外周面に転写する転写ステーションを有する印刷装置であって、
前記転写ベルトは、少なくとも前記転写ステーションを含む範囲において回転する円筒状のホイールに掛け回され、
前記転写ベルトは、少なくとも前記ホイールに掛け回された部分において、被処理物の胴部に転写されたインクが再び圧着しない非圧着領域を有することを特徴とする印刷装置。 - 前記転写ベルトの非圧着領域が、前記ホイールの外周に設けられた凹部で構成されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記転写ベルトの非圧着領域が、前記転写ベルトの厚さが異なる部分で構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
- 前記転写ベルトの非圧着領域は、前記転写ベルトの表面のインク画像が形成されていない部分の一部であり、前記転写ベルトの前記画像領域の上流側に隣接していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の印刷装置。
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PCT/JP2019/019869 WO2019230473A1 (ja) | 2018-05-30 | 2019-05-20 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018103006A JP6711371B2 (ja) | 2018-05-30 | 2018-05-30 | 印刷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019206130A JP2019206130A (ja) | 2019-12-05 |
JP6711371B2 true JP6711371B2 (ja) | 2020-06-17 |
Family
ID=68767307
Family Applications (1)
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JP2018103006A Active JP6711371B2 (ja) | 2018-05-30 | 2018-05-30 | 印刷装置 |
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2018
- 2018-05-30 JP JP2018103006A patent/JP6711371B2/ja active Active
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