JP2019206131A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019206131A
JP2019206131A JP2018103007A JP2018103007A JP2019206131A JP 2019206131 A JP2019206131 A JP 2019206131A JP 2018103007 A JP2018103007 A JP 2018103007A JP 2018103007 A JP2018103007 A JP 2018103007A JP 2019206131 A JP2019206131 A JP 2019206131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
transfer member
image area
image
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018103007A
Other languages
English (en)
Inventor
宏紀 尾関
Hiroki Ozeki
宏紀 尾関
幸司 山田
Koji Yamada
幸司 山田
裕次 岩切
Yuji Iwakiri
裕次 岩切
亨 下村
Toru Shimomura
亨 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP2018103007A priority Critical patent/JP2019206131A/ja
Priority to PCT/JP2019/019869 priority patent/WO2019230473A1/ja
Publication of JP2019206131A publication Critical patent/JP2019206131A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】高度な制御を必要とせず、被処理物に転写されたインクが再び転写部材に接触して印刷が不完全となることを防止し、処理速度が高速化しても印刷の品質を維持し、高い生産効率が得られる印刷装置を提供すること。【解決手段】表面にインク画像が形成される画像領域151を有する転写部材150と、筒形状の被処理物を担持する自転可能なマンドレル120と、複数のマンドレル120を搬送経路に沿って移動させる搬送ユニット130を備え、転写部材150は、画像領域151の下流側に画像領域151よりもインク保持力の低い撥インク領域152を有すること。【選択図】図2

Description

本発明は、表面にインク画像が形成される画像領域を有する転写部材と、筒形状の被処理物を担持する複数の自転可能なマンドレルを搬送経路に沿って移動させる搬送ユニットを備え、転写部材の画像領域に形成されたインク画像を、被処理物の胴部の外周面に転写する転写ステーションを有する印刷装置に関する。
従来、アルミニウムやスチール等の金属からなるシームレス缶などの筒形状の被処理物の胴部への曲面印刷においては、刷版を使用する版式印刷と、版を使用しないインクジェット印刷あるいは電子写真印刷などを用いる方式が公知である。
版式印刷としては、例えば、各色インカーのプレートシリンダに樹脂凸版を備え、樹脂凸版からの各色インクをブランケットに転写し、ブランケットから自転可能なマンドレル被処理物に転写することにより画像を形成するドライオフセット印刷などが挙げられる。
特表2016−511175号公報
例えば、特許文献1で公知の印刷装置では、表面にインク画像を形成する画像領域を有する転写部材であるブランケットホイールあるいはブランケットベルトと、筒形状の被処理物を担持する自転可能なマンドレルと、複数のマンドレルを搬送経路に沿って移動させる搬送ユニットであるマンドレルホイールを備えている。
これら公知のオフセット印刷では、マンドレル自体に駆動機構がなく、筒形状の被処理物と転写部材と所定の押圧力で接触し、摩擦力で駆動されてマンドレルが回転するように構成されているため、被処理物は転写ステーションを通過する間に約1回自転し、画像領域に加えてその前後でも筒形状の被処理物と転写部材とが圧着するように設定されている。
この時、筒形状の被処理物の全周に印刷を行う場合には、被処理物に転写されたインクが再び転写部材に圧着することとなり、印刷の品質が低下するという問題があった。
また、転写部材が転写ベルトで凸状のブランケットを用いず、転写ベルトの表面に直接画像領域を形成する場合、再圧着を避けるためには、転写完了と同時に転写ベルトと被処理物が離れるように調整する必要があり、機構が複雑となったり制御が難しくなり、調整がずれ遅く離れると再圧着が発生し、早く離れると印刷が不完全となる虞があった。
本発明は、これらの問題点を解決するものであり、複雑な機構や高度な制御を必要とせず、被処理物に転写されたインクが再び転写部材に圧着して印刷が不完全となることを防止し、処理速度が高速化しても印刷の品質を維持し、高い生産効率が得られる印刷装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る印刷装置は、表面にインク画像が形成される画像領域を有する転写部材と、筒形状の被処理物を担持する自転可能なマンドレルと、複数の前記マンドレルを搬送経路に沿って移動させる搬送ユニットを備え、前記転写部材の画像領域に形成されたインク画像を、被処理物の胴部の外周面に転写する転写ステーションを有する印刷装置であって、前記転写部材は、前記画像領域の上流側に前記画像領域よりもインク保持力の低い撥インク領域を有することにより、前記課題を解決するものである。
本発明に係る印刷装置によれば、転写部材は、画像領域の上流側に画像領域よりもインク保持力の低い撥インク領域を有することにより、転写ステーションの中で被処理物に転写されたインクが再び転写部材と圧着しても、撥インク領域を設けることで被処理物に転写されたインクが転写部材に付着することが抑制され、複雑な機構を設けたり、高度な制御を行うことなく、処理速度を高速化しても印刷の品質を維持し、高い生産効率を得ることが可能となる。
請求項2乃至4に係る構成によれば、従来の転写部材の表面に皮膜を形成するだけで、容易にインク保持力の高い画像領域と、インク保持力の低い撥インク領域とを配置することができる。
請求項5に係る構成によれば、転写ステーションの上流側にインク画像形成部を有し、インク画像形成部の上流側に被膜塗布ステーションを有することで、転写部材に予め被膜や表面処理を行う必要がなく、転写部材の任意の位置に、容易に撥インク領域を設けることが可能となる。
請求項6に係る構成によれば、被処理物の全周に印刷を施す場合でも、撥インク領域が画像領域の上流側に隣接していることで、被処理物に転写されたインクが転写部材に付着することが抑制される。
本発明の一実施形態に係る印刷装置の概略説明図。 本発明の一実施形態に係る印刷装置の部分説明図。 本発明の他の実施形態に係る印刷装置の部分説明図。
本発明の一実施形態に係る印刷装置100は、図1に概略で示すように、表面にインク画像形成部であるインクジェット部113によりインク画像が形成される画像領域151を有する転写部材である転写ベルト150と、筒形状の被処理物である缶Cを担持する自転可能なマンドレル120と、複数のマンドレル120を搬送経路に沿って移動させる搬送ユニットであるマンドレルホイール130を備え、インクジェット部113で転写ベルト150の画像領域151に形成されたインク画像を、缶Cの胴部の外周面に転写する転写ステーション101を有している。
転写ベルト150は転写ステーション101ではホイール110に掛け回されている。
本実施形態では、転写ステーション101の缶Cの搬送経路の下流側には、マンドレルホイール130に対峙して、缶Cの胴部の外周面に転写された印刷面に保護剤をコーティングするコーティングホイール140が配置され、転写ステーション101の転写ベルト150の経路の下流側には、転写ベルト150の表面に残留したインクを除去する洗浄部115が設けられている。
インクジェット部113の上流側には、被膜塗布ステーション160を有している。
被膜塗布ステーション160は、図2に示すように、塗布ローラ161Aによって転写ベルト150の画像領域151以外の場所に、転写ベルト150の表面よりもインク保持力の低い被膜を塗布して撥インク領域152を形成するように構成されている。
なお、被膜塗布ステーション160は、図3に示すように、塗布ローラ161Bによって転写ベルト150の画像領域151に、転写ベルト150の表面よりもインク保持力の高い被膜を塗布して、塗布されない部分を撥インク領域152とするように構成されてもよい。
また、塗布ローラ161A、塗布ローラ161Bの両方を備えてもよく、その場合は、転写ベルト150自体の表面のインク保持力に依存することがないため、転写ベルト150の選択肢の自由度が向上する。
さらに、被膜は、ローラによらず、スタンプ、スプレー、インクジェット等で形成してもよく、シート状の固体を貼付するようにしてもよい。
これらの被膜は、洗浄部115で、残留したインクとともに取り除かれる。
さらに、転写ベルト150上の画像領域151の位置が常に一定の場合は、洗浄部115で取り除かれない皮膜を形成してもよく、転写ベルト150の表面に物理的、化学的、電気的処理(例えば、プラズマ、コロナ、火炎処理等)を施したり、表面を複数の異なる材料で形成してもよい。
以上のように構成された本実施形態の動作について説明する。
マンドレルホイール130の転写ステーション101の上流側の所定の位置で、缶Cがマンドレル120に担持され、マンドレルホイール130の回転によって転写ステーション101に搬送される。
転写ステーション101に達すると、缶Cの胴部の外周面が転写ベルト150に接触する。
ホイール110に掛け回された転写ベルト150の外周面の周速度は、マンドレルホイール130の周速度より早く設定されており、マンドレル120及び担持された缶Cは、転写ステーション101を通過する間に1回転以上自転するとともに、マンドレルホイール130の中心方向に移動して所定の押圧力を付与され、缶Cの胴部の外周面に転写ベルト150の画像領域151に形成されたインク画像が転写される。
転写ベルト150の表面の画像領域151の上流側には撥インク領域152が隣接しており、このことで、転写ステーション101のから離脱する前にインク画像の転写が完了しても、缶Cの胴部の外周面はインク保持力が低い撥インク領域152に接触し、印刷面のインクが再び転写ベルト150の表面に付着することが抑制される。
本実施形態では、転写ベルト150を一様な表面の単純なものとしてインクジェット部113で任意の位置にインク画像を作成できため、画像領域151と撥インク領域152との位置の制御も電気的に簡単に行うことが可能である。
なお、画像領域151と撥インク領域152の位置関係を一定に保てれば、インク画像の形成をインクジェット以外の手段で行ってもよい。
また、本実施形態では、転写部材を無端状の転写ベルト150としたが、円筒状の転写ホイールであってもよい。
さらに、缶Cは、転写ベルト150によって自転するように構成されているが、転写ステーションにおいて缶Cの表面を転写ベルト150と同一の移動速度となるように駆動できるものであれば、別途の駆動手段を備えてもよい。
また、転写ベルト150の画像領域151にインク保持力の高い被膜を設けた場合、皮膜ごとインク画像を缶Cに転写させてもよい。
また、転写ベルト150の画像領域151に形成されるインク画像に、さらに接着層を形成してもよく、その場合、インク画像と画像領域151の接着強度より、インク画像と接着層の接着強度の方を強くする。
なお、接着層は缶側に設けてもよい。
接着層の形成は、前述の被膜と同様に、ローラ、スタンプ、スプレー、インクジェット等で形成してもよく、シート状の固体を貼付するようにしてもよい。
さらに、マンドレル120の搬送を行う搬送ユニットは、マンドレルホイール130ではなく、コンベヤ等の他の手段で構成されてもよい。
100 ・・・ 印刷装置
101 ・・・ 転写ステーション
110 ・・・ ホイール
111 ・・・ 凹部
113 ・・・ インクジェット部(インク画像形成部)
115 ・・・ 洗浄部
120 ・・・ マンドレル
130 ・・・ マンドレルホイール(搬送ユニット)
140 ・・・ コーティングホイール
150 ・・・ 転写ベルト(転写部材)
151 ・・・ 画像領域
152 ・・・ 撥インク領域
160 ・・・ 皮膜塗布ステーション
161 ・・・ 塗布ローラ
C ・・・ 缶(被処理物)

Claims (6)

  1. 表面にインク画像が形成される画像領域を有する転写部材と、筒形状の被処理物を担持する自転可能なマンドレルと、複数の前記マンドレルを搬送経路に沿って移動させる搬送ユニットを備え、
    前記転写部材の画像領域に形成されたインク画像を、被処理物の胴部の外周面に転写する転写ステーションを有する印刷装置であって、
    前記転写部材は、前記画像領域の上流側に前記画像領域よりもインク保持力の低い撥インク領域を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記転写部材の画像領域が、前記転写部材の表面よりもインク保持力の高い被膜を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記転写部材の撥インク領域が、前記転写部材の表面よりもインク保持力の低い被膜を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記転写部材の画像領域と撥インク領域には、被膜が形成され、
    前記撥インク領域の被膜は、前記画像領域の被膜よりもインク保持力が低いことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の印刷装置。
  5. 前記印刷装置は、前記転写ステーションの上流側にインク画像形成部を有し、
    前記インク画像形成部の上流側に被膜塗布ステーションを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の印刷装置。
  6. 前記撥インク領域は、前記画像領域の上流側に隣接していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の印刷装置。
JP2018103007A 2018-05-30 2018-05-30 印刷装置 Pending JP2019206131A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018103007A JP2019206131A (ja) 2018-05-30 2018-05-30 印刷装置
PCT/JP2019/019869 WO2019230473A1 (ja) 2018-05-30 2019-05-20 印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018103007A JP2019206131A (ja) 2018-05-30 2018-05-30 印刷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019206131A true JP2019206131A (ja) 2019-12-05

Family

ID=68767314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018103007A Pending JP2019206131A (ja) 2018-05-30 2018-05-30 印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019206131A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005533678A (ja) * 2002-06-06 2005-11-10 ポリタイプ エス アー 多色画像を印刷するための方法および装置
JP2010221629A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像記録装置
JP2013252709A (ja) * 2006-09-12 2013-12-19 Impika 筒状印刷媒体への転写による印刷装置
JP2016511175A (ja) * 2013-02-20 2016-04-14 クラウン・パッケージング・テクノロジー・インク 缶装飾装置および方法
US20170182756A1 (en) * 2015-12-28 2017-06-29 The Procter & Gamble Company Method and apparatus for applying a material onto articles using a continuous transfer component

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005533678A (ja) * 2002-06-06 2005-11-10 ポリタイプ エス アー 多色画像を印刷するための方法および装置
JP2013252709A (ja) * 2006-09-12 2013-12-19 Impika 筒状印刷媒体への転写による印刷装置
JP2010221629A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像記録装置
JP2016511175A (ja) * 2013-02-20 2016-04-14 クラウン・パッケージング・テクノロジー・インク 缶装飾装置および方法
US20170182756A1 (en) * 2015-12-28 2017-06-29 The Procter & Gamble Company Method and apparatus for applying a material onto articles using a continuous transfer component

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2433049C1 (ru) Устройство для нанесения печатного изображения на наружной поверхности бутылок или сосудов подобного рода
JP5575958B2 (ja) 筒状印刷媒体への転写による印刷装置
EP3007901B1 (en) Printing process using soft photopolymer plates
JP7344592B2 (ja) 円筒形の物体に印刷するための方法および装置
CN101872426A (zh) 用于印刷的装置和从用于印刷的装置的表面上剥离介质的方法
JP6379020B2 (ja) スクリーン印刷機
JP2019206131A (ja) 印刷装置
WO2019230473A1 (ja) 印刷装置
JP4826181B2 (ja) パターン形成方法およびパターン形成装置
WO2020004004A1 (ja) 印刷装置
JP2019206130A (ja) 印刷装置
WO2019230472A1 (ja) 印刷装置
WO2020004002A1 (ja) 印刷装置
WO2020004003A1 (ja) 印刷装置
JP2010099882A (ja) エンボス加工装置
JP2014180767A (ja) 凸版印刷装置
JP2024029342A (ja) 処理装置
JP2003341013A (ja) 枚葉紙コーティング装置および枚葉紙コーティング方法
JP2019206128A (ja) 印刷装置および印刷方法
JP2010184810A (ja) 搬送ローラー、搬送ユニット、及び印刷装置
JPH05318697A (ja) 印刷装置
JP2001088418A (ja) 印刷装置
JP2019209612A (ja) 連続印刷システム
JP2006321120A (ja) コーティング装置
KR20150136253A (ko) 평판 클리쉐를 이용하는 롤투롤 연속 인쇄장치

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20200708

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220816